JPS6237531Y2 - - Google Patents

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JPS6237531Y2
JPS6237531Y2 JP12872582U JP12872582U JPS6237531Y2 JP S6237531 Y2 JPS6237531 Y2 JP S6237531Y2 JP 12872582 U JP12872582 U JP 12872582U JP 12872582 U JP12872582 U JP 12872582U JP S6237531 Y2 JPS6237531 Y2 JP S6237531Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing plate
container
hinge part
rice
shoulder
Prior art date
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JP12872582U
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English (en)
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JPS5934743U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子ジヤー、炊飯ジヤー等の米飯容
器、とくに外蓋ヒンジ部の補強構造に関するもの
である。
従来、米飯容器としては、第1図に示すごとく
胴体1の上部外面に外蓋2を開閉自在に支持する
ヒンジ部3を設け、胴体1の内部には内容器4を
収容する外容器5を樹脂製肩体6を介して固定
し、上端部を上記肩体6にネジ止めした補強板7
と上記ヒンジ部3とを胴体1を間にしてネジ締め
し、かつ上記補強板7の下端部を下方に延長して
胴体1の下端カーリング部1a内に挿入してい
た。
ところが、上記構造の場合には、胴体1の高さ
寸法が異なると、別の補強板が必要となるばかり
か、補強板が大形のため製品全体の重量が増すと
いう欠点があつた。また、組立時に補強板の下端
部を胴体のカーリング部に挿入しなければならな
いため、組立作業が厄介であるという欠点があつ
た。
そこで、補強板の下端部を途中で切断し、その
長さを短くすれば、上記欠点は解消するが、これ
では外蓋を急激に開いたときにヒンジ部を介して
胴体に作用する異常荷重を補強板が支持できず、
胴体が変形する危険性がある。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、胴体の高さ寸法が異なる場合
でも補強板を共用でき、製品重量を軽減できると
共に、組立作業も容易でかつ十分な補強強度を有
する米飯容器を提供することにある。
以下、本考案を一実施例である添付図面にした
がつて説明する。
第2図は米飯容器の一例である大型電子ジヤー
を示し、10は薄肉金属板にて円筒状に形成した
胴体で、この胴体10の上部外面には外蓋11を
開閉自在に支持するヒンジ部12が設けられ、こ
のヒンジ部12と180゜対称な位置には外蓋11
のフツク(図示せず)と係脱するフツク係合部1
3が設けられている。上記ヒンジ部12とフツク
係合部13とは電子ジヤーを持ち運びする際の把
手を兼ねている。
上記胴体10の内部には、米飯収納用内容器1
4を収容する外容器15が樹脂製肩体16を介し
て連結固定されており、胴体10と外容器15と
の間には断熱材17が装填されている。なお、1
8は肩体16から垂設されたボス部16aと外容
器15の上端部に形成したフランジ部15aとを
固定するネジである。
19は胴体10の上部内面に配置された補強板
(第3図参照)で、この補強板19の長さlは従
来品に比べて短く、この実施例ではヒンジ部12
の縦寸法とほぼ同長である。補強板19の上端部
19aは水平に折曲され、この上端部19aはネ
ジ20によつて肩体16の下面に固定されてい
る。補強板19の下部にはネジ孔19bが形成さ
れており、ヒンジ部12から胴体10を貫通して
上記ネジ孔19bにネジ21を螺入することによ
り、補強板19とヒンジ部12とで胴体10を締
付けている。補強板19の中央部には内方に折曲
片19cが形成されており、この折曲片19cは
上記外容器15のフランジ部15aと微少間隙δ
(例えばδ=1〜2mm程度)をもつて対向してい
る。このように間隙δを設けたのは、もし折曲片
19cとフランジ部15aとが常時当接している
と、外容器15の熱が補強板19を介して胴体1
0に伝導し、胴体10が熱せられるとともに外容
器が局部冷却され、米飯の保温に悪影響を与える
からである。
なお、上記補強板19は、フツク係合部13と
対応する胴体10の上部内面にも取付けられてい
る。
いま、外蓋11を開くと、その重量によつてヒ
ンジ部12には矢印方向の力Fが作用し、胴体1
0には内方への押圧力が作用する。この押圧力が
小さい場合には、胴体10は補強板19によつて
内側から支持されているため、内方に撓む必配は
ないが、外蓋11が大形の場合や外蓋11を急激
に開いたときには胴体10に過大な押圧力が作用
する。この場合には、胴体10を支えている補強
板19が内側へ撓み、折曲片19cの先端が外容
器15のフランジ部15aの外周に当る。そのた
め、胴体10はこれ以上の撓みが規制され、胴体
10が変形する必配はない。
また、電子ジヤーを持ち運びする際、上記ヒン
ジ部12とフツク係合部13とを持ち上げると、
胴体10に外方への大きな力が作用するが、この
場合にも補強板19が肩体16とヒンジ部12お
よび肩体16とフツク係合部13とを連結してい
るので、胴体10に無理な力がかからない。
以上のように、本考案によれば、補強板の上下
部を肩体とヒンジ部とに固定し、補強板の折曲片
を微少間隙をもつて外容器のフランジ部に対向さ
せたので、もしヒンジ部に大きな外力が作用して
も補強板の折曲片がフランジ部に当接して胴体の
撓みを規制し、胴体の変形を防止できる。また、
補強板は従来に比べて短尺であるため、胴体の高
さ寸法が異なる米飯容器であつても補強板を共用
でき、製品重量を軽減できるとともに、組立作業
も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の米飯容器の一部断面側面図、第
2図は本考案にかかる米飯容器の一部断面側面
図、第3図は補強板の斜視図である。 10……胴体、11……外蓋、12……ヒンジ
部、14……内容器、15……外容器、15a…
…フランジ部、16……肩体、19……補強板、
19a……上端部、19c……折曲片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製胴体の上部外面に外蓋を開閉自在に支持
    するヒンジ部を設ける一方、胴体の内部に、米飯
    収納用内容器を収容する外容器を肩体を介して固
    定した米飯容器において、上記胴体の上部内面に
    金属製補強板を配置し、該補強板の上端部を上記
    肩体の下面にネジ止めするとともに、補強板の下
    部と上記ヒンジ部とを胴体を間にしてネジ締め
    し、かつ補強板の中央部に上記外容器の上端部に
    形成したフランジ部外周と微少間隙をもつて対向
    する折曲片を形成したことを特徴とする米飯容
    器。
JP12872582U 1982-08-26 1982-08-26 米飯容器 Granted JPS5934743U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12872582U JPS5934743U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 米飯容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12872582U JPS5934743U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 米飯容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5934743U JPS5934743U (ja) 1984-03-03
JPS6237531Y2 true JPS6237531Y2 (ja) 1987-09-25

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ID=30291915

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JP12872582U Granted JPS5934743U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 米飯容器

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JP (1) JPS5934743U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100275A (ja) * 1985-10-23 1987-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ジユ−サ−

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Publication number Publication date
JPS5934743U (ja) 1984-03-03

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