JPH0141413B2 - - Google Patents
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- JPH0141413B2 JPH0141413B2 JP14369685A JP14369685A JPH0141413B2 JP H0141413 B2 JPH0141413 B2 JP H0141413B2 JP 14369685 A JP14369685 A JP 14369685A JP 14369685 A JP14369685 A JP 14369685A JP H0141413 B2 JPH0141413 B2 JP H0141413B2
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Links
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Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、熱交換器に用いられるアルミニウ
ム(アルミニウム合金を含む)押出型材製の偏平
状チユーブを一定の長さに切断するチユーブの自
動定尺切断装置に関するものである。
ム(アルミニウム合金を含む)押出型材製の偏平
状チユーブを一定の長さに切断するチユーブの自
動定尺切断装置に関するものである。
従来の技術
従来、アルミニウム製熱交換器に用いられるチ
ユーブは、必要とする一定の長さよりも長い概略
寸法のチユーブを1本ずつ押出成型機により製作
し、これらのチユーブを引張り矯正したのち定尺
に切断することによりつくられていた。この定尺
チユーブは、ついで蛇行状に折り曲げられたの
ち、ヘツダおよびコルゲート・フインと共に組み
合せられ、熱交換器が製造されるものである。し
かし、上記従来法によれば、概略の寸法を有する
チユーブを押出成型機により1本ずつ製作し、こ
れらを定尺に切断するため、作業が非常に面倒で
あり、従つて定尺チユーブの製造能率が非常に悪
く、ひいては熱交換器の生産性が悪いという問題
があつた。しかも概略の寸法を有するチユーブを
個々に定尺に切断するので、チユーブの両端部が
余つて不要部分が多く生じ、従つて非常に歩留り
が悪いという問題があつた。
ユーブは、必要とする一定の長さよりも長い概略
寸法のチユーブを1本ずつ押出成型機により製作
し、これらのチユーブを引張り矯正したのち定尺
に切断することによりつくられていた。この定尺
チユーブは、ついで蛇行状に折り曲げられたの
ち、ヘツダおよびコルゲート・フインと共に組み
合せられ、熱交換器が製造されるものである。し
かし、上記従来法によれば、概略の寸法を有する
チユーブを押出成型機により1本ずつ製作し、こ
れらを定尺に切断するため、作業が非常に面倒で
あり、従つて定尺チユーブの製造能率が非常に悪
く、ひいては熱交換器の生産性が悪いという問題
があつた。しかも概略の寸法を有するチユーブを
個々に定尺に切断するので、チユーブの両端部が
余つて不要部分が多く生じ、従つて非常に歩留り
が悪いという問題があつた。
発明の目的
この発明の目的は、上記の問題を解決し、コイ
ル状に巻かれたチユーブを歩留りよく定尺に自動
的かつ正確に切断することができて、定尺チユー
ブの製造能率ひいては熱交換器の生産性を大幅に
向上することができるチユーブの自動定尺切断装
置を提供しようとするにある。
ル状に巻かれたチユーブを歩留りよく定尺に自動
的かつ正確に切断することができて、定尺チユー
ブの製造能率ひいては熱交換器の生産性を大幅に
向上することができるチユーブの自動定尺切断装
置を提供しようとするにある。
発明の構成
この発明は、上記の目的を達成するために、コ
イル状に巻かれたチユーブが引出し自在に取り付
けられたチユーブ・スタンドと、チユーブをスタ
ンドから所要長さ引き出す前後移動自在なチユー
ブ引出し装置と、所要長さ引き出されたチユーブ
の後端寄り部分をつかむ後側チヤツク装置と、同
チユーブの前端部をつかむ前側チヤツク装置を有
しかつ切断前にチユーブを引張り矯正するチユー
ブ引張り矯正装置を有する前後移動自在なチユー
ブ切断長さ調節装置と、この調節装置に取り付け
られかつ引張り矯正後のチユーブの前端部所定箇
所を切断する前側チユーブ切断機と、前側チユー
ブ切断機による切断と同時に該チユーブの後端部
所定箇所を切断する後側チユーブ切断機とを備え
ているチユーブの自動定尺切断装置を要旨として
いる。
イル状に巻かれたチユーブが引出し自在に取り付
けられたチユーブ・スタンドと、チユーブをスタ
ンドから所要長さ引き出す前後移動自在なチユー
ブ引出し装置と、所要長さ引き出されたチユーブ
の後端寄り部分をつかむ後側チヤツク装置と、同
チユーブの前端部をつかむ前側チヤツク装置を有
しかつ切断前にチユーブを引張り矯正するチユー
ブ引張り矯正装置を有する前後移動自在なチユー
ブ切断長さ調節装置と、この調節装置に取り付け
られかつ引張り矯正後のチユーブの前端部所定箇
所を切断する前側チユーブ切断機と、前側チユー
ブ切断機による切断と同時に該チユーブの後端部
所定箇所を切断する後側チユーブ切断機とを備え
ているチユーブの自動定尺切断装置を要旨として
いる。
実施例
つぎに、この発明の実施例を図面に基いて説明
する。
する。
この明細書において、前後および左右は第1図
を基準とし、前とは第1図左側、後とは同右側を
いい、左とは同図下側、右とは同上側をいうもの
とする。
を基準とし、前とは第1図左側、後とは同右側を
いい、左とは同図下側、右とは同上側をいうもの
とする。
第1図〜第3図において、1は複数の流体通路
を有しかつコイル状に巻かれたアルミニウム押出
型材製の偏平状チユーブ、2はこのチユーブ1を
一定長さに自動的に切断するこの発明によるチユ
ーブ自動定尺切断装置、3はこれに続いて設けら
れた熱交換器用蛇行チユーブ製造装置で、これは
定尺チユーブ1を蛇行状に折り曲げて、熱交換器
を構成するための蛇行チユーブを製造するもので
ある。
を有しかつコイル状に巻かれたアルミニウム押出
型材製の偏平状チユーブ、2はこのチユーブ1を
一定長さに自動的に切断するこの発明によるチユ
ーブ自動定尺切断装置、3はこれに続いて設けら
れた熱交換器用蛇行チユーブ製造装置で、これは
定尺チユーブ1を蛇行状に折り曲げて、熱交換器
を構成するための蛇行チユーブを製造するもので
ある。
この発明によるチユーブ自動定尺切断装置2に
おいて、Aはコイル状に巻かれた偏平状チユーブ
1が引出し自在に取り付けられたチユーブ・スタ
ンド、BはスタンドAから引き出されるチユーブ
1のいわゆる巻ぐせを直すためのチユーブ巻ぐせ
矯正装置、Cはチユーブ1の前端寄り部分をチユ
ーブ引出し装置Fの一対の挾持部材101,10
2に挾ませるために該チユーブ1を比較的短い所
要の長さ分だけ送り出すチユーブ送出し装置であ
る。チユーブ引出し装置Fはこのチユーブ送出し
装置Cによつて送り出されたチユーブ1の前端寄
りの部分を一対の挾持部材101,102により
挾んだ状態でフレーム4に沿つて移動し、チユー
ブ1を所要長さ引き出すものである。Dはこのよ
うにして引き出されたチユーブ1の後端寄り部分
をつかむ後側チヤツク装置、Gは同チユーブ1の
前端部をつかむ前側チヤツク装置Hを有しかつ切
断前にチユーブ1を引張り矯正するチユーブ引張
り矯正装置Iを有する前後移動自在なチユーブ切
断長さ調節装置、Jはこの調節装置Gに取り付け
られかつ引張り矯正後のチユーブ1の前端部所定
箇所を切断する前側チユーブ切断機、Eは前側チ
ユーブ切断機Jによる切断と同時に該チユーブ1
の後端部所定箇所を切断する後側チユーブ切断機
である。Kは前後両チユーブ切断機E,Jにより
一定長さに切断された定尺チユーブ1をフレーム
4の左側壁に設けられた定尺チユーブ受け樋5内
に落し込む多数の搬送コンベヤで、これらは前後
方向に所定間隔おきに並列状に配置されている。
Mは受け樋5の後端部に配置された定尺チユーブ
起こし装置で、これは定尺チユーブ受け樋5の底
部に落し込まれた水平状の定尺チユーブ1を後の
蛇行チユーブ製造装置3に供給するためにその一
側縁を下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起
こすものである。Nは受け樋5内に備えられた定
尺チユーブ送り装置で、これは前後に所定間隔お
きに一対ずつ配置された開閉自在な垂直ローラ
6,6を有していて、横向きに垂直状に起こされ
た定尺チユーブ1をローラ6,6間に挾み、これ
らのローラ6,6の回転により定尺チユーブ5を
蛇行チユーブ製造装置3の方へ送り出すものであ
る。
おいて、Aはコイル状に巻かれた偏平状チユーブ
1が引出し自在に取り付けられたチユーブ・スタ
ンド、BはスタンドAから引き出されるチユーブ
1のいわゆる巻ぐせを直すためのチユーブ巻ぐせ
矯正装置、Cはチユーブ1の前端寄り部分をチユ
ーブ引出し装置Fの一対の挾持部材101,10
2に挾ませるために該チユーブ1を比較的短い所
要の長さ分だけ送り出すチユーブ送出し装置であ
る。チユーブ引出し装置Fはこのチユーブ送出し
装置Cによつて送り出されたチユーブ1の前端寄
りの部分を一対の挾持部材101,102により
挾んだ状態でフレーム4に沿つて移動し、チユー
ブ1を所要長さ引き出すものである。Dはこのよ
うにして引き出されたチユーブ1の後端寄り部分
をつかむ後側チヤツク装置、Gは同チユーブ1の
前端部をつかむ前側チヤツク装置Hを有しかつ切
断前にチユーブ1を引張り矯正するチユーブ引張
り矯正装置Iを有する前後移動自在なチユーブ切
断長さ調節装置、Jはこの調節装置Gに取り付け
られかつ引張り矯正後のチユーブ1の前端部所定
箇所を切断する前側チユーブ切断機、Eは前側チ
ユーブ切断機Jによる切断と同時に該チユーブ1
の後端部所定箇所を切断する後側チユーブ切断機
である。Kは前後両チユーブ切断機E,Jにより
一定長さに切断された定尺チユーブ1をフレーム
4の左側壁に設けられた定尺チユーブ受け樋5内
に落し込む多数の搬送コンベヤで、これらは前後
方向に所定間隔おきに並列状に配置されている。
Mは受け樋5の後端部に配置された定尺チユーブ
起こし装置で、これは定尺チユーブ受け樋5の底
部に落し込まれた水平状の定尺チユーブ1を後の
蛇行チユーブ製造装置3に供給するためにその一
側縁を下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起
こすものである。Nは受け樋5内に備えられた定
尺チユーブ送り装置で、これは前後に所定間隔お
きに一対ずつ配置された開閉自在な垂直ローラ
6,6を有していて、横向きに垂直状に起こされ
た定尺チユーブ1をローラ6,6間に挾み、これ
らのローラ6,6の回転により定尺チユーブ5を
蛇行チユーブ製造装置3の方へ送り出すものであ
る。
つぎに、上記各装置の詳細な構造と作用につい
て説明する。
て説明する。
第1図〜第3図に示すチユーブ・スタンドAに
おいて、10は偏平状チユーブ1がコイル状に巻
かれたリール、11はその軸、12は駆動モータ
で、これの作動により動力伝達機構13を介して
リール10が回転せしめられ、チユーブ引出し装
置Fの前進に対応してチユーブ1が所要長さ引出
されるようになされている。
おいて、10は偏平状チユーブ1がコイル状に巻
かれたリール、11はその軸、12は駆動モータ
で、これの作動により動力伝達機構13を介して
リール10が回転せしめられ、チユーブ引出し装
置Fの前進に対応してチユーブ1が所要長さ引出
されるようになされている。
チユーブ巻ぐせ矯正装置Bの詳細を示す第4図
と第5図において、14は下部機体で、これの左
右両側壁の上縁部には5個の下部矯正ローラ15
が所定間隔おきに水平に渡し止められている。1
6は上部機体で、これの左右両側壁の下縁部には
4個の上部矯正ローラ17が下部矯正ローラ15
同志の中間に位置するように水平に渡し止められ
ている。下部機体14の前端には左右一対のブラ
ケツト18,18が立上り状に設けられ、これら
のブラケツト18,18の上端部に上部機体16
の前端部が枢軸19により揺動自在なように取り
付けられている。また上部機体16後端の揺動端
部は上部矯正ローラ押え装置20により保持され
ている。この押え装置20において、21は押え用
シリンダで、これは下部機体14後端に延設され
た取付部23,23の後端部に枢軸24により揺
動可能にかつ水平状に取り付けられている。この
シリンダ21のピストン・ロツド22は前方に向
つて突出せしめられていて、その先端部にリンク
結合部材25が取り付けられている。このリンク
結合部材25には上下一対のリンク26,27が
それぞれ連結ピン28,28を介して結合されて
いる。そして上部リンク26の上端部は、取付部
23の頂壁29中央部より垂下状に伸びている左
右一対のブラケツト30に連結ピン31を介して
揺動可能に取り付けられ、また下部リンク26の
下端部は、上部機体16の後端に後方突出状に設
けられた左右一対のブラケツト32に連結ピン3
3を介して連結されている。
と第5図において、14は下部機体で、これの左
右両側壁の上縁部には5個の下部矯正ローラ15
が所定間隔おきに水平に渡し止められている。1
6は上部機体で、これの左右両側壁の下縁部には
4個の上部矯正ローラ17が下部矯正ローラ15
同志の中間に位置するように水平に渡し止められ
ている。下部機体14の前端には左右一対のブラ
ケツト18,18が立上り状に設けられ、これら
のブラケツト18,18の上端部に上部機体16
の前端部が枢軸19により揺動自在なように取り
付けられている。また上部機体16後端の揺動端
部は上部矯正ローラ押え装置20により保持され
ている。この押え装置20において、21は押え用
シリンダで、これは下部機体14後端に延設され
た取付部23,23の後端部に枢軸24により揺
動可能にかつ水平状に取り付けられている。この
シリンダ21のピストン・ロツド22は前方に向
つて突出せしめられていて、その先端部にリンク
結合部材25が取り付けられている。このリンク
結合部材25には上下一対のリンク26,27が
それぞれ連結ピン28,28を介して結合されて
いる。そして上部リンク26の上端部は、取付部
23の頂壁29中央部より垂下状に伸びている左
右一対のブラケツト30に連結ピン31を介して
揺動可能に取り付けられ、また下部リンク26の
下端部は、上部機体16の後端に後方突出状に設
けられた左右一対のブラケツト32に連結ピン3
3を介して連結されている。
このチユーブ巻ぐせ矯正装置Bの作用を以下に
説明する。押え用シリンダ21のピストン・ロツ
ド22が引つ込んだ状態では、上下両リンク2
6,27がリンク結合部材25に対して共に傾斜
せしめられていて、上部機体16の揺動端部は上
方に持ち上げられ、従つて上下両矯正ローラ1
7,15同志の間隔は広くなつている。チユー
ブ・スタンドAから引き出されたチユーブ1はこ
のように開いた状態の上下両矯正ローラ17,1
5同志の間に差し込まれる。そしてこの状態で押
え用シリンダ21が作動してそのピストン・ロツ
ド22が前方に突出せしめられると、上部機体1
6の揺動端部がリンク26,27の作用により押
し下げられて、上下両矯正ローラ17,15同時
の間隔が狭くなる。従つてこれらローラ17,1
5間をチユーブ1が連続的に通過せしめられるこ
とにより、チユーブ1の巻ぐせが自動的に矯正さ
れて、チユーブ1が直線状となされるものであ
る。
説明する。押え用シリンダ21のピストン・ロツ
ド22が引つ込んだ状態では、上下両リンク2
6,27がリンク結合部材25に対して共に傾斜
せしめられていて、上部機体16の揺動端部は上
方に持ち上げられ、従つて上下両矯正ローラ1
7,15同志の間隔は広くなつている。チユー
ブ・スタンドAから引き出されたチユーブ1はこ
のように開いた状態の上下両矯正ローラ17,1
5同志の間に差し込まれる。そしてこの状態で押
え用シリンダ21が作動してそのピストン・ロツ
ド22が前方に突出せしめられると、上部機体1
6の揺動端部がリンク26,27の作用により押
し下げられて、上下両矯正ローラ17,15同時
の間隔が狭くなる。従つてこれらローラ17,1
5間をチユーブ1が連続的に通過せしめられるこ
とにより、チユーブ1の巻ぐせが自動的に矯正さ
れて、チユーブ1が直線状となされるものであ
る。
チユーブ送出し装置Cの詳細を示す第6図〜第
8図において、34は基板で、これの上面には前
後に伸びる左右一対のガイド・レール35,35
が設けられるとともに、基板34の後端に送出し
用シリンダ36が垂直ブラケツト38を介して水
平状に取り付けられ、そのピストン・ロツド37
は前方に向つて突出せしめられている。39は正
面よりみて方形の機体、40,40はこの機体3
9の下壁前部に下方突出状に取り付けられた左右
一対のスライド部材で、これらはガイド・レール
35,35上に摺動自在にのせられている。41
は機体39の下壁後端部に設けられた垂下状ブラ
ケツトで、これにはピストン・ロツド37の先端
部が連結されている。42,43は機体39に装
備された上下一対のチユーブ挾持部材で、上部挾
持部材42は揺動アーム44の前端部に取り付け
られかつ押え装置45により昇降自在に保持され
ている。一方、下部挾持部材43は機体39の下
壁上に固定されている。揺動アーム44の後端部
は、機体39に後方突出状に設けられた左右一対
の取付部46,46に枢軸47により取り付けら
れている。上記押え装置45において、48は押
え用シリンダで、これは取付部46,46の後端
部に設けられた立上り状ブラケツト50,50に
枢軸51により揺動可能にかつ略水平状に取り付
けられている。シリンダ48のピストン・ロツド
49は前方に向つて突出せしめられていてその先
端部にリンク結合部材52が取り付けられてい
る。このリンク結合部材52には上下一対のリン
ク52,54がそれぞれ連結ピン55,55を介
して取付けられ、上部リンク53の上端部は、機
体29の上壁より垂下状に伸びる左右一対のブラ
ケツト56に連結ピン57を介して揺動可能に取
り付けられている。また下部リンク54の下端部
は、揺動アーム44に上方突出状に設けられた左
右一対のブラケツト58,58に連結ピン59を
介して連結されている。60は下部挾持部材43
の後側に連なるように水平に配置されたガイド
板、61,61はこのガイド板60の後側近くに
配置された上下一対のガイド・ローラである。
8図において、34は基板で、これの上面には前
後に伸びる左右一対のガイド・レール35,35
が設けられるとともに、基板34の後端に送出し
用シリンダ36が垂直ブラケツト38を介して水
平状に取り付けられ、そのピストン・ロツド37
は前方に向つて突出せしめられている。39は正
面よりみて方形の機体、40,40はこの機体3
9の下壁前部に下方突出状に取り付けられた左右
一対のスライド部材で、これらはガイド・レール
35,35上に摺動自在にのせられている。41
は機体39の下壁後端部に設けられた垂下状ブラ
ケツトで、これにはピストン・ロツド37の先端
部が連結されている。42,43は機体39に装
備された上下一対のチユーブ挾持部材で、上部挾
持部材42は揺動アーム44の前端部に取り付け
られかつ押え装置45により昇降自在に保持され
ている。一方、下部挾持部材43は機体39の下
壁上に固定されている。揺動アーム44の後端部
は、機体39に後方突出状に設けられた左右一対
の取付部46,46に枢軸47により取り付けら
れている。上記押え装置45において、48は押
え用シリンダで、これは取付部46,46の後端
部に設けられた立上り状ブラケツト50,50に
枢軸51により揺動可能にかつ略水平状に取り付
けられている。シリンダ48のピストン・ロツド
49は前方に向つて突出せしめられていてその先
端部にリンク結合部材52が取り付けられてい
る。このリンク結合部材52には上下一対のリン
ク52,54がそれぞれ連結ピン55,55を介
して取付けられ、上部リンク53の上端部は、機
体29の上壁より垂下状に伸びる左右一対のブラ
ケツト56に連結ピン57を介して揺動可能に取
り付けられている。また下部リンク54の下端部
は、揺動アーム44に上方突出状に設けられた左
右一対のブラケツト58,58に連結ピン59を
介して連結されている。60は下部挾持部材43
の後側に連なるように水平に配置されたガイド
板、61,61はこのガイド板60の後側近くに
配置された上下一対のガイド・ローラである。
このチユーブ送出し装置Cの作用を以下に説明
する。まず上下チユーブ挾持部材42,43の間
に巻ぐせ矯正後のチユーブ1が差し込まれる。こ
の状態において押え装置45の押え用シリンダ4
8の作動によりこれのピストン・ロツド49が前
方に突出すると、上下両リンク53,54がリン
ク結合部材52を介して一直線状となり、これに
よつて上部挾持部材42がチユーブ1を下部挾持
部材43に押え付ける。この状態で送出し用シリ
ンダ36のピストン・ロツド37が前方に所要長
さ突出せしめられることにより、機体39および
チユーブ1を挾持した上下両挾持部材42,43
とが所定距離前進せしめられ、これによつてチユ
ーブ1が所要長さ送り出され、チユーブ1の前端
寄り部分がチユーブ引出し装置Fの上下両挾持部
材101,102に挾まれるようになされるもの
である。
する。まず上下チユーブ挾持部材42,43の間
に巻ぐせ矯正後のチユーブ1が差し込まれる。こ
の状態において押え装置45の押え用シリンダ4
8の作動によりこれのピストン・ロツド49が前
方に突出すると、上下両リンク53,54がリン
ク結合部材52を介して一直線状となり、これに
よつて上部挾持部材42がチユーブ1を下部挾持
部材43に押え付ける。この状態で送出し用シリ
ンダ36のピストン・ロツド37が前方に所要長
さ突出せしめられることにより、機体39および
チユーブ1を挾持した上下両挾持部材42,43
とが所定距離前進せしめられ、これによつてチユ
ーブ1が所要長さ送り出され、チユーブ1の前端
寄り部分がチユーブ引出し装置Fの上下両挾持部
材101,102に挾まれるようになされるもの
である。
後側チヤツク装置Dの詳細を示す第9図〜第1
1図において、64は正面よりみて方形の機体、
65は機体64の下壁上に設けられた支持部材
で、これの上端部に多数の山形突起を有する下部
チヤツク部材66が固定されている。68,68
は機体64の左右両側壁に後方突出状に設けられ
た一対の取付部で、これらの後端部に左右一対の
立上がり状ブラケツト69,69が設けられてい
る。70はチヤツク用シリンダで、これは枢軸7
8を介してブラケツト69,69に揺動自在にか
つ水平状に取り付けられている。シリンダ70の
ピストン・ロツド71は前方に向つて突出せしめ
られ、その先端部に連結部材72が取り付けられ
ている。73は機体64の左右両側壁に枢軸74
によつて揺動自在に取り付けられた略L形の揺動
レバーで、これの長辺部73aの上端はピン75
によつて連結部材72に連結され、同レバー73
の短辺部73bの前端部には多数の山形突起を有
する上部チヤツク部材67が下向きに取り付けら
れている。76は下部チヤツク部材66の後側に
連なるように水平に配置されたガイド板、77,
77はこのガイド板76の後側近くに配置された
上下一対のガイド・ローラである。
1図において、64は正面よりみて方形の機体、
65は機体64の下壁上に設けられた支持部材
で、これの上端部に多数の山形突起を有する下部
チヤツク部材66が固定されている。68,68
は機体64の左右両側壁に後方突出状に設けられ
た一対の取付部で、これらの後端部に左右一対の
立上がり状ブラケツト69,69が設けられてい
る。70はチヤツク用シリンダで、これは枢軸7
8を介してブラケツト69,69に揺動自在にか
つ水平状に取り付けられている。シリンダ70の
ピストン・ロツド71は前方に向つて突出せしめ
られ、その先端部に連結部材72が取り付けられ
ている。73は機体64の左右両側壁に枢軸74
によつて揺動自在に取り付けられた略L形の揺動
レバーで、これの長辺部73aの上端はピン75
によつて連結部材72に連結され、同レバー73
の短辺部73bの前端部には多数の山形突起を有
する上部チヤツク部材67が下向きに取り付けら
れている。76は下部チヤツク部材66の後側に
連なるように水平に配置されたガイド板、77,
77はこのガイド板76の後側近くに配置された
上下一対のガイド・ローラである。
後側の切断機Eは上記後側チヤツク装置Dと一
体に設けられている。後側切断機Eを示す第12
図において、80は後側チヤツク装置Dの機体6
4に上方突出状に設けられた上部取付板、81は
上部取付板80の頂部にピストン・ロツド82を
下向きにして取り付けられた昇降用シリンダ、8
3はこれのピストン・ロツド82の下端に取り付
けられた昇降体で、これには上部取付板80側に
突出した複数個のスライド部84,84が設けら
れ、各スライド部84,84は上部取付板80の
左側面に設けられた凹状ガイド溝85,85内に
嵌め込まれている。86は昇降体83に取り付け
られたモータ、87は一対のチヤツク部材66,
67の前側近くに配置された円形の切断刃で、こ
れの回転軸はアーム88下端の軸受部89に保持
されている。90はモータ86の駆動プーリ91
と切断刃87の回転軸に取り付けられた伝動プー
リ92との間に巻き掛けられた平ベルトである。
体に設けられている。後側切断機Eを示す第12
図において、80は後側チヤツク装置Dの機体6
4に上方突出状に設けられた上部取付板、81は
上部取付板80の頂部にピストン・ロツド82を
下向きにして取り付けられた昇降用シリンダ、8
3はこれのピストン・ロツド82の下端に取り付
けられた昇降体で、これには上部取付板80側に
突出した複数個のスライド部84,84が設けら
れ、各スライド部84,84は上部取付板80の
左側面に設けられた凹状ガイド溝85,85内に
嵌め込まれている。86は昇降体83に取り付け
られたモータ、87は一対のチヤツク部材66,
67の前側近くに配置された円形の切断刃で、こ
れの回転軸はアーム88下端の軸受部89に保持
されている。90はモータ86の駆動プーリ91
と切断刃87の回転軸に取り付けられた伝動プー
リ92との間に巻き掛けられた平ベルトである。
上記後側チヤツク装置Dと後側切断機Eの作用
を以下に説明する。チユーブ引出し装置Fにより
チユーブ1が所要長さ引き出されるときは、第9
図と第12図に2点鎖線で示すように、上部チヤ
ツク部材67は上方に持ち上げられている。そし
て、チユーブ1の引出しが完了すると、同図に実
線で示すように、チヤツク用シリンダ70のピス
トン・ロツド71が前方に突出せしめられて、揺
動レバー73が前方に倒れるように揺動せしめら
れ、上下一対の挾持部材66,67によつてこの
チユーブ1の後端部が挾み止められる。ついでチ
ユーブ1は引張り矯正されるが、これについては
後述する。引張り矯正後、昇降用シリンダ81の
ピストン・ロツド82が下方に突出せしめられ、
昇降体86およびこれと一体の切断刃87が降下
せしめられて、チユーブ1のチヤツク挾持部分の
すぐ前側が切断される。
を以下に説明する。チユーブ引出し装置Fにより
チユーブ1が所要長さ引き出されるときは、第9
図と第12図に2点鎖線で示すように、上部チヤ
ツク部材67は上方に持ち上げられている。そし
て、チユーブ1の引出しが完了すると、同図に実
線で示すように、チヤツク用シリンダ70のピス
トン・ロツド71が前方に突出せしめられて、揺
動レバー73が前方に倒れるように揺動せしめら
れ、上下一対の挾持部材66,67によつてこの
チユーブ1の後端部が挾み止められる。ついでチ
ユーブ1は引張り矯正されるが、これについては
後述する。引張り矯正後、昇降用シリンダ81の
ピストン・ロツド82が下方に突出せしめられ、
昇降体86およびこれと一体の切断刃87が降下
せしめられて、チユーブ1のチヤツク挾持部分の
すぐ前側が切断される。
チユーブ引出し装置Fの詳細を示す第13図に
おいて、94は機体で、これは水平壁94aと垂
下壁94bとよりなり、その水平壁94a上にチ
ユーブ挾持装置95が設けられ、また垂下壁94
bに機体前後移動装置96が設けられている。ま
ずチユーブ挾持装置95において、97は水平壁
94aの上面に左右に伸びるように設けられた一
対のガイド・レール、98はこれらのガイド・レ
ール97に沿つて左右に摺動する一対のスライド
部材99,99を備えた左右移動台で、これの左
端部には下部チユーブ挾持部材101が取り付け
られている。100は左右移動台98の左端寄り
の部分に摺動自在に取り付けられた略L形の揺動
レバーで、これの水平部100aの先端部に上部
チユーブ挾持部材102が取り付けられている。
そして同レバー100の水平部100aの中央に
垂下状に設けられた脚部103が枢軸104によ
つて左右移動台98に取り付けることにより、レ
バー100が揺動し得るようになされているもの
である。105は押え用シリンダで、これは左右
移動台98右端部の立上がり状ブラケツト107
に連結ピン108により傾斜状態にかつ揺動可能
に取り付けられている。このシリンダ105のピ
ストン・ロツド106は左斜め上方に向つて突出
せしめられていて、その先端は連結部材109お
よびピン110により揺動レバー100の垂直部
100bの上端部に結合されている。111は機
体94の水平壁94aの左端部にL形ブラケツト
113を介して水平状に取り付けられた左右移動
用シリンダで、これのピストン・ロツド112の
先端部は連結部材114を介して左右移動台98
に連結されている。
おいて、94は機体で、これは水平壁94aと垂
下壁94bとよりなり、その水平壁94a上にチ
ユーブ挾持装置95が設けられ、また垂下壁94
bに機体前後移動装置96が設けられている。ま
ずチユーブ挾持装置95において、97は水平壁
94aの上面に左右に伸びるように設けられた一
対のガイド・レール、98はこれらのガイド・レ
ール97に沿つて左右に摺動する一対のスライド
部材99,99を備えた左右移動台で、これの左
端部には下部チユーブ挾持部材101が取り付け
られている。100は左右移動台98の左端寄り
の部分に摺動自在に取り付けられた略L形の揺動
レバーで、これの水平部100aの先端部に上部
チユーブ挾持部材102が取り付けられている。
そして同レバー100の水平部100aの中央に
垂下状に設けられた脚部103が枢軸104によ
つて左右移動台98に取り付けることにより、レ
バー100が揺動し得るようになされているもの
である。105は押え用シリンダで、これは左右
移動台98右端部の立上がり状ブラケツト107
に連結ピン108により傾斜状態にかつ揺動可能
に取り付けられている。このシリンダ105のピ
ストン・ロツド106は左斜め上方に向つて突出
せしめられていて、その先端は連結部材109お
よびピン110により揺動レバー100の垂直部
100bの上端部に結合されている。111は機
体94の水平壁94aの左端部にL形ブラケツト
113を介して水平状に取り付けられた左右移動
用シリンダで、これのピストン・ロツド112の
先端部は連結部材114を介して左右移動台98
に連結されている。
つぎに機体前後移動装置96において、115
は機体94の垂下壁94bの左側面に取り付けら
れた上下一対のスライド部材で、これらのスライ
ド部材115,115がフレーム4の右側壁外面
にほぼ全長にわたつて取り付けられた上下一対の
ガイドレール116,116に案内されることに
より、機体94がフレーム4に沿つて前後に移動
し得るものとなされている。117は垂下壁94
bの高さの中央部に水平かつ減速機120を介し
て取り付けられた回転軸で、これの垂下壁94b
より左側の端部にピニオン歯車118が取り付け
られ、このピニオン歯車118はフレーム4の左
側壁外面にほぼ全長にわたつてガイド・レール1
16,116と平行に取り付けられたラツク11
9にか合わせられている。減速機120は垂下壁
94bの右側面に取り付けられている。121は
回転軸117の右端部に取り付けられた傘歯車、
122は垂下壁94bの右側面に直角状に設けら
れたモータ取付部、123はこの取付部122に
固定された前後移動用モータで、これの駆動軸1
24に設けられた傘歯車125が回転軸117の
傘歯車121にかみ合わされている。上記チユー
ブ引出し装置Fの作用を以下に説明する。チユー
ブ1引出し前においてはチユーブ引出し装置Fは
フレーム4の最も後端寄り部分に待機している。
チユーブ送出し装置Cによりチユーブ1が挾持に
必要な長さ分だけ送り出されると、押え用シリン
ダ105のピストン・ロツド106が突出して揺
動レバー100が揺動せしめられ、上下両チユー
ブ挾持部材材101,102によつてチユーブ1
の前端寄り部分が挾み付けられる。なおここで、
チユーブ1の前端部はこれを後述の前側チエツク
装置Hにより挟むために残されている。また予め
左右移動用シリンダ111の作動によつて左右移
動台98が左右いずれかに移動せしめられて、チ
ユーブ挾持部材101,102がチユーブ1の前
端寄り部分を挾み得るようにこれらの位置が調節
されている。そしてつぎに、移動用モータ123
の作動により傘歯車125,121、回転軸11
7並びにラツク119とかみ合つているピニオン
歯車118が回転して、機体94がチユーブ1を
挾持している上下両チユーブ挾持部材101,1
02と共に前進せしめられ、これによつてチユー
ブ1が引き出される。機体94およびチユーブ挾
持部材101,102が所要距離移動したところ
で、モータ123が停止せしめられる。
は機体94の垂下壁94bの左側面に取り付けら
れた上下一対のスライド部材で、これらのスライ
ド部材115,115がフレーム4の右側壁外面
にほぼ全長にわたつて取り付けられた上下一対の
ガイドレール116,116に案内されることに
より、機体94がフレーム4に沿つて前後に移動
し得るものとなされている。117は垂下壁94
bの高さの中央部に水平かつ減速機120を介し
て取り付けられた回転軸で、これの垂下壁94b
より左側の端部にピニオン歯車118が取り付け
られ、このピニオン歯車118はフレーム4の左
側壁外面にほぼ全長にわたつてガイド・レール1
16,116と平行に取り付けられたラツク11
9にか合わせられている。減速機120は垂下壁
94bの右側面に取り付けられている。121は
回転軸117の右端部に取り付けられた傘歯車、
122は垂下壁94bの右側面に直角状に設けら
れたモータ取付部、123はこの取付部122に
固定された前後移動用モータで、これの駆動軸1
24に設けられた傘歯車125が回転軸117の
傘歯車121にかみ合わされている。上記チユー
ブ引出し装置Fの作用を以下に説明する。チユー
ブ1引出し前においてはチユーブ引出し装置Fは
フレーム4の最も後端寄り部分に待機している。
チユーブ送出し装置Cによりチユーブ1が挾持に
必要な長さ分だけ送り出されると、押え用シリン
ダ105のピストン・ロツド106が突出して揺
動レバー100が揺動せしめられ、上下両チユー
ブ挾持部材材101,102によつてチユーブ1
の前端寄り部分が挾み付けられる。なおここで、
チユーブ1の前端部はこれを後述の前側チエツク
装置Hにより挟むために残されている。また予め
左右移動用シリンダ111の作動によつて左右移
動台98が左右いずれかに移動せしめられて、チ
ユーブ挾持部材101,102がチユーブ1の前
端寄り部分を挾み得るようにこれらの位置が調節
されている。そしてつぎに、移動用モータ123
の作動により傘歯車125,121、回転軸11
7並びにラツク119とかみ合つているピニオン
歯車118が回転して、機体94がチユーブ1を
挾持している上下両チユーブ挾持部材101,1
02と共に前進せしめられ、これによつてチユー
ブ1が引き出される。機体94およびチユーブ挾
持部材101,102が所要距離移動したところ
で、モータ123が停止せしめられる。
チユーブ切断長さ調節装置Gの詳細を示す第1
4図〜第17図において、130はフレーム4の
上面にのせられた移動基台で、これは前後動駆動
装置131の作動によりフレーム4に沿つて前後
に移動し得る。132は移動基台130の後端部
に独立して前後動し得るように設けられた正面よ
りみて方形の機体で、これには前側チヤツク装置
Hとチユーブ断片押出し装置133が備えられて
いる。134は、機体130より上方に伸びるよ
うに設けられた上部取付板で、これには前側切断
機Jが取り付けられている。135はチユーブ引
張り矯正装置Iを構成するシリンダで、これはブ
ラケツト137を介して移動基台130の中央部
に水平状に取り付けられている。このシリンダ1
35のピストン・ロツド136は後方に向つて突
出しており、この先端は機体132に連結されて
いる。138,138は機体132の下壁に下方
突出状に取り付けられた左右一対かつ前後一組の
スライド部材で、これらは移動基台130の後端
部上面に長さ方向に取り付けられた一対のガイ
ド・レール139,139に沿つて前後に摺動す
るものである。移動基台130の前部下側には基
台制止装置159が取り付けられている。
4図〜第17図において、130はフレーム4の
上面にのせられた移動基台で、これは前後動駆動
装置131の作動によりフレーム4に沿つて前後
に移動し得る。132は移動基台130の後端部
に独立して前後動し得るように設けられた正面よ
りみて方形の機体で、これには前側チヤツク装置
Hとチユーブ断片押出し装置133が備えられて
いる。134は、機体130より上方に伸びるよ
うに設けられた上部取付板で、これには前側切断
機Jが取り付けられている。135はチユーブ引
張り矯正装置Iを構成するシリンダで、これはブ
ラケツト137を介して移動基台130の中央部
に水平状に取り付けられている。このシリンダ1
35のピストン・ロツド136は後方に向つて突
出しており、この先端は機体132に連結されて
いる。138,138は機体132の下壁に下方
突出状に取り付けられた左右一対かつ前後一組の
スライド部材で、これらは移動基台130の後端
部上面に長さ方向に取り付けられた一対のガイ
ド・レール139,139に沿つて前後に摺動す
るものである。移動基台130の前部下側には基
台制止装置159が取り付けられている。
ここで、基台前後動駆動装置131の詳細を示
す第14図と第16図において、140は移動基
台130の後部上面に設けられた取付枠、141
はこれの上壁140aに4本の連結ボルト142
と所要数のナツト143により水平状に取り付け
られたモータ取付板で、これの上面には駆動モー
タ140が固定されている。145は取付枠14
0の垂直壁140bに設けられた減速機、146
はモータ144の駆動プーリ147と減速機14
5の左側プーリ148とに巻き掛けられた平ベル
ト、150は移動基台130の中央部下面に一対
の軸受けブラケツト151,151を介して水平
に取り付けられた駆動回転軸で、これの両端部に
はそれぞれピニオン歯車152,152が設けら
れている。両ピニオン歯車152,152はフレ
ーム4,4の上壁左右両側下面に長さ方向に取り
付けられた左右一対のラツク153,153にか
み合わせられている。154は減速機145の右
側プーリ149と駆動回転軸150の伝動プーリ
155との間に巻き掛けられた平ベルトである。
156は移動基台130の前端部下面に軸受ブラ
ケツト157を介して水平に取り付けられた自由
回転し得る回転軸で、これの両端部にピニオン歯
車158が設けられている。これらのピニオン歯
車158はガイドのためにラツク153にかみ合
わされている。
す第14図と第16図において、140は移動基
台130の後部上面に設けられた取付枠、141
はこれの上壁140aに4本の連結ボルト142
と所要数のナツト143により水平状に取り付け
られたモータ取付板で、これの上面には駆動モー
タ140が固定されている。145は取付枠14
0の垂直壁140bに設けられた減速機、146
はモータ144の駆動プーリ147と減速機14
5の左側プーリ148とに巻き掛けられた平ベル
ト、150は移動基台130の中央部下面に一対
の軸受けブラケツト151,151を介して水平
に取り付けられた駆動回転軸で、これの両端部に
はそれぞれピニオン歯車152,152が設けら
れている。両ピニオン歯車152,152はフレ
ーム4,4の上壁左右両側下面に長さ方向に取り
付けられた左右一対のラツク153,153にか
み合わせられている。154は減速機145の右
側プーリ149と駆動回転軸150の伝動プーリ
155との間に巻き掛けられた平ベルトである。
156は移動基台130の前端部下面に軸受ブラ
ケツト157を介して水平に取り付けられた自由
回転し得る回転軸で、これの両端部にピニオン歯
車158が設けられている。これらのピニオン歯
車158はガイドのためにラツク153にかみ合
わされている。
上記チユーブ切断長さ調節装置Gの移動基台1
30が前後に移動せしめられるのは、熱交換器の
大きさに基づくチユーブ1の所要の切断寸法に応
じて、移動基台130並びにこれに取り付けられ
たとくに前側切断機Jの停止位置を変え、後側切
断機Eとの感覚すなわちチユーブ1の切断長さを
調節するためである。
30が前後に移動せしめられるのは、熱交換器の
大きさに基づくチユーブ1の所要の切断寸法に応
じて、移動基台130並びにこれに取り付けられ
たとくに前側切断機Jの停止位置を変え、後側切
断機Eとの感覚すなわちチユーブ1の切断長さを
調節するためである。
上記基台前後動駆動装置131の作用を以下に
説明する。駆動モータ144がプーリ147を正
転もしくは逆転するように作動すると、舷側機1
45を含む動力伝達機構を介して駆動回転軸15
0が回転せしめられ、これによりラツク153,
153とかみ合うピニオン歯車152,152が
回転せしめられるため、移動基台130が前後い
ずれかに移動せしめられ、チユーブ1の切断長さ
に見合う位置に停止せしめられる。
説明する。駆動モータ144がプーリ147を正
転もしくは逆転するように作動すると、舷側機1
45を含む動力伝達機構を介して駆動回転軸15
0が回転せしめられ、これによりラツク153,
153とかみ合うピニオン歯車152,152が
回転せしめられるため、移動基台130が前後い
ずれかに移動せしめられ、チユーブ1の切断長さ
に見合う位置に停止せしめられる。
つぎに基台制止装置138の詳細を示す第14
図と第15図において、160は基台制止用シリ
ンダで、これは移動基台130の前端部に設けら
れた垂直ブラケツト162に水平吊持ピン163
によつて揺動自在かつ吊下げ状に取り付けられて
いる。このシリンダ160のピストン・ロツド1
61は下方に向つて突出せしめられている。16
4は移動基台130前部下面に設けられた垂下状
ブラケツト165に連結ピン166によつて揺動
自在に取り付けられた平面よりみて十字形の揺動
制止板で、これの縦辺部164a前端の揺動端部
はピストン・ロツド161の先端部に連結部材1
67を介してピン168により連結されている。
169,169は揺動制止板164の横辺部16
4bの左右両端部上面に設けられたストツパで、
これらはラツク153,153の下面に圧接せし
められるようになされている。
図と第15図において、160は基台制止用シリ
ンダで、これは移動基台130の前端部に設けら
れた垂直ブラケツト162に水平吊持ピン163
によつて揺動自在かつ吊下げ状に取り付けられて
いる。このシリンダ160のピストン・ロツド1
61は下方に向つて突出せしめられている。16
4は移動基台130前部下面に設けられた垂下状
ブラケツト165に連結ピン166によつて揺動
自在に取り付けられた平面よりみて十字形の揺動
制止板で、これの縦辺部164a前端の揺動端部
はピストン・ロツド161の先端部に連結部材1
67を介してピン168により連結されている。
169,169は揺動制止板164の横辺部16
4bの左右両端部上面に設けられたストツパで、
これらはラツク153,153の下面に圧接せし
められるようになされている。
上記基台制止装置138の作用を以下に説明す
る。まず移動基台130が前後に移動するとき
は、シリンダ160の作動によりピストン・ロツ
ド161が下方に突出せしめられていて、両スト
ツパ169,169はラツク153,153の下
面より離れている。これに対し、移動基台130
が所定位置に停止せしめられたときは、ピスト
ン・ロツド161が引つ込められることにより揺
動制止板164の揺動端部が上方に持ち上げら
れ、両ストツパ167,169がラツク153,
153の下面に圧接せしめられるものである。
る。まず移動基台130が前後に移動するとき
は、シリンダ160の作動によりピストン・ロツ
ド161が下方に突出せしめられていて、両スト
ツパ169,169はラツク153,153の下
面より離れている。これに対し、移動基台130
が所定位置に停止せしめられたときは、ピスト
ン・ロツド161が引つ込められることにより揺
動制止板164の揺動端部が上方に持ち上げら
れ、両ストツパ167,169がラツク153,
153の下面に圧接せしめられるものである。
前後チヤツク装置Hと前側切断機Jの詳細を示
す第14図と第17図において、これら両装置
H,Jは前後移動自在な機体132上に設けられ
ており、また前述の前側チヤツク装置Dおよび前
側切断装置Eとそれらの向きが異なるだけでほぼ
同様の構造を有している。すなわち、前側チヤツ
ク装置Hにおいて、176は機体132の上端部
に設けられた多数の山形突起を有する下部チヤツ
ク部材、178,178は機体132の左右両側
壁に前方突出状に設けられた一対の取付部、18
0はチヤツク用シリンダで、これは枢軸179に
よつて取付部178,178の前端部に揺動自在
にかつ水平状に取り付けられている。シリンダ1
80のピストン・ロツド181は後方に向つて突
出せしめられ、その先端部に連結部材182が取
り付けられている。183は機体132の左右両
側壁に枢軸184によつて揺動自在に取り付けら
れた揺動レバーで、これの長辺部183aの上端
はピン185により連結部材182に連結され、
同レバー183の短辺部183bの後端部には多
数の山形突起を有する上部チヤツク部材177が
下向きに取り付けられている。
す第14図と第17図において、これら両装置
H,Jは前後移動自在な機体132上に設けられ
ており、また前述の前側チヤツク装置Dおよび前
側切断装置Eとそれらの向きが異なるだけでほぼ
同様の構造を有している。すなわち、前側チヤツ
ク装置Hにおいて、176は機体132の上端部
に設けられた多数の山形突起を有する下部チヤツ
ク部材、178,178は機体132の左右両側
壁に前方突出状に設けられた一対の取付部、18
0はチヤツク用シリンダで、これは枢軸179に
よつて取付部178,178の前端部に揺動自在
にかつ水平状に取り付けられている。シリンダ1
80のピストン・ロツド181は後方に向つて突
出せしめられ、その先端部に連結部材182が取
り付けられている。183は機体132の左右両
側壁に枢軸184によつて揺動自在に取り付けら
れた揺動レバーで、これの長辺部183aの上端
はピン185により連結部材182に連結され、
同レバー183の短辺部183bの後端部には多
数の山形突起を有する上部チヤツク部材177が
下向きに取り付けられている。
つぎに、前側切断機Jにおいて、191は上部
取付板134の頂部にピストン・ロツド192を
下向きに取り付けられた昇降用シリンダ、193
はこれのピストン・ロツド192の下端に取り付
けられた昇降体で、これには上部取付板134側
に突出した複数個のスライド部194,194が
設けられ、各スライド部194,194は上部取
付板134の左側面に設けられ凹状ガイド溝19
5,195内に嵌め込まれている。196は昇降
体193に取り付けられたモータ、197は一対
のチヤツク部材176,177の後側近くに配置
された円形の切断刃で、これの回転軸はアーム1
98下端の軸受部199に保持されている。20
0はモータ196の駆動プーリ201と切断刃1
97の回転軸に取り付けられた伝動プーリ202
との間に巻き掛けられた平ベルトである。
取付板134の頂部にピストン・ロツド192を
下向きに取り付けられた昇降用シリンダ、193
はこれのピストン・ロツド192の下端に取り付
けられた昇降体で、これには上部取付板134側
に突出した複数個のスライド部194,194が
設けられ、各スライド部194,194は上部取
付板134の左側面に設けられ凹状ガイド溝19
5,195内に嵌め込まれている。196は昇降
体193に取り付けられたモータ、197は一対
のチヤツク部材176,177の後側近くに配置
された円形の切断刃で、これの回転軸はアーム1
98下端の軸受部199に保持されている。20
0はモータ196の駆動プーリ201と切断刃1
97の回転軸に取り付けられた伝動プーリ202
との間に巻き掛けられた平ベルトである。
上記前側チヤツク装置H、前側切断機Jおよび
引張り矯正装置Iの作用を以下に説明する。チユ
ーブ引出し装置Fにより引き出されたチユーブ1
の前端部がチヤツク部材176,179同志の間
に差し込まれるときは、上部チヤツク部材177
は上方に持ち上げられている。そして、チユーブ
1前端部の差込みが完了すると、チヤツク用シリ
ンダ180のピストン・ロツド181が後方に突
出せしめられて、レバー183が揺動せしめら
れ、上下一対の挾持部材186,177によつて
チユーブ1の前端部が挾み止められる。ついでチ
ユーブ引張り矯正装置Iのシリンダ135の作動
によりピストン・ロツド136が引つ込むと、機
体132が後退せしめられ、これによつてチユー
ブ1が引張り矯正される。引張り矯正後、昇降用
シリンダ191のピストン・ロツド192が下方
に突出せしめられると、昇降体196およびこれ
と一体の切断刃197が降下せしめられて、チユ
ーブ1のチヤツク挾持部分のすぐ後側が切断され
る。
引張り矯正装置Iの作用を以下に説明する。チユ
ーブ引出し装置Fにより引き出されたチユーブ1
の前端部がチヤツク部材176,179同志の間
に差し込まれるときは、上部チヤツク部材177
は上方に持ち上げられている。そして、チユーブ
1前端部の差込みが完了すると、チヤツク用シリ
ンダ180のピストン・ロツド181が後方に突
出せしめられて、レバー183が揺動せしめら
れ、上下一対の挾持部材186,177によつて
チユーブ1の前端部が挾み止められる。ついでチ
ユーブ引張り矯正装置Iのシリンダ135の作動
によりピストン・ロツド136が引つ込むと、機
体132が後退せしめられ、これによつてチユー
ブ1が引張り矯正される。引張り矯正後、昇降用
シリンダ191のピストン・ロツド192が下方
に突出せしめられると、昇降体196およびこれ
と一体の切断刃197が降下せしめられて、チユ
ーブ1のチヤツク挾持部分のすぐ後側が切断され
る。
上記チユーブ断片押出し装置133において、
203は機体132の下端寄り部分に前方突出状
にかつ水平状に取り付けられた駆動シリンダで、
これのピストン・ロツド204は後方に向つて突
出せしめられている。205はこのピストン・ロ
ツド204の先端に取り付けられた略L形の押出
し部材で、これは機体132の下壁132a上面
に設けられたガイド・レール206に沿つて移動
し得るようになされている。
203は機体132の下端寄り部分に前方突出状
にかつ水平状に取り付けられた駆動シリンダで、
これのピストン・ロツド204は後方に向つて突
出せしめられている。205はこのピストン・ロ
ツド204の先端に取り付けられた略L形の押出
し部材で、これは機体132の下壁132a上面
に設けられたガイド・レール206に沿つて移動
し得るようになされている。
ここで、チユーブ断片押出し装置133の押出
し部材205はチユーブ1の前端部がチヤツク装
置Hによりつかまれているときには、第14図に
実線で示すように、最も前方の待機位置にある。
そしてチユーブ1の切断後、チヤツク装置Hの上
部挾持部材176が上昇すると、駆動シリンダ2
03の作動により押出し部材205が後方へ移動
せしめられ、これによつて下部挾持部材177上
に残つているチユーブ1の断片が自動的に後方へ
押し出されて除去される。
し部材205はチユーブ1の前端部がチヤツク装
置Hによりつかまれているときには、第14図に
実線で示すように、最も前方の待機位置にある。
そしてチユーブ1の切断後、チヤツク装置Hの上
部挾持部材176が上昇すると、駆動シリンダ2
03の作動により押出し部材205が後方へ移動
せしめられ、これによつて下部挾持部材177上
に残つているチユーブ1の断片が自動的に後方へ
押し出されて除去される。
定尺チユーブ起こし装置Mの詳細を示す第18
図と第19図において、210はフレーム4に取
り付けられた基板で、これの上面にガイド・レー
ル211が設けられている。212はガイド・レ
ール211上にスライド部材213を介してのせ
られた前後移動体で、これの前端部にL形のブラ
ケツト214が設けられている。215はブラケ
ツト214に水平かつ前方突出状に取り付けられ
たチユーブ起こし用回転部材で、これには相互間
にチユーブ1後端部が嵌まり込む間隙を有する一
対の爪216,217が設けられている。218
はブラケツト214の後側に取り付けられたモー
タで、ブラケツト214を貫通するこれの駆動軸
がチユーブ起こし用回転部材215の回転軸とな
されている。219は基板210の後端に設けら
れた垂直ブラケツトで、これの上端部には駆動シ
リンダ220が水平状に取り付けられている。こ
のシリンダ220のピストン・ロツド221は前
方に向つて突出せしめられていて、その先端部は
前後移動体212の後端に設けられた垂直ブラケ
ツト222の上端部に連結されている。
図と第19図において、210はフレーム4に取
り付けられた基板で、これの上面にガイド・レー
ル211が設けられている。212はガイド・レ
ール211上にスライド部材213を介してのせ
られた前後移動体で、これの前端部にL形のブラ
ケツト214が設けられている。215はブラケ
ツト214に水平かつ前方突出状に取り付けられ
たチユーブ起こし用回転部材で、これには相互間
にチユーブ1後端部が嵌まり込む間隙を有する一
対の爪216,217が設けられている。218
はブラケツト214の後側に取り付けられたモー
タで、ブラケツト214を貫通するこれの駆動軸
がチユーブ起こし用回転部材215の回転軸とな
されている。219は基板210の後端に設けら
れた垂直ブラケツトで、これの上端部には駆動シ
リンダ220が水平状に取り付けられている。こ
のシリンダ220のピストン・ロツド221は前
方に向つて突出せしめられていて、その先端部は
前後移動体212の後端に設けられた垂直ブラケ
ツト222の上端部に連結されている。
この定尺チユーブ起こし装置Mの作用を以下に
説明する。定尺切断後、受け樋5の底部に落し込
まれた水平状態の定尺チユーブ1はチユーブ起こ
し用回転部材215の一対の爪216,217に
よつて挟み付けられ、この状態でモータ218の
作動によりチユーブ起こし部材215が90度回転
することにより、定尺チユーブ1がその一側縁を
下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起こされ
るものである。
説明する。定尺切断後、受け樋5の底部に落し込
まれた水平状態の定尺チユーブ1はチユーブ起こ
し用回転部材215の一対の爪216,217に
よつて挟み付けられ、この状態でモータ218の
作動によりチユーブ起こし部材215が90度回転
することにより、定尺チユーブ1がその一側縁を
下に他側縁を上にして横向きに垂直状に起こされ
るものである。
なお、定尺切断後に、定尺チユーブ1を定尺チ
ユーブ受け樋5の開口部に送り込む搬送コンベヤ
Kの詳細な図示は省略した。
ユーブ受け樋5の開口部に送り込む搬送コンベヤ
Kの詳細な図示は省略した。
つぎに、上記チユーブ自動定尺切断装置2の全
体の作用を説明する。
体の作用を説明する。
まずチユーブ・スタンドAからチユーブ送り出
し装置Cの作用によりチユーブ1が所要長さ送り
出される。これと同時にチユーブ巻ぐせ矯正装置
Bの作用によりチユーブ1の巻ぐせが矯正され
る。一方、チユーブ引出し装置Fは最初にフレー
ム4の後端部に待機せしめられていて、送り出さ
れたチユーブ1の前端寄りの部分をその一対の挾
持部材101,102によつて挟み付ける。つい
でこの状態でチユーブ引出し装置Fが前進せしめ
られることにより、チユーブ1が所要長さ引き出
される。勿論引き出されたチユーブ1は巻ぐせ矯
正装置Bの作用によりその巻ぐせが矯正されてい
る。そしてチユーブ1の切断長さ(これは熱交換
器の大きさに対応する)に応じて予めチユーブ切
断長さ調節装置Gの停止位置が決められており、
チユーブ引出し装置Fにより引き出されたチユー
ブ1の前端部がこのチユーブ切断長さ調節装置G
に備えられた前側チヤツク装置Hの上下両挾持部
材176,177の間に差し込まれる。ついで前
側チヤツク装置Hと後側チヤツク装置Dが同時に
作動してチユーブ1の引出し部分の前端部と後端
部が同時につかまれ、この状態で引張り矯正装置
Iの作動によりチユーブ1が前方に引張られて、
チユーブ1が最終的に直線状に矯正される。つい
で前後両チユーブ切断機J,Eが同時に作動し
て、チユーブ1が一定の長さ切断される。このよ
うにチユーブ1は巻ぐせが矯正されかつ長さ方向
にも矯正されたのち切断されるので、チユーブ1
の切断寸法はきわめて精度の高いものとなる。切
断後、定尺チユーブ1は多数の搬送コンベヤK上
にのせられ、コンベヤKの搬送作用によつて定尺
チユーブ受け樋5内に落し込まれる。樋5内にお
いて定尺チユーブ1は定尺チユーブ起こし装置M
の作用によつてその一側縁を下に他側縁を上にし
て横向きに垂直状に起こされ、ついで定尺チユー
ブ送り装置Nの多数組の垂直ローラ6,6に挾ま
れて、熱交換器用蛇行チユーブ製造装置3の方へ
送り出されるものである。
し装置Cの作用によりチユーブ1が所要長さ送り
出される。これと同時にチユーブ巻ぐせ矯正装置
Bの作用によりチユーブ1の巻ぐせが矯正され
る。一方、チユーブ引出し装置Fは最初にフレー
ム4の後端部に待機せしめられていて、送り出さ
れたチユーブ1の前端寄りの部分をその一対の挾
持部材101,102によつて挟み付ける。つい
でこの状態でチユーブ引出し装置Fが前進せしめ
られることにより、チユーブ1が所要長さ引き出
される。勿論引き出されたチユーブ1は巻ぐせ矯
正装置Bの作用によりその巻ぐせが矯正されてい
る。そしてチユーブ1の切断長さ(これは熱交換
器の大きさに対応する)に応じて予めチユーブ切
断長さ調節装置Gの停止位置が決められており、
チユーブ引出し装置Fにより引き出されたチユー
ブ1の前端部がこのチユーブ切断長さ調節装置G
に備えられた前側チヤツク装置Hの上下両挾持部
材176,177の間に差し込まれる。ついで前
側チヤツク装置Hと後側チヤツク装置Dが同時に
作動してチユーブ1の引出し部分の前端部と後端
部が同時につかまれ、この状態で引張り矯正装置
Iの作動によりチユーブ1が前方に引張られて、
チユーブ1が最終的に直線状に矯正される。つい
で前後両チユーブ切断機J,Eが同時に作動し
て、チユーブ1が一定の長さ切断される。このよ
うにチユーブ1は巻ぐせが矯正されかつ長さ方向
にも矯正されたのち切断されるので、チユーブ1
の切断寸法はきわめて精度の高いものとなる。切
断後、定尺チユーブ1は多数の搬送コンベヤK上
にのせられ、コンベヤKの搬送作用によつて定尺
チユーブ受け樋5内に落し込まれる。樋5内にお
いて定尺チユーブ1は定尺チユーブ起こし装置M
の作用によつてその一側縁を下に他側縁を上にし
て横向きに垂直状に起こされ、ついで定尺チユー
ブ送り装置Nの多数組の垂直ローラ6,6に挾ま
れて、熱交換器用蛇行チユーブ製造装置3の方へ
送り出されるものである。
発明の効果
この発明によるチユーブの自動定尺切断装置
は、上述のように、コイル状に巻かれたチユーブ
1が引出し自在に取り付けられたチユーブ・スタ
ンドAと、チユーブ1をスタンドAから所要長さ
引き出す前後移動自在なチユーブ引出し装置F
と、所要長さ引き出されたチユーブ1の後端寄り
部分をつかむ後側チヤツク装置Dと、同チユーブ
1の前端部をつかむ前側チヤツク装置Hを有しか
つ切断前にチユーブ1を引張り矯正するチユーブ
引張り矯正装置Iを有する前後移動自在なチユー
ブ切断長さ調節装置Gと、この調節装置Gに取り
付けられかつ引張り矯正後のチユーブ1の前端部
所定箇所を切断する前側チユーブ切断機Jと、前
側チユーブ切断機Jによる切断と同時に該チユー
ブ1の後端部所定箇所を切断する後側チユーブ切
断機Eとを備えているもので、コイル状に巻かれ
たチユーブを歩留りよく定尺に自動的かつ正確に
切断することができて、定尺チユーブの製造能率
ひいては熱交換器の生産性を大幅に向上すること
ができるという効果を奏する。
は、上述のように、コイル状に巻かれたチユーブ
1が引出し自在に取り付けられたチユーブ・スタ
ンドAと、チユーブ1をスタンドAから所要長さ
引き出す前後移動自在なチユーブ引出し装置F
と、所要長さ引き出されたチユーブ1の後端寄り
部分をつかむ後側チヤツク装置Dと、同チユーブ
1の前端部をつかむ前側チヤツク装置Hを有しか
つ切断前にチユーブ1を引張り矯正するチユーブ
引張り矯正装置Iを有する前後移動自在なチユー
ブ切断長さ調節装置Gと、この調節装置Gに取り
付けられかつ引張り矯正後のチユーブ1の前端部
所定箇所を切断する前側チユーブ切断機Jと、前
側チユーブ切断機Jによる切断と同時に該チユー
ブ1の後端部所定箇所を切断する後側チユーブ切
断機Eとを備えているもので、コイル状に巻かれ
たチユーブを歩留りよく定尺に自動的かつ正確に
切断することができて、定尺チユーブの製造能率
ひいては熱交換器の生産性を大幅に向上すること
ができるという効果を奏する。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
はチユーブ自動定尺切断装置と熱交換器用蛇行チ
ユーブの製造装置の概略全体平面図、第2図は同
左側面図、第3図は同右側面図である。第4図は
チユーブ巻ぐせ矯正装置の部分切欠き拡大左側面
図、第5図は同平面図である。第6図はチユーブ
送出し装置の部分切欠き拡大左側面図、第7図は
同平面図、第8図は同正面図である。第9図は後
側チヤツク装置の部分切欠き拡大側面図、第10
図は同平面図、第11図は同正面図である。第1
2図は後側チヤツク装置と後側切断機の部分切欠
き拡大左側面図、第13図はチユーブ引出し装置
の拡大正面図、第14図はチユーブ切断長さ調節
装置部分の拡大左側面図、第15図は第14図
−線に沿う拡大断面図、第16図は第14
図第−線の沿う拡大断面図、第17図は
第14図−線に沿う拡大断面図である。
第18図は定尺チユーブ起こし装置の拡大左側面
図、第19図は同平面図である。 1…チユーブ、2…チユーブ自動定尺切断装
置、3…熱交換器用蛇行チユーブ製造装置、A…
チユーブ・スタンド、10…リール、B…チユー
ブ巻ぐせ矯正装置、15…下部矯正ローラ、17
…上部矯正ローラ、C…チユーブ送出し装置、4
2…上部挾持部材、43…下部挾持部材、D…後
側チヤツク装置、66…下部チヤツク部材、67
…上部チヤツク装置、E…後側切断機、87…切
断刃、F…チユーブ引出し装置、95…チユーブ
挾持装置、96…機体前後移動装置、101…下
部挾持部材、102…上部挾持部材、G…チユー
ブ切断長さ調節装置、131…基台前後動駆動装
置、133…チユーブ断片押出し装置、135…
チユーブ引張り矯正用シリンダ、159…基台制
止装置、169…ストツパ、H…前側チヤツク装
置、176…下部チヤツク部材、177…上部チ
ヤツク部材、I…チユーブ引張り矯正装置、J…
前側切断機、197…切断刃、K…定尺チユーブ
搬送コンベヤ、M…定尺チユーブ起こし装置、2
15…チユーブ起こし用回転部材。
はチユーブ自動定尺切断装置と熱交換器用蛇行チ
ユーブの製造装置の概略全体平面図、第2図は同
左側面図、第3図は同右側面図である。第4図は
チユーブ巻ぐせ矯正装置の部分切欠き拡大左側面
図、第5図は同平面図である。第6図はチユーブ
送出し装置の部分切欠き拡大左側面図、第7図は
同平面図、第8図は同正面図である。第9図は後
側チヤツク装置の部分切欠き拡大側面図、第10
図は同平面図、第11図は同正面図である。第1
2図は後側チヤツク装置と後側切断機の部分切欠
き拡大左側面図、第13図はチユーブ引出し装置
の拡大正面図、第14図はチユーブ切断長さ調節
装置部分の拡大左側面図、第15図は第14図
−線に沿う拡大断面図、第16図は第14
図第−線の沿う拡大断面図、第17図は
第14図−線に沿う拡大断面図である。
第18図は定尺チユーブ起こし装置の拡大左側面
図、第19図は同平面図である。 1…チユーブ、2…チユーブ自動定尺切断装
置、3…熱交換器用蛇行チユーブ製造装置、A…
チユーブ・スタンド、10…リール、B…チユー
ブ巻ぐせ矯正装置、15…下部矯正ローラ、17
…上部矯正ローラ、C…チユーブ送出し装置、4
2…上部挾持部材、43…下部挾持部材、D…後
側チヤツク装置、66…下部チヤツク部材、67
…上部チヤツク装置、E…後側切断機、87…切
断刃、F…チユーブ引出し装置、95…チユーブ
挾持装置、96…機体前後移動装置、101…下
部挾持部材、102…上部挾持部材、G…チユー
ブ切断長さ調節装置、131…基台前後動駆動装
置、133…チユーブ断片押出し装置、135…
チユーブ引張り矯正用シリンダ、159…基台制
止装置、169…ストツパ、H…前側チヤツク装
置、176…下部チヤツク部材、177…上部チ
ヤツク部材、I…チユーブ引張り矯正装置、J…
前側切断機、197…切断刃、K…定尺チユーブ
搬送コンベヤ、M…定尺チユーブ起こし装置、2
15…チユーブ起こし用回転部材。
Claims (1)
- 1 コイル状に巻かれたチユーブ1が引出し自在
に取り付けられたチユーブ・スタンドAと、チユ
ーブ1をスタンドAから所要長さ引き出す前後移
動自在なチユーブ引出し装置Fと、所要長さ引き
出されたチユーブ1の後端寄り部分をつかむ後側
チヤツク装置Dと、同チユーブ1の前端部をつか
む前側チヤツク装置Hを有しかつ切断前にチユー
ブ1を引張り矯正するチユーブ引張り矯正装置I
を有する前後移動自在なチユーブ切断長さ調節装
置Gと、この調節装置Gに取り付けられかつ引張
り矯正後のチユーブ1の前端部所定箇所を切断す
る前側チユーブ切断機Jと、前側チユーブ切断機
Jによる切断と同時に該チユーブ1の後端部所定
箇所を切断する後側チユーブ切断機Eとを備えて
いるチユーブの自動定尺切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14369685A JPS623840A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | チユ−ブの自動定尺切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14369685A JPS623840A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | チユ−ブの自動定尺切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS623840A JPS623840A (ja) | 1987-01-09 |
JPH0141413B2 true JPH0141413B2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=15344834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14369685A Granted JPS623840A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | チユ−ブの自動定尺切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS623840A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074797B2 (ja) * | 1989-01-30 | 1995-01-25 | サンデン株式会社 | 熱交換器の偏平管の製造方法 |
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-
1985
- 1985-06-28 JP JP14369685A patent/JPS623840A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
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JPS623840A (ja) | 1987-01-09 |
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