JPS638380Y2 - - Google Patents

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JPS638380Y2
JPS638380Y2 JP1982145432U JP14543282U JPS638380Y2 JP S638380 Y2 JPS638380 Y2 JP S638380Y2 JP 1982145432 U JP1982145432 U JP 1982145432U JP 14543282 U JP14543282 U JP 14543282U JP S638380 Y2 JPS638380 Y2 JP S638380Y2
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JP
Japan
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flange
vacuum double
double bottle
exterior body
tip
Prior art date
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Application number
JP1982145432U
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English (en)
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JPS5948342U (ja
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Publication date
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Priority to JP14543282U priority Critical patent/JPS5948342U/ja
Publication of JPS5948342U publication Critical patent/JPS5948342U/ja
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Publication of JPS638380Y2 publication Critical patent/JPS638380Y2/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は保温弁当箱やアイスジヤー、スープ入
れなどの保温容器に関するものである。
従来、保温弁当箱などのように広口のガラス製
真空二重瓶を内蔵した保温容器においては、真空
二重瓶内に飯器などの重量物を収納した場合や外
部から衝撃が加わつた場合に、真空二重瓶が割れ
る危険性がある。そのため、通常は第1図に示す
ごとく真空二重瓶30の内側に樹脂製の安全器3
1を収容し、一方外側はクツシヨン性を有する断
熱材32で保護している。そして、安全器31の
上部に一体成形された肩体33と外装体34と
を、下げ紐取付用のフツク金具35と一体にネジ
36にて連結固定している。
ところが、上記構造の場合には真空二重瓶30
の内外部を安全器31と断熱材32で保護しなけ
ればならないため、真空二重瓶30の大きさに比
して外装体34が大形となり、かつ飯器37やス
ープ入れ38などの収納容器の収納スペースが小
さくなるという欠点があつた。また、上記飯器3
7やスープ入れ38の熱が安全器31を介して外
部に逃げるため、保温性能上も好ましくないとい
う欠点があつた。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、真空二重瓶を金属製として外
装体を小型化するとともに真空二重瓶内の収納ス
ペースを大きくでき、かつ保温性能の向上を図る
一方、真空二重瓶の溶接部保護と外装体への安定
取り付けを可能とする保温容器を提供することに
ある。
以下、本考案をその実施例である添付図面にし
たがつて説明する。
第2図、第3図は本考案の第1実施例を示し、
1は広口の金属製真空二重瓶で、内瓶2と外瓶3
と上端部で接合し、内外瓶の間の空間を真空室4
としたものである。この真空二重瓶1の口部外周
には、先端に溶接部を有し上方に突出したフラン
ジ先端部5aと平坦面を有するフランジ基部5b
とからなる略L字形状のフランジ5が周設されて
いる。
6は真空二重瓶1の外面を覆う有底の樹脂製外
装体で、その開口部内周面には段部7が形成さ
れ、この段部7上方には凹部8が形成されてい
る。また、外装体6の底部には環状のリブ9が突
設されており、このリブ9の先端は真空二重瓶1
の底面と間隙をもつて対向している。この間隙は
真空二重瓶1の全長バラツキを吸収できるだけの
寸法に設定されている。上記外装体6は真空二重
瓶1の外側を微少間隙をもつて被覆しており、こ
れによつて真空二重瓶1の横振れを防止してい
る。
10は環状の肩体で、その下端部には段部11
aが、その上方外周面には突起11が設けられて
おり、この突起11を上記外装体6の凹部8に強
制嵌合させることにより、肩体10は外装体6の
開口部に固着される。
12はシールゴムで、上記肩体10の下面と真
空二重瓶1のフランジ基部5b上面とで圧着さ
れ、両者の間を密封している。なお、13は米飯
を収容した飯器、14は断熱性を有する飯器蓋、
15は菜入れ、16は上記肩体10に被着される
蓋体である。
上記真空二重瓶1はそのフランジ基部5bを外
装体6の段部7に載置し、上記フランジ基部5b
の上面にシールゴム12を載置して肩体10を外
装体6の開口部に固着することにより、フランジ
先端部5aは肩体段部11aにより遊嵌状態で、
フランジ基部5bは肩体10と外装体6の段部7
との間で挾圧固定される。すなわち、真空二重瓶
1は吊り持ち状態で保持されるため、従来のよう
に真空二重瓶の外側を断熱材などで支持する必要
がなく、外装体6の外形が大きくならない。しか
も、真空二重瓶1自身が機械的強度を有するた
め、内側を安全器などで保護する必要もなく、収
納スペースを大きくとることができるとともに、
真空二重瓶1内に収納された飯器13は真空二重
瓶1で直接保温されるため、熱の逃げが少なく保
温性は良好となる。
特に、上記実施例では真空二重瓶1の内面に段
部1aを形成し、この段部1aに飯器13の外周
に形成した段部13aを載置するようにしたの
で、飯器13の外面と真空二重瓶1の内面との間
の空間Aが密閉され、飯器13の熱が外部に逃げ
ず、保温性能は一層向上する。
なお、真空二重瓶1のフランジ5の先端が外方
に水平に突出した形状であると、フランジ先端に
溶接溜りがある場合、フランジ段部7に載置した
とき真空二重瓶1が傾いて取り付けられるおそれ
がある。これに対し、フランジをL字形状とすれ
ば、その先端に溶接溜りがあつても、フランジ下
面が段部7に載置されるため真空二重瓶1が傾い
て取り付けられる心配がない。また、フランジ先
端部5aは、肩体10の段部11aに遊嵌してい
るため、溶接部を保護することができる。
第4図は本考案の第2実施例を示し、外装体6
の段部7を内側面に環状にあるいは複数個突設し
た突起としたものである。この場合も、第1実施
例と同様に真空二重瓶1のフランジ5が肩体10
と上記段部7とで挾圧固定される。外装体6の外
面には下げ紐取付具17を取付けるための軸部1
8が一体に突設されている。19は下げ紐、20
は取付具カバーである。
第5図は本考案の第3実施例を示し、段部7を
外装体6の上端に嵌合固定した環状部材21に設
け、この環状部材21の段部7と肩体10とで真
空二重瓶1のフランジ5を挾圧固定するようにし
たものである。外装体6の外面には、図示しない
下げ紐を取付けるための取付部材22がその軸部
23を外装体6に嵌入して抜け止めすることによ
り、固定されている。
上記各実施例のほか、外装体の段部としては、
内側面に縦方向に突設した複数本の補強リブで代
用してもよい。また、外装体は真空二重瓶の底面
をも覆う有底形状のものに限らず、底部が開口し
たものでもよい。この場合には、外装体の底部開
口に底蓋を取付ければよい。さらに、肩体と外装
体との固着は、強制嵌合に限らず、例えば螺合あ
るいはネジ止めであつてもよい。
以上のように、本考案によれば、外装体の段部
に金属製真空二重瓶のL字形状のフランジのフラ
ンジ基部を載置し、外装体の開口部に固着した肩
体と上記段部とで溶接部の存在しないフランジ基
部を挾圧固定するようにしたので、真空二重瓶は
吊り持ち状態で安定して保持され、真空二重瓶を
底部から支持する必要がない。したがつて、外装
体の内部には従来のごとき支持用の断熱材を収容
する必要がなくなり、外装体を小形化できるとと
もに、真空二重瓶の内側に安全器を収容する必要
もなくなり、収納スペースは大きくなる。しか
も、真空二重瓶内に収納される飯器などの収納物
は、真空二重瓶によつて直接保温されるため、熱
の逃げが少なく、保温性能は従来に比べて大巾に
向上する。
また、金属製真空二重瓶の溶接部であるフラン
ジ先端部は、肩体に遊嵌しているため、この部分
に何ら力が作用せず、保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保温容器の断面図、第2図は本
考案にかかる保温容器の第1実施例の断面図、第
3図はその一部拡大図、第4図は本考案の第2実
施例の部分断面図、第5図は本考案の第3実施例
の部分断面図である。 1……真空二重瓶、5……フランジ、5a……
フランジ先端部、5b……フランジ基部、6……
外装体、7……段部、8……凹部、10……肩
体、11……突起、11a………段部、12……
シールゴム、13……飯器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端開口部の下方内周面に段部を形成した外装
    体と、口部外周に、先端に溶接部を有し上方に突
    出したフランジ先端部と平坦面を有するフランジ
    基部とからなる略L字形状のフランジを周設した
    広口の金属製真空二重瓶と、外装体の開口部に固
    着される肩体とからなり、上記フランジ基部を段
    部に載置するとともに、肩体を外装体の開口部に
    固着することにより、上記フランジ先端部を遊嵌
    状態で、かつ、フランジ基部を段部と肩体とで挾
    圧固定してなる保温容器。
JP14543282U 1982-09-24 1982-09-24 保温容器 Granted JPS5948342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14543282U JPS5948342U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 保温容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14543282U JPS5948342U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 保温容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5948342U JPS5948342U (ja) 1984-03-30
JPS638380Y2 true JPS638380Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=30324021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14543282U Granted JPS5948342U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 保温容器

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JP (1) JPS5948342U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2108212A (en) * 1934-08-01 1938-02-15 Shellwood Johnson Company Metal-walled vacuum chamber or container

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52157377U (ja) * 1976-05-22 1977-11-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2108212A (en) * 1934-08-01 1938-02-15 Shellwood Johnson Company Metal-walled vacuum chamber or container

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Publication number Publication date
JPS5948342U (ja) 1984-03-30

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