JPS6238406A - 焦点調節装置 - Google Patents

焦点調節装置

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JPS6238406A
JPS6238406A JP17783785A JP17783785A JPS6238406A JP S6238406 A JPS6238406 A JP S6238406A JP 17783785 A JP17783785 A JP 17783785A JP 17783785 A JP17783785 A JP 17783785A JP S6238406 A JPS6238406 A JP S6238406A
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signal
circuit
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JP17783785A
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Masahiro Takei
武井 正弘
Tokuzo Kato
加藤 得三
Teruo Hieda
輝夫 稗田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は1例えば撮像手段の出力信号を利用して焦点
調節を行う焦点調節装置に関し、特にどの方向に直流成
分が多く含まれる被写体についても正確な焦点調節動作
を行うことができる焦点調節装置に関する。
(従来の技術) ビデオカメラの焦点調節装置として、従来、例えば赤外
線投光素子及び受光素子を備え4投光素子から赤外光を
投射し、その赤外光が被写体で反射された反射光を受光
素子で受光し、そのレベル等を検出することにより被写
体までの距離を検出し、これに応じて焦点調節光学系を
その光軸に沿って移動させて焦点調節を行うものが知ら
れている。しかし、上記の装置によれば、前記の投光素
子及び受光素子をはじめとする測距用光学系等の付加部
品を必要とし、装置全体の小形化を妨げることになる。
そこで上記の外部測距系を使用しない焦点調節装置とし
て、撮像手段の出力信号を利用するものが提案されてい
る(例えばrNHK技術研究」第17巻第1号2通巻第
86号)(昭和40年発行)の21ページ、石川はか「
山登りサーボ方式によるテレビカメラの自動焦点調整」
参照)。
第6図はその概要を示すものであり、図中71は焦点調
節動作を行うレンズ群、72は固体撮像素子であり、撮
像素子72から得られる撮像信号は増幅器73を経てプ
ロセス回路74で輝度信号Yと色信号Cに復調され、こ
れらの信号はエンコーダ75でNTSC信号等の標準テ
レビジョン信号に変換され、出力端子76から外部利用
装置に出力される。例えば後述の第1図に示すように記
録用信号に変換されて記録ヘッドを介して適宜の記録担
体に記録される。
一方、輝度信号Yは高域通過フィルタ77にも入力され
て輪郭信号等の高域成分が抽出され1次段のレベル検出
回路78でそのレベル(第7図(A)のa)が検出され
る。この検出レベル信号は出登り制御回路79に入力さ
れ、同回路はこの検出レベルが少しでも大きくなる方向
にレンズ群71を移動調整させるようレンズ駆動回路8
0を制御する。
山登り制御回路79においては、第7図(A)に示すよ
うに1時間間隔Tで検出されたレベルが前回の検出レベ
ルと比較され、現在のレベルの方が高レベルになってい
れば、合焦点に近づいていると判断してその方向へのレ
ンズ群71の駆動を続ける。第2図中tt−t2の間は
検出レベルが増加方向であるが、t2〜t3の間では検
出レベルの低下が生じている。L2〜t3の期間では、
逆方向にレンズ群71の駆動を行い、再び合焦方向へ向
かわせる。第7図(B)の/\イ、ローは。
レンズ群駆動方向を反転させることを示しているが、初
期時点、すなわち時刻t1でレベル低下が生ずれば、ロ
ーレベルが、初期状態として設定された駆動方向と逆方
向に駆動されるように設定され、以後ハイ、ローの反転
でレンズ群71の駆動方向が反転するように制御する。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の山登り制御方式による自動焦点調節装置は、撮像
手段の出力信号中の輝度信号の高域成分、すなわちテレ
ビ画面についていえば水平走査線方向の高域成分のレベ
ルが大きくなる方向へ制御するものであるから、例えば
第8図(A)に示すように直流成分が垂直方向に多く存
在し、交流成分が水平方向に多く存在する被写体につい
ては有効な制御を行うことができるが、これと逆に、同
図(B)に示すように垂直方向に交流成分、水平方向に
直流成分がそれぞれ多く存在する被写体については有効
な焦点調節を行うことは不可能である。
この発明は、従来の焦点調節装置の前述の欠点を除去し
、外部測距系を使用せず、かつ撮像手段の出力信号を利
用してどの方向に直流成分が多く含まれる被写体につい
ても正確な焦点調節を行うことができる焦点調節装置を
提供することを目的とする。
さらに、この発明は、上記の焦点調節を行うに当たり、
合焦点位置を迅速に設定することができる焦点調節装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明の焦点調節装置は、上記の目的を達成するため
、焦点調節状態な光学系と、第1の方向に関する焦点調
節状態を検出する第1の検出手段と、前記第1の方向と
実質的に直交する第2の方向に関する焦点調節状態を検
出する第2の検出手段と、撮影指令信号に応答して前記
光学系を所定範囲にわたって移動させる手段と、前記光
学系の移動中に前記第1及び第2の検出手段の少なくと
も一方の出力信号から焦点調節信号を得るようにされた
制御手段とを備えるものである。
(作 用) 前記の構成に基づき、撮影指令信号に応答して前記光学
系を所定範囲にわたって移動させ、この移動中に、前記
第1及び第2の検出手段からともに、それぞれ、前記第
1及び第2の方向に関する焦点調節状態を表わす検出信
号が得られたときは、これらの検出信号から、あるいは
、前記第1及び第2の検出手段の一方から前記の検出信
号が得られたときは、その検出信号から焦点調節信号が
得られる。
(実施例) 以下、第1図〜第5図を参照して、電子カメラの撮像手
段の出力信号のレベル変化から焦点調節状態を検出する
例について、この発明の焦点調節装置の実施例の構成、
その作用及びこの発明の焦点調1!i装訟の変形実施例
の順序で詳細に説明する。
(この発明の焦点調m装置の実施例の構成)(第1図、
第2図) 第1図は、この発明の焦点調節装置の一実施例を示し、
図中1は撮影光学系中の焦点調節動作を行うレンズ群、
2はシャッタであり、3は撮像手段であって、例えばC
OD等の固体撮像素子又は撮像管で構成されるが、ここ
では前者であるとする。被写体像はレンズ群1、シャッ
タ2を通して固体撮像素子3の撮像面に投影される。撮
像素子3の出力信号は増幅器4及びプロセス回路5で処
理されて輝度信号Y及び色性%Cが形成される。
これらの信号から周知の手段によって標準テレビジョン
信号、例えばNTSC信号が形成され後続の利用回路に
出力されるが、この例では記録用信号処理回路6で記録
に適する信号に変換され、後述のゲート回路7を経て記
録又は再生ヘッドとしての磁気へラド8によって記録担
体、例えば可撓性磁気ディスク9に記録されるとする。
10はディスク回転モータ、11は同モータを駆動する
モータ駆動回路、12はレンズ駆動回路、13はシャッ
タ駆動回路である。
プロセス回路5から出力される輝度信号Yは、水平合焦
位置検出回路14、垂直合焦位置検出回路15及び電子
ビューファインダ17にも供給され、それぞれ後述のよ
うに処理される。
18はシステム全体を制御するシステム制御回路(以下
CPUという)であり、レリーズスイッチ19から得ら
れる記録指令信号に応じてモータ駆動回路11を駆動し
てモータ10を定速回転に維持するとともに、後述する
アルゴリズムに従ってレンズ駆動回路12及びシャッタ
駆動回路13並びに後述の水平合焦位置検出回路14及
び垂直合焦位置検出回路15に制御信号を転送してこれ
らの回路をそれぞれ後述のように制御し、また必要に応
じて電子ビューファインダ17に警告信号を転送する。
またCPU18はゲート回路7にゲート信号を供給し、
記録用映像信号が所定の記録タイミングで磁気へラド8
に供給されるように制御する。
次に、第1図の実施例における水平合焦位置検出回路1
4及び垂直合焦位置検出回路15の内部構成について説
明する。この実施例においては、レンズ群1は最至近か
ら無限遠点に向かって移動させられ、それに応じて得ら
れる撮像素子出力信号が合焦位置検出に用いられる。先
ず水平合焦位置検出回路14において、プロセス回路5
から出力される輝度信号は高域フィルタ22に入力され
、その高域成分、すなわち合焦時にレベルが高くなり、
非合焦時にレベルが低くなる信号が取り出される。高域
フィルタ22の出力信号は絶対値回路23を経て、CP
U18により制御されるA/D変換器24でデジタルデ
ータ化される。
A/D変換器24の出力は積算回路26に供給されるが
、この場合に第2図に示すように有効撮影画面Fのうち
中央の測距エリアRからの信号のみによって合焦状態を
制御しようとすれば、ゲート回路25をCPU1Bによ
って制御し、Rの部分からの信号のみが積算回路26に
供給されるようにする。積算回路26には、l垂直走査
期間単位で、例えば上記Rの部分からの水平高域信号が
蓄積される。なお積算回路26における蓄積及びそのリ
セットはCPU18により制御される。
垂直走査期間ごとに得られる積算データは、CPU18
により制御されるピーク点検出回路27に供給され、同
回路27は、上記の積算データの変化の最大点を検出し
たときは、その旨を示す信号を後段の水平合焦位置情報
形成回路28に供給する。水平合焦位置情報形成回路2
8は、上記の信号に応じて、その時点のレンズ群lの位
置PHを表わす情報を形成し、この位置pHを表わす情
報はCPU18に転送される。
次に、垂直合焦位置検出回路15においては、入力輝度
信号が、一方において直接に、他方においてIH遅延線
31を介して減算器32に供給され、減算器32で両信
号の間で減算処理が行われて垂直方向の高域成分が抽出
される。減算器32の出力信号は、水平合焦位置検出回
路14におけると同様に、絶対値回路33、A/D変換
器34、ゲート回路35、積算回路36及びピーク点検
出回路37に導かれ、ピーク点検出回路37は垂直走査
期間ごとに得られる積算データの変化の最大点を検出し
たときは、その旨を示す信号を後段の垂直合焦位置情報
形成回路38に供給する。垂直合焦位置情報形成回路3
8は、上記の信号に応じて、その時点のレンズ群1の位
置Pvを表わす情報を形成し、この位置PVを表わす情
報はCPU1Bに転送される。
なお第1図の実施例では、第2図の測距エリアRの部分
のすべてについて積算値を求めたが、垂直方向についも
、水平方向についも上記の部分R内でサンプリングして
そのサンプリングデータの累積値を求めてもよい。
(この発明の焦点調節装置の実施例の作用)(第1図、
第3図) 次に、第3図をも参照して、第1図の装置の焦点調節動
作について説明する。先ずレンズ駆動回路12はCPU
18の制御によりレンズ群lを最至近位置まで移動させ
ておく(ステップ51)。
レリーズスイッチ19がオンされると(ステップ52)
、シャッタ駆動回路13は、CPU18の制御によりシ
ャッタ2を開き(ステップ53)。
被写体像が撮像手段(固体撮像素子)3の撮像面に投影
され、撮像素子3から撮像信号電流が出力される。続い
てレンズ群lを無限遠方向に向かって移動させ(ステッ
プ54)、さらに水平合焦位置検出回路14及び垂直合
焦位置検出回路15により、それぞれ、水平合焦位gt
Pu及び垂直合焦位置PVの検出動作が行われる(ステ
ップ55)。
この操作はレンズ群lが無限遠位置に到達するまで行わ
れ(ステップ56)、移動が完了するとピーク点検出回
路27.37で合焦点と判断されるべき検出レベルの最
大点を検出する動作が行われ、pH及びPvがともに得
られたがどうかの判断がなされる(ステップ57)、P
)l及びPVがともに得られれば、合焦位@Pは、pH
及びPVの値に水平方向及び垂直方向の優先度等を考慮
して適当な重みづけをして両者を合成することにより決
定される。ここでは、−例として P= (PH+PV)/2 として合焦位置を決定する(ステップ63)。またPH
のみが得られたときは(ステップ58)P=PHを(ス
テップ59)、Pvのみが得られたときは(ステップ6
0)P=PVを(ステップ61)、それぞれ代入して合
焦位置を決定する。
さらにP)I及びPVがともに得られなかったときはC
PU18は電子ビューファインダ17に合焦不可部の警
告信号を転送する(ステップ62)。
最終的に、レンズ群lを無限遠から再び上記のようにし
て得られた合焦位置Pまで移動させ(ステップ64)、
この移動か完了したときCPU18はゲート回路7を1
画面期間間いて映像信号の記録を行った(ステップ65
)後、シャッタ2を閉じて(ステップ66)動作を終了
する。
この発明を実施するに当たり、直流成分が多く存在する
方向が画面の水平あるいは垂直方向ではなくこれらの方
向に対して斜めの方向である被写体については、その水
平及び垂直方向の分力をそれぞれ水平及び垂直方向の直
流分とみなして第1図の装置により対応することができ
る。
(この発明の実施例における眞直会焦位置検出回路の変
形例)(第4図、第5図) 第4図は、前述の垂直合焦位置検出回路15の変形例を
示し、垂直方向の2画素間の輝度レベル変化を求め、こ
れを水平同期信号を基準として一定期間経過後にサンプ
リング走査を行うものである。第4図において、41は
同期信号分離回路であって輝度信号Yから水平同期信号
fH及び垂直同期信号fvを抽出し、これをシステム制
御回路42に供給する。システム制御回路42は、その
発生する制御信号により後述のように装置各部の動作を
制御する。
一方、輝度信号Yは、サンプルホールド回路43でシス
テム制御回路42からのサンプリング信号のタイミング
でサンプルホールドされる。第5図は、上記めサンプリ
ングタイミングを説明するものであって1図中Fは有効
撮影画面、Rは中央重点測距エリア(操作者が設定可能
であることを可とする)、aは水平走査線を示している
。X印は、垂直方向の輝度レベル比較を行うためのサン
プリング点を表わし、Pai及びPbiはi番目のレベ
ル比較を行うべき2点の輝度レベルを表わすものとする
。ここで、垂直方向の¥4度レベル変化を検出する方式
としては、 ■ インターレース走査方式において、フィールドごと
に又は一方のフィールドについてのみ相隣る走査線上の
サンプリング点の輝度レベルを比較する。
■ インターレース走査方式において、一方のフィール
ドと他方のフィールドとの間で相隣る走査線上のサンプ
リング点について」二記の比較を行う。
■ 順次走査方式において相隣る走査線上のサンプリン
グ点について−F記の比較をする。
の3方式が考えられる。
さらに水平走査線上の所要数のサンプリング点の組につ
いて輝度レベルの比較を行うことを可とするが、第5図
では簡単のために、(Pa1゜Pb1)、(Pa2.P
b2)及び(Pa3゜pb3)の3箇所のサンプリング
点の組を含む3本の垂直方向について輝度レベルの比較
を行うことを示している。
サンプルホールドされた輝度信号Yは、システム制御回
路42からの制御信号によって制御されるA/D変換器
44に入力され、デジタル信号に変換される。このデジ
タル信号は、一方では直接に、他方ではメモリ46を介
して差分回路45に入力され、後述の態様により第5図
に示すような相隣る水平走査線−Lのサンプリング点(
Pai。
Pb1)の輝度レベルの差分値が求められ、この差分値
が積算回路47に入力され、その積算結果を表わす信号
Sがピーク点検出回路48に供給される。
先ず■の方式により輝度レベルを比較する例について具
体的態様を説明する。いま、第5図のPaiを通る水モ
走査線−ヒで走査が行われているとし、この場合A/D
変換器44から出力される第5図のサンプリング点Pa
iの輝度レベルを表わすデジタル信号が差分回路45に
もメモリ46にも入力されるが、両者に入力される信号
が同じであるから、この期間には差分回路45からは有
効な信号は得られない、しかし差分回路45及びメモリ
46は、システム制御回路42により次のように制御さ
れる。すなわち、メモリ46は、A/D変換器44から
サンプリング点Pbiの輝度レベルを表わすデジタル信
号が出力されるまでは、Paiの輝度レベルを表わす信
号を記憶しておき、次の水平走査期間でA/D変換器4
4から上記のPbiの輝度レベルを表わす信号が出力さ
れるのに同期して差分回路45がメモリ46の記憶値を
読み出して両信号の差分値を求めるようにする。
上記の処理は、水平方向については、例えば第5図c7
)(Pat、Pb1)、(Pa2.Pb2)及び(Pa
z 、Pb3)等の所要のサンプリング点で行われ、メ
モリ46は上記のFax 、Pa2及びPa3等を表わ
す信号が読み出されるとその記憶値がクリアされる。他
方、垂直方向については、第5図ty) (Pai 、
 Pb1)の次に、(PallPbj)について行う如
く垂直方向に並ぶ所要のサンプリング点で輝度レベルの
比較が行われる。このようにして差分回路45で得られ
る差分値は積算回路47に入力され、1画面(1フイー
ルド)分の差分値が累積される。この累積値は、一般的
に Σ 1Pai−Pbil g1 で表わされる。なお積算回路47は、システム制御回路
42からの制御信号によりlフィールドごとにその内部
値がクリアされる。また差分回路45において、前述の
ように有効な出力信号が得られない期間については、差
分回路45の出力が積算回路47に入力しないようにす
ることもできる。上記の例では、メモリ46の容量は、
l水平走査線上に存在するサンプリング点の数とひとつ
のサンプリング点の輝度レベルを表わすデジタル信号の
ビット数との積により定められる。
上記の回路の変形として、メモリ46は、Ml及びM2
の2つのメモリ領域を有するもので構成し、A/D変換
器44がサンプリング点Pbiを表わす信号を出力して
いるときは、サンプリング点Paiを表わす信号を記憶
している領域M2の記憶値を読み出して差分回路45で
両信号の差分値を求めるとともにPbiを表わす信号を
領域M1に記憶させ、次の走査周期では、領域M1の記
憶値を領域M2に書き直し、A/D変換器44から出力
されるPaj (垂直方向にPbiに隣り合うサンプリ
ング点)を表わす信号とPbiを表わす信号との差分値
を差分回路45で求めるようにすることもできる。この
場合メモリ46の容量は、前記の例の2倍になる。
次に、■の方式により輝度レベルを比較する場合は、最
初のフィールドにおいて、メモリ46にサンプリング点
Fax、Pa2.Pa3.***、・、Panの順に輝
度レベルを表わすデジタル信号が書きこまれ、次のフィ
ールドにおいてA/D変換器44からサンプリング点P
b1.Pb2 。
Pb3.・・・拳、pbn (この例では、第5図でこ
れらのサンプリング点は次のフィールドの走査線上に存
在するものとする)の順にそれらの輝度レベルを表わす
デジタル信号が出力されるのに同期してメモリ46の記
憶値が読み出され、■の方式と同様にして差分回路45
及び積算回路47等において処理される。この場合、メ
モリ46の容量は、測距エリア(第5図のR)内に含ま
れるlフィールド中の水平走査線の数と、l水平走査線
上のサンプリング点の数と、ひとつのサンプリング点の
輝度レベルを表わすデジタル信号のビット数との積によ
り定められる。また■の方式の具体例についても、■の
方式について述べたような変形が可能である。
さらに、■の方式により輝度レベルを比較する場合につ
いては、■の方式に準じて構成することができる。
第4図に示す回路においても、積算回路47の出力は第
1図のピーク点検出回路37及び垂直合焦位置情報形成
回路3Bで処理され、第1図の装置におけると同様にし
て垂直合焦位置情報がCPU17に与えられる。第4図
の回路では、水平同期信号を基準として所定期間経過後
にサンプリングをして垂直方向のレベル変化を検出する
ので、走査線間の輝度レベル変化を検出するのに必要な
メモリ容量が、■及び■の方式では、最大でも水平走査
線内のサンプリング点の組の数に対応する容量でよく、
同じ〈■の方式でも、測距エリアR内のサンプリング点
の組の数に対応する容量でよいのでメモリ容量の大幅な
削減が可能であり、さらに第1図の垂直合焦位置検出回
路15中のIH遅延線31が不要であるため、装置全体
の製作コストの低減をはかることができる。
前述の実施例は、撮像手段の出力信号のレベル変化から
焦点調節状態を検出するものであるが、この発明はその
他の情報によって前記第1及び第2の方向に関する焦点
調節状態を検出する装置にも適用することができる。
(発明の効果) 前述のように、この発明によれば、撮影指令信号に応答
して、撮像手段に被写体像を投影するための光学系を所
定範囲にわたって移動させ、この移動中に第1及び第2
の検出手段から、ともに。
それぞれ第1の方向及びこの第1の方向と実質的に直交
する第2の方向に関する焦点調節状態を表わす検出信号
が得られたときは、これらの検出信号から焦点調節信号
を得、あるいは、前記第1及び第2の検出手段の一方か
ら+iij記の検出信号が得られたときは、その検出信
号から焦点調節信号を得るようにしたので、どの方向に
直流成分が多く含まれる被写体についも、焦点調節を確
実に、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
′ 第1図はこの発明の焦点調N5装置の一実施例のブ
ロック図、第2図は第1図の装置における測距エリアの
説明図、第3図は第1図の実施例の動作を説明する流れ
図、第4図はこの発明の実施例における垂直合焦位置検
出回路の変形例のブロック図、第5図は第4図の回路に
おけるサンプリング点の説明図、第6図は従来の焦点調
節装置の一例のブロック図、第7図(A)及び(B)は
第6図の装置の制御作用の説明図、第8図は(A)及び
CB)は被写体によって撮影画面上直流成分が多く含ま
れる方向が異なる態様を示す説明図である。 符号の説明 l:撮影光学系中の焦点調節動作を行うレンズ群、2:
シヤツク、3:撮像手段としての固体撮像素子、4:増
幅器、5:プロセス回路、6:記録用信号処理回路、7
:ゲート回路、12:レンズ駆動回路、13:シャッタ
駆動回路、14:水平合焦位置出回路、15:垂直合焦
位置検出回路、17:電子ビューファイング、18ニジ
ステム制御回路、19ニレリーズスイッチ、22二高域
フイルタ、23.33・絶対値回路、24゜34 : 
A/D変換器、25.35ゲ一ト回路、26 、36 
:積算回路、27 、37 :ビーク点検出回路、28
:水平合焦位置情報形成回路、31:IH遅延線、32
:減算器、38二垂直合焦位置情報形成回路、41:同
期信号分離回路、42ニジステム制御回路、43:サン
プルホールド回路、44:A/D変換器、45:差分回
路、46:メモリ、47:積算回路。 5     %I4−図 県5図 第6ヌ1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焦点調節可能な光学系と、 第1の方向に関する焦点調節状態を検出する第1の検出
    手段と、 前記第1の方向と実質的に直交する第2の方向に関する
    焦点調節状態を検出する第2の検出手段と、 撮影指令信号に応答して前記光学系を所定範囲にわたっ
    て移動させる手段と、 前記光学系の移動中に前記第1及び第2の検出手段の少
    なくとも一方の出力信号から焦点調節信号を得るように
    された制御手段と、 を備える焦点調節装置。
  2. (2)前記第1及び第2の検出手段は、撮像手段の出力
    信号のレベル変化を表わす信号を検出する手段である特
    許請求の範囲(1)記載の焦点調節装置。
  3. (3)前記光学系をその最至近位置から最遠点位置まで
    移動させ、さらに最遠点位置から合焦点位置に戻す手段
    を備える特許請求の範囲(1)記載の焦点調節装置。
  4. (4)前記制御手段は、前記第1及び第2の検出手段か
    らともに出力信号が得られたときは、それらの信号に対
    してそれぞれ重みづけをして両信号を合成して焦点調節
    信号を得、前記第1及び第2の検出手段の一方から出力
    信号が得られたときはその出力信号から焦点調節信号を
    得るよう調整されている特許請求の範囲(1)記載の焦
    点調節装置。
  5. (5)前記制御手段は、前記第1及び第2の検出手段の
    いずれからも合焦点位置を表わす信号が検出されないと
    きに警告信号を発する手段を備える特許請求の範囲(1
    )記載の焦点調節装置。
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JP17783785A Pending JPS6238406A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 焦点調節装置

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