JPS6239030B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6239030B2
JPS6239030B2 JP57229881A JP22988182A JPS6239030B2 JP S6239030 B2 JPS6239030 B2 JP S6239030B2 JP 57229881 A JP57229881 A JP 57229881A JP 22988182 A JP22988182 A JP 22988182A JP S6239030 B2 JPS6239030 B2 JP S6239030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
article
cleaning liquid
tank
guide tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP57229881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59123580A (ja
Inventor
Masuo Masuda
Ryoichi Morimoto
Susumu Negishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURARE ENJINIARINGU KK
Original Assignee
KURARE ENJINIARINGU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KURARE ENJINIARINGU KK filed Critical KURARE ENJINIARINGU KK
Priority to JP22988182A priority Critical patent/JPS59123580A/ja
Publication of JPS59123580A publication Critical patent/JPS59123580A/ja
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴムまたはプラスチツク製の小型成型
物品、例えば高度の洗浄性が要求される各種ゴム
栓あるいは血液回路用のプラスチツク継手などの
成型物品を効率良く洗浄するための洗浄槽に関す
るものである。
従来よりペニシリンやワクチン等を収容する薬
用壜の開口に嵌着するゴム栓等の成型物品の洗浄
法として、撹拌羽根を有するシリンダ内に洗浄液
と多数の洗浄すべき物品を入れて撹拌し、物品相
互及び物品と撹拌羽根との接触によつて物品の表
面に付着した微細な異物を剥離させた後、洗浄液
を異物とともにシリンダ外に排出する方法が採用
されている。しかしながらこのような洗浄法は物
品の表面に付着した異物は容易に除去できるが、
物品の凹部に付着する異物の剥離除去が困難であ
り、また剥離された異物が物品に再付着する等洗
浄効果に問題があるとともに、シリンダ内の洗浄
液を均一に流動させることが困難なため洗浄斑が
生じやすく、かつ物品と撹拌羽根との摩擦により
部品が損傷するという欠点があつた。更に従来の
洗浄法に適用される装置は一般に構造が複雑で操
作に煩雑な手数を要し、また作業環境もあまりよ
くないという欠点があつた。
本発明者らは上記洗浄方法の欠点を解消するた
め鋭意検討した結果洗浄されるべき物品を激しい
液流にのせて物品相互を互いに衝突させながら槽
内を循環流動させることにより極めて高い洗浄効
果が得られることを見い出し本発明に到達したも
のである。すなわち本発明は円筒形の側壁と閉止
板で開閉可能な物品取り出し開孔を有する円錐形
の底壁及び物品投入口を有する蓋からなる物品洗
浄槽であつて、該円錐形の底壁の頂部に物品の流
出防止板を有する洗浄液入口管を設け、該円筒形
の側壁の上部に多孔円筒を介して、洗浄液出口を
取着した集液ヘツダを設け、かつ該物品洗浄槽の
内部中央に上端と下端がラツパ状に拡径されたガ
イド筒を立設するとともに、槽内に収納された物
品を該洗浄液入口管からガイド筒内へ供給される
洗浄液の吸引作用で、ガイド筒内に吸引して、ガ
イド筒の下方から上方に流し、蓋に衝突させてガ
イド筒外から下方に至らしめることによりガイド
筒の内外を循環させるよう構成したことを特徴と
する物品洗浄槽である。
本発明の最大の特徴は円錐形の底壁を有する堅
型の洗浄槽内に上端と下端がラツパ状に拡径され
たガイド筒を設け、かつ洗浄槽の下部から洗浄液
をガイド筒内に供給したことにある。かかる特徴
によりガイド筒内を上昇する洗浄液の吸引作用に
より洗浄されるべき物品をガイド筒内に吸引し、
激しい液流にのせてガイド筒内とガイド筒外とを
循環流動させることによる水流効果と洗浄液を介
した物品相互の摩擦により部品を損傷することな
く異物を効果的に剥離することが可能となり、か
つ均一な洗浄が可能となつたのである。
次に本発明の物品洗浄槽の一実施例を図面にて
説明する。第1図は本発明の物品洗浄槽の断面図
であり、該洗浄槽は円筒形の側壁1に円錐形の底
壁2を接続して槽本体Aを形成している。また円
錐形の底壁2の頂部には槽内に収容された物品の
流出を防止するスリツト板やメツシユなどの流出
防止板4を有する洗浄液入口管3が設けられてい
る。円筒形の側壁1の上部には物品の流出を防止
するスリツト板やメツシユなどの多孔円筒5が接
続され、該多孔円筒の外周には洗浄液出口管7を
有する集液ヘツダー6が設けられている。洗浄槽
の上端開口部には、該開口を密閉する蓋8が該槽
の上端開口部に設けたフランジにボルトナツトで
液密に取り付けられている。上記蓋8には物品投
入口9が設けられており、該物品投入口には該投
入口を密閉する蝶番付きの開閉自在な蓋10が取
り付けられている。洗浄槽の円錐形の底壁2には
洗浄された物品を外部へ取り出すための開孔11
が穿設されており、この開孔はロツク機構を有す
る蝶番付きの閉止板12により適宜開閉できるよ
う構成されている。一方洗浄槽の内部には上端と
下端がラツパ状に拡径されたガイド筒20が垂直
に立設されている。該ガイド筒は円筒形の側壁の
内部に取り付けられた放射状支持板21で支持さ
れている。洗浄槽は物品の洗浄方法、例えば加圧
洗浄、薬液洗浄、加熱洗浄、水洗浄などにより適
宜高圧容器、耐薬品容器などの構造に設計するこ
とができる。
次に本発明の物品洗浄槽の使用態様を第2図の
フローシートにて説明する。洗浄槽の洗浄液入口
管3と洗浄液出口管7は循環ポンプ30とフイル
ター31を有する循環回路32に接続されてい
る。まず循環回路に接続された洗浄水供給管33
に取り付けられた洗浄液弁34を開いてポンプを
作動し、洗浄槽内に洗浄液を満たした後、洗浄液
弁34を閉じポンプを停止させる。次に洗浄液を
入れた洗浄槽の物品投入口9を密閉する蓋10を
開けて、該投入口9より洗浄されるべき物品を槽
内に立設されたガイド筒20と洗浄槽の内壁の隙
間に所定量収容する。そして上記投入口9を蓋1
0で閉止することにより洗浄準備が完了する。準
備が完了すると循環ポンプ30を再び作動させ
る。ポンプで加圧された洗浄液は洗浄槽の洗浄液
入口管3から槽内に設けたガイド筒20内に流入
する。ガイド筒内に高速で流入した洗浄液はガイ
ド筒に流入する際の吸引作用によりガイド筒と洗
浄槽内壁で形成される隙間に収容された物品をガ
イド筒内に吸引して液流とともにガイド筒内を上
昇させる。この間物品は激しい液流にさらされて
互いに衝突することにより、部品表面に付着した
異物が剥離される。剥離された異物を含む洗浄液
は洗浄槽上部に設けた多孔円筒5から集液ヘツダ
ー6に集められた後、洗浄液出口管7から外部へ
排出される。排出された洗浄液はポンプによりフ
イルター31に導かれて洗浄液に含まれる異物が
除去された後、再び洗浄槽へ供給される。所定時
間の洗浄が終るとポンプを停止し、次に循環回路
32に取り付けた排液バルブ35を開いて洗浄槽
内の洗浄液を槽の洗浄液入口3より排出する。洗
浄槽内の液体が完全に排出されたことを確認する
と、上記排液バルブ35及び循環回路に設けた閉
止弁36,37を閉止し、循環回路に設けた空気
供給管に設けた空気供給バルブ38を空気排出バ
ルブ39を開いてエアフイルターを通過した加熱
空気を洗浄槽内に供給して、洗浄ずみの濡れた物
品を乾燥する。物品の乾燥が終了すると底壁に設
けられた閉止板12を開いて洗浄槽内の物品を槽
外へ取り出す。洗浄すべき物品に加熱洗浄、薬液
洗浄、後洗浄などを連続して行う場合には洗浄槽
を耐圧及び耐薬品性を有する構造とし、かつ循環
回路にヒーターと薬液供給管を取り付けて、まず
加熱された洗浄液で加熱洗浄を行つた後洗浄液を
排出し、次に薬液を洗浄槽に収容して薬液洗浄を
行う。最後に薬液を排出して洗浄液を洗浄槽に収
容して後洗浄を行つた後、洗浄液を排出し、次に
乾燥空気を供給して洗浄された物品を乾燥した
後、槽外へ取り出す。
さらに物品を加熱滅菌する場合には上記乾燥工
程の前に蒸気を槽内に供給してもよい。
以上のように本発明は槽本体内に上端及び下端
がラツパ状に拡径されたガイド筒を立設し、ガイ
ド筒の下部へ洗浄液を供給することにより、ガイ
ド筒内を上昇する洗浄液の吸引作用により、物品
をガイド筒を介して循環流動させるため極めて簡
単な構造でかつ操作が容易であるとともに、洗浄
効果が高く高度の洗浄性の要求される部品の洗浄
に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の断面図であり、第2図は
フローシートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒形の側壁1と、閉止板12で開閉可能な
    物品取り出し開孔1を有する円錐形の底壁2及び
    物品投入口9を有する蓋8からなる物品洗浄槽で
    あつて、該円錐形の底壁の頂部に物品の流出防止
    板4を有する洗浄液入口管3を設け、該円筒形の
    側壁の上部に多孔円筒5を介して、洗浄液出口7
    を取着した集液ヘツダ6を設け、かつ該物品洗浄
    槽の内部中央に上端と下端がラツパ状に拡径され
    たガイド筒20を立設するとともに、槽内に収納
    された物品を該洗浄液入口管3からガイド筒20
    内へ供給された洗浄液の吸引作用でガイド筒内に
    吸引して、ガイド筒の下方から上方に流し、蓋8
    に衝突させてガイド筒外から下方に至らしめるこ
    とによりガイド筒の内外を循環させるよう構成し
    たことを特徴とする物品洗浄槽。
JP22988182A 1982-12-29 1982-12-29 物品洗浄槽 Granted JPS59123580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22988182A JPS59123580A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 物品洗浄槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP22988182A JPS59123580A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 物品洗浄槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123580A JPS59123580A (ja) 1984-07-17
JPS6239030B2 true JPS6239030B2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=16899166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22988182A Granted JPS59123580A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 物品洗浄槽

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5901718A (en) * 1995-01-31 1999-05-11 Kuraray Engineering Co., Ltd. Wash tank for small molded parts

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157961A (en) * 1974-11-15 1976-05-20 Takeda Chemical Industries Ltd Gomusenno senjohohotosono sochi

Patent Citations (1)

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JPS5157961A (en) * 1974-11-15 1976-05-20 Takeda Chemical Industries Ltd Gomusenno senjohohotosono sochi

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JPS59123580A (ja) 1984-07-17

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