JPS6028Y2 - 金属製まほうびんのゲツタ−保持構造 - Google Patents

金属製まほうびんのゲツタ−保持構造

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Publication number
JPS6028Y2
JPS6028Y2 JP11962381U JP11962381U JPS6028Y2 JP S6028 Y2 JPS6028 Y2 JP S6028Y2 JP 11962381 U JP11962381 U JP 11962381U JP 11962381 U JP11962381 U JP 11962381U JP S6028 Y2 JPS6028 Y2 JP S6028Y2
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JP
Japan
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getter
bottle
outer bottle
metal
holding part
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Expired
Application number
JP11962381U
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English (en)
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JPS5826435U (ja
Inventor
明 森川
潔 中川
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5826435U publication Critical patent/JPS5826435U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属製まほうびんのゲッター保持構造に関する
従来、金属製内瓶と外瓶との間の空間を真空にした金属
製まほうびんが種々提供されており、内瓶および外瓶か
ら発生する水素ガスを吸収して真空度の低下を防止する
ゲッターが上記真空室の中に配置されている。
通常、このゲッターはガラスウール等に包んで内外瓶の
間に装着しているが、これてはゲッターの確実な保持固
定ができないばかりか、ガラスウールが内外瓶の間に介
在しているため、その伝導熱による熱損失によって、ま
ほうびんの保温性能が低下する欠点がある。
しかも、ゲッターを活性化させるに必要な熱が上記ガラ
スウールのために遮られ、ゲッターが完全に活性化され
ない欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされたもので、ゲッター
を確実に保持固定でき、まほうびんの保温性能を低下さ
せることなく、シかもゲッターの活性化に必要な熱を外
瓶から確実に伝達されるようにした金属製まほうびんの
ゲッター保持構造を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
図面において、1は金属製内瓶、2は金属製外瓶で、内
瓶1と外瓶2との間の空間を真空室3としである。
上記外瓶2は上方より外瓶肩体4と外瓶胴体5と外瓶底
体6との3部材で構成され、これらは互いにティグ(T
IG)溶接にて接合されている。
上記外瓶肩体4と外瓶胴体5との接合部7、および外瓶
胴体5と外瓶底体6との接合部8の周囲にはそれぞれ胴
リング9,10が装着されている。
胴リング9,10は環状のゴム材からなり、自身の弾性
により上記接合部7,8のまわりに密着している。
胴リング9,10の一部には下げ紐11取付用の角環1
2が取付けられている。
また、上方の胴リング9の下端部には垂片9aが全周に
設けられ、この垂片9aが外瓶胴体5の上端部の外周を
覆っている。
外瓶肩体4には、栓体13を螺着すべき雄ネジ4aとコ
ツプを重ねる蓋14を螺着すべき雄ネジ4bとが形成さ
れている。
外瓶胴体5の上端部内面には、保持金具15にてゲッタ
ー20が取付けられ、内瓶外面あるいは外瓶内面から発
生した水素ガスを吸収腰真空度の低下を防止している。
すなわち、保持金具15は、第2図、第3図に示すごと
く、円形の凹部17と開口孔18とを有する保持部16
と、該保持部16と一体の弾性を有する支持部19とか
らなり、この支持部19は外瓶胴体5の上端部内面にス
ポット溶接にて固定される。
一方、ゲッター20は低温活性型のもので、外瓶底体6
の下端部に設けたチップ管21から内瓶1と外、*2と
の間の空気を排気する際、その排気炉内温度で十分活性
化する。
このゲッター20は上記保持部16の凹部17に嵌合す
るように円柱形状に形成され、支持部19を外瓶の内方
へ撓めた状態で凹部17に嵌合させることにより、上記
保持部16と外瓶胴体5の内面との間に弾性的に挟圧保
持される。
そのためゲッター20は外瓶胴体5に密着して外瓶胴体
5からの熱を受けやすくなり、確実に活性化される。
またゲッター20は保持部16と外瓶胴体5との隙間お
よび保持部16の開口孔18を介して真空室3と通気自
在であるため、真空室3内の水素ガスを効率よく吸着で
きる。
上記ゲッター20は外瓶肩体4と外瓶胴体5とを接合す
る前に保持金具15に取付けられるが、この接合時に発
生する溶接熱のため誤ってゲッター20が活性化しない
ように、接合部7から若干離れた位置にゲッター20を
取付けるとともに、外瓶2の最終溶接工程前にゲッター
20を取付けることによって、真空室3の排気工程まで
の時間ロスを最少限にし、ゲッター20の劣化を防止し
ている。
また、真空室3の排気は外瓶の底部に設けたチップ管2
1にて行なうため、真空室3の上部が最も排気しにくい
が、ゲッター20を上述のごとく真空室3の上部に取付
けであるので、排気作業時間を短縮できる。
上記外瓶底体6の周囲には金属製底カバー22が嵌合さ
れており、底カバー22の上端部は上記外瓶胴体5と外
瓶底体6との接合部8の下面に当接し、下方の胴リング
10によって上記接合部8と一体に結合されている。
底カバー22の底部中央に形成した開口孔22aには、
チップ管21を保護する保護筒23aを有する合成樹脂
製底板23が嵌合固定されている。
なお、本考案における保持金具15としては、上記実施
例の形状に限らず、例えば中央に保持部を有し、この保
持部から放射状に突出する複数本の支持部を設けたもの
でもよい。
この場合には、ゲッターの保持がより確実となる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、保持金
具の保持部でゲッターを外瓶の内面に挟圧保持するよう
にしたので、ゲッターをガタッキなく確実に保持固定で
きるとともに、ゲッターを外瓶内面と密着させて外瓶か
らの熱を効率よく受け、排気作業時の炉内温度で確実に
活性化させることができる。
また、ゲッターの取付けは支持部の弾性により簡単に行
なうことができるとともに、ガラスウール等の介在物を
使用しないので保温性能を低下させる心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる金属製まほうびんの半断面正面
図、第2図はそのゲッター取付部の拡大断面図、第3図
はゲッターと保持金具との斜視図である。 1・・・・・・内瓶、2・・・・・・外瓶、3・・・・
・・真空室、5・・・・・・外瓶胴体、15・・・・・
・保持金具、16・・・・・・保持部、17・・・・・
・凹部、18・・・・・・開口孔、19・・・・・・支
持部、20・・・・・・ゲッター 21・・・・・・チ
ップ管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製内瓶と該内瓶を包囲する金属製外瓶とからなり、
    内瓶と外瓶との間に形成される空間を真空にしてなる金
    属製まほうびんにおいて、ゲッターを通気性をもって保
    持する保持部と該保持部を弾性をもって支持する支持部
    とからなるゲッター保持金具を、上記支持部によって外
    瓶の内面に固定し、ゲッターを上記保持部と外瓶内面と
    の間に挟圧保持したことを特徴とする金属製まほうびん
    のゲッター保持構造。
JP11962381U 1981-08-11 1981-08-11 金属製まほうびんのゲツタ−保持構造 Expired JPS6028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11962381U JPS6028Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 金属製まほうびんのゲツタ−保持構造

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JP11962381U JPS6028Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 金属製まほうびんのゲツタ−保持構造

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Publication Number Publication Date
JPS5826435U JPS5826435U (ja) 1983-02-19
JPS6028Y2 true JPS6028Y2 (ja) 1985-01-05

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ID=29913672

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JP11962381U Expired JPS6028Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 金属製まほうびんのゲツタ−保持構造

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59165125U (ja) * 1983-04-21 1984-11-06 タイガー魔法瓶株式会社 金属製真空二重容器
JPS6015236U (ja) * 1983-07-12 1985-02-01 タイガー魔法瓶株式会社 金属製真空二重容器
JPS60188536U (ja) * 1984-05-25 1985-12-13 タイガー魔法瓶株式会社 断熱容器等の真空空間内壁面へのゲツタ取付装置
JPH0226433Y2 (ja) * 1985-04-26 1990-07-18

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JPS5826435U (ja) 1983-02-19

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