JPS6026940Y2 - 衝撃工具 - Google Patents
衝撃工具Info
- Publication number
- JPS6026940Y2 JPS6026940Y2 JP1979178172U JP17817279U JPS6026940Y2 JP S6026940 Y2 JPS6026940 Y2 JP S6026940Y2 JP 1979178172 U JP1979178172 U JP 1979178172U JP 17817279 U JP17817279 U JP 17817279U JP S6026940 Y2 JPS6026940 Y2 JP S6026940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- heat
- impact
- striking device
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気ハンマーのように、外殻の一部を把持し
て使用する工具の外殻構造に関するものである。
て使用する工具の外殻構造に関するものである。
電気ハンマーのような工具では、打撃装置部分の外殻を
手で把持して使用する場合がある。
手で把持して使用する場合がある。
従来の技術では、打撃装置部の外殻は、金属部材で形成
されているが、打撃装置部では、熱の発生があり、外殻
表面は高温になるため、素手で把むことかできなかった
。
されているが、打撃装置部では、熱の発生があり、外殻
表面は高温になるため、素手で把むことかできなかった
。
そこで、外殻表面の温度を下げるため、金属外殻の外側
を断熱材で覆う事も行われているが、例えば、ゴムのよ
うな一般的で安価な材料では十分な効果があげられない
。
を断熱材で覆う事も行われているが、例えば、ゴムのよ
うな一般的で安価な材料では十分な効果があげられない
。
また、金属表面を覆うことによって、熱の放散自体が妨
げられ、打撃装置部の潤滑油の劣化、シール材の劣化な
どをひき起す原因ともなる。
げられ、打撃装置部の潤滑油の劣化、シール材の劣化な
どをひき起す原因ともなる。
上記のように、外殻を素手で把持できるようにするため
には、外殻表面の温度を下げなければならないが、この
際、断熱材としては、例えば、ゴムのような安価な材料
を使用し、かつ、外殻金属部からの放散を良好にするこ
とが必要である。
には、外殻表面の温度を下げなければならないが、この
際、断熱材としては、例えば、ゴムのような安価な材料
を使用し、かつ、外殻金属部からの放散を良好にするこ
とが必要である。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の衝撃工具の、手で把持する部分に関し、断熱およ
び、熱放散の機能を併せ持った外殻構造を提供する事に
ある。
の種の衝撃工具の、手で把持する部分に関し、断熱およ
び、熱放散の機能を併せ持った外殻構造を提供する事に
ある。
即ち本考案は、内部に発熱源を持つ外殻表面の温度を下
げるためには、熱絶縁を行うとともに、熱の放散手段を
併設することが効果的であることに着目し、外殻の金属
部分と、断熱部材との間に空気の流通層を設はることに
よって、熱を放散させ、外殻表面の温度を下げるもので
ある。
げるためには、熱絶縁を行うとともに、熱の放散手段を
併設することが効果的であることに着目し、外殻の金属
部分と、断熱部材との間に空気の流通層を設はることに
よって、熱を放散させ、外殻表面の温度を下げるもので
ある。
以下図示実施例により本考案を説明する。
第1図乃至第3図は本考案になる衝撃工具の一実施例を
示すが以下その構成を説明する。
示すが以下その構成を説明する。
原動機1によって、クランク2が回転し、コンロッド3
によってピストン4が往復動し、空気室5Aの空気を圧
縮、吸引することにより、ストライカ6が、往復動し、
チゼル7を打撃する。
によってピストン4が往復動し、空気室5Aの空気を圧
縮、吸引することにより、ストライカ6が、往復動し、
チゼル7を打撃する。
クランク2、コンロッド3、ピストン4、ストライカ6
、および、ピストン4、ストライカ6のガイドとなるシ
リンダ8によって構成される打撃装置は、ストライカ6
の衝突および各部の磨擦によって、熱を発生し、シリン
ダケース9を加熱する。
、および、ピストン4、ストライカ6のガイドとなるシ
リンダ8によって構成される打撃装置は、ストライカ6
の衝突および各部の磨擦によって、熱を発生し、シリン
ダケース9を加熱する。
シリンダケース9の外周は、熱伝導性の低い材料ででき
たカバー10によって覆われており、第2図に示す如く
、カバー10の内周には、円筒軸方向に伸びカバー10
の両端付近で開口する溝部11が形成されている。
たカバー10によって覆われており、第2図に示す如く
、カバー10の内周には、円筒軸方向に伸びカバー10
の両端付近で開口する溝部11が形成されている。
第3図に示す如く、溝部11は、複数個に形成され、溝
部の間のリブ12が、シリンダケース9の外周面に接着
している。
部の間のリブ12が、シリンダケース9の外周面に接着
している。
以上のような構成において、衝撃工具の使用時にシリン
ダケース9は高温となるが、カバー10の断熱効果およ
び、外気に連通ずる溝部11部分を流動する空気の断熱
、冷却効果により、カバー10の外周表面温度は低く保
たれるものである。
ダケース9は高温となるが、カバー10の断熱効果およ
び、外気に連通ずる溝部11部分を流動する空気の断熱
、冷却効果により、カバー10の外周表面温度は低く保
たれるものである。
又第3図におけるカバー10のリブ部分は、シリンダケ
ース9側に設けてあって良い。
ース9側に設けてあって良い。
この場合、シリンダケース9の冷却効果は高くなるが、
カバー10の断熱効果は低くなる。
カバー10の断熱効果は低くなる。
以上のように本考案によれば、内部に発熱源を持つ外殻
を二重構造とし、内側の金属外殻と、外側の断熱部材と
の間にスキマを設け、外気がこのスキマを流動できるよ
うにしたため、金属外殻の熱の放散が良好に行われ、外
殻表面の温度を低く保つことができるものである。
を二重構造とし、内側の金属外殻と、外側の断熱部材と
の間にスキマを設け、外気がこのスキマを流動できるよ
うにしたため、金属外殻の熱の放散が良好に行われ、外
殻表面の温度を低く保つことができるものである。
第1図は、本考案になる衝撃工具の一実施例を示す一部
縦断側面図、第2図は、第1図の打撃装置とその外殻構
造部分の詳細を示す縦断側面図、第3図は、第2図のI
−I線断面図である。 図において、1は原動機、2はクランク、3はコンロッ
ド、4はピストン、5は空気室、6はストライカ、7は
チゼル、8はシリンダ、9はシリンダケース、10はカ
バー 11はカバー内周に形成された溝部である。
縦断側面図、第2図は、第1図の打撃装置とその外殻構
造部分の詳細を示す縦断側面図、第3図は、第2図のI
−I線断面図である。 図において、1は原動機、2はクランク、3はコンロッ
ド、4はピストン、5は空気室、6はストライカ、7は
チゼル、8はシリンダ、9はシリンダケース、10はカ
バー 11はカバー内周に形成された溝部である。
Claims (1)
- 原動機によって駆動され、チゼルに衝撃を与える打撃装
置を有する工具であって、打撃装置およびチゼル保持装
置の外殻の一部は、外側が断熱性を有する材料、内側は
金属材料より成る二重構造であり、該二重構造部分は、
はS゛円筒状で、手で把持できるように形成されたもの
において、前記外殻の断熱材と金属材との間に、軸方向
に伸び、両端において外気と連通ずる複数個のスキマを
形成して成る衝撃工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979178172U JPS6026940Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 衝撃工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979178172U JPS6026940Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 衝撃工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5694289U JPS5694289U (ja) | 1981-07-27 |
JPS6026940Y2 true JPS6026940Y2 (ja) | 1985-08-14 |
Family
ID=29688723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979178172U Expired JPS6026940Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 衝撃工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026940Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012556A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Makita Corp | ハンマードリル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648489B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1981-11-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648489U (ja) * | 1979-09-14 | 1981-04-30 |
-
1979
- 1979-12-21 JP JP1979178172U patent/JPS6026940Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648489B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1981-11-16 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012556A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Makita Corp | ハンマードリル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5694289U (ja) | 1981-07-27 |
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