JPS623917Y2 - - Google Patents

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JPS623917Y2
JPS623917Y2 JP6432485U JP6432485U JPS623917Y2 JP S623917 Y2 JPS623917 Y2 JP S623917Y2 JP 6432485 U JP6432485 U JP 6432485U JP 6432485 U JP6432485 U JP 6432485U JP S623917 Y2 JPS623917 Y2 JP S623917Y2
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switching element
circuit
transistor
capacitor
work coil
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JP6432485U
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【考案の詳細な説明】 スイツチング素子をオン・オフさせることによ
り、ワークコイルに高周波電流を供給し、このワ
ークコイル上に載置された鍋等の負荷を誘導加熱
する様にした装置は既に知られているところであ
るが、この様な装置にあつてはスイツチング素子
をオン・オフさせるスイツチング信号を発生する
発振回路等が故障してスイツチング素子に対する
ドライブが不完全になると、ワークコイルを含む
共振回路に於て生ずる共振電流の周期とスイツチ
ング素子のオンオフの周期が大巾にずれて、スイ
ツチング素子に大電流が供給されている期間でこ
れがオフされたり、又はオンされる状態が生じ
る。しかるときはこのスイツチング素子を破壊す
るおそれがある。
本考案はこの様な欠点を回避した誘導加熱装置
を提供したものであつて、第1図について説明す
る。1a,1bは交流例えば商用交流電源端子、
2は第1の整流回路、3はフイルタであつて、誘
導加熱装置の高周波信号が交流電源側へ漏洩する
のを回避する為のものである。4はワークコイ
ル、5はコンデンサ、6はダンパダイオード、7
はスイツチング素子であつて、ターンオフ型半導
体制御整流素子例えばGSCより構成される。
8は降圧用トランス、9はその2次側に接続さ
れた第2の整流回路、10は平滑用コンデンサで
ある。11はスイツチング信号の発振回路であ
り、例えば一対のトランジスタ12a及び12b
よりなる無安定回路より構成される。しかしてこ
の発振回路11よりの発振信号(スイツチング信
号)はドライブ用トランジスタ13のベースに供
給され、このコレクタに接続された出力トランス
14を通じてのスイツチング素子(以下GCSと
云う)7のゲートに供給され、これをドライブす
る様になしている。尚15は可変抵抗器であり、
その調整により発振回路11の発振周波数を変更
し、出力を変更する様にしている。この様な回路
は従来周知であるから、その動作の詳細な説明を
省略する。
本考案に於ては、GCS7のドライブ回路内に
制御用トランジスタ16を挿入し、更にこの制御
用トランジスタ16のコレクタ−エミツタを通ず
る回路と並列に且つこのコレクタ−エミツタの電
流方向とは逆方向となる様にダイオード17を接
続し、制御用トランジスタ16のベースにはスイ
ツチング信号のGCS7への供給状態でこのトラ
ンジスタ16を導通(オン)させる信号を与える
様にしたものである。
この為本例に於ては出力トランス14の2次コ
イル14aの一端をGCS7のゲートに接続し、
他端をコンデンサ18及び抵抗器19よりなる並
列回路を通じ、更にNPNトランジスタ16のエ
ミツターコレクタを通じて接地し、PNPトランジ
スタ20のエミツタを接地し、コレクタをトラン
ジスタ16のベースに接続し、ベースを抵抗器2
1及びコンデンサ22よりなる並列回路を通じて
接地すると共に、コンデンサ23及び抵抗器24
よりなる直列回路を通じて発振回路11の出力端
即ち本例ではトランジスタ12bのコレクタに接
続したものである。
尚本例では第1の整流回路2の接地側端子を抵
抗器25を通じて接地し、この抵抗器25と整流
回路2との接続点を負荷検出回路26に接続し、
更に交流電源端子1a及び1b間には抵抗器27
を接続し、その中点を0V起動及び0V停止回路2
8に接続し、その出力を更に制御回路29に供給
し、この制御回路29の出力及び上述した負荷検
出回路26の出力を夫々トランジスタ30のベー
スに供給し、このトランジスタのエミツタを接地
し、コレクタをトランジスタ20のベースに接続
すると共に、マグネツトスイツチ31を通じて接
地している。このマグネツトスイツチ31はワー
クコイル4上に負荷が載置されているときオフす
る様にした負荷の有無の検出の為のものである。
この様な構成による動作を説明する。端子1a
及び1b間に交流電圧が供給された状態では、第
2の整流回路9より直流出力が得られ、発振回路
11が動作し、トランジスタ12bのコレクタよ
り第2図Aに示す発振信号Saが得られ、ドライ
ブ用トランジスタ13のベースに供給される。一
方この発振信号Saは抵抗器24及びコンデンサ
23を通じてトランジスタ20のベースに与えら
られる。このベースに与えられる信号Sbの波形
を第2図Bにて示す。よつてトランジスタ20は
期間T2に於てオンし、これによりトランジスタ
16をオンするから、この期間T2に於て出力ト
ランス14の2次コイル14aより得られる電流
がGCS7のゲート−カソード−トランジスタ1
6のコレクタ−エミツタを通じて流れ、GCS7
がオンする。第2図Cはトランジスタ16に流れ
る電流icの波形を示している。
又、期間T1にあつてはトランジスタ20及び
16が共にオフし、トランス14の2次コイル1
4aよりの電流は抵抗器19及びコンデンサ18
の並列回路−ダイオード17−GCS7のゲート
−カソードを通じて流れるので、これよりGCS
7はオフする。第2図Dはダイオード17に流れ
る電流idを示す。従つて全体としてGCS7のゲ
ート−カソードには第2図Eに示す電流Ieが供給
される。
この様にしてGCS7はオンオフをくり返し、
これによりワークコイル4に例えば20KHzの高周
波電流を供給することができる。今何らかの原因
で発振回路11が故障し、発振出力が停止したと
する。この停止時点が第2図で示す期間T1内で
あれば、この期間中はトランジスタ16は勿論オ
フしており、又上述の如くGCS7もオフの期間
であるから何ら問題はない。又停止時点が第2図
で示す期間T2である場合には、トランジスタ1
6が直ちにオフすると共に、上述したように、こ
の期間T2ではコンデンサ18が図示の極性にチ
ヤージされている為に、これによる電流がダイオ
ード17−GCS7−2次コイル14aの回路を
通じて流れ、これによりGCS7はオフされるこ
とになる。これによりGCS7が損傷を受けるの
を回避することが可能となるものである。
尚本例では抵抗器25の両端の電圧を検出し、
ワークコイル4従つてスイツチング素子7に過大
電流が流れる状態では負荷検出回路26によつて
トランジスタ30をオンし、これによりトランジ
スタ20をオフし、上述と同様にしてスイツチン
グ素子7をオフさせる様にしている。尚ワークコ
イル4上に負荷がない場合にあつても、スイツチ
31がオンするので、同様にスイツチング素子7
がオフする。
又抵抗器27の中点より交流電源電圧(交流信
号)を取出し、これを0V起動及び0V停止回路2
8に供給している。従つてこの回路28の出力側
には交流信号が0クロスした時点でパルスが得ら
れ、これをして制御回路29を制御する様にして
いる。尚0V起動及び0V停止回路28は周知であ
るから、その詳細な説明を省略する。
従つて端子1a及び1bに交流電圧を印加して
発振回路11が動作を開始した状態に於て制御回
路29よりの出力にてトランジスタ30がオンと
なる様に構成しておけばGCS7はスイツチング
動作しない。しかして回路28から数個又は10数
個のパルスが得られたとき、このパルスをして制
御回路29を制御し、トランジスタ30をオフす
ることによりGCS7にスイツチング信号を供給
することができる。尚、この加熱装置の動作を停
止させるときは、制御回路29を制御することに
より、回路28からパルスが得られた時点でトラ
ンジスタ30をオンとする出力を得ることがで
き、これにより、トランジスタ16をオフし、即
ちGCS7をオフしてから交流電源をオフする様
になすことができる。この様に交流電源電圧のク
ロス時点でGCS7を動作状態又は停止状態とす
る為に、これをその損傷から保護することができ
る。
第3図は他の実施例の一部を示すもので、第1
図との対応部分には同一符号を附して示す。本例
は第1図の実施例に於て、GCS7のゲートとダ
イオード17のアノードとの間に、更にダイオー
ド32及びインダクタンス素子又は抵抗素子等の
インピーダンス素子33よりなる直列回路を接続
し、GCS7のオン期間に於てダイオード32−
素子33−コンデンサ18−2次コイル14aを
通じて電流を流してコンデンサ18への充電を促
進させ、トランジスタ16がオフになる期間に於
てGCS7をより効果的にオフさせる様にしてい
る。
以上説明した本考案によれば、発振回路11が
故障した場合にあつても、GCS7が損傷を受け
るのを適切に回避できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の一例を示す接続
図、第2図はその動作の為の波形図、第3図は他
の実施例の一部の接続図である。 4はワークコイル、7はスイツチング素子、1
1は発振回路、13はドライブ用トランジスタ、
16は制御用トランジスタ、17はダイオードで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源の端子間にワークコイルとコンデンサ
    とを直列に接続すると共に、上記ワークコイル及
    び上記コンデンサの接続点と基準電位点との間
    に、スイツチング素子とダンパーダイオードとの
    並列回路を接続し、上記スイツチング素子のゲー
    トに、発振回路の発振出力を供給することによ
    り、上記スイツチング素子をオン,オフして、上
    記ワークコイルに高周波電流を供給するようにし
    た、誘導加熱装置において、上記スイツチング素
    子が導通している間に充電される電荷蓄積手段を
    設け、上記発振回路を停止する時は、上記電荷蓄
    積手段の充電電荷を上記スイツチング素子のゲー
    トに供給して、上記スイツチング素子のゲート電
    圧を低電圧に保つことにより、上記スイツチング
    素子を保護するようにしたことを特徴とする誘導
    加熱装置。
JP6432485U 1985-04-30 1985-04-30 誘導加熱装置 Granted JPS61793U (ja)

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JP6432485U JPS61793U (ja) 1985-04-30 1985-04-30 誘導加熱装置

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JP6432485U JPS61793U (ja) 1985-04-30 1985-04-30 誘導加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS61793U JPS61793U (ja) 1986-01-07
JPS623917Y2 true JPS623917Y2 (ja) 1987-01-28

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ID=30595302

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