JPS6238222A - 固定化液体膜 - Google Patents

固定化液体膜

Info

Publication number
JPS6238222A
JPS6238222A JP61176832A JP17683286A JPS6238222A JP S6238222 A JPS6238222 A JP S6238222A JP 61176832 A JP61176832 A JP 61176832A JP 17683286 A JP17683286 A JP 17683286A JP S6238222 A JPS6238222 A JP S6238222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
water
film
immobilized
aqueous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61176832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470046B2 (ja
Inventor
カマレシユ ケー サーカー
ラメシユ アール ハーブ
ヘンリー テイ タスキール
マーク アイ オスラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Celanese Corp
Original Assignee
Celanese Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Celanese Corp filed Critical Celanese Corp
Publication of JPS6238222A publication Critical patent/JPS6238222A/ja
Publication of JPH0470046B2 publication Critical patent/JPH0470046B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/22Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by diffusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/38Liquid-membrane separation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2973Particular cross section
    • Y10T428/2975Tubular or cellular

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は疎水性ミクロポーラス支持体内に水性液体膜を
固定させて成る安全で効率的な単一層固定化液体膜およ
びこのような固定化液体膜の製造方法に関する。本発明
はまた厚さ約0.0084mm以下の超薄型固定化液体
膜の製造方法をも包含する。
〈従来の技術〉 固定化液体膜によって気体混合物から気体成分を除去す
ることは周知である。代表的には、このような通常の固
定化液体膜は親水性ミクロポーラス膜を適当な水溶液に
浸漬することによって製造される。親水性の膜は水溶液
をその孔;こ引っばり込んで孔中の溶液は膜として働き
、気体混合物から気体成分を優先的に分離する。すなわ
ち、気体混合物中の成分の1つは孔中の液体に優先的に
浸透ずろ。
通常の固定化液体膜は親水性ミクロポーラス膜内に水性
液体膜を固定化させたものから成る。固定化液体膜は次
いて膜として働く固定化水性液体膜の排除を防ぐために
低圧側の疎水性ミクロポーラス支持体膜上に支持されろ
。このようなサンドイッチ構造体の実例(よ米国特許第
3.819.806号、同第4.089.653号、同
第4.、115.514号、同第4.119.408丹
、同第4,147.754号および第4.174.37
4号に見出すことができろ。平らなミクロポーラス膜を
使用し、そして固定化液体膜の両側の間に正の差圧が存
在するとき、上流のサンドイッチ構造は平らな薄いメツ
シュのスタンレス鋼スクリーンで更に支持される。卑ム
ラおよびウオルメッj・の’FuelGas Pur(
fication With Permselecti
ve Membranes”5eparation 5
cIence and Technology、  1
5 (4)。
ppllls−1133(1980)参照。親水性ミク
ロポーラス中空繊維支持体膜を使用して水性液体を固定
化させるとき、膜からの水性液体の排除を避けろために
正の差圧は回避されろ。上記報文参照。
通常の固定化液体膜(ままた固有の性質としてその親水
性の組成に悩まされる。水を含む供給気体混合物から気
体成分を除去するとき、残存供給気体混合物は飽和にな
るからである。水は親水性膜に凝縮し、膜からあふれろ
。このような固定化液体膜は非常に注意深い湿度制限を
必要とする。上記報文p、 1126、参照。
更に、米国特許第4.119.408号に記載されてい
るように、このような固定化液体膜はオンライン気体分
離系中での通常のサンドイッチ構造固定化液体膜中の液
体損失を補充するために特別な処理工程を必要とする。
黙しながら、本発明の超薄型固定化液体膜は液体損失を
補償するために下流側から容易に補充することができる
米国特許第3.625.734号にはポリテトラフロロ
エチレン粒子の非湿潤性ミクロポーラスフィルムを多孔
質不活性裏打ち用の膜に析出させたものの上に水性ポリ
エチレングリコールを支持させて成る固定化液体膜が記
載されている。ポリテトラフロロエチレン被覆裏打ち用
膜にポリエチレングリコールの固定化フィルムを直接析
出させるために、この膜はヒドロキシメチルセルローズ
を含む希釈水溶液を膜に噴震することによって湿潤性に
されろ。このような固定化液体膜は従って製造が困難で
あり、差圧が小さいときでさえ液体排除のような問題に
悩まされ、ならびに供給面の液体膜フラッディングに悩
まされる。
特公昭56−52123号公報には多孔質中空ポリプロ
ピレンmaがフィラメントをエタノールに浸漬し次いで
水をこのフィラメントに通すことによって親水性にしう
ろことが記載されている。
この繊維は水溶液から微粒子を除去するのに使用される
。該公報には固定化液体膜の技術はあげられておらず、
多孔質中空ポリプロピレンta維内の固定性水溶液は示
唆されていない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 通常の固定体液体膜の欠点は本発明によって克服されろ
。第1に、ひとたび水性膜が疎水性ミクロポーラス支持
体内に固定されるならば、それは膜を横切って加えられ
る実質的に正の差圧たとえばl 75 psIgのもと
で排除されない。このような正差圧安定性は単一層固定
化液体膜においては全く予想外のことである。
この高い正の差圧安定性は、ミクロポーラス疎水性支持
体が所定用途における差圧を機械的に支持しうるならば
、通常のサンドイッチ構造は必要ではなく、そして本発
明の固定化液体膜は単独で有効であることを意味する。
支持体なしで機能を果たすこの能力は、通常の固定化液
体膜に比べて作業のしやすさ、費用の経済性を与える。
第2に、供給ガス混合物の過飽和による水の凝縮が起こ
る場合、本発明の疎水性ミクロポーラス支持体中に固定
された液体膜ばあふれ出ない。また、水性液体膜を疎水
性ミクロポーラス中空a維内に固定させると、それはか
なりな程度の差圧を加えても安定であり、特に中空繊維
の外側に高圧が存在しても安定である。
膜を通る流束を最大にして所定の分離に必要な石積を減
少するために、できるだけ薄い膜を使用することが一般
に好ましい。本発明はまた超薄型車一層固定化液体膜の
製造方法をも提供する。詳しくは、ミクロポーラス疎水
性支持体に固定させた水性液体膜の厚さは膜中の水性液
体をたとえば蒸発により除去することによって減少させ
る。支持体は疎水性であるので、残存する水性液体は支
持体の乾いた部分に移動しない。本発明の超薄型固定化
液体膜は約0.0084mm未満の厚さをもつ。
それ故、本発明の目的は疎水性ミクロポーラス支持体内
に水性液体膜を固定させて成る単一層固定化液体膜およ
びそのような固定化液体膜の製造方法を提供することに
ある。
また本発明の目的は膜を横切って加わる実質的に正の差
圧において安定である単一層固定化液体膜を提供するこ
とにある。
また本発明の目的は作業がしやすく製作が比較的安価な
単一層固定化液体膜を提供することにある。
また本発明の目的はフラッディングに抵抗性のある固定
化液体膜を提供することにある。
また本発明の目的は疎水性ミクロポルラス中空wA維内
に水性液体膜を固定させて成る高度の差圧の適用に対し
て安定な固定化液体膜を提供することにある。
また本発明の目的は超薄型車一層固定化液体膜およびそ
のような膜の製造方法を提供することにある。
また本発明の目的はすぐれた分離性能を示す超薄型車一
層固定化液体膜を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は疎水性ミクロポーラス支持体内に水性液体膜を
固定させて成る単一層固定化液体膜およびその膜の製造
方法を提供するものである。その方法は次の諸工程から
成る1alIEI!水性ミクロポ一ラス支持体を定常状
態になるまで40〜95容量%の交換成分を含む水溶液
と接触させ;(b)該支持体を水溶液から除き;(C)
該支持体を定常状態になるまで目立った表面乾燥なしに
水と接触させ;(d)該支持体を水から除き、そして(
e)  水の膜が支持体の実質的に全厚さ内で固定され
るまで工程(al〜(d)をくりか九す。
本発明はまた、更に(f)支持体中で塩水溶液の膜が水
の膜に取って代わるまで支持体を塩水溶液と接触させる
工程を含む疎水性ミクロポーラス支持体内に塩水溶液を
固定させる方法をも提供する。
最後に、本発明は次の諸工程から成る単一層超薄型固定
化液体膜の製造方法をも提供するものである;(a)Z
ii水性ミクロポーラス支持体を定常状態になるまで4
0〜95容量%の交換成分を含む水溶液と接触させ;(
b)  該支持体を水溶液から除き;(C)該支持体を
定常状態になるまで目立った表面乾燥なしに水と接触さ
せ;(d)  該支持体を水から除き、(e)  水の
膜が支持体の実質的に全厚さ内で固定されるまで工程f
al〜(dlをくりかえし;そして(f)支持体内で固
定させた膜の厚さを部分的に減少させる。本発明の超薄
型固定化液体膜は支持体内に溶水溶液膜を固定させて成
るものであってもよい。
本発明によって提供される製品と方法は疎水性ミクロポ
ーラス支持体内に水性液体膜を固定させて成る単一層固
定化液体膜とその製法に関する。
ミクロポーラス 特休 本発明の一興体例において、疎水性ミクロポーラス支持
体は米国特許第3.801.404号、同第3.801
゜444号、同第3.839.516号、同第3.84
3.7Ei1号、同第4、255.376号、同第4.
257.997号および同第4.276゜179号に記
載されているミクロポーラスフィルムである。これらの
すべてを引用によってここにくみ入れる。任意の疎水性
ミクロポーラス材料が本発明に使用しうろことを理解す
べきである。これらは水によって自然には湿潤しない任
意のミクロポーラス材料を包含する。
多孔性もしくはセル状のフィルムは2つの一般型に分類
することができる。1つの型は孔が相互接続していない
もの即ち密閉セル・フィルムであり、他の型は1つの外
面または外面区域から別の外面または外面区域にのびう
ろ曲がりくねった通路を通って実質的に相互接続してい
るもの即ち開放セル・フィルムである。本発明の多孔性
フィルムは後者の型のものである。
更に、本発明のミクロポーラス・フィルムは微視的なも
のであり、換言すればその孔の構造または配列の詳細は
顕微鏡検査によってのみ識別しうろものである。事実、
ここに述べる「乾式延伸」または「溶媒延伸」によって
製造される開放セル(もしくは孔)は通常の光学w4微
鏡を使用して測定しうるものよりも一般に小さい。約5
00OA ’(IAoは1mの10億分の1の長さであ
る)の波長の可視光の波長は開放セル(もしくjよ孔)
の最長の平面もしくは表面の寸法よりも長いためである
。然し「溶媒延伸」または「乾式延伸」によって製造し
たフィルムは5QOOA ’以下の孔の構造の詳細を解
像しうろ電子顕微鏡を使用することによって同定される
本発明のミクロポーラス・フィルムはまた減少した嵩密
度(以下、単に「低密度」と呼ぶことがある)によって
も特徴づけられろ。すなわち、これらのミクロポーラス
・フィルムは同じポリマー材料から作られているが開放
セル構造をもたない又は他の空隙構造をもたない対応す
るフィルムの嵩密度よりも低い嵩密度もしくは全密度を
もつ。
ここで使用する「嵩密度」なろ用語はフィルムのグロス
容積(または幾何学的容Wi)の単位当たりの重量を意
味する。ここにグロス容量とは25℃および大気圧で水
銀を部分的に充てんした容器に既知重量のフィルムを浸
漬することによって測定される。水銀水準の上昇容積は
グロス容積の直接の尺度である。この方法は水銀容積計
測法として知られておF) 、Encyclopedi
a of Chemical Teeh−nology
、  Vol、4.  page 892(Inter
scienee 1949)に記載されている。すなわ
ち本発明の吸着剤(たとえば多孔性フィルム)はミクロ
ポーラス開放セル構造をもち、また減少した嵩密度によ
っても特徴づけられろ。
たとえば、好適なミクロポーラス・フィルムは米国特許
第3.801.404号に記載の方法(ここに「乾式延
伸」法と呼ぶミクロポーラス・フィルムの製法)および
米国特許第3.839.516号に記載の方法(ここに
「溶媒延伸」法と呼ぶミクロポーラス・フィルムの製法
)に従って製造することができろ。
この両者を引用によってここにくみ入れる。これらの特
許のそれぞれにはそこに具体的に示されている処理工程
(複数)に従ってフィルムを操作することによってミク
ロポーラス・フィルムを得る好ましい二者択一のルート
が記載されている。
本発明におけろ支持体として使用するのに最も好ましい
疎水性ミクロポーラス・フィルムは米国ノースカロライ
ナ州チャーロットのセラニーズ・コーポレーションのセ
ラニーズ・セパレーションズ・プロダクツから入手しう
るCELGARDe)2000シリーズのポリプロピレ
ン・ミクロポーラス・フィルムである。
本発明の別の具体例において、疎水性ミクロポーラス支
持体はミクロポーラス中空繊維である。
ここでも再び、本発明のミクロポーラス中空繊維を特徴
づけるに際して、多孔性もしくはセル状の繊維構造は2
つの一般型に分類しうろことを理解すべきである。1つ
の型は孔が相互接続していないもの、すなわち密閉セル
構造であり、他の型は1つの外表面または外表面区域か
ら他の外表面または外表面区域にのびることのできる多
少の曲がりくねった通路を通って実質的に相互接続して
いるもの、すなわち開放セル構造である。本発明の多孔
性中空繊維は後者の型のものである。
米国特許第4.055.696号には冷間延伸技術を使
用して中空ポリプロピレン・ミクロポーラス繊維を製造
する中空繊維の製造法が記載されている。該特許を引用
によってここにくみ入れろ。この方法では冷間延伸の程
度および温度をもとの繊維長の30〜200%および1
10℃未満にそれぞれ限定することによって孔の寸法を
特定の範囲に保つことが必要である。予備アンニーリン
グした生成冷間延伸繊維を上記の延伸前に使用した初期
アンニーリング温度で又はこの温度より高温で加熱セッ
トする。この特許に従って製造したアンニーリング処理
、冷間延伸、加熱セットの中空繊維は、アンニーリング
の温度及び時間と加熱セットの温度及び時間との関係に
依存して種々の程度の収縮を示す傾向がある。
本発明において支持体として使用するミクロポーラス中
空繊維を製造するための好ましい方法は米国特許第4.
405.688号に記載されており、そこではポリオレ
フィン樹脂を該ポリマーの結晶融点より約10〜90℃
高い温度で実質的に垂直上部方向に溶融紡糸して非多孔
質中空繊維を作り、その間にこの前駆体を空気または他
の気体のような急冷媒質の実質的に対称の流れと接触さ
せ、次いでこの前駆体繊維を延伸し、その後にこの延伸
1il維を加熱セットしてミクロポーラス繊維とするこ
とによってミクロポーラス・ポリオレフィン中空繊維が
製造されろ。該米国特許を引用によってここにくみ入れ
る。好ましくは、前駆体ta維も延伸前にアノニーリン
グされる。
本発明において支持体として使用する最も好ましい疎水
性ミクロポーラス中空。繊維は米国ノースカロライナ州
チャーロットのセラニーズ・コーポレーションのセラニ
ーズ・セパレーションズ・プロダクツから入手しうるC
ELG人RDOミクロポーラス中空繊維である。
本発明の単一層固定化液体膜 本発明の単一層固定化液体膜は疎水性ミクロポーラス支
持体の孔の内部に水性液体膜を固定させて成るものであ
る。この水性液体膜は次の交換法によって支持体内にく
み入れられる。
疎水性ミクロポーラス支持体を約40〜95容量%の交
換成分を含む水溶液と接触させる。交換成分は最も好ま
しく(よエチルアルコールであるが、適当景の水と混合
したとき支持体を該水溶液によって自然に湿潤性にする
任意の水混和性液体または液体混合物を使用することが
できる。CELGARD’疎水性ミクロポーラス・フィ
ルムを湿潤性にするために、交換成分は25℃で35ダ
イン/elT1以下の表面張力をもつ。好ましい交換成
分の例としてメチルアルコール、アセトンおよびエチル
アルコールがあげられるがエチルアルコールが最も好ま
しい。
支持体を交換成分の水溶液と接触させる好ましい方法は
、支持体を浴中の水溶液の流れの中におだやかにかくは
んしながら入れることである。支持体は定常状態になる
まで該水溶液と接触させる。
支持体を交換成分の水iW液との接触から除き、再び定
常状態になるまで、好ましくは目立った乾燥なしに、水
と接触させる。
支持体を水から除き、そして支持体の実質的に全厚さの
内部に水の膜が固定されるまで、上記の一連の工程すな
わち支持体を交換成分の水溶液と接触させる工程、この
ような接触から除く工程、支持体を水と接触させる工程
、およびこのような接触から除く工程をくりかえす。こ
のような点は支持体が光に対して完全に透明であるとき
を観察することによって定性的に決定することができる
UV分光光度計を用いろ光透過試験は完全な透明性を迅
速に確証する。
いわゆる「十分に交換された」支持体は疎水性ミクロポ
ーラス支持体内に水の膜を固定させて成る単一層固定化
液体膜である。支持体内に塩水溶液を固定させたいとき
は、「十分に交換された」支持体を、塩水溶液の膜が水
の膜にとって代わるまで塩水溶液と接触させることがで
きろ。このような接触を達成させる好ましい方法は、「
十分に交換された」支持体を、塩水溶液中に数時間浸漬
することから成る。塩水溶液は支持体と混和性のある且
つ本発明の固定化液体膜中の気体分子の選択的通過を促
進する任意のイオンまたはイオン混合物を含むことがで
きる。これらのイオンの例として、cod2. Hco
”、’、 c+−’、 !−’、 so;2. c1o
p’。
NO;”、 pop3. apa;’、 s−2があげ
られる。
本発明はまた単一層超薄型固定化液体膜およびそのよう
な膜の製造方法をも包含する。ある与えられた膜を通ろ
流束を最大にして、ある与えられた分離に必要な面積を
減少させるために、できるだけ薄い膜を使用するのが有
利であることは周知である。本発明においては、疎水性
ミクロポーラス支持体中に固定させた水性液体膜の厚さ
は膜中の水性液体膜を、たとえば蒸留により、部分的に
除去することによって減少させることができる。
支持体中に固定させた膜の厚さを減少させることは多数
の方法によって行うことができろ。好ましくは、乾燥気
体もしくは部分的湿潤気体を固定化液体膜の上に吹きつ
けろ。この吹きつけは膜または支持体と相互作用しない
任意の気体によって支持体のいずれかの面上で行うこと
ができろ。好ましくは、該気体流と接触しない支持体の
面はいずれのガス流とも接触させない。支持体の面から
該気体流まで湿度分圧の勾配がある限り、蒸発は起こり
、支持体に固定させた水性液体膜の厚さは減少する。
あるいはまた、真空を適用して水性液体膜の一部を除く
こともできる。また、固定化液体膜を制抑された速度で
室に通ずこともできろ。室の雰囲気はたとえば高温など
の条件に保って、支持体の孔から室の雰囲気に液体が移
動するのを容易にする。支持体の両面から蒸発が起こる
と、液体膜との爾後の交換、すなわち水の膜と塩水溶液
の膜との交換はできないことに注目すべきである。疎水
性支持体の蒸発した部分は交換成分を含まない水溶液に
よっては湿潤されないからである。
塩水溶液の膜を疎水性ミクロポーラス支持体内に固定さ
せた単一層超薄型固定化液体膜を製造することも本発明
の範囲内にある。このような固定化液体膜は、支持体の
全厚さの内部に水の膜を固定させた支持体を、塩水溶液
が水の膜にとって代わるまで塩水溶液と接触させ、次い
で支持体内に固定させた塩水溶液の膜の厚さを上述のよ
うにして部分的に減少させることによって製造すること
ができる。
あるいはまた、支持体内に固定させた水の膜の厚さを部
分的に減少させた本発明の固定化液体膜を、減少した厚
さの塩水溶液の膜が減少した厚さの水の膜に取って代わ
るまで、塩水溶液と接触させることもできる。
〈実施例〉 次の実施例は本発明の特定の具体例を示すものである。
然し、本発明はこれらの実施例に示す詳細に制限される
ものではないことを理解すべきである。
実施例 1 厚さ0.00254cm 、直径5.08anのCEL
GARD■2400疎水性ミクロポーラス・フィルムを
40容i%のエチルアルコールを含む水溶液に入れた。
この溶液をおだやかに1分間かきまぜてからフィルムを
除いた。このフィルムを目立った表面乾燥なしに水中に
入れ、おだやかに5分間かきまぜ、そして除いた。この
フィルムを40容i%のエチルアルコールを含む水溶液
に入れ、おだやかに1分間かきまぜ、水浴に移した。水
浴の水を5分間かきまぜた。フィルムを40容fi%の
エチルアルコールを含む水溶液と1分間接触させ、フィ
ルムを水浴に移して水と5分間接触させるという諸工程
をフィルムが光に対して完全に透明になるまでくりかえ
した。この透明性はミクロポーラス・フィルムが水で十
分に交換されたことを示した。
実施例 2 厚さ0.00254cm 、直径5.08cmのミクロ
ポーラス・ポリエチレンフィルムを40容i%のエチル
アルコールを含む水溶液に入れた。このフィルムを実施
例1に述べたのと同様に処理し、光に対して完全に透明
になったことを観察した。ここでも、この透明性はミク
ロポーラス・フィルムが水で十分に交換されたことを示
した。
実施例 3 厚さ0.00381cmのミクロポーラス・ポリテトラ
フロロエチレン・フィルムを95容i%のエチルアルコ
ールを含む水溶液に入れた。このフィルムを実施例1で
述べたのと同様に処理し、光に対して完全に透明になっ
たことを観察した。この透明性はミクロポーラス・フィ
ルムが水で十分に交換されたことを示した。
実施例 4 十分に水交換したC E L G A RDち400フ
イルムをに2Co。
水溶液中に数時間、ときどきかきまぜながら浸漬した。
次いでこのフィルムについて純N2による気体透過試験
を行った。えられた気体透過率は水よりもずっと低いこ
とがわかり、そして理論透過率と比べて考察するとき、
このような透過率はミクロポーラス・フィルムがK C
o水溶液で十分に交換されたことを示した。
実施例 5 厚さ0.00254cmの十分に水交換したCELG人
RD■2400フィルムを乾燥CELGARDO240
0フィルムでこすって表面水分を除き、添付の図面に示
す透過セルに入れた。透過セル(1)は上手部(2)と
下半部(3)をもち、フィルムは上半部(2)と下半部
(3)との間に配置した。
純粋な完全に湿潤させた(すなわち相対湿度100%の
)窒素供給気体を593 cmHgの圧力、15crL
I/分の流量でライン(4)から上半部(2)の入口(
5)および出口(6)に供給した。純粋な完全に湿潤さ
せたヘリウム掃引気体をほぼ大気圧、10d/分の流量
でライン(7)から下半部(3)の入口(8)および出
口(9)に供給した。24℃において、厚さ0.002
54cmの十分ニ水交換したフィルムについての1.4
2X 10−’標準ci/秒のN2透過率が、掃引気体
がセル(1)の出口(9)を出た後のヘリウム掃引気体
のガスクロマトグラフ分析によって、常法により測定さ
れた。
次いで次の蒸発法を使用してCELG人RDOフィルム
内に固定させた膜の厚さを減少させた。バイパス弁(国
を開け、弁(11,12)を閉じろことによって窒素供
給気体流を透過セルのまわりに迂回させた。次いで純粋
な乾燥ヘリウム掃引気体をほぼ大気圧、15crrl/
分の流量でライン(7)から下半部(3)の入口(8)
および出口(9)に供給した。6分経過後に掃引気体流
を停止させ、2分間再スタートした。純粋な乾燥ヘリウ
ム気体流を停止させた。
バイパス弁(11を閉じて弁(11,12)を開いた。
純粋な完全に湿潤させた窒素供給気体を593 cmH
gの圧力、15c//分の流量でライン(4)から上半
部(2)の入口(5)および出口(6)に供給した。純
粋な完全に湿潤させたヘリウム掃引気体をほぼ大気圧、
10crd/分の流量で下半部(3)の入口(8)およ
び出口(9)に供給した。24℃において、2.12X
 10’−’標準cn?/秒のN2透過率が上述のとお
りガスクロマトグラフ分析によって常法により測定され
た。乙のような透過率から、CELGARDOフィルム
内に固定させた液体膜の厚さを常法により計算して厚さ
が0.00254cmから0.001875cmに減少
していることを知った。この超薄型固定化液体膜を通ろ
N2透過率は数時間にわたって一定であることがわかっ
た。このことはこの膜が高度に安定な固定化液体膜であ
ることを示すものである。
上記と同じ蒸発技術を短期間(1〜2分間)くりかえし
、4.26X 10−3標準cd/秒のN2透過率が計
算された。このような透過率はCELGARD■フィル
ム内に固定させた液体膜の厚さが0.000838cm
に減少したことを示すものである。ここでも、この超薄
型固定化液体膜が高度に安定であることがわかった。
上記と同じ蒸発技術を短期間(1〜2分間)くりかえし
、9.46X 10−3標準cTlr/秒(7)N2透
過率が計算された。この透過率1まCELGARDOフ
ィルム内に固定させた液体膜の厚さが0.000406
cmに減少したことを示すものである。この超薄型固定
化液体膜も高度に安定であることがわかった。すなわち
、厚さ0.00254cmの十分に水交換したフィルム
から出発して液体膜の厚さの段階的な減少によりフィル
ム中の最終の膜の厚さ0.000406cmがえられた
。然し、この段階的な厚さの減少を一工程法に置き換え
ろこともできる。
実施例 6 十分に水交換した厚さ0.00254cmのCELGA
RDO。
イルムを実施例5のように透過セル中に入れた。
10.1%のCO2および899%のN2を含む完全に
湿潤させた供給気体混合物を約175 psigの圧力
および15d/分の流量で実施例5の供給気体のように
透過セル中に供給した。完全に湿潤させたヘリウム気体
をほぼ大気圧、10cd/分の流量で実施例5の掃引気
体のように透過セル中を通過させた。
フィルムを横断する。N2の分圧差圧ΔP (N、)は
880、8(至)Hgであったが、C02の分圧差圧Δ
p (co□)は88.2cmHgであった。N2の透
過率R(N2)は1.88X10−3標準ClIr/秒
と計算されたが、co□の透過率R(Co、)は5.3
8X IQ−3標準d/秒と計算された。[R(CO2
)/Δp (co□)/ R(N2)/ΔP (N2)
] として定義されろCo2/N2間の分離係数a C
o2− N2は26、.6であることがわかった。
実施例5のような蒸発法を行った。ただし、透過率測定
を行う前に、高圧C02−N2湿潤供給気体混合物を湿
潤ヘリウム掃引供給気体と共に下半部(3)に供給した
。窒素透過率R(N2)は3.96X 10−’標準d
/秒と計算されたが、CO2の透過率R(Co2)は9
、88X 10−3標鵠crd /秒と計算され、モし
てΔP(N2)は 880.Ocn+HgでありΔP(
Co2)は78.3cm Kgであることがわかった。
分離係数αCo2−N2は26、.0と計算された。従
って流束は2倍だけ増大し、液体膜の厚さが0.002
54cmから約0.00127cmに減少したことを示
した。その上、分離係数は、CELG人RD■フィルム
内に固定させた液体膜の厚さが部分的に減少してさえ、
はとんど変化なしに保たれた。
上記の蒸発法をくりかえし、R(N2)およびR(Co
2)がそれぞれ8.05X 10−’標準d/秒および
1471XIO−3標準cm /秒であり、そしてΔP
 (N2)= 878゜4onHgsΔP (Co2)
 = 66、5cm Hgであることがわかった。αC
o2−N2の値は242と計算された。液体膜の厚さは
約0.00059cmと計算され、然も分離係数aCO
3−N2は基本的に変化しなかった。
実施例 7 、i サ0.00254em f) 十分ニ水交換シt
= CELGARD’ フィルムを実施例5のように透
過セル(1)に入れた。
完全に湿潤させた991%CO2−90,09%N2の
供給気体混合物を約102 psigの圧力および15
標準Cm 7分の流量で実施例5の供給気体と同様にし
て透過セル(1)に供給した。完全に湿潤させたヘリウ
ム掃引気体をほぼ大気圧および15m1/分の流量で実
施例5の掃引気体と同様に透過セル(1)に通した。
ΔP (N2)およびΔp(CO2)の値はそれぞれ5
43.2cmHgおよび55.70anHにであること
がわかった。N透過率R(N2)は1.12X 10−
’標準d/秒と計算されたが、CO3透過率R(Co□
)は3.3X 10−’標準d/秒と計算された。分離
係数αC02−N、は26、7であることがわかった。
実施例5の蒸発法を行った。フィルムはR(N)= 2
.5X IQ−3標準d/秒およびR(CO2) = 
6. I X 10−3標準cn?/秒をもっことがわ
かった。フィルム内に固定させた液体膜の厚さは約0.
00127(1)であると計算された。分離係数αCO
□−N2は254であることがわかった。
すべての操作を停止し、フィルムをセル(1)から30
重量%のに2CO3の塩水溶液の浴に移した。3時間後
に交換は完了したと考えられ、30重量%のK Coの
塩水溶液はフィルム内で固定させた0、 00127■
の厚さの液体膜を構成していた。
疎水性ミクロポーラスCELGARD’フィルム支持体
内に水性液体塩溶液の膜を固定させて成るこの固定化液
体膜を透過セル(1)に入れて上記のように透過および
分離の特性を検査しtこ。ΔP(N2)は543゜2 
cm Hgであり、ΔP(Co□)は54゜40anH
gであった。R(N )はほとんど10の係数で激しく
低下して0.26、X10−3標準d/秒になったがR
(Co□)はやや減少して4.24X 10−’標準d
/秒になるにとどまったことがわかった。分離係数αC
o2−N2は151.4にまで激しく増大した。
本発明の原理、好ましい具体例および操作の態様を以上
のとおり説明した。然し本発明は開示した特定の形体に
限定されるものと解釈すべきではない。これらは制限と
いうよりむしろ説明とみなされろものだからである。本
発明の精神から逸脱することなしに変化および変形がな
しうろことは当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明の固定化液体膜の気体透過性を検査
するのに使用する装置の概要図である。 1・・・・・・透過セル、 2・・・・・・透過セルの
上半部、3・・・・・・透過セルの下半部、 4・・・
・・・供給気体のライン、 5・・・・・・上半部の入
口、 6・・・・・・上半部の出口、 7・・・・・掃
引気体のライン、 8・・・・・下半部の入口、 9・
・・・・・下半部の出口、 10・・・・・・バイパス
弁、 11,12・・・・・弁。 ffrf)=出願人   セラニーズ コーポレーショ
ン代理人 弁理士 斉藤武彦 7、) 同    弁理士  川 瀬 良 治 −二゛(・・ (i−・・ 1頁の続き 発 明 者  ヘンリー ティ タス  アメリカ合衆
国ニューキール        スト フィールド 口
発 明 者  マーク アイ オスラ  アメリカ合衆
国イリノー              ストリート 
337ジヤージー州 ファンウッド ゥエ ード 151

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、疎水性ミクロポーラス支持体内に水性液体膜を固定
    させて成る単一層固定化液体膜。 2、水性液体膜が水および塩水溶液から成る群からえら
    ばれる特許請求の範囲第1項記載の固定化液体膜。 3、塩水溶液が膜を通る気体分子の選択的通過を促進す
    るイオンもしくはイオン混合物を含む特許請求の範囲第
    2項記載の固定化液体膜。 4、塩水溶液がCO^−^2_3、HCO^−^1_3
    、ClO^−^1_4、Cl^−^1、I^−^1、S
    O^−^2_4、HPO^−^1_4、PO^−^3_
    4、NO^−^1_3、S^−^2およびそれらの混合
    物から成る群からえらばれたイオンを含む特許請求の範
    囲第2項記載の固定化液体膜。 5、疎水性支持体が自然には水に湿潤されない材料から
    構成されている特許請求の範囲第1項記載の固定化液体
    膜。 6、疎水性ミクロポーラス支持体がポリプロピレン、ポ
    リエチレン、ポリテトラフロロエチレン、ポリスチレン
    、ポリ弗化ビニリデン、およびポリ弗化ビニルから成る
    群からえらばれた材料から構成されている特許請求の範
    囲第5項記載の固定化液体膜。 7、疎水性ミクロポーラス支持体がミクロポーラス中空
    繊維から成る特許請求の範囲第1項記載の固定化液体膜
    。 8、疎水性ミクロポーラス支持体がミクロポーラス・フ
    ィルムから成る特許請求の範囲第1項記載の固定化液体
    膜。 9、ポリエチレン製の疎水性ミクロポーラス支持体内に
    水性液体膜を固定させた特許請求の範囲第1項記載の固
    定化液体膜。 10、ポリテトラフロロエチレン製の疎水性ミクロポー
    ラス膜内に水性液体膜を固定化させた特許請求の範囲第
    1項記載の固定化液体膜。 11、下記の諸工程から成ることを特徴とする単一層固
    定化液体膜の製造方法; (a)疎水性ミクロポーラス支持体を定常状態になるま
    で40〜95容量%の交換成分を含む水溶液と接触させ
    、 (b)該支持体を水溶液から除き、 (c)該支持体を定常状態になるまで目立った表面乾燥
    なしに水と接触させ、 (d)該支持体を水から除き、そして (e)水の膜が支持体の実質的に全厚さ内で固定される
    まで工程(a)〜(d)をくりかえす。 12、交換成分が、水と混合したときに支持体を水溶液
    によって自然に湿潤性にする水混和性の液体もしくは液
    体混合物から成る特許請求の範囲第11項記載の方法。 13、交換成分がエチルアルコール、メチルアルコール
    、およびアセトンから成る群からえらばれる特許請求の
    範囲第11項記載の方法。 14、更に(f)支持体中で塩水溶液の膜が水の膜に取
    って代わるまで支持体を塩水溶液と接触させる工程を含
    む特許請求の範囲第11項記載の方法。 15、塩水溶液が膜を通る気体分子の選択的通過を促進
    するイオンもしくはイオン混合物を含む特許請求の範囲
    第14項記載の方法。 16、該イオンがCO^−^2_3、HCO^−^1_
    3、Cl^−^1、NO^−^1_3、ClO^−^1
    _4、PO^−^3_4、SO^−^2_4、I^−^
    1、HPO^−^1_4、S^−^2およびそれらの混
    合物から成る群からえらばれる特許請求の範囲第14項
    記載の方法。 17、支持体がミクロポーラス中空繊維およびミクロポ
    ーラス・フィルムから成る群からえらばれる特許請求の
    範囲第11項記載の方法。 18、下記の諸工程から成ることを特徴とする単一層超
    薄型固定化液体膜の製造方法: (a)疎水性ミクロポーラス支持体を定常状態になるま
    で40〜95容量%の交換成分を含む水溶液と接触させ
    、 (b)該支持体を水溶液から除き、 (c)該支持体を定常状態になるまで水と接触させ、 (d)該支持体を水から除き、 (e)水の膜が支持体の実質的に全厚さ内で固定される
    まで工程(a)〜(d)をくりかえし、そして (f)支持体内で固定させた膜の厚さを部分的に減少さ
    せる。 19、水の膜の厚さの部分的減少が蒸発により起こる特
    許請求の範囲第18項記載の方法。 20、交換成分が、水と混和したときに支持体を水溶液
    によって自然に湿潤性にする水混和性の液体もしくは液
    体混合物から成る特許請求の範囲第18項記載の方法。 21、交換成分が、エチルアルコール、メチルアルコー
    ル、およびアセトンから成る群からえらばれる特許請求
    の範囲第20項記載の方法。 22、工程(e)の後であつて工程(f)の前に、支持
    体内で塩水溶液の膜が固定された水の膜に取って代わる
    まで支持体を塩水溶液に入れる特許請求の範囲第18項
    記載の方法。 23、更に(g)支持体中で塩水溶液の膜が水の膜に取
    って代わるまで支持体を塩水溶液と接触させる工程を含
    む特許請求の範囲第18項記載の方法。 24、支持体がミクロポーラス中空繊維およびミクロポ
    ーラス・フィルムから成る群からえらばれる特許請求の
    範囲第18項記載の方法。 25、塩水溶液が膜を通る気体分子の選択的通過を促進
    するイオンもしくはイオン混合物を含む特許請求の範囲
    第22項または第23項に記載の方法。 26、該イオンがCO^−^2_3、HCO^−^1_
    3、I^−^1、S^−^2、Cl^−^1、NO^−
    ^1_3、SO^−^2_4、PO^−^3_4、Cl
    O^−^1_4、およびそれらの混合物から成る群から
    えらばれる特許請求の範囲第22項または第23項に記
    載の方法。
JP61176832A 1985-07-31 1986-07-29 固定化液体膜 Granted JPS6238222A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US76113385A 1985-07-31 1985-07-31
US761133 1985-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238222A true JPS6238222A (ja) 1987-02-19
JPH0470046B2 JPH0470046B2 (ja) 1992-11-09

Family

ID=25061265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61176832A Granted JPS6238222A (ja) 1985-07-31 1986-07-29 固定化液体膜

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4973434A (ja)
EP (1) EP0213744B1 (ja)
JP (1) JPS6238222A (ja)
AT (1) ATE80058T1 (ja)
CA (1) CA1318992C (ja)
DE (1) DE3686619T2 (ja)
ZA (1) ZA865173B (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8702150A (nl) * 1987-09-09 1989-04-03 Tno Werkwijze en membraan voor het door middel van damppermeatie verwijderen van waterdamp uit een gas-damp-mengsel.
US5084073A (en) * 1990-10-11 1992-01-28 Union Carbide Industrial Gases Technology Corporation Membrane drying process and system
US5082472A (en) * 1990-11-05 1992-01-21 Mallouk Robert S Composite membrane for facilitated transport processes
US5149340A (en) * 1991-03-12 1992-09-22 Marathon Oil Company Process and apparatus for separating impurities from hydrocarbons
US5226932A (en) * 1991-10-07 1993-07-13 Praxair Technology, Inc. Enhanced meambrane gas separations
ES2121981T3 (es) * 1992-03-20 1998-12-16 Monsanto Co Extraccion de compuestos organicos de soluciones acuosas.
US5507949A (en) * 1992-03-20 1996-04-16 Monsanto Company Supported liquid membrane and separation process employing same
US5281254A (en) * 1992-05-22 1994-01-25 United Technologies Corporation Continuous carbon dioxide and water removal system
JP3247953B2 (ja) * 1992-09-30 2002-01-21 独立行政法人産業技術総合研究所 含水ゲル状気体分離膜
US5391298B1 (en) * 1993-03-05 1997-10-28 Minnesota Mining & Mfg Method for performing a solid-phase extraction under pressurized conditions
US6156096A (en) * 1994-03-23 2000-12-05 Applied Membrane Technology, Inc. Gas separation using hollow fiber contained liquid membrane
US6165253A (en) * 1994-05-23 2000-12-26 New Jersey Institute Of Technology Apparatus for removal of volatile organic compounds from gaseous mixtures
US5637224A (en) * 1994-09-14 1997-06-10 New Jersey Institute Of Technology Hollow fiber contained liquid membrane pervaporation for removal of volatile organic compounds from aqueous solutions
US5580452A (en) * 1994-12-02 1996-12-03 Lsr Technologies, Inc. Moving liquid membrane modules
US6083297A (en) * 1995-12-13 2000-07-04 Whatman, Inc. Gas dehydration membrane with low oxygen and nitrogen permeability
US5993515A (en) * 1996-05-14 1999-11-30 New Jersey Institute Of Technology Apparatus and process for selectively removing a component from a multicomponent aqueous solution by pervaporation
US5753009A (en) * 1996-05-14 1998-05-19 New Jersey Institute Of Technology Method and apparatus for selectively removing a component from a multicomponent gas/vapor mixture
US6086769A (en) * 1996-09-16 2000-07-11 Commodore Separation Technologies, Inc. Supported liquid membrane separation
EP1136808A1 (en) * 2000-03-20 2001-09-26 Carlo Squicciarini A system for automatically extracting and analysing residual solvents in material samples
US6635103B2 (en) 2001-07-20 2003-10-21 New Jersey Institute Of Technology Membrane separation of carbon dioxide
US7105089B2 (en) * 2003-03-13 2006-09-12 3M Innovative Properties Company Liquid—liquid extraction system and method
US7122709B2 (en) * 2003-03-13 2006-10-17 3M Innovative Properties Company Method for obtaining ethanol
WO2006049610A1 (en) * 2004-10-29 2006-05-11 New Jersey Institute Of Technology System and method for selective separation of gaseous mixtures using hollow fibers
US7318854B2 (en) * 2004-10-29 2008-01-15 New Jersey Institute Of Technology System and method for selective separation of gaseous mixtures using hollow fibers
US7794593B2 (en) * 2005-11-30 2010-09-14 3M Innovative Properties Company Cross-flow membrane module
ITMI20061528A1 (it) * 2006-08-01 2008-02-02 Fondazione Salvatore Maugeri Clinica Del ... Dispositivo di campionamento di sostanze volatili
US9085476B2 (en) * 2007-08-31 2015-07-21 New Jersey Institute Of Technology Pervaporation membranes highly selective for volatile solvents present in fermentation broths
US20120247327A1 (en) * 2010-09-27 2012-10-04 Conocophillips Company Hollow-fiber membrane contactors
CN104024196B (zh) 2011-12-14 2015-11-25 3M创新有限公司 由非纤维素生物质产生丁醇的方法
DE102013104926A1 (de) 2013-05-14 2014-11-20 Grammer Ag Fahrzeugschwingungsvorrichtung, Fahrzeugsitz und Fahrzeugkabine
DE102013110370B4 (de) 2013-06-04 2014-12-11 Grammer Ag Fahrzeugsitz
DE102013106709A1 (de) 2013-06-26 2014-12-31 Grammer Ag Vorrichtung mit einem Federungssystem
DE102013110920B4 (de) 2013-10-01 2018-08-16 Grammer Ag Fahrzeugsitz mit kraftgesteuertem Dämpfer (2-Rohr-Dämpfer)
DE102013110923B4 (de) 2013-10-01 2019-07-04 Grammer Ag Fahrzeugsitz oder Fahrzeugkabine mit einer Federungseinrichtung und Nutzkraftfahrzeug
DE102013110919B4 (de) 2013-10-01 2018-08-02 Grammer Ag Stoßdämpfer
DE102013110924B4 (de) 2013-10-01 2018-02-08 Grammer Ag Fahrzeug mit kraftgesteuertem Dämpfer mit Regelventil
DE102013021561B4 (de) 2013-12-16 2020-09-03 Grammer Ag Fahrzeugsitz mit einer horizontal beweglichen Sitzfläche zum Aufnehmen einer Person
FR3045591B1 (fr) * 2015-12-18 2021-05-07 Suez Environnement Procede de traitement d'eau, module et installation associes

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3335545A (en) * 1965-07-01 1967-08-15 Gen Electric Gas separation by differential permeation
US3396510A (en) * 1966-08-15 1968-08-13 Gen Electric Liquid membranes for use in the separation of gases
US3447286A (en) * 1967-08-02 1969-06-03 Gen Electric Totally enclosed liquid permselective membrane
US3503186A (en) * 1968-08-15 1970-03-31 Gen Electric Liquid membrane for sulphur dioxide extraction
US3625734A (en) * 1969-10-16 1971-12-07 Usa Ultra-thin liquid membrane construction
US3801404A (en) * 1970-10-28 1974-04-02 Celanese Corp Novel open-celled microporous film
US3839516A (en) * 1971-06-25 1974-10-01 Res Triangle Inst Process for the preparation of opencelled microporous films
US3797202A (en) * 1971-08-27 1974-03-19 Gen Electric Microporous/non-porous composite membranes
US3819806A (en) * 1972-04-20 1974-06-25 Gen Electric Facilitated transport of hydrogen sulfide
US3758603A (en) * 1972-05-12 1973-09-11 Standard Oil Co Process for separation of unsaturated hydrocarbons
US3812651A (en) * 1972-07-19 1974-05-28 Standard Oil Co Process for separating gas by diffusion
US3758605A (en) * 1972-09-13 1973-09-11 Standard Oil Co Process
US3844735A (en) * 1972-09-13 1974-10-29 Standard Oil Co Process
US3864418A (en) * 1973-03-12 1975-02-04 Standard Oil Co Process of separating complexable materials employing semipermeable polymer film
US3843761A (en) * 1973-05-30 1974-10-22 Celanese Corp Process for preparing a thermoplastic microporous film involving a cold stretching step and multiple hot stretching steps
JPS5215627A (en) * 1975-07-09 1977-02-05 Mitsubishi Rayon Co Ltd Porous polypropylene hollow fibers and a process for manufacturing the m
US4089653A (en) * 1975-07-28 1978-05-16 General Electric Company Apparatus for the separation of hydrogen sulfide from gas mixture including carbon dioxide
US4147754A (en) * 1975-07-28 1979-04-03 General Electric Company System for selective removal of hydrogen sulfide from a mixture of gases
US4060566A (en) * 1975-11-19 1977-11-29 Standard Oil Company (Indiana) Membrane process for separating materials
GB1577723A (en) * 1976-06-11 1980-10-29 Exxon Research Engineering Co Removal of a gas component present in a gaseous stream
US4120098A (en) * 1976-06-22 1978-10-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Solvent exchange drying of membranes for gas separation
US4239506A (en) * 1976-07-09 1980-12-16 Standard Oil Company (Indiana) Use of aqueous, non-sweep liquid during membrane separation
GB1573465A (en) * 1977-06-15 1980-08-20 Gen Electric Packaged membrane system and replenishment method
US4187086A (en) * 1977-06-15 1980-02-05 General Electric Company Packaged membrane system and replenishment method
US4174374A (en) * 1977-06-22 1979-11-13 General Electric Company Maintaining the separation efficiency of immobilized liquid membranes in gas separation methods and apparatus
US4119408A (en) * 1977-06-22 1978-10-10 General Electric Company Apparatus for maintaining the separation efficiency of immobilized liquid membranes in gas separation
US4208194A (en) * 1977-09-26 1980-06-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Monitoring device
NL7904388A (nl) * 1978-06-15 1979-12-18 Mitsubishi Rayon Co Werkwijze en inrichting voor overdracht van gassen.
US4235097A (en) * 1979-03-27 1980-11-25 E. I. Du Pont De Nemours And Company Dosimeter for measuring gaseous contaminants
US4255376A (en) * 1979-06-01 1981-03-10 Celanese Corporation Solvent stretch process for preparing microporous films from precursor films of controlled crystalline structure
US4257997A (en) * 1979-06-01 1981-03-24 Celanese Corporation Solvent stretch process for preparing a microporous film
US4276179A (en) * 1979-06-01 1981-06-30 Celanese Corporation Removing halogenated hydrocarbons from aqueous media by utilizing a polyolefinic microporous adsorbent
JPS5652123A (en) * 1979-09-28 1981-05-11 Hitachi Ltd Crop disposal from shearing machine
DE3107874A1 (de) * 1981-03-02 1982-09-16 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Verfahren zur blasenfreien gaseinspeisung
JPS5811003A (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 Ube Ind Ltd ポリイミド系気体分離膜
US4405688A (en) * 1982-02-18 1983-09-20 Celanese Corporation Microporous hollow fiber and process and apparatus for preparing such fiber
US4430807A (en) * 1982-05-17 1984-02-14 The Dow Chemical Company Process for drying water-wet membranes
US4542010A (en) * 1982-06-30 1985-09-17 Bend Research, Inc. Method and apparatus for producing oxygen and nitrogen and membrane therefor
KR900000773B1 (ko) * 1984-09-17 1990-02-16 미쓰비시 레이욘 가부시기가이샤 소수성다공질재료의 친수화막과 그 가공방법
DE3439079A1 (de) * 1984-10-25 1986-04-30 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Verfahren zum ueberfuehren von metallionen unter verwendung mikroporoeser membranen
EP0217874B1 (en) * 1985-03-28 1990-05-02 Memtec Limited Rapid vapour transport through unwetted porous barriers

Also Published As

Publication number Publication date
ZA865173B (en) 1987-03-25
DE3686619T2 (de) 1993-04-29
EP0213744B1 (en) 1992-09-02
DE3686619D1 (de) 1992-10-08
CA1318992C (en) 1993-06-15
EP0213744A2 (en) 1987-03-11
US4973434A (en) 1990-11-27
JPH0470046B2 (ja) 1992-11-09
ATE80058T1 (de) 1992-09-15
EP0213744A3 (en) 1988-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6238222A (ja) 固定化液体膜
US3884801A (en) Preparation of reverse osmosis membranes by complete evaporation of the solvent system
US6536604B1 (en) Inorganic dual-layer microporous supported membranes
JP4465103B2 (ja) 高非対称性ポリエーテルスルホン濾過膜
US4602922A (en) Method of making membranes for gas separation and the composite membranes
CA2049459C (en) Process for surface modifying a support membrane
US20030038081A1 (en) High strength asymmetric cellulosic membrane
JPS6051526A (ja) 不斉ガス分離膜
US20140311347A1 (en) Polaniline based membranes for separation of carbon dioxide and methane
EP0510574B1 (en) Reactive treatment of composite gas separation membranes
US4710205A (en) Stabilized liquid films
JPS6214916A (ja) ガスを互いに分離するための複合非対称膜の製法
US5110326A (en) Immobilized liquid membrane
KR920000944B1 (ko) 표면 개질된 다층 복합 산소 부화막 및 그 제조방법
EP3578249A1 (en) Semipermeable composite membrane and method for manufacturing semipermeable composite membrane
JPS62294403A (ja) 複合膜
JP2006257397A (ja) 芳香族ポリアミド多孔性フィルム
JP2004105804A (ja) ポリスルホン微孔性膜及びその製法
EP0242209B1 (en) Composite membranes
US6706088B2 (en) Method for controlling membrane permeability by microwave and method for producing organic separation membrane
JPH0747221A (ja) 気体分離用複合膜とその製造方法
CA1184715A (en) Porous sulfone polymer membrane and process for its preparation
JPS61408A (ja) 中空糸複合膜
JP2002282640A (ja) ガス分離モジュールの保守方法
Subrahmanyan An investigation of pore collapse in asymmetric polysulfone membranes