JPS6238787A - インナ−ボア溶接方法 - Google Patents
インナ−ボア溶接方法Info
- Publication number
- JPS6238787A JPS6238787A JP60178280A JP17828085A JPS6238787A JP S6238787 A JPS6238787 A JP S6238787A JP 60178280 A JP60178280 A JP 60178280A JP 17828085 A JP17828085 A JP 17828085A JP S6238787 A JPS6238787 A JP S6238787A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- tube
- reflecting mirror
- laser beam
- inner bore
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はインナーボア溶接方法に係り、特に、反射鏡に
よるレーザビームの反射を利用したインナーボア溶接方
法に関する。
よるレーザビームの反射を利用したインナーボア溶接方
法に関する。
[従来の技術]
多管式熱交換器の製造、その他極々な設備機器の製造に
おいて、管板とチューブとの溶接を行うことがある0例
えば、多管式熱交換器の管板の外観を示す第2図におい
て、管板(チューブシート)■は第3図に示す如く、複
数の貫通孔2を有し、この貫通孔2に、チューブ(伝熱
管)3が溶接されている。この溶接は、第4図及び第4
図のV部の拡大図である第5図に示すように、管板1の
孔2の開口縁部に凸部2aを周設し、凸部2aとチュー
ブ3の端部とを突き合せて行う、なお、このような溶接
方式を一般にインナーボア溶接と称している。
おいて、管板とチューブとの溶接を行うことがある0例
えば、多管式熱交換器の管板の外観を示す第2図におい
て、管板(チューブシート)■は第3図に示す如く、複
数の貫通孔2を有し、この貫通孔2に、チューブ(伝熱
管)3が溶接されている。この溶接は、第4図及び第4
図のV部の拡大図である第5図に示すように、管板1の
孔2の開口縁部に凸部2aを周設し、凸部2aとチュー
ブ3の端部とを突き合せて行う、なお、このような溶接
方式を一般にインナーボア溶接と称している。
従来、管板とチューブとの溶接にはT i g溶接又は
プラズマ溶接が採用されている。
プラズマ溶接が採用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、インナーボア溶接の場合、開先部の溶接
は、チューブ3の内側からしか溶接することができず、
チューブ3の内径が小さいものでは、溶接が容易ではな
い、著しく小径のものでは、Tig溶接又はプラズマ溶
接の溶接トーチを挿入することができないため溶接が不
可能となる。
は、チューブ3の内側からしか溶接することができず、
チューブ3の内径が小さいものでは、溶接が容易ではな
い、著しく小径のものでは、Tig溶接又はプラズマ溶
接の溶接トーチを挿入することができないため溶接が不
可能となる。
例えば、実際の熱交換器におけるチューブ径あるいは突
合せ部の開先寸法等は、5A182−’F 224管板
及び5A213−T22外径1雅インチチューブを採用
している場合、第3図〜第5図において、 θ =60゜ d =48mm R+=34.1mm L=110mm であり、チューブ径等はかなり小さく、チューブ3と管
板lの凸部2aとの突合せ部にアークやプラズマが照射
されるように、溶接トーチを挿入するのは極めて困難で
ある。
合せ部の開先寸法等は、5A182−’F 224管板
及び5A213−T22外径1雅インチチューブを採用
している場合、第3図〜第5図において、 θ =60゜ d =48mm R+=34.1mm L=110mm であり、チューブ径等はかなり小さく、チューブ3と管
板lの凸部2aとの突合せ部にアークやプラズマが照射
されるように、溶接トーチを挿入するのは極めて困難で
ある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の方法は、上記従来の問題点を解決するために、
チューブをインナーボア溶接するにあたり、反射鏡によ
る反射を利用して溶接部にレーザビームを照射するよう
にしたものである。
チューブをインナーボア溶接するにあたり、反射鏡によ
る反射を利用して溶接部にレーザビームを照射するよう
にしたものである。
[作用]
外部に設置されたレーザ光源から放射されたレーザビー
ムは、孔内に挿入された反射鏡によって反射されて溶接
部に照射される。このレーザビームは、細く絞られてい
るから小さな反射鏡で反射できる。従って、小径チュー
ブの溶接も極めて容易に行うことができる。
ムは、孔内に挿入された反射鏡によって反射されて溶接
部に照射される。このレーザビームは、細く絞られてい
るから小さな反射鏡で反射できる。従って、小径チュー
ブの溶接も極めて容易に行うことができる。
[実施例]
以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図において、まず反射鏡(本実施例では平面鏡)4
を貫通孔2内に挿入し、突合せ部Aにレーザビームが照
射されるように、反射鏡角度のセツティングを行う。
を貫通孔2内に挿入し、突合せ部Aにレーザビームが照
射されるように、反射鏡角度のセツティングを行う。
次いで、外部からレーザビームを反射鏡4にあてると共
に、反射鏡4をチューブ3内で回転させることにより突
合せ部Aの全周にわたってレーザビームを照射し、チュ
ーブ3と管板lの凸部2aとの溶接を完了させる。
に、反射鏡4をチューブ3内で回転させることにより突
合せ部Aの全周にわたってレーザビームを照射し、チュ
ーブ3と管板lの凸部2aとの溶接を完了させる。
本発明において用いる反射鏡4の大きさは、レーザビー
ムの反射に必要なだけで良く、極く小さいものでも十分
である。従って、極めて小径の孔内にも反射鏡を挿入し
インナーボア溶接を行うことができる。なお、反射鏡と
しては、要するにレーザビームを溶接部位へ向けて反射
し得るものであればよく、例えば、第8図のように、円
錐形状の反射鏡4゛を用いることもできる。この@8図
の場合、レーザビームが円錐形反射鏡4゛の側肩部に周
回して照射されるように、レーザビーム光源を円錐形反
射@4’の軸心延長線Xの回りを回転させる。
ムの反射に必要なだけで良く、極く小さいものでも十分
である。従って、極めて小径の孔内にも反射鏡を挿入し
インナーボア溶接を行うことができる。なお、反射鏡と
しては、要するにレーザビームを溶接部位へ向けて反射
し得るものであればよく、例えば、第8図のように、円
錐形状の反射鏡4゛を用いることもできる。この@8図
の場合、レーザビームが円錐形反射鏡4゛の側肩部に周
回して照射されるように、レーザビーム光源を円錐形反
射@4’の軸心延長線Xの回りを回転させる。
本発明で用いるレーザ光源には特に制限はなく、ルビー
、Ndガラス、Arイオン、Nd−YAG等の固体レー
ザ、CO2ガスレーザ等が用いられる。
、Ndガラス、Arイオン、Nd−YAG等の固体レー
ザ、CO2ガスレーザ等が用いられる。
なお、本発明方法は、チューブ同志の溶接にも適用でき
る0例えば、第6図に示すように、反射鏡4により、等
径のチューブ3の突き合せ部をレーザビーム溶接するこ
とができる。また、第7図に示すように、大径のチュー
ブ3aを小径のチューブ3bに嵌め込み、小径チューブ
3bの先端を大径チューブ3aの内面に溶接することも
できる。
る0例えば、第6図に示すように、反射鏡4により、等
径のチューブ3の突き合せ部をレーザビーム溶接するこ
とができる。また、第7図に示すように、大径のチュー
ブ3aを小径のチューブ3bに嵌め込み、小径チューブ
3bの先端を大径チューブ3aの内面に溶接することも
できる。
さらに、本発明方法によれば、細径チューブ内にも、極
めて容易に、ガイドベーン等の造作物を溶接できる。
めて容易に、ガイドベーン等の造作物を溶接できる。
[効果]
以上詳述した通り、本発明のインナーボア溶接方法は、
鏡による反射を利用して溶接部にレーザビームを照射し
てインナーボア溶接を行うものであって、 ■ チューブ又は管板などの孔内に極く小さな反射鏡を
挿入するのみで、外部からレーザビームを照射して溶接
することができるので、小径チューブの溶接も極めて容
易に行うことができる。
鏡による反射を利用して溶接部にレーザビームを照射し
てインナーボア溶接を行うものであって、 ■ チューブ又は管板などの孔内に極く小さな反射鏡を
挿入するのみで、外部からレーザビームを照射して溶接
することができるので、小径チューブの溶接も極めて容
易に行うことができる。
■ レーザ溶接であるため短時間で効率的な溶接が可能
で、仕上り状態も良好である。
で、仕上り状態も良好である。
■ ロボット自動溶接が可能である。
等の利点を有し、工業的に極めて有利である。
第1図は本発明の詳細な説明する管板及びチューブの概
略的な断面図、第2図は熱交換器の管板付近の外観図、
第3図は第2図のm部を示す管板の平面図、第4図は第
3図の■−■線に沿う断面図、第5図は第4図のV部の
拡大図である。 第6図、第7図及び第8図は異なる実施例方法の説明図
である。 ■・・・管板、 2・・・貫通孔。 3・・・チューブ、 4・・・反射鏡。 代 理 人 弁理士 重 野 剛第
1図 第4図 第5図
略的な断面図、第2図は熱交換器の管板付近の外観図、
第3図は第2図のm部を示す管板の平面図、第4図は第
3図の■−■線に沿う断面図、第5図は第4図のV部の
拡大図である。 第6図、第7図及び第8図は異なる実施例方法の説明図
である。 ■・・・管板、 2・・・貫通孔。 3・・・チューブ、 4・・・反射鏡。 代 理 人 弁理士 重 野 剛第
1図 第4図 第5図
Claims (1)
- (1)チューブをインナーボア溶接するにあたり、反射
鏡を孔内に挿入し、該反射鏡で反射されたレーザビーム
を溶接部に照射して溶接することを特徴とするインナー
ボア溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178280A JPS6238787A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インナ−ボア溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178280A JPS6238787A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インナ−ボア溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238787A true JPS6238787A (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=16045707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60178280A Pending JPS6238787A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インナ−ボア溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238787A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7557325B2 (en) * | 2003-08-05 | 2009-07-07 | Lasag Ag | Method for manufacturing a medical needle |
WO2011089706A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
WO2011089704A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
WO2013018223A1 (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接構造の製造方法 |
CN114571737A (zh) * | 2020-12-01 | 2022-06-03 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种激光焊接方法及装置 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP60178280A patent/JPS6238787A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7557325B2 (en) * | 2003-08-05 | 2009-07-07 | Lasag Ag | Method for manufacturing a medical needle |
EP2468447A4 (en) * | 2010-01-22 | 2013-06-26 | Toyota Motor Co Ltd | WELD STRUCTURE AND WELDING METHOD |
WO2011089704A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
CN102470486A (zh) * | 2010-01-22 | 2012-05-23 | 丰田自动车株式会社 | 焊接构造以及焊接方法 |
EP2468447A1 (en) * | 2010-01-22 | 2012-06-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welded structure and welding method |
WO2011089706A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
JP5234185B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2013-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
US8814742B2 (en) | 2010-01-22 | 2014-08-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welded structure and welding method |
US9239104B2 (en) | 2010-01-22 | 2016-01-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welded structure and welding method |
WO2013018223A1 (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接構造の製造方法 |
JP5293840B2 (ja) * | 2011-08-04 | 2013-09-18 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接構造の製造方法 |
CN103732348A (zh) * | 2011-08-04 | 2014-04-16 | 丰田自动车株式会社 | 焊接结构及焊接结构的制造方法 |
US8876649B2 (en) | 2011-08-04 | 2014-11-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welding structure and method for manufacturing welding structure |
CN114571737A (zh) * | 2020-12-01 | 2022-06-03 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种激光焊接方法及装置 |
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