JPS6238693A

JPS6238693A - 時間軸誤差補正回路

Info

Publication number: JPS6238693A
Application number: JP60177701A
Authority: JP
Inventors: Fusao Ushio; 潮　房雄
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-08-14
Filing date: 1985-08-14
Publication date: 1987-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、映像信号再生装置における時間軸誤差の補正
回路に関するものである。

（従来の技術）第２図に従来の映像信号再生装置における時間軸誤差補
正回路の一例を示す。同図において、水晶発振器１は、
約１４．３１８１８Ｍ七で発振し、プレーヤの動作の基
準周波数を発生する。分周回路２は水晶発振器１からの
信号を分周して、モータ３を回転させる基準信号を発生
する。ドライブ回路４は分周回路２からの信号に応じて
モータ３をきまった回転数で回転させる。５はビデオデ
ィスクで、６はピックアップである。一般には、信号の
記録および再生の方式として、光学式、静電容量式、光
磁気式、機械式等が知られている。ピックアップ６によ
りビデオディスク５上から得られた信号は、復調回路７
で復調されて映像信号を得る。８は第１の時間軸補正回
路であり、復調された映像信号中の同期信号と、水晶発
振器１を分周して得られた同期信号の同期が同一となる
ようにピックアップを動かして、ディスクの偏心等で生
じる再生信号の時間軸誤差をなくする。このような、機
械的にピックアップを動かして時間軸誤差を無くする方
式においては、低周波の時間軸誤差の補正には有効であ
るが、ピックアップ自体の機械的制約のため、高い周波
数の時間軸誤差をなくすることには不適当である。そこ
で、以下に示すような、第２の時間軸補正回路が用いら
れている。

９はパーストゲート回路であり、再生映像信号中のバー
ストを取り出す。位相比較回路１０は、バースト信号と
可変周波数水晶発振器１１の信号との位相を比較して、
位相差に比例した信号を発生する。低域通過フィルタ１
２は位相比較回路１０の出力信号中の低域成分を取り出
す。このとき、そのカットオフ周波数は、モータ３の回
転数程度、またはそれに近い比較的低い周波数に選ぶ。

１３は第２の位相比較回路であり、１４は第２の低域通
過フィルタであり、そのカットオフ周波数は比較的高く
、たとえば、数ｋｌｌｚに選ばれる。このようにするこ
とで、第１の時間軸補正回路で補正できなかった比較的
高い周波数の時間軸誤差信号を得ることができる。１５
は可変遅延回路であり、低域通過フィルタ１４より得ら
れる誤差信号に応じて遅延量が可変され、再生された映
像信号中の時間軸誤差を取り除く。可変遅延回路１５と
してはＣＣＤあるいは、色副搬送波の帯域の位相だけを
変化させることが可能な全帯域通過型の移相回路等があ
る。

（参考文献：新技術］ミュニケーションズ社発行「○ｐ
ｌｕｓ　Ｅ　Ｊ　１９８４年１０月号ｐ、７６）（発明
が解決しようとする問題点）従来の回路では、第２の時間軸補正回路の時間軸誤差信
号を得るために、可変周波数水晶発振器を用いており２
回路が複雑でかつ、高価になるとともに、水晶振動子を
用いているため、回路を工Ｃ化しても水晶振動子を取り
除くことができない欠点があった。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、水晶振動子を用
いない、簡単な構成で、時間軸誤差補正回路を提供する
ことである。

（問題点を解決するための手段）本発明の時間軸誤差補正回路は、基準信号に同期して映
像信号を再生する手段と、前記基準信号を分周して再生
映像信号中のバースト信号と同じ周波数の信号を得る分
周回路と、この分周回路の出力信号の位相を変化させる
可変移相手段と、この可変移相手段の出力の位置と、再
生映像信号中のバースト信号の位相を比較する位相比較
手段と、この位相比較手段に接続されており、その出力
が、前記可変移相手段に入力される第１の低域通過フィ
ルタと、位相比較手段に接続されており、その通過帯域
が第１の低域通過フィルタよりも広い第２の低域通過フ
ィルタと、第２の低域通過フィルタの出力に応じて再生
映像信号のすくなくとも色副搬送波の帯域の遅延量を可
変とする可変遅延手段を有するものである。

（作　用）本発明は、上記構成により、時間軸補正回路の中の誤差
信号を得る回路の中より可変周波数水晶発振器をなくす
ることができ、回路の簡略化がはかれるとともに、水晶
振動子を用いていないことにより、ＩＣ化にも適した回
路が実現できる。

（実施例）本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

同図は本発明の時間軸誤差補正回路のブロック図である
。

第１図において、第２図に示す従来例と同一部分につい
ては同じ番号を付し、その説明を省略する。１６はパー
ストゲート回路であり、再生映像信号中のバーストだけ
を出力する。一方、分周回路２からは、バースト信号と
同一の周波数の基準信号が出力され、可変移相回路１７
へ入力される。可変移相回路１７の出力は、位相比較回
路１８へ入力され、バースト信号と位相比較される。位
相比較回路１８からの位相誤差信号は、第１の低域通過
フィルタ１９に入力される。第１の低域通過フィルタ１
９のカットオフ周波数は、ディスクの回転数の近くに設
定されており、このため、位相比較回路１８がらの位相
誤差信号には、時間軸誤差信号の低域成分はほとんど含
まれていない。２０は第２の低域通過フィルタで、第１
の低域通過フィルタ１９よりも高いカットオフ周波数を
持っている。２１は可変遅延回路であり、第２の低域フ
ィルタ２０を通過した信号の位相誤差信号によりその遅
延時間が可変される。このとき、位相誤差信号は、比較
的高い周波数の誤差信号も含まれているため、第１の時
間軸補正回路８で補正できなかった比較的高い周波数の
時間軸誤差も補正可能である。

（発明の効果）本発明によれば、従来使用されていた高価な水晶振動子
を用いることなく、簡単で原価の安い、高性能な時間軸
誤差補正回路が実現でき、その実用的な効果は大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による時間軸誤差補正回路の
ブロック図、第２図は従来の時間軸誤差補正回路のブロ
ック図である。１　・・・水晶発振器、　２　・・　分周回路、　３・
・・モータ、　４　・・・　ドライブ回路５５　・・　
ビデオディスク、　６　・・・　ピックアップ、　７　
・・・復調回路、　８　・・・第１の時間軸補正回路、
９゜１６・・パーストゲート回路、　１０，１．３．１
８・・・位相比較回路、１１・・・可変周波数水晶発振
器。１２．１４，１９．２０・・　低域通過フィルタ、　　
１．５．２１・・可変遅延回路、１７・・・可変移相回
路。

Claims

【特許請求の範囲】

基準信号に同期して映像信号を再生する手段と、前記基
準信号を分周して再生映像信号中のバースト信号と同じ
周波数の信号を得る分周回路と、該分周回路の出力信号
の位相を変化させる可変移相手段と、該可変移相手段の
出力と再生映像信号中バースト信号の位相を比較する位
相比較手段と、該位相比較手段に接続されており、その
出力が、前記可変移相手段に入力される第１の低域通過
フィルタと、前記位相比較手段に接続されており、その
通過帯域が第１の低域通過フィルタよりも広い第２の低
域通過フィルタと、該第２の低域通過フィルタの出力に
応じて再生映像信号のすくなくとも色副搬送波の帯域の
遅延量を可変とする可変遅延手段を有することを特徴と
する時間軸誤差補正回路。