JPS6239287A - 感熱転写材 - Google Patents
感熱転写材Info
- Publication number
- JPS6239287A JPS6239287A JP17864785A JP17864785A JPS6239287A JP S6239287 A JPS6239287 A JP S6239287A JP 17864785 A JP17864785 A JP 17864785A JP 17864785 A JP17864785 A JP 17864785A JP S6239287 A JPS6239287 A JP S6239287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- ink layer
- fine particles
- domains
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、感熱転写記録に際し、表面平滑性の悪い記録
媒体に対しても良好な印字品質の転写記録像を与えるこ
とのできる感熱転写材に関する。
媒体に対しても良好な印字品質の転写記録像を与えるこ
とのできる感熱転写材に関する。
感熱転写記録方法は、使用する装置が軽量かつコンノ4
クトで騒音がな(、操作性、保守性に優れるという感熱
転写記録方法の一般的特長に加えて、発色型の加工紙が
不要であり、また記録像の耐久性にも優れると云う特長
を有しており、最近、広く使用されている。
クトで騒音がな(、操作性、保守性に優れるという感熱
転写記録方法の一般的特長に加えて、発色型の加工紙が
不要であり、また記録像の耐久性にも優れると云う特長
を有しており、最近、広く使用されている。
この感熱転写記録方法は、一般にシート状である支持体
上に、熱溶融性バインダー中に着色材を分散させてなる
熱転写性インク層を塗設してなる感熱転写材を用い、こ
の感熱転写材をその熱転写性インク層が記録媒体に接す
るように記録媒体に重畳させ、支持体側から熱ヘッドに
より熱を供給して溶融したインク層を記録媒体に転写す
ることにより、記録媒体上に熱供給形状(パターン)に
応じた転写記録像を形成するものである。
上に、熱溶融性バインダー中に着色材を分散させてなる
熱転写性インク層を塗設してなる感熱転写材を用い、こ
の感熱転写材をその熱転写性インク層が記録媒体に接す
るように記録媒体に重畳させ、支持体側から熱ヘッドに
より熱を供給して溶融したインク層を記録媒体に転写す
ることにより、記録媒体上に熱供給形状(パターン)に
応じた転写記録像を形成するものである。
しかしながら、従来の感熱転写記録方法では転写記録性
能、すなわち印字品質が記録媒体の表面平滑度により大
きく影響され、平滑性の高い記録媒体には良好な印字が
行なわれるが、平滑性の低い記録媒体の場合には著しく
印字品質が低下するという問題点がある。このため、一
般に、表面平滑度の高い紙が記録媒体として用いられて
いるが、平滑性の高い紙はむしろ特殊であり、通常紙は
繊維の絡み合いにより種々な程度の凹凸を有する。
能、すなわち印字品質が記録媒体の表面平滑度により大
きく影響され、平滑性の高い記録媒体には良好な印字が
行なわれるが、平滑性の低い記録媒体の場合には著しく
印字品質が低下するという問題点がある。このため、一
般に、表面平滑度の高い紙が記録媒体として用いられて
いるが、平滑性の高い紙はむしろ特殊であり、通常紙は
繊維の絡み合いにより種々な程度の凹凸を有する。
したがって表面凹凸の大きい紙の場合には印字時に熱溶
融したインクが紙の記録部全部に転写できず表面の凸部
あるいはその近傍にのみ浸透付着するため、印字された
像のエツジ部がシャープでなかったり、像の一部が欠け
たりして、印字品質を低下させることになる。
融したインクが紙の記録部全部に転写できず表面の凸部
あるいはその近傍にのみ浸透付着するため、印字された
像のエツジ部がシャープでなかったり、像の一部が欠け
たりして、印字品質を低下させることになる。
従来、このような表面平滑性の悪い記録媒体に対して良
好な印字品質の記録像を得るためには、例えば、印加熱
エネルギーを高くし転写インク清を増やすこと、少なく
とも表面層に溶融粘度が小さい熱溶融性バインダーを使
用すること、あるいは熱転写性インク層の層厚を増大す
ることによシ、溶融インクを紙等の記録媒体の微細凹凸
構造にまで忠実に付着ないし浸透させる考え方に基ずく
方法が採られていた。
好な印字品質の記録像を得るためには、例えば、印加熱
エネルギーを高くし転写インク清を増やすこと、少なく
とも表面層に溶融粘度が小さい熱溶融性バインダーを使
用すること、あるいは熱転写性インク層の層厚を増大す
ることによシ、溶融インクを紙等の記録媒体の微細凹凸
構造にまで忠実に付着ないし浸透させる考え方に基ずく
方法が採られていた。
しかしながら、印加熱エネルギーを高くすると、従来か
ら使用されているポリエチレンテレフタレートフィルム
(以下PETフィルムといつ)等の支持体では、熱印加
時に支持体に穴があいたり、熱ヘッドと融着し、走行不
良を起す。そのため、PETフィルムのインク層との反
対側に耐熱性樹脂や、溶剤を含んだ耐熱性樹脂を0.0
1〜1μm程度の耐熱保護層として設ける方法も行なわ
れている。
ら使用されているポリエチレンテレフタレートフィルム
(以下PETフィルムといつ)等の支持体では、熱印加
時に支持体に穴があいたり、熱ヘッドと融着し、走行不
良を起す。そのため、PETフィルムのインク層との反
対側に耐熱性樹脂や、溶剤を含んだ耐熱性樹脂を0.0
1〜1μm程度の耐熱保護層として設ける方法も行なわ
れている。
しかしながら、耐熱性樹脂として熱可塑性樹脂を用いる
と、瞬間的[300〜350℃にも上昇する熱へ、ド表
面温度に耐えられず、却って熱ヘツド表面て樹脂がこび
シつく現象をひき起す、また、熱硬化性樹脂を用いると
きは、熱硬化を十分に行なう必要があシ、塗工工程が煩
雑になる欠点があり、また前述の層厚では、PETフィ
ルムはや)より溶融し、耐熱保lf!層の層厚が極めて
薄いため皮膜強度が低(、穴あきの原因となる。従って
、層厚をそれ以上厚くするとその効果は認められるもの
の、基材全体の厚さが増し、インクへ到達する燕エネル
ギーが減少し、低平滑性の、紙へ良質の印字を得るため
熱エネルギーを増加させる本来の目的と反する結果とな
り好ましくないのでちる。
と、瞬間的[300〜350℃にも上昇する熱へ、ド表
面温度に耐えられず、却って熱ヘツド表面て樹脂がこび
シつく現象をひき起す、また、熱硬化性樹脂を用いると
きは、熱硬化を十分に行なう必要があシ、塗工工程が煩
雑になる欠点があり、また前述の層厚では、PETフィ
ルムはや)より溶融し、耐熱保lf!層の層厚が極めて
薄いため皮膜強度が低(、穴あきの原因となる。従って
、層厚をそれ以上厚くするとその効果は認められるもの
の、基材全体の厚さが増し、インクへ到達する燕エネル
ギーが減少し、低平滑性の、紙へ良質の印字を得るため
熱エネルギーを増加させる本来の目的と反する結果とな
り好ましくないのでちる。
また、溶融粘度の小さいバインダーを使用するとインク
層が比較的低温においても粘着」をおび保存性の低下な
らびに記録媒体の非印字部での汚損等の不都合を生じ、
また転写像のにじみを生ずる。また転写性インク層の層
厚を大にする場合は、にじみが大きくなるとともに熱ヘ
ッドからの熱供給量も大きくする必要があり、印字速度
が低下する。また、何れの場合にも、印字の切れが悪く
なるという不都合が生じた。
層が比較的低温においても粘着」をおび保存性の低下な
らびに記録媒体の非印字部での汚損等の不都合を生じ、
また転写像のにじみを生ずる。また転写性インク層の層
厚を大にする場合は、にじみが大きくなるとともに熱ヘ
ッドからの熱供給量も大きくする必要があり、印字速度
が低下する。また、何れの場合にも、印字の切れが悪く
なるという不都合が生じた。
本発明は従来の問題点を解決し、諸々の熱転写性能を維
持しつつ、表面平滑性が良好な記録媒体に対しては勿論
のこと、表面平滑性の良くない記録媒体に対しても、濃
度が高く且つ切れのよい印字を与えることができる感熱
転写材を提供ずべ(なされたものである。
持しつつ、表面平滑性が良好な記録媒体に対しては勿論
のこと、表面平滑性の良くない記録媒体に対しても、濃
度が高く且つ切れのよい印字を与えることができる感熱
転写材を提供ずべ(なされたものである。
即ち、本発明によって提供される感熱転写材は、支持体
上に熱溶融性材料を含有する熱転写性インク層を有する
感熱転写材において、前記支持体が、芳香族、r?l)
アミドフィルムから成り、且つ前記熱転写性インク層の
熱溶融性材料が2種類以上のドメインを形成しているこ
とを特徴とするものでちる。
上に熱溶融性材料を含有する熱転写性インク層を有する
感熱転写材において、前記支持体が、芳香族、r?l)
アミドフィルムから成り、且つ前記熱転写性インク層の
熱溶融性材料が2種類以上のドメインを形成しているこ
とを特徴とするものでちる。
本発明の感熱転写材においては、支持体が耐熱性が極め
て優れている芳香族ポリアミドを主成分とする為、感熱
転写材に印加される熱エネルギーを大きくすることがで
きる。
て優れている芳香族ポリアミドを主成分とする為、感熱
転写材に印加される熱エネルギーを大きくすることがで
きる。
又、インク層内で熱@慶性材料が2種類以上のPメイン
を形成しているため、インク層内の凝集力を均一なイン
ク層と比べ大巾に小さくすることができる。そして、こ
の2種類以上のドメインはAIターン加熱部において均
質化が進行し、凝集力の高い記録潜像を形成すると共に
、記録媒体への記録潜像の接着力として作用する粘着力
を生ずることができる。また、2種類以上のドメインに
より構成され、例えば熱時接着力や凝集力といった機能
乃至は物性の異なるドメインが存在するため、均一系の
場合よシ、各々の機能乃至は物性が発現され易い状態と
することができる。このことは、支持体の耐熱性が高く
、インク層に高印加エネルイーを与えることにより、一
段と促進される。
を形成しているため、インク層内の凝集力を均一なイン
ク層と比べ大巾に小さくすることができる。そして、こ
の2種類以上のドメインはAIターン加熱部において均
質化が進行し、凝集力の高い記録潜像を形成すると共に
、記録媒体への記録潜像の接着力として作用する粘着力
を生ずることができる。また、2種類以上のドメインに
より構成され、例えば熱時接着力や凝集力といった機能
乃至は物性の異なるドメインが存在するため、均一系の
場合よシ、各々の機能乃至は物性が発現され易い状態と
することができる。このことは、支持体の耐熱性が高く
、インク層に高印加エネルイーを与えることにより、一
段と促進される。
この様にインク層において熱印加部(パターン加熱部)
と非印加部とで凝集力に大きな差異が生ずるため、鮮明
な記録像が得られ、かつ、記録潜像が・(ターン状に記
録媒体への接着力を生ずることトてより、表面平滑性不
良の記録媒体にも良好な印字品質の転写記録像を形成せ
しめることができる。
と非印加部とで凝集力に大きな差異が生ずるため、鮮明
な記録像が得られ、かつ、記録潜像が・(ターン状に記
録媒体への接着力を生ずることトてより、表面平滑性不
良の記録媒体にも良好な印字品質の転写記録像を形成せ
しめることができる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。以下の記載におい
て量比をあられす「係」及び「部」は特にことわらない
限り重量基準とする。
て量比をあられす「係」及び「部」は特にことわらない
限り重量基準とする。
第1図乃至第3図は、それぞれ本発明の感熱転写材の1
例を示した厚さ方向模式断面図である。
例を示した厚さ方向模式断面図である。
本発明でいうドメインとは、不均一系において、組成、
物性等で他と識別し得る領域を言う。
物性等で他と識別し得る領域を言う。
同一9素を同一符号で表わすと、第1図乃至第3図に示
した感熱転写材1は、それぞれ、芳香族ポリアミドフィ
ルムから成る通常はシート状の支持体2上に、熱溶融性
材料を含有する熱転写性インク層3を有して込る。
した感熱転写材1は、それぞれ、芳香族ポリアミドフィ
ルムから成る通常はシート状の支持体2上に、熱溶融性
材料を含有する熱転写性インク層3を有して込る。
本発明において2種類以上のドメインは、例えは熱溶融
性樹脂微粒子と非粒子状の相との組合せにより構成され
る。即ち、例えば、2種類以上のドメインのうち少なく
とも1種類のドメインが熱溶融性樹脂微粒子によシ構成
され且つ他の少なくとも1種類のドメインが非粒子状の
相によυ構成されている場合、2種類以上のドメインの
それぞれがそれぞれ異種の非粒子状の相により構成され
ている場合、2種類以上のドメインのそれぞれがそれぞ
れ異種の熱溶融性樹脂微粒子により構成されている場合
、などがある。
性樹脂微粒子と非粒子状の相との組合せにより構成され
る。即ち、例えば、2種類以上のドメインのうち少なく
とも1種類のドメインが熱溶融性樹脂微粒子によシ構成
され且つ他の少なくとも1種類のドメインが非粒子状の
相によυ構成されている場合、2種類以上のドメインの
それぞれがそれぞれ異種の非粒子状の相により構成され
ている場合、2種類以上のドメインのそれぞれがそれぞ
れ異種の熱溶融性樹脂微粒子により構成されている場合
、などがある。
第1図に示した例の熱転写性インクM3においては、熱
溶融性樹脂微粒子A及び非粒子状の相Bにより、それぞ
れ1種類以上ドメインが形成されている。熱溶融性樹脂
微粒子Aは単一でドメインを構成してもよいし、高次に
集合した集合体にょpドメインを構成してもよい。また
異なる種類の熱溶融性樹脂微粒子Aにより2種類以上の
ドメインを構成してもよい。この場合、微粒子の種類を
変えることにより、例えば熱時接着力や凝集力といった
機能乃至は物性の異なるドメインが形成されるため、各
々の機能乃至は物性が発現され易い状態となる。また、
同様に非粒子状の相Bは、例えば相分離した様々状態で
2種類以上のドメインを構成してもよい。なお、本発明
でいう熱溶融性とは、熱を印加した際に溶融して液状と
なる性質。
溶融性樹脂微粒子A及び非粒子状の相Bにより、それぞ
れ1種類以上ドメインが形成されている。熱溶融性樹脂
微粒子Aは単一でドメインを構成してもよいし、高次に
集合した集合体にょpドメインを構成してもよい。また
異なる種類の熱溶融性樹脂微粒子Aにより2種類以上の
ドメインを構成してもよい。この場合、微粒子の種類を
変えることにより、例えば熱時接着力や凝集力といった
機能乃至は物性の異なるドメインが形成されるため、各
々の機能乃至は物性が発現され易い状態となる。また、
同様に非粒子状の相Bは、例えば相分離した様々状態で
2種類以上のドメインを構成してもよい。なお、本発明
でいう熱溶融性とは、熱を印加した際に溶融して液状と
なる性質。
乃至は熱軟化して粘着力や接着力を発現する性質を意味
する。
する。
第2図に示した例の熱転写性インク層3は、例えばC再
(図中、白抜部分)及びB種(図中、黒ベタ部分)の2
種類の非粒子状の相により、それぞれドメインが形成さ
れている。
(図中、白抜部分)及びB種(図中、黒ベタ部分)の2
種類の非粒子状の相により、それぞれドメインが形成さ
れている。
第3図に示した例の熱転写性インクF83は、例えば8
種(図中、中抜丸)及びFFJ(図中、黒べた丸)の2
掻類の熱溶融性樹脂微粒子により構成されている。各ド
メインは、それぞれ単一のA種又はB種の熱溶融性樹脂
微粒子により形成されていてもよいし、それぞれ枚数の
A種又はB種の熱溶融性樹脂微粒子がそれぞれ高次に集
合した集合体によシ形成されていてもよい。あるいは、
これらの単一微粒子によるドメインと集合体によるドメ
インとが混在した様な状態となっていてもよめ。
種(図中、中抜丸)及びFFJ(図中、黒べた丸)の2
掻類の熱溶融性樹脂微粒子により構成されている。各ド
メインは、それぞれ単一のA種又はB種の熱溶融性樹脂
微粒子により形成されていてもよいし、それぞれ枚数の
A種又はB種の熱溶融性樹脂微粒子がそれぞれ高次に集
合した集合体によシ形成されていてもよい。あるいは、
これらの単一微粒子によるドメインと集合体によるドメ
インとが混在した様な状態となっていてもよめ。
なお、本発明でいう熱溶融性とは、熱を印加した際に溶
融して液状となる性質、乃至は熱軟化して粘着力や接着
力を発現する性質を意味する。
融して液状となる性質、乃至は熱軟化して粘着力や接着
力を発現する性質を意味する。
熱転写性インク層3には、必要に応じて着色材が含有さ
れるほか、可塑剤、油剤等各種添加剤が含有されていて
もよい。
れるほか、可塑剤、油剤等各種添加剤が含有されていて
もよい。
本発明で支持体2に使用する芳香族ポリアミドフィルム
は、基本骨格として一般式 (式中、Ar及びAr’は、それぞれ、置換されていて
もよいフェニレン基等のアリーレン基を表わす。
は、基本骨格として一般式 (式中、Ar及びAr’は、それぞれ、置換されていて
もよいフェニレン基等のアリーレン基を表わす。
nは重合度を表わす。)で示される構造単位を主成分と
するものであり、この基本骨格部分は、従来公知の方法
によりジアミンとジカルデン酸の組合せ、又はその誘導
体、例えば酸ハライドとジアミンの組合せ、ジイソシア
ネートとノカルデン酸の組合せから、界面縮合法、低温
溶液重合法などによシ得られる。
するものであり、この基本骨格部分は、従来公知の方法
によりジアミンとジカルデン酸の組合せ、又はその誘導
体、例えば酸ハライドとジアミンの組合せ、ジイソシア
ネートとノカルデン酸の組合せから、界面縮合法、低温
溶液重合法などによシ得られる。
前記一般式の構造単位の具体例としては、以下のものを
挙げることができる。
挙げることができる。
(但し、X及びYは、それぞれ水素原子、ハロダン原子
、炭素数1〜2oのアルキル基、ニトロ基又はフェニル
基を表わす。) また、本発明で使用する芳香族ポリアミドフィルムには
、前記基本骨格の1種又は2種以上のは様なスルホン結
合や、 様なエーテル結合を含んでいてもよい、また、前記基本
骨格にみられるアミド結合のほかに、尿素結合やイミド
結合を含んでいてもよい。
、炭素数1〜2oのアルキル基、ニトロ基又はフェニル
基を表わす。) また、本発明で使用する芳香族ポリアミドフィルムには
、前記基本骨格の1種又は2種以上のは様なスルホン結
合や、 様なエーテル結合を含んでいてもよい、また、前記基本
骨格にみられるアミド結合のほかに、尿素結合やイミド
結合を含んでいてもよい。
本発明で使用する芳香族ポリアミドフィルムの厚みは0
.5〜20μmとするのが好ましいが、例えば、4.0
μm以下といった薄いフィルムを使用した場合にも本発
明の効果が十分に得られる。
.5〜20μmとするのが好ましいが、例えば、4.0
μm以下といった薄いフィルムを使用した場合にも本発
明の効果が十分に得られる。
なお、本発明で使用する芳香族ポリアミドフィルム支持
体の熱転写性インク層との界面に凹凸を付与することに
より、良質で光沢のない転写記録像を与えることができ
、特にファクシミリのように文字だけでなく図なども記
録する場合、判読し易くすることができる。
体の熱転写性インク層との界面に凹凸を付与することに
より、良質で光沢のない転写記録像を与えることができ
、特にファクシミリのように文字だけでなく図なども記
録する場合、判読し易くすることができる。
この芳香族ポリアミドフィルムの熱転写性インク層との
界面に付与される凹凸はグロスメーター(村上色彩研究
新製rGM−3MJ)により60’グロスで測定し、光
沢度が40以下のものが好ましい。このように表面を凹
凸にする方法として、芳香族ポリアミドフィルム支持体
上に熱転写性インク層を形成する前に、インク塗工面と
なるフィルム面を研磨ロールで研磨し表面を荒らす方法
があり、この時の表面の粗面化の度合は研磨ロールの荒
さの番手、回転数などで最適な所を選択すれば良い。ま
たサンドブラスト処理もあり、吹きつける砂の種類、大
きさ、硬度2時間などを調整し、最適な所を選択すれば
良い。このように機械的な処理方法で凹凸をつける方法
以外に、芳香族ポリアミドフィルムを作製する時に、フ
ィルム塗工液中に微粒・子を混入することによって得ら
れる。例えば、酸ハライドとジアミンとを界面重縮合法
にヨシ得られた芳香族ポリアミドをツメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン等のアミド系溶剤に溶解し、
それに更に無機系微粒子を混入し、キャスティングし延
伸した後に得ることが出来る。
界面に付与される凹凸はグロスメーター(村上色彩研究
新製rGM−3MJ)により60’グロスで測定し、光
沢度が40以下のものが好ましい。このように表面を凹
凸にする方法として、芳香族ポリアミドフィルム支持体
上に熱転写性インク層を形成する前に、インク塗工面と
なるフィルム面を研磨ロールで研磨し表面を荒らす方法
があり、この時の表面の粗面化の度合は研磨ロールの荒
さの番手、回転数などで最適な所を選択すれば良い。ま
たサンドブラスト処理もあり、吹きつける砂の種類、大
きさ、硬度2時間などを調整し、最適な所を選択すれば
良い。このように機械的な処理方法で凹凸をつける方法
以外に、芳香族ポリアミドフィルムを作製する時に、フ
ィルム塗工液中に微粒・子を混入することによって得ら
れる。例えば、酸ハライドとジアミンとを界面重縮合法
にヨシ得られた芳香族ポリアミドをツメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン等のアミド系溶剤に溶解し、
それに更に無機系微粒子を混入し、キャスティングし延
伸した後に得ることが出来る。
ここで用いる微粒子としては、無機系でも有機系でもよ
く、例えば、炭酸カルシウムシリカ、タルク、沈降性硫
酸バリウム、テフロン粉末、アクリル−スチレン共重合
体の架橋微粒子などがあり、粒径としては、平均粒径は
5μm以下が良く、0.5 。
く、例えば、炭酸カルシウムシリカ、タルク、沈降性硫
酸バリウム、テフロン粉末、アクリル−スチレン共重合
体の架橋微粒子などがあり、粒径としては、平均粒径は
5μm以下が良く、0.5 。
〜2.0μmが望ましい。加える微粒子の粒径と添加量
は得られる光沢度が40以下となるように、適宜添加す
れば良い。
は得られる光沢度が40以下となるように、適宜添加す
れば良い。
また、別の方法として、芳香族ポリアミドフィルム支持
体の表面を溶剤で処理することにより凹凸を付与する方
法がある。
体の表面を溶剤で処理することにより凹凸を付与する方
法がある。
この処理溶剤としては、ヅメチルアセトアミド。
ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミ
ド系溶剤が挙げられる。エツチングする方法としては1
.アミド系溶剤を芳香族ポリアミドフィルム上に噴霧し
た後、アミド系溶剤を蒸発除去する方法、アミド系溶剤
を含有した多孔質状のロールで芳香族ポリアミドフィル
ム表面をこすった後アミド系溶剤を蒸発除去する方法等
がある。この芳香族ホリアミドフイルムの処理条件は前
記光沢度が40以下となるように、アミド系溶剤噴霧か
ら蒸発までの時間を決めればよい。
ド系溶剤が挙げられる。エツチングする方法としては1
.アミド系溶剤を芳香族ポリアミドフィルム上に噴霧し
た後、アミド系溶剤を蒸発除去する方法、アミド系溶剤
を含有した多孔質状のロールで芳香族ポリアミドフィル
ム表面をこすった後アミド系溶剤を蒸発除去する方法等
がある。この芳香族ホリアミドフイルムの処理条件は前
記光沢度が40以下となるように、アミド系溶剤噴霧か
ら蒸発までの時間を決めればよい。
熱転写性インク層においてドメインを形成する熱溶融性
樹脂微粒子又は非粒子状の相を構成するのに用いること
のできる熱溶融性材料としては、カルナウバワックス、
パラフィンワックス、サゾールワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、カスターワックス等のワックス類、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸亜鉛、/ヤルミチン酸亜鉛、メチルヒ
ドロキシステアレート、グリセロールモノヒドロキシス
テアレート、等の高級脂肪酸あるいはその金属塩、エス
テル等の誘導体、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリル
アマイド)、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルピロリドン
等を始めとするビニル系樹脂、Iす塩化ビニル系樹脂(
例えば、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等)、セルロース系m1ll
、tばメチルセルロース、エチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース等)、ポリビニールアルコール系樹
脂(例えばポリビニルアルコール、部分クン化ポリビニ
ルアルコール等)、石油系樹脂、ロジン誘導体、クマロ
ン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ノゼラック型フェ
ノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等)、ポリビニル
エーテル系樹脂、ポリエチレングリコール樹脂、及びエ
ラストマー類、天然ゴム、スチレンブタジェンゴム、イ
ソグレンゴム等が挙げられる。
樹脂微粒子又は非粒子状の相を構成するのに用いること
のできる熱溶融性材料としては、カルナウバワックス、
パラフィンワックス、サゾールワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、カスターワックス等のワックス類、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸亜鉛、/ヤルミチン酸亜鉛、メチルヒ
ドロキシステアレート、グリセロールモノヒドロキシス
テアレート、等の高級脂肪酸あるいはその金属塩、エス
テル等の誘導体、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリル
アマイド)、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルピロリドン
等を始めとするビニル系樹脂、Iす塩化ビニル系樹脂(
例えば、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等)、セルロース系m1ll
、tばメチルセルロース、エチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース等)、ポリビニールアルコール系樹
脂(例えばポリビニルアルコール、部分クン化ポリビニ
ルアルコール等)、石油系樹脂、ロジン誘導体、クマロ
ン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ノゼラック型フェ
ノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等)、ポリビニル
エーテル系樹脂、ポリエチレングリコール樹脂、及びエ
ラストマー類、天然ゴム、スチレンブタジェンゴム、イ
ソグレンゴム等が挙げられる。
熱溶融性材料の軟化温度は、40℃〜150℃、好まし
くは60℃〜140’Cの範囲である・又1溶融粘度は
150℃において2センチボイズ〜20万センチポイズ
(回転粘度計)を示すものであることが好ましい。
くは60℃〜140’Cの範囲である・又1溶融粘度は
150℃において2センチボイズ〜20万センチポイズ
(回転粘度計)を示すものであることが好ましい。
加熱後形成される潜像の皮膜性の強さと熱時接着力の強
さの関係から、インク層に用いる熱溶融性材料として次
の様な組合せが好適である。即ち、ワ、クス、低分子−
]、Nリエチレン等のポリオレフィン系樹脂−ポリウレ
タン樹脂、ポリオレフィン系樹脂−ポリ酢酸ビニル系樹
脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂−スチレン−ブタジェ
ン系樹脂、アクリル系樹脂−ポリ酢酸ビニル系樹脂−石
油系樹脂の三元系などが挙げられる。
さの関係から、インク層に用いる熱溶融性材料として次
の様な組合せが好適である。即ち、ワ、クス、低分子−
]、Nリエチレン等のポリオレフィン系樹脂−ポリウレ
タン樹脂、ポリオレフィン系樹脂−ポリ酢酸ビニル系樹
脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂−スチレン−ブタジェ
ン系樹脂、アクリル系樹脂−ポリ酢酸ビニル系樹脂−石
油系樹脂の三元系などが挙げられる。
また、熱溶融性樹脂微粒子を構成する熱溶融性樹脂とし
ては、ワックス、低分子ポリエチレン等のポリオレフィ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、
ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、石油系
樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレ
ンプタゾエンコ9ム、インプレンゴム等のエラストマー
類などを好適な例として挙げることができる。
ては、ワックス、低分子ポリエチレン等のポリオレフィ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、
ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、石油系
樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレ
ンプタゾエンコ9ム、インプレンゴム等のエラストマー
類などを好適な例として挙げることができる。
熱溶融性樹脂微粒子は、エマルジョン重合、懸濁重合等
重合のプロセスによる方法、熱溶融性樹脂を分散剤等を
用い機械的に分散する方法、その他機械的粉砕、スプレ
ードライ法、析出法等で得られるものの中で微粒子の軟
化温度が50℃〜160℃、好ましくは60℃〜150
℃のものが用いられる。なお、ここでいう軟化温度は、
高滓フローテスターCFT −500形を用いて、荷重
10に9、昇温速度2℃/分の条件で測定した試料の流
出開始温度をいう。
重合のプロセスによる方法、熱溶融性樹脂を分散剤等を
用い機械的に分散する方法、その他機械的粉砕、スプレ
ードライ法、析出法等で得られるものの中で微粒子の軟
化温度が50℃〜160℃、好ましくは60℃〜150
℃のものが用いられる。なお、ここでいう軟化温度は、
高滓フローテスターCFT −500形を用いて、荷重
10に9、昇温速度2℃/分の条件で測定した試料の流
出開始温度をいう。
熱溶融性樹脂微粒子の平均粒子径は、20μm以下(〜
0.01μm籾度)、更には10μm以下(〜0.1μ
m程度)であることが好ましい。
0.01μm籾度)、更には10μm以下(〜0.1μ
m程度)であることが好ましい。
20μmを超えると大き過ぎるため、粒子径がインク層
層厚と同じになる場合もでてくる。この場合、熱印加に
より隣接粒子と融着した際記録潜像内に♂イドが生じ易
く、転写性が悪(なり好ましくない。また、この理由に
より粒子径とインク#層厚とが同じになることは好まし
くない。
層厚と同じになる場合もでてくる。この場合、熱印加に
より隣接粒子と融着した際記録潜像内に♂イドが生じ易
く、転写性が悪(なり好ましくない。また、この理由に
より粒子径とインク#層厚とが同じになることは好まし
くない。
熱転写性インク層を構成する各ドメインの量比は各々が
発現する機能乃至は物性等により任意に決めることがで
き、特に限定されるものではない。
発現する機能乃至は物性等により任意に決めることがで
き、特に限定されるものではない。
熱転写性インク層の層厚は1〜20μm1更には2〜1
0μmとするのが好ましい。熱転写性インク層の層厚が
1μm未満と薄い場合には、熱印加され微粒子同志が融
着して形成される著像の皮膜性が弱くなり、20μmを
越える場合全体的に微粒子の融着を均一にさせることが
困跋であり好tL<ない。
0μmとするのが好ましい。熱転写性インク層の層厚が
1μm未満と薄い場合には、熱印加され微粒子同志が融
着して形成される著像の皮膜性が弱くなり、20μmを
越える場合全体的に微粒子の融着を均一にさせることが
困跋であり好tL<ない。
熱転写性インク層は、所望するドメインを形成するため
、種々の方法により形成することができる。
、種々の方法により形成することができる。
第1図に示した構造の熱転写性インク層3は、例えば前
記例示した熱溶融性樹脂微粒子又はその分散液、乃至は
前記例示した熱溶融性材料又(1その溶液もしくは分散
液、及び必要に応じて加えられる着色材、添加剤等を6
む塗工液を當法により塗布し、必要に応じて加熱処理す
ることにより設けられる。なお、熱転写性インク層は熱
溶融性樹脂微粒子を粒子状でインク層中に残存させるた
め、インク層形成時、塗工液の加熱処理は、通常、熱溶
融性樹脂微粒子の軟化温度以下でなされる。
記例示した熱溶融性樹脂微粒子又はその分散液、乃至は
前記例示した熱溶融性材料又(1その溶液もしくは分散
液、及び必要に応じて加えられる着色材、添加剤等を6
む塗工液を當法により塗布し、必要に応じて加熱処理す
ることにより設けられる。なお、熱転写性インク層は熱
溶融性樹脂微粒子を粒子状でインク層中に残存させるた
め、インク層形成時、塗工液の加熱処理は、通常、熱溶
融性樹脂微粒子の軟化温度以下でなされる。
このうち、とりわけ、前記例示した熱溶融性樹脂微粒子
のなかから2fti類以上の微粒子を選択し、これらの
分散液、例えば樹脂エマルゾョンを適宜混合させ遣工し
た後、微粒子群の軟化温度のうち最低軟化温度と最高軟
化温度との間の温度で乾燥させて分散媒を除去すること
により設層する方法がとりわけ好ましい。この場合、必
要に応じて刀口見られる着色材、添加剤等に分散体ある
いは微粒子内部に含ませておくことができる。この方法
によシ、乾燥温度が軟化温度を上回る微粒子は非粒子状
の相を形成し、軟化温度を下回る微粒子は粒子状のまま
で存在する様になる。
のなかから2fti類以上の微粒子を選択し、これらの
分散液、例えば樹脂エマルゾョンを適宜混合させ遣工し
た後、微粒子群の軟化温度のうち最低軟化温度と最高軟
化温度との間の温度で乾燥させて分散媒を除去すること
により設層する方法がとりわけ好ましい。この場合、必
要に応じて刀口見られる着色材、添加剤等に分散体ある
いは微粒子内部に含ませておくことができる。この方法
によシ、乾燥温度が軟化温度を上回る微粒子は非粒子状
の相を形成し、軟化温度を下回る微粒子は粒子状のまま
で存在する様になる。
第2図に示した熱転写性インク層3は、し1」えは熱溶
融性材料溶液中に前記浴液中の溶媒に溶解性のない熱溶
融性材料の微粉砕物を分散させ、支持体上に塗布1加熱
乾燥、溶融することにより、又、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂と酢酸ビニル樹脂1セルロース系樹脂とアク
リル系樹脂など熱溶融性材料の中で相溶性のない材料の
組合せ配合物をホットメルト混合、溶液などの形態で第
1のインク層上に塗布し、必要に応じて加熱処理して、
相分離させることにより得られる。
融性材料溶液中に前記浴液中の溶媒に溶解性のない熱溶
融性材料の微粉砕物を分散させ、支持体上に塗布1加熱
乾燥、溶融することにより、又、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂と酢酸ビニル樹脂1セルロース系樹脂とアク
リル系樹脂など熱溶融性材料の中で相溶性のない材料の
組合せ配合物をホットメルト混合、溶液などの形態で第
1のインク層上に塗布し、必要に応じて加熱処理して、
相分離させることにより得られる。
また、これらの方法とは別の方法として、2種類以上の
熱溶融性樹脂微粒子の分散液、例えば樹脂エマルジョン
を適宜混合させ塗工した後、微粒子群の軟化温度の中で
一番高い軟化温度よシも高い温度で乾燥させて分散媒を
除去することにより設層する方法がとりわけ好ましい。
熱溶融性樹脂微粒子の分散液、例えば樹脂エマルジョン
を適宜混合させ塗工した後、微粒子群の軟化温度の中で
一番高い軟化温度よシも高い温度で乾燥させて分散媒を
除去することにより設層する方法がとりわけ好ましい。
この場合、必要に応じて加えられる着色材、添加剤等は
分散体あるいは微粒子内部に含ませておくことができる
。
分散体あるいは微粒子内部に含ませておくことができる
。
第3図に示した熱転写性インク層3は、例えば前記例示
した熱溶融性樹脂微粒子の中から2種類以上の微粒子を
適宜選択し、微粒子同志を適宜混合させ、支持体上に均
一に分布させた後、微粒子の軟化温度以下の温度条件に
加熱し、支持体上に固着したシさせて設層することがで
きるが、微粒子分散液、例えば樹脂エマルゾョンを適宜
混合させ塗工した後、微粒子群の軟化温度の中で一番低
い軟化温度より低い温度で乾燥させて分散媒を除去する
ことにより設層する方法がと)わけ好ましい、この場合
、必要に応じて加えられる着色材、添加剤等は分散体あ
るいは微粒子内部に含ませておくことができる。
した熱溶融性樹脂微粒子の中から2種類以上の微粒子を
適宜選択し、微粒子同志を適宜混合させ、支持体上に均
一に分布させた後、微粒子の軟化温度以下の温度条件に
加熱し、支持体上に固着したシさせて設層することがで
きるが、微粒子分散液、例えば樹脂エマルゾョンを適宜
混合させ塗工した後、微粒子群の軟化温度の中で一番低
い軟化温度より低い温度で乾燥させて分散媒を除去する
ことにより設層する方法がと)わけ好ましい、この場合
、必要に応じて加えられる着色材、添加剤等は分散体あ
るいは微粒子内部に含ませておくことができる。
着色剤としては、カーデンプラ、り、ニグロシン染料、
ラング黒、スーダンプラ、りSM、ファース)−エロー
G1ベンゾジン拳エロー、ピグメント・エロー、インド
ファースト・オレンジ、イルカシン・し、ド、ノ!ラニ
トロアニリン・レッド、トルイジン・レッド、カーミン
FB、ノせ−マネント・ゲルト−FRR,ピグメント・
オレンジR1リソール争レッド2G、レーキ・レッドC
10−ダミンFB、 ローダミンBレーキ、メチル番バ
イオレットBレーキ、フタロシアニンブルー、ピグメン
トフルー、ブリリャント・グリーンB、フタロシアニン
クリーン、オイルイエローGG、ザボン−ファーストエ
ローCGG 1 カヤセットY963、カヤセットYG
、スミプラスト・エローGG、ザポンファーストオレン
ジRR,オイル・スカーレット、スミプラストオレンジ
G1オラゾール・ブラウンG1ザ?ンファーストスカー
レットcG、アイゼンスビロン・レッド・BEf(、オ
イルピンクOP。
ラング黒、スーダンプラ、りSM、ファース)−エロー
G1ベンゾジン拳エロー、ピグメント・エロー、インド
ファースト・オレンジ、イルカシン・し、ド、ノ!ラニ
トロアニリン・レッド、トルイジン・レッド、カーミン
FB、ノせ−マネント・ゲルト−FRR,ピグメント・
オレンジR1リソール争レッド2G、レーキ・レッドC
10−ダミンFB、 ローダミンBレーキ、メチル番バ
イオレットBレーキ、フタロシアニンブルー、ピグメン
トフルー、ブリリャント・グリーンB、フタロシアニン
クリーン、オイルイエローGG、ザボン−ファーストエ
ローCGG 1 カヤセットY963、カヤセットYG
、スミプラスト・エローGG、ザポンファーストオレン
ジRR,オイル・スカーレット、スミプラストオレンジ
G1オラゾール・ブラウンG1ザ?ンファーストスカー
レットcG、アイゼンスビロン・レッド・BEf(、オ
イルピンクOP。
ビクトリアブルーF 4 R,ファーストグンブルー5
007、スーダンブルー、オイルピーコックゾル−など
の公知の染・顔料の1種又は2種以上を使用することが
できる。
007、スーダンブルー、オイルピーコックゾル−など
の公知の染・顔料の1種又は2種以上を使用することが
できる。
本発明の感熱転写材の平面形状は、特に制限されるもの
ではないが、一般にタイブライターリ+Nン状あるいは
ラインプリンター等に用いられる巾広のテープ状などの
形態で使用される。またカラー記録のために何種類かの
色調の熱溶融性インクをストライプ状あるいはブロック
状に塗り別けた感熱転写材とすることもできる。
ではないが、一般にタイブライターリ+Nン状あるいは
ラインプリンター等に用いられる巾広のテープ状などの
形態で使用される。またカラー記録のために何種類かの
色調の熱溶融性インクをストライプ状あるいはブロック
状に塗り別けた感熱転写材とすることもできる。
上記感熱転写材を用いる感熱転写記録方法は、通常の感
熱転写記録方法と特に異なるものではなく、熱転写記録
の熱源として熱ヘッド、レーザー光等の熱源を用いるこ
とができる。
熱転写記録方法と特に異なるものではなく、熱転写記録
の熱源として熱ヘッド、レーザー光等の熱源を用いるこ
とができる。
以下、実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
くインク1〉
(以上、比率は固形分比)
上記処方の各成分を混合しインク1を調製し几。
厚み2.0μmで、
芳香族ポリアミドフイ、lvム上にアプリケーターを用
いてインク2を塗布し、80℃で乾燥し、層厚3μmの
インク層を形成し、第1図に示した構成の感熱転写材(
1)を得た。
いてインク2を塗布し、80℃で乾燥し、層厚3μmの
インク層を形成し、第1図に示した構成の感熱転写材(
1)を得た。
このインク1−は顕微鏡観察から低分子量酸化ポリエチ
レンの微粒子が確認された。
レンの微粒子が確認された。
実施例2
くインク2〉
(以上、比率は固形分比)
上記処方の各成分を混合しインク2を調製した。
実施例1と同じ芳香族?リアミドフィルム支持体上にア
プリケーターを用いてインク2を塗布し、105℃で乾
燥し、層厚3μmのインク層を形成し、第2図に示した
構成の感熱転写材(If)を得た。
プリケーターを用いてインク2を塗布し、105℃で乾
燥し、層厚3μmのインク層を形成し、第2図に示した
構成の感熱転写材(If)を得た。
このインク層は顕微鏡観察から2徨類の非粒子状の相が
確認され念。
確認され念。
実施例3
くインク3〉
上記処方の各成分を十分攪拌混合し固形分濃度25%の
インク1を調製し之。
インク1を調製し之。
実施例1と同じ芳香族ポリアミド支持体上にアプリケ−
゛ターを用いてインク3を塗布し、60℃にて水を蒸発
させ、厚み3μmのインク層を形成し、第3図に示した
構成の感熱転写材(I[[)を得た。
゛ターを用いてインク3を塗布し、60℃にて水を蒸発
させ、厚み3μmのインク層を形成し、第3図に示した
構成の感熱転写材(I[[)を得た。
このインク層は顕微鏡観察から281類の熱溶融性樹脂
微粒子によるドメインが41ii認された。
微粒子によるドメインが41ii認された。
比較例
〈インク4〉
(固形分)
上記処方のインク4を厚み3.5μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上にアプリケーターで塗布・乾燥
し、層厚3μmのインク層を形成し、感熱転写材(F/
)を得た。
レフタレートフィルム上にアプリケーターで塗布・乾燥
し、層厚3μmのインク層を形成し、感熱転写材(F/
)を得た。
この様にして得られた感熱転写材(I)、(■′)%(
■\(■)を下記の状件で感熱転写記録を行なった。
■\(■)を下記の状件で感熱転写記録を行なった。
・熱ヘッド 薄膜ヘッド 24ドツト構成1ド、トサイ
ズ 0.14X0.15雪ドツト間距離 0.015
m ・発熱体抵抗値 315Ω ・印加電圧 13.2V 会印加/臂ルス巾 1.1 m5ec・記録紙 ポン
ド紙(べ、り平滑度7〜8秒)印字及び転写性を評価し
、結果を、第1表に示した。
ズ 0.14X0.15雪ドツト間距離 0.015
m ・発熱体抵抗値 315Ω ・印加電圧 13.2V 会印加/臂ルス巾 1.1 m5ec・記録紙 ポン
ド紙(べ、り平滑度7〜8秒)印字及び転写性を評価し
、結果を、第1表に示した。
第 1 表
注:Oii冥用上用上非常れている、Δは実用可能であ
るが特性が劣る、×は実用に適さないことを示している
。
るが特性が劣る、×は実用に適さないことを示している
。
本発明の感熱転写材を用いると、上記表の如く、平滑度
の低い紙に対しても、キレ、転写性がよく、印字濃度の
高い高品質の印字が得られる。
の低い紙に対しても、キレ、転写性がよく、印字濃度の
高い高品質の印字が得られる。
本発明の感熱転写材は、表面平滑性が良好な記録媒体に
対しては勿論のこと、表面平滑性の良くない記録媒体に
対しても、濃度が高く且つ切れのよい印字を与えること
ができる。また、本発明の感熱転写材の製造法は、新規
な方法であり、この様な優れた特徴を有する感熱転写材
を有利に製造することができる。
対しては勿論のこと、表面平滑性の良くない記録媒体に
対しても、濃度が高く且つ切れのよい印字を与えること
ができる。また、本発明の感熱転写材の製造法は、新規
な方法であり、この様な優れた特徴を有する感熱転写材
を有利に製造することができる。
厚さ方向模式断面図である。
1・・・感熱転写材、2・・・支持体、3・・・熱転写
性インク層、A、E、F・・・熱溶融性樹脂微粒子、B
。
性インク層、A、E、F・・・熱溶融性樹脂微粒子、B
。
C,D・・・非粒子状の相・
代理人 弁理士 山 下 穣 平第1図
第2図
第3図
Claims (1)
- 支持体上に熱溶融性材料を含有する熱転写性インク層
を有する感熱転写材において、前記支持体が、芳香族ポ
リアミドフィルムから成り、且つ前記熱転写性インク層
の熱溶融性材料が2種類以上のドメインを形成している
ことを特徴とする感熱転写材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17864785A JPS6239287A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 感熱転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17864785A JPS6239287A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 感熱転写材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239287A true JPS6239287A (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=16052116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17864785A Pending JPS6239287A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 感熱転写材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9033579B2 (en) | 2011-08-01 | 2015-05-19 | Ntn Corporation | Thrust foil bearing |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP17864785A patent/JPS6239287A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9033579B2 (en) | 2011-08-01 | 2015-05-19 | Ntn Corporation | Thrust foil bearing |
USRE48269E1 (en) | 2011-08-01 | 2020-10-20 | Ntn Corporation | Thrust foil bearing |
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