JPS6213068Y2 - - Google Patents

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JPS6213068Y2
JPS6213068Y2 JP1980130046U JP13004680U JPS6213068Y2 JP S6213068 Y2 JPS6213068 Y2 JP S6213068Y2 JP 1980130046 U JP1980130046 U JP 1980130046U JP 13004680 U JP13004680 U JP 13004680U JP S6213068 Y2 JPS6213068 Y2 JP S6213068Y2
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JP
Japan
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blade group
aperture
intermediate plate
slit
forming
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JP1980130046U
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JPS5754122U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオーカルプレーンシヤツタにおける
羽根の衝突を防止する構造、詳細には先羽根群と
後羽根群が中間板によつて分離されている独自の
スペースを別々に走行するような、フオーカルプ
レーンシヤツタにおける羽根と中間板の衝突を防
止する構造に関する。
例えば、先羽根群と後羽根群から成るフオーカ
ルプレーンシヤツタにおいて、各々の走行スペー
スを中間板で分離することは知られている。即
ち、先羽根群と後羽根群の衝突を防止して、走行
がスムーズに行なわれるようにするためである。
しかるに、この様なタイプのフオーカルプレー
ンシヤツタの従来構造においては、先羽根群の高
速走行によつて煽られた中間板が、撓まされたり
あるいは移動させられたりして後羽根群の走行ス
ペース側に変位侵入するために、その後の後羽根
の走行に際しては、変位された中間板に衝突し易
くなるという欠点を免れなかつた。
以下、第1図、第2図によつて従来の構成を説
明する。尚、第1図はシヤツタレリーズ前の状態
を示す平面図であり、第2図は第1図のA−A矢
視方向に相当する拡大した断面図である。
図において、1はシヤツタプレートで、アパー
チヤ1aを形成している。尚、該シヤツタプレー
ト1は一部欠いた状態で示されている。2はカバ
ー板で、該アパーチヤ1aに対応する開口2aを
形成し、該シヤツタプレート1と一定の間隔を保
つ様に取付けピン3を介してネジ5によつて固定
されている。4は中間板で、該アパーチヤ1a、
該開口2aに対応する開口4aを形成して、該シ
ヤツタプレート1と該カバー板2の間において該
ピン3に遊合されており、分離されたスペース
a,bを形成する。
6は先羽根群で、スリツト形成羽根6a、補助
羽根6b,6cから成る。7は後羽根群で、スリ
ツト形成羽根7a、補助羽根7b,7cから成
る。8,9はアームで、軸10,11によつて該
シヤツタプレート1に軸支されており、ピボツト
8a,9aで該スリツト形成羽根6aを枢着し、
ピボツト8b,9bで該補助羽根6bを枢着し、
ピボツト8c,9cで該補助羽根6cを枢着して
いる。12,13はアームで、該軸11、軸14
によつて該シヤツタプレート1に軸支されてお
り、ピボツト12a,13aでスリツト形成羽根
7aを、ピボツト12b,13bで補助羽根7b
を、ピボツト12c,13cで補助羽根7cを
各々枢着している。
そして、図の状態においてシヤツタ釦が押され
るとアーム8,9は周知の手段によつて左旋す
る。この左旋によつて先羽根群6は第2図の二点
鎖線で示すようにアパーチヤ1aの上方にたたま
れた状態となり、アパーチヤ1aは開放されて露
光が開始される。その後、所定秒時経過するとア
ーム12,13は周知の手段によつて左旋する。
この左旋によつて後羽根群7は第2図の二点鎖線
で示すようにたたまれた状態から矢印方向に展開
を開始する。そしてついには後羽根群7がアパー
チヤ1aを覆つて露光は終了する。
しかるに、上述従来例の様な構造であると、第
2図で説明したように先羽根群7が展開した状態
から二点鎖線で示すようにたたまれる状態へスペ
ースa内を走行するとき、煽りのために中間板4
は二点鎖線で示す様に撓んで変位する。このた
め、中間板4の開口4aの上端4a′が後羽根群7
のスリツト形成羽根7aの走行範囲近辺に進入す
ることになり、そのままスリツト形成羽根7aが
走行するとその先端(スリツト形成稜)7a′は開
口4aの上端4a′に衝突することになる。従つ
て、後羽根群の適正な走行速度が得られず、甚だ
しい場合はシヤツタが破損してしまうという欠点
があつた。そして、この欠点は、羽根の走行速度
を早めたり、羽根を極めて薄く又はプラスチツク
製とすることによつて顕著となる。
一方、この欠点を改良するために、スリツト形
成羽根に折り曲げ部を設け、侵入している中間板
を押しのけて走行できるようにしたものがある
が、折り曲げ部を設けると羽根の平面性が害され
るとか、加工が困難であるとか、折り曲げ部の寸
法だけ走行スペースを広くしなければならないと
いう欠点があつて充分満足できるものでなかつ
た。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、羽
根と中間板が衝突しないようにした衝突防止構造
を提供することを目的とする。
以下第3図に示した一実施例に基づいて本考案
を説明する。尚、第1図、第2図に示した部材と
同一の部材は同一番号を付して再度の説明は省略
する。
図において、12はカバー板で、前記アパーチ
ヤ1aに対応する開口12aを形成し、前記シヤ
ツタプレート1と一定の間隔を保つ様に取付けピ
ン3を介してネジ5によつて固定されている。そ
して、本考案の特徴は該カバー板12に押え部材
として突部12bを形成したことにあり、該突部
12bは前記後羽根群7のスリツト形成羽根7a
の走行を阻害しない位置に形成される。尚、該突
部12bは紙面垂直方向にスリツト形成羽根7a
のスリツト稜と平行に伸びて形成されている。
そして、該突部12bは前記中間板4に対向し
て突出しており、中間板4が先羽根群6の走行に
よつて撓もうとするのを防止するか、あるいは、
たとえ撓んだとしても後羽根群7の走行スペース
b内に侵入することを防止する。その結果、後羽
根群7の走行スペースbは充分に保たれ、スリツ
ト形成羽根7aが中間板4と衝突することはな
い。
以上が本考案に係る衝突防止構造の一実施例の
説明であるが、本考案はこの実施例に限定されな
いことは勿論である。
例えば、突部を形成する代りにピンを植立させ
ても良いし、中間板とカバー板の間にスペーサを
挿入させても良い。また、中間板の撓みについて
も、第2図の二点鎖線で示す現象に限定されず、
開口4aの近辺のみがカバー板側へ撓むことも考
えられる。そして、この様に撓む場合には突部を
開口の付近に形成すれば良い。
本考案は以上の様な構成であるので、シヤツタ
羽根と中間板との衝突を簡単且つ安価に防止する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の平面図、第2図は第1図のA
−A矢視方向に相当する拡大断面図、第3図は本
考案の一実施例の断面図である。 1……シヤツタプレート、1a……アパーチ
ヤ、2,12……カバー板、12b……突部、4
……中間板、6……先羽根群、6a……スリツト
形成羽根、7……後羽根群、7a……スリツト形
成羽根、a,b……走行スペース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アパーチヤを形成したシヤツタプレートとアパ
    ーチヤと対応する開口を形成したカバー板との間
    に配置されたアパーチヤと対応する開口を形成し
    た中間板によつて分離された独自のスペースを夫
    夫スリツト形成羽根及び補助羽根からなる先羽根
    群と後羽根群が別々に走行してアパーチヤを開閉
    するようなフオーカルプレーンシヤツタにおい
    て、 前記先羽根群のアパーチヤを開放する走行によ
    つて前記中間板が撓み、該中間板の羽根群の走行
    方向と直交する前記後羽根群の展開側の開口縁が
    該羽根群の走行スペース側え変位侵入することを
    防止するために、 前記後羽根群の走行スペースを形成する外側部
    材(カバー板)に、該後羽根群におけるスリツト
    形成羽根のスリツト形成稜がアパーチヤを閉鎖す
    る走行によつて前記中間板の開口を覆つた動作完
    了の前位方向の直後位置であつて、且つ該スリツ
    ト形成稜と平行的に該中間板を抑止する突出体を
    形成するようにした ことを特徴とする羽根の衝突防止構造。
JP1980130046U 1980-09-12 1980-09-12 Expired JPS6213068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980130046U JPS6213068Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12

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JP1980130046U JPS6213068Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5754122U JPS5754122U (ja) 1982-03-30
JPS6213068Y2 true JPS6213068Y2 (ja) 1987-04-04

Family

ID=29490373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980130046U Expired JPS6213068Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12

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JP (1) JPS6213068Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120579Y2 (ja) * 1977-09-19 1986-06-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5754122U (ja) 1982-03-30

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