JPS6239156Y2 - - Google Patents

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JPS6239156Y2
JPS6239156Y2 JP2147282U JP2147282U JPS6239156Y2 JP S6239156 Y2 JPS6239156 Y2 JP S6239156Y2 JP 2147282 U JP2147282 U JP 2147282U JP 2147282 U JP2147282 U JP 2147282U JP S6239156 Y2 JPS6239156 Y2 JP S6239156Y2
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JP
Japan
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locking hook
blade
claw
pawl
guide
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Application number
JP2147282U
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English (en)
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JPS58124556U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパワーシヨベル等の建設機械に用いる
爪付き掘削刃に関するものである。
従来、パワーシヨベル等の前刃である掘削刃に
は係合段部または係合溝を備えた爪を溶接し、ま
たはボルトにて固着してある。該爪は2〜3か月
間で磨耗し、ボルトのねじ部分が破損するため
に、爪を交換する際に溶接部を分解し、または破
損したボルトを取除いて爪を取外すのに長時間を
要するという欠点があつた。
本考案は前記の欠点を除去するために、爪の基
端部に突設したシヤンクの前方部を掘削刃の前縁
部下面に形成した爪ガイドにて支持し、爪の基端
部に逆L字状に突設した前方係止鉤部を掘削刃の
前縁部に係合し、シヤンクの後端部に逆L字状に
形成した後方係止鉤部を掘削刃に設けた開口部を
通して掘削刃の上面にある逆字形留金に係合
し、後方係止部の立上り部と前記開口部の前方縁
部との間隙部に係合する頭部を備えたゴム付きピ
ンにて爪を掘削刃に取外し可能に取付けるように
したものである。
以下、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
図において、1は第6図に示すように断面字
型のガイド部材であつて、前端面2から後端面3
に至るに従い深さと幅とをそれぞれ小さくすると
ともに、両側板の上縁前端部には係止鉤部4を逆
L字状に突設してある。ガイド部材1の係止鉤部
4は第2図に示すように掘削刃5の前縁部6に係
合するとともに、ガイド部材1を掘削刃5の下面
に溶接して爪ガイド7を形成している。このこと
によつて、掘削刃5は爪ガイド7の一部分を兼ね
ている。8は爪ガイド7の後方において掘削刃5
に設けた爪取付け用開口部である。9は開口部8
の後方縁部21に沿つて掘削刃5の上面に設けた
逆字形留金である。10は掘削刃5に取付ける
爪であつて、第4図に示すように爪10の基端部
11にはガイド部材1の前端面2に当接する鍔部
12を形成するとともに、爪ガイド7に適合する
シヤンク13と、該シヤンク13の上面14と協
同して掘削刃5の前縁部6を挟持する前方係止鉤
部15とを突設してある。前方係止鉤部15はガ
イド部材1の逆L字形鉤部4と整合するようにし
てある。16はシヤンク13の後端部に逆L字状
に突設した後方係止鉤部であつて、その先端部は
開口部8を通つて掘削刃5の上面に露出して逆
字形留金9に係合するように折曲してある。爪1
0を掘削刃5に取付ける際に、第2図に示すよう
に、シヤンク13を爪ガイド7に挿入し、後方係
止鉤部16を開口部8内に入り込ませ、シヤンク
13の上面14を掘削刃5の下面に当接したの
ち、右方向に摺動すると、前方係止鉤部15と後
方係止鉤部16とがそれぞれ掘削刃5の前縁部6
と留金9に係合するようになつている。17は爪
10を掘削刃5に取外し可能に取付けるゴムを焼
付けまたは被着したゴム付きピンであつて、頭部
18と胴部19とを備えている。頭部18は後方
係止鉤部16が留金9に係合した際に後方係止鉤
部16の立上り部20と開口部8の前方縁部22
との間に生じる間隙部に圧入嵌合する形状に形成
されている。頭部18を前記のように掘削刃5の
開口部8に圧入嵌合する際に胴部19を圧入する
ように、爪10のシヤンク13にピン挿入孔23
(第4図参照)を穿設してある。ゴム付きピン1
7によつて爪10を掘削刃5に取外し可能に取付
けるようになつている。24は爪10の先端部で
あり、25はシヤンク13の前端部である。
前記したガイド部材1とゴム付きピン17とを
それぞれ図示の構造に代えて、ガイド部材1の前
端面と後端面とにおける深さと幅とを同じにし、
ゴム付きピン17の頭部18と胴部19とを別体
に形成し、頭部18にもピン挿入孔を設けてもよ
い。
次に、本考案の作用を説明する。
掘削刃5に爪10を取付けた第1図の状態にお
いては、爪10の基端部11に形成してある鍔部
12はガイド部材1の前端面2に当接し、前方係
止鉤部15は掘削刃5の前縁部6に係合し、シヤ
ンク13の前端部25は爪ガイド7に嵌合して支
持され、シヤンク13の後端部に逆L字状に形成
した後方係止鉤部16の先端部は留金9に係合す
るとともに、該後方係止鉤部16の立上り部20
はゴム付きピン17の頭部18によつて開口部8
内に固定されている。掘削時には爪10に種々の
方向から衝撃力が作用する。爪10を爪ガイド7
内に圧入する方向に作用する衝撃力は前方係止鉤
部15と鍔部12と後方係止鉤部16の立上り部
20とを介して掘削刃5の前縁部6とガイド部材
1の前端面2と開口部8の後縁部21とに受止め
られ、さらにガイド部材1の前端面2に作用する
力は係止鉤部4,4を介して掘削刃5の前縁部6
にて受止められる。第1図において爪10の先端
部24を上方または下方に曲げるように作用する
モーメントおよび第3図において爪10の先端部
24をゴム付きピン17の周りに回動するように
作用するモーメントは、鍔部12と爪ガイド7と
前方係止鉤部15と後方係止鉤部16とを介して
掘削刃5にて受止められる。以上のようにして爪
10に作用する衝撃力は直接ゴム付きピン17に
作用しない。このことによつてゴム付きピン17
は長期間にわたつて変形損傷しない。爪10の修
理または交換の際には、ゴム付きピン17を工具
にて抜取り、シヤンク13の後端部をハンマー等
にて叩打すると、爪10は前方へ摺動し、シヤン
ク13の前端部25は爪ガイド7から抜け出すと
ともに、後方係止鉤部16は開口部8内に入り込
み、第2図の状態になる。次いで、シヤンク13
を爪ガイド7から引出すことによつて、爪10を
掘削刃5から取外すことができるのである。
以上の説明によつて容易に理解できるように、
本考案によるときは爪に作用する衝撃力は爪のシ
ヤンクの前端部と後端部とに設けた前方係止鉤部
と後方係止鉤部とを介して掘削刃に受止められ
て、ゴム付きピンに直接作用しないので、ゴム付
きピンが長期間にわたつて変形損傷しないから、
爪の取外しが容易であり、爪の取外し、取付け中
に爪のシヤンクが爪ガイドにて案内支持されるこ
とによつて、爪の取外し、取付け操作が容易にな
り、爪を短時間にて交換できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は縦断側面図、第2図は爪の着脱要領を示す
説明図、第3図は一部の平面図、第4図は爪の斜
視図、第5図は掘削刃の一部の斜視図、第6図は
ガイド部材の斜視図である。 1:ガイド部材、2:前端面、4:係止鉤部、
5:掘削刃、6:掘削刃5の前方縁部、7:爪ガ
イド、8:開口部、9:留金、10:爪、11:
爪10の基端部、12:鍔部、13:シヤンク、
14:シヤンク13の上面、15:前方係止鉤
部、16:後方係止鉤部、17:ゴム付きピン、
18:ゴム付きピン17の頭部、20:後方係止
鉤部16の立上り部、21:開口部8の後方縁
部、22:開口部8の前方縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面字形部材の両側板の上縁前端部に係止鉤
    部を逆L字状に突設してガイド部材を形成し、該
    ガイド部材の係止鉤部を掘削刃の前縁部に係合す
    るとともに、ガイド部材を掘削刃の下面に溶接し
    て爪ガイドを形成し、 該爪ガイドの後方において掘削刃に爪取付け用
    開口部を設けるとともに、該開口部の後縁部に沿
    つて掘削刃の上面に逆字形留金を設け、 爪の基端部には前記ガイド部材の前端面に当接
    する鍔部を形成するとともに、前記爪ガイドに適
    合するシヤンクと、該シヤンクの上面と協同して
    掘削刃の前縁部を挟持する前方係止鉤部とを突設
    し、かつ、シヤンクの後端部には前記開口部を通
    して前記逆字形留金に係合する後方係止鉤部を
    逆L字状に突設し、 前記爪ガイドにて爪のシヤンクを支持するとと
    もに、前方係止鉤部と後方係止鉤部とをそれぞれ
    掘削刃の前縁部と逆字形留金とに係合し、後方
    係止鉤部の立上り部と前記開口部の前方縁部との
    間隙部に係合する頭部を備えたゴム付きピンにて
    爪を掘削刃に取外し可能に取付けたことを特徴と
    する爪付き掘削刃。
JP2147282U 1982-02-19 1982-02-19 爪付き掘削刃 Granted JPS58124556U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2147282U JPS58124556U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 爪付き掘削刃

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JP2147282U JPS58124556U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 爪付き掘削刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124556U JPS58124556U (ja) 1983-08-24
JPS6239156Y2 true JPS6239156Y2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=30033588

Family Applications (1)

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JP2147282U Granted JPS58124556U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 爪付き掘削刃

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JPS58124556U (ja) 1983-08-24

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