JPS597003Y2 - インパルスレンチ - Google Patents

インパルスレンチ

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Publication number
JPS597003Y2
JPS597003Y2 JP1979141579U JP14157979U JPS597003Y2 JP S597003 Y2 JPS597003 Y2 JP S597003Y2 JP 1979141579 U JP1979141579 U JP 1979141579U JP 14157979 U JP14157979 U JP 14157979U JP S597003 Y2 JPS597003 Y2 JP S597003Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
case
air
motor
exhaust
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979141579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5662866U (ja
Inventor
栄一 和田
Original Assignee
横田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横田工業株式会社 filed Critical 横田工業株式会社
Priority to JP1979141579U priority Critical patent/JPS597003Y2/ja
Publication of JPS5662866U publication Critical patent/JPS5662866U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597003Y2 publication Critical patent/JPS597003Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアーモー夕を駆動源とするインパルスレン
チに関し、特にエアーモータとアンビルとの間に油圧特
性を利用した衝撃機構を組み込み、給気口から供給され
る圧縮空気により稼動して得られるエアーモータの回転
力を油圧が生或する衝撃力としてアンビルに伝達せしめ
るようにしたものにおいて、油圧が衝撃力を生戊すると
きその圧油の発熱を効果的に放散冷却せしめるようにす
ることを目白勺としてなされたものである。
すなわち、本考案では、前記衝撃機構の発熱を放散しか
つ冷却する手段として、ライナの外周壁にはその表面積
を広めるべく回転方向に沿う多数の凹溝を隣接形威し、
かつライナケースの内壁周囲には軸心方向に沿う複数の
冷却通路を凹設して、この冷却通路にエアーモータの排
出空気を送給せしめることによりライナを直接的に冷却
するようにしたものであり、以下その実施例を示す図面
に基づいて説明する。
図面においてAはインパルスレンチ本体であり、該イン
パルスレンチ本体Aは把持部1に一体的に形或されたモ
ータケース2とこのモータケース2に前部ケース3を接
続して或形されている。
4は前記モータケース2内に設けられたエアーモータで
あり、前記把持部1の後部に設けた給気口5より供給さ
れた圧縮空気が、スロットルバルブのノブ6の操作によ
り供給され得るように構戊されている。
7は油圧特性を利用した衝撃機構を構或するライナであ
り、前記エアーモータ4の回転力出力側に接続され、該
ライナ7の前側にアンビル8が接続されており、該アン
ビル8は前ケース3に設けた軸受部9に支持されている
10はライナーケースであり、前記ライナ7が挿嵌され
るように設けられ、モータケース2に固定されており、
該ライナケース10の後端部であるエアーモータ4側に
ライナキャップ11を備えてエアーモータ4側とライナ
7側を仕切っている。
前記ライナケース10内壁周囲には、軸心方向に沿う複
数の冷却通路12を凹設し、一方該ライナケース10内
周壁と対接するライナ1の外周壁には、その表面積を広
めるフィン状を形威すべく回転方向に沿う多数の凹溝1
3を隣接形威してなり、またライナキャップ11には中
央に軸貫通を兼ねた排気空気連通孔14を有するととも
に前記冷却通路12に連通ずるための凹溝15を形威し
ている。
さらに上記インパルスレンチ本体Aのモータケース2内
には上記排気空気連通孔14と連通すべく排気孔23が
形或され、したがって、エアーモータ4よりの排気空気
は排気孔23、ライナキャップ11の連通孔14を経て
、更には該ライナキャップ11の凹溝15を介して、冷
却通路12に送給され、ライナ1の凹溝13によって形
或されたフィン状外周部により排気空気に空気抵抗を与
えながら通過せしめ該ライナ7を直接冷却することにな
る。
16は冷却通路12を通過した排気空気の空気溜である
該空気溜16には、排気空気を直接外部に排気するため
の排気口17を設けているが、栓体18によってこれを
塞いでいる。
また、該空気溜16は、前記ライナケース10の外周と
前ケース3の内周との間の空間のライナケース冷却通路
19と連通され、この通路19に排気空気を通すことに
より上記ライナ7の直接的冷却とともにライナケース1
0を外周より冷却せしめて、その冷却の二次冷却が起因
する相乗効果を付与するようになっており、該通路19
は空気溜20を介して排気通路21に連通され、更に把
持部1後部の排出口に設けられたサイレンサ22に連通
されている。
以上のような構或にして、ノブ6を押すと、スロットル
バルブが開いて圧縮空気が給気口5よりエアーモータ4
に供給され、該エアーモータ4が稼動しその回転力がラ
イナ7に伝達される。
ライナ7では回転力を受けると油圧によって衝撃力を生
威し、その衝撃力をアンビル8に伝達する。
ここで、圧油による衝撃力生戒時にライナ7は発熱する
が、該ライナ7はエアーモータ4の排気空気によって冷
却される。
すなわち、エアーモータ4の排気空気は、図に矢印で示
すような経路で排出されるものであり、まず排気孔23
、ライナキャップ11の連通孔14を通り抜けて該ライ
ナキャップ11の凹溝15より冷却通路12に送給され
、ここでライナ7の外周を直接冷却して該ライナ7の熱
を放散し、空気溜16に至る。
ここで、排気口17に図示するように栓体18が嵌め込
まれている場合は、該空気溜16より排気空気は、ライ
ナケース冷却通路19を通ってライナケース10を外周
より更に冷却して空気溜20に至り、ここで集められた
排気空気は排気通路21を通り、サイレンサ22を介し
て排気されるのである。
本考案インパルスレンチは以上説明したように、インパ
ルスレンチ本体内にエアーモー夕とアンビルとを接続す
るべくその間に油圧特性を利用した衝撃機構を組み込み
、給気口から供給される圧縮空気により稼動して得られ
るエアーモータの回転力を油圧が生或する衝撃力として
アンビルに伝達せしめるインパルスレンチにおいて、上
記衝撃機構のライナケースの内壁周囲でしかも軸心方向
に沿う複数の冷却通路を凹設するとともに、該冷却通路
に上記エアーモータからの排気空気を送給すべく排気孔
を連通せしめ、かつ上記ライナケース内に挿嵌されるラ
イナの外周壁にその表面積を広めるべく回転方向に沿う
多数の凹溝を隣接形威してなり、エアーモータからの排
気空気を排気孔を経て冷却通路内に送給せしめることで
ライナを直接的に冷却するようにしたものであるため、
ライナを含む衝撃機構に圧油による衝撃力生戒時に発生
する熱を効果的に放散させることができ、加熱によって
衝撃機構の各機能に支障をきたすということがなく、非
常に有効な考案である。
なお、排気空気を把持部1の後部排気口よりサイレンサ
22を通して排気することにより、排気口17より直接
前方に排気する場合と比べて、作業性を著しく高めるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案インパルスレンチを部分的に断面して示
す側面図、第2図は第1図におけるIIII線矢視断面
図、第3図はライナキャップの断面図である。 Aはインパルスレンチ本体、1は把持部、2はモータケ
ース、3は前ケース、4はエアーモータ、5は給気口、
7はライナ、8はアンビル、10はライナケース、11
はライナキャップ、12はライナケース内周の冷却通路
、13はライナ外周の凹溝、14は排気空気連通孔、2
3は排気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアモー夕を内装せしめるモータケースの前部孔に、前
    記エアモータの前端に接続させる衝撃機構のライナを内
    装可能に筒状形威され、かつその内周壁部に軸芯方向に
    沿う複数の冷却通路を凹設してなるライナケースを嵌着
    固設して、前記エアモータからの排気を前記複数の冷却
    通路に流通させ得るように構或すると共に、前記モータ
    ケースの前端には、前記ライナケースの内周囲に筒状の
    空隙を形威させ得る内孔を有しかつ後端部に大気と通ず
    る排気孔を備えた前部ケースを構成接続せしめて或り、
    前記冷却通路内を流通させた排気を更にライナケースの
    外側に流通させた後大気に放出させるようにしたことを
    特徴とするインパルスレンチ。
JP1979141579U 1979-10-13 1979-10-13 インパルスレンチ Expired JPS597003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979141579U JPS597003Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13 インパルスレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979141579U JPS597003Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13 インパルスレンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5662866U JPS5662866U (ja) 1981-05-27
JPS597003Y2 true JPS597003Y2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=29372902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979141579U Expired JPS597003Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13 インパルスレンチ

Country Status (1)

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JP (1) JPS597003Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237647Y2 (ja) * 1981-05-29 1987-09-25

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424785B2 (ja) * 1975-11-18 1979-08-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632308Y2 (ja) * 1977-07-22 1981-07-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424785B2 (ja) * 1975-11-18 1979-08-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5662866U (ja) 1981-05-27

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