JPS6238225Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238225Y2 JPS6238225Y2 JP1983100420U JP10042083U JPS6238225Y2 JP S6238225 Y2 JPS6238225 Y2 JP S6238225Y2 JP 1983100420 U JP1983100420 U JP 1983100420U JP 10042083 U JP10042083 U JP 10042083U JP S6238225 Y2 JPS6238225 Y2 JP S6238225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- gap
- pallet
- metal plate
- sintering machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010963 304 stainless steel Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は焼結機パレツト側壁に関する。
一般に焼結機は、複数のパレツトが無端状に連
結され、たとえば水平方向に配設された２つの回
転体に巻回されて移動し、上側の移動経路で鉄鉱
石が供給されて焼結される。
結され、たとえば水平方向に配設された２つの回
転体に巻回されて移動し、上側の移動経路で鉄鉱
石が供給されて焼結される。
焼結機パレツト側壁は鉄鉱石の焼結過程にした
がつて加熱，冷却の熱負荷を繰り返し受けるた
め、変形，クラツクが発生しやすい。そこで、こ
れらのトラブルを防ぐため、従来から焼結機パレ
ツトの側壁は進行方向に３分割されたものが多く
使用されている。ところが、分割式の側壁を使用
した場合は、各側壁間に熱膨張代を設けるため、
これが冷間時に隙間となり、また加熱，冷却の繰
り返しによる側壁の収縮によりこの隙間はさらに
増大し、多くのエヤーがこの隙間から流入するこ
ととなる。このため、焼結鉱の焼けムラによる成
品歩止りの低下および電力消費量が増大するとい
う問題があつた。
がつて加熱，冷却の熱負荷を繰り返し受けるた
め、変形，クラツクが発生しやすい。そこで、こ
れらのトラブルを防ぐため、従来から焼結機パレ
ツトの側壁は進行方向に３分割されたものが多く
使用されている。ところが、分割式の側壁を使用
した場合は、各側壁間に熱膨張代を設けるため、
これが冷間時に隙間となり、また加熱，冷却の繰
り返しによる側壁の収縮によりこの隙間はさらに
増大し、多くのエヤーがこの隙間から流入するこ
ととなる。このため、焼結鉱の焼けムラによる成
品歩止りの低下および電力消費量が増大するとい
う問題があつた。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とし、複数のパレツトが無端状に連結された焼結
機のパレツト側壁であつて、隣接するパレツトの
側壁の間隙およびパレツト進行方向に複数に分割
された側壁の間隙に、長手方向に沿う中心線付近
で折曲げ加工された弾性の帯状金属板を、その一
端をシール部として、隣り合う帯状金属板のシー
ル部に対向接触させるように挿入するとともに、
帯状金属板の他端取付部を側壁の側縁部外面に固
定した構成の焼結機パレツト側壁を提供すること
によつて、その目的を達成するものであり、これ
により、側壁間隙間からのエヤーの流入を防ぐこ
とができ、もつて焼結鉱の焼けムラを防いで成品
歩留まりを向上させることができるとともに、電
力消費量を減少させることができるものである。
とし、複数のパレツトが無端状に連結された焼結
機のパレツト側壁であつて、隣接するパレツトの
側壁の間隙およびパレツト進行方向に複数に分割
された側壁の間隙に、長手方向に沿う中心線付近
で折曲げ加工された弾性の帯状金属板を、その一
端をシール部として、隣り合う帯状金属板のシー
ル部に対向接触させるように挿入するとともに、
帯状金属板の他端取付部を側壁の側縁部外面に固
定した構成の焼結機パレツト側壁を提供すること
によつて、その目的を達成するものであり、これ
により、側壁間隙間からのエヤーの流入を防ぐこ
とができ、もつて焼結鉱の焼けムラを防いで成品
歩留まりを向上させることができるとともに、電
力消費量を減少させることができるものである。
以下本考案の構成をその一実施例を示す図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第１図〜第６図において、１は焼結機パレツ
ト、２はその本体、３は該本体２の上部両側に取
付けられた本考案に係る側壁で、該側壁３は進行
方向に３分割され、その各隙間４および隣接する
焼結機パレツト１との隙間４にシール金具５を固
定されている。シール金具５は第６図に示すよう
に、弾性の帯状金属板を長手方向に沿う中心線付
近でその挟角が90゜より多少大きくなるように折
曲げ加工して構成され、一端を曲面状のシール部
６として、隣り合う帯状金属板の曲面状シール部
６に対向接触させるように隙間４に挿入され、他
端を平坦な取付部７として、焼結機パレツト側壁
１の側縁部外面に固定されている。固定手段とし
ては例えば第４図に示すように、シール金具５の
取付部７に複数個の取付ボルト穴８を設け、該取
付ボルト穴８にボルトを挿通して焼結機パレツト
１に固定される。なお、前記弾性の帯状金属板と
しては例えば耐酸化，耐熱性を有するSUS410，
430，304のステンレス等が用いられる。このよう
な金属を用いると曲面状としたシール部６にばね
の働きを与えることができるからである。
ト、２はその本体、３は該本体２の上部両側に取
付けられた本考案に係る側壁で、該側壁３は進行
方向に３分割され、その各隙間４および隣接する
焼結機パレツト１との隙間４にシール金具５を固
定されている。シール金具５は第６図に示すよう
に、弾性の帯状金属板を長手方向に沿う中心線付
近でその挟角が90゜より多少大きくなるように折
曲げ加工して構成され、一端を曲面状のシール部
６として、隣り合う帯状金属板の曲面状シール部
６に対向接触させるように隙間４に挿入され、他
端を平坦な取付部７として、焼結機パレツト側壁
１の側縁部外面に固定されている。固定手段とし
ては例えば第４図に示すように、シール金具５の
取付部７に複数個の取付ボルト穴８を設け、該取
付ボルト穴８にボルトを挿通して焼結機パレツト
１に固定される。なお、前記弾性の帯状金属板と
しては例えば耐酸化，耐熱性を有するSUS410，
430，304のステンレス等が用いられる。このよう
な金属を用いると曲面状としたシール部６にばね
の働きを与えることができるからである。
係る構成で次に、第２図と第３図に基づいて動
作を説明する。
作を説明する。
焼結機パレツト１が焼結過程のうち加熱工程を
通過する場合は、第２図に示すように側壁３が熱
膨張して隙間４が小さくなるが、係る場合、シー
ル金具５のシール部６が隙間４に挟まれる状態と
なる。したがつて、確実なシールが行われること
になる。一方、焼結機パレツト１が焼結過程のう
ち冷却工程を通過する場合は、第３図に示すよう
に側壁３が収縮して隙間４が大きくなるが、係る
場合シール金具５のシール部６が曲面状に戻り、
隙間４の変化に追従さて隣り合う帯状金属板のシ
ール部６に対向接触する状態に戻る。したがつ
て、確実なシールが行われることになる。また、
このときシール金具５の取付部７とシール部６と
の挟角は90゜より多少大きく折り曲げられている
ので、弾性変形は容易に行われる。ところで、焼
結過程の上側の移動経路から戻り過程の下側の移
動経路への回転体による転向部分および下側の移
動経路から上側移動経路への回転体による転向部
分において、隣接するパレツト側壁１の間隙は一
時に離し、シール金具５のシール部６は互いに離
れるが、各移動経路に移るにしたがつて再びシー
ル部６が対向接触する状態に戻る。
通過する場合は、第２図に示すように側壁３が熱
膨張して隙間４が小さくなるが、係る場合、シー
ル金具５のシール部６が隙間４に挟まれる状態と
なる。したがつて、確実なシールが行われること
になる。一方、焼結機パレツト１が焼結過程のう
ち冷却工程を通過する場合は、第３図に示すよう
に側壁３が収縮して隙間４が大きくなるが、係る
場合シール金具５のシール部６が曲面状に戻り、
隙間４の変化に追従さて隣り合う帯状金属板のシ
ール部６に対向接触する状態に戻る。したがつ
て、確実なシールが行われることになる。また、
このときシール金具５の取付部７とシール部６と
の挟角は90゜より多少大きく折り曲げられている
ので、弾性変形は容易に行われる。ところで、焼
結過程の上側の移動経路から戻り過程の下側の移
動経路への回転体による転向部分および下側の移
動経路から上側移動経路への回転体による転向部
分において、隣接するパレツト側壁１の間隙は一
時に離し、シール金具５のシール部６は互いに離
れるが、各移動経路に移るにしたがつて再びシー
ル部６が対向接触する状態に戻る。
以上本考案によれば、パレツト進行方向に分割
された側壁のそれぞれの側縁部外面に帯状金属板
の他端取付部を固定するとともに、帯状金属板の
一端シール部を隣り合う帯状金属板のシール部に
対向接触するように、隣接するパレツトの側壁の
間隙および分割された側壁の間隙に挿入したの
で、分割された側壁の間隙はもちろん、転向部分
で離間する隣接するパレツトの側壁との間隙も充
分にシールして、側壁間隙間からのエヤーの流入
を防ぐことができ、もつて焼結鉱の焼けムラを防
いで成品歩留まりを向上させることができるとと
もに、電力消費量を減少させることができる。
された側壁のそれぞれの側縁部外面に帯状金属板
の他端取付部を固定するとともに、帯状金属板の
一端シール部を隣り合う帯状金属板のシール部に
対向接触するように、隣接するパレツトの側壁の
間隙および分割された側壁の間隙に挿入したの
で、分割された側壁の間隙はもちろん、転向部分
で離間する隣接するパレツトの側壁との間隙も充
分にシールして、側壁間隙間からのエヤーの流入
を防ぐことができ、もつて焼結鉱の焼けムラを防
いで成品歩留まりを向上させることができるとと
もに、電力消費量を減少させることができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は焼結
機パレツトの側面図（なお左半分はシール金具を
固定していないところを示す）、第２図および第
３図は第１図のＡ−Ａ断面図、第４図はシール金
具の側面図、第５図は第４図の正面図、第６図は
第５図のＢ−Ｂ断面図である。 １……焼結機パレツト、３……側壁、４……隙
間、５……シール金具、６……シール部、７……
取付部。
機パレツトの側面図（なお左半分はシール金具を
固定していないところを示す）、第２図および第
３図は第１図のＡ−Ａ断面図、第４図はシール金
具の側面図、第５図は第４図の正面図、第６図は
第５図のＢ−Ｂ断面図である。 １……焼結機パレツト、３……側壁、４……隙
間、５……シール金具、６……シール部、７……
取付部。
Claims (1)
- 複数のパレツトが無端状に連結された焼結機の
パレツト側壁であつて、隣接するパレツトの側壁
の間隙およびパレツト進行方向に複数に分割され
た側壁の間隙に、長手方向に沿う中心線付近で折
曲げ加工された弾性の帯状金属板を、その一端を
シール部として、隣り合う帯状金属板のシール部
に対向接触させるように挿入するとともに、帯状
金属板の他端取付部を側壁の側縁部外面に固定し
たことを特徴とする焼結機パレツト側壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042083U JPS607597U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 焼結機パレツト側壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042083U JPS607597U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 焼結機パレツト側壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607597U JPS607597U (ja) | 1985-01-19 |
| JPS6238225Y2 true JPS6238225Y2 (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=30237565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042083U Granted JPS607597U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 焼結機パレツト側壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607597U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835797B2 (ja) * | 1977-03-18 | 1983-08-04 | 東興鉄工株式会社 | 溶接構造歯車の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5756150Y2 (ja) * | 1979-11-22 | 1982-12-03 | ||
| JPS5850239Y2 (ja) * | 1981-09-03 | 1983-11-15 | 株式会社 佐藤製作所 | 焼結機パレット側壁間隙閉塞金具 |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP10042083U patent/JPS607597U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835797B2 (ja) * | 1977-03-18 | 1983-08-04 | 東興鉄工株式会社 | 溶接構造歯車の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS607597U (ja) | 1985-01-19 |
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