JPS6238165A - 消臭組成物 - Google Patents

消臭組成物

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JPS6238165A
JPS6238165A JP60178022A JP17802285A JPS6238165A JP S6238165 A JPS6238165 A JP S6238165A JP 60178022 A JP60178022 A JP 60178022A JP 17802285 A JP17802285 A JP 17802285A JP S6238165 A JPS6238165 A JP S6238165A
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JP
Japan
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dry
deodorizing
leaves
odor
fraction
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JP60178022A
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English (en)
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JPS642381B2 (ja
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白井 紅青
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KOKONOE KK
Original Assignee
KOKONOE KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消臭組成物に関する。
従来樹木系精油や木材乾溜物が消臭効果を有すするこは
知られている。しかし公知の精油又は乾溜物は消臭効果
が十分に高いとは言いえず、悪臭を完全に除去しようと
するとその使用量を多くせざるを得ない。然るに使用量
の増大はコスト的に不利であるだけでなく、精油又は乾
溜物自身の有する特有の臭気が強くなりすぎるという不
利益をもたらす。しかも公知の精油又は乾溜物は特定の
臭気に対して効果はあっても広範囲の種類の臭気に対し
て有効とは言いえない欠点がある。また公知の精油又は
乾溜物自身の有する臭気は一般的な方法では容易に軽減
できないという欠点もめる。
これに対し本発明は消臭効果が著しく大きく、少量の使
用で大きな消臭効果を発現ししかもそれ自身臭いが少な
く、また広範囲の種類の臭気に対して長期に亘って強い
消臭効果を発現し得る消臭組成物を提供することを目的
として成されたものである。
即ち本発明は、脱水乾燥して水分含量を約10%(重量
)以下とした樹木原料を約800℃以下の温度で乾溜し
て得た乾溜液に、草類及び/又は樹葉或はそのエキスを
添加して蒸留して収得される常圧下での沸点が約70℃
−150℃である留分を有効成分とする消臭組成物に係
るものである。
本発明者の研究によれば樹木原料を上記方法に従い処理
して得られる常圧下での沸点が約70℃−150℃で必
る留分を有効成分とする消臭組成物は、従来の樹木系精
油や木材乾溜物を有効成分とする消臭剤に比して著しく
大きな消臭力を有し、少量の使用で十分に大きな消臭効
果を発現し、しかも広範囲に亘る種々の臭気の消去に効
力を有し、加えてそれ自身実質的に好ましくない臭気を
有しないか或はたとえ有していても少なくしかも容易に
減少できるという優れた特徴を有する。
本発明において原料として用いられる樹木としては特に
限定はなく、各種の針葉樹、広葉樹が包含され、これら
樹木の心材、辺材、髄、樹皮、樹葉のいずれもが用いら
れる。通常使用される形態は任意であるが、これら樹木
を木片、木屑、木粉等の形態で用いられる。
本発明においては乾溜に先立って、上記樹木原料をまず
脱水乾燥する。この乾燥工程に於てテルペン等の低沸点
留分ち留去されてしまうが、本発明に於ては低沸点弁を
犠牲にしても水分を積極的に留去して樹木原料中の水分
含量を約10%(重量)以下好ましくは約5−8%(重
量)以下とする必要がある。これにより高濃度乾溜液の
収得が可能となる。脱水乾燥の温度は約250℃以下で
おることが好ましい。通常的100−250℃の温度で
水分含量が約10%(重量)以下となるまで行なわれる
本発明に於ては次いで上記脱水乾燥した樹木原料を約8
00℃以下の温度で乾溜する。800℃をこえて温度が
高くなると原料の炭化が著しくなり、好ましくない成分
が含まれることとなる。好ましい乾溜温度は通常的60
0−750℃である。
本発明においてはこのようにして得られる乾溜液を冷却
して後、草類及び/又は樹葉或はそのエキスを添加する
ことを必須とする。草類としては人体に有害でない限り
各種の草類を使用できる。
例えばよもぎ、くまざさ、かヤつり草、いぶき、げんの
しょうこ、きく等広く各種草類を使用できる。また樹葉
としては各種の針葉樹、広葉樹の葉、葉を有する小枝等
を使用できる。これら草類及び樹葉はそのままの形態で
必要に応じ適当に粉砕又は破砕して或はエキスの形態と
して添加される。
このように草類及び/又は樹葉を添加して蒸留すること
により脱臭効力の増強を図り得ると共に、乾溜液の有す
る臭気を軽減でき臭気の少ない蒸留液を得ることが可能
となる。草類及び/又は樹葉は広い範囲で添加され得る
が、好ましくは乾溜液に対し約5−100%(重量)、
特に約10−50%(重量)程度添加するのがよい。エ
キスの形態で用いる時は乾溜液に対し約1−30%(重
量)程度添加するのがよい。
本発明に於ては次いで草類及び/又は樹葉或はそのエキ
スの添加された乾溜液を蒸留する。蒸留は常圧又は減圧
下に行なわれる。通常常圧下水蒸気蒸留を行なうのが最
も好ましい。上記蒸留により常圧下の沸点が約70−1
50’Cの温度範囲にある留分を収得する。特に好まし
いのは約100−150℃の留分である。得られる留分
の沸点が150℃をこえると乾溜液中の好ましくない成
分が随伴され臭気を伴うこととなるので避けるべきであ
る。
斯くして得られる上記留分は本発明の目的を達成し得る
著しく大きな消臭能を広範囲な各種臭気に対して発揮す
る。しかし使用した原料樹木及び添加した草類及び樹葉
の種類によってはそれ自身若干の臭気を有することがあ
る。このような場合には活性炭の添加、イオン交換樹脂
によるン濾過等により容易にその臭気を除くことができ
る。
本発明の消臭組成物は上記留分を主成分とするものであ
る。上記留分のみを消臭成分としてもよいし他の公知の
消臭成分の1種又は2種以上を組合わせ配合してもよい
。公知消臭成分との組合わせにより相加的乃至相乗的に
消臭効果が向上する。
公知の消臭成分としては、除去しようとする臭気の種類
に応じて適宜選択され、好適なものとしては例えばイオ
ウ系臭気の除去に対しては杉油、ひのき油、1.8−シ
ニョール等が、又は魚臭に対してはオニオン、ローレル
、セイジ等が、又は悪臭抑制作用を有するものとしてシ
トラード、へりオトロピン、バニリン、クマリン等がそ
れぞれ用いられる。ざらに本発明消臭剤には公知の各種
添加剤例えばフマール酸、クエン酸等の酸化防止剤等を
必要に応じ適宜添加することができる。
本発明消臭組成物は広範囲の臭気に対し著しく大きな消
臭効果を発揮し、しかもそれ自身臭気を有しないかめる
いは少ないという特徴がある。本発明消臭組成物は有効
成分である留分をそのまま用いてもよいが通常2−50
0倍程度に希釈して使用する。使用にあたっては、各種
臭気の除去に対し適当な種々の形態で使用される。例え
ば液状のままで、各種多孔質物質に吸着させた固体状態
で、おるいはビニルクロス、ボード板、ベニヤ板、天井
材、床材、カーテン、家具、椅子生地、人形、各種室内
アクセサリ−、カレンダー等の内装建築材料や家具、室
内装飾品等に含浸又は塗布する等の形態で用いることが
できる。本発明の消臭組成物は、各種の悪臭を速やかに
除去できるのみでなく黴、ビールスのような雑菌、微生
物の繁殖を押える除菌作用を有ししかも長期間消臭効果
を発揮し、臭気の種類によって数ケ月乃至数年の長期に
亘って消臭効果を持続する。
X−一度一一1 実施例1 米松及び杉の木片各々500Clをソークスレー容器に
入れ、徐々に加熱し温度を上昇させ250℃に保つ。こ
の様な状態にして約2時間放置して水分含量7%(重量
)以下に乾燥する。次に常圧下で700℃まで急速に加
熱し乾溜する。抽出された留分は53gになった。この
留分によもぎ、くまざさ、柿の葉、かやつり草を合わせ
て20gを投入し、常圧下に於て150℃まで徐々に加
熱、蒸留を行なったところ429の蒸留抽出液が得られ
た。
試験例−1 実施例1で得た抽出液2g、ノニオン界面活性剤1Q(
ノイゲンET−80第−工業製薬)水2Qを充分混合し
、試験液を作る。この液を0.027m2の画用紙に均
一に塗布し自然乾燥させる。次に密閉可能な1Qガラス
ビンにエチルメルカプタン液を注射器にて1滴注入し、
1時間放置しガラスビン内にガスを充満させる。1時間
後に先に抽出液を塗布した画用紙をそのビン内に投入し
、経時と共にそのビン内に於けるエチルメルカプタンの
ガス減衰量を測定する。結果は下記第1表の通りであっ
た。比較の為、公知消臭剤(硫酸第一鉄、し−アスコル
ビン酸との混合液)による結果を併記する。
試験条件:室温23℃〜25℃ 使用検知機 北用式AP−1型 実施例2 ひば、くろまつ、けやきの樹木を粉砕し、おがくず状態
にして500gを容器に入れ常圧下で200℃にして約
3時間加熱して水分含量を7%〜8%(重量)とした。
次に700℃まで急速に加熱し乾溜する。抽出された留
分は60gになった。この液は酸味があり臭気を伴った
淡黄色をしている。この留分にいちじくの葉、椿の葉、
くわの葉を251投入し再び150℃まで加熱し@苗す
る。この様にして得られた留分は50gであった。この
液に、1.8−シネオール、ヘリオトロピンを各50混
入し複合蒸留液を作る。
試験例−2 実施例2で得た複合蒸留液を試験例1と同様にして2倍
に希釈して試験液を得た。悪臭成分として5%アンモニ
ア液を使用し同様にして下記試験条件で試験した。結果
は第2表の通りである。比較は例1と同じ公知消臭剤の
結果である。
試験条件:5%アンモニア液(注射器にて3滴)試験開
始時ガス濃度は600 pI)m測定温度25°C〜2
8°C 使用検知機 北側式AP−1型 (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脱水乾燥して水分含量を約10%(重量)以下と
    した樹木原料を約800℃以下の温度で乾溜して得た乾
    溜液に、草類及び/又は樹葉或はそのエキスを添加して
    蒸留して収得される常圧下での沸点が約70℃−150
    ℃である留分を有効成分とする消臭組成物。
JP60178022A 1985-08-13 1985-08-13 消臭組成物 Granted JPS6238165A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60178022A JPS6238165A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 消臭組成物

Applications Claiming Priority (1)

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JP60178022A JPS6238165A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 消臭組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238165A true JPS6238165A (ja) 1987-02-19
JPS642381B2 JPS642381B2 (ja) 1989-01-17

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ID=16041208

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JP60178022A Granted JPS6238165A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 消臭組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107767A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Sanden Corp 植物成分を含有する不揮発性残渣物の少い消臭、脱臭材
JPH01153160A (ja) * 1987-12-11 1989-06-15 Sanden Corp 植物成分を含有する不揮発性残渣物の少い消臭、脱臭材
JP2008093392A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Shoko Kagaku Kenkyusho:Kk 脱臭剤

Cited By (4)

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JPH0362099B2 (ja) * 1987-10-21 1991-09-24 Sanden Corp
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JP2008093392A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Shoko Kagaku Kenkyusho:Kk 脱臭剤

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JPS642381B2 (ja) 1989-01-17

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