JPS6237408B2 - - Google Patents

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JPS6237408B2
JPS6237408B2 JP10980884A JP10980884A JPS6237408B2 JP S6237408 B2 JPS6237408 B2 JP S6237408B2 JP 10980884 A JP10980884 A JP 10980884A JP 10980884 A JP10980884 A JP 10980884A JP S6237408 B2 JPS6237408 B2 JP S6237408B2
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array
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JP10980884A
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Efu Ryon Richaado
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Xerox Corp
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Publication date
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Publication of JPS6237408B2 publication Critical patent/JPS6237408B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/0304Detection arrangements using opto-electronic means
    • G06F3/0317Detection arrangements using opto-electronic means in co-operation with a patterned surface, e.g. absolute position or relative movement detection for an optical mouse or pen positioned with respect to a coded surface

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーソル制御装置に関するものであ
り、特にデイジタル計算システムならびにこのよ
うなシステムの応用においてビツトマツプ機能を
行なうカーソル制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
過去10年程度の間、たとえばコンピユータ・デ
イスプレイ・システムとともに使用される機能制
御装置はこのようなシステムの開発とともに開発
されてきた。これらの装置はジヨイ・ステイツ
ク、ライト・ペン、タツチ・パネル、更に「マウ
ス」とも呼ばれる、手で持つカーソル制御装置等
いくつかの形で実現されてきた。これらの装置の
最も有力な使用法の1つは、デイスプレイ・カー
ソルを制御することによつてこのようなシステム
の可視デイスプレイ上の選定した位置のデイスプ
レイを変更するということである。このとき、制
御装置によつて、このデイスプレイ・カーソルは
デイスプレイ上を選択的に移動する。
マウスは相互作用デイスプレイ型のコンピユー
タ・システム、特にシステム・デイスプレイ上の
カーソルを制御するコンピユータ・システムとと
もに使用される指示装置である。通常、システム
に対するユーザーのキーボード入力の隣りにある
作業面すなわちパツドにおいてユーザーがマウス
を動かすのに応じて、マウスはユーザーの手の動
きを追う。マウス容器の上面にマイクロスイツチ
を置き、ユーザーが選択したスイツチを指で操作
することによりシステム内で種々の機能を行なわ
せることができる。このマウス装置は、ゼロツク
ス社が開発、製造、ならびに販売を行なつている
8010プロフエツシヨナル・ワークステーシヨンの
一部品として、最近オフイス製品市場で入手でき
るようになつた。
この期間に行なわれた研究の結論は、カーソル
機能の制御を行なうための好ましく、そして最良
の手段であるということであつた。その理由とし
ては、マウスが人間工学的見地からこのようなシ
ステムのキーボード入力とともに使うのに適して
おり、デイスプレイ・カーソルを動かしやすく、
そしてマウスの上にあるマイクロスイツチによつ
て所望の機能を行なわせることができるというこ
とが挙げられる。これらのカーソル制御装置すな
わち「マウス」は電子機械の設計で公知である。
このような装置の例は米国特許3304434、
3541541、3835464、3892963および3987685に見出
される。
最も良く知られた電子機械的な、そして「最古
の」マウスはスタンフオード研究所で開発され、
米国特許3541541に開示されている。このマウス
は一対の車輪を使つており、この車輪が電位差計
シヤフトを回転させてXおよびYの運動をアナロ
グ信号に変換する。マウスを各座標方向に沿つて
動かしたとき各車輪は回転し、マウスを直交方向
に動かしたとき車輪は横に滑る。マウスを斜めに
動かすと、両方の車輪が同時に回転し、滑る。こ
のマウスの設計の結果、米国特許3892963に示さ
れているように、2ビツトの二次信号コードを作
成するための車輪と光学シヤフトのエンコーダと
してボール・ベアリングが使用されることになつ
た。車輪の動きによつて1つの座標方向に2ビツ
トの出力が得られ、二次元の方形波が作られる。
その方形波の位相と周波数は運動の方向と速度に
よつて決定される。各ビツト変化は、デイスプレ
イ画面上のカーソルを動かすために使用される分
解可能な1ステツプの移動を表わす。更に開発が
進んで、2つの車輪のかわりにボールまたは球を
採用して、より一様な追尾を行なうようにした
(米国特許3835464および3987685)。内部では、球
形自体は追尾ボールで、ボールに対して回転する
シヤフトとシヤフト・エンコーダまたは光デイス
ク・エンコーダとしての転流器を備えており、後
者については米国特許3304434に示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらのマウスはデイスプレイ機能を行なう上
で極めて有用であることはわかつているが、信頼
性がそれ程高くなく、特に長期間使用する場合に
そうである。たとえば、ボールや車輪等の、マウ
スの機械的可動部品が汚れ、作業面すなわちパツ
ドの上で滑つて、継続的にローリング作用をしな
くなる。あるいは、転流器が汚れて跳んでしま
う。
更に、機械的可動部品に必要とされる精度や許
容偏差ならびに構成部品数のために、これらの機
械的マウスの製造費用は多額であつた。
したがつて、目標とするところは可動部品のな
い(マイクロスイツチは除く)マウスを設計する
ことによつて、上記の機械的なものの欠点をなく
し、長期間の使用に対して信頼度の高いマウスを
提供することである。可動部品をなくす目標に向
う1つの方向は光学的なものであり、マウス追尾
機能の光学的検出である。光学的追尾の概念、す
なわち軌道、線、横棒または格子等の光学像の光
学的検出は新しいものではない。1つ以上の光学
検出器を使用したこのような追尾の例は米国特許
3496364、3524067、4114034および4180704に示さ
れている。しかし、これらの光学的追尾装置のい
ずれもマウスで必要な機能を果すのに適した光学
的追尾技術を開示していない。すなわち、それら
は移動の方向および移動の量を示す多方向追尾を
行なう程には「洗練」されていない。これらより
許容できるものは光学的カーソル制御器である。
すなわち、光学的マウスがマウスの回転とは無関
係に、また追尾用のマウスとともに使用される固
有の座標システムとは無関係に、マウス本体に対
する相対運動を検出する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に従つて開示される新しいカーソル制御
装置が有するセンサー・アレイは複数のセンサ
ー・セルから成り、このセンサー・セルは隣りの
センサー・セルに対する相互対応構成を使つて識
別可能なビツトマツプ像をつくることができる。
更に本発明によるカーソル制御装置によれば、相
互作用デイスプレイ型コンピユータ・システムの
デイスプレイ画面でカーソルの移動を行なうこと
ができる。
センサー・アレイは照射を検知できるセンサ
ー・セルのアレイでできている。セル間の対応パ
ターンによつて識別可能なビツトマツプ像を形成
するようにセルを接続する。形成された各ビツト
マツプ像は画素を検出したことを示していないア
レイ・セルの領域内における、画素を検出したこ
とを示している1つ以上のセルの組み合わせで構
成されている。対応のパターンはアレイ内の他の
セルの動作の禁止か、またはアレイ内の他のセル
への動作指示であることができる。
本発明の一形態においては、各センサー・セル
にVLSIたとえばNMOS集積回路で構成した回路
手段が接続されており、禁止セルが充分な量の放
射を検知したときアレイ内の少なくとも1つの隣
接センサー・セルの反応を禁止する。センサー・
セル間の禁止パターンによつて多数のビツトマツ
プ像が得られる。作成される各ビツトマツプ像は
照射を検知したアレイ内の反応センサー・セルお
よび非反応センサー・セルより成る。非反応セン
サー・セルは照射を検知しなかつたか、1つ以上
の反応センサー・セルによつて反応することを禁
じられたかのいずれかである。このようにして、
反応セルはセンサー・アレイの境界内にビツトマ
ツプ像を作る。
センサー・セル・アレイ内のビツトマツプ像を
つくる1つの方法は対比的な背景上の複数の形状
から成る対比的なパターンを設けるものである。
このパターンは照明され、対比的なパターンから
の照射がセンサ・アレイ上に像を結ぶ。対比的な
パターンは暗い背景上の複数の明るい形状または
明るい背景上の暗い形状で構成することができ
る。形状とは、たとえば点または線である。
カーソル制御装置または光学的マウスで採用さ
れているように、回路手段には回路とプログラム
化された論理アレイからなる有限機械が含まれて
おり、これらはビツトマツプ像の変化に反応す
る。また対比パターンに対するマウスの相対的な
位置の運動の変化に対応し、それに伴なつてデイ
スプレイ型コンピユータ・システムのデイスプレ
イ画面上の可視カーソルの位置変化を表わす可視
デイスプレイ装置への座標信号を作成することが
できる。
〔実施例〕
付属の図面を使つた以下の説明によつて、本発
明のより完全な理解が可能になり、他の目的や成
果が明らかになろう。
第1図は本説明を総合的に表わしたものであ
り、デイジタル・イメージ・システムと呼ぶこと
ができる。このシステムの各要素は第1図の要素
10,12,14,16および18によつて表わ
される。画像すなわち像10が検出のため存在し
ている。光学的画像は検出器アレイによつて受け
取られ、選択した方法でデイジタル化され、更に
所望の信号出力を得るように処理される。照明さ
れた光学的入力画像10は、通常光学レンズの焦
点作用の助けを借りて、アナログ・センサー・ア
レイ12によつて検出される。センサー・アレイ
12はこれに反応してビツトマツプ像を作成す
る。この反応は、イメージヤとも呼ばれるデイジ
タル・イメージ処理器14において論理回路によ
つてデイジタル・イメージ処理を受ける。この点
で、ビツトマツプ像は、検知された元の像の電気
的表現と結合される。更にこれらのパターンはデ
ータ処理器16において通常は電気信号の形で解
明され、更に利用装置、ユーザー・システム、ま
たはホスト18によつて解釈される。
本明細書の骨組みにおいて、種々の要素10,
12,14,16,18と説明および図面との関
係は次の通りである。
対比的なパターンより成る光学的入力画像は第
2図、第14図および第20図に最も良く示され
ている。対比的なパターンは対比的な背景上の複
数の形状でできている。この形状は暗い背景上に
明るく表現するか、または明るい背景上に暗く表
現することができる。この形状とは、複数の点、
四角、線、バー等の幾何学的な形より成る。
センサー・アレイ12は第2図に示す2次元の
アレイまたは第20図に示す直線状のアレイにす
ることができる。各アレイは第16図および第1
7図に示す論理的属性を有する一群のセンサー・
セル20で構成されている。
デイジタル・イメージ処理器すなわちイメージ
ヤ14は第18図、第19図、および第21図の
論理回路によつて最も良く示されている。イメー
ジヤ14の出力15はビツトマツプを表わしてい
る。すなわち、各センサー・セルは独自の画素を
表わしており、それらが一緒になつてアレイを構
成する。いくつかのセルが光学的入力画像10に
反応し、他のセルは反応しないことで、アレイに
ビツトマツプが作られる。
データ処理器16は第21図および第26図乃
至第33図に最も良く示されている。本発明の例
示のための利用装置は、対話用デイスプレイ型コ
ンピユータ・システムのデイスプレイ画面上で可
視カーソルを1つの位置から次の位置へと動かす
ためのカーソル制御装置になつている。このカー
ソル制御装置すなわち光学的マウスを第22図に
示してある。センサー・アレイ12およびイメー
ジヤ14の動作方式は本発明独特の特徴である。
また、センサー・アレイの独特な応用はそれを可
視デイスプレイと結合したカーソル制御装置とし
て採用した点にある。相互禁止撮像および/また
は自己限時撮像の概念はカーソル制御装置に限定
されるものではない。他の応用としてはたとえば
パターン認識、文学認識、光学的な調節、エツジ
検出器、光制御発振器等がある。
第2図は要素10および12の一実施例を示し
たものである。センサー・アレイ12はセンサ
ー・セル20の2次元アレイでできており、この
場合は4×4のアレイになつている。画像10は
対比パターン22でできており、これは対比背景
26の上に形状24を設けたものである。形状2
4の面積はセンサー・セル20のそれより大き
い。センサー・アレイ12はハエの目に似てお
り、パターン22を「見る」。セルのうちのいく
つかはパターン22からの光、たとえだ光源17
から与えられて形状24で反射された照射光に反
応する。これらの形状は暗い背景上の明るい形状
になつている。
また、パターンで反射するのではなくて、光を
パターン22を通して投影することもできる。こ
の目的のためには、光源17のかわりに照射光源
21を使うことができる。この条件のもとでは、
背景26を不透明にし、形状24を半透明または
透明にすることができる。
パターン22は平面として描かれているが、こ
のパターンを等高線状の表面にもできるように実
現するべきである。たとえばパターン22を球体
の外表面に設け、センサー・アレイ12をその球
体内の中心または球体の外表面に接して置いて、
球体と追尾用アレイとを相対的に運動させること
もできる。
本発明の重要な特徴はイメージヤ14とセンサ
ー・アレイ12とによるデイジタル・ビツトマツ
プの作成方法にある。内蔵された回路は自己限時
回路技術および相互禁止センサー・セルまたは隣
接セル禁止を使つて対比パターン22のデイジタ
ル像スナツプを作成する。この概念を2次元のア
レイに対して第3図から第5図で説明する。禁止
の一形式はセンサー・セル20相互間で次のよう
に行なわれる。いくつかのセルは検出した光に反
応してもとと違う論理状態に達する一方、他のセ
ルはすぐ傍の反応したセルによつて光の検出を禁
止されるのでもとの論理状態に保持される。一旦
各セルが光を検出するか他の反応したセルによつ
て禁止されれば、像は安定したものになる。デイ
ジタル論理がリセツトされて新しいスナツプの形
成を始めるまで、すべてのセルは安定なビツトマ
ツプ像を形成している。自己限時論理を備えたデ
イジタル・イメージヤ14は光レベルにほぼ比例
した速度ならびにそれとは無関係な速度で、安定
なパターンをつくり、そのパターンをラツチし、
リセツトと再起動を行なう。このように、イメー
ジヤの優れた特徴はそれが実質的に光のレベルに
無関係であるということである。
後でより詳細に説明するように、可能なビツト
マツプ像の数は近隣セルからの禁止の度合によつ
てきまる。パターン使用の感度および実用性も、
ある程度は禁止の度合によつて左右される。第3
図において、禁止の度合は光に反応したセンサ
ー・セル20′からの種々の半径方向の伸長R1
至Roによつて表わされる。禁止の伸長がより大
きいということは、一定の像またはスナツプ内で
光に反応するセンサー・セル20の数が減るとい
うことを意味する。
近隣禁止による安定な出力パターンの可能なセ
ツトを第4図および第5図に示してある。第4図
は3×3のセンサー・アレイで、禁止の度合がす
ぐ隣のセルである場合を示してある。これは最小
の禁止の度合を表わしている。第4図Aで“1”
レベルはアレイ内の反応セルを表わしている。し
たがつて、“0”レベルのセルは禁止される。ア
レイ内の“X”と記されたセルは残されて、アレ
イのリセツト前に“1”または“0”のいずれか
である可能性がある。第4図Bから第4図Iまで
はこの特定の禁止度について生じ得るすべてのパ
ターンを示している。
逆の極端な場合として最大の禁止度では、第4
図の3×3のセンサー・アレイ内の各センサー・
セルはそのアレイ内の他のすべてのセンサー・セ
ルに接続され、アレイ内の1つのセルが反応する
と他のすべてのセルが反応を禁止される。この場
合、3×3のアレイでは9種のビツトマツプ像の
可能性が得られることになる。
アレイを大きくすると、可能なパターン数も大
きくなる。第5図は4×4のアレイで、禁止度は
これもすぐ隣のセルになつている。第5図Aで
“1”レベルはアレイ内の反応セルを表わしてい
る。したがつて“0”レベルのセルは禁止され
る。このため“X”と記されたセルは“1”また
は“0”である可能性がある。その結果、79種の
安定なビツトマツプ像を作成する可能性が得ら
れ、そのうちの3つを第5図Bから第5図Dまで
に示してある。このビツトマツプ像のセツトはア
レイの各四分円内に“1”があるという興味ある
性質を有している。
第6図から第11図まではリニア追尾用で近隣
禁止概念を使つた直線アレイを示している。4個
のセンサー・セルの直線アレイを考えている。第
6図には対比パターン22に対するアレイの種々
の相対位置を4群の点A,B,C、およびDで表
わしてある。4個のセンサーは1つ置きに結合し
て対を作り、1つのセルはすぐ隣りのセルを禁止
するのではなくて次に続くセルを禁止するように
されている。この1つ置きに結合されたセンサ
ー・セル対を第7図の矢印で示してある。この構
成では、第7図Aから第7図Dまでに示すように
4つのパターンが可能である。矢印は反応セル
(“1”レベル)から伸びて、1つ置きのセルの禁
止(“0”レベル)を示している。対比パターン
22を使つて禁止を行なう様子は第6図に示して
ある。パターン22は明るい細片28と暗い細片
30を1つ置きに並べた直線格子になつている。
細片28から反射した光に反応するセンサー・セ
ルはグループA乃至Dの暗い点として示されてい
る。第6図のグループAからDまでによつて作成
されるパターンは1つ置きの近隣禁止を示す第7
図のものと一致している。
パターン22の細片の幅がアレイ内のセンサ間
隔の約2倍になつている場合には、これらのパタ
ーンはすぐ判定できるやり方で、センサーに対す
る細片の相対位置に対応する。
1個のセルが反応した後にこれらのパターンの
いずれか1つを作る際の可能性を第8図に示して
ある。この可能性は“X”と記したセルによつて
示されており、セルの反応によつて“X”は
“0”または“1”のいずれかになる。
第9図から第11図までの直線アレイでは第6
図から第8図までの場合と異なり、対比パターン
22が細片幅に異なる、明るい細片28′および
暗い細片30′で構成されている。明るい細片2
8′の幅は暗い細片30′より約1/3だけ狭い。明る い細片の間隔が直線アレイに沿つた3個分のセン
サー・セルの幅にほぼ等しい状態で、前述の第6
図から第8図までと同じ近傍禁止の場合3つの安
定したパターンが可能である。この3つのパター
ンを第10図に示してあり、隣接および1つ置き
の禁止を矢印で示してある。1つのセルが反応し
た後にこれらのパターンのいずれか1つをつくる
際の可能性を第11図に示してある。この可能性
は“X”と記したセルによつて示され、“X”は
セルの反応によつて“0”または“1”のいずれ
かになる。明暗の細片28′および30′の幅が変
つたため、第8図に比べて可能性が狭くなつてい
る。
これらの直線アレイで用いられた1つ置きの禁
止という概念は2次元のアレイにもすぐ適用でき
る。
直線センサー・アレイと同一の半導体チツプ上
に簡単なデイジタル有限機械を作つて、現在のビ
ツトマツプ像をその前のビツトマツプ像と比較
し、「左へ移動」、「右へ移動」、「静止」等の位置
機能を示す出力信号を作成させることができる。
このような単軸・一次元運動のセンサーについて
は第20図および第21図と関連して更に詳細に
説明する。
対比パターンに対してセンサー・アレイが相対
的に回転することを許す2次元のアレイを使つた
多方向検知についてはより大きな困難がある。直
線または2次元アレイについてセンサー・アレイ
12およびイメージヤ14用の論理回路について
論じる前に、まず2次元アレイについての禁止パ
ターンを説明しなければならない。
第12図は4×4のセンサー・アレイについて
異なる禁止半径に対して可能な像の総数をユニツ
トで測定して示したものである。安定なビツトマ
ツプ像の数を絵で示し、その後にそういつた
「型」の像がいくつ可能であるかを示してある。
アレイ内の反応、センサー・セルは暗いセル
(■)として黒塗りの四角で示してある。「型」と
はある与えられた像に対して同一アレイ内の鏡像
または像の回転を意味している。第12図の「禁
止近傍」は禁止の程度すなわち度合を絵で示した
ものである。暗いセル(■)は反応したセルを表
わしており、禁止されたセルは背景として存在し
ていないように表わされている。反応セルの禁止
半径外にあるためなお反応する可能性のあるセル
はプラス記号+によつて示してある。禁止の度合
に応じて、アレイ内の近傍センサー・セルは光に
反応したセンサー・セルに結合されて、それ自体
が反応することを禁止される。すなわち、そのも
との2進レベル“0”にとどまる。
一定の禁止半径に対する異なつた像グループか
ら、特定の応用に最も適したグループを選択する
ことができる。カーソル装置に関連した応用に対
して、半径3.0の像グループを説明のため示して
ある。第12図に示すようにこのグループは30の
安定した像のセツトがあり、そのすべてが第13
図に示されている。これらの像は1像当りアレイ
内の反応セルが1または2個ある。この特定の禁
止されたセンサー・アレイは第14図に示すよう
に、暗いすなわち黒い背景26の上に明るいすな
わち白い点24のある六角形のアレイから成る対
比パターン22とともに使うことができる。でき
れば、白い点の間隔は禁止半径距離より若干大き
くするのが望ましい。たとえば、禁止半径が3.0
のセンサー・アレイでは対比パターン22の点の
間隔は約3.2になる。この値は、このようなセル
によつて形成される像の反応セル間の平均距離に
ほぼ等しい。
禁止半径を3.0とし、経験則で点の間隔をきめ
ることによつて、像追尾への変換が容易な一組の
像が得られる。これらの像の特徴は第15図の助
けを借りて第13図を調べることで明らかにな
る。30個の像は2種類に分けられる。像はセルの
中央の四角の中に唯一つ入つている反応セルで表
わされるか、あるいはアレイの向き合つた両側に
あるがアレイの同一辺にあつたり一辺を共有する
ことはない直線状の辺の四角34の中にある一対
の反応セルで表わされる。いずれの場合にも、セ
ンサー・アレイ12が対比パターン22に対して
動くとき、第14図に示すように、追尾すべき形
状すなわち点が常にある。
アレイ12内のセル20の最も簡単な形式を第
16図および第17図に示し、また相互禁止を行
なうセンサー・アレイ・イメージヤの最も簡単な
形式を第18図および第19図に示す。
本発明の実施例でNMOS集積回路技術を使つて
いるが、他の集積回路技術(PMOS、CMOS、ま
たはバイポーラ)を使うこともできる。NMOSの
場合は、光がチツプの回路領域を叩いたとき、あ
る妥当な量子効率で電子が正孔−電子孔に変換さ
れる。正孔は最高の負電圧領域であるp型シリコ
ン基層にひきつけられ、電子は導線、チヤネル領
域等のn型拡散領域、特に電圧の高い領域に吸引
される。
第16図において、各センサー・アレイ20に
はダイナミツク・ノード36がある。ノード36
は低インピーダンス・トランジスタ38によつて
分離された回路節点であり、接地44との間のコ
ンデンサ40により電圧レベルを長時間、保持で
きる。光ダイオード42は光検出特性を有し、接
地すなわち負バイアス44に接続されている。
RESETが高レベルすなわち“1”のとき、トラ
ンジスタ38はオンし、VDDはダイナミツク・
ノード36を充電する。RESETが低レベルすな
わち“0”のときには、トランジスタ38はオフ
になり、充電されていたノード36はVDDから
分離される。光は光ダイオード42の感度で負電
荷が集められることによりセル20で検出され
る。その結果、ノード36の電圧は低下する。ダ
イオード42が光の存在に対して反応し続ける限
り、ノード36の電圧も低下し続ける。
ノード36の電圧降下はインバータ回路45で
監視される。インバータ回路45はトランジスタ
46および48で構成され、ノード36の電圧を
検知してこれを出力50に伝える。このインバー
タ回路の動作は普通のものであり、アデイソン−
ウエズレイ出版会社発行、カーバー・ミードおよ
びリン・コンウエイ著「VLSIシステム入門」の
第1章、5頁乃至10頁に記載されている。このイ
ンバータは相補作用を行なう。たとえば、各
RESETとダイナミツク・ノード36の充電の際
は電圧出力50は低下し始め、ついで光が検出さ
れてダイオード42の両端間の正電荷が減少して
くると電圧出力50は高電圧に向つて上昇する。
第17図は光検出器より成るセル20の概略図
である。セル20は入力でリセツトされ、またイ
ンバータに結合されており、検出器出力が低レベ
ルすなわち“0”であるときはRESETが加わる
まで高レベルすなわち“1”のインバータ出力を
出す。
したがつてイメージヤ14の特徴は、それがセ
ル・サブ回路のアレイになつており、各セル・サ
ブ回路のダイナミツク・ノードは下降電圧を「監
視」して画素を作り、更に近隣の他のセル・サブ
回路の継続動作を禁止することによつて共同して
部分ビツトマツプ像を形成する点にある。
最も単純な形式のイメージヤを第18図に示し
てある。セル間の相互接続は簡明にするため2つ
のセルについてだけ示してある。第18図の回路
の概念図を第19図に示してある。
2セルのイメージヤ14はセル20、ダン
(Done)検出回路62、およびレデイ検出回路6
4から構成されている。各セル20にはその出力
側にNORゲート60(第19図)がある。NOR
ゲート60の出力は他方のNORゲート60の入
力に交差接続されている。NORゲート60の出
力は論理閾値が普通のものより高いORゲート6
2に接続されている。NORゲート60の出力は
閾値が普通のものより低いNORゲート64にも
接続されている。2セルのイメージヤ14は2つ
のセル・ノード36の光レベルを比較し、判定を
完了したときに表示を行なう。ORゲート62の
出力が高レベル“1”のときPIXEL LIGHT−1
またはPIXEL LIGHT−2の出力が高レベルにな
る。これはセルが光検知機能を完了し、信号
DONEが高レベルすなわち“1”であるというこ
とを意味している。
ORゲート62は、2つのトランジスタ61か
ら成るNORゲートおよびプル・ダウン・トラン
ジスタ63から成るインバータで構成されてい
る。トランジスタ61の力は信号CELL DONE
である。
NORゲート64の記号*はこのゲートが低閾
値のNORゲートであることを示している。すな
わち、動作閾値が普通より低いので、このゲート
の両方の入力が明確に低レベルになるまでその出
力は「真」にならない。ゲートの両方の入力が明
確に低レベルになるのはセンサー・ノード36の
予備充電が成功裏に行なわれたことを示す。この
ようにして、高レベルすなわち“1”のREADY
信号はPIXEL LIGHT−1とPIXEL LIGHT−2
の両方とも低レベルすなわち“0”であることを
示しており、RESETが行なわれたことを意味す
る。ORゲート62の記号#はこのゲートが高閾
値のORゲートであることを意味している。すな
わち、いずれかの入力が明確に高レベルになつ
て、中間の準安定状態を通過したことが確実にな
るまで、その出力は「真」にならない。従つて、
DONE信号はPIXEL LIGHT−1またはPIXEL
LIGIH−2が明確に高レベルすなわち“1”にな
つたことを示している。
交差結合されたNORゲート60の動作を2進
パターンの観点から見ると、NORゲート60の
初めのリセツトされたパターンは00である。初め
は高レベルのダイナミツク・ノード36が高レベ
ルすなわち“1”であるため出力が低レベルであ
るためである。中間の準安定状態の後の最後パタ
ーンは01または10のいずれにしかなり得ない。と
いうのは、NORゲートの出力パターン00は時間
とともに減衰し、またパターン11という出力は
交差結合されたNORゲートでは許されないから
である。
2セル・イメージヤ14によつて示される概念
はセルの像検知イメージヤのNORゲート60へ
の変換に交差結合されたトランジスタを使うこと
である。センサー・セル20の中の任意のセル対
を選んで、これらの相互禁止サブ回路20によつ
て接続することができる。たとえば、各セルを方
形格子内のそれの近傍の8つのセルと接続するこ
とができ、この場合NORゲート60は9入力に
なる。
どの相互禁止センサー・アレイおよびイメージ
ヤにおいても、セル20は競争して、ある禁止近
傍内でどれが最初に充分な光を得て近傍の他のセ
ルが働くことを禁止して完了するかを見る。この
動作については、第20図および第21図に示し
た直線センサー・アレイおよび論理回路によつて
説明する。直線アレイを説明のため最初に選んだ
のは、二次元アレイに比べて理解しやすいからで
ある。二次元アレイについては後で述べる。しか
し、動作原料は基本的に同じである。
第20図においてイメージヤは、論理回路72
に結合されたセル20の直線アレイを有するIC
センサー・チツプ70から成る。論理回路72は
大部分が第21図に示されている。明るい細片2
8と暗い細片30とを交互に並べた対比パターン
22とチツプ70との組み合わせが第1図の要素
10から16までの完全なデイジタル・イメー
ジ・システムを表わしており、信号出力19をユ
ーザー・システム18に与える。第20図のパタ
ーン22は画像10である。ンサー・アレイ12
はセルの直線アレイによつて表わされる。第21
図の回路はセル・アレイの他に、ANDゲート8
0の出力および信号DONEとSPOT DETECTED
の点までのイメージヤ14、ならびに4状態カウ
ンタ92および二次信号の点までのデータ処理器
16をも示している。
第20図において、解像光学系74はパターン
22からの光像を直線アレイ12上にはつきりと
結ばせる。矢印76で示すような対比パターン2
2とチツプ70との間の相対運動によつて、種種
の直線ビツト・パターンがつくられる。これは逐
次比較によつてMOVED DOWNまたはMOVED
UPという位置機能を表示することができる。こ
れらの信号のいずれも存在しないということは運
動が検出されなかつた、すなわちSTAYEDであ
るということを意味している。
第21A図および第21B図の概略回路には、
SENSOR NODE、PIXEL LIGHT、SPOT
DETECTED、およびCELL DONEの4つの2進
論理変数が含まれている。動作サイクルの起動は
RESETを高レベルに上昇させることによつて行
なわれる。これによりSENSOR NODEが“1”
にリセツトされ、その結果各セル20内で
PIXEL LIGHT、SPOT DETECTED、および
CELL DONEが“0”にセツトされる。一旦ノ
ード36のリセツトが行なわれると、低閾値
NORゲート64の出力READYが高レベルにな
り、タイミング論理82にRESETを低レベルに
セツトさせる。この点で、アレイ12はパターン
22から受けた照射を検出するようにセツトされ
る。
センサー・アレイ12および論理72の動作に
より、次の事象が起きる。光が反応セルによつて
検出されると、SENSOR NODEがそのリセツト
された高レベル値1からゆつくりと0に放電され
る。PIXEL LIGHTは低閾値NORゲートの作用
の結果である。ゲート60には数個の入力があ
り、1つの入力はその各々のセルのダイナミツ
ク・ノード36に接続されてSENSOR NODEか
ら受信する。他の入力は近傍の他のNORゲート
60のいくつかからの出力を交差結合したもので
ある。入力の数は禁止の度合によつてきまる。こ
こでの特定の場合においては、禁止パターンは第
11図のものである。NORゲート60の出力お
よび入力の間の禁止回路網は各セルに対する禁止
近傍を選択することによつて決定される。一般
に、近傍はアレイの横断方向に対称になるように
選ばれる。PIXEL LIGHT−1はNORゲート6
0−2を禁止するので、PIXEL LIGHT−2が
NORゲート60−1を禁止するというようにで
ある。多くの場合は、あるセルの禁止近傍はその
センサー・アレイ内の他のすべてのセルにできる
であろう。
NORゲート60の出力に得られた高レベルす
なわち“1”のPIXEL LIGHTは高閾値バツフア
78の入力に接続されている。この高閾値バツフ
ア78の出力は検出されたセル像をSPOT
DETECTEDを指定する。バツフア78の出力は
ORゲート79−1から79−4までの各々に対
応する入力として接続されている。各セルからの
検出動作がすべて完了したことを示すために、4
つのORゲート79の各々は完了検出信号CELL
DONEを作らなければならない。ゲート79−2
および79−3からのCELL LONE信号は冗長
で不要であるが、回路レイアウトの便宜上、全く
同様に作つてもよい。
禁止NORゲート60の出力PIXEL LIGHT自
体は最終完了検出機能用に使われない。そのかわ
り、その信号をバツフアを通したもの、すなわち
一対のインバータから成る高閾値バツフア78を
通過した後の信号を完了検出機能用に使う。この
出力信号はSPOT DETECTEDと名づけられ、
セルの画素状態を示している。これが準安定状態
で誤まつた完了検出を行なわないようにする簡単
な方法である。バツフアした信号は禁止に使わな
い。もし使うと、バツフアした信号にも準安定状
態が生じてしまうし、また余分な遅延が加わるこ
とによつて発振性の準安定状態が起きるからであ
る。
4つのORゲート79−1から79−4までの
各々の出力はANDゲート80の入力として接続
されている。ANDゲート80は出力信号DONE
をタイミング論理80に与える。
タイミング論理82は2つのクロツク信号、
PHI−SHORTおよびPHI−LONGを出す。タイ
ミング論理の詳細は後で第24図により説明す
る。タイミング論理82は前に示したように
RESET信号をも出す。
低閾値NORゲート64には4つの入力が接続
されており、セル20からのすべてのSENSOR
NODE信号を受信する。また、低閾値NORゲー
ト64はタイミング論理82への出力として
READY信号を作成する。これはその入力、
PIXEL LIGHT信号がすべて低レベルすなわち
“0”にセツトされてすべてのSENSOR NODE
点が高レベルであることを示したときに、高レベ
ルすなわち、“1”になる。
SPOT DETECTED信号出力は4ビツト並列
レジスタ84にも接続されている。レジスタ84
は通常のものであり、第30A図、第30B図お
よび第30C図により詳細に示してある。また、
レジスタに関する情報は前記「VLSIシステム入
門」の第3章に収められている。レジスタ84の
出力、OLD SPOT信号が前のビツトマツプ像を
表わしているのに対して、レジスタ84の入力、
SPOT DETECTED信号は検出したばかりのビ
ツトマツプ像を表わしている。レジスタ84はラ
ツチ機能を行なう。レジスタ84の動作はクロツ
ク信号PHI−SHORTおよびPGI−LONGによつて
行なわれる。クロツクPHI−LONGはレジスタ8
4に入力を入れ、クロツクPHI−SHORTは入力
をレジスタ84の出力に出す。クロツク信号PHI
−SHORTおよびPHI−LONGは4状態カウンタ
92にも接続されている。
SPOT DETECTEDおよびOLD SPOT信号は
ダウン・コンパレータ86およびアツプ・コンパ
レータ89に接続されている。コンパレータ86
は3つのANDゲート87から成り、それらの入
力はそれぞれ信号線、SPOT DETECTED−2
とOLD SPOT−1、SPOT DETECTED−3と
OLD SPOT−2、およびSPOT DETECTED−
4とOLD SPOT−3に接続されている。ANDゲ
ート87の出力はORゲート88の入力に接続さ
れている。ORゲート88の出力である。
MOVED DOWN信号はカウンタ92のD入力に
接続されている。コンパレータ89は3つの
ANDゲート90から成り、それらの入力はそれ
ぞれ信号線、SPOT DETECTED−1とOLD
SPOT−2、SPOT DETECTED−2とOLD
SPOT−3、およびSPOT DETECTED−3と
OLD SPOT−4に接続されている。ANDゲート
90の出力はORゲート91の入力に接続されて
おり、ORゲート91の出力であるMOVED UP
信号はカウンタ92のU入力に接続されている。
適当なクロツク・サイクル中に入力DおよびUの
いずれにも信号がないということはSTAYEDを
意味する。
カウンタ92の出力はCOUNT−Aおよび
COUNT−Bであり、ユーザー・システムまたは
ユーザー装置への直角位相信号出力を表わしてい
る。カウンタ92の直角位相信号方式は現代技術
であり、従来の電子機械的なマウスで多年にわた
つて使われてきた。2ビツト・カウンタ92を使
つて、MOVE UPおよびMOVE DOWN信号はカ
ウンタが接続されているユーザー・システム18
の非同期サンプリングに都合のよい直角位相表現
に変換される。ORゲート88および91が低レ
ベルすなわち“0”でMOVE UPもMOVE
DOWNも示さないとき、STAYED信号は基本的
にNORゲート機能である。
特定の直線運動状況に対して期待することおよ
び所期の解に基づいて、対比パターンの所望の形
状間隔、アレイ禁止の度合、アレイ内のセル数等
を与えることは設計の問題である。二次元検出の
場合および対比パターンに対して検出アレイが一
般的に運動する場合には、より大きな問題が出て
くる。このような問題は第20図および第21A
図および第21B図で示した一次元追尾装置の拡
張である。
第22図は本発明によるカーソル制御装置すな
わち光学的マウス100の側面の概略図である。
構造的には、マウス100は従来の電子機械的マ
ウスと同じように見える。しかし、内部の機械的
可動部品がVLSIチツプ102、ミラー104、
レンズ105、および光源106に置き換えられ
ている。容器108はPC板110を支持してお
り、チツプ102の支持構造112がこのPC板
110に取り付けられている。センサー・アレイ
12、イメージ処理器14、データ処理器16、
ならびにタイミング回路等の他の該当回路のため
の集積回路がチツプ102に含まれている。ユー
ザー・システム18への直角位相信号出力はケー
ブル113で伝送される。機能スイツチを容器1
08の上面に設けることができ、その各々はマイ
クロスイツチ114を動作させるボタン116か
ら成つている。ボタン116を押すと、マイクロ
スイツチ114の軸115が押し下げられる。マ
イクロスイツチ114はPC板110で支持さ
れ、電気的にそれに接続されている。ボタン11
6を押すとスイツチ114が動作し、信号がユー
ザー・システム18に与えられて所望のシステム
動作が開始される。
使用中、マウス100は対比パターン22を含
む作業面上を動かされる。マウス100がパター
ン22の面上を動くとき、マウス内の光源106
がパターンの一部分を照らす。パターン22の照
明された光形状はレンズ105によつて、センサ
ー・アレイ12を含むICチツプ102の表面上
に像を結ぶ。
センサー・アレイ12とイメージヤ14につい
ては詳細に説明したので、デイスプレイ・スクリ
ーン上のカーソル制御に有用なカーソル追尾シス
テムを提供するためのデータ処理器16およびビ
ツトマツプ解釈についてこれから説明する。これ
は第23図に示す有限機械によつて行なわれる。
有限機械が何を意味するかについては、再び前記
の「VLSIシステム入門」の第3章、82頁から88
頁までを参照することができる。データ処理器1
6はプログラムド論理アレイ(PLA)120で
構成されており、プログラムド論理アレイ120
には対比パターン22に対する光学的マウス10
0の運動の量と方向を示す出力を出すための追尾
論理およびカウンタが含まれている。PLA12
0はタイミング論理126に結合されて、2つの
クロツク入力、イメージヤ14からのビツトマツ
プ像入力15および直角位相信号出力19を利用
装置18、この場合には相互作用デイスプレイ型
コンピユータ・システムに与える。第24図はタ
イミング論理126の詳細を示しており、これは
2相のオーバラツプしないクロツク信号PHI−
SHORTおよびPHI−LONGを与える。
一般に、PLAは入力15から安定したビツト
マツプ像を受け取り、これを現在の状態と比較す
る。十中八九前の像入力と同じである。そして
PLAは現在の状態と新しい入力とに基づいて、
パターン22に対するマウス100の運動方向を
示す出力を送出する。出力信号19は新しい状態
を表わしており、これはユーザー・システム18
により解読のできる、イメージヤ/マウスの相対
運動を示している。
タイミング論理82と106は基本的に同じで
ある。論理126によつて、PLA120は2対
の直角位相信号を出力19に送出する追尾論理を
制御するだけでなく、追尾作用を行なう際に自己
限時を行なうことができる。タイミング論理12
6は2相クロツク信号を作成してPLA120を
駆動し、各サイクルがイメージヤ14のリセツト
完了サイクルに同期するようにする。同じクロツ
ク信号がPLAによつて制御されるカウンタを駆
動して直角位相信号を作成する。この直角位相信
号はチツプ外との通信のためTTLコンパチブ
ル・レベルに変換することができる。
タイミング論理126には、イメージヤ14か
らDONEに信号用のゲート181を介してインバ
ータ128の入力に入る安定像入力がある。イン
バータ128の出力はNORゲート130に接続
されている。NORゲート130の出力もNORゲ
ート132の入力に交差結合されている。NOR
ゲート132および134の入力へのNORゲー
ト130の信号出力はSTOPと名づけられる。
NORゲート134の出力は信号PHI−LONGであ
り、PLA120の入力となるとともにNORゲー
ト132および136の両方の入力に交差結合さ
れている。NORゲート132の出力は信号
RESETであり、イメージヤ14のセンサー・ア
レイ・セル20のトランジスタ38のリセツト端
子に接続されている。
NORゲート136のもう1つの入力はイメー
ジヤ14からの出力、すなわちイメージヤ14内
の低閾値NORゲート64からの信号READYであ
る。NORゲート136の出力はクロツク信号PHI
−SHORTであり、PLA120の入力となるとと
もに、NORゲート130および134の両方の
入力に交差結合されている。
イメージヤ14およびPLA120に対するタ
イミング論理126の動作を、第25図のタイミ
ング波形図によつて説明する。クロツク信号がイ
メージヤ14との自己限時同期によつて作成され
る。PLA120のデイジタル論理は充分に早い
ので、イメージヤ14の動作に追従できる。クロ
ツク信号の名称はPHI−LONGがPHI−SHORT
に比べて限りなく長いことを示すように選ばれて
いる。PHI−LONGの位相はビツトマツプ像が形
成される「監視」期間にある。PHI−SHORTの
位相は論理の「サイクル」期間にある。PHI−
LONGは準静的帰還としても使われ、PLA論理を
動作可能にし、またイメージヤ14からの結果報
告を待つている間チツプ表面上のいかなる光にも
感動しないようにする。タイミング論理126の
動作ステツプは次の通りである。
RESETが“0”になつた直後の最初の画像検
知状態で動作が始まる。イメージヤ14からの
READY信号が高レベルすなわち“1”であるこ
とは、すべてのPIXEL LIGHT信号出力が低レベ
ルすなわち“0”であることを意味している。イ
ンバータ128のDONE信号入力は低レベルすな
わち“0”となつており、これは現在安定なビツ
トマツプ像がないということを意味している。
NORゲート134の出力PHI−LONGは高レベル
すなわち“1”である。なぜなら、もともと、長
い方の監視クロツク位相ではPHI−LONGはこの
2進レベルにあるからである。タイミング論理1
26の中の交差結合によつて、このことは出力
PHI−SHORTが低レベルすなわち“0”である
ということを意味する。NORゲート130の出
力は低レベルすなわち“0”である。これはビツ
トマツプ像がまだ完全でない、すなわちDONEが
低レベルすなわち“0”であるからである。
次に第16図から第19図まで、第21A図、
第21B図および第24図との関連で、第25図
を説明するべきである。センサー・アレイ12で
光を受けた後で、いくつかのPIXEL LIGHT出力
が高レベルすなわち“1”に向つて上昇し始め
る。第25図でSENSOR NODE電圧値の低下と
PIXEL LIGHT電圧値の上昇に注意する必要があ
る。ビツトマツプ像とセル動作が完了する前のあ
る時点に、READYは低レベルすなわち“0”に
なる。正確な時点は重要でない。この時点は第2
5図では140として示してある。PIXEL
LIGHT出力はなお上昇中であることに注意する
必要がある。
充分な光を受けて検出したとき、1つ以上の
SPOT DETECTED出力が高レベルすなわち
“1”になる。これは第25図では141で示し
てある。ビツトマツプ像はこの点では間に合つ
て、安全なパターンになつている。次に一連の事
態が起きて、短かいクロツク位相およびサイクリ
ングに入る。各セルはANDゲート181にCELL
DONEを報告し、ANDゲート181はDONEす
なわち“1”をインバータ128に報告する(第
25図の142)。インバータの出力は反転した
もの、すなわち“0”になり、これがNORゲー
ト130の入力に与えられる。ゲート130の他
の入力はPHI−SHORTであり、既に“0”であ
る。その結果、ゲート130の出力STOPは高レ
ベルすなわち“1”になる(第25図の14
3)。NORゲート134の入力は今や“0”と
“1”になる(前は“0”と“0”)ので、ゲート
134の出力PHI−LONGは低レベルすなわち
“0”になる(第25図の144)。PHI−LONG
およびREADYの両方が“0”になつたことで、
NORゲート136の出力は高レベルになる。す
なわちPHI−SHORTは“1”になる(第25図
の145)。
PHI−SHORTが“1”になつたことで、NOR
ゲート130の入力は“0”と“1”になる。ゲ
ート130の出力STOPは今や低レベルすなわち
“0”になる(第25図の146)。PHI−LONG
が“0”でSTOPが“0”であるので(NORゲー
ト132の入力)、出力RESETは高レベルすな
わち“1”になる(第25図の147)。
RESETが高レベルになることでイメージヤ14
のトランジスタ38がオンになり、その結果ダイ
ナミツク・ノード36の充電が可能になる(第2
5図の148)。すなわちSENSOR NODEが
“1”になる。このためプルダウン・トランジス
タ46は結局オンになり、PIXEL LIGHTを接地
に引いて、出力PIXEL LIGHTは低レベルすなわ
ち“0”になる(第25図の149)。その結
果、CELL DONEおよびDONEが低レベルすな
わち“0”になる(第25図の150)。
ほぼ同時に、すべての出力SENSOR NODEが
“0”になるので、NORゲート64の働きで出力
READYが高レベルすなわち“1”になる(第2
5図の151)。このとき、NORゲート136の
READY入力は高レベルすなわち“1”になり、
PHI−LONG入力は低レベルすなわち“0”であ
る。その結果、ゲート136の出力PHI−
SHORTは低レベルすなわち“0”になる(第2
5図の152)。両方の入力STOPとPHI−
SHORTが“0”になつたので、ゲート134は
高レベルすなわち“1”になる(第25図の15
3)。またSTOPとPHI−LONGがそれぞれ“0”
と“1”になつたことで、ゲート132の出力
RESETは低レベルすなわち“0”になる(第2
5図の154)。このようにして、初期状態の値
が前述のもとの2進値になつて、1サイクルの長
短のクロツク位相が完了した。
次に追尾の様子、すなわち1つのビツトマツプ
像から次のビツトマツプ像に移るときに検出され
た変化に対する位置移動の解釈方法について述べ
る。
前に述べたように、二次元アレイに対しては、
禁止の度合として半径3.0を選択し、第13図に
示すように30の安定なパターンが得られた。これ
らの安定なパターンのマトリツクスは、水平座標
に沿つて30のパターンを設定し、同じ30のパター
ンを垂直軸に沿つて設定するように構成すること
ができる。1つのセツトは「旧パターン」、他の
1セツトは「新パターン」と呼ぶことができる。
その結果得られたマトリツクスでは、旧パターン
から新パターンへの転換の際、900までの解釈の
可能性が得られることになる。しかし、光学的マ
ウス100による形状追尾に対して900の可能性
がすべて必要なわけではない。マトリツクス・テ
ーブルの小部分を第29A図に示してあり、以下
に説明する。第29B図は部分的に記入したマト
リツクス・テーブルで、900の可能性をすべて表
わしてある。テーブルの下の記号説明を使つてテ
ーブル内のマークを解釈する。
ビツトマツプ像の比較作用は2次元、4×4セ
ンサー・アレイに対するデータ処理器16の論理
回路内で行なうことができる。アレイ12内の各
セル20に対して何が起きたかの判定は局所的に
行なうことができる。たとえば、各セルはその古
い画素値(“0”または“1”)をローカル・レジ
スタに蓄積することができる。各サイクル中に、
新しい値と古い値との間で比較が行なわれ、また
そのすべての近傍の値との比較が行なわれる。各
セルは第28図に示すように11に可能な結果のう
ち1つを報告する。セル20の報告はたとえば、
前の画素値“1”が8つの隣接セルの1つに「移
動」した(up、up right、right、down right、
down、down left、left、またはup left)、また
はここにとどまつている(STAYED HERE)、
または「消滅した」(恐らく禁止されたため)と
いうこと、あるいはもともと追尾すべき画素
“1”がなかつたということである。すべてのセ
ルがこういう情報をPLA120に報告すると、
矛盾を濾波して除きながら、何を報告しなければ
ならないかについて論理的決定が行なわれる。
11の可能性のうち9つが対立し、解決を必要と
する。すなわち第28図の8つの近傍への移動と
移動なし(stayed here)である。他の2つ
(“1”が存在しないまたは追尾すべき“1”がな
い)は報告する必要がない。この9つの入力は第
27図に示すトラツカーPLA160の入力にな
つている。PLA160の目的はXカウンタ16
2およびカウンタ164に対するカウンタ制御信
号を作成することにある。PLA160には対立
の解決に関する8つの出力があり、そのうち3つ
はX座標値に関係するもので、X UP、X
HALF、およびX FULLである。また3つはY
座標値に関するY RIGHT、Y HALF、およ
びY FULLである。その他にANY GOODと
JUMPがある。ANY GOODおよびJUMPは診断
用のカウンタ制御信号で、追尾構成には関係して
いない。8状態のXカウンタ162とYカウンタ
164はこれらの出力をそれぞれ入力X
RIGHT、X HALF、およびX FULL、なら
びにY RIGHT、Y HALF、およびY
FULLとして受け取る。これらのカウンタの各々
がユーザー・システム18に対して一対の出力信
号XAとXB、またはYA YBを与える。これらの
カウンタの付加的な出力XLおよびYLは半サイク
ル信号を表わしている。更に、現在の状態を表わ
している、これらの出力信号はすべてカウンタ1
62および164の入力に帰還される。
新旧ビツトマツプ像比較マトリツクスの一部を
第29A図に示してある。この具体例が第28図
の位置機能の判定方法を明瞭に示している。たと
えば、前の像が第29A図の「旧」パターンAで
あり、次のパターンが「新」パターンIである場
合には、最終報告は「旧」パターンAのセル20
−1の画素“1”が下隣り、すなわち「新」パタ
ーンIに示すセル20−2に移動したという内容
になる。これはPLA120によつてDOWN Yと
解釈される。もう1つの比較は「旧」パターンE
を「新」パターンIと比較するものである。
「旧」パターンEのセル20−3の画素“1”が
「新」パターンIのセル位置20−2に移動して
いる。更に、「旧」パターンEのセル20−4の
画素“1”はアレイから「はみ出して」しまつ
た。このようにして、得られる解釈はX位置方向
の移動、すなわちUP Xである。また、「旧」パ
ターンDから「新」パターンへの変化は、旧像
のセル20−5の画素“1”が新像のセル20−
6になることを示している。また、アレイの枠内
で新像のセル20−7に新しい画素“1”が出現
している。したがつて、この変化は論理的にはプ
ラスXおよびマイナスY方向の1ステツプの移
動、すなわちUP X、DOWN Yと判定すること
ができる。
新旧マトリツクス・テーブルを使つて半ステツ
プの判定を行なうこともできる。この例を第26
図に示してある。新旧のビツトマツプ像の比較
で、2つの“1”画素が含まれていることに注意
する必要がある。旧像は第13図のパターン番号
7と同じであり、新パターンはパターン番号9と
同じである。1つの画素はアレイ内を1セル位置
下へ移動し、もう1つの画素はアレイ内を1セル
位置右へ移動している。この2つの画素移動、
MOVED DOWNおよびMOVED RIGHTは半ス
テツプのDOWN RIGHTと解釈される。
半ステツプのもう1つの例を再び第29A図で
説明する。「旧」パターンEと「新」パターン
を比較してみる。セル20−3の画素“1”は上
に移動してセル20−7になり、セル20−4の
画素“1”は左に移動してセル20−8になる。
この2つの画素の移動MOVED USおよび
MOVED LEFTはUP HALF YおよびUP
HALF Xすなわち半ステツプのUP LEFTと解
釈される。
第29A図および第29B図のマトリツクスで
疑問符(?)は、アレイ内で1つのパターンから
他のパターンへ画素“1”の位置変化を追尾する
際パターン間に論理的な相関関係がないことを示
している。ジヤンプ(J)はアレイ内の1つの位置か
ら他の筋違いのセル位置へ画素が移動したもので
ある。これはすべて矛盾として処理される。
第29B図のパターン追尾のストリツクス・テ
ーブルで示すように、このパターン対構成は対比
パターンの形状を追尾するのに必要な解釈の数ま
で拡張することができる。4×4のアレイで禁止
半径が3.0の場合、このマトリツクスと第28図
の位置作用に対しては、900対(30×30パター
ン)の可能性のうち30パターン対が必要なすべて
である。
実際の対比パターンの形状追尾について、セン
サー・アレイで形状を追尾しアレイに対して形状
がどの方向に動いたかを論理的に判定することを
特徴とする特定の追尾方式を第29B図で説明し
たが、これによつて任意の考え得る新旧パター
ン・マトリツクス・テーブルに対してパターン比
較論理を設計し得るということは容易に理解でき
る。たとえば、1つのセルからすぐ隣りのセルま
たは斜めのセルへの画素を追尾して比較を行なう
必要はない。画素がアレイ内の予め定められたセ
ルへジヤンプし遂行すべき作用を示すことに基づ
いて追尾を行なうことができる。その1つの例は
ある機能メツセージをユーザー・システムに表示
する認識方式である。
二次元アレイに対する安定パターン検出論理の
特定の例を第30A図、第30B図および第30
C図に示してある。この論理の説明と理解を容易
にするため、1セル分の論理回路を示してある。
アレイ内の他の15モルの各々もこの論理と同一で
ある。前に述べたセンサー・アレイ・セル20お
よびイメージヤ14とこの論理回路の接続も示し
てある。ノード36と接地44との間に接続さ
れ、そのゲートがNORゲート60の出力に接続
された高インピーダンス・トランジスタ47を除
けば、セル20は前と同一である。トランジスタ
47は随意的なものである。これの機能はダイナ
ミツク・ノード36を接地に放電することにより
セルの判定を早めることである。
アレイ内のある特定のセルの他のセルとの関係
についての報告は第28図に示す9つの記述にな
る。図示した論理回路は第19図および第21A
図、第21B図の回路の属性の多くを備えている
が、二次元アレイのため一層複雑になつている。
第30図に示すように、NORゲート60には
アレイ12内の他のセル20の同じNORゲート
からの交差結合入力が数本である。NORゲート
60へのこのような入力170の数は選択した禁
止の度合によつてきまる。したがつて、これらの
入力は禁止近傍内の他のセルのNORゲート60
からのPIXEL LIGHTである。更に、第30A図
に示したセルのNORゲート60のPIXEL
LIGHT出力は禁止近傍内の他のセルに接続され
ている。アレイの全セルのNORゲート60の
PIXEL LIGHTはNORゲート64の入力172
に接続されており、NORゲート64の出力はタ
イミング論理126へのREADY信号になつてい
る。
NORゲート60の出力172はPIXEL
LIGHTであり、インバータ174およびANDゲ
ート176A−1の入力になつている。この
ANDゲート176A−1はAND ORゲートと呼
ばれる論理ゲート・パツク175の1つのゲート
である。インバータ174からの反転した出力は
インバータ178の入力に接続されており、イン
バータ178は反転出力SPOT DETECTEDを
送出する。これらのインバータはバツフアの役目
を果している。SPOT DETECTEDの信号レベ
ルはNORゲート60の出力の信号レベルと同じ
である。SPOT DETECTED出力はORゲート1
79の入力になつており、ORゲート179には
禁止近傍の他のセルからの出力も入力として入つ
ている。ゲート179は機能的には第21A図の
ゲート79と同一である。ゲート179の出力は
CELL DONEであり、ANDゲート181の数個
の入力の中の1つになつている。ANDゲート1
81の出力は信号DONEであり、これはタイミン
グ論理126に与えられる。ゲート181は機能
的には第21A図のゲート80と同一である。
PIXEL LIGHTはセルの現在の画素像の結果で
あり、OLD SPOTはセルの前の完了検出結果で
ある。PIXEL LIGHTはAOゲート175のAND
ゲート176A−1乃至176I−1の入力とし
て常に存在している。AOゲート175はANDゲ
ート群176A−1から成り、各群に9つのゲー
トがある。各群の9つのANDゲートの出力はそ
れぞれのORゲート192−1から192−9ま
でへの入力として接続されている。
OLD SPOTは線191でANDゲート176A
−1乃至176I−1の各々の他方の入力に接続
されている。OLD SPOTはパス・トランジスタ
180,182、および184、ならびにインバ
ータ186,188、および190から成るビツ
ト・レジスタの出力である。このビツト・レジス
タの論理は第21B図の4ビツト・レジスタ84
の論理と同じである。このレジスタは本質的に
は、マスター・ラツチすなわち入力ラツチをスレ
ーブ・ラツチすなわち出力ラツチに結合したもの
である。PHI−LONGは入力ラツチを動作させ、
PHI−SHORTは出力ラツチを動作させる。PHI
−LONGが高レベルのとき、出力ラツチは旧入力
を記憶しており、入力ラツチは素通しになる。
PHI−LONGが低レベルでPHI−SHORTが高レ
ベルのとき、入力ラツチの値が出力ラツチへ転送
される。
この回路と第25図のタイミング図を調べるこ
とによつて、サイクルの監視部中、PHI−LONG
がトランジスタ180を「オン」状態にして、
「現在の」画素すなわちPIXEL LIGHTがインバ
ータ186の入力として与えられる。しかし、
PHI−LONGが時点144で低レベルになつたと
き、PHI−SHORTが時点145で高レベルにな
り、トランジスタ182がオンし、インバータ1
88への入力を与える。インバータ188と19
0によつて与えられる二重反転したPIXEL
LIGHTは準静的な半レジスタすなわち出力ラツ
チとして働き、線191上の出力は次のサイクル
のPHI−LONGの監視位相、そして新しいPIXEL
LIGHTの設定の際にOLD SPOTを表わす。
各ANDゲート176の出力は調べている特定
のセル20に対して第28図の9つの記述の各条
件を表わしている。ORゲート192の出力はア
レイ内のすべてのセルに対して第28図の記述を
表わしている。
第30A図、第30B図および第30C図に示
すように、ANDゲート176A−n乃至第17
6H−nの群の各々は指定された近傍セルからの
信号PIXEL LIGHTを受信する。各群のANDゲ
ート176A−n,176B−n,176C−n
等はこれらのANDゲートの入力と結びついた同
じ機能タスクを行なうアレイ内の他のセルからの
入力である。すなわち、それらは近傍セル間の特
定の位置作用を表わす。アレイ12の他のセル2
0からの入力対であり、他のセル回路の一部であ
る。これらのゲートは第30図のセル20の破線
境界外にあるものとして示してある。
近傍セル間のAOゲートの動作および特定の位
置作用の1例を第31A図および第31B図に示
してある。これはセル・アレイ内のMOVED
DOWN RIGHT NEIGHBORSの場合を示してい
る。第31A図において9つのANDゲート17
6I−1から176I−9までの各々は第31B
図で数字で表示した対角線上に位置した“down
right”アレイ・セルからの入力対の結果を表わ
している。セルには11,12,13,14,2
1,22,23,24,31,32,33,3
4,41,42,43および44の番号を与えて
ある。可能なMOVED DOWN RIGHTの画素の
変化は、セル11からセル22へ、12から23
へ、13から24へ、21から32へ、22から
33へ、23から34へ、31から42へ、32
から43へ、および33から44への変化であ
る。
「旧」セル位置または「新」画素位置に画素
“1”が存在しない場合は、ANDゲート176I
へのすべての入力は低レベルすなわち“0”にな
り、それらの出力はすべて低レベルすなわち
“0”になる。その結果、ORゲート192−9の
出力は低レベルすなわち“0”になる。セル位置
13に画素“1”が検出され、ANDゲート17
6I−3へのOLD SPOT入力が高レベルすなわ
ち“1”になると仮定する。更に、次のサイクル
でセル24で画素“1”がPIXEL LIGHTとして
検出されたと仮定する。このゲートへの両方の入
力は高レベルすなわち“1”になる。したがつ
て、ANDゲート176I−3の出力は高レベル
すなわち“1”になり、ORゲート192−9の
出力が高レベルすなわち“1”になる。これはセ
ル13からセル24への画素“1”のMOVED
DOWN RIGHT移動を示している。
9つのAOゲート175の出力は第32図に示
すトラツカー160への9つの入力である。トラ
ツカー160はAND、ORおよびINVERT論理を
使つて組み合わせ論理機能を行なわせるため普通
の論理設計を行なつたPLAである。プログラマ
ブル論理アレイの設計の詳細な説明については、
前記「VLSIシステム入門」の第3章、79頁から
82頁までを参照することができる。トラツカー1
60の論理表現を第33図に示してある。これは
トラツカーの対立解消を記号で表現したものであ
り、入力ラツチ200、“NOT”インバータ20
2、ANDプレーン204、およびORプレーン2
06から構成されている。ANDプレーン204
の水平線に沿つた円205の各円はANDプレー
ンのANDゲートへの入力を表わしている。各円
の機能はANDゲート・トランジスタであり、結
果として得られる水平出力でORプレーン206
の右側にリストした22項目が得られる。ORプレ
ーン206の円207は水平のANDゲートの結
果を垂直にORをとることによつて得られる8つ
の出力を示す。このようにして、論理機能と論理
式は第33A図および第33B図のANDププレ
ーンとORプレーンを調べることによつて容易に
きめることができる。1例としてTERM DOWN
HALF RIGHT HALFについて説明する。
TERM DOWN HALF RIGHT HALFについ
てはANDプレーン204において、反応すべき
項目のゲート入力はNOT MOVED UP−
LEFT、NOT MOVED UP、NOT MOVED UP
RIGHT、NOT MOVED LEFT、NOT
STAYED HERE、NOT MOVED DOWN
LEFT、およびNOT MOVED DOWN RIGHTの
反転したAND入力の他にMOVED RIGHTおよび
MOVED DOWNのAND入力である。これを論理
式で表わすと次のようになる。
THRM DOWN HALF RIGHT HALF= (NOT MOVED UP−LEFT) AND(NOT MOVED UP) AND(NOT MOVED UP−RIGHT) AND(NOT MOVED LEFT) AND(NOT STAYEDHERE) AND(MOVED RIGHT) AND(NOT MOVED DOWN−LEFT) AND(MOVED DOWN) AND(NOT MVED DOWN−RIGHT) このようにして、像の1画素は下に動き、もう
1つの画素は右へ動き、前に第26図で例示した
ように半ステツプのDOWN RIGHTを示す。
ORプレーン206では、X RIGHTの論理和
はXの右への移動に関係するすべての項目に対す
るORゲート207でとられ、その数は8項目で
ある。たとえば現在の例では、トラツカー160
の出力X RIGHTはTERM DOWN HALF
RIGHT HALFになる。X RIGHTは論理式で
次のように表わされる。
X RIGHT=(TERM DOWN HALF RIGHT HALF) OR(TERM UP HALF RIGHT HALF) OR(TERM DOWN−RIGHT HALF) OR(TERM RIGHT HALF) OR(TERM UP−RIGHT HALF)OR
(TERM DOWN−RIGHT) OR(TERM RIGHT)OR(TERM UP−
RIGHT) 第32図には簡単のためXカウンタ162だけ
を示してある。トラツカー160およびORプレ
ーン206からの出力X RIGHT、X HALF
およびX FULLは通常のラツチ208に与えら
れる。このラツチはXカウンタ162用の準静的
入力レジスタである。
8状態カウンタ162の記号論理表現を第34
図に示してある。Yカウンタ164のために使う
論理は勿論同じである。
3つの入力、X RIGHT、X HALFおよび
X FULLはPHI−SHORTのクロツクで入力ラ
ツチ208を介してインバータ210および
ANDプレーン212に送られる。ANDプレーン
の各水平線の円211の各々はANDゲートへの
入力を表わしており、各円はANDゲート・トラ
ンジスタを考えられることができる。これらのゲ
ートに対する項目は各水平線に沿つて、ORプレ
ーン214の右側にリストしてある。各項目に対
して2進値BAを示してある。
各水平線またはANDゲートORプレーン214
の1つ以上のORゲート215に接続されてい
る。これらのORゲートの出力対はANDゲート2
16の入力になつている。それからANDゲート
出力はPHI−LONGのクロツクにより出力ラツチ
218を通る。ラツチ218の出力は直角位相信
号XA,XBおよびXLである。信号XAおよびXB
はユーザー・システム18によつてモニターされ
る直角位相信号である。この3つの信号はすべ
て、ANDプレーン212への状態帰還として入
力ラツチ208へ帰還され、トラツカーの入力と
一緒に第34図に示す項目を作る。
ANDプレーンとORプレーンの機能と式の例を
示す。ANDプレーン212ではTERM RIGHT
FULL11はX RIGHT、NOT X HALF、X
FULL、XAおよびXBのANDである。論理式で表
わすと次のようになる。TERM RIGHT
FULL11=(X RIGHT)AND(NOT X
HALF)AND(X FULL)AND(XA)AND
(XB)。
ORプレーン214では、ゲート216−1に
よつて作られるXLに対する結果はXXのすべての
他の論理和をとつたものである。すなわち、
TERM XL1、TERM RIGHT HALF XX、およ
びTERM LEFT HALF XXのORとTERM XL
O、TERM RIGHT FULL XX、TERM STAY
XX、およびTERM LEFT FULLXXのORとの
ANDをとつたものである。論理式で表わすと次
のようになる。
XL=((TERM XL1)OR(TERA RIGHT
HALF XX)OR(TERM LEFT HALF XX)) AND((TERM XL O)OR(TERM
RIGHT FULL XX)OR(TERM STAY XX)
OR(TERM LEFT FULL XX))。
(XXのすべての値に対してTERMの論理和をと
る) 出力XAおよびXBはユーザー・システム18へ
の直角位相信号である。この4つの出力信号
XA、XB、YA、およびYBはX−Y座標システム
での移動を示す直角位相符号を与える。Xまたは
Y方向の信号の位相関係は移動方向を示す。これ
らの各信号は方形パルス波である。第28図に示
す座標方向において、パルス列XAが時間的にパ
ルス列XBより先にあれば、これはLEFTの移動
を意味している。XBがXAより先にあれば、
RIGHTの移動を意味している。パルス列YAが時
間的にパルス列YBより先にあれば、これは
DOWNの移動を意味している。YBがYAより先に
あれば、UPの移動を意味している。
これまで説明してきた対比パターン22は暗い
背景上に明るい形状、たとえば点があるものであ
つた。第35図は明るい背景上の暗い形状を検知
するためのイメージヤ14の回路を示したもので
ある。前者の場合は、対比パターン22内の明点
検出のため、セルは「競争」して禁止近傍の中で
どれが最初に充分な光を検出して近傍内の他のセ
ルの動作を禁止するかを見る。第35図のイメー
ジヤの方法はセルの中でどれが最後に充分な光を
検出し得るかを見るものである。SPOT
DETECTEDに対して高レベルすなわち“1”を
報告するセルは点を検出したものである。
第35図において、光セル220の出力
SENSOR NODEは低閾値のNORゲート222に
結合されている。NORゲート222および22
4は各セル220に対する対を構成している。
NORゲート222の出力はPIXEL LIGHTであ
り、これは対のNORゲート224に交差結合さ
れ、また各ORゲート226および各低閾値イン
バータ228の入力になつている。各NORゲー
ト対のNORゲート224の出力はNORゲート2
22の他方の入力に交差結合され、また各ORゲ
ート226の他方の入力になつている。ORゲー
ト226の出力はCELL DONEであり、高閾値
ANDゲート230の入力になつている。ANDゲ
ート230の出力はタイミング論理126への信
号DONEである。
インバータ228の出力はPIXEL LIGHTを反
転したもの、すなわちPIXEL DARKである。す
べてのPIXEL DARK出力は高閾値ANDゲートの
入力に接続され、このANDゲートの出力は信号
READYを表わしている。また、出力PIXEL
DARK−1はNORゲート224−2の入力とな
り、PIXEL DARK−2は両方のNORゲート22
4−1および224−3の入力となり、PIXEL
DARK−3はNORゲート224−2の入力とな
る。したがつてNORゲート224−2には2つ
の近傍が接続されている。安定像は出力SPOT
DETECTEDである。
第35図のイメージヤの動作は次の通りであ
る。起動状態はセルのRESETであり、SENSOR
NODEは高レベルすなわち“1”になる。また、
PIXEL LIGHTは低レベルすなわち“0”にな
り、PIXEL DARKは“1”、SPOT
DETECTEDは“0”、CELL DONEは“0”に
なる。特定のセル220が光を受けると、
SENSOR NODEはゆつくりと“1”から“0”
になる。この場合は、光は対比背景の暗い形状の
間の背景から受けた光になる。
SENSOR NODE−2が光を検知したと仮定す
る。その結果、PIXEL LIGHT−2が高レベルす
なわち“1”になり(NORゲート222−2の
両入力が低レベルになる)、PIXEL DARK−2
が低レベルすなわち“0”になる。SENSOR
NODE−1は暗い形状上にあるため高レベルのま
まであると仮定する。したがつてNORゲート2
24−1の入力PIXEL LIGHT−1およびPIXEL
DARK−2は低レベルすなわち“0”になる。そ
の結果、NORゲート224−1のSPOT
DETECTED−1出力は高レベルすなわち“1”
になり、セル220−1について形状と画素を
「検出」したことを示す。ORゲート226−1
(CELL DONE−1)はANDゲート230の入力
として高レベルすなわち“1”になる。PIXEL
LIGHT−2が高レベルすなわち“1”であるの
で、CELL DONE−2も高レベルすなわち
“1”になる。更にセル220−3はセル220
−1および220−2についてそれぞれ説明して
きたように、光を検知するか形状を検出した後
に、そのCELL DONE−3が高レベルすなわち
“1”であることを報告するであろう。
すべてのセルが光を受けた後、セル・アレイが
安定状態に達し形状を検出していないということ
が起り得る。すなわち、すべてのSPOT
DETECTEDが“0”で、すべてのPIXEL
LIGHTが“1”になつているということが起り
得る。したがつて、3画素近傍禁止暗点センサー
から成る第35図の場合には、5つの安定した像
が生じ得る。2つの「完備した」像101および
010、ならびに3つの安定した「サブセツト」像
100、001、および000である。「サブセツト」と
は、像100および001は像101の属であり、像000は
像010の属であとう意味である。
第36図には、指定された禁止半径を有する4
×4の暗点検出器アレイに対して付加的な「サブ
セツト」像を示してある。各々の禁止の場合に対
する付加的な「サブセツト」像の数を示してあ
る。これらの像は第12図に示した、同じ禁止半
径に対して生じ得る「完備した」像に付加される
ものである。たとえば、禁止半径3.0の場合は、
可能な像の数は第12図に示した30の「完備し
た」像に第36図の付加的な13の「サブセツト」
像を加えたものであり、総計43の像になる。
この追尾構成の長所は、明るい背景上の暗い形
状という形状パターンが選択した禁止パターンと
それ程厳密に一致する必要がないということであ
る。というのはセルが1を検知したと「主張す
る」前に、回路論理は形状が実際に存在するのを
「待つ」傾向にあるからである。したがつて、暗
点等の暗い形状の擬似ランダム分布は追尾の目的
に対して充分一様であるからである。
本発明を特定の実施例について説明したが、以
上の説明から技術に通じた者が多くの代替、修
正、変更を行なえることは明らかである。したが
つて、本発明は請求範囲の趣旨と範囲の限度内で
このような代替、修正、変更を包含するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカーソル制御装置のセンサ
ー・アレイを使つたシステムのブロツク図であ
る。第2図は本発明に従つて採用される対比パタ
ーンとセンサー・アレイとの関係を説明するため
の拡大透視図である。第3図はセンサー・セル禁
止理論を説明するためのセンサー・アレイの拡大
平面図である。第4図は3×3のアレイにおける
近傍禁止の1例を示す図である。第5図は4×4
のアレイにおける近傍禁止の1例を示す図であ
る。第6図は直線アレイにおける近傍禁止に関す
る拡大図である。第7図は第6図の構成で可能な
直線状近傍禁止を説明するための直線状パターン
の平面図である。第8図は第7図の近傍禁止に対
して可能な禁止パターンに関する図である。第9
図は直線アレイの近傍禁止構成を修正したものに
ついての拡大図である。第10図は第9図の構成
で可能な直線近傍禁止を説明するための直線パタ
ーンの平面図である。第11図は第10図の近傍
禁止で起り得る禁止パターンに関する図である。
第12図は4×4のアレイで種々の禁止半径に対
して可能なビツトマツプ像の数を示した図であ
る。第13図は禁止半径が3.0の4×4のセンサ
ー・アレイに対して可能な30のパターンの詳細を
示した図である。第14図は六角形の点対比パタ
ーンに対する4×4のセンサー・アレイの種々の
位置を示したもので、禁止半径が3.0の可能な安
定パターンの例を示した図である。第15図は禁
止半径が3.0の4×4アレイに対する他の形式の
パターン特性を示す図である。第16図はセンサ
ー・アレイ内の単一センサー・セルの回路図であ
る。第17図は第16図に示した回路の簡単な論
理図である。第18図はセンサー・セル内の2つ
のセンサー・セルを接続した回路図である。第1
9図は第18図の回路の簡単な論理図である。第
20図は暗い背景上の明るい形状からなる対比パ
ターンを使用した直線運動検出構成を示した図で
ある。第21A図および第21B図は第20図の
検出構成の動作に対する論理図である。第22図
は第23図から第30A図、第30B図および第
30C図までに示す回路および論理を含むICチ
ツプを使う、本発明によるカーソル制御装置すな
わち光学的マウスの構造図である。第23図はデ
イジタル・イメージヤが作成した現在と前のビツ
トマツプの比較に基づいて出力を出すプログラム
ド論理アレイを有する有限状態機械のブロツク図
である。第24図は第23図の機械のためのタイ
ミング論理とクロツク信号を示す論理図である。
第25図は第24図に示した論理の動作を示すタ
イミング図である。第26図は新旧のビツトマツ
プ像を比較することによる対比背景の追尾を示し
た図である。第27図は第23図の有限機械を使
つて特にカーソル制御を行なうためのトラツカー
PLAおよびカウンターの論理図である。第28
図は現在と1つ前のビツトマツプ像の間のセンサ
ー・セルの変化に対するすべての可能性を示した
図である。第29A図は新旧のビツトマツプ・マ
トリツクス・テーブルの一部を示したもので、第
27図の論理回路によつて解釈する追尾運動を説
明するための図である。第29B図は一部記入を
行なつたテーブルと記号説明で、光学的マウスで
ビツトマツプ像を追尾するのに必要な移動を示し
た図である。第30A図、第30B図および第3
0C図は本発明によるカーソル制御装置の回路の
一部の論理図である。第31A図は第30A図、
第30B図および第30C図の回路の一部分の例
であり、この例は位置作用MOVED DOWN
RIGHTを検出する場合を示した図である。第3
1B図は第31A図の回路動作の1例であつて、
位置作用MOVED DOWN RIGHTの検出をセ
ル・アレイに対して示した図である。第32図は
第27図のトラツカーPLAおよびカウンタのよ
り詳細な論理図をX追尾移動について示したもの
であり、この論理回路はY追尾移動に対しても同
一である。第33A図および第33B図は第32
図のトラツカー(PLA)の対立解消回路の記号
論理表現の図である。第34A図および第34B
図は第32図のXカウンタ(PLA)の回路の記
号論理表現の図である。第35図は第20図と同
様の直線検出構成の論理図であるが、明るい背景
上の暗い形状から成る対比パターンを使用してい
る点が違う図である。第36図は4×4のアレイ
および明るい背景上の暗い形状から成る対比パタ
ーンの場合に、可能なビツトマツプ像の付加的な
セツトを種々の禁止半径に対して示した図であ
る。 符号の説明、12……センサー・アレイ、14
……イメージヤ(デイジタル・イメージ処理
器)、15……ビツトマツプ、16……データ処
理器、18……利用装置、20……センサー・セ
ル、22……対比パターン、42……光ダイオー
ド、60……NORゲート、70……ICセンサ
ー・チツプ、100……カーソル制御装置(光学
的マウス)、108……容器、116……ボタ
ン、120……PLA。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 面上を移動させその動きに応じてデイスプレ
    イ・スクリーン上のカーソルを1つの位置から他
    の位置へ動かすためのカーソル制御装置におい
    て、 容器、 前記容器に実装され照射を検知するセンサー・
    セルの平面アレイを有し該照射を受けて複数の識
    別し得るビツト・マツプ像を与えるセンサー・ア
    レイ、 前記センサー・セルの各々と少なくとも1個の
    近傍のセンサー・セルとを電気的に接続する回路
    手段、 識別し得るビツト・マツプ像を生成する前記セ
    ル間の対応性パターン、 前記アレイ内の1個以上あるいは全てのセルの
    組合せを含み光学的に検知したイベントが発生し
    たことを示し前記面に対する前記カーソル制御装
    置の位置の変化に対応する共役信号を生成する前
    記回路手段により解釈される各ビツト・マツプ像
    を有することを特徴とする前記カーソル制御装
    置。 2 特許請求の範囲第1項記載のカーソル制御装
    置において各ビツト・マツプ像は、前記アレイ内
    で充分な照射量を検知したセルと、前記アレイ内
    で充分な照射量を検知しなかつたかあるいは照射
    の検知を禁止されたセルとを含むことを特徴とす
    る前記カーソル制御装置。 3 特許請求の範囲第1項記載のカーソル制御装
    置において各ビツト・マツプ像は前記アレイ内で
    充分な照射量を検知しなかつたセルと、充分な照
    射量を受けこれを前記検知しなかつたセルに示す
    残りのセルとを含むことを特徴とする前記カーソ
    ル制御装置。 4 特許請求の範囲第1項記載のカーソル制御装
    置において前記センサー・アレイは1次元セルの
    配列か2次元セルの配列のいずれかを含むことを
    特徴とする前記カーソル制御装置。 5 特許請求の範囲第1項記載のカーソル制御装
    置は照射されるパターンを有し前記センサー・ア
    レイは前記パターンからの照射を受けてこれを検
    出し、前記セル間の照合パターンは前記パターン
    に対する前記カーソル制御装置の位置変化に応じ
    て光学的に検知されたイベントを示す識別可能な
    ビツト・マツプ像を生成したことが前記回路手段
    により解釈され前記回路手段は前記カーソル制御
    装置の以前の位置から確立されたビツト・マツプ
    像と新たな位置から確立されたビツト・マツプ像
    との比較にもとずいて前記パターンに対する前記
    カーソル制御装置の相対的な動きの方向と量とを
    表わす信号を発生することを特徴とする前記カー
    ソル制御装置。 6 特許請求の範囲第5項記載のカーソル制御装
    置において、前記照合パターンは検出セルが前記
    パターンからの照射を検出したときその近傍の少
    なくとも1個のセルの応答を禁止するパターンで
    あることを特徴とする前記カーソル制御装置。 7 特許請求の範囲第6項記載のカーソル制御装
    置であつて前記検出セルに負う禁止の程度は前記
    アレイ内の前記少なくとも1個の近傍セルを越え
    たセルに及ぶことを特徴とする前記カーソル制御
    装置。 8 特許請求の範囲第5項記載のカーソル制御装
    置において前記照合パターンは前記少なくとも1
    個の近傍セルの応答と、いずれかのセルが前記パ
    ターンからの照射を受けなかつたか否かを決定し
    得る前記近傍セルに隣接した検出セルとの比較の
    パターンであることを特徴とする前記カーソル制
    御装置。 9 特許請求の範囲第8項記載のカーソル制御装
    置において、前記検出セルに負う比較の程度は前
    記アレイ内で前記少なくとも1個の近傍セルを越
    えたセルに及ぶことを特徴とする前記カーソル制
    御装置。 10 特許請求の範囲第9項記載のカーソル制御
    装置において、前記センサー・アレイは1次元セ
    ル配列か2次元セル配列かのいずれかを含むこと
    を特徴とする前記カーソル制御装置。
JP59109808A 1981-08-28 1984-05-31 カ−ソル制御装置 Granted JPS6024624A (ja)

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