JPS6327817Y2 - - Google Patents

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JPS6327817Y2
JPS6327817Y2 JP16400885U JP16400885U JPS6327817Y2 JP S6327817 Y2 JPS6327817 Y2 JP S6327817Y2 JP 16400885 U JP16400885 U JP 16400885U JP 16400885 U JP16400885 U JP 16400885U JP S6327817 Y2 JPS6327817 Y2 JP S6327817Y2
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JP
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frame body
shaft
seat plate
attached
center
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JP16400885U
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、回転時の騒音が少なく、駆動モー
ターの容量も小さいもので済むように工夫した水
平振動篩に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の水平振動篩は、アンバランスウエイトを
取付けた2本の軸を一対の歯車で同期回転させる
二軸式発振機、もしくは2台の振動モーターを使
用することによつて、直線または楕円振動を発生
させ、この振動をスプリングによつてほぼ水平に
支持された篩網付きフレーム本体に伝えるように
していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この考案で解決しようとする問題点は、上記の
二軸式発振機の如く歯車を用いると回転中の騒音
がひどいから、歯車を使用しない発振機構造とす
ること、また、二軸式発振機や2台の振動モータ
ーを使うとコストアツプに連がるし、消費動力も
大きくなるから、このようなことがないようにす
ることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案では、フレーム本体の両側板にそれぞ
れ立壁板を取付け、両立壁板間に、フレーム本体
の重心から適宜の傾斜角度で排出側に伸びる線と
合致させて座板を固着する。そして、座板と直交
する軸を篩機幅の中心に当る座板位置に回転自在
に取付け、その軸にアンバランスウエイトおよび
回転駆動用のVプーリーを固定して、このVプー
リーを、付設した駆動モーターにより回転するV
ベルトで廻するようにする。
こうすることによつて、回転時の騒音が少な
く、駆動モーターの容量も小さくて済み、一軸式
の発振機構でありながら篩分け産物は供給側から
排出側へ向つて移送でき、目詰りの発生の少ない
篩分けが達成される。
〈実施例〉 図面に示す実施例により詳述すると、つぎのと
おりである。
左右の側板2,2と、供給側の後板3と、排出
側の連結ビーム4とで構成されたフレーム本体1
は、四側に固着した脚5を介してそれぞれスプリ
ング6により支持され、ほぼ水平に架台7上に装
着されている。フレーム本体1には篩網8を取付
ける。図示の例では上下二段に取付けているが、
一段であつてもよい。篩網8の取付けは、第2図
に示したように、篩網8の左右両端縁を緊張金具
9に係合係止させ、両側板2,2をそれぞれ貫通
する緊張ボルトナツト10でしつかりと固定して
いる。
各側板2,2にはボルト11によつて立壁板1
2,12を取付けており、その立壁板12,12
間には一枚の座板13が固着されている。立壁板
12,12を側板2,2に取付けた第1図の状態
で、座板13の中心線を延長すると、フレーム本
体1の重心Gの位置を通る適宜な傾斜角度θでも
つて排出側に傾くことが、同図から明らかであ
る。好ましい角度θの範囲としては25〜65°程度
である。図示した例では立壁板12,12および
座板13はフレーム本体1の斜め上方に配設した
が、要すれば斜め下方に配設するようにしてもよ
い。
座板13には、第3図に示したように、軸受ハ
ウジング14を篩機幅の丁度中心線上にくるよう
に配設して軸15を回転自在に支持させる。この
軸15には軸受ハウジング14の両側にアンバラ
ンスウエイト16,16を対称に固定するほか、
軸15の端部にVプーリー17を固定する。この
Vプーリー17は、架台7に立設したモーター受
台18に取付けた駆動モーター19により回転す
るVベルト20を介して駆動するようになす。
いま、駆動モーター19の回転によつて軸15
が廻り、アンバランスウエイト16,16により
遠心力を発生して、軸15中心線に対し、直角な
方向に円または楕円形の振動を生じたとする。こ
の振動はフレーム本体1に伝わり、これと同じよ
うな動きをしようとするが、フレーム本体1を支
持するスプリング6により、その動きは一部吸収
変形され少し変つた形となる。つまり、スプリン
グ6の強さや構造により、振動の軌跡を変えるこ
とができる。この振動の軌跡は篩網8側面より見
たとき、軸15中心線に対し直角方向に長軸を有
する楕円形を示す。しかも座板13、軸受ハウジ
ング14を始めとする軸15、アンバランスウエ
イト16、Vプーリー17といつた発振機構の荷
重は排出側の方にかかるから、供給側のスプリン
グ6にかかる荷重よりも排出側のスプリング6に
かかる荷重の方が当然のこと大きくなり、上記振
動軌跡を示す楕円形状は益々排出側に寝ることに
なる。したがつて供給側に供給された篩分け産物
は前後・左右の方向に振動を受け、篩分け操作さ
れたのち排出側から排出されることになる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、第3図の如き
組立品を第1図の如く両側板2,2に取付けて、
軸15を回転駆動するようにしさえすればよいの
で既設備を改修するにせよ新規に製作するにせ
よ、構造は至つて簡単且つ軽量であるので、駆動
モーター19の消費動力もそれだけ小さくでき
る。しかも歯車を使つていないから騒音の発生は
少ない。また、この発振機構は所謂一軸式といえ
るものであるが、発振機構による振動軌跡面を排
出側に寝かすことによつて、篩網8が水平であつ
ても、円滑な篩分け産物の移送ができ、目詰りも
少なくできる点で甚だ優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる水平振動篩の側面図、
第2図は排出側からみた正面図、第3図はその要
部を示す断面図である。 1……フレーム本体、2……側板、6……スプ
リング、12……立壁板、13……座板、15…
…軸、16……アンバランスウエイト、17……
Vプーリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 篩網8を取付けたフレーム本体1を数個のスプ
    リング6によつてほぼ水平に支持し、フレーム本
    体1の両側板2,2にそれぞれ立壁板12,12
    を取付け、両立壁板12,12間にフレーム本体
    1の重心Gから適宜の傾斜角度θで排出側に伸び
    る線と合致させて座板13を固着し、座板13と
    直交する軸15を篩機幅の中心に当る座板13位
    置に回転自在に取付け、その軸15にアンバラン
    スウエイト16および回転駆動用のVプーリー1
    7を固定してなる水平振動篩。
JP16400885U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPS6327817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16400885U JPS6327817Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16400885U JPS6327817Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272179U JPS6272179U (ja) 1987-05-08
JPS6327817Y2 true JPS6327817Y2 (ja) 1988-07-27

Family

ID=31092732

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JP16400885U Expired JPS6327817Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JPS6272179U (ja) 1987-05-08

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