JPS623793Y2 - - Google Patents

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JPS623793Y2
JPS623793Y2 JP13611580U JP13611580U JPS623793Y2 JP S623793 Y2 JPS623793 Y2 JP S623793Y2 JP 13611580 U JP13611580 U JP 13611580U JP 13611580 U JP13611580 U JP 13611580U JP S623793 Y2 JPS623793 Y2 JP S623793Y2
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JP
Japan
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blade
auxiliary
slit
blades
forming
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JP13611580U
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JPS5760124U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオーカルプレーンシヤツタの羽根支
持構造、詳細には、複数に分割されて旋回する補
助羽根とこの補助羽根上に枢支されて平行スライ
ド動作するスリツト形成羽根から構成される先羽
根群と同様の構成の後羽根群とから成るフオーカ
ルプレーンシヤツタにおける補助羽根の旋回支持
構造に関する。
例えば、上述の様なフオーカルプレーンシヤツ
タにおいては、高速シヤツタ秒時を得るためには
補助羽根の旋回中心が画枠(アパーチヤ)に近接
し、且つスリツト形成羽根の動作範囲が大きい方
が好ましい。
しかし、上述のフオーカルプレーンシヤツタは
一般に第1図で示す様な構造であり、補助羽根の
旋回中心を画枠に近づけるとスリツト形成羽根の
動作範囲が大きくとれないし、逆にスリツト形成
羽根の動作範囲を大きくすると補助羽根の旋回中
心を画枠に近づけることができないという様な相
反する事が生ずる。
以下、第1図、第2図に基づいて従来例の構成
を説明する。尚、第1図は第2図に示されている
シヤツタ基板1を取り除いた状態で示す。
図において、2は中間板で、該シヤツタ基板1
に形成されているアパーチヤ1aに対応する位置
に窓2aが形成されている。3はカバー板で、同
様に窓3aが形成されている。そして、該シヤツ
タ基板1、中間板2、カバー板3は図示しないガ
イドピンによつて各々適宜の間隔を保つて組立て
られている。
5は先羽根群で、スリツト形成羽根6、補助羽
根7,8,9,10,11,12より構成されて
おり、該補助羽根は各々該シヤツタ基板1に植立
されている軸13,14,15,16,17,1
8に軸支されている。(組立手順としては補助羽
根に軸をめ、その後軸をシヤツタ基板にとりつ
ける。)そして、該スリツト形成羽根6は該補助
羽根10,12上にめピン10a,12aによ
つて枢支されている。19は駆動レバーで、ピン
13b,14b,15b,16b,17b,18
bを介して各補助羽根13,14,15,16,
17,18と連結している。尚、該駆動レバー1
9は横方向及び縦方向にスライド可能であり、ピ
ン19aを介して図示しない開きの駆動力源と接
続されている。従つて、該駆動レバー19が右方
向へスライドされると各補助羽根7,8,9,1
0,11,12は該軸13,14,15,16,
17,18を中心として左旋し、該スリツト形成
羽根6は該補助羽根10,12の左旋によつて左
下方へ平行スライドしてアパーチヤ1aを開放す
る。
一方、20は後羽根群で、同様にスリツト形成
羽根21、補助羽根22,23,24,25,2
6,27より構成されており、該補助羽根は各々
該シヤツタ基板1に植立されている軸28,2
9,30,31,32,33に軸支されている。
(組立手順は前述の先羽根群の場合と同様であ
る。)そして、該スリツト形成羽根21も該補助
羽根25,27にめピンで枢支されているが、
その状態は省略されている。34は駆動レバー
で、ピン22b,23b,24b,25b,26
b,27bを介して各補助羽根22,23,2
4,25,26,27と連結している。尚、該駆
動レバー34は同様に横方向及び縦方向にスライ
ド可能であり、ピン34aを介して図示しない閉
じの駆動力源と接続されている。そして、図は該
駆動レバー34が右方向へスライドし、各補助羽
根が右旋して該アパーチヤ1aの上側にたたまれ
た状態を示す。
以上が従来例の構成の説明であるが、動作はす
でに周知の手段、手順によるものであるので説明
は省略する。
そして、この様な構成のフオーカルプレーンシ
ヤツタにおいては、第1図に示すセツト状態にお
いてスリツト形成羽根6がアパーチヤ1aの上側
に深く進入していることが高速のシヤツタ秒時を
得る上から好ましい。つまり、スタート直後で速
度が遅い範囲では未だアパーチヤ1aを開放する
ことができず、充分に加速された後でスリツト形
成羽根6がアパーチヤ1aを開放し始めるように
するためである。
また、同様に高速のシヤツタ秒時を得る上か
ら、補助羽根の旋回中心がアパーチヤ1aに近い
方が好ましい。つまり、第1図に示すアパーチヤ
1aに近い位置イと遠い位置ロを旋回中心とする
場合を比較すると、同じ角度だけ補助羽根12が
左旋した時スリツト形成羽根6の枢支点12a,
12a′の垂直方向の移動距離はh1>h2となり、旋
回中心がアパーチヤ1aに近い方が大きいことが
わかる。このことは、スリツト形成羽根6のスラ
イド量が大きく、高速であることを意味する。た
だし、イ−12aの距離とロ−12a′の距離は等
しいものとする。
しかるに、従来例の構成は第2図から明らかな
様に、補助羽根の旋回中心となる軸28,29,
30,31,32,33がシヤツタ基板1に植立
され、中間板2を貫通して補助羽根に達している
ため、先羽根群5のスリツト形成羽根6の動作範
囲はこの軸によつて制限されてしまう。従つて、
スリツト形成羽根6の動作範囲を大きくするため
には、この軸をアパーチヤ1aから遠ざけなけれ
ばならない。その結果、先羽根群5は高速動作し
ても後羽根群20は高速動作が不可能となり、シ
ヤツタ全体としては高速シヤツタ秒時が得られな
いという欠点があつた。
また、先羽根群のスリツト形成羽根が後羽根群
の補助羽根の旋回中心軸によつて動作を制限され
ることにより、セツト機構が複雑になるという欠
点もあつた。つまり、先羽根群のセツトの際のオ
ーバーランの範囲が制限されるため、ある時点以
上において後羽根群はセツト可能であるが先羽根
群はセツトできない様な構成にする必要があるか
らである。
本考案は上述の欠点に鑑みてなされたもので、
補助羽根の旋回中心をアパーチヤの近くに設けて
もスリツト形成羽根の動作は制限されないように
した、フオーカルプレーンシヤツタの羽根支持構
造を提供することを目的とする。
本考案の目的は、位置規制された羽根支持板で
補助羽根を旋回可能に支持する構造とすることに
よつて達成される。
以下図示した一実施例に基づいて本考案を説明
する。尚、従来例と同一部材は同一番号を付して
再度の説明は省略する。
第3図において、50が先羽根用の羽根支持板
で、前記補助羽根7,8,9,10,11,12
の旋回中心に対して延びている腕部50aを形成
し、前記シヤツタ基板1に固定保持されている。
そして、固定保持の手段の詳細は省略するが、シ
ヤツタ基板1に植立されている軸51と軸52に
羽根支持板50の両端に形成されている孔を嵌合
することによつてなされる。
そして、本考案の特徴によれば、各補助羽根
7,8,9,10,11は該羽根支持板50の腕
部50aにめピン7c,8c,9c,10c,
11cによつて枢着されて旋回中心を形成する。
ただし、補助羽根12については、該軸52に軸
支されて旋回中心を形成する。尚、この場合、腕
部50aを更に右側に延ばしてその右端で固定保
持し、該補助羽根12についてもそのほかの補助
羽根と同様に該腕部50aにめピンによつて枢
着するようにしても良い。
53は後羽根用の羽根支持板で、同様に腕部5
3aが形成されており、シヤツタ基板1に植立さ
れた軸54,55に孔を嵌合することによつて固
定保持されている。尚、この軸54,55は中間
板2を貫通しているものとする。
そして、同様に各補助羽根22,23,24,
25,26,27は該羽根支持板53の腕部53
aにめピン22c,23c,24c,25c,
26c,27cによつて枢着されており、旋回中
心となる。尚、該軸54,55は中間板2に植立
するようにしても良い。
以上において、羽根支持板50,53の固定の
ための軸51,52,54,55は各々スリツト
形成羽根6,21の動作軌跡範囲外に植立されて
いるので問題は生じない。
従つて、第4図から明らかな様に、後羽根群2
0の補助羽根の旋回中心となるめピン22c,
23c,24c,25c,26c,27cは先羽
根群5のスリツト形成羽根6の動作空隙に何ら影
響を与えないものとなる。この結果、スリツト形
成羽根の動作範囲と補助羽根の旋回中心位置は自
由に選定できるようになり、例えば第3図に示す
ようにスリツト形成羽根6はアパーチヤ1aの上
側に深く進入できる。
以上が本考案に係る羽根支持構造の実施例であ
るが、本考案はこの実施例に限定されないことは
勿論である。例えば、羽根支持板による補助羽根
の枢着は後羽根群にのみ実施し、先羽根群の補助
羽根は従来通りに軸によつてシヤツタ基板に軸支
しても良い。
本考案は以上の様な構造であるので、スリツト
形成羽根の動作が補助羽根の旋回中心軸によつて
制限されず、また補助羽根の旋回中心位置がスリ
ツト形成羽根によつて制限されることがない。こ
の結果、展開した状態でスリツト形成羽根のスタ
ート位置をアパーチヤの上側に深く進入した位置
とすることができるし、補助羽根の旋回中心をア
パーチヤに近づけることができ、シヤツタの高速
化が可能である。
更には、セツト動作時における先羽根群のオー
バランの量を大きくできるので、セツト機構が簡
単であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の平面図、第2図は第1図のA
−A矢視方向に相当し、シヤツタ基板を含んだ状
態の側断面図、第3図は本考案の実施例の平面
図、第4図は第3図のB−B矢視方向に相当し、
シヤツタ基板を含んだ状態の側断面図である。 1……シヤツタ基板、2……中間板、3……カ
バー板、5……先羽根群、6……スリツト形成羽
根、7,8,9,10,11,12……補助羽
根、19……駆動レバー、20……後羽根群、2
1……スリツト形成羽根、22,23,24,2
5,26,27……補助羽根、34……駆動レバ
ー、50,53……羽根支持板、7c,8c,9
c,10c,11c……めピン(旋回中心)、
22c,23c,24c,25c,26c,27
c……めピン(旋回中心)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 旋回可能な複数の補助羽根と、該補助羽根上
    に枢支されているスリツト形成羽根とから構成
    される先羽根群と、 同様の補助羽根とスリツト形成羽根とから構
    成される後羽根群と、から成り、 該補助羽根が旋回することによつて該スリツ
    ト形成羽根が平行スライドして、アパーチヤを
    開閉するようなフオーカルプレーンシヤツタに
    おいて、 前記スリツト形成羽根の動作範囲外の位置で
    固定保持されており、且つ前記補助羽根の旋回
    中心に対応して延びている部分を有する羽根支
    持板を前記先羽根群側、前記後羽根群側の少な
    くとも一方に配置して、 該羽根支持板の部分上に該補助羽根を枢着し
    て旋回中心としたことを特徴とする羽根支持構
    造。 (2) 前記枢着の手段はめであることを特徴とす
    る前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の羽
    根支持構造。
JP13611580U 1980-09-25 1980-09-25 Expired JPS623793Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13611580U JPS623793Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

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JP13611580U JPS623793Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5760124U JPS5760124U (ja) 1982-04-09
JPS623793Y2 true JPS623793Y2 (ja) 1987-01-28

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ID=29496239

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JP13611580U Expired JPS623793Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

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JPS5760124U (ja) 1982-04-09

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