JPS623830A - 熱交換器用蛇行チユ−ブの製造装置 - Google Patents

熱交換器用蛇行チユ−ブの製造装置

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JPS623830A
JPS623830A JP14369785A JP14369785A JPS623830A JP S623830 A JPS623830 A JP S623830A JP 14369785 A JP14369785 A JP 14369785A JP 14369785 A JP14369785 A JP 14369785A JP S623830 A JPS623830 A JP S623830A
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clamp
clamps
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bending
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Mitsuyoshi Shiroishita
白石田 三義
Shoichi Nemoto
根本 正一
Wataru Ouchi
大内 亘
Tatsuhiko Arai
荒井 龍彦
Kiyoshi Wada
清 和田
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えばカー・クーラのコンデンサやエバポ
レータ等の熱交換器に用いられるアルミニウム(アルミ
ニウム合金を含む)押出型材製の偏平状チューブを折り
曲げて蛇行チューブを製造する熱交換器用蛇行チューブ
の製造装置に関するものである。
従来の技術 従来、アルミニウム製熱交換器に用いられる偏平状チュ
ーブは、一定の長さに切断されたのち、蛇行状に折り曲
げられ、この蛇行チューブにヘッダおよびコルゲート・
フィンが組み合わせられて、熱交換器が製造されていた
。ところで、従来のチューブ折曲げ装置は、回転の中心
となる固定側ローラと、これを中心として回転する折曲
げ用ローラとの間に偏平状定尺チューブがその一側縁を
下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起こされた状態
に配置され、このチューブが両ローラより前方へ所定長
さ引ぎ出されたのち、折曲げ用ローラが固定側ローラを
中心として例えば右から左へ約180度移動することに
より、チューブが折り曲げられ、ついで折曲げ後の前端
部が所定長さ送り出されたのち、折曲げ用ローラが固定
側ローラを中心として今度は左から右へ約180度戻る
ことによりチューブが反対側に折り曲げられ、以下この
操作が繰り返されることにより蛇行チューブが製造され
ていたく例えば特公昭50−17311号公報および同
50−17312号公報参照〉。しかしながら、このよ
うな従来の装置によれば、固定側ローラを中心として折
曲げ用ローラが回転することによりチューブが固定側“
ローラに沿ってしごくようにして折り曲げられるため、
折曲げのさいに生じるチュ°−ブの伸びが折曲げ後の蛇
行チューブの直管部の長さに影響を及ぼし、蛇行チュー
ブの直管部の長さにバラツキが生じ、寸法精度が非常に
悪いという問題があった。しかもチューブを固定側ロー
ラを中心として左右両側に交互に折り返して曲げるため
、左側と右側の曲げ角度にどうしてもバラツキが生じ、
結局得られた蛇行チューブの全体の輪郭が正面よりみて
方形とならずに菱形となり、不良品を生じるという問題
があった。
発明の目的 この発明は、上記の問題を解決し、チューブの折曲げに
よる屈曲部の伸びがデユープの直管部の長さに影響を及
ぼすようなことがなく、しかもチューブを常に一定方向
にのみ折り曲げることができて、デユープ曲げ角度にバ
ラツキが生じ難く、これによって正面よりみて方形の所
期の輪郭を有する寸法精度の高い蛇行チューブを能率よ
く自動的に製造することができる熱交換器用蛇行デユー
プの製造装置を提供しようとするにある。
発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、テーブル上
にのせられた定尺チューブを一対のチューブ挾み送りク
ランプにより左右両側より挾み付けてこれを所要長さ前
方へ送り出すチューブ挾み送り装置と、このチューブ挾
み送り装置によって送り出されたチューブの前端部をつ
かんでチューブを所定長さ引き出すとともに上下が逆に
なるように反転させる前後動自在かつ回転自在なチャッ
ク部材を有するチューブ引出し反転装置と、引出し反転
後のチューブの引出し部分の後端部を挾み付けて該引出
し部分を一定方向にのみ折返し状に曲げる左右一対の回
転クランプおよび折返し側とは反対の側方よりチューブ
を押える押えクランプを有するチューブ折曲げ装置とを
備えている熱交換器用蛇行チューブの製造装置を要旨と
している。
実  施  例      一 つぎに、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
この明細書において、前後および左右は第2図を基準と
し、前とは第2図左側、後とは同右側をいい、左とは同
図下側、右とは同上側をいうものとする。
まず第15図〜第17図において、複数の流体通路を有
しかつコイル状に巻かれたアルミニウム押出型材製の偏
平状チューブ(1)はチューブ自動定尺切[r!’!i
置(X>によって一定長さに自動的に切断され、ついで
この発明による熱交換器用蛇行チューブ製造袋@(Y)
により定尺チューブ(1)が蛇行状に折り曲げられて、
熱交換器を構成するための蛇行チューブが製造されるも
のである。
ここでまずチューブ自動定尺切断装置(X)について説
明する。
この装置(X)において、(E)はコイル状に巻かれた
偏平状チューブ(1)が引出し自在に取り付けられたチ
ューブ・スタンド、(F)はスタンド(E)から引き出
されるチューブ(1)のいわゆる巻ぐせを直すためのチ
ューブ巻ぐせ矯正装置、(G)はチューブ(1)の前端
寄り部分をチューブ引出し装置(J)の一対の挟持部材
に挾ませるために該チューブ(1)を比較的短い所要の
長さ分だけ送り出すチューブ送出し装置である。チュー
ブ引出し装置(J)はこのチューブ送出し装置(G)に
よって送り出されたチューブ(1)の前端寄りの部分を
一対の挟持部材により挾んだ状態でフレーム(154)
に沿って移動し、チューブ(1)を所要長さ引き出すも
のである。(H)はこのようにして引き出されたチュー
ブ(1)の後端寄り部分をつかむ後側チャック装置、(
K)は同チューブ(1)の前端部をつかむ前側チャック
装置(シ)を有しかつ切断前にチューブ(1)を引張り
矯正するチューブ引張り矯正装置(M)を有する前後移
動自在なチューブ切断長さ調節装置、(N)はこの調節
装置(K)に取り付けられかつ引張り矯正後のチューブ
(1)の前端部所定箇所を切断する前側デユープ切断機
、(I)は前側チューブ切断機(N)による切断と同時
に該デユープ(1)の後端部所定箇所を切断する後側チ
ューブ切断機である。(P)は前後両チューブ切断機(
I)(N)により一定長さに切断された定尺チューブ(
1)をフレーム(154)の左側壁に設けられた定尺チ
ューブ受は樋(155)内に落し込む多数の搬送コンベ
ヤで、これらは前後方向に所定間隔おきに並列状に配置
されている。(R)は受け8i!1(155)の後端部
に配置された定尺チューブ起こし装置で、これは定尺チ
ューブ受けI (155)の底部に落し込まれた水平状
の定尺チューブ(1)を後の蛇行チューブ製造装置(ロ
)に供給するためにその一側縁を下に他側縁を上にして
横向きに垂直状に起こすものである。(S)は受は樋(
155)内に備えられた定尺チューブ送り装置で、これ
は前後に所定間隔おきに一対ずつ配置された開開自在な
垂直ローラ(156)(156)を有している。
つぎに、上記チューブ自動定尺切断装置(X)の作用を
説明する。
まずチューブ・スタンド(E)からチューブ送り出し装
置(G)の作用によりチューブ(1)が所要長さ送り出
される。これと同時−にチューブ巻ぐせ矯正装置(F)
の作用によりチューブ−(1)の巻ぐせが矯正される。
一方、ヂューブ引出し装置LJ)は最初にフレーム(1
54)の後端部に待機せしめられていて、送り出された
チューブ(1)の前端寄りの部分をその一対の挟持部材
によって挾み付ける。ついでこの状態でチューブ引出し
装置(J)が前進せられることにより、チューブ(1)
が所要長さ引き出される。勿論引き出されたチューブ(
1)は巻ぐせ矯正装置(F)の作用によりその巻ぐせが
矯正されている。そしてチューブ(1)の切断長さくこ
れは熱交換器の大きさに対応する)に応じて予めチュー
ブ切断長さ調節装置(K)の停止位置が決められており
、チューブ引出し装置(J)により引き出されたチュー
ブ(1)の前端部がこのチューブ切断長さ調節装置(K
)に備えられた前側チャック装置(し)の上下両挟持部
材の間に差し込まれる。ついで前側チャック装置(L)
と後側チャック装置(H>が同時に作動してチューブ(
1)の引出し部分の前端部と後端部が同時につかまれ、
この状態で引張り矯正装置(M)の作動によりチューブ
く1)が前方に引張られて、チューブ(1)が最終的に
直線状に矯正される。ついで前後側チューブ切断Ia(
N)(I)が同時に作動して、チューブ(1)が一定の
長さ切断される。このようにチューブ(1)は巻ぐせが
矯正されかつ長さ方向にも矯正されたのち切断されるの
で、チューブ(1)の切断寸法はきわめて精度の高いも
のとなる。切断後、定尺チューブ(1〉は多数の搬送コ
ンベヤ(P)上にのせられ、コンベV(P)の搬送作用
によって定尺チューブ受は樋(155)内に落し込まれ
る。l (155)内において定尺チューブ(1)は定
尺チューブ起こし装置(R)の作用によってその一側縁
を下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起こされ、つ
いで定尺チューブ送り装置(S)の多数組の垂直ローラ
(156)(156)に挾まれて、この発明による熱交
換器用蛇行チューブ製造装置(Y)の方へ送り出される
ものである。
つぎに、この発明による熱交換器用蛇行チューブの製造
装置(Y)について説明する。
第1図と第2図において、複数の流体通路を有するアル
ミニウム押出型材製の偏平状チューブ(1)は上記のよ
うにデユープ自動定尺切断装置(X)により一定長さに
切断されている。
(2)は−側縁を下に他側縁を上にして横向きに垂直状
に起こされた偏平状定尺チューブ(1)がのせられるテ
ーブル、(A>はテーブル(2)上に垂直状に起こされ
た状態にのぼられた偏平状定尺チューブ(1)を一対の
チューブ挾み送りクランプ(3)(4)により左右両側
より挾み付けてこれを所要長さ前方へ送り出すチューブ
挾み送り装置、(B)はこのチューブ挾み送り装置(A
)によって送り出されたチューブ(1)の前端部をつか
んでチューブ(1)を所定長さ引き出すとともに上下が
逆になるように反転させる前後動自在かつ回転自在なチ
ャック部材(45)を有するチューブ引出し反転装置、
(C)は引出し反転後のチューブ(1)の引出し部分(
1a)の後端部を挾み付けて該引出し部分(1a)を一
定方向にのみ折返し状に曲げる左右一対の回転クランプ
(70)(71)および折返し側とは反対の側方よりチ
ューブ(1)を押え−る押えクランプ(72)を有する
チューブ折曲げ装置、(D)はテーブル(2)前部の切
欠部く9)にテープル(2)と同レベルとなるように配
置されかつ出没自在となされたテーブル補助板(130
)を有するテーブル補助板揺fJJ装置である。
つぎに、上記各装置の詳細な構造と作用について説明す
る。
第3図〜第5図に示すチューブ挾み送り装置(A)にお
いて、(5)はテーブル(2)の下方に配置されかつ左
右一対のチューブ挾み送りクランプ(3)(4)を開閉
する開閉装置、(6)はチューブ挾み送りクランプ(3
)(4)をテーブル(2)中央部後側の前後に長い切欠
部(8)よりテーブル(2)上に突出させあるいはこれ
より没するように昇降せしめる昇降装置、(7)はチュ
ーブ挾み送りクランプ(3)(4)を開閉装@(5)お
よび昇降装置(6)と−緒に前後動せしめる前後動装置
である。
上記開閉装置(5)において、(10) (10)は左
右一対の開閉用シリンダで、これは上板(12)の左右
両側に設けられたガイド枠(13)(13)のそれぞれ
外側壁(13a)(13a)に水平状に取り付けられて
いる。(14)(14)は両シリンダ(10)(10)
のピストン・ロッド(11)(11)の先端部に取り付
けられたスライド板で、これの両側縁部はガイド枠(1
3)(13)の前後両側壁内側に設けられたガイド溝(
15)(15)内に嵌め込まれて案内されるようになさ
れている。(16)(17)は両スライド板(14)(
14)に設けられた正面よりみて略」形およびL形の取
付部材で、その右側取付部材(16)の垂直部に右側チ
ューブ挾み送りクランプ(4)が取り付けられ、左側取
付部材(17)の垂直部に小さい挟着用シリンダ(18
)を介して左側チューブ挾み送りクランプ(3)が取り
付けられている。(19)(19)はガイド枠(23)
(23)のそれぞれ内側にねじ止められたボルトよりな
る位置決め用ストッパでこれらの先端部のねじ込み長さ
によってスライド板(14014)の停止位置すなわち
互いに対向するクランプ(3)(4)の停止位置が定め
られる。
昇降装置(6)において、(20)は昇降用シリンダで
、これは前後動用基板(22)の中央部にそのピストン
・ロッド(21)を上向にして取り付けられ、ピストン
・ロッド(21)の上端は連結部材(23)を介して上
板(12)下面の中央部に接続されている。(24)(
24)は上板(12)の下面の左右両側に垂下状に取り
付けられた位置決め用バーで、これらのバー(2402
4)は前後動用基板(22)の左右両側に垂直状に設け
られたガイド筒(25)(25)内に差し込まれている
前後動駆動装置(ア)において、(26) (26)は
前後動基板(22)の下面左右両側に設けられた左右一
対かつ前後−組のスライド部材で、これは基台(28)
上に設けられたガイド・レール(27)(27)に前後
動自在にのせられている。(30)は前後動用シリンダ
で、これは横断面溝形のラック・ガイド(32)の後端
部にブラケット(33)を介して水平に取り付けられて
いる。(34)はこのシリンダ(30)のピストン・ロ
ッド(31)の先端部に取り付けられたラックで、これ
はラック・ガイド(32)内に前後摺動自在に嵌め込ま
れている。(35)はラック(34)にかみ合されたピ
ニオン、(36)はその枢軸で、これの両端部は左右一
対の軸受(37)(37)に回転自在に支持されている
。−(38)は枢軸(36)に取り付けられた揺動アー
ム、(39)は揺動アーム(38)の先端部にピン(4
0)により連結された側面よりみて略へ形の連結板で、
これの前端部は略コ形ブラケット(41)およびピン(
42)を介して前後動基板(22)の後側縁部に結合さ
れている。
上記チューブ挾み送り装置(A>の作用を以下に説明す
る。
チューブ自動定尺切断装置(X)により一定長さに切断
された直線状の偏平チューブ(1)がテーブル(2)上
に供給されるが、最初はチューブ(1)の前端部がチュ
ーブ引出し反転装置(B)まで至り、この装置(B)の
作動によってチューブ(1)が所定長さ引き出されたの
ち、チューブ折曲げ装置(C)の作動により第1次折曲
げ操作が行なわれる。この折曲げ操作ののちに、チュー
ブ(1)の長さの中間部分が開閉装置(5)の左右開閉
用シリンダ(10)(10)の作動により開いた状態の
一対のチューブ挾み送りクランプ(3)(4)同志の間
に差し込まれる。ついで両シリンダ(10−)(10)
のビス1〜ン・ロッド(11)(11)が同時に突出し
て両クランプ(3)(4)がほぼ閉じるとともに、小さ
い挟着用シリンダ(18)の作動により・最終的に両ク
ランプ(3)(4)が閉じてチューブ(1)の前端寄り
部分が挾み付けられる。ついで前後動装置(7)の前後
動用シリンダ(35)のピストン・ロッド(31)が引
っ込み、これによってラック(34)が後退してビニオ
ン(35)が回転し、ざらにこのビニオン(35)の枢
軸(36)が回転して、揺動アームが後方より前方に向
って揺動けしめられ、このアーム(38)の揺動に伴い
連結板(39)を介して前後動基板(22)がガイド・
レール(27)(27)に沿って所定距離前方へ移動せ
しめられ、この前後動基板(22)上の一対のクランプ
(3)(4)により挾み付けられているチューブ(1)
が前方へ所定長さ送り出されるものである。
このようにして送り出されたチューブ(1)は、その後
間クランプ(3)(4)が問いて後述のチャック部材(
45)により所定長さ引き出されながら上下が逆になる
ように反転せしめられ、ついで折返し状に折り曲げられ
るものであるが、この間に左右両クランプ(3)(4)
は昇降装置(6)のシリンダ(20)の作動によってテ
ーブル(2)の上面より下方に没し、チューブ(1)の
反転後、昇降装置(6)のシリンダ(20)の作動によ
って再び上昇せしめられ、前後動駆動装置(7)のシリ
ンダ(30)の作動によって後方に退く。これによって
テーブル(2)上に左右両クランプ(3)(4)が相互
に開いた状態で復帰せしめられ、チューブ(1)の次の
部分を送り出す準備が完了する。
チューブ引出し反転装置(B)の詳細を示す第1図と第
2図において、(45)はチャック部材で、これは側面
よみてコ形のホルダー(46)と、これの上下両壁の間
に昇降自在に設けられた押え板(47)を備えている。
(48)はホルダー(46)の上壁上面に設けられた押
え用シリンダで、これのピストン・ロッド(49)は上
壁を貫通して下方に向って突出せしめられ、その先端に
押え板(47)が水平に取り付けられている。(50)
はテーブル(2)の前方に配置された架台、(51)は
この架台(50)上に回転自在にかつ前後動自在に保持
された水平状の回転棒で、これの後端にチャック部材(
45)が取り付けられている。(52)は回転棒(51
)と平行状に配置されたねじ棒、(53)(53)は回
転ff1ll(51)の両端部とねじ棒(52)の両端
部とをそれぞれ連結する前後一対の連結板で、これら両
連結板(53)(53)に対して回転IIIIff(5
1)の両端部は回転自在に保持されているが、ねじ棒(
52)の両端部は固定されている。(54)は前側連結
板(53)の下端部に水平状に取り付けられたモータで
、これの駆動プーリ(55)と回転軸(51)の前端に
設けられた伝動プーリ(56)とにベルト(57)が巻
ぎ掛けられている。(58)は架台(50)上に回転軸
(51)とねじ棒(52)を跨ぐように設けられた支持
台で、これの土壁にはモータ(59)が取り付けられて
いる。(60)はねじ捧(52)にねじ被せられた雌ね
じ部材で、これに一体に設けられたプーリ(61)とモ
ータ(59)の駆動プーリ(62)とにベルト(63)
が巻き掛けられている。雌ねじ部材(60)は支持台(
58)に回転自在に保持されており、従ってモータ(5
9)の作動により上記動力伝達機構を介して雌ねじ部材
(60)が正もしくは逆に回転せしめられると、これに
よってねじ棒(52)およびこれと一体の回転棒(51
)並びにチャック部材(45)が前もしくは後に移動せ
しめられるもである。
上記チューブ引出し反転装置(B)の作用を以下に説明
する。
チューブ挾み送り装置(A)によって所要長さ送り出さ
れたチューブ(1)の前端部がチャック部材(45)の
開いた状態の押え板(47)とホルダー(46)の下壁
との間に差し込まれる。ついで押え用シリンダ(48)
の作動によって押え板(47)が閉じ、チューブ(1)
の前端部がチャック部材(45)に挾み付けられる。こ
の状態で前後移動用モータ(59)の作動によって雌ね
じ部材(60)が回転せしめられ、これによってねじ棒
(52)およびこれと一体の回転棒(51)並びにチャ
ック部材(45)が前進せしめられ、これとともに反転
用モータ(54)が作動して回転棒(51)が180度
回転けられて、チャック部材(45)がチューブ(1)
をつかんだ状態で上下が逆になるように反転せしめられ
る。このようにしてチューブ(1)が反転しながら所定
長さ引き出された後は、つぎの折曲げ操作のために、チ
ャック部材(45)はチューブ(1)の前端部を離して
前方に移動する。
つぎに、チューブ折曲げ装置(C)の詳細を示す第6図
〜第11図において、(70)(71)はチューブ(1
)の引出し部分(1a)の後端部を挾み付けて該引出し
部分(1a)を平面よりみて反時4回りの方向にのみ折
返し状に折り曲げる一対の回転クランプ、(72)は右
側回転クランプ(71)の後側近くに配置された押えク
ランプである。(73)は右側回転クランプ(71)と
押えクランプ(72)の開閉装置、(74)は一対の回
転クランプ(70)(71)を約180度回転させる回
転装置、(75)は3つのクランプ(70)(71)(
72)をテーブル(2)の上面より上方へ突出させある
いはこれより没するように昇降せしめる昇降装置である
上記開閉装置(73)において、(80) (80)は
右側の回転クランプ(71)と同側の押えクランプ(7
2)とを開閉するためのスライド部材で、これらのスラ
イド部材(80)(80)はそれぞれガイド枠(81)
(81)内に左右に摺動自在に収められている。右側の
クランプ(71)と押えクランプ(72)はそれぞれ側
面よりみて方形板状を有しており、これらの下端部に水
平状に連設された数句基部(71a)(72a)がL形
ブラケット(82082)を介してスライド部材(80
)(80)の上面左端部に取り付けられている。そして
右側回転クランプ(71)は左側回転クランプ(70)
と対向状に配置され、右側押えクランプ(72)は右側
回転クランプ(71)の寸ぐ後側近くに平面よりみて直
列状に配置されている。
(83)(83)は押え用シリンダで、これらのシリン
ダ(g3)(83)は逆し形ブラケット(85) (8
5)を介してガイド枠(81)(81)の下壁の右端部
に水平状に取り付けられている。またこれらのシリンダ
(83)(83)のピストン・ロッド(84)(84)
はそれぞれ右方に向って突出せしめられていて、その先
端部はスライド部材(80)(80)に垂下状に取り付
けられた逆し形ブラケッ1〜(86086)の下端部に
それぞれ連結されている。これらのブラケット(86)
(86)の頂部(86a ) (86a )はガイド枠
(81)(81)の下壁にあけられた左右に長い間口部
(87)(87)内に収められている。そして一方の右
側回転クランプ(71)のガイド枠(81)が水平断面
路コ形の垂下状取付板(’88)および水平連結板(8
つ)を介して後述する回転軸(94)頂部の回転クラン
プ取付用筒体(102)に結合されていて、回転自在と
なされており、他方の押えクランプ(72)のガイド枠
(81)は水平断面路コ形の垂下状取付板(90)を介
して昇降筒体(104)上端の水平支持板(91)に固
定されており、従って押えクランプ(72)は回転しな
い。(92)は押えクランプ(72)のガイド枠(81
)の右側壁に水平にねじ止められたボルトよりなる第1
ストツパで、これの先端はスライド部材(80)の右端
面に当接するようになされている。
(93)は同ガイド枠(81)の垂下状取付板(90)
に水平にねじ止められたボルトよりなる第2ス1〜ツバ
で、これの先端は逆り形ブラケッ1−(86)の左側面
に当接するようになされていて、両ストッパ(92)(
93)によって押えクランプ(72)の移動範囲が規制
されるようになされている。
上記回転装置(74)において、(94)は上端部に左
側回転クランプ(70)を備えた回転軸である。
左側回転クランプ(70)は側面よりみて略方形板状を
有しかつ平面よりみて免状を右していて、その後面(7
0a)がチューブ(1)の曲げ半径に対応する円弧状の
水平断面を有する曲面となされている。この左側回転ク
ランプ(70)は、第7図に示すように、これの後側縁
部が取付はボルト(76)によって回転軸(94)の頂
部に回転軸(94)を延長するように取り付けられてお
り、従って左側回転クランプ(70)はその後側縁部を
中心として平面よりみて反時計回りの方向に回転するよ
うになされている。(95)は回転軸(94)の下端部
を回転自在かつ昇降自在に保持する下部固定筒体、(9
6)は回転軸(94)と下部固定筒体(95)との間に
介在された内部筒体で、これと固定筒体(95)との間
にはベアリング(97)が設けられている。(98)は
内部筒体(96)の上端部に取り付けられた水平傘歯車
、(99)はこれに゛かみ合わせられた垂直傘歯車、(
100)はこれの枢軸で、これは動力伝達機構を介して
クランプ回転用モータ(101)(第1図参照)の作動
により回転せしめられる。(102)は回転軸(94)
の上端寄りの部分に取り付けられた回転筒体で、これに
は2つの水平連結板(89)と垂下状取代板(88)を
介して右側回転クランプ(71)のガイド枠(81)が
結合されている。
上記昇降装置(75)において、(103)は回転軸(
94)の高さの中間部分を保持する上部固定筒体、(1
04)は回転軸(94)と固定筒体(103)との間に
収められた昇降用内筒、(105)は回転軸(95)と
昇降用内筒(104)の下端部との間に介在されたベア
リング、(106)は昇降用内筒(1043の左側部に
長さ方向に設けられた垂直ラック、(107)はピニオ
ンで、これは上部固定筒体(103)の左側にあけられ
た間口部(108)内にその一部が嵌め込まれて、垂直
ラック(106)とかみ合わせられている。(109)
はピニオン(107)の枢軸で、これの両端部は一対の
軸受(1100110)によって回転自在に支持されて
いる。(111)は枢軸(110)の前端寄りの部分に
取り付けられたいま1つのピニオンで、これは回転軸(
94)の前側に配置された第2水平ラツク(112)と
かみ合わされている。(113)は第2水平ラツク(1
12)を左右動自在に案内する第2ラツク・ガイド、(
114)は水平に配置された昇降用シリンダで、これの
左向きピストン・ロッド(115)の先端に第1水平ラ
ツク(116)が連結され、この第1水平ラツク(11
6)は第1ラツク・ガイド(117)に左右動自在に案
内される。(118)は第1水平ラツク(116)にか
み合わされたピニオンで、これの枢軸(119)の両端
部は前後一対の軸受(120)(120)に回転自在に
受けられている。(121)は枢軸(119)の中央部
に取り付けられた揺動アーム、(122)は揺動アーム
(121)の先端部にピン(123)により連結された
正面よりみて略へ形の連結板で、これの右端部は略コ形
継手(124)およびピン(125)を介してラック揺
動用連結棒(126)に接続されている。連結棒(12
6)は上記第2ラツク・ガイド(113)左端の壁(1
13a)にあけられた貫通孔(127)を通って第2水
平ラツク(112)の端部に接続されている。
一ヒ記チューブ折曲げ装置(C)の作用を以下に説明す
る。
チューブ(1)がチューブ引出し反転装置(B)により
所定長さ引き出されかつ反転されるときは、昇降装置(
75)の作動により回転クランプ(70)(71)と押
えクランプ(72)はテーブル(2)より下方に没して
いる。すなわち、第10図と第11図に示すように臂−
降用シリンダ(114)のビス1〜ン・ロッド(115
)が突出すると、第1水平ラツク(116)が左側に移
動し、これに伴ってピニオン(118)が正面よりみて
時81回りの方向に回転する。これにより揺動アーム(
121)が連結板(122)および連結棒(126)を
介して第2水平ラツク(112)を左側に移動するよう
に揺動する。第2水平ラツク(112)の移動によりピ
ニオン(111)および(107)が正面よりみて反時
計回りの方向に回転し、ピニオン(107)とかみ合う
垂直ラック(106)を備えた昇降用内筒(104)が
下降せしめられるため、この内筒(104)の上端に備
えられている3つのクランプ(70)(71)(72)
がテーブル(2)より下方に没するものである。
チューブ(1)の引出しおよび反転操作が完了すると、
昇降用シリンダ(114)のピストン・ロッド(115
)が引っ込み、上記の場合とは逆の作用により3つのク
ランプ(70)(71)(72)が−緒に上昇する。
これらのクランプ(70)(711(72)が上背する
ときは、開閉装@ (73)の作用により右側の回転ク
ランプ(71)と押えクランプ(72)は、左側の回転
クランプ(70)に対して開いている。すなわち、第6
図〜第9図に示すように、一対の押え用シリンダ(83
)(83)のピストン・[]ツラド84)(84)がそ
れぞれ引っ込められて、スライド部材(80)(80)
が右側に移動していて、右側の回転ククランプ(71)
と押えクランプ(72)がそれぞれ左側の回転クランプ
(70)に対して聞いている。これら3つのクランプ(
70) (71) (72)が上背、してテーブル(2
)上面に露われると、押え用シリンダ(80)(80)
のビス!ヘン・ロッド(84)(84)がそれぞれ突出
して、スライド部材(80)(80)が左側に移動し、
チューブ(1)の所定部分が左側回転クランプ(70)
と右側回転クランプ(71)とによって挾み付けられる
とともに、右側押えクランプ(72)によってこれより
後側近くのチューブ部分の右側面が押えられる。
ついで、この状態で左右一対の回転クランプ(70)(
71)が平面よりみて反時目回りの方向に180度回転
せしめられる。すなわち、第1図に示す回転用モータ(
101)が作動することにより動力伝動機構を介して垂
直傘歯車(99)が回転せしめられ、第1図と第10図
に示すように、この垂直傘歯車(99)とかみ合う水平
傘歯車(98)が回転せしめられ、さらに第11図に示
すように、回転内筒体(96)を介して回転軸(94)
が回転して、両クランプ(70)(71)がチューブ(
1)の引出し部分(1a)の後端部を挾んだ状態で18
0度回転せしめられるものである。そしてこのとき、第
6図に示すように、チューブ(1)の引出し部分(1a
)が左側回転クランプ(70)の右側面後端(P)を始
点として平面よりみて反時S1回りの方向に折返し状に
曲げけられ、これによってチューブ(1)は左側クラン
プ(70)の後面(70a)に沿う所定の曲げ半径を有
ブる曲面状に折り曲げられるものである。またこのとき
、押えクランプ(72)によってチューブ(1)の折曲
げ部分のすぐ後側が右側方より押えられているため、チ
ューブ(1)は速やかにかつ確実に折り曲げられる。ま
たこのようにチューブ(1)は、これの引出し部分(1
a)の後端部が左右両回転クランプ(70)(71)に
よって挾まれた状態で折り曲げられるので、折曲げによ
るチューブ(1)の変形はすべて両回転クランプ(70
)(71)よりも前方のチューブ引出し部分(1a)よ
りも後側において生じることになり、従ってチューブ引
出し部分(1a)の長さすなわち蛇行チューブの直管部
の良さは折曲げの前後において代わるJ:うなことがな
く、またチューブ(1)は一定方向にのみすなわち平面
よりみて反部δ1回りの方向にのみ180度折り返すよ
うに曲げられるので、チューブ(1)の曲げ角度がすべ
ての折曲げ操作において同じになり、従ってバラツキが
生じ難く、正確な寸法を有する熱交換器用蛇行チューブ
を製造することができる。
上記テーブル補助板揺動装置(D)の詳細を示す第12
図と第13図において、(130)はテーブル(2)前
部中央の切欠部(9)にテーブル(2)と同じレベルと
なるように配置されたテーブル補助板、(131)はテ
ーブル(2)の下面に固定された側面よりみて方形の補
助板取付・枠、(1320132)はテーブル補助板(
130)の右側部下面に固定された正面よりみてL形の
一対の取付アームで、これらのアーム(132) (1
32)の先端部がブラケット(133)とピン(134
)により補助板取付枠(131)の土壁下面に取り付け
られることにより、テーブル補助板(130)が揺動自
在となされている。(135)は補助板揺動用シリンダ
で、これはラック・ガイド(137)の右端部に水平状
に取り付けられ、そのピストン・ロッド(136)は左
方に向って突出している。(138)はこのピストン・
ロッド(136)の先端部に水平状に取り付けられたラ
ックで、これはラック・ガイド(1,37)に案内され
る。(139)はラック(138)にかみ合わされたピ
ニオンで、これの枢軸(140)の両端部は一対の軸受
(141H141)に回転自在に支持されている。(1
/12)は枢軸(140)に取り付けられた揺動アーム
、(143)はこれの先端部にビン(144)により回
動自在に取り付けられた側面よりみて略く字形の連結リ
ンクで、このリンク(143)の先端部はブラケット(
145)およびピン(146)によりテーブル補助板(
130)の右端寄りの部分に連結されている。
上記テーブル補助板揺動装置(D>の作用を以下に説明
する。
テーブル補助板(130)によって被折曲げチューブ(
1)の前端部を支持するさいには、第13図に示すよう
に、補助板揺動用シリンダ(135)のピストン・ロッ
ド(136)が引っ込んでいて、テーブル補助板(13
0)は上背位置にあり、テーブル(2)と同レベルに水
平状に配置されている。そしてチューブ引出し反転装置
(B)のチャック部材(45)がチューブ(1)の前端
部をつかみに来るときには、シリンダ(135)のビス
1−ン・ロッド(13G)が突出して、ラック(138
)が右から左に移動せしめられ、ラック(138)とか
み合うピニオン(139)および枢軸(140)が回転
して、ピニオン(139)と同軸の揺動アーム(142
)が左から右に揺動することにより、連結リンク(14
3)が右方に引張り込まれ、これによってテーブル補助
板(130)が揺動ぜしめられて、同図に2点鎖線で示
すように、テーブル(2〉の下方に垂直状に没するよう
になされている。
つぎに、上記熱交換器用蛇行チューブの製造装置(Y)
による蛇行デユープの製造工程を第14図に基づいて説
明する。
まずテーブル〈2)上に偏平状定尺チューブ(1)がそ
の−側縁を下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起こ
された状態にのけられ、その前端寄りの部分がチューブ
折曲げ装置(C)の左右一対の回転クランプ(70)(
71)に挾まれる。
そして回転装置(74)の作用により両クランプ(70
)(71)が平面よりみて反時泪回りの方向に180度
回転することにより、チューブ(1)は左側回転クラン
プ(70)の右側面後端(P)を始点として同クランプ
(70)の後面(70a)の曲面に沿うように折返し状
に曲げられる。このとぎ、チューブ(1)の折曲げ部分
のすぐ後側が押えクランプ(72)により右側方より押
えられている。
またチューブ挾み送り装置(A)の挾み送りクランプ(
3)(4)は昇降装置(6)の作用によりテーブル(2
)より上方に突出しており、チューブ(1)の折曲げの
間に後方へ移動する(第14図イ)。
このようなチューブ(1)の第1次折曲げ後、開閉装置
(5)の作用により、一対の挾み送りクランプ(3)(
4)によってチューブ(1)の中間部分が挾まれる。こ
のとき、チューブ折曲げ装置(C)の回転クランプ(7
0)(71)と押えクランプ(72)とはチューブ(1
)より離れてチコープ(1)の移動を容易にしている(
同図口)。
この状態で、前後動装置(7〉の作用によって一対の挾
み送りクランプ(3)(4)が所定距離前進uしめられ
て、チューブ(1)が所要長さ送り出される。チューブ
(1)の送り出し後、チューブ引出し反転装置(B)の
前後動用モータ(5つ)によりチャック部材(45)が
後退してきてチューブ(1)の折曲げ状前端部を上下両
側より挾み付tノる。チャック部材(45)が後退する
ときはテーブル補助板(130)はテーブル(2)の上
面より下方に没している(同図ハ)。
つぎに、チューブ(1)の前端部を挾んだ状態でチャッ
ク部材(45)が所定距離前進するとともにその上下が
逆になるように回転することにより、チューブ(1)が
所定長さ引出されて反転せしめられる。このチューブ(
1)の引出し反転の間に、一対の挾み送りクランプ(3
)(4)並びに回転クランプ(70)(71)と押えク
ランプ(72)とはテーブル(2〉下方に待機し、また
回転クランプ(70)(71)は反転して元の状態に戻
る。チューブ(1)の引出し反転後、チャック部材(4
5)がチューブ(1)の折曲げ状前端部を離し、テーブ
ル補助板揺動装置(D)の作用によりテーブル補助板(
130)がテーブル(2)と同レベルに保持され、チュ
ーブ(1)の折曲げ状前端部がこれによって下から支持
される(同図二)。
つぎに、チューブ折曲げ装置(C)の作用によりチュー
ブ(1)の引出し部分(1a)が同図イの場合と同様に
平面よりみて反時計回りの方向に折返し状に曲げられる
(同図ホ)。
このようなチューブ(1)の第2次折曲げ後、一対の挾
み送りクランプ(3)(4)によってチューブ(1)の
中間部分が挾まれて所要長さ送り出され、チューブ(1
)の送出し後、チャック部材(45)が後退してきてチ
ューブ(1)の折曲げ状前端部が上下両側より挾み付け
られる(同図へ)。
つぎに、チャック部材(45)が市道しながら回転する
ことによりチューブ(1〉が上記の場合と同じく所定長
さ引き出されて反転せしめられ(同図ト)。
さらにチューブ折曲げ装置(C)の一対の回転クランプ
(70)(71)と押えクランプ(72)の作用によっ
て上記の場合と同じく平面よりみて反時計回りの方向に
折返し状に曲げられる(同図チ)以下この操作が自動的
に繰り返されて、熱交換器用蛇行チューブが製造される
ものである。
なお、上記実施例においては、この発明を偏平状チュー
ブ(1)に適用した場合を示したが、この発明はその他
断面円形等の形状を有するチューブから蛇行チューブを
製造する場合にも勿論適用可能である。
発明の効果 この発明による熱交換器用蛇行チューブ製造装置は、上
述のように、テーブル(2)上にのせられた定尺チュー
ブ(1)を一対のチューブ挾み送りクランプ(3)(4
)により左右両側より挾み付けてこれを所要長さ前方へ
送り出すチューブ挾み送り装置(A)と、このチューブ
挾み送り装置(A)によって送り出されたチューブ(1
)の前端部をつかんでチューブ(1)を所定長さ引き出
すとともに上下が逆になるように反転させる前後動自在
かつ回転自在なチャツク部材(45)を有するチューブ
引出し反転装置(B)と、引出し反転後のチューブ(1
)の引出し部分(1a)の後端部を挾み付けて該引出し
部分(1a)を一定方向にのみ折返し状に曲げる左右一
対の回転クランプ(7Q)(71)および折返し側とは
反対の側方よりチューブ(1)を押える押えクランプ(
72)を有するデユープ折曲げ装置(Cとを備えている
もので、チューブ(1)の引出し部分(1a)の後端部
が左右両回転クランプ(10)(71)によって挾まれ
た状態で折り曲げられるので、折曲げによるチューブ(
1)の変形はすべてチューブ引出し部分(1a)よりも
後側において生じることになり、このためチューブ引出
し部分(1a)の長さすなわち蛇行チューブの直管部の
長さが折曲げの前後において代わるようなことがなく、
またチューブ(1)は一定方向にのみ例えば平面よりみ
て反時訓回りの方向にのみ180度折り返すように曲げ
られるので、デユープ(1)の曲げ角度がすべての折曲
げ操作において同じになり、バラツキが生じ難い。従っ
て正面よりみて方形の所期の輪郭を有する寸法精度の高
い熱交換器用蛇行チューブを能率よく自) 動的に製造
することができるという効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は蛇行チ
ューブ製造装置の脈絡全体左側面図、第2図は同平面図
、第3図はチューブ挾み送り装置の拡大平面図、第4図
は同左側面図、第5図は同正面図、第6図はチューブ折
曲げ装置の上部を示す拡大平面図、第7図は第6図vK
−■線に沿う拡大断面図、第8図は第6図■−■線に沿
う拡大断面図、第9図は第6図IX−IX線に沿う拡大
断面図、第10図はチューブ折曲げ装置の下部を示す拡
大水平断面図、第11図は第10図XI−XI線に沿う
拡大断面図、第12図はテーブル補助板揺動装置を示す
拡大断面図第13図は第12図xm−xm線に沿う拡大
断面図、第14図は蛇行チューブの製造を工程順に示す
説明図である。第15図はチューブ自動定尺切11i装
置と熱交換器用蛇行デユープ製造装置の概略全体平面図
、第16図は同左側面図、第17図は同右側面図である
。 (×)・・・チューブ自りJ定尺切断装置、(Y)・・
・熱交換器用蛇行チューブの製造装置、(1)・・・チ
ューブ、(2)・・・テーブル、(A)・・・チューブ
挾み送り装置、(3)(4)・・・チューブ挾み送りク
ランプ、(5)・・・開閉装置、(6)・・・昇降装置
、(7)・・・前後動装置、(8)(9)・・・切欠部
、(B)・・・チューブ引出し反転装置、(45)・・
・チャック部材、(48)・・・押え用シリンダ、(5
4)・・・反転用モータ、(59)・・・前後動用モー
タ、(C)・・・チューブ折曲げ装置、(70)・・・
左側回転クランプ、(71)・−・右側回転クランプ、
(12)・・・右側押えクランプ、(73)・・・開閉
装置、(74)・・・回転装置、(75)・・・胃降装
置、(94)・・・回転軸、(101)・・・クランプ
回転用モータ、(114)・・・クランプ昇降用シリン
ダ、(D)・・・テーブル補助板揺動装置、(130)
・・・テーブル補助板、(135)・・・補助板揺動用
シリンダ。 以  上 外4′6 第3図 74二回払及I Q74:回転枝1 94゛回車八車山

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テーブル(2)上にのせられた定尺チューブ(1)を一
    対のチューブ挾み送りクランプ(3)(4)により左右
    両側より挾み付けてこれを所要長さ前方へ送り出すチュ
    ーブ挾み送り装置(A)と、このチューブ挾み送り装置
    (A)によつて送り出されたチューブ(1)の前端部を
    つかんでチューブ(1)を所定長さ引き出すとともに上
    下が逆になるように反転させる前後動自在かつ回転自在
    なチャック部材(45)を有するチューブ引出し反転装
    置(B)と、引出し反転後のチューブ(1)の引出し部
    分(1a)の後端部を挾み付けて該引出し部分(1a)
    を一定方向にのみ折返し状に曲げる左右一対の回転クラ
    ンプ(70)(71)および折返し側とは反対の側方よ
    りチューブ(1)を押える押えクランプ(72)を有す
    るチューブ折曲げ装置(C)とを備えている熱交換器用
    蛇行チューブの製造装置。
JP14369785A 1985-06-28 1985-06-28 熱交換器用蛇行チユ−ブの製造装置 Granted JPS623830A (ja)

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Cited By (7)

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