JPS6237647Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237647Y2
JPS6237647Y2 JP1981080197U JP8019781U JPS6237647Y2 JP S6237647 Y2 JPS6237647 Y2 JP S6237647Y2 JP 1981080197 U JP1981080197 U JP 1981080197U JP 8019781 U JP8019781 U JP 8019781U JP S6237647 Y2 JPS6237647 Y2 JP S6237647Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
plate
rotor
eccentric motor
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981080197U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57193369U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981080197U priority Critical patent/JPS6237647Y2/ja
Publication of JPS57193369U publication Critical patent/JPS57193369U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6237647Y2 publication Critical patent/JPS6237647Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プレート偏心モータを備え軽量化
を計つた油圧レンチに関するものである。
従来、高圧空気により回転するロータの回転力
を油圧にして衝撃力に変換せしめる油圧レンチに
おいては、シリンダ偏心モータが使用されてい
た。
この油圧レンチは、ハンマ打撃式インパクトレ
ンチと比較すると重量比に対する出力は1/3〜1/4
であるため、シリンダ内径を大きくしたモータが
必要であつた。しかしながら、このシリンダ偏心
モータを使用した場合には、シリンダの肉厚の関
係でその内径を大きく設定することができず、エ
ア室が狭くなつてしまい十分なロータの回転力が
得られなかつたり、シリンダ壁に強度差が生ずる
という欠点があつた。又、それらの欠点を解消す
るためにシリンダ内径を大きくし、さらに肉厚を
十分にもたせると、モータ自体が大型になり重量
も増大するので油圧レンチに備えるには不具合で
あつた。
そこで、この考案は、それら従来例の難点を解
決することを目的としており、シリンダ偏心モー
タに変えて、ロータの芯に対してプレートの芯が
偏心したプレート偏心モータを油圧レンチに適用
することにより、シリンダ偏心モータとシリンダ
外径寸法を同等とした場合にはエア室を広く設定
することができ、又ベインの飛出し量を同等とす
る場合にはシリンダ外径寸法を小さくすることが
できるので、シリンダ偏心モータと比較して十分
なロータの回転力を得ることができると共にレン
チ本体の外径もコンパクト化できるプレート偏心
モータ付油圧レンチを提供するものである。
以下、この考案の構成を一実施例として示した
図面に従つて説明する。
油圧レンチ本体1の後部には、高圧空気により
回動するプレート偏心モータ2が配備され、前部
には前記プレート偏心モータ2の回転力を油圧に
て衝撃力に変換せしめる油圧式衝撃力発生機構3
が配備されている。
ハンドル部4の下端には、本体1内部へ高圧空
気を供給する給気通路5、さらに本体1内部から
排出する排気通路6が形成されており、ハンドル
部4の上部には、上記両通路5,6の開閉バルブ
7が設けられておりスロツトルレバー8の操作で
開閉する様に構成されており、さらにスロツトル
レバー8にはリバースレバー9が組込まれてお
り、これによりリバースレバー10を回動してプ
レート偏心モータ2の回動を正転、逆転する様に
構成されている。尚、このリバースレバー9は、
リバースプシユ11内にリバースバルブ10を介
在させ前記スロツトルレバー8のバルブロツド1
2を挿入させており、スロツトルレバー8の外側
にリバースレバー9を一軸上に一体として組込ん
でいる。
油圧レンチ本体1とプレート偏心モータ2間に
は正転給気路13及び逆転給気路14が形成され
ている。プレート偏心モータ2のシリンダ15に
は、前記両通路13,14側に正転給気口16及
び逆転給気口17が設けられており、シリンダ1
5内部は、エア室18となり前後からアツパプレ
ート19及びロアプレート20で密閉され、シリ
ンダ15内には出没自在のベイン21を外周に有
するロータ22が設けられ、その軸端は前記アツ
パプレート19及びロアプレート20に嵌着して
いる軸受23,24に支持されている。この場
合、ロータ22の軸心とアツパプレート19及び
ロアプレート20の中心とは偏心させて構成し、
ロータ22の外周上端がシリンダ15内壁に当接
する位置にまでロータ22の軸心をずらして配設
設する。尚、シリンダ15、アツパプレート19
及びロアプレート20は、アルミニウムやマグネ
シウムの合金等の軽金属類を使用することが望ま
しい。
したがつて、給気通路5からの高圧空気は、ス
ロツトルレバー8の操作で開閉バルブ7が開放す
ることにより、リバースバルブ10を介し正転給
気路13あるいは逆転給気路14を通りプレート
偏心モータ2内部へ給入される。この時、通常の
スロツトルレバー8の操作では、高圧空気は正転
給気路13を通り正転給気口16からシリンダ1
5内部へ流入しロータ22は正転する。又、必要
に応じリバースレバー9を操作した後、スロツト
ルレバー8を操作すると、リバースバルブ10が
回動し高圧空気は逆転給気路14を通り逆転給気
口17からシリンダ15内部へ流入しロータ22
を逆転させる。
油圧式衝撃力発生機構3は、前記ロータ22の
回転力がライナー室25内に回転自在に設けられ
たライナー26に伝達され、ライナー26が回転
してここでは詳細な動作は省略するがオイル室2
7内に密閉されている作業油に作用し、メインシ
ヤフト28に衝撃力を発生させこれを回動せしめ
るのである。
次に、この考案に使用したプレート偏心モータ
と従来から使用されていたシリンダ偏心モータを
比較すると次の通りである。
第3図に示したものはシリンダ偏心モータの断
面図(給気口及び排気口は省略している)であ
り、この考案で使用しているプレート偏心モータ
とシリンダ15の外径寸法及びロータ22の径を
同等にしたものである。
そこで、両者を比較した場合、プレート偏心モ
ータ2の方がシリンダ22の内径が大きくとれエ
ア室18を広くすることができ、ベイン21の飛
出し量を大きくできるため、1枚のベイン21に
かかるエアのエネルギーが増加し、モータのトル
クが増大する。又、プレート偏心モータ2ではシ
リンダ15壁の肉厚が一定で強度的にも安定して
いる。
上述の如く、この考案のプレート偏心モータ付
油圧レンチは従来のシリンダ偏心モータを使用し
た油圧レンチに比べ、シリンダ外径寸法を同等と
した場合にはエア室を広く設定することができ、
又ベインの飛出し量を同等とする場合にはシリン
ダ外径寸法を小さくすることができるので、十分
なロータの回転力を得ることができ、又レンチ本
体の外径をもコンパクト化することができる。
又、この考案のレンチ重量は、例えばトルク値
が55N−mのものであれば従来方式で本機重量が
2.3Kgのものが、この方式によると2Kgとなり、
この0.3Kgの軽量化は作業者の労働衛生面におい
ては大きな疲労軽減となる。特にライン作業にお
いては、締付ボルト数が1日に約8000本と多く、
作業時の動作拒離が約2mであるので0.3Kgの重
量軽量化による作業者の仕事量の軽減は4800Kg−
mとなり、この考案は、非常に実用的効果に優れ
たものといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る油圧レンチの要部縦断
面図、第2図は第1図中A−A線による横断面
図、第3図は従来のシリンダ偏心モータの横断面
図である。 2……プレート偏心モータ、3……油圧式衝撃
力発生機構、15……シリンダ、19……アツパ
プレート、20……ロアプレート、22……ロー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータ22の軸心とアツパプレート19及びロ
    アプレート20の中心とを偏心させ、ロータ22
    の外周上端がシリンダ15内壁に当接する位置に
    までロータ22をずらして構成したプレート偏心
    モータ2の回転力を油圧にて衝撃力に変換せしめ
    る油圧式衝撃力発生機構3を備えたプレート偏心
    モータ付油圧レンチ。
JP1981080197U 1981-05-29 1981-05-29 Expired JPS6237647Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981080197U JPS6237647Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981080197U JPS6237647Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57193369U JPS57193369U (ja) 1982-12-08
JPS6237647Y2 true JPS6237647Y2 (ja) 1987-09-25

Family

ID=29875761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981080197U Expired JPS6237647Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6237647Y2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3684411A (en) * 1970-04-11 1972-08-15 Nitto Kohki Co Governor for fluid driven motor having reciprocating elements in rotor
JPS4828965U (ja) * 1971-08-19 1973-04-09
US3753469A (en) * 1969-07-15 1973-08-21 H Tuttle Air tool
JPS4888600A (ja) * 1972-02-04 1973-11-20
JPS4945264A (ja) * 1972-09-05 1974-04-30
JPS508200A (ja) * 1973-05-24 1975-01-28
JPS5121088A (en) * 1974-08-10 1976-02-19 Tokyo Shibaura Electric Co Teishakuokuri seigyosochi
JPS5169208A (ja) * 1974-12-13 1976-06-15 Keijiro Inoe Rootariikonpuretsusaa
JPS5590280A (en) * 1978-12-28 1980-07-08 Uriu Seisaku Kk Nut setter with pulse mechanism
JPS5848724A (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 Toyota Motor Corp エンジンの排気ガス浄化装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143210U (ja) * 1975-05-13 1976-11-18
JPS597003Y2 (ja) * 1979-10-13 1984-03-03 横田工業株式会社 インパルスレンチ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3753469A (en) * 1969-07-15 1973-08-21 H Tuttle Air tool
US3684411A (en) * 1970-04-11 1972-08-15 Nitto Kohki Co Governor for fluid driven motor having reciprocating elements in rotor
JPS4828965U (ja) * 1971-08-19 1973-04-09
JPS4888600A (ja) * 1972-02-04 1973-11-20
JPS4945264A (ja) * 1972-09-05 1974-04-30
JPS508200A (ja) * 1973-05-24 1975-01-28
JPS5121088A (en) * 1974-08-10 1976-02-19 Tokyo Shibaura Electric Co Teishakuokuri seigyosochi
JPS5169208A (ja) * 1974-12-13 1976-06-15 Keijiro Inoe Rootariikonpuretsusaa
JPS5590280A (en) * 1978-12-28 1980-07-08 Uriu Seisaku Kk Nut setter with pulse mechanism
JPS5848724A (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 Toyota Motor Corp エンジンの排気ガス浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57193369U (ja) 1982-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7032685B2 (en) Fastening tool
US7325627B2 (en) Air tool
EP0941153B1 (en) Rotary impact tool with involute profile hammer
US3116617A (en) Fluid impulse torque tool
JPS5993269A (ja) 流体圧トルク衝撃工具
US8020630B2 (en) Swinging weight assembly for impact tool
US5017109A (en) Cylinder and housing assembly for pneumatic tool
JPS6237647Y2 (ja)
US3606931A (en) Rotary impact motor
KR102647987B1 (ko) 유압식 토크 렌치의 타격 토크 조절 장치
US3714994A (en) Fluid actuated impact mechanism
JP4750437B2 (ja) 締付具
JP4643210B2 (ja) インパクトレンチ
US3406762A (en) Control apparatus for fluid powered tools
US3212295A (en) Axial piston type impulse tool
JP3776382B2 (ja) ロータリーエンジン
AU603278B2 (en) Refrigerant compressor with axial vibration absorption mechanism
JP2001153103A (ja) リリーフ弁
US3292369A (en) Impulse tool
CN207326894U (zh) 锤击工具
CN218556913U (zh) 一种无销打击机构气动扳手
JPH0314306Y2 (ja)
JP3416781B2 (ja) 衝撃式締付工具
JPH055350Y2 (ja)
CN201031707Y (zh) 气动锚杆安装装置