JPS6238139B2 - - Google Patents
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- JPS6238139B2 JPS6238139B2 JP54106281A JP10628179A JPS6238139B2 JP S6238139 B2 JPS6238139 B2 JP S6238139B2 JP 54106281 A JP54106281 A JP 54106281A JP 10628179 A JP10628179 A JP 10628179A JP S6238139 B2 JPS6238139 B2 JP S6238139B2
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Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は舟型容器の製造方法および装置に関
し、船腹板と前後面板との接合部分となるコーナ
ー部分での熱接着を簡単且つ確実に行ない、高品
質の舟型容器を提供できるようにしている。
し、船腹板と前後面板との接合部分となるコーナ
ー部分での熱接着を簡単且つ確実に行ない、高品
質の舟型容器を提供できるようにしている。
従来より発泡ポリスチレン製のシートまたは板
体等の熱可塑性樹脂の発泡体よりなる容器として
は、その断熱性および軽量化さらには成形が容易
である等の利点を有するため、広く利用されてい
るが、特に容器を舟型にして形成する場合、最近
では個々の板を接合せず船腹板と、船首および船
尾になる前後板等を連成した構成材を折込むとと
もにこれとは別に形成した船底板を接着、嵌合等
の手段にて接合して舟型容器を形成しているも
の、或は船底板をも連成して全体を折込み式にし
て組立てるようにしたものがある。
体等の熱可塑性樹脂の発泡体よりなる容器として
は、その断熱性および軽量化さらには成形が容易
である等の利点を有するため、広く利用されてい
るが、特に容器を舟型にして形成する場合、最近
では個々の板を接合せず船腹板と、船首および船
尾になる前後板等を連成した構成材を折込むとと
もにこれとは別に形成した船底板を接着、嵌合等
の手段にて接合して舟型容器を形成しているも
の、或は船底板をも連成して全体を折込み式にし
て組立てるようにしたものがある。
しかしながら何れの場合も船腹板と前後板とが
直接に接合されるコーナー部分での組立が単なる
引つ掛けによる係合であつたり、また熱接着によ
る場合も船腹板と前後板との元に戻ろうとする力
によつて熱接着不良を生じ易い欠点があつた。そ
のため舟型容器の形成に際し、折込みおよび熱接
着等の作業に時間を要し、手数でもあつた。
直接に接合されるコーナー部分での組立が単なる
引つ掛けによる係合であつたり、また熱接着によ
る場合も船腹板と前後板との元に戻ろうとする力
によつて熱接着不良を生じ易い欠点があつた。そ
のため舟型容器の形成に際し、折込みおよび熱接
着等の作業に時間を要し、手数でもあつた。
そこで、この発明においては、上記従来の欠点
および不便を解消できるようにした舟型容器につ
いての製造方法であつて、その方法は、船底板の
四方に船腹板と、船首および船尾になる前後面板
とを連設すると共に船腹板の側端部或は前後面板
の側端部に船底板部より船腹板上縁或は前後面板
上縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー
用付属板を連設した、熱可塑性樹脂の発泡シート
からなる原反シートを、型に沿わせて船腹板およ
び前後面板を船底板から起上折曲させ、さらに上
記三角形状をなすコーナー用付属板と前後面板或
は船腹板との側端部間に熱刃を介在して側端部と
圧着し、しかる後、熱刃を側端部間から引抜き、
直ちに該側端部同士を互に圧着して突き合せた状
態で熱接着させることを特徴としている。
および不便を解消できるようにした舟型容器につ
いての製造方法であつて、その方法は、船底板の
四方に船腹板と、船首および船尾になる前後面板
とを連設すると共に船腹板の側端部或は前後面板
の側端部に船底板部より船腹板上縁或は前後面板
上縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー
用付属板を連設した、熱可塑性樹脂の発泡シート
からなる原反シートを、型に沿わせて船腹板およ
び前後面板を船底板から起上折曲させ、さらに上
記三角形状をなすコーナー用付属板と前後面板或
は船腹板との側端部間に熱刃を介在して側端部と
圧着し、しかる後、熱刃を側端部間から引抜き、
直ちに該側端部同士を互に圧着して突き合せた状
態で熱接着させることを特徴としている。
次いで、この発明の実施態様についてその使用
装置と共に図を参照しながら以下に例示する。
装置と共に図を参照しながら以下に例示する。
10は装置中の機台部、11は機台部10の上
方に支軸12にて支承させた状態で取付けた雄
型、13は機台部10上に立設した支柱14と連
結したフレーム、15はフレーム13上に取付け
たシリンダ機構16にて雄型11上へと降下でき
るようにした雌型を示していて、雌型15のコー
ナー部は熱刃挿入用として欠除17してある。次
に18は雄型11側の支軸12に貫挿された円形
等の昇降盤であつて、機台部10を貫挿した数本
の連結棒19にて下部のシリンダ機構20側と連
結し、該シリンダ機構20のタイミング作動にて
上下に可動できるようになつている。そして昇降
盤18には機台部10の4個所に有する支持部2
1に枢着22したリンクとなる熱刃取付具23の
一端を昇降盤18の上下動にて回動できるよう連
結24し他端付近には熱刃25を備えている。こ
の熱刃25は所定長さの薄いV状刃で接合個所に
入り易い形状で実施される。そして熱刃取付具2
3を昇降盤18の降下時に雄型11と雌型15と
の合致位置側へ旋回できるようにして雌型15の
欠除されたコーナー部分から熱刃25が所定の側
端部間に入り込めるようになつている。さらに2
6は機台部10の4個所に備えたフレーム27に
備えたコーナー用のシリンダ機構、28はシリン
ダ機構26にて進退できるようにしたコーナー押
さえ具である。29,30は原反シート1のセツ
ト位置決め材である。なお上記雄型11には原反
シート1に対する真空吸引作用を行なえるように
して実施することもできる。
方に支軸12にて支承させた状態で取付けた雄
型、13は機台部10上に立設した支柱14と連
結したフレーム、15はフレーム13上に取付け
たシリンダ機構16にて雄型11上へと降下でき
るようにした雌型を示していて、雌型15のコー
ナー部は熱刃挿入用として欠除17してある。次
に18は雄型11側の支軸12に貫挿された円形
等の昇降盤であつて、機台部10を貫挿した数本
の連結棒19にて下部のシリンダ機構20側と連
結し、該シリンダ機構20のタイミング作動にて
上下に可動できるようになつている。そして昇降
盤18には機台部10の4個所に有する支持部2
1に枢着22したリンクとなる熱刃取付具23の
一端を昇降盤18の上下動にて回動できるよう連
結24し他端付近には熱刃25を備えている。こ
の熱刃25は所定長さの薄いV状刃で接合個所に
入り易い形状で実施される。そして熱刃取付具2
3を昇降盤18の降下時に雄型11と雌型15と
の合致位置側へ旋回できるようにして雌型15の
欠除されたコーナー部分から熱刃25が所定の側
端部間に入り込めるようになつている。さらに2
6は機台部10の4個所に備えたフレーム27に
備えたコーナー用のシリンダ機構、28はシリン
ダ機構26にて進退できるようにしたコーナー押
さえ具である。29,30は原反シート1のセツ
ト位置決め材である。なお上記雄型11には原反
シート1に対する真空吸引作用を行なえるように
して実施することもできる。
上記雄型11に載せる発泡ポリスチレン等熱可
塑性樹脂の発泡シートからなる原反シート1とし
ては、第10図および第11図に示したごとく船
底板6の四方に船腹板2,3と、船首および船尾
になる前後面板4,5とを連設すると共に船腹板
2,3の側端部或は前後面板4,5の側端部に合
計4枚の船底板部より船腹板上縁或は前後面板上
縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー用
付属板7を連設したものからなるもので、図示し
た場合の三角形状をなすコーナー用付属板7は船
腹板2,3の側端部に連設しているもので、各構
成材の間には折目部を形成しておいて折曲を容易
にしている。
塑性樹脂の発泡シートからなる原反シート1とし
ては、第10図および第11図に示したごとく船
底板6の四方に船腹板2,3と、船首および船尾
になる前後面板4,5とを連設すると共に船腹板
2,3の側端部或は前後面板4,5の側端部に合
計4枚の船底板部より船腹板上縁或は前後面板上
縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー用
付属板7を連設したものからなるもので、図示し
た場合の三角形状をなすコーナー用付属板7は船
腹板2,3の側端部に連設しているもので、各構
成材の間には折目部を形成しておいて折曲を容易
にしている。
上記原反シート1を用いるゆえに、雄型11は
原反シート1を外面が上向きになるよう載せ得て
最終の舟型容器Aの内容積に相当する形状を有
し、雌型15は降下したとき雄型11に原反シー
ト1を沿わせながら船腹板2,3および前後面板
4,5を船底板6から起上折曲させることにな
る。また熱刃25は雌型15のコーナーにおける
欠除個所17から入つて、図の場合、4枚の三角
形状をなすコーナー用付属板7と前後面板4,5
との側端部間に入り込めるようになる。さらにコ
ーナー押さえ具28は熱刃25の退出後に上記雌
型15の欠除個所17から入つて上記熱刃25に
て加熱された4枚の三角形状をなすコーナー用付
属板7と前後面板4,5とを互の側端部同士で熱
接着50させるためのセツトを果せるようになつ
ている。
原反シート1を外面が上向きになるよう載せ得て
最終の舟型容器Aの内容積に相当する形状を有
し、雌型15は降下したとき雄型11に原反シー
ト1を沿わせながら船腹板2,3および前後面板
4,5を船底板6から起上折曲させることにな
る。また熱刃25は雌型15のコーナーにおける
欠除個所17から入つて、図の場合、4枚の三角
形状をなすコーナー用付属板7と前後面板4,5
との側端部間に入り込めるようになる。さらにコ
ーナー押さえ具28は熱刃25の退出後に上記雌
型15の欠除個所17から入つて上記熱刃25に
て加熱された4枚の三角形状をなすコーナー用付
属板7と前後面板4,5とを互の側端部同士で熱
接着50させるためのセツトを果せるようになつ
ている。
上記の製造装置を使用してこの発明の製造方法
を実施するに際しては、原反シート1を雄型11
上に載せ(第2図参照)、次いで雌型15をシリ
ンダ機構16の作動にて降下せしめ、両型にて原
反シート1のうち、船腹板2,3および前後面板
4,5を船底板6から起上折曲させる(第3図参
照)。上記起上折曲作用の途中或は終了後に昇降
盤18の降下にて枢着22部分を中心にしてリン
クとなる熱刃取付具23の作用で熱刃25を旋回
させて雌型15におけるコーナーの欠除個所17
から挿入して三角形状をなすコーナー用付属板7
と、前後面板4,5との側端部間に熱刃25を介
在して上記側端部と圧着させる(第4図および第
7図参照)。この圧着作用で上記側端部が熱接着
可能な迄(例えば290〜300℃)加熱されると熱刃
25を上記側端部間から引抜いて退出させる。こ
の退出後、速やかに四方からのシリンダ機構26
の作動によるコーナー押さえ具28にて、上記側
端部同士を圧着して熱接着50されるコーナー部
分を数秒間押さえて側端部同士を突き合わせた状
態での熱接着をセツトさせるものである。(第5
図および第8図参照)。そして熱接着50の終了
後、コーナー押さえ具28を退出させると共に雌
型15を上昇させて後(第6図および第9図参
照)、製品となる舟型容器Aを雄型11から離型
させればよい。
を実施するに際しては、原反シート1を雄型11
上に載せ(第2図参照)、次いで雌型15をシリ
ンダ機構16の作動にて降下せしめ、両型にて原
反シート1のうち、船腹板2,3および前後面板
4,5を船底板6から起上折曲させる(第3図参
照)。上記起上折曲作用の途中或は終了後に昇降
盤18の降下にて枢着22部分を中心にしてリン
クとなる熱刃取付具23の作用で熱刃25を旋回
させて雌型15におけるコーナーの欠除個所17
から挿入して三角形状をなすコーナー用付属板7
と、前後面板4,5との側端部間に熱刃25を介
在して上記側端部と圧着させる(第4図および第
7図参照)。この圧着作用で上記側端部が熱接着
可能な迄(例えば290〜300℃)加熱されると熱刃
25を上記側端部間から引抜いて退出させる。こ
の退出後、速やかに四方からのシリンダ機構26
の作動によるコーナー押さえ具28にて、上記側
端部同士を圧着して熱接着50されるコーナー部
分を数秒間押さえて側端部同士を突き合わせた状
態での熱接着をセツトさせるものである。(第5
図および第8図参照)。そして熱接着50の終了
後、コーナー押さえ具28を退出させると共に雌
型15を上昇させて後(第6図および第9図参
照)、製品となる舟型容器Aを雄型11から離型
させればよい。
このような製造過程をリピートさせることによ
り、第12図(第13図)に例示するような舟型
容器Aを順次製造できることになる。
り、第12図(第13図)に例示するような舟型
容器Aを順次製造できることになる。
なお、製造する舟型容器Aとしては船腹板2,
3および前後面板4,5の形状が異なる原反シー
トを用いると、やや形状の変形されたものが得ら
れるし、三角形状をなすコーナー用付属板7が船
腹板2,3の側端部でなく前後面板4,5の側端
部に付属されていても熱刃25を付属板7と船腹
板2,3の側端部間に介在されるようにしてこの
側端部同士を熱接着50させれば簡単に変更して
の実施が可能である。また上記舟型容器Aを製造
するための原反シート1は熱可塑性樹脂の発泡シ
ートにて形成されているが、発泡シートとして
は、上記したポリスチレンのほか、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルおよびこれ
らを主体とするコポリマー等から製造される発泡
シートが好適である。そして図示するごとく製造
される舟型容器Aの外面に印刷或はラミネート材
の模様による木目状の縞模様が形成される原反シ
ート(第10図および第11図参照)が、木質感
を呈する上でも好ましい素材となる。
3および前後面板4,5の形状が異なる原反シー
トを用いると、やや形状の変形されたものが得ら
れるし、三角形状をなすコーナー用付属板7が船
腹板2,3の側端部でなく前後面板4,5の側端
部に付属されていても熱刃25を付属板7と船腹
板2,3の側端部間に介在されるようにしてこの
側端部同士を熱接着50させれば簡単に変更して
の実施が可能である。また上記舟型容器Aを製造
するための原反シート1は熱可塑性樹脂の発泡シ
ートにて形成されているが、発泡シートとして
は、上記したポリスチレンのほか、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルおよびこれ
らを主体とするコポリマー等から製造される発泡
シートが好適である。そして図示するごとく製造
される舟型容器Aの外面に印刷或はラミネート材
の模様による木目状の縞模様が形成される原反シ
ート(第10図および第11図参照)が、木質感
を呈する上でも好ましい素材となる。
上記したこの発明方法による舟型容器の製造に
よると、原反シートからの折曲起上および熱接着
については船底板と連設している船腹板と前後面
板とを直接に接合せず、両板の間に船底板部より
船腹板上縁或は前後面板上縁に向つて漸次幅広な
三角形状をなすコーナー用付属板を介した原反シ
ートを用いており、型に沿わせた起上折曲させる
のとは別に三角形状をなすコーナー用付属板と前
後面板或は船腹板との側端部間に熱刃を介在して
側端部の加熱溶融後に熱刃を引抜き、直ちに上記
側端部同士を互に圧着して突き合せた状態で熱接
着させるようにしているので、冷却タイミングな
く溶融個所は冷めることなく直ちに熱接着される
ゆえ、熱接着がし易いと共に熱エネルギーを有効
に利用でき、加熱ロスが殆どなくなる。しかも上
述のごとく船底板部より船腹板上縁或は前後面板
上縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー
用付属板が必ず一方の熱接着部材となるものゆ
え、舟型容器の熱接着し難いコーナー個所の熱接
着が無理なく非常に行ない易くなり、熱接着後の
離反もなく確実な熱接着接合が果せて、形状安定
性のよいものが得られる。また、このように有効
適切な熱接着の実現にて原反シートの加熱溶融量
が少なくて済み、素材の熱やせが少なくなり、熱
接着状態としては外観的にも体裁良好となる。
よると、原反シートからの折曲起上および熱接着
については船底板と連設している船腹板と前後面
板とを直接に接合せず、両板の間に船底板部より
船腹板上縁或は前後面板上縁に向つて漸次幅広な
三角形状をなすコーナー用付属板を介した原反シ
ートを用いており、型に沿わせた起上折曲させる
のとは別に三角形状をなすコーナー用付属板と前
後面板或は船腹板との側端部間に熱刃を介在して
側端部の加熱溶融後に熱刃を引抜き、直ちに上記
側端部同士を互に圧着して突き合せた状態で熱接
着させるようにしているので、冷却タイミングな
く溶融個所は冷めることなく直ちに熱接着される
ゆえ、熱接着がし易いと共に熱エネルギーを有効
に利用でき、加熱ロスが殆どなくなる。しかも上
述のごとく船底板部より船腹板上縁或は前後面板
上縁に向つて漸次幅広な三角形状をなすコーナー
用付属板が必ず一方の熱接着部材となるものゆ
え、舟型容器の熱接着し難いコーナー個所の熱接
着が無理なく非常に行ない易くなり、熱接着後の
離反もなく確実な熱接着接合が果せて、形状安定
性のよいものが得られる。また、このように有効
適切な熱接着の実現にて原反シートの加熱溶融量
が少なくて済み、素材の熱やせが少なくなり、熱
接着状態としては外観的にも体裁良好となる。
さらにこの発明方法の実施に使用される前述し
た装置については、雌雄型を適切に用い、特に雌
型については熱刃および熱セツトのためのコーナ
ー押さえ具の使用を果せるようコーナー個所を欠
除させこれらに対応させていると共に四方から一
斉作用させる熱刃およびコーナー押さえ具によつ
て熱溶融とコーナー部分での熱接着セツトを確実
に果せるような装置としているもので、極めて好
適に実施できる装置である。
た装置については、雌雄型を適切に用い、特に雌
型については熱刃および熱セツトのためのコーナ
ー押さえ具の使用を果せるようコーナー個所を欠
除させこれらに対応させていると共に四方から一
斉作用させる熱刃およびコーナー押さえ具によつ
て熱溶融とコーナー部分での熱接着セツトを確実
に果せるような装置としているもので、極めて好
適に実施できる装置である。
従つて、宴会用、進物用、店頭陳列用等におけ
る料理、食品の盛り付け容器または他の収納容器
となる舟型容器として、コーナー部分での熱接着
が確実に行なわれていて液質の内容物を収納して
も使用可能なものを量産できることになる。
る料理、食品の盛り付け容器または他の収納容器
となる舟型容器として、コーナー部分での熱接着
が確実に行なわれていて液質の内容物を収納して
も使用可能なものを量産できることになる。
図はこの発明の実施態様を例示するものであ
り、第1図は装置の概要斜視図、第2図〜第6図
は製造過程を順次示した要部の斜視図、第7図は
熱刃による加熱時の要部拡大断面図、第8図はコ
ーナー押さえ具による熱接着のセツト時を示す要
部拡大断面図、第9図は雌型の離型時を示す要部
拡大断面図、第10図および第11図は原反シー
トの内外を例示する平面図および底面図、第12
図は製造された舟型容器の斜視図、第13図は前
図―線における断面図である。 1…原反シート、A…舟型容器、2,3…船腹
板、4,5…前後面板、6…船底板、50…熱接
着部分、10…機台部、11…雄型、15…雌
型、17…雌型のコーナー欠除個所、18…昇降
盤、23…リンクとなる熱刃取付具、25…熱
刃、28…コーナー押さえ具。
り、第1図は装置の概要斜視図、第2図〜第6図
は製造過程を順次示した要部の斜視図、第7図は
熱刃による加熱時の要部拡大断面図、第8図はコ
ーナー押さえ具による熱接着のセツト時を示す要
部拡大断面図、第9図は雌型の離型時を示す要部
拡大断面図、第10図および第11図は原反シー
トの内外を例示する平面図および底面図、第12
図は製造された舟型容器の斜視図、第13図は前
図―線における断面図である。 1…原反シート、A…舟型容器、2,3…船腹
板、4,5…前後面板、6…船底板、50…熱接
着部分、10…機台部、11…雄型、15…雌
型、17…雌型のコーナー欠除個所、18…昇降
盤、23…リンクとなる熱刃取付具、25…熱
刃、28…コーナー押さえ具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 船底板の四方に船腹板と、船首および船尾に
なる前後面板とを連設すると共に船腹板の側端部
或は前後面板の側端部に船底板部より船腹板上縁
或は前後面板上縁に向つて漸次幅広な三角形状を
なすコーナー用付属板を連設した、熱可塑性樹脂
の発泡シートからなる原反シートを、型に沿わせ
て船腹板および前後面板を船底板から起上折曲さ
せ、さらに上記三角形状をなすコーナー用付属板
と前後面板或は船腹板との側端部間に熱刃を介在
して側端部と圧着し、しかる後、熱刃を側端部間
から引抜き、直ちに該側端部同士を互に圧着して
突き合せた状態で熱接着させることを特徴とする
舟型容器の製造方法。 2 船底板の四方に船腹板と、船首および船尾に
なる前後面板とを連設すると共に船腹板の側端部
或は前後面板の側端部に船底板部より船腹板上縁
或は前後面板上縁に向つて漸次幅広な三角形状を
なすコーナー用付属板を連設した熱可塑性樹脂の
発泡シートからなる原反シートを載せ得る雄型
と、雄型に原反シートを沿わせながら船腹板およ
び前後面板を船底板から起上折曲させる雌型とを
設け、上記雌型はコーナー部を欠除してあつて、
該欠除個所から入つて、上記三角形状をなすコー
ナー用付属板と前後面板或は船腹板との側端部間
に出入できる熱刃と、熱刃の退出直後にコーナー
部分を押さえて上記側端部同士の熱接着をセツト
させるコーナー押さえ具とを装備してなることを
特徴とする舟型容器の製造装置。 3 各コーナー個所の熱刃は上下動する盤にリン
クを介して旋回自在に設けられ、盤の作動にて一
斉に旋回できるようになつている上記特許請求の
範囲第2項記載の舟型容器の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10628179A JPS5628817A (en) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | Manufacturing of ship-shaped vessel and device therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10628179A JPS5628817A (en) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | Manufacturing of ship-shaped vessel and device therefor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5628817A JPS5628817A (en) | 1981-03-23 |
JPS6238139B2 true JPS6238139B2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=14429682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10628179A Granted JPS5628817A (en) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | Manufacturing of ship-shaped vessel and device therefor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5628817A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU83701A1 (fr) * | 1981-10-19 | 1983-06-08 | Wurth Paul Sa | Dispositif de controle du contenu et du remplissage d'un reservoir de distribution de matieres pulverulentes |
JPS58104716A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-22 | Japan Styrene Paper Co Ltd | 舟形容器の製造方法及びその製造装置 |
JPS59128124A (ja) * | 1983-01-11 | 1984-07-24 | Babcock Hitachi Kk | 粉粒体の捕集移送装置 |
JPS6186325U (ja) * | 1984-11-10 | 1986-06-06 | ||
CN103434189B (zh) * | 2013-09-25 | 2017-03-08 | 艾同近 | 连体鞋盒成型机构 |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP10628179A patent/JPS5628817A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5628817A (en) | 1981-03-23 |
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