JPS6239512Y2 - - Google Patents

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JPS6239512Y2
JPS6239512Y2 JP8711181U JP8711181U JPS6239512Y2 JP S6239512 Y2 JPS6239512 Y2 JP S6239512Y2 JP 8711181 U JP8711181 U JP 8711181U JP 8711181 U JP8711181 U JP 8711181U JP S6239512 Y2 JPS6239512 Y2 JP S6239512Y2
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JP
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vehicle
spatial filter
road surface
filter element
detection device
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JP8711181U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両検知装置に関し、特に、路面上
に複数の光電変換素子を含む空間フイルタと光学
系とを配置して、路面上を走行する車両の速度や
車両台数を検知するような車両検知装置の改良に
関する。
第1図はこの考案の背景となる車両検知装置の
概要を説明するための図解図であり、第2図は第
1図の車両検知装置に含まれる空間フイルタ素子
を示す図解図であり、第3図は車両検知装置の概
略ブロツク図であり、第4図は第3図の各部の波
形図である。
まず、第1図ないし第4図を参照して従来の車
両検知装置の概要について説明する。第1図にお
いて、道路1の上方には、空間フイルタ素子2と
光学系としてのレンズ3が、それぞれの光軸が路
面に対して垂直となるように所定の高さ位置に設
けられる。空間フイルタ素子2は、第2図に示す
ように帯状に形成された複数の光電変換素子21
がそれぞれ平行に配列されかつそれぞれが交互に
共通接続されたものである。そして、共通接続さ
れた各光電変換素子21の出力信号が差動増幅器
5に与えられる。したがつて、差動増幅器5は道
路1上を走行する車両4の速度に比例した周波数
の信号を出力する。すなわち、空間フイルタ素子
2が接続された差動増幅器5の出力には、昼間に
おいては車両の明暗パターンにより、夜間は車両
のヘツドライトやテールランプなどの光により、
空間フイルタ素子2から車両4までの距離に応じ
た空間周波数成分に基づいて第4図aに示すよう
な信号を出力する。この出力信号は第3図に示す
コンパレータ6に与えられ、基準電圧と比較され
る。したがつて、コンパレータ6は第4図bに示
すようなパルス信号を出力する。このパルス信号
は再トリガモノマルチバイブレータ7に与えられ
る。このモノマルチバイブレータ7はコンパレー
タ6の出力信号に基づいて、第4図cに示すよう
にホールドタイムTHを含む期間だけHレベルと
なる波形のパルス信号を導出する。そして、再ト
リガモノマルチバイブレータ7のパルス信号を計
数することによつて走行する車両数を検出するこ
とができ、またコンパレータ6の出力信号に含ま
れる周波数成分を測定することによつて車両4の
走行速度を判別することができる。すなわち、車
両速度Vは次式によつて求めることができる。
V=MP/T ここでMはレンズ3の倍率であり、Pは第2図
に示す各光電変換素子21の間隔であり、Tはコ
ンパレータ6から出力される信号の周期である。
第5図は従来の車両検知装置を説明するための
図解図であり、第6図は同じく検知信号を示す波
形図である。
前述の第1図ないし第4図で説明した従来の車
両検知装置で夜間における車両を検知するときは
ライトを検知することになる。ところが、空間フ
イルタ素子2はその光軸が道路1に対して垂直と
なるように配置されているため、第5図に示すよ
うにその検知視野Bは光軸に対して両側に広がる
ことになる。このため、空間フイルタ素子2は各
車両8,9および10のヘツドライト81,91
および101とテールランプ82,92および1
02の光をそれぞれ検知する。そして、空間フイ
ルタ素子2は各ヘツドライトおよびテールランプ
を検出する毎に第6図aに示すような信号を出力
する。この信号は第3図に示すごとくコンパレー
タ6を介して再トリガモノマルチバイブレータ7
によつて第6図bに示すような一定のホールドタ
イムTHを有するパルス信号となる。ところが、
小型車両8,9のように車軸間距離が短い場合に
は、ホールドタイムTHを短くしておいても、1
台の車両を2台に誤つて検知することはない。と
ころが、大型車両10では車軸間距離が長くヘツ
ドライト101とテールランプ102との間隔が
長いため、ホールドタイムTHが短い場合車両を
2台として検知してしまう。これを解決するため
にホールドタイムTHを長くすることも考えられ
るが、小型車両8,9の車間距離が短い場合に
は、2台の車両を1台の車両として誤つて検知し
てしまう。
そこで、この考案の主たる目的は、夜間におけ
る車両を検知する場合において、各車両を1台毎
に確実に検知しうる車両検知装置を提供すること
である。
この考案を要約すれば、路面上から所定の高さ
位置に設けられる空間フイルタ素子と空間フイル
タ素子と路面との間にその光軸が路面に対して垂
直となるように設けられた光学系とを含む車両検
知装置において、空間フイルタ素子を路面に対し
て平行でありかつ光学系の光軸より車両の進行方
向前方にずらして設けるようにしたものである。
以下に図面に示す実施例とともにその考案をよ
り具体的に説明する。
この考案の一実施例では、第5図に示すように
空間フイルタ素子2′を、その光軸がレンズ3の
光軸に対して各車両8,9および10の進行方向
前方にずらせるようにし、しかも空間路面1に対
して平行となるように配置する。それによつて、
空間フイルタ素子2の検知視野Cはレンズ3の光
軸よりも車両の進行方向後方に移動する。このよ
うに空間フイルタ素子2′を配置することによつ
て、空間フイルタ素子2′は各車両8,9および
10のヘツドライト81,91および101の光
のみを検出し、テールランプ82,92および1
02は検出しなくなる。しかも、空間フイルタ素
子2′の検知視野Cはレンズ3の光軸よりも進行
方向後方になり、ヘツドライト81,91および
101を斜め前方から見おろすことになるため、
確実にヘツドライト81,91および101から
の光を検知することができる。したがつて、この
ように配置された空間フイルタ素子2′で検出さ
れた信号を前述の第3図に示す差動増幅器5に与
えれば、第7図bに示すごとく、各車両毎に1つ
の波形の信号を得ることができる。すなわち、大
型車両10のようにヘツドライト101とテール
ランプ102との間の間隔が長い車両でも、従来
のように2台の車両として誤つて検知してしまう
ことがない。特に、トラツクのような大型車両は
テールランプ102が荷台の下部に取付けられて
いるため、空間フイルタ素子2′がこのテールラ
ンプ102を誤つて検知することが少なくなる。
なお、上述の実施例では空間フイルタ素子2′
を1系統用いた場合について説明したが、一般に
車両検知装置においては車高によりレンズ3の倍
率が変化するため、これを補正する手段として2
系統の空間フイルタ素子を異なる高さ位置に設置
することが多いが、このような場合にもこの考案
を適用することができる。
以上のように、この考案によれば、空間フイル
タ素子を、その光軸が光学系の光軸よりも車両の
移動方向前方でありかつ路面に対して平行となる
ように配置したことによつて、各車両のヘツドラ
イトの光のみを検出することができる。したがつ
て、ヘツドライトとテールランプとの間隔の長い
大型車両であつても1台の車両を2台の車両とし
て誤つて検知してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の背景となる車両検知装置の
概要を説明するための図解図である。第2図は第
1図に示す空間フイルタ素子を示す図解図であ
る。第3図は車両検知装置の概略ブロツク図であ
る。第4図は第3図の各部の波形図である。第5
図は従来の車両検知装置およびこの考案の一実施
例を説明するための図解図である。第6図は従来
の車両検知装置による検知信号を示す波形図であ
る。第7図はこの考案の一実施例による検知信号
を示す波形図である。 図において、1は道路、2,2′は空間フイル
タ素子、21は光電変換素子、3はレンズ、4,
8,9,10は車両、5は差動増幅器、6はコン
パレータ、7は再トリガモノマルチバイブレータ
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 帯状に形成された複数の光電変換素子21が、
    それぞれの長手方向が平行となるように配列され
    かつそれぞれが交互に共通接続されて路面上から
    所定の高さ位置に設置される空間フイルタ素子
    2,2′と、 前記路面および前記空間フイルタ素子2,2′
    の間でありかつその光軸が路面に対して垂直とな
    るように設けられる光学系3とを含み、前記路面
    上を走行する車両8,9,10を検知する車両検
    知装置において、 前記空間フイルタ素子2,2′を前記路面に対
    して平行でありかつ前記光学系3の光軸より前記
    車両8,9,10の進行方向前方に設けるように
    したことを特徴とする、車両検知装置。
JP8711181U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPS6239512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8711181U JPS6239512Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

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JP8711181U JPS6239512Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57198699U JPS57198699U (ja) 1982-12-16
JPS6239512Y2 true JPS6239512Y2 (ja) 1987-10-08

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ID=29882323

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JP8711181U Expired JPS6239512Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

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JPS57198699U (ja) 1982-12-16

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