JPS6237787Y2 - - Google Patents

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JPS6237787Y2
JPS6237787Y2 JP1981050563U JP5056381U JPS6237787Y2 JP S6237787 Y2 JPS6237787 Y2 JP S6237787Y2 JP 1981050563 U JP1981050563 U JP 1981050563U JP 5056381 U JP5056381 U JP 5056381U JP S6237787 Y2 JPS6237787 Y2 JP S6237787Y2
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JP
Japan
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backrest
striker
stopper member
guide bracket
lock
Prior art date
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Expired
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JP1981050563U
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English (en)
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JPS57163432U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用座席のバツクレストロツク構
造に関するものである。
例えばバン型自動車の後部座席のようにバツク
レストが前倒し可能となつているものにおいて
は、前倒状態からバツクレストを起立させたとき
所定起立位置において車体側に取付けたストライ
カに係合し該起立位置を保持するフツクがバツク
レストに取付けられているのが普通であり(例え
ば実開昭55−46012号公報参照)、更に後面衝突時
等該バツクレストに後向きの大なる衝撃荷重が作
用したとき該バツクレストが後方に倒れ込むこと
のないよう上記ストライカの前面部に対向するス
トツパ部材をバツクレスト側に取付けている。
上記ストツパ部材は通常ゴム等の弾性材により
構成され、フツクがストライカに係合したバツク
レスト起立状態においてストライカの前面に弾接
し、該ストライカを前後からストツパゴム及びフ
ツクにて挟み込んだ状態となるよう構成される。
ところが上記のような従来構成のものは、バツ
クレストに大なる後方モーメントが発生すると、
ストツパゴムとストライカの当接面において横方
向にずれが生じ、フツクを変形させてストライカ
からばずれてしまうことがある。
本考案は上記のような従来の問題に対処し乗員
の安全性向上をはかることを目的とするもので、
以下附図実施例につき説明する。
第1図において、1はバツクレストフレーム9
にベースブラケツト8及びロツクブラケツト7等
を介して取付けられたロツクガイドブラケツト
で、該ロツクブラケツト7には軸2が取付けら
れ、該軸2にフツク3が回転可能に取付けられて
いる。
該ロツクガイドブラケツト1は前後の壁面をも
つ断面ほぼコ字状をなすチヤンネル状部材により
構成され、その後面壁1aにはゴム等の弾性材よ
りなるストツパ部材4が装着されている。
5は例えばピラー内側面等の車体部材に車室内
側に突出するよう固着されたストライカで、該ス
トライカ5はロツクガイドブラケツト1の後面壁
1aに対向し、バツクレスト10の起立状態では
ストライカ5の前面部5aに上記ストツパ部材4
が弾接すると共にフツク3がこのストツパ部材4
及びストライカ5の上部をまたいでストライカ5
の後面部5bに係合し、バツクレスト10の起立
状態を保持するようになつている。
尚フツク3は図示しないスプリングにより係合
方向に回動力が附勢されている。
ストライカ5には滑り止め部材6が例えば溶接
等により固着され、その先端はストライカ5の前
面部5aより前方に突出してストツパ部材4の係
止部6aを形成している。
一方ストツパ部材4の一側面には段部4aが切
り欠きにより形成され、該段部4a及び該段部4
aの側縁面4a′が上記滑り止め部材6の係止部6
aに所定の間隙をもつて対向するよう構成されて
いる。
又ストツパ部材4の他の側面4bはロツクガイ
ドブラケツト1の後面部1a先端を折曲して構成
した外れ止めフランジ1bにより抑えられた構造
となつている。
上記構成において、平常時は第2図に示すよう
にバツクレスト起立状態ではフツク3がストライ
カ5に係合すると共にストツパ部材4がストライ
カ5の前面部に弾接し、且つ該ストツパ部材4の
段部4aと段部側縁面4a′が滑り止め部材6の係
止部6aに対しL及びL′の間隙を保持しており、
従つて図示しないスプリングに抗してフツク3を
上方に回動させてストライカ5との係合を解除す
ることにより何の抵抗もなくバツクレストを前倒
させることができ、又前倒したバツクレストを起
立させることにより簡単にフツク3がストライカ
5に係合して起立状態とすることができる。
上記バツクレストの起立状態において(該座席
に乗員が着座した状態において)、後面衝突等に
よりバツクレストに後向きの大荷重がかかると、
ストツパ部材4はストライカ5に強く押しつけら
れてたわみつつ該バツクレストの後方モーメント
をストライカ5を介してピラー等の車体部材にて
支持するが、このとき滑り止め部材6がない従来
構成ではストツパ部材4とストライカ5の当接面
部に滑りが生じ、ストツパ部材4が車体中央側
(図の左側)に滑つてストライカ5よりはずれて
しまうことがあることは前述した通りである。
本考案では上記滑りが生じた場合、第3図のよ
うにストツパ部材4の段部4aが滑り止め部材6
の係止部6a先端面に当ると共に段部4aの側縁
面4a′が係止部6aに係合し、それ以上の滑りを
拘止し、且つストツパ部材4の他側面4bはロツ
クガイドブラケツト1の外れ止めフランジ1bに
て抑えられているので、ストツパ部材4はその両
側を滑り止め部材6と外れ止めフランジ1bにて
挟持された状態となり、的確に上記バツクレスト
の大なる後方モーメントを支持し、該バツクレス
トが後方に倒れ込むような危険性を完全に防止
し、乗員の安全性向上をはかることができるもの
である。
実験上、従来はバツクレストにかかる後方モー
メントが115Kg・m程度となるとストツパ部材が
ストライカからはずれ後倒れしてしまつていた
が、本考案の構成によればバツクレストの後方モ
ーメント150Kg・m以上程度となつてもストライ
カとの外れはなく、的確に支持できることを確認
した。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構
成において後面衝突時等バツクレストにかかる大
荷重を的確に支持することができ、乗員の安全性
を大幅に向上させることができるもので、実用上
極めて大なる効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部横断平面
図、第2図及び第3図は平常時及び後面衝突時の
ストツパ部材とストライカの関係をそれぞれ示す
要部平面図である。 1…ロツクガイドブラケツト、1a…後面部、
1b…外れ止めフランジ、2…軸、3…フツク、
4…ストツパ部材、4a…段部、4a′…側縁面、
5…ストライカ、6…滑り止め部材、6a…係止
部、7…ロツクブラケツト、8…ベースブラケツ
ト、9…バツクレストフレーム、10…バツクレ
スト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バツクレストを前倒し可能としバツクレスト
    起立時バツクレストに設けたフツクが車体部材
    に固定したストライカに係合して起立状態を保
    持するようにした自動車用座席において、バツ
    クレストに取付けたロツクガイドブラケツトの
    後面部にバツクレスト起立状態においてストラ
    イカの前面部に弾接する弾性材よりなるストツ
    パ部材を取付け、該ストツパ部材の一側面部に
    所定の隙間をもつて対向する滑り止め部材をス
    トライカに固着すると共に、該ストツパ部材の
    他側面部を抑える外れ止めフランジを上記ロツ
    クガイドブラケツトの後面部に設けたことを特
    徴とする自動車用座席のバツクレストロツク構
    造。 (2) 滑り止め部材が所定の隙間をもつて対向する
    ストツパ部材の一側面部は、ストツパ部材の一
    側面部に切欠きにより構成した段部の側縁面で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の自動車用座席のバツクレストロ
    ツク構造。
JP1981050563U 1981-04-08 1981-04-08 Expired JPS6237787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981050563U JPS6237787Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981050563U JPS6237787Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163432U JPS57163432U (ja) 1982-10-15
JPS6237787Y2 true JPS6237787Y2 (ja) 1987-09-26

Family

ID=29847279

Family Applications (1)

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JP1981050563U Expired JPS6237787Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60113233U (ja) * 1984-01-10 1985-07-31 三菱自動車工業株式会社 座席の背部保持装置

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JPS57163432U (ja) 1982-10-15

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