JPS6237568Y2 - - Google Patents

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JPS6237568Y2
JPS6237568Y2 JP2229582U JP2229582U JPS6237568Y2 JP S6237568 Y2 JPS6237568 Y2 JP S6237568Y2 JP 2229582 U JP2229582 U JP 2229582U JP 2229582 U JP2229582 U JP 2229582U JP S6237568 Y2 JPS6237568 Y2 JP S6237568Y2
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JP
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water
container
detergent
water wheel
dissolving device
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、洗濯機の洗剤溶解装置に関するも
のである。
本出願人は、先に、ヤシ油や牛脂等の天然油脂
を主材とする所謂「粉石鹸」を短時間のうちに効
果的に溶かすことのできる洗剤溶解装置を提案し
ている(例えば、特願昭56−73262号参照)。すな
わち、この洗剤溶解装置は、洗濯機の操作箱に組
込まれた隔室を有し、この隔室内に水車と、給水
源から供給される水を水車に向けて吹付ける水噴
射ノズルとを設け、そして、金網等からなる多孔
性の洗剤収納容器を水車内にセツトした状態でノ
ズルより水を噴射させて水車とともにその容器を
回転させることにより、容器内に入れられている
洗剤を水にさらしながら撹拌溶解して、その洗剤
溶解液を洗濯槽内に供給するように構成されてい
る。
この考案は、上記した形式の洗剤溶解装置をさ
らに改良したもので、その目的は、隔室内に設け
られている水車に対して網状の洗剤収納容器をワ
ンタツチ操作で確実に取付けることができるよう
にした洗剤溶解装置を提供することにある。
以下、この考案を添付図面に示された実施例に
したがつて詳細に説明する。
まず、第1図および第2図を参照してこの洗剤
溶解装置を概略的に説明する。この装置は、金網
等からなる多孔性の洗剤収納容器1を有し、この
容器1は操作箱2内に組込まれている隔室3内に
着脱自在かつ回転可能に取付けられるようになつ
ている。すなわち、隔室3は、操作箱2内に形成
された仕切壁4と、ウレタン樹脂等の適当なシー
ル手段5を介して仕切壁4に水密的に組合せられ
るカバー6とによつて囲まれており、その仕切壁
4には前記容器1を着脱自在に保持するように形
成された水車7が回転可能に取付けらており、一
方、カバー6には容器1を水車7に向けて出し入
れするための開口8が形成されている。また、こ
の隔室3内には、水道蛇口等の給水源から図示し
ない注水コツクを介して供給される水を水車7に
向けて吹付けるノズル9が設けられている。した
がつて、水車7はノズル9から噴射される水によ
り回転し、これに伴つて、容器1内に入れられて
いる洗剤はその網目を通つて侵入する水にさらさ
れながら撹拌溶解され、洗剤溶解液となつて隔室
3の下部開口10からその下方に形成されている
緩衝室11を通つて図示しない洗濯槽へと供給さ
れることになる。
上記カバー6は、第3図および第4図に示され
ているように、その開口8の部分が操作箱2の操
作パネル面12よりも前方に膨出するように形成
された合成樹脂体からなり、その背面には前記水
車7のまわりを囲む角筒状の囲壁13が設けられ
ており、この囲壁13と仕切壁4とで隔室3を画
定している。また、開口8のまわりの内壁には環
状のリブ壁14が形成されており、このリブ壁1
4により囲壁13を伝わつてくる洗剤溶解液およ
びその泡が開口8に向けて流出しないようにして
いる。さらに、囲壁13の底部には、容器1の網
目を通して隔室3内に放出される洗剤溶解液およ
びその泡を前記した緩衝室11に向けて案内する
ガイド板15が立設されている。この実施例で
は、2つのガイド板15が示されており、これら
のガイド板15は水車の回転方向と交差するよう
に、すなわち水車7の回転軸線と平行に延びるよ
うに配向されている。したがつて、水車7ととも
に回転する容器1内から放出される洗剤溶解液お
よびその泡は、水車7の回転の影響をうけて囲壁
13に沿つて流れ隔室3内に滞溜する傾向を見せ
るが、ガイド板15により阻止されて下部開口1
0を介して緩衝室11内に向うように案内され
る。この考案において、上記したカバー6は、つ
まみ16のスライド操作によつて操作箱2に対し
て簡単に着脱することができるように構成されて
いる。すなわち、第2図と第5図とから明らかな
ように、つまみ16は、平行に配列されていて、
その下端が互いに外側に向けてL字状に折曲げら
れてなる左右一対のフツク片17,17を備えて
いる。一方、カバー6は、操作箱2の外形形状を
補完するように後方に向つて延びる上部フランジ
壁18と、操作箱2の台座である公知のパネル台
枠19の前縁に係合するように形成された係合溝
20とを有し、その上部フランジ壁18には前記
つまみ16のフツク片17,17を摺動可能に受
け入れるバカ孔的な矩形状の取付孔21が穿設さ
れている。なお、係合溝20の後壁部分に沿つて
ストツパ板22が下方に突設されており、この場
合、そのストツパ板22の両端には、カバー6を
操作箱2に取付ける際、パネル台枠19の前縁上
を滑らせて前記ストツパ板22を乗り越えた時点
でその前縁に係合溝20が落し込まれるように案
内するためのガイドテーパ23が連設されている
(第4図参照)。また、操作箱2の上壁部分には、
前記取付孔21に対応する位置に形成されたソケ
ツト25が設けられている。このソケツト25
は、取付孔21と同じくバカ孔的に形成された第
1の開口部26と、前記1対のフツク片17,1
7の取付間隔とほぼ同一の幅をもつて第1の開口
部26に連設された第2の開口部27とからな
る。したがつて、カバー6を操作箱2に被せたの
ち、つまみ16のフツク片17,17を取付孔2
1を介して第1の開口部26内に挿通してそのつ
まみ16を側方、すなわち第5図において右側へ
摺動させることにより、フツク片17,17が第
2の開口部27内に係止され、このようにして、
カバー6はつまみ16により操作箱2にしつかり
と取付けられる。他方、つまみ16を第2の開口
部27から第1の開口部26側に押戻してつまみ
16の係止状態を解くことにより、カバー6を操
作箱2から簡単に取外すことができる。
また、この考案においては、水車7も隔室3内
から簡単に取外すことができるように構成されて
いる。第6図を参照すると、水車7は、仕切壁4
に取付けられている支軸30に嵌装される軸受ボ
ス31を備えている。この場合、支軸30は、そ
の根元部分において縮径された頚部32をもち、
一方、軸受ボス31には、その軸方向に沿つて形
成されたスリツト33と、前記頚部32に対して
係合するようにこのボスの端部に形成された突起
34とが設けらている。なお、第6図においてス
リツト33は1つしか示されていないが、実際に
は2つもしくはそれ以上の数で設けられており、
これにより軸受ボス31の端部は弾性的に若干拡
径し得るように構成されている。したがつて、こ
の水車7は、軸受ボス31のスリツト33による
弾性的な撓みを利用して支軸30に着脱可能に取
付けられ、かつ、軸受ボス31を支軸30に差込
んだ状態においてはその突起34が頚部32に係
合するため、支軸30に対してしつかりと保持さ
れる。また、この水車7は、容器1を着脱自在に
保持する保持手段を備えている。すなわち、第7
図を併せて参照すると、この水車7は、前記した
軸受ボス31を含む基板36と、この基板36に
対して所定の間隔をもつて同心的に配置されたフ
ランジ37と、これらの間に設けられた複数の羽
根38とからなるが、この場合、複数の羽根のう
ち選ばれた数のもの、この実施例では90度の間隔
をもつて配置されている4つの羽根38′は、基
板36から切離された状態でフランジ37に片持
ち的に取付けられており、かつ、それらの各端部
には水車7の中心方向に向つて突出する段部39
が設けられている。なお、この水車7は合成樹脂
により一体的につくられており、各羽根38′は
多少弾性変形する。参照符号40は、羽根38′
を型抜きするため、基板36に設けられた切欠溝
である。他方、容器1は、第8図に詳しく示され
ているように、水車7内に適嵌する大きさを有す
る底板42と、この底板42と同径であつて所定
の間隔をもつて同心的に配置された環状のリム枠
43と、それらの間に取付けられた筒状の網体4
4とからなり、この実施例においては、上記各メ
ンバー42,43,44は金型内において合成樹
脂の射出成形により一体的に構成されている。な
お、参照符号45は網体44の網目部分を隠蔽す
るように形成された補強リブである。そして、こ
の容器1においては、底板42の周縁が前記した
羽根38′の段部39に作用する鍔46として構
成されている。また、この容器1は、リム枠43
に形成されている受けリブ47と協働して公知の
バヨネツト方式で取付けられる蓋48を有し、容
器内に洗剤を入れこの蓋48を取付けた状態で水
車7内に挿嵌される。その場合、各羽根38′
は、その段部39に当接する底板42の鍔46に
より一旦外側へ変形させられるが、鍔46が段部
39をのり越えた時点で弾性的に復元するように
動作する。このようにして、容器1は水車7内に
おいて各羽根38′の弾性復元力にて四方から確
実に保持される。ところで、ノズル9より水車7
および容器1に水を吹付けてそれらを回転させな
がら洗剤を溶解させる際、容器1の底板42と水
車7の基板36との間に高濃度の洗剤溶解液が滞
溜してその部分に糊状の粘着物が付着する虞れが
あり、このような粘着物は容器1を水車7から取
外して洗剤の計量カツプとして使用する場合、使
用者にとつて不愉快感を与えることになり好まし
くない。そこで、この考案においては、上記の如
く容器1を水車7内に挿嵌してセツトする際、容
器1の底板42と水車7の基板36との間に隙間
をもたせ、それらの間にもノズル9からの水が吹
付けられるようにして上記した粘着物の付着を防
止するようにしている。この実施例では、第2図
の如く、容器1を水車7よりも浅く形成して底板
42と基板36との間に所定の隙間を設けるよう
にしているが、底板42もしくは基板36のいず
れかにスペーサピン(図示しない)を植設してお
き、常に一定の隙間を確保するようにしてもよ
い。
上記したように、この装置によれば、ノズル9
から水を噴射して水車7とともに容器1を回転さ
せることにより、洗剤を素早く溶解させることが
できるのであるが、水車7のフランジ37にてそ
の洗剤溶解液およびその泡がカバー6の開口8か
ら操作パネル12側に漏出しないように構成され
ている。すなわち、第2図および第5図におい
て、フランジ37は開口8よりも大きな径を有
し、かつ、前記したリブ壁14に向かつて漸次拡
径するように傾斜づけられている。これにより、
隔室3内から開口8に向かおうとする洗剤溶解液
およびその泡は、水車7とともに回転しているフ
ランジ37により放射状に飛散され、リブ壁13
に吹付けられたのちその壁13を伝わつて隔室3
内に戻されることになる。この場合、フランジ3
7とリブ壁13との間には、放射状の水膜が形成
されるため、それらの間を通つて洗剤溶解液が漏
出してしまう虞れは殆どない。なお、第9図に変
形例として示すように、フランジ37の先端部を
くの字形に折返してもよく、これによればより効
果的に洗剤溶解液の漏出を防止することができ
る。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案は、操作箱2に形成された隔室3と、この
隔室3内に回転可能に取付けられた水車7と、給
水源から供給される水を水車7に向けて吹付ける
水噴射ノズル9と、水車7内に保持される金網等
からなる多孔性の洗剤収納容器1とを含み、ノズ
ル9から噴射される水により水車7とともに容器
1を回転させて、その容器1内の洗剤を水にさら
しながら撹拌溶解する装置において、水車7に設
けられている複数の羽根38のうち、そのいくつ
かの羽根38′を弾性的に撓み得るように形成し
て、その羽根38′の弾性を利用して容器1を水
車7内に着脱可能に保持することを特徴としてい
る。これにより、水車7に対する容器1の取付け
取外し操作をワンタツチで行なうことができる。
また、羽根38′には容器1の鍔46を係止する
段部39が設けられているため、この装置の運転
中に容器1が水車7から抜け出てしまうことはな
い。なお、上記実施例とは異なり、羽根38′を
予め水車7の内側に傾斜させて取付けてもよい。
もつともこの場合には、前記段部39に代えてそ
の部分に鍔46と嵌合する溝が設けられることに
なる。また、上記実施例では4つの羽根38′に
て容器1を四方から保持するようにしているが、
その数は任意に選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による洗剤溶解装置を一部切
欠いて示した正面図、第2図はその−線に沿
つた断面図、第3図はカバーを一部切欠いて示し
た正面図、第4図はその−線に沿つた断面
図、第5図は操作箱に対するカバーの取付状態を
説明するための分解斜視図、第6図は水車の断面
図、第7図はその−線に沿つた断面図、第8
図は洗剤収納容器の断面図、第9図は水車のフラ
ンジの変形例を示した一部断面図である。 図中、1は洗剤収納容器、2は操作箱、3は隔
室、4は仕切壁、6はカバー、7は水車、8は開
口、9はノズル、14はリブ壁、15はガイド
板、16はつまみ、17はフツク片、20は係合
溝、23はガイドテーパ、25はソケツト、30
は支軸、31は軸受ボス、36は基板、37はフ
ランジ、38は羽根、39は段部、42は底板、
44は網体、46は鍔、48は蓋である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 給水源から洗濯槽へ至る給水径路中に接続さ
    れる隔室と、該隔室内に回転可能に取付けられ
    た水車と、前記給水源から前記給水径路を介し
    て供給される水を前記水車に向けて吹付ける水
    噴射ノズルと、前記水車内に保持される多孔性
    の洗剤収納容器とを含み、前記ノズルから噴射
    される水により前記水車とともに前記容器を回
    転させて、その容器内の洗剤を水にさらしなが
    ら撹拌溶解する装置において、 前記水車は、その半径方向に弾性的に撓み得
    るように片持ち的に形成された羽根を含み、前
    記容器はその羽根の弾性を利用して前記水車内
    に着脱可能に保持されることを特徴とする洗濯
    機の洗剤溶解装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記羽
    根は前記容器に対して作用する係止手段を有
    し、前記容器側には前記羽根を弾性変形させな
    がら前記係止手段に係止される鍔が設けられて
    いることを特徴とする洗濯機の洗剤溶解装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(2)において、前記係
    止手段は前記水車の中心方向に突設された段部
    からなることを特徴とする洗濯機の洗剤溶解装
    置。 (4) 実用新案登録請求の範囲(2)において、前記羽
    根は前記水車の内側に傾斜して取付けられてお
    り、かつ、前記係止手段は前記鍔に対して嵌合
    する溝からなることを特徴とする洗濯機の洗剤
    溶解装置。
JP2229582U 1982-02-19 1982-02-19 洗濯機の洗剤溶解装置 Granted JPS58125584U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2229582U JPS58125584U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 洗濯機の洗剤溶解装置

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JP2229582U JPS58125584U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 洗濯機の洗剤溶解装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58125584U JPS58125584U (ja) 1983-08-26
JPS6237568Y2 true JPS6237568Y2 (ja) 1987-09-25

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ID=30034385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2229582U Granted JPS58125584U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 洗濯機の洗剤溶解装置

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JP (1) JPS58125584U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58125584U (ja) 1983-08-26

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