JPS623856A - 特に鋼鋳造用の複式ベルト型連続鋳造金型 - Google Patents
特に鋼鋳造用の複式ベルト型連続鋳造金型Info
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- JPS623856A JPS623856A JP61149893A JP14989386A JPS623856A JP S623856 A JPS623856 A JP S623856A JP 61149893 A JP61149893 A JP 61149893A JP 14989386 A JP14989386 A JP 14989386A JP S623856 A JPS623856 A JP S623856A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0605—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two belts, e.g. Hazelett-process
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に馴鋳造用の複式ベルト型連続鋳造金型で
あって、その金型室が側方で、冷却される鋳造ベルトと
共に循環運動するエンドレスの側方ダムブロックにより
制限されており、該側方ダムブロックが金型室の範囲で
、調節可能な案内ゲージに支持されており、かつ上側及
び下側の鋳造ベルトのための折り返しドラム及び支持ロ
ーラを備えた、控え部材を介して互いに上下に配置され
た上及び下フレームを有しており、かつ金型室を外部か
ら遮蔽する、鋳造ベルトに作用するパッキングを有して
いる形式のものに関する。
あって、その金型室が側方で、冷却される鋳造ベルトと
共に循環運動するエンドレスの側方ダムブロックにより
制限されており、該側方ダムブロックが金型室の範囲で
、調節可能な案内ゲージに支持されており、かつ上側及
び下側の鋳造ベルトのための折り返しドラム及び支持ロ
ーラを備えた、控え部材を介して互いに上下に配置され
た上及び下フレームを有しており、かつ金型室を外部か
ら遮蔽する、鋳造ベルトに作用するパッキングを有して
いる形式のものに関する。
上に述べた形式の従来公知の複式ヘルド型連続鋳造金型
(例えばドイツ連邦共和国特許第1268319号明細
書及び同第1433036号明細’!F)では、鋳造ヘ
ルドは、これらに所属する支持ローラと同じく、側方ダ
ムブロックを著しく越える幅を有している。広幅の特別
の帯状ストランドを製造する場合でないかぎり、鋳造ベ
ルト幅は金型室の幅の数倍である。200mmまでのス
トランド幅では、鋳造ベルトは金型室のほぼ3倍の幅を
有する。側方ダムブロックの側方の室は、これらの側方
ダムブロックを支持し調節する案内ゲージを取り付ける
ため及び金型室を大量に供給される冷却媒体に対して確
実にシールするために必要なのである。
(例えばドイツ連邦共和国特許第1268319号明細
書及び同第1433036号明細’!F)では、鋳造ヘ
ルドは、これらに所属する支持ローラと同じく、側方ダ
ムブロックを著しく越える幅を有している。広幅の特別
の帯状ストランドを製造する場合でないかぎり、鋳造ベ
ルト幅は金型室の幅の数倍である。200mmまでのス
トランド幅では、鋳造ベルトは金型室のほぼ3倍の幅を
有する。側方ダムブロックの側方の室は、これらの側方
ダムブロックを支持し調節する案内ゲージを取り付ける
ため及び金型室を大量に供給される冷却媒体に対して確
実にシールするために必要なのである。
従来公知の構造の複式ベルト型連続鋳造金型は次のよう
な欠陥を有している。即ち、鋳造ベルトが金型室の範囲
でのみ高温になり、側方ダムブロックの側方の範囲では
供給される冷却媒体の低い温度を有するに過ぎない。鋳
造ベルトの幅方向の不均一な温度分布は、特に鋼のよう
な融点が極めて高い材料を鋳造する場合、殊に不都合で
ある。
な欠陥を有している。即ち、鋳造ベルトが金型室の範囲
でのみ高温になり、側方ダムブロックの側方の範囲では
供給される冷却媒体の低い温度を有するに過ぎない。鋳
造ベルトの幅方向の不均一な温度分布は、特に鋼のよう
な融点が極めて高い材料を鋳造する場合、殊に不都合で
ある。
実験によれば、鋳造ベルトの全型室範囲の平均温度は、
外側区分がたんに 20°Cであるのに対して、はぼ
112°Cである。上に述べた温度差は縦方向及び横方
向での鋳造ベルトの延びの差を生じ、鋳造ベルトの変形
を生ぜしめる。この変形は大きな張力を作用させること
によっても完全に補償することはできない。それとゆう
のは鋳造ベルトの延びていない低温の外側区分はこれに
伴う付加的応力にもとずき所定値以上に延ばすことがで
きないからである。鋳造ベルトの高温の中央範囲と低温
の外側区分との境目範囲は特に危険である。鋳造ベルト
の不都合な温度分布により鋳造ベルトの耐用寿命が低下
することを度外視しても、鋳造ベルトの不均一な延びは
以下のような欠陥を生じる。即ち鋳造ベルトと側方ダム
ブロックとの間に間隙が形成されることにより金型室の
範囲に非密封性が生じ、換言すれば間隙範囲に舌状の鋳
張りが生じ、これは鋳造方向でさらに成長し、全型室出
口で側方ダムブロックを損傷する結果を生じる。鋳造ベ
ルトの、低温の外側区分によって妨げられる縦方向の延
びはストランドと鋳造ベルトとの間にギャップを生じさ
せる。それというのは鋳造ベルトは支持ローラにたんに
点状に保持されているに過ぎないからである。空隙はそ
の断熱作用により複式ベルト型連続鋳造金型の冷却力を
低下させるから、自己支持能力を有するストランドシェ
ルを形成させるために、金型室を比較的長く構成しなけ
ればならない。形成される空隙の大きさを制限するため
に、ローラ中心に最大直径を有する少なくとも全型室出
口から直接延びている支持ローラを球状に構成すること
が試み、られた。不均一な熱分布により、鋳造ベルトの
低温の外側区分は緊張状態となり、これに対して高温の
、著しく延びを生じた中心区分は不確定な方向で膜状に
変形する。換言すれば、鋳造ベルトに、ストランドに向
かって湾曲した、良°好な熱伝導性を有する湾曲部が生
じるか、又はストランドから離れる方向に湾曲して空隙
を形成する、熱伝導性の低い湾曲部が生じる。湾曲の方
向をあらかじめ規定することができないばかりでなく、
任意の時点で例えばストランドに向かう方向での湾曲が
逆向きの湾曲に変わることがあるため、鋳造中の変形状
態を制御することは困難である。この場合、例えばスト
ランドと鋳造ベルトとの良好な熱伝導性範囲が熱伝導性
の低い範囲に変イつる。これに関連する複式ベルト型連
続鋳造金型の冷却作用の低下により、最悪の場合にはス
トランドの破壊、ひいては鋳造工程の中断の結果を生じ
る。
外側区分がたんに 20°Cであるのに対して、はぼ
112°Cである。上に述べた温度差は縦方向及び横方
向での鋳造ベルトの延びの差を生じ、鋳造ベルトの変形
を生ぜしめる。この変形は大きな張力を作用させること
によっても完全に補償することはできない。それとゆう
のは鋳造ベルトの延びていない低温の外側区分はこれに
伴う付加的応力にもとずき所定値以上に延ばすことがで
きないからである。鋳造ベルトの高温の中央範囲と低温
の外側区分との境目範囲は特に危険である。鋳造ベルト
の不都合な温度分布により鋳造ベルトの耐用寿命が低下
することを度外視しても、鋳造ベルトの不均一な延びは
以下のような欠陥を生じる。即ち鋳造ベルトと側方ダム
ブロックとの間に間隙が形成されることにより金型室の
範囲に非密封性が生じ、換言すれば間隙範囲に舌状の鋳
張りが生じ、これは鋳造方向でさらに成長し、全型室出
口で側方ダムブロックを損傷する結果を生じる。鋳造ベ
ルトの、低温の外側区分によって妨げられる縦方向の延
びはストランドと鋳造ベルトとの間にギャップを生じさ
せる。それというのは鋳造ベルトは支持ローラにたんに
点状に保持されているに過ぎないからである。空隙はそ
の断熱作用により複式ベルト型連続鋳造金型の冷却力を
低下させるから、自己支持能力を有するストランドシェ
ルを形成させるために、金型室を比較的長く構成しなけ
ればならない。形成される空隙の大きさを制限するため
に、ローラ中心に最大直径を有する少なくとも全型室出
口から直接延びている支持ローラを球状に構成すること
が試み、られた。不均一な熱分布により、鋳造ベルトの
低温の外側区分は緊張状態となり、これに対して高温の
、著しく延びを生じた中心区分は不確定な方向で膜状に
変形する。換言すれば、鋳造ベルトに、ストランドに向
かって湾曲した、良°好な熱伝導性を有する湾曲部が生
じるか、又はストランドから離れる方向に湾曲して空隙
を形成する、熱伝導性の低い湾曲部が生じる。湾曲の方
向をあらかじめ規定することができないばかりでなく、
任意の時点で例えばストランドに向かう方向での湾曲が
逆向きの湾曲に変わることがあるため、鋳造中の変形状
態を制御することは困難である。この場合、例えばスト
ランドと鋳造ベルトとの良好な熱伝導性範囲が熱伝導性
の低い範囲に変イつる。これに関連する複式ベルト型連
続鋳造金型の冷却作用の低下により、最悪の場合にはス
トランドの破壊、ひいては鋳造工程の中断の結果を生じ
る。
本発明の課題は、はじめに述べた形式の複式ベルト型連
続鋳造金型を改良して、屑のような高融点の材料の鋳造
の場合にも鋳造ベルト全幅にわたって均一な温度分布が
達成され、これにより、鋳造ベルトが高温の中心範囲に
おいても十分緊張した張設状態に保持されるようにする
ことにある。
続鋳造金型を改良して、屑のような高融点の材料の鋳造
の場合にも鋳造ベルト全幅にわたって均一な温度分布が
達成され、これにより、鋳造ベルトが高温の中心範囲に
おいても十分緊張した張設状態に保持されるようにする
ことにある。
この課題は特許請求の範囲第1項に記載の特徴を有する
複式ベルト型連続鋳造金型の構成によって解決されてい
る。これによれば、本発明の思想は第一に、鋳造ベルト
の幅を該鋳造ベルトが側方ダムブロック外面から側方に
僅かにしか張り出さないように設計したことにある。こ
れに相応して支持ローラも、パッキングを設ける室を形
成するために短く構成されている。該パッキングは側方
ダムブロックの上側若しくは下側で鋳造ベルトに接触し
て金型室を内側及び外側に向かって遮蔽し、金型室から
の金属熔融物の流出及び金型室内“への供給された冷却
水の流入を防止するものである。該パッキングは殊に金
型室内における 200゛Cを越えることがある温度に
おいても有効に作用するように製作されなければならな
い。金型室の密閉は狭幅鋳造ベルトの使用にも拘わらず
金型室入り口後方のはじめの範囲において特に必要であ
る。それというのは形成されるストランドがこの範囲に
おいてはまだ薄いストランドシェルしか有していないか
らである。側方ダムブロック外面相互間隔にほぼ等しい
幅の狭幅鋳造ベルトの使用の結果、金型室入り口範囲に
おいて、平均鋳造ベルト温度が側方ダムブロックの範囲
における鋳造ベルト温度にほぼ一致する。鋳造ベルトの
縦方向に対して横方向での、はじめに述べた不都合な結
果を伴う延びの差は、金型室入り口後方の特に危険な範
囲においても生じない。パッキングは殊に、少なくとら
所属の鋳造ベルトと接触する範囲が適当な繊維材料から
なっているように製作することができる。高融点材料の
鋳造においては、少なくとも鋳造ベルトとの接触範囲が
セラミック繊維材料から成るパッキングを使用するのが
有利である(特許請求の範囲第2項)。
複式ベルト型連続鋳造金型の構成によって解決されてい
る。これによれば、本発明の思想は第一に、鋳造ベルト
の幅を該鋳造ベルトが側方ダムブロック外面から側方に
僅かにしか張り出さないように設計したことにある。こ
れに相応して支持ローラも、パッキングを設ける室を形
成するために短く構成されている。該パッキングは側方
ダムブロックの上側若しくは下側で鋳造ベルトに接触し
て金型室を内側及び外側に向かって遮蔽し、金型室から
の金属熔融物の流出及び金型室内“への供給された冷却
水の流入を防止するものである。該パッキングは殊に金
型室内における 200゛Cを越えることがある温度に
おいても有効に作用するように製作されなければならな
い。金型室の密閉は狭幅鋳造ベルトの使用にも拘わらず
金型室入り口後方のはじめの範囲において特に必要であ
る。それというのは形成されるストランドがこの範囲に
おいてはまだ薄いストランドシェルしか有していないか
らである。側方ダムブロック外面相互間隔にほぼ等しい
幅の狭幅鋳造ベルトの使用の結果、金型室入り口範囲に
おいて、平均鋳造ベルト温度が側方ダムブロックの範囲
における鋳造ベルト温度にほぼ一致する。鋳造ベルトの
縦方向に対して横方向での、はじめに述べた不都合な結
果を伴う延びの差は、金型室入り口後方の特に危険な範
囲においても生じない。パッキングは殊に、少なくとら
所属の鋳造ベルトと接触する範囲が適当な繊維材料から
なっているように製作することができる。高融点材料の
鋳造においては、少なくとも鋳造ベルトとの接触範囲が
セラミック繊維材料から成るパッキングを使用するのが
有利である(特許請求の範囲第2項)。
狭幅鋳造ベルトにより規定されるスペース関係を考慮し
て、支持ローラは側方では支持されておらず、その支承
部は金型室に対向して配置されている(特許請求の範囲
第3項)。
て、支持ローラは側方では支持されておらず、その支承
部は金型室に対向して配置されている(特許請求の範囲
第3項)。
本発明の有利な一実施態様によれば、支持ローラ及びパ
ッキングは共に上若しくは下フレームの支持体に支持さ
れている(特許請求の範囲第4項)。
ッキングは共に上若しくは下フレームの支持体に支持さ
れている(特許請求の範囲第4項)。
パッキングは有利にはその都度1つの冷却される支持ア
ーム及び揺動体を有しており、該揺動体はばね部材を介
して支持アーム及び所属の鋳造ベルトに支持されている
(特許請求の範囲第5項)。パッキングは少なくともそ
の一部か場合により生じる高い周囲温度に耐えることか
できる材料から成っているか、又はこのような材料で被
覆されているのが有利である。鋳造ベルトを側方ダムブ
ロックの範囲においても支持するために、支持ローラを
、金型室幅よりも長く構成することができる。この場合
側方ダムブロックは金型室の密封性を考慮して比較的幅
広く構成しなければならない0バツキングが鋳造ベルト
に当接している当接幅はしかしまた側方ダムブロック幅
に合致するようにすることができる(特許請求の範囲第
6項)。
ーム及び揺動体を有しており、該揺動体はばね部材を介
して支持アーム及び所属の鋳造ベルトに支持されている
(特許請求の範囲第5項)。パッキングは少なくともそ
の一部か場合により生じる高い周囲温度に耐えることか
できる材料から成っているか、又はこのような材料で被
覆されているのが有利である。鋳造ベルトを側方ダムブ
ロックの範囲においても支持するために、支持ローラを
、金型室幅よりも長く構成することができる。この場合
側方ダムブロックは金型室の密封性を考慮して比較的幅
広く構成しなければならない0バツキングが鋳造ベルト
に当接している当接幅はしかしまた側方ダムブロック幅
に合致するようにすることができる(特許請求の範囲第
6項)。
これに相応して支持ローラはたんに金型室の範囲でのみ
上側若しくは下側の鋳造ベルトに接触する。この構成の
利点は、側方ダムブロック幅が比較的狭く製作されてい
る場合でも互いに協働する金型室壁間への金属熔融物の
侵入が防止される。
上側若しくは下側の鋳造ベルトに接触する。この構成の
利点は、側方ダムブロック幅が比較的狭く製作されてい
る場合でも互いに協働する金型室壁間への金属熔融物の
侵入が防止される。
本発明の有利な一実施態様によれば、支持ローラは、金
型室幅より小さい幅を有するように構成されている(第
7項)。有利にはこの場合パッキング(第6項)の当接
幅は側方ダムブロックの幅に等しい。この構成の利点は
、側方ダムブロックの範囲のパッキング及び案内部材(
パッキング及び案内ゲージ)が全型室範囲の案内部材(
支持ローラ)から分離していることにある。
型室幅より小さい幅を有するように構成されている(第
7項)。有利にはこの場合パッキング(第6項)の当接
幅は側方ダムブロックの幅に等しい。この構成の利点は
、側方ダムブロックの範囲のパッキング及び案内部材(
パッキング及び案内ゲージ)が全型室範囲の案内部材(
支持ローラ)から分離していることにある。
本発明は、鋳造ベルトの縦方向の温度分布を均一化する
ためにも役立つ。側方ダムブロック及びこれと協働する
鋳造ベルト側方区分の鋳造方向で次第に増大する加熱度
は、本発明によれば、側方ダムブロックが従来技術と異
なり少なくとも金型室の出口範囲で、また有利には中央
範囲でも、冷却されることによって制限される(特許請
求の範囲第8項)。側方ダムブロックが両範囲に付加的
な冷却手段を備えている場合、金型室の中央範囲には空
冷手段を、また出口範囲には水冷手段を使用するのが有
利である。付加的冷却は、側方ダムブロックの問題とな
る全型室範囲に冷却媒体通路を所属させ、該通路の出口
孔が側方ダムブロック外面に対向するようにすることに
よって実現することができる(特許請求の範囲第9項)
。この場合冷却媒体通路及びその出口孔が側方ダムブロ
ックための案内ゲージの構成部分であるようにすること
とができる(第10項)。鋳造ベルトの範囲に供給され
る冷却水に対して側方ダムブロック外面を遮蔽するため
に、複式ベルト型連続鋳造金型の上及び下フレームは金
型室の高さ位置で互いにシールされ、これによりパッキ
ングを受容する冷却室を形成する(第11項)。この場
合上記シールは簡単な形式で、両フレーム部分を互いに
結合するシール条片より成ることができる(第12項)
。従来技術と異なり、本発明の装置はさらに、金型室入
り口において側方ダムブロックが比較的高い温度、それ
も金型室入り口における平均鋳造ベルト温度にほぼ等几
い温度に予熱されるように構成することができる(特許
請求の範囲第13項)。
ためにも役立つ。側方ダムブロック及びこれと協働する
鋳造ベルト側方区分の鋳造方向で次第に増大する加熱度
は、本発明によれば、側方ダムブロックが従来技術と異
なり少なくとも金型室の出口範囲で、また有利には中央
範囲でも、冷却されることによって制限される(特許請
求の範囲第8項)。側方ダムブロックが両範囲に付加的
な冷却手段を備えている場合、金型室の中央範囲には空
冷手段を、また出口範囲には水冷手段を使用するのが有
利である。付加的冷却は、側方ダムブロックの問題とな
る全型室範囲に冷却媒体通路を所属させ、該通路の出口
孔が側方ダムブロック外面に対向するようにすることに
よって実現することができる(特許請求の範囲第9項)
。この場合冷却媒体通路及びその出口孔が側方ダムブロ
ックための案内ゲージの構成部分であるようにすること
とができる(第10項)。鋳造ベルトの範囲に供給され
る冷却水に対して側方ダムブロック外面を遮蔽するため
に、複式ベルト型連続鋳造金型の上及び下フレームは金
型室の高さ位置で互いにシールされ、これによりパッキ
ングを受容する冷却室を形成する(第11項)。この場
合上記シールは簡単な形式で、両フレーム部分を互いに
結合するシール条片より成ることができる(第12項)
。従来技術と異なり、本発明の装置はさらに、金型室入
り口において側方ダムブロックが比較的高い温度、それ
も金型室入り口における平均鋳造ベルト温度にほぼ等几
い温度に予熱されるように構成することができる(特許
請求の範囲第13項)。
次に図面につき本発明を説、明する。
複式ベルト型連続鋳造金型の第’la図及び第1b図に
示されている公知の構造形式によれば、間に配置されて
いるエンドレスの側方ダムブロック3.4と長方形横断
面の金型室5を形成する鋳造ベルト1.2は、金型室5
の幅にの数倍の幅に構成されている。金型室幅が180
mmの場合、鋳造ベルト幅Gは535mmである。各鋳
造ベルト1.2は金型室入り口5a及び全型室出口5b
の範囲において折り返しドラム6.7に沿って、第1a
図で矢印8によって示されている鋳造方向が生じるよう
に、案内され、この鋳造方向はまた金型室5の範囲にお
ける側方ダムブロック3.4の運動方向でもある。金型
室5の長さは金型室入り口5a及び全型室出口5b間の
距離によって規定される。
示されている公知の構造形式によれば、間に配置されて
いるエンドレスの側方ダムブロック3.4と長方形横断
面の金型室5を形成する鋳造ベルト1.2は、金型室5
の幅にの数倍の幅に構成されている。金型室幅が180
mmの場合、鋳造ベルト幅Gは535mmである。各鋳
造ベルト1.2は金型室入り口5a及び全型室出口5b
の範囲において折り返しドラム6.7に沿って、第1a
図で矢印8によって示されている鋳造方向が生じるよう
に、案内され、この鋳造方向はまた金型室5の範囲にお
ける側方ダムブロック3.4の運動方向でもある。金型
室5の長さは金型室入り口5a及び全型室出口5b間の
距離によって規定される。
水冷を伴う屑の鋳造において、鋼より成る鋳造ベルトは
金型室入り口5aでは次のような温度になる(第1a図
)。平均鋳造ベルト温度TE= 142°C(内側 1
65°C1外側120°C)、側方ダムブロックの外側
の外側区分における鋳造ベルト温度TR= 20°C
;側方ダムブロックの温度T S E = 120°C
1 金型室出口5bには次の温度が生じる。鋳造ベルトの外
側区分は所属の水冷により同様に温度TRを有する。全
型室出口範囲の平均鋳造ベルト温度TA=82°C(内
側93°C9外側71″C)である。冷却されない側方
ダムブロックの温度TSAは、鋳造方向に運動する場合
、350”Cに上界する。 金型室の範囲においてその
全長にわたって生じる平均鋳造ベルト温度は外側区分の
20°Cに対してほぼ112’Cである。これによって
生じる、大きな縦方向張力をかけることによっても補償
することができない鋳造ベルトの不均一な延びは、鋳造
ベルト1.2と側方ダムブロック3.4との間にギャッ
プ形成を伴う鋳造ベルトの変形を生じ、部分的にはスト
ランドと、鋳造ベルトとの間の良好な熱的接触を損なう
。
金型室入り口5aでは次のような温度になる(第1a図
)。平均鋳造ベルト温度TE= 142°C(内側 1
65°C1外側120°C)、側方ダムブロックの外側
の外側区分における鋳造ベルト温度TR= 20°C
;側方ダムブロックの温度T S E = 120°C
1 金型室出口5bには次の温度が生じる。鋳造ベルトの外
側区分は所属の水冷により同様に温度TRを有する。全
型室出口範囲の平均鋳造ベルト温度TA=82°C(内
側93°C9外側71″C)である。冷却されない側方
ダムブロックの温度TSAは、鋳造方向に運動する場合
、350”Cに上界する。 金型室の範囲においてその
全長にわたって生じる平均鋳造ベルト温度は外側区分の
20°Cに対してほぼ112’Cである。これによって
生じる、大きな縦方向張力をかけることによっても補償
することができない鋳造ベルトの不均一な延びは、鋳造
ベルト1.2と側方ダムブロック3.4との間にギャッ
プ形成を伴う鋳造ベルトの変形を生じ、部分的にはスト
ランドと、鋳造ベルトとの間の良好な熱的接触を損なう
。
上記のような状態は、鋼のような熔融点の高い材料の鋳
造のさい特に不利である。上記の状態はしかしまた銅、
銅合金のような材料の場合にも鋳造ベルトの寿命を著し
く短くし、複式ベルト型連続鋳造金型の冷却能力を損な
う。
造のさい特に不利である。上記の状態はしかしまた銅、
銅合金のような材料の場合にも鋳造ベルトの寿命を著し
く短くし、複式ベルト型連続鋳造金型の冷却能力を損な
う。
本発明は、側方ダムブロックの外面にほぼ合致する狭幅
の鋳造ベルトの使用により、先に述べた温度状態に良好
な影響を与え、これにより、特に熔融点の高い材料の鋳
造のさいにおける複式ベルト型連続鋳造金型の運転の安
全性ないし確実性を改善しようとするものである。
の鋳造ベルトの使用により、先に述べた温度状態に良好
な影響を与え、これにより、特に熔融点の高い材料の鋳
造のさいにおける複式ベルト型連続鋳造金型の運転の安
全性ないし確実性を改善しようとするものである。
第2a図及び第2b図に示されている本発明の実施例に
よれば、側方ダムブロック外面3b、4bに合致する鋳
造ベルト1a、2aの幅Gaは、金型室5の大きさが同
じであれば(金型室幅に2180mm)、たんに330
mmである。側方ダムブロック3a、4aはこの場合有
利には第1a、b図の公知の構造における側方ダムブロ
ック3.4よりも大きな幅を有している。
よれば、側方ダムブロック外面3b、4bに合致する鋳
造ベルト1a、2aの幅Gaは、金型室5の大きさが同
じであれば(金型室幅に2180mm)、たんに330
mmである。側方ダムブロック3a、4aはこの場合有
利には第1a、b図の公知の構造における側方ダムブロ
ック3.4よりも大きな幅を有している。
狭幅構造の鋳造ベルトの使用は、金型室の範囲における
温度変化を生ぜず、TE= 142°C1TA=
82’Cである。側方ダムブロックは本発明によれば通
常よりも著しく強く予熱され、従って側方ダムブロック
は金型室入り口5aでほぼ142°Cの温度T’SEで
金型室内に入る。全型室出口での側方ダムブロック温度
T’SEはほぼ370°Cである。
温度変化を生ぜず、TE= 142°C1TA=
82’Cである。側方ダムブロックは本発明によれば通
常よりも著しく強く予熱され、従って側方ダムブロック
は金型室入り口5aでほぼ142°Cの温度T’SEで
金型室内に入る。全型室出口での側方ダムブロック温度
T’SEはほぼ370°Cである。
このような温度分布の結果、金型室入り口5aにおいて
、鋳造ベルトは側方ダムブロックとの接触範囲で、金型
室の範囲の温度とほぼ等しい温度を有している。従って
鋳造ベルトの横方向では、不都合な結果をもたらす延び
の差は生じない。鋳造ベルト全幅にわたって均一に分配
された延びは縦方向に作用する張力によって補償するこ
とができる。それというのは、温度TRを有する先に述
べた外側区分がないからである。 金型室を外部に対し
て確実に遮蔽するとともに出来るだけ狭幅に構成された
鋳造ベルト1a、2aの使用により、要するに、金型室
入り口において鋳造ベルト11.2aの横方向で均一な
温度分布かえられ、その結果温度による延びの補償が可
能である。
、鋳造ベルトは側方ダムブロックとの接触範囲で、金型
室の範囲の温度とほぼ等しい温度を有している。従って
鋳造ベルトの横方向では、不都合な結果をもたらす延び
の差は生じない。鋳造ベルト全幅にわたって均一に分配
された延びは縦方向に作用する張力によって補償するこ
とができる。それというのは、温度TRを有する先に述
べた外側区分がないからである。 金型室を外部に対し
て確実に遮蔽するとともに出来るだけ狭幅に構成された
鋳造ベルト1a、2aの使用により、要するに、金型室
入り口において鋳造ベルト11.2aの横方向で均一な
温度分布かえられ、その結果温度による延びの補償が可
能である。
複式ベルト型連続鋳造金型の第3図に示されている本発
明の実施例では、複式ベルト型連続鋳造金型の上フレー
ム9及び下フーム10はシール部材11を介して互いに
対向して金型室5の縦方向に延びているシール条片12
に支持されている。
明の実施例では、複式ベルト型連続鋳造金型の上フレー
ム9及び下フーム10はシール部材11を介して互いに
対向して金型室5の縦方向に延びているシール条片12
に支持されている。
該シール条片は側方ダムブロックの外面3b、4bが位
置している室を外部に対して遮蔽している。側方ダムブ
ロックの位置はこれらに当接している案内ゲージ13を
介して確定されており、該ゲージ13の調節ロッド14
はシール条片12を貫通して可動であり、かつ外側では
調節ネジ15を介してブラケット16内に保持されてい
る。該ブラケット16内体は支承ビン17を中心にして
回動可能に下フレーム10に取り付けられている。
置している室を外部に対して遮蔽している。側方ダムブ
ロックの位置はこれらに当接している案内ゲージ13を
介して確定されており、該ゲージ13の調節ロッド14
はシール条片12を貫通して可動であり、かつ外側では
調節ネジ15を介してブラケット16内に保持されてい
る。該ブラケット16内体は支承ビン17を中心にして
回動可能に下フレーム10に取り付けられている。
調節ネジ15の回動により、所属の案内ゲージ13の位
置は無段階的に変化せしめられる。調節ロッド14とシ
ール条片12との間のシールは後者内に保持されている
複数のシールリング12aを介して行われている。
置は無段階的に変化せしめられる。調節ロッド14とシ
ール条片12との間のシールは後者内に保持されている
複数のシールリング12aを介して行われている。
フレーム9及びIOはシール条片I2の下側若しくは上
側に横材18を備えており、該横材18には金型室5の
縦方向に順次後方に支持ローラ19及び、支持プレート
20を間挿して、パッキング21が支持されている。支
持ローラ19は案内リブ19aを介して金型室5の範囲
及び側方ダムブロック3a、4aの範囲で上側若しくは
下側の鋳造ベルトla若しくは2aに支持されている。
側に横材18を備えており、該横材18には金型室5の
縦方向に順次後方に支持ローラ19及び、支持プレート
20を間挿して、パッキング21が支持されている。支
持ローラ19は案内リブ19aを介して金型室5の範囲
及び側方ダムブロック3a、4aの範囲で上側若しくは
下側の鋳造ベルトla若しくは2aに支持されている。
支持ローラの全長は、第2b図に示されている鋳造ベル
ト幅Gaに等しい、側方ダムブロック外面間の距離より
も短く設計されている。
ト幅Gaに等しい、側方ダムブロック外面間の距離より
も短く設計されている。
鋳造ベルト及び側方ダムブロック間のシールは既に述べ
たパッキング21を介して行われており、該パッキング
21は支持ローラ19の側方において鋳造ベルト1a、
2aの外側区分にばね弾性的に当接している。鋳造ベル
ト1a、2aに当接しているパッキング21の当接幅り
は従って側方ダムブロックの幅Sよりも小さい(第6a
図)。
たパッキング21を介して行われており、該パッキング
21は支持ローラ19の側方において鋳造ベルト1a、
2aの外側区分にばね弾性的に当接している。鋳造ベル
ト1a、2aに当接しているパッキング21の当接幅り
は従って側方ダムブロックの幅Sよりも小さい(第6a
図)。
パッキング21は、横材18の孔1.8 aを通って鋳
造ベルトの範囲内に供給された冷却水が金型室内に入り
込むことを防止する。冷却水の供給は供給管22を介し
て行われ、該供給管は横材18の上側若しくは下側に配
置されている。第3図には一例と1.てたんに下フレ゛
−ム10にのみ所属した供給管が示されている。
造ベルトの範囲内に供給された冷却水が金型室内に入り
込むことを防止する。冷却水の供給は供給管22を介し
て行われ、該供給管は横材18の上側若しくは下側に配
置されている。第3図には一例と1.てたんに下フレ゛
−ム10にのみ所属した供給管が示されている。
第4図の実施例(この場合にもパッキング21はやはり
たんに略示図で示されている)は、シール条片12が専
ら側方ダムブロック外面3bが内部に配置されている室
36を冷却水に対して遮蔽するために役立っているにす
ぎない点で第3図の実施例と異なっている。下フレーム
10に対する上フレーム9の位置調節はスペーサ37を
介して行われ、該スペーサ37は室36の外部でシール
条片I2の傍らに位置している。各支持ローラ19(第
5図)は2つの円筒体19b、19cから構成されてお
り、これらは抗張ボルト23を介して互いに結合されて
いる。円筒体19bの径の小さい中央部19d上には支
持リブ19aが押しはめられており、該支持リブ19a
は図示の上側鋳造ベルトlaを金型室5の垂直中心平面
の範囲で支持している。支持ローラ19の回転支承部は
2つの転がり軸受け24からなり、該軸受けは中央部分
+9d及び横材の2つのウェブ18bに支持されている
。周囲の冷却水に対する転がり軸受けの遮蔽手段は図面
を見易くするために省略されている。中央部19dに対
する部分24及び19aの位置固定はブツシュ25.2
6及び27を介して行われる。第3図によれば、ウェブ
18b及び転がり軸受け24は、金型室5の延長部の範
囲において、所属の鋳造ベル)la若しくは2aの上側
若しくは下側に接触するように配置されている。シリン
ダ体19b及び19cはそれぞれ複数の支持リブ19a
を備えている。
たんに略示図で示されている)は、シール条片12が専
ら側方ダムブロック外面3bが内部に配置されている室
36を冷却水に対して遮蔽するために役立っているにす
ぎない点で第3図の実施例と異なっている。下フレーム
10に対する上フレーム9の位置調節はスペーサ37を
介して行われ、該スペーサ37は室36の外部でシール
条片I2の傍らに位置している。各支持ローラ19(第
5図)は2つの円筒体19b、19cから構成されてお
り、これらは抗張ボルト23を介して互いに結合されて
いる。円筒体19bの径の小さい中央部19d上には支
持リブ19aが押しはめられており、該支持リブ19a
は図示の上側鋳造ベルトlaを金型室5の垂直中心平面
の範囲で支持している。支持ローラ19の回転支承部は
2つの転がり軸受け24からなり、該軸受けは中央部分
+9d及び横材の2つのウェブ18bに支持されている
。周囲の冷却水に対する転がり軸受けの遮蔽手段は図面
を見易くするために省略されている。中央部19dに対
する部分24及び19aの位置固定はブツシュ25.2
6及び27を介して行われる。第3図によれば、ウェブ
18b及び転がり軸受け24は、金型室5の延長部の範
囲において、所属の鋳造ベル)la若しくは2aの上側
若しくは下側に接触するように配置されている。シリン
ダ体19b及び19cはそれぞれ複数の支持リブ19a
を備えている。
パッキング21(第6a図)は支持板20にねじ固定さ
れた支持アーム28を備えており、該アームにはビン2
9を介して金属揺動体30が可動に取り付けられている
。該揺動体はビン29の外側で、プレロードを負荷され
たばね31を介して、支持アーム28に支持されており
、該支持アームは冷却水孔28bを介して冷却水回路に
接続している。鋳造ベルト2aに接触している下側のパ
ッキング21は付加的な負荷を受けているから、これに
所属するばね31は上側のパッキング21のばねとは異
なる設計をされ、若しくは異なるプレロードを負荷され
ていなければならない。これらは金型室内に発生する圧
力を受容するものであればよい。
れた支持アーム28を備えており、該アームにはビン2
9を介して金属揺動体30が可動に取り付けられている
。該揺動体はビン29の外側で、プレロードを負荷され
たばね31を介して、支持アーム28に支持されており
、該支持アームは冷却水孔28bを介して冷却水回路に
接続している。鋳造ベルト2aに接触している下側のパ
ッキング21は付加的な負荷を受けているから、これに
所属するばね31は上側のパッキング21のばねとは異
なる設計をされ、若しくは異なるプレロードを負荷され
ていなければならない。これらは金型室内に発生する圧
力を受容するものであればよい。
鋳造ベルトのシールは温度が200°C以上にもなる複
式ベルト型連続鋳造金型の範囲において行われなければ
ならないから、支持アーム28及び金属揺動体29は耐
熱外套32を備えており、該耐熱外套は結合剤で結合さ
れたセラミック繊維材料からなる2つの耐熱層33及び
33aから構成されている。これは有利には以下のよう
な組成を有しティる: 55%S i Ot、 20%
AL203゜残りMgO0外側耐熱層33aばばね作用
を有する金属揺動体30の作用により鋳造ベルト1a若
しくは2aを介して所属の側方ダムブロックに支持され
ており、かつ鋳造ヘルド及び側方ダムブロックの十分な
運動可能性を保持しながら金型室5からの金属熔融物の
流出若しくは金型室内への冷却水の侵入を防止する。耐
熱層33.33aの端部区分は締め付は部材34.35
により支持アーム28に結合されている。
式ベルト型連続鋳造金型の範囲において行われなければ
ならないから、支持アーム28及び金属揺動体29は耐
熱外套32を備えており、該耐熱外套は結合剤で結合さ
れたセラミック繊維材料からなる2つの耐熱層33及び
33aから構成されている。これは有利には以下のよう
な組成を有しティる: 55%S i Ot、 20%
AL203゜残りMgO0外側耐熱層33aばばね作用
を有する金属揺動体30の作用により鋳造ベルト1a若
しくは2aを介して所属の側方ダムブロックに支持され
ており、かつ鋳造ヘルド及び側方ダムブロックの十分な
運動可能性を保持しながら金型室5からの金属熔融物の
流出若しくは金型室内への冷却水の侵入を防止する。耐
熱層33.33aの端部区分は締め付は部材34.35
により支持アーム28に結合されている。
パッキング21の当接幅りは側方ダムブロック幅Sより
も小さいから、所属の支持ローラは、第3図の実施例に
相応して、該ローラが鋳造ベルト1a、2aを側方ダム
ブロックの上側若しくは下側の範囲においても支持する
ように設計されている。冷却水を受ける鋳造ベルト面は
これに相応して比較的大きい。十分な当接幅りをうるに
は、なかんずく、側方ダムブロック幅Sが相応して大き
く設計されていることが必要である。
も小さいから、所属の支持ローラは、第3図の実施例に
相応して、該ローラが鋳造ベルト1a、2aを側方ダム
ブロックの上側若しくは下側の範囲においても支持する
ように設計されている。冷却水を受ける鋳造ベルト面は
これに相応して比較的大きい。十分な当接幅りをうるに
は、なかんずく、側方ダムブロック幅Sが相応して大き
く設計されていることが必要である。
第6b図の実施例ではパッキング21は、該パッキング
21が鋳造ベルトIa若しくは2aに接触している当接
幅りが側方ダムブロック幅Sにほぼ合致するように、設
計され配置されている。それぞれパッキング21間に配
置されている図示されていない支持ローラは相応して金
9型室幅によりも小さい長さを有している。
21が鋳造ベルトIa若しくは2aに接触している当接
幅りが側方ダムブロック幅Sにほぼ合致するように、設
計され配置されている。それぞれパッキング21間に配
置されている図示されていない支持ローラは相応して金
9型室幅によりも小さい長さを有している。
この実施例の利点は以下の点にある。即ち、金型室5の
良好なシールが、それも比較的小さい幅Sの側方ダムブ
ロックを用いた場合にも、可能である。パッキング21
は鋳造ベルト1a、2aを、支持ローラとは異なって、
金型室にすぐ続いている範囲を面状に支持するから、金
型室の範囲における鋳造ベルト1a、2aと側方ダムブ
ロックとの間のギャップの形成が排除される。従ってこ
の実施例は第6図の実施例よりも、鋼溶融物の圧力鋳造
に有利である。
良好なシールが、それも比較的小さい幅Sの側方ダムブ
ロックを用いた場合にも、可能である。パッキング21
は鋳造ベルト1a、2aを、支持ローラとは異なって、
金型室にすぐ続いている範囲を面状に支持するから、金
型室の範囲における鋳造ベルト1a、2aと側方ダムブ
ロックとの間のギャップの形成が排除される。従ってこ
の実施例は第6図の実施例よりも、鋼溶融物の圧力鋳造
に有利である。
鋳造方向での運動に伴って増大する側方ダムブロックの
加熱は、金型室5の入り口範囲に続く箇所(全型室全長
のほぼ20%ないし25%に相当する)で該側方ダムブ
ロックが付加的に冷却されることにより、制限される。
加熱は、金型室5の入り口範囲に続く箇所(全型室全長
のほぼ20%ないし25%に相当する)で該側方ダムブ
ロックが付加的に冷却されることにより、制限される。
第7図の実施例では、下フレームIOに山形アーム14
aを介して固定されている右側の案内ゲージ13は2つ
の空気案内通路38を備えており、その出口孔38aは
所属の側方ダムブロック41に距離をおいて対向してい
る。出口孔38aから出る冷却空気は空気案内通路38
に取り付けられた屈曲した案内薄板39の作用により側
方ダムブロック外面の範囲に達し、続いて鋳造ベルト1
a、2aに当接している、略示されているパッキング2
1の範囲に達する。 複式ベルト型連続鋳造金型は、鋳
造ベルトにおける均一な温度分布を達成するため、案内
薄板39を宵する空気案内通路38が中断することなく
金型室5の出口範囲に達していて、側方ダムブロック並
びにパッキングの中央範囲及び出口範囲を冷却するよう
にすることにより、有利に構成することができる。
aを介して固定されている右側の案内ゲージ13は2つ
の空気案内通路38を備えており、その出口孔38aは
所属の側方ダムブロック41に距離をおいて対向してい
る。出口孔38aから出る冷却空気は空気案内通路38
に取り付けられた屈曲した案内薄板39の作用により側
方ダムブロック外面の範囲に達し、続いて鋳造ベルト1
a、2aに当接している、略示されているパッキング2
1の範囲に達する。 複式ベルト型連続鋳造金型は、鋳
造ベルトにおける均一な温度分布を達成するため、案内
薄板39を宵する空気案内通路38が中断することなく
金型室5の出口範囲に達していて、側方ダムブロック並
びにパッキングの中央範囲及び出口範囲を冷却するよう
にすることにより、有利に構成することができる。
本発明のさらに別の有利な一実施聾様によれば(第8図
)、案内ゲージ13が同時に冷却ユニットとしても構成
されており、該ユニットを介して側方ダムブロック外面
(例えば図示の側方ダムブロック4ilLの外面4b)
及びパッキング2Iに冷却水が供給される。案内ゲージ
13はこの場合その都度1つの、縦方向に延びている冷
却水孔40を有しており、該孔は側方ダムブロック側で
供給ホッパ40aに移行しており、次いで側方ダムブロ
ックに対して接線方向に延びている出口孔40bへ移行
している。冷却水が側方ダムブロック外面、例えば外面
4bにもまたパッキング21にも達するように出口孔4
0bが方向付けられていることが重要であ、る。
)、案内ゲージ13が同時に冷却ユニットとしても構成
されており、該ユニットを介して側方ダムブロック外面
(例えば図示の側方ダムブロック4ilLの外面4b)
及びパッキング2Iに冷却水が供給される。案内ゲージ
13はこの場合その都度1つの、縦方向に延びている冷
却水孔40を有しており、該孔は側方ダムブロック側で
供給ホッパ40aに移行しており、次いで側方ダムブロ
ックに対して接線方向に延びている出口孔40bへ移行
している。冷却水が側方ダムブロック外面、例えば外面
4bにもまたパッキング21にも達するように出口孔4
0bが方向付けられていることが重要であ、る。
第9図の実施例では、付加的な空冷手段(第7図)及び
付加的な水冷手段(第8図)が同時に使用されている。
付加的な水冷手段(第8図)が同時に使用されている。
この場合複式ベルト型連続鋳造金型は金型室の中央範囲
に空冷手段りを備え、出口範囲に水冷手段Wを備えてい
る。付加的な冷却により、金型壁範囲の温度状態は鋳造
ベルト及び側方ダムブロックが全型室出口5bでほぼ同
じ温度を有するように制御される。冷却区間り及びWは
有利にはそれぞれ金型室の全長のほぼ40%の範囲に亙
っている。従って冷却区間りに先行する、側方ダムブロ
ックの付加的冷却手段のない入り口範囲の長さは全型室
全長のほぼ20%である。
に空冷手段りを備え、出口範囲に水冷手段Wを備えてい
る。付加的な冷却により、金型壁範囲の温度状態は鋳造
ベルト及び側方ダムブロックが全型室出口5bでほぼ同
じ温度を有するように制御される。冷却区間り及びWは
有利にはそれぞれ金型室の全長のほぼ40%の範囲に亙
っている。従って冷却区間りに先行する、側方ダムブロ
ックの付加的冷却手段のない入り口範囲の長さは全型室
全長のほぼ20%である。
第10図に示されている実施例では、側方ダムブロック
3a、4aの範囲における案内及びシールエレメント(
即ち案内ゲージI3及びパッキング2+)は金型室5の
上側及び下側の範囲における案内エレメント(支持ロー
ラ19)から分離している。この分離は、パッキング2
1が鋳造ベルト1a、2aに当接している当接幅りが側
方ダムブロック幅Sに等しくなっていることにより、生
じている。支持ローラ19の幅Bは従って金型室幅より
小さくなっており、従って支持ローラは鋳造ベルト1a
、2aを、鋳造ベルトが同時に側方ダムブロックに接触
している範囲外の範囲でのみ支持している。支持ローラ
19の幅が狭いことを考慮して(該幅は側方ダムブロッ
クの相互間隔よりも小さい)、所属の転がり軸受け24
(第5図)は金型室5の鉛直中心平面5cの゛近くに位
置している。支持ローラ19が専ら側方ダムブロックの
範囲外にのみ配置されていることにより、上側若しくは
下側の鋳造ベルト1a若しくは2aを側方ダムブロック
によって規定されている幾何学的な関係とは無関係に支
持することができ、これにより鋳造ベルトの不都合な変
形を抑制することができる。
3a、4aの範囲における案内及びシールエレメント(
即ち案内ゲージI3及びパッキング2+)は金型室5の
上側及び下側の範囲における案内エレメント(支持ロー
ラ19)から分離している。この分離は、パッキング2
1が鋳造ベルト1a、2aに当接している当接幅りが側
方ダムブロック幅Sに等しくなっていることにより、生
じている。支持ローラ19の幅Bは従って金型室幅より
小さくなっており、従って支持ローラは鋳造ベルト1a
、2aを、鋳造ベルトが同時に側方ダムブロックに接触
している範囲外の範囲でのみ支持している。支持ローラ
19の幅が狭いことを考慮して(該幅は側方ダムブロッ
クの相互間隔よりも小さい)、所属の転がり軸受け24
(第5図)は金型室5の鉛直中心平面5cの゛近くに位
置している。支持ローラ19が専ら側方ダムブロックの
範囲外にのみ配置されていることにより、上側若しくは
下側の鋳造ベルト1a若しくは2aを側方ダムブロック
によって規定されている幾何学的な関係とは無関係に支
持することができ、これにより鋳造ベルトの不都合な変
形を抑制することができる。
本発明の利点は次の諸点に認められる。即ち、側方ダム
ブロック外面の相互間隔に等しい狭幅の鋳造ベルトの使
用にもとすき、長手方向の鋳造ベルトの延びを妨げる低
温の鋳造ベルト外側区分が生じない。鋳造ベルトの縦方
向及び横方向の温度分布の均一性により、複式ベルト型
連続鋳造金型に対する負荷が減少し、比較的長い耐用寿
命及び良好な冷却作用かえられる。鋳造物の品質及び又
は複式ベルト型連続鋳造金型の運転の安全性を損なう不
都合な鋳造ベルトの変形が生じない。
ブロック外面の相互間隔に等しい狭幅の鋳造ベルトの使
用にもとすき、長手方向の鋳造ベルトの延びを妨げる低
温の鋳造ベルト外側区分が生じない。鋳造ベルトの縦方
向及び横方向の温度分布の均一性により、複式ベルト型
連続鋳造金型に対する負荷が減少し、比較的長い耐用寿
命及び良好な冷却作用かえられる。鋳造物の品質及び又
は複式ベルト型連続鋳造金型の運転の安全性を損なう不
都合な鋳造ベルトの変形が生じない。
第1a図は鋼鋳造のさいにおける複式ベルト型連続鋳造
金型の下側の、広幅に構成された鋳造ベルトにおける温
度分布の略示図、第1b図は広幅に構成された鋳造ベル
トを有する第1a図の金型室の金型室入り口範囲の垂直
横断面図、第2a図は鋼鋳造のさいにおける複式ベルト
型連続鋳造金型の下側の、狭幅に構成された鋳造ベルト
における温度分布の略示図、第2b図は第2a図の実施
例の金型室の金型室入り口範囲の部分的な垂直断面の略
示図、第3図は第2a図及び第2b図の実施例の複式ベ
ルト型連続鋳造金型の部分的な垂直断面の略示図、第4
図は上及び下フレームの支持及びシール形式を異にする
、第3図の実施例における複式ベルト型連続鋳造金型の
側方範囲の部分的な垂直断面図、第5図は上側鋳造ベル
トに接触する支持ローラの垂直断面の略示図、第6a図
は側方ダムブロックの範囲で鋳造ベルトに当接する、当
接幅が側方ダムブロック幅よりも小さいパッキングの部
分的な垂直断面図、第6b図は側方ダムブロックの範囲
で鋳造ベルトに当接する、当接幅が側方ダムブロック幅
に等しいパッキングの部分・的な垂直断面図、第7図は
側方ダムブロック用の付加的空冷0手段を有する複式ベ
ルト型連続鋳造金型の中央範囲の部分的な垂直断面図、
第8図は側方ダムブロック用の付加的な水冷手段を有す
る複式ベルト型連続鋳造金型の出口範囲の部分的な垂直
断面図、第9図は金型室の中央範囲若しくは出口範囲に
側方ダムブロック用の付加的な空冷若しくは水冷手段を
育する複式ベルト型連続鋳造金型の略示図、第10図は
パッキングの当接幅が側方ダムブロック幅に等しく、支
持ローラの幅が金型室幅よりも小さい、第2a図及び第
2b図の実施例における複式ベルト型連続鋳造金型の部
分的な垂直断面の略示図である。 La、lb、2a・・・鋳造ベルト、3a、4ユ・・・
側方ダムブロック、3b、4b・・・外面、5・・・金
型室、6.7・・・折り返しドラム、9・・・上フレー
ム、10・・・下フレーム、13・・・案内ゲージ、1
9・・・支持ローラ、21・・・パッキング。
金型の下側の、広幅に構成された鋳造ベルトにおける温
度分布の略示図、第1b図は広幅に構成された鋳造ベル
トを有する第1a図の金型室の金型室入り口範囲の垂直
横断面図、第2a図は鋼鋳造のさいにおける複式ベルト
型連続鋳造金型の下側の、狭幅に構成された鋳造ベルト
における温度分布の略示図、第2b図は第2a図の実施
例の金型室の金型室入り口範囲の部分的な垂直断面の略
示図、第3図は第2a図及び第2b図の実施例の複式ベ
ルト型連続鋳造金型の部分的な垂直断面の略示図、第4
図は上及び下フレームの支持及びシール形式を異にする
、第3図の実施例における複式ベルト型連続鋳造金型の
側方範囲の部分的な垂直断面図、第5図は上側鋳造ベル
トに接触する支持ローラの垂直断面の略示図、第6a図
は側方ダムブロックの範囲で鋳造ベルトに当接する、当
接幅が側方ダムブロック幅よりも小さいパッキングの部
分的な垂直断面図、第6b図は側方ダムブロックの範囲
で鋳造ベルトに当接する、当接幅が側方ダムブロック幅
に等しいパッキングの部分・的な垂直断面図、第7図は
側方ダムブロック用の付加的空冷0手段を有する複式ベ
ルト型連続鋳造金型の中央範囲の部分的な垂直断面図、
第8図は側方ダムブロック用の付加的な水冷手段を有す
る複式ベルト型連続鋳造金型の出口範囲の部分的な垂直
断面図、第9図は金型室の中央範囲若しくは出口範囲に
側方ダムブロック用の付加的な空冷若しくは水冷手段を
育する複式ベルト型連続鋳造金型の略示図、第10図は
パッキングの当接幅が側方ダムブロック幅に等しく、支
持ローラの幅が金型室幅よりも小さい、第2a図及び第
2b図の実施例における複式ベルト型連続鋳造金型の部
分的な垂直断面の略示図である。 La、lb、2a・・・鋳造ベルト、3a、4ユ・・・
側方ダムブロック、3b、4b・・・外面、5・・・金
型室、6.7・・・折り返しドラム、9・・・上フレー
ム、10・・・下フレーム、13・・・案内ゲージ、1
9・・・支持ローラ、21・・・パッキング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複式ベルト型連続鋳造金型であつて、その金型室が
側方で、冷却される鋳造ベルトと共に循環運動するエン
ドレスの側方ダムブロックにより制限されており、該側
方ダムブロックが金型室の範囲で、調節可能な案内ゲー
ジに支持されており、かつ上側及び下側の鋳造ベルトの
ための折り返しドラム及び支持ローラを備えた、控え部
材を介して互いに上下に配置された上及び下フレームを
有しており、かつ金型室を外部から遮蔽する、鋳造ベル
トに作用するパッキングを有している形式のものにおい
て、鋳造ベルト(1a、2a)が側方で側方ダムブロッ
ク(3a、4a)の外面(3b、4b)にほぼ合致して
おり、かつ支持ローラ(19)が側方ダムブロック外面
の相互間隔よりも狭幅であり、かつパッキング(21)
がばね弾性的に支持されて側方で支持ローラの傍らに位
置していることを特徴とする複式ベルト型連続鋳造金型
。 2、パッキング(21)の少なくとも鋳造ベルト(1a
、2a)との接触範囲がセラミック繊維材料から成る特
許請求の範囲第1項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 3、支持ローラ(19)の支承部(24)が金型室(5
)に対向して配置されている、特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 4、支持ローラ(19)及びパッキング(21)が共に
上若しくは下フレーム(9、10)の横材(18)に保
持されている、特許請求の範囲第1項から第3項までの
いずれか1項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 5、パッキング(21)がそれぞれ1つの冷却される支
持アーム(28)及び揺動体(30)を有しており、該
揺動体がばね部材(31)を間挿して支持アーム及び所
属の鋳造ベルト(1a、若しくは2a)に支持されてい
る、特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 6、パッキング(21)が鋳造ベルト(1a、2a)に
当接している当接幅Dが側方ダムブロック(3a、4a
)の幅Sに等しい、特許請求の範囲第1項から第5項ま
でのいずれか1項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 7、支持ローラ(19)の幅(B)が金型室幅(K)よ
り小さい、特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
れか1項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 8、側方ダムブロック(3a、4a)が金型室(5)の
少なくとも出口範囲で冷却される、特許請求の範囲第1
項から第7項までのいずれか1項記載の複式ベルト型連
続鋳造金型。 9、側方ダムブロック(3a、4a)に、金型室(5)
の範囲で、冷却媒体通路(38、40)が所属しており
、該通路の出口孔(38a、40a)が側方ダムブロッ
ク外面(3b、4b)に対向している、特許請求の範囲
第1項から第8項までのいずれか1項記載の複式ベルト
型連続鋳造金型。 10、冷却媒体通路(38、40)及びその出口孔(3
8a、40a)が案内ゲージ(13)の構成部分である
、特許請求の範囲第9項記載の複式ベルト型連続鋳造金
型。 11、上及び下フレーム(9、10)が金型室(5)の
高さ位置で互いにシールされており、かつパッキング(
21)を受容している冷却室(36)を制限している、
特許請求の範囲第1項から第10項までのいずれか1項
記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 12、上及び下フレーム(9、10)が両側でシール条
片(12)を介して互いに結合されている、特許請求の
範囲第11項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。 13、側方ダムブロック(3a、4a)が金型室平均鋳
造ベルト温度(TE)にほぼ等しい温度(T′SE)に
予熱される、特許請求の範囲第1項から第12項までの
いずれか1項記載の複式ベルト型連続鋳造金型。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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EP85107970A EP0205646A1 (de) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | Doppelbandstranggiesskokille, insbesondere zum Vergiessen von Stahl |
EP85107970.7 | 1985-06-27 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS623856A true JPS623856A (ja) | 1987-01-09 |
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EP (1) | EP0205646A1 (ja) |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63286252A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-22 | Nippon Steel Corp | ツインベルト方式の連続鋳造方法 |
JPH0833952A (ja) * | 1994-07-19 | 1996-02-06 | Nippon Steel Corp | 双ベルト式連続鋳造方法 |
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-
1985
- 1985-06-27 EP EP85107970A patent/EP0205646A1/de not_active Withdrawn
-
1986
- 1986-06-25 US US06/878,271 patent/US4664174A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-27 JP JP61149893A patent/JPS623856A/ja active Pending
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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US4664174A (en) | 1987-05-12 |
EP0205646A1 (de) | 1986-12-30 |
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