JP2003316509A - 回転を検知するための装置及び方法 - Google Patents

回転を検知するための装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学式ポインティングデバイスなどの装置にお
いて当該装置の回転を検知するための手段を提供する。 【解決手段】回転を検出するための装置(300)は、ほぼ
共面配置をなすように構成された複数のモーションセン
サ(16)を備える。複数のモーションセンサの各々は、2
次元におけるセンサの移動を表す増分式移動データを生
成するように構成される。回転データ生成器(302)は、
増分式移動データに基づいて回転データを発生する。回
転データは、モーションセンサのうちの第2のモーショ
ンセンサのまわりにおける第1のモーションセンサの回
転を表す。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、モーショ
ン・センサ装置に関するものである。本発明は、特に、
回転を検知するためのモーション・センサ装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ及びそのディスプレイに用
いられる手動操作式ポインティング・デバイスの利用
は、ほとんどどこにでも見受けられるようになった。各
種装置のうち圧倒的に普及しているのが、協働するマウ
ス・パッドと併せて用いられる従来の(機械式)マウス
である。マウス底面内の中央には、ゴム表面を持つ鋼球
の下側部分が突き出る穴が配置されている。マウス内部
には、その赤道において鋼球と接触し、その回転を、マ
ウスの動きの直交成分を表す電気信号に変換するローラ
またはホイールが設けられている。これらの電気信号
は、コンピュータに結合され、ソフトウェアが、信号に
応答し、マウスの移動に従って、ポインタ(カーソル)
の表示位置を△X及び△Yだけ変化させる。 【0003】従来のマウスのような機械式のポインティ
ング・デバイス以外に、光学式のポインティング・デバ
イスも開発されている。ある形態の光学式ポインティン
グ・デバイスの場合には、従来のマウスにおけるボール
のような移動機械素子を利用するのではなく、指または
デスク・トップのようなイメージング表面と光学式ポイ
ンティング・デバイス内の光検出器との間における移動
が、光学的に検知され、移動情報に変換される。 【0004】光学式ポインティング・デバイスにおける
光検出器は、一般に、フラットな2次元アレイとして実
施される。光検出器アレイは、2次元の絶対移動を測定
することが可能である。アレイが画像を横切って移動す
るか、または、画像が固定アレイを横切って移動する
際、一連の画像を比較することによってその移動を検出
することができる。検知された移動は、ピクセル・アレ
イ上の画像が移動したピクセル数に置き換えられる。ア
レイは、一般に、結像される表面から一定の距離及び一
定の角度の位置にあるので、検知される移動は(システ
ムのエラー許容差内の)絶対値である。 【0005】光学ポインティング・デバイスにおいて用
いられるような既存の光センサは、X及びY方向の移動
を検知するが、回転は検知しない。 【0006】 【特許文献1】米国特許第5,578,813号明細書 【特許文献2】米国特許第5,644,139号明細書 【特許文献3】米国特許第5,786,804号明細書 【特許文献4】米国特許第6,057,540号明細書 【特許文献5】米国特許第6,151,015号明細書 【特許文献6】米国特許第6,281,882号明細書 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の2次元光検出器アレイを用いて、検知装置自体の回転
を検知する検知装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の形態の1つによ
れば、回転を検知するための装置が得られる。この装置
には、ほぼ共面配列をなすように構成された複数のモー
ション・センサが含まれている。複数のモーション・セ
ンサは、それぞれ、センサの2次元における移動を表す
インクリメンタル移動データ(増分式移動データ)を生
成するように構成されている。回転データ生成器は、イ
ンクリメンタル移動データに基づいて回転データを生成
する。回転データは、モーション・センサのうちの第2
のセンサ周りにおけるモーション・センサのうちの第1
のセンサの回転を表している。 【0009】 【発明の実施の形態】以下では、好適な実施態様につい
て、その一部をなし、本発明を実施することが可能な特
定の実施態様を例示的に示す添付の図面を参照して詳細
な説明を行う。もちろん、他の実施態様を利用すること
も可能であり、本発明の範囲を逸脱することなく、構造
上または論理上の変更を加えることが可能である。従っ
て、下記の詳細な説明は、限定の意味にとるべきではな
く、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって画定され
る。 【0010】I.単一光モーション・センサによる移動
検知 図1は、本発明の実施態様の1つを組み込むのに適した
光学式マウス10の平面図である。マウス10には、プ
ラスチック・ケース12、左マウス・ボタン(LB)1
4A、右マウス・ボタン(RB)14B、及び、光モー
ション・センサ・チップ16が含まれている。センサ・
チップ16は、プラスチック・ケース12によって覆わ
れており、従って、図1には点線で示されている。 【0011】図2は、光学式マウス10の主要コンポー
ネントを例示した電気ブロック図である。光学式マウス
10には、光源2、レンズ4及び8、及び、光モーショ
ン・センサ16が含まれている。光モーション・センサ
16には、光検出器アレイ148、電子シャッター15
0、複数のセンス・コンデンサ154A〜154C(ま
とめてセンス・コンデンサ154と称する)、マルチプ
レクサ(MUX)156、増幅器(AMP)157、アナログ
・ディジタル(A/D)変換器158、相関器160、
システム・コントローラ162、シャッター・コントロ
ーラ164、及び、光コントローラ166が含まれてい
る。 【0012】光モーション・センサ16の動作は、主と
して、マルチプレクサ156、A/D変換器158、相
関器160、シャッター・コントローラ164、及び、
光コントローラ166に結合されたシステム・コントロ
ーラ162によって制御される。動作時、実施態様の1
つによれば、光源2は、レンズ4によって、デスクトッ
プまたは他の適合する結像表面である、表面6に投射さ
れる光を放出する。光源2は、光コントローラ166か
らの信号により制御される。表面6からの反射光は、レ
ンズ8によって光検出器アレイ148に送られる。光検
出器アレイ148内の各光検出器は、光検出器に入射す
る光の強度に基づいて量の変動する電流を発生する。 【0013】電子シャッター150は、シャッター・コ
ントローラ164からのシャッター信号によって制御さ
れる。電子シャッター150が「開く」と、センス・コ
ンデンサ154に電荷が蓄積され、アレイ148内の光
検出器に入射する光の強度に関連した電圧が生じる。電
子シャッター150が「閉じる」と、電荷はそれ以上蓄
積されないか、あるいは、センス・コンデンサ154か
ら失われる。各センス・コンデンサ154は、マルチプ
レクサ156によって、さらに、増幅器157及びA/
D変換器158に接続され、各センス・コンデンサ15
4からの電圧が増幅されて、ディジタル値に変換され
る。センス・コンデンサ154は、次に、電子シャッタ
ー150を介して放電し、充電プロセスの反復が可能に
なる。 【0014】A/D変換器158は、センス・コンデン
サ154からの電圧レベルに基づいて、電圧レベルを表
わす適正な分解能のディジタル値(例えば、1〜8ビッ
ト)を発生する。光検出器アレイ148に関するディジ
タル値は、光学式マウス10の下にあるデスクトップま
たは他の結像表面の一部についてのディジタル画像また
はディジタル表現を表わしている。ディジタル値は、相
関器160内のメモリ・アレイ内における対応する記憶
位置にフレームとして記憶される。 【0015】光検出器アレイ148の全体サイズは、い
くつかの特徴を有する画像を受け入れるのに十分な大き
さであることが望ましい。光学式マウス10が表面上を
移動すると、こうした空間的特徴を有する画像によっ
て、ピクセル情報の変換パターンが生じることになる。
アレイ148内の光検出器数とフレーム・レート(この
レートでフレームの内容が捕捉されて、ディジタル化さ
れる)とが連係して、ある表面を横切って光学式マウス
10をどれほど速く移動させて、なおかつ、追跡するこ
とができるかに影響を及ぼす。追跡は、相関器160
が、新たに捕捉したサンプル・フレームと前に捕捉した
基準フレーを比較して、移動方向及び量を確認すること
によって実施される。本発明の1形態では、移動の追跡
は、上記特許文献に開示された技法を用いて実施され
る。 【0016】実施態様の1つでは、フレームの1つの全
内容が、1ピクセルのオフセット試行シフトによって可
能な8方向のそれぞれにおいて、1ピクセルの距離だ
け、相関器160によって順次シフトされる(1つ横
に、1つ横の1つ下に、1つ下に、1つ上に、1つ上の
1つ横に、別方向において1つ横に等)。その結果、合
計8回試行されることになる。また、移動がなかった場
合もあり得るので、第9の試行「ゼロ・シフト」も利用
される。各試行シフト後に、互いに重なり合うフレーム
部分は、相関器160によってピクセル毎に取り除き、
結果得られる差を二乗し、次に、合計して、重なり合う
領域内における類似性(相関)の測度が得られるように
するのが望ましい。もちろん、さらに大きい試行シフト
も可能であるが(例えば、2つ横の1つ下)、ある時点
で、付随する複雑さのために、その利点が台無しになる
ので、小さな試行シフトで十分な高フレーム・レートを
簡単に得るようにするのが望ましい。最小差(最大相
関)の試行シフトは、2つのフレーム間における移動を
表すものとみなすことが可能である。すなわち、それに
よって、スケーリング及び/または累算を施して、手頃
な精度の移動情報(△X及び△Y)を適正な情報交換速
度で得ることが可能な、未加工の移動情報が得られる。 【0017】A/D変換器158は、相関器160にデ
ィジタル画像を供給する以外に、さらに、ディジタル画
像データをシャッター・コントローラ164に対して出
力する。シャッター・コントローラ164は、連続する
画像の露光が同様になることを保証するのに役立ち、ま
た、ディジタル値が飽和してある値になるのを阻止する
のにも役立つ。コントローラ164は、ディジタル画像
データの値をチェックして、最小値が多すぎないか、あ
るいは、最大値が多すぎないかを判定する。最小値が多
すぎる場合には、コントローラ164は、電子シャッタ
ー150の電荷蓄積時間を延長する。最大値が多すぎる
場合には、コントローラ164は、電子シャッター15
0の電荷蓄積時間を短縮する。 【0018】II.回転センサの概要 上述のように、光学式マウス10は、単一の光モーショ
ン・センサ16を用いて、△X及び△Y移動データを生
成する。本発明の実施態様の1つでは、2つの光モーシ
ョン・センサ16(光モーション・センサA及びBとも
記載し、図3に示されている)によって生成される△X
及び△Y移動データに基づいて回転データを生成する。
2つのセンサA及びBは、総称して回転センサとも記載
する。 【0019】2つのセンサA及びBは、既知の距離をあ
けて、既知の配向をなすように配置されている。図3を
参照して後述するように、2つのセンサにはさまざまな
配向の可能性がある。各センサA及びBからの出力は、
前回の位置報告以来の△x及び△yカウントである。実
施態様の1つでは、センサA及びBは、任意の定義済み
間隔で発生可能な1フレームにつき1回ずつ、位置を測
定する。現行のナビゲーション・センサの場合、フレー
ム・レートは、一般に、毎秒1500〜2000フレー
ムであり、センサは、各フレーム毎に1回、または、I
/Oポートを介して、毎秒100〜200回、位置を報
告する。実施態様の1つでは、センサA及びBは、同じ
フレーム・レートで動作し、同時に「再基準化」を行
う。「再基準化」という用語は、センサが、もとの基準
フレームから移動し、現在のフレームと基準フレームと
の重なりが減少しつつあるときに実施が可能な(または
実施されうる)、新たな基準フレームの記憶を表す。再
基準化は、現在の基準フレームが最新のものになるよう
に、移動がなかった場合にも行うことができる。 【0020】III.回転センサの配向及びアライメン
ト 図3は、一般的回転センサ配向、3つの特殊回転センサ
配向、及び、鏡映回転センサ配向を示す図である。図3
に示す配向は、4列と4行に分割されている。第1行に
は、一般的配向(第1列)、第1の特殊配向(第2
列)、第2の特殊配向(第3列)、及び、第3の特殊配
向(第4列)が示されている。第2、第3、及び、第4
行には、それぞれ、第1行に示された4つの配向のそれ
ぞれに関する水平鏡映配向、垂直鏡映配向、水平・垂直
組み合わせ鏡映配向が示されている。 【0021】各配向において、2つのセンサ(A及び
B)が、既知の距離dだけ離して配置される。実施態様
の1つでは、センサAは、原点座標(0,0)に位置
し、センサBは、2つのセンサの配向及び配置(アライ
メント)、及び、それらの間の距離によって決まる、異
なる座標に位置している。下記の表Iによれば、センサ
AとBの間の距離を「d」と仮定した、図3に例示のそ
れぞれの配向についてのセンサBの座標が得られる。 【0022】 【表1】 【0023】図3に示すように、通常配置における一般
的配向についての配置角(アライメント角)は、θ
ある。一般的配向の場合、図3には、水平鏡映アライメ
ント角(θ)、垂直鏡映アライメント角(θ)、及
び、水平及び垂直鏡映アライメント角(θHV)も示さ
れている。これらのアライメント角は、下記の表IIに
示す関係式によって、通常アライメント角(θ)と関
連づけられる。 【0024】 【表2】 【0025】IV.回転センサの移動 図4A〜4Eに示すように、センサA及びBの移動に
は、並進、回転、または、その2つの組み合わせを含む
ことが可能である。以下の説明では、回転はセンサAの
周りで生じるものと仮定する。センサBの周りにおける
回転は、鏡映によって実現可能である。2つのセンサの
初期位置は、文字A及びBによって表され、移動後にお
ける2つのセンサの位置は、A’及びB’によって表さ
れる。 【0026】図4Aは、正のX方向におけるセンサA及
びBの並進を例示した図である。図4Bは、正のX及び
負のY方向におけるセンサA及びBの並進を例示した図
である。図4Cは、負のY方向におけるセンサA及びB
の並進を例示した図である。図4Dは、センサAの中心
周りにおけるセンサA及びBの回転を例示した図であ
る。図4Eは、センサA及びBの回転及び並進の3つの
異なる組み合わせを例示した図である。 【0027】図5は、X−Y軸の正の回転角を例示した
図である。図5に示すように、回転角(α)は、反時計
廻りの回転が正と定義される。時計廻りの回転に関する
回転角は、負である。代替実施態様の場合、回転角は、
反時計廻りの回転が負で、時計廻りの回転が正と定義す
ることができる。 【0028】図6A〜13A及び16A〜31Aは、図
3に示すさまざまな配向及び配置におけるセンサA及び
Bのさまざまな並進及び回転を例示した図である。これ
らの図のそれぞれには、3列×3行の移動図が含まれて
いる。第1列には、負のX方向における並進を含む移動
が例示されている。第2列には、X方向における並進の
ない移動が例示されている。第3列には、正のX方向に
おける並進を含む移動が例示されている。第1行には、
正のY方向における並進を含む移動が例示されている。
第2行には、Y方向における並進のない移動が例示され
ている。第3行には、負のY方向における並進を含む移
動が例示されている。以下では、これらの図のそれぞれ
について、さらに詳述する。 【0029】A.一般的配向 図6Aは、一般的配向におけるセンサA及びBのさまざ
まな並進及び正の回転を例示した図である。一般的配向
の場合、センサA及びBは、両センサからの「x」及び
「y」移動報告が、同じ方向になるように、配向が施さ
れる。センサBは、センサAから任意の角度をなすよう
に配置されているが、センサAから既知の距離dだけ離
れている。通常の配置を鏡映すると、センサA及びBの
配向が変化して、通常の配置と同じ方向になる。実施態
様の1つでは、X及びY移動報告は、必ず、同じ方向に
おいて報告される。 【0030】図6Bは、図6Aに示す並進を除去した後
の、回転センサの回転を例示した図である。図6Aに示
す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△x、
B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A△
x、A△y)を引くことによって除去することが可能で
ある。図6Bには、回転角αと共に、センサAとBの間
の距離dも示されている。 【0031】図7Aは、一般的配向におけるセンサA及
びBのさまざまな並進及び負の回転を例示した図であ
る。図7Bは、図7Aに示された並進を除去した後の、
回転センサの回転を例示した図である。図7Aに示す並
進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△x、B△
y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A△x、A
△y)を引くことによって除去することが可能である。
図7Bには、回転角αと共に、センサAとBの間の距離
dも示されている。 【0032】図8Aは、一般的配向を水平鏡映した場合
の、センサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を例
示した図である。図8Bは、図8Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図8A
に示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△
x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A
△x、A△y)を引くことによって除去することが可能
である。図8Bには、回転角αと共に、センサAとBの
間の距離dも示されている。 【0033】図9Aは、一般的配向を水平鏡映した場合
の、センサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を例
示した図である。図9Bは、図9Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図9A
に示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△
x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A
△x、A△y)を引くことによって除去することが可能
である。図9Bには、回転角αと共に、センサAとBの
間の距離dも示されている。 【0034】図10Aは、一般的配向を垂直鏡映した場
合の、センサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を
例示した図である。図10Bは、図10Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図10Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図10Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0035】図11Aは、一般的配向を垂直鏡映した場
合の、センサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を
例示した図である。図11Bは、図11Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図11Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図11Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0036】図12Aは、一般的配向を水平及び垂直鏡
映した場合の、センサA及びBのさまざまな並進及び正
の回転を例示した図である。図12Bは、図12Aに示
す並進を除去した後の、回転センサの回転を例示した図
である。図12Aに示す並進は、センサBのデルタ移動
(すなわち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移
動(すなわち、A△x、A△y)を引くことによって除
去することが可能である。図12Bには、回転角αと共
に、センサAとBの間の距離dも示されている。 【0037】図13Aは、一般的配向を水平及び垂直鏡
映した場合の、センサA及びBのさまざまな並進及び負
の回転を例示した図である。図13Bは、図13Aに示
す並進を除去した後の、回転センサの回転を例示した図
である。図13Aに示す並進は、センサBのデルタ移動
(すなわち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移
動(すなわち、A△x、A△y)を引くことによって除
去することが可能である。図13Bには、回転角αと共
に、センサAとBの間の距離dも示されている。 【0038】1.回転角の決定 一般的配向の場合、センサAの並進が取り除かれると、
結果得られる図は、二等辺三角形になる。図14は、並
進を除去した後の、一般的配向におけるセンサA及びB
の回転を表した二等辺三角形の図である。図14に示す
ように、辺のうち2つは、長さが「d」であり、第3の
辺の長さは[(B△x−A△x)+(B△y−A△
y)(1/2)であり、回転角は、αによって表わ
される。 【0039】辺と角度αを関連づける一般的な三角形に
関する公式は、下記の式Iによって与えられる。 式I cosα=(b+c−a)/2bc ここで、 b=d、 c=d、 【数1】 である。 【0040】a、b、及び、cについてのこれらの値を
式Iに代入し、回転角αの解を求めると、下記の式IIが
得られる。 式II 【数2】 【0041】式IIでは、必ず、回転角に関して正の値が
得られる。回転方向を特定するために、以下に述べるよ
うに、αの符号が求められる。 【0042】2.αの符号の決定 αの符号を求めるため、一般的配向が、座標変換を施さ
れて、初期位置が回転し、Y軸の方に戻されると、回転
符号の決定が容易に行えるようになる。図15Aは、座
標変換前の、一般的配向におけるセンサA及びBの回転
を例示した図である。センサBの初期位置は、(−ds
inθ、dcosθ)であり、センサBの回転後の位置
は、(−dsinθ+△x、dcosθ+△y)になる
が、ここで、△xは(B△x−A△x)であり、△yは
(B△y−A△y)である。 【0043】図15Bは、−θの座標変換後の一般的配
向におけるセンサA及びBの回転を例示した図である。
座標変換に関する公式は、下記の式IIIで与えられる。 【0044】式III 【数3】 【0045】ここで、(x、y)は、回転後で、座標変
換前のセンサBの位置であり、(x’、y’)は、回転
後で、かつ、座標変換後のセンサBの位置である。 【0046】式IIIにおける行列乗算を実施すると、下
記の式IV及びVが得られる。 式IV x’=xcosα−ysinα 式V y’=xsinα+ycosα 【0047】α=−θを式IV及びVに代入すると、下
記の式VI及びVIIが得られる。 式VI x’=xcos(−θ)−ysin(−θ) 式VII y’=xsin(−θ)+ycos(−θ) 【0048】式VI及びVIIにcos(−θ)=cosθ
及びsin(−θ)=−sinθを代入すると、下記の
式VIII及びIXが得られる。 式VIII x’=xcosθ+ysinθ 式IX y’=−xsinθ+ycosθ 【0049】式VIII及びIXにx=(−dsinθ+△
x)及びy=(dcosθ+△y)を代入すると、下記
の式X及びXIが得られる。 式X x’=(−dsinθ+△x)cosθ+(dcosθ
+△y)sinθ 式XI y’=−(−dsinθ+△x)sinθ+(dcos
θ+△y)cosθ 【0050】式X及びXIにおける項を配列し直すと、下
記の式XII及びXIIIが得られる。 式XII x’=△xcosθ−dsinθcosθ+dsinθ
cosθ+△ysinθ 式XIII y’=dsinθ−△xsinθ+dcosθ+△
ycosθ 【0051】式XII及びXIIIの項を組み合わせると、下
記の式XIV及びXVが得られる。 式XIV x’=△xcosθ+△ysinθ 式XV y’=d(sinθ+cosθ)−△xsinθ+
△ycosθ 【0052】ピタゴラスの恒等式sinθ+cos
θ=1を式XVに適用すると、下記の式XVIが得られる。 式XVI y’=d−△xsinθ+△ycosθ 【0053】上掲の表IIからの適切なθを用いてx’
について式XIVを解くと、αの符号が求められるが、そ
れは、x’の符号の逆である。代替実施態様の場合、式
XVIからのy’を用いて、αの符号を求めることが可
能である。 【0054】B.第1の特殊配向 図16Aは、第1の特殊配向におけるセンサA及びBの
さまざまな並進及び正の回転を例示した図である。第1
の特殊配向の場合、センサA及びBは、両センサからの
「x」及び「y」移動報告が、同じ方向になるように、
配向が施される。センサBは、Y方向において距離
「d」だけセンサAの上方に配置されている。第1の特
殊配向には水平鏡映の効果がないので、垂直鏡映につい
てのみ論考することにする。通常配置における第1の特
殊配向は、アライメント角θが0度に等しい通常配置
における一般的配向と同じである。 【0055】図16Bは、図16Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図16
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図16Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0056】図17Aは、第1の特殊配向におけるセン
サA及びBのさまざまな並進及び負の回転を例示した図
である。図17Bは、図17Aに示す並進を除去した後
の、回転センサの回転を例示した図である。図17Aに
示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△
x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A
△x、A△y)を引くことによって除去することが可能
である。図17Bには、回転角αと共に、センサAとB
の間の距離dも示されている。 【0057】図18Aは、第1の特殊配向の垂直鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を
例示した図である。垂直鏡映配置における第1の特殊配
向は、アライメント角θが180度に等しい通常配置
における一般的配向と同じである。図18Bは、図18
Aに示す並進を除去した後の、回転センサの回転を例示
した図である。図18Aに示す並進は、センサBのデル
タ移動(すなわち、B△x、B△y)からセンサAのデ
ルタ移動(すなわち、A△x、A△y)を引くことによ
って除去することが可能である。図18Bには、回転角
αと共に、センサAとBの間の距離dも示されている。 【0058】図19Aは、第1の特殊配向の垂直鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を
例示した図である。図19Bは、図19Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図19Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図19Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0059】1.回転角の決定 センサAとセンサBの間の開始軸は、第1の特殊配向に
おいて垂直であるため、回転角αに関して式IIで与えら
れる一般公式を単純化することが可能である。距離(B
△x−A△x)は、センサAとBの間の軸に対して垂直
である。AとBの間の距離はdであることが分っている
ので、角度αは、下記の式XVIIから求められる。 式XVII 【数4】 【0060】式IIで与えられる一般公式を利用して、第
1の特殊配向についての回転角を求めることも可能であ
る。 【0061】2.αの符合の決定 下記の表IIIから、通常配置または垂直鏡映配置におけ
る第1の特殊配向について、αの適正な符号を求めるこ
とが可能である。 【0062】 【表3】 【0063】C.第2の特殊配向 図20Aは、第2の特殊配向におけるセンサA及びBの
さまざまな並進及び正の回転を例示した図である。第2
の特殊配向の場合、センサA及びBは、両センサからの
「x」及び「y」移動報告が、同じ方向になるように、
配向が施される。センサBは、X方向の距離「d」だけ
センサAの右に配置されている。第2の特殊配向には垂
直鏡映の効果がないので、水平鏡映についてのみ論考す
ることにする。通常位置における第2の特殊配向は、ア
ライメント角θが270度に等しい通常位置における
一般的配向と同じである。 【0064】図20Bは、図20Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図20
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図20Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0065】図21Aは、第2の特殊配向におけるセン
サA及びBのさまざまな並進及び負の回転を例示した図
である。図21Bは、図21Aに示す並進を除去した後
の、回転センサの回転を例示した図である。図21Aに
示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△
x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A
△x、A△y)を引くことによって除去することが可能
である。図21Bには、回転角αと共に、センサAとB
の間の距離dも示されている。 【0066】図22Aは、第2の特殊配向の水平鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を
例示した図である。水平鏡映配置における第2の特殊配
向は、アライメント角θが90度に等しい通常配置に
おける一般的配向と同じである。図22Bは、図22A
に示す並進を除去した後の、回転センサの回転を例示し
た図である。図22Aに示す並進は、センサBのデルタ
移動(すなわち、B△x、B△y)からセンサAのデル
タ移動(すなわち、A△x、A△y)を引くことによっ
て除去することが可能である。図22Bには、回転角α
と共に、センサAとBの間の距離dも示されている。 【0067】図23Aは、第2の特殊配向の水平鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を
例示した図である。図23Bは、図23Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図23Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図23Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0068】1.回転角の決定 センサAとセンサBの間の開始軸は、第2の特殊配向に
おいて水平であるため、回転角に関して式IIで与えられ
る一般公式は、単純化することが可能である。距離(B
△y−A△y)は、センサAとBの間の軸に対して垂直
である。AとBの間の距離はdであることが分っている
ので、角度αは、下記の式XVIIIから求めることができ
る。 式XVIII 【数5】 【0069】式IIで与えられる一般公式を利用して、第
2の特殊配向に関する回転角を求めることも可能であ
る。 【0070】2.αの符合の決定 下記の表IVから、通常配置または水平鏡映配置におけ
る第2の特殊配向について、αの適正な符号を求めるこ
とが可能である。 【0071】 【表4】 【0072】D.第3の特殊配向 図24Aは、第3の特殊配向におけるセンサA及びBの
さまざまな並進及び正の回転を例示した図である。第3
の特殊配向の場合、センサA及びBは、両センサからの
「x」及び「y」移動報告が、同じ方向になるように、
配向が施される。センサBは、X方向の距離−d/
(2)(1/2)だけセンサAの左に、及び、Y方向の
距離d/(2)(1/2)だけセンサAから上方に配置
されている。通常配置における第3の特殊配向は、アラ
イメント角θが45度に等しい通常配置における一般
的配向と同じである。 【0073】図24Bは、図24Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図24
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図24Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0074】図25Aは、第3の特殊配向におけるセン
サA及びBのさまざまな並進及び負の回転を例示した図
である。図25Bは、図25Aに示す並進を除去した後
の、回転センサの回転を例示した図である。図25Aに
示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B△
x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、A
△x、A△y)を引くことによって除去することが可能
である。図25Bには、回転角αと共に、センサAとB
の間の距離dも示されている。 【0075】図26Aは、第3の特殊配向の水平鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を
例示した図である。水平鏡映配置における第3の特殊配
向は、アライメント角θが315度に等しい通常配置
における一般的配向と同じである。 【0076】図26Bは、図26Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図26
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図26Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0077】図27Aは、第3の特殊配向の水平鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を
例示した図である。図27Bは、図27Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図27Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図27Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0078】図28Aは、第3の特殊配向の垂直鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び正の回転を
例示した図である。垂直鏡映配置における第3の特殊配
向は、アライメント角θが135度に等しい通常配置
における一般的配向と同じである。 【0079】図28Bは、図28Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図28
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図28Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0080】図29Aは、第3の特殊配向の垂直鏡映に
おけるセンサA及びBのさまざまな並進及び負の回転を
例示した図である。図29Bは、図29Aに示す並進を
除去した後の、回転センサの回転を例示した図である。
図29Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわ
ち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すな
わち、A△x、A△y)を引くことによって除去するこ
とが可能である。図29Bには、回転角αと共に、セン
サAとBの間の距離dも示されている。 【0081】図30Aは、第3の特殊配向の水平及び垂
直鏡映におけるセンサA及びBのさまざまな並進及び正
の回転を例示した図である。水平及び垂直鏡映配置にお
ける第3の特殊配向は、アライメント角θが225度
に等しい通常配置における一般的配向と同じである。 【0082】図30Bは、図30Aに示す並進を除去し
た後の、回転センサの回転を例示した図である。図30
Aに示す並進は、センサBのデルタ移動(すなわち、B
△x、B△y)からセンサAのデルタ移動(すなわち、
A△x、A△y)を引くことによって除去することが可
能である。図30Bには、回転角αと共に、センサAと
Bの間の距離dも示されている。 【0083】図31Aは、第3の特殊配向の水平及び垂
直鏡映におけるセンサA及びBのさまざまな並進及び負
の回転を例示した図である。図31Bは、図31Aに示
す並進を除去した後の、回転センサの回転を例示した図
である。図31Aに示す並進は、センサBのデルタ移動
(すなわち、B△x、B△y)からセンサAのデルタ移
動(すなわち、A△x、A△y)を引くことによって除
去することが可能である。図31Bには、回転角αと共
に、センサAとBの間の距離dも示されている。 【0084】1.回転角の決定 式IIによって与えられる一般公式を利用して、第3の特
殊配向に関する回転角を求めることが可能である。 【0085】2.αの符合の決定 下記の表Vから、通常配置、水平鏡映配置、垂直鏡映配
置、及び、水平及び垂直鏡映配置における第3の特殊配
向について、αの適正な符号を求めることが可能であ
る。 【0086】 【表5】 【0087】V.回転の中心 回転角と、センサA及びBの開始位置及び最終位置を利
用して、センサA及びBの回転の中心を求めることが可
能である。下記の式XIXによって、任意の回転中心点
(x,y)周りに新しい位置(x’,y’)まで角
度αだけ回転させられる開始位置(x,y)について、
1組のデカルト座標の回転及び並進に関する関係が与え
られる。 【0088】式XIX 【数6】 【0089】式Xの項を展開すると、x’及びy’につ
いてそれぞれ、下記の式XX及びXXIが得られるが、これ
が、最終位置である。 式XX x’=x+xcosα−xcosα−ysinα+
sinα 式XXI y’=y+xsinα−xsinα+ycosα−
cosα 【0090】開始位置(x,y)、最終位置(x’,
y’)、及び、角度αは、分っているので、式XX及びXX
Iを整理して下記の式XXII及びXXIIIにすることにより、
回転点(x,y)を求めることが可能になる。 式XXII 【数7】【0091】式XXIII 【数8】 【0092】センサAのもとの位置(x,y)は原点
(0,0)のため、式XXII及びXXIIIは、それぞれ、下
記の式XXIV及びXXVに単純化することが可能である。 式XXIV 【数9】 式XXV 【数10】 【0093】VI.回転センサ実施例 2つのナビゲーション・センサA及びBは、センサのパ
ッケージ・サイズ以上の距離だけ離隔した、同じ方向に
配向が施された2つの個別のセンサとして実施可能であ
る。センサAとBの間の距離を増すと、システム・セン
サがより大きくなるが、低速回転に対する感度が高くな
る。第1及び第2の特殊配向の実施が最も容易である。 【0094】2つのセンサA及びBを1つのセンサ・ダ
イに組み込んで、センサA及びBがセンサ全体のサブセ
ットをなすようにすることも可能である。例えば、図3
2は、本発明のさまざまな実施態様を実施するのに適し
た4つのサブアレイに分割されたセンサ・アレイ200
の図である。図32に示すように、センサ・アレイ20
0は、長さ及び幅の値が「m」であり、1、2、3、及
び、4の番号が付いた4つのサブアレイに分割される。
サブアレイの中心間の距離dは、1−2、1−3、2−
4、及び、3−4のサブアレイ組み合わせの場合、m/
2になる。距離dは、1−4及び3−2の組み合わせの
場合、1.414(m/2)になる。従って、サブア
レイ1及び4、または、サブアレイ2及び3を利用する
第3の特殊配向によって、この実施態様におけるセンサ
間の最大離隔距離が得られることになる。 【0095】下記の表VIには、センサA及びBの対応
する特殊配向及び配置と共に、センサ・アレイ200の
可能性のある2つのサブアレイ組み合わせの全てが示さ
れている。 【0096】 【表6】 【0097】図33は、本発明の実施態様の1つによる
回転センサ300のブロック図である。回転センサ30
0には、2つの光モーション・センサ16(上述の)
と、回転データ生成器302が含まれている。2つの光
モーション・センサ16は、センサA及びBに対応して
おり、図3に示すさまざまな配向及び配置の任意のもの
をなすように配置することが可能である。 【0098】2つの光モーション・センサ16は、それ
ぞれ、回転データ生成器302に対して△x及び△yデ
ータを出力する。2つのセンサ16から受信した△x及
び△yデータ、及び、2つのセンサ16の特定の配向、
配置、及び、離隔距離に関して記憶されている情報に基
づいて、回転データ生成器302は、上述の回転データ
及び回転中心データを計算し、このデータを出力する。
実施態様の1つにおいて、回転データは、センサAに対
応するセンサ16の周りにおける回転を表わし(正の回
転を反時計廻りと定義する)、回転中心データは、原点
に対する2つのセンサ16の回転中心の(x,y)座標
を表わすが、ここで、原点は、センサAに対応するセン
サ16のもとの位置である。 【0099】本発明の形態の1つでは、基準フレーム
は、△x及び△yの移動を決定するのに良好な相関関係
が得られるように、フレーム間において約10度を超え
る回転をすべきではない。実施態様の1つでは、上に示
した式は、±90度または0〜180度の範囲に対して
有効であるが、フレーム間の最大回転は、10度未満が
望ましい。 【0100】現在の光ナビゲーション・センサ16は、
一般に、毎秒1500〜2000フレームの範囲内で動
作する。コンピュータまたは他の装置に対する実際の報
告速度(レポートレート)は、一般に、毎秒100〜2
00報告(レポート)である。測定速度(測定レート)
と報告速度が異なるため、△xと△y情報は、蓄積され
て、それから出力される。 【0101】回転センサ300の最高回転速度は、フレ
ーム間の相関関係が劣化して、良好な(X,Y)ナビゲ
ーションが機能しなくなり始めるポイントに達する前
に、センサ300を回転させることが可能な角度によっ
て決まる。フレーム・レートが毎秒1500フレームの
場合に、フレーム間で10度の回転が生じるものと仮定
すると、最高回転は、毎秒41.6回転、すなわち、2
500rpmになる。 【0102】最低回転速度は、センサ16間の△x及び
△yのカウントが最小になる速度である。これは、フレ
ーム・レート、及び、センサ16間の距離によって決ま
る。センサ16間の距離が増すと、認識可能な最低回転
速度が低下する。ナビゲーション・センサ16は、一般
に、毎秒100〜200回のデータ報告しか行わないの
で、△x及び△yのカウントは、いくつかのフレームに
わたって蓄積しなければならない。 【0103】実施態様の1つでは、回転データが△x及
び△y値から求められ、△x及び△y値が、一般にノイ
ズを含んでいるという事実のため、本発明の形態の1つ
では、回転データにフィルタリング(すなわち、平均
化、平滑化、重み付きフィルタリング)を施して、回転
データの変化を抑え、ノイズ性能を改善する。 【0104】当業者には明らかなように、回転センサ3
00によって実施される機能は、ハードウェア、ソフト
ウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み
合わせで実施することが可能である。その実施は、マイ
クロプロセッサ、プログラマブル論理デバイス、また
は、状態マシンを利用して可能になる。本発明のコンポ
ーネントは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体
にソフトウェアの形で保持することが可能である。本明
細において用いられるコンピュータ読み取り可能媒体と
いう用語は、フロッピ・ディスク、ハード・ディスク、
CD−ROM、フラッシュ・メモリ、読み取り専用メモ
リ(ROM)、及び、ランダム・アクセス・メモリとい
った、揮発性または不揮発性の任意の種類のメモリを含
むものと定義される。 【0105】2つのセンサ16及び回転データ生成器3
02は、単一集積回路パッケージまたは個別パッケージ
として実施することが可能である。代替実施態様の場
合、回転データ生成器302は、コンピュータまたは他
の電子装置のような外部装置に組み込むことが可能であ
る。 【0106】光モーション・センサ16を光学式マウス
に関して説明したが、もちろん、本発明の実施態様は、
光学式マウスに制限されるものではなく、本明細書で説
明した技法は、ゲーム・コントローラ、ジェスチャ・コ
ントローラ(gestural controller)、携帯端末(PD
A)装置、セルラ電話、または、他の装置といった、回
転検知が所望される他の装置に適用することも可能であ
る。 【0107】好適な実施態様を説明するために、本明細
書及び図面では、特定の実施態様について図示し説明し
たが、当業者には明らかなように、本発明の範囲を逸脱
することなく、図示し説明した特定の実施態様の代え
て、多種多様な代替の及び/または等価な実施態様を採
用することが可能である。化学、機械、電子機械、電
気、及び、コンピュータの分野の技術者には明らかなよ
うに、極めて多種多様な実施態様において本発明を実施
することが可能である。本出願は、本明細書及び図面に
おいて説明した好適な実施態様に対するいかなる改変ま
たは変更をも包含することを意図したものである。従っ
て、本発明は、特許請求の範囲及びその等価物による制
限しか受けないということが明確に意図されている。 【0108】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。 1.回転を検知するための装置(300)において、ほ
ぼ共面配置をなすように構成された複数のモーション・
センサ(16)であって、各センサが、2次元における
前記センサの移動を表すインクリメンタル(増分式)移
動データを生成するように構成されることからなる、複
数のモーション・センサと、前記インクリメンタル移動
データに基づいて回転データを生成する回転データ生成
器(302)を備え、前記回転データが、前記モーショ
ン・センサのうち第2のセンサのまわりにおける第1の
センサの回転を表すことからなる、装置。 2.前記回転データに、回転角の値が含まれており、前
記回転角の値の符号が、前記第2のセンサのまわりにお
ける前記第1のセンサの回転方向を表すことからなる、
上項1に記載の装置。 3.前記回転データに、回転中心の値が含まれる、上項
1に記載の装置。 4.前記複数のモーション・センサの各々が、単一モー
ション・センサのサブセットである、上項1に記載の装
置。 5.前記モーション・センサが光学モーション・センサ
である、上項1に記載の装置。 6.回転運動を検知する方法であって、第1及び第2の
2次元アレイをなす光検出器を設けるステップ(16)
と、前記第1及び第2のアレイをなす光検出器に画像を
送るステップ(8)と、前記第1及び第2のアレイをな
す前記光検出器の出力をデジタル化し、それにより、前
記画像のディジタル表現を生成するステップ(158)
と、前記画像の前記ディジタル表現の相関をとるステッ
プ(160)と、前記相関に基づいて、前記第1及び第
2のアレイの2次元における並進を表す並進データを生
成するステップと、前記並進データに基づいて、前記第
2のアレイのまわりにおける前記第1のアレイの回転を
表す回転データを生成するステップ(302)を含む、
方法。 7.アレイ構成データを記憶するステップをさらに含
み、前記回転データ生成器が、前記並進データ及び前記
記憶されたアレイ構成データに基づいて、前記回転デー
タを生成することからなる、上項6に記載の方法。 8.前記アレイ構成データに、前記第1及び第2のアレ
イの配向を表す配向データが含まれ、前記アレイ構成デ
ータに、前記第1のアレイと前記第2のアレイとの間の
距離を表す離隔距離情報が含まれる、上項7に記載の方
法。 9.前記並進データが、インクリメンタル(すなわち、
増分式の)X及びY並進データである、上項6に記載の
方法。 10.回転を検知するための装置(300)において、
共面配置をなすように構成された第1及び第2の2次元
アレイをなす光検出器(148)を備える可動モーショ
ン・センサ(16)であって、前記第1及び第2のアレ
イに送り込まれた画像のディジタル表現を生成し、前記
画像の前記ディジタル表現に基づいて、前記第1及び第
2のアレイのそれぞれの動きを表す2次元移動データを
生成するように構成される、可動モーション・センサ
と、前記移動データを処理して、前記モーション・セン
サの回転を表す回転情報を決定するコントローラ(30
2)を備える、装置。 【0109】本発明による回転検出装置(300)は、ほぼ
共面配置をなすように構成された複数のモーションセン
サ(16)を備える。複数のモーションセンサの各々は、2
次元におけるセンサの移動を表す増分式移動データを生
成するように構成される。回転データ生成器(302)は、
増分式移動データに基づいて回転データを発生する。回
転データは、モーションセンサのうちの第2のモーショ
ンセンサのまわりにおける第1のモーションセンサの回
転を表す。 【0110】 【発明の効果】本発明によれば、光学式ポインティング
デバイスなどの装置において装置の回転を検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1実施態様を組み込むのに適した光学
式マウスの平面図である。 【図2】図1に示す光学式マウスの主要コンポーネント
を例示した電気ブロック図である。 【図3】回転センサの一般的配向、回転センサの3つの
特殊配向、及び、回転センサの鏡映配向を示す図であ
る。 【図4】Aは、X方向における回転センサの並進を例示
した図である。Bは、X及びY方向における回転センサ
の並進を例示した図である。Cは、Y方向における回転
センサの並進を例示した図である。Dは、回転センサの
回転を例示した図である。Eは、回転センサの回転及び
並進を例示した図である。 【図5】X−Y軸における正の回転角を例示した図であ
る。 【図6A】一般的配向における回転センサのさまざまな
並進及び正の回転を例示した図である。 【図6B】図6Aに示す並進を除去した後の、回転セン
サの回転を例示した図である。 【図7A】一般的配向における回転センサのさまざまな
並進及び負の回転を例示した図である。 【図7B】図7Aに示す並進を除去した後の、回転セン
サの回転を例示した図である。 【図8A】一般的配向の水平鏡映における回転センサの
さまざまな並進及び正の回転を例示した図である。 【図8B】図8Aに示す並進を除去した後の、回転セン
サの回転を例示した図である。 【図9A】一般的配向の水平鏡映における回転センサの
さまざまな並進及び負の回転を例示した図である。 【図9B】図9Aに示す並進を除去した後の、回転セン
サの回転を例示した図である。 【図10A】一般的配向の垂直鏡映における回転センサ
のさまざまな並進及び正の回転を例示した図である。 【図10B】図10Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図11A】一般的配向の垂直鏡映における回転センサ
のさまざまな並進及び負の回転を例示した図である。 【図11B】図11Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図12A】一般的配向の水平及び垂直鏡映における回
転センサのさまざまな並進及び正の回転を例示した図で
ある。 【図12B】図12Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図13A】一般的配向の水平及び垂直鏡映における回
転センサのさまざまな並進及び負の回転を例示した図で
ある。 【図13B】図13Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図14】並進を除去した後の、一般配向における回転
センサの回転を表す二等辺三角形の図である。 【図15A】座標変換前の、一般的配向における回転セ
ンサの回転を例示した図である。 【図15B】座標変換後の、一般的配向における回転セ
ンサの回転を例示した図である。 【図16A】第1の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び正の回転を例示した図である。 【図16B】図16Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図17A】第1の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び負の回転を例示した図である。 【図17B】図17Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図18A】第1の特殊配向の垂直鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び正の回転を例示した図であ
る。 【図18B】図18Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図19A】第1の特殊配向の垂直鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び負の回転を例示した図であ
る。 【図19B】図19Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図20A】第2の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び正の回転を例示した図である。 【図20B】図20Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図21A】第2の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び負の回転を例示した図である。 【図21B】図21Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図22A】第2の特殊配向の水平鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び正の回転を例示した図であ
る。 【図22B】図22Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図23A】第2の特殊配向の水平鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び負の回転を例示した図であ
る。 【図23B】図23Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図24A】第3の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び正の回転を例示した図である。 【図24B】図24Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図25A】第3の特殊配向における回転センサのさま
ざまな並進及び負の回転を例示した図である。 【図25B】図25Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図26A】第3の特殊配向の水平鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び正の回転を例示した図であ
る。 【図26B】図26Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図27A】第3の特殊配向の水平鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び負の回転を例示した図であ
る。 【図27B】図27Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図28A】第3の特殊配向の垂直鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び正の回転を例示した図であ
る。 【図28B】図28Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図29A】第3の特殊配向の垂直鏡映における回転セ
ンサのさまざまな並進及び負の回転を例示した図であ
る。 【図29B】図29Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図30A】第3の特殊配向の水平及び垂直鏡映におけ
る回転センサのさまざまな並進及び正の回転を例示した
図である。 【図30B】図30Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図31A】第3の特殊配向の水平及び垂直鏡映におけ
る回転センサのさまざまな並進及び負の回転を例示した
図である。 【図31B】図31Aに示す並進を除去した後の、回転
センサの回転を例示した図である。 【図32】本発明のさまざまな実施態様の実施に適し
た、4つのサブアレイに分割されたセンサ・アレイの図
である。 【図33】本発明の1実施態様による回転センサのブロ
ック図である。 【符号の説明】 16 モーション・センサ 148 光検出器アレイ 300 回転検知装置 302 回転データ生成器
フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エイ・ブラック アメリカ合衆国カリフォルニア州95035, ミルピタス,マウント・シャスタ・アベニ ュー・1397 (72)発明者 マイケル・ジェイ・ブロスナン アメリカ合衆国カリフォルニア州94536, フレモント,ネボ・ドライブ・38360 (72)発明者 ローピンダー・サイ・グレウォル アメリカ合衆国カリフォルニア州95120, サンノゼ,ワラス・970 Fターム(参考) 5B087 BB08 BB16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】回転を検知するための装置(300)にお
    いて、 ほぼ共面配置をなすように構成された複数のモーション
    ・センサ(16)であって、各センサが、2次元におけ
    る前記センサの移動を表すインクリメンタル(増分式)
    移動データを生成するように構成されることからなる、
    複数のモーション・センサと、 前記インクリメンタル移動データに基づいて回転データ
    を生成する回転データ生成器(302)を備え、 前記回転データが、前記モーション・センサのうち第2
    のセンサのまわりにおける第1のセンサの回転を表すこ
    とからなる、装置。
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