JP2007133702A - オブジェクトに関するコンテンツ情報処理装置及びこの情報処理装置を収納した筐体 - Google Patents

オブジェクトに関するコンテンツ情報処理装置及びこの情報処理装置を収納した筐体 Download PDF

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Abstract

【課題】 オブジェクトの動作を検出してオブジェクトに関連するコンテンツ情報を出力する情報処理装置及びこの情報処理装置を効果的に設置、収納する筐体を提供することを課題とする。
【解決手段】 オブジェクトに付されたIDの読取手段と、このオブジェクトの動作検出手段と、このオブジェクトに関連するコンテンツ情報の格納手段と、上記読取手段によって特定されたコンテンツ情報をこの格納手段に格納されたコンテンツ情報から読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ情報について、上記動作検出手段によって検出されたオブジェクトの所定の1以上の動作に対応づけられたコンテンツ情報の提供を制御する制御手段と、この制御手段によって提供されるコンテンツ情報の出力手段とを有し、上記読取手段と動作検出手段とを筐体内に固定して収納可能なように形成した情報処理装置及びこれを収納した筐体を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、オブジェクトに関するコンテンツ情報処理装置、特に、オブジェクトの動作から所定のコンテンツ情報を表示、再生等させる情報処理装置及びこの情報処理装置を収納した筐体に関する。
近年、書籍、雑誌などの印刷物のほか、CD、DVDなど電子情報伝達媒体に音楽、映像などを記録したものが商品化されている。これらの商品の販売促進を図るためには、需要者が気軽に内容、すなわちコンテンツ情報を確認できる環境を設定する必要がある。書籍、雑誌などの印刷物の場合は、店頭で直接手にして内容、すなわちコンテンツを確認することが可能であるが、CD、DVDなど場合は、試聴機器を店頭に設置しなければならない。通常、この試聴機器に搭載できるCD、DVD等の数は限定されているため、いきおい新譜などの売れ筋の商品だけしか試聴できないという不都合を招いていた。
そこで、従来、音楽CDのパッケージのバーコード情報からあらかじめ各音楽CDの音楽情報をデータベースに格納し、試聴希望者によって所望の音楽CDが上記バーコードによって特定されると、上記データベースからその音楽CDのデータを読出し、ヘッドセットで再生するコンパクトディスク試聴販売システムが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、最近、コンピュータの存在を意識させることなく、誰もがいつでもどこでも情報操作できるユビキタスコンピューティングの研究が盛んである。
例えば、上記従来技術の試聴販売システムによれば、試聴希望者は、音楽CDに付されているバーコードをバーコードリーダによって読み取らせるだけで所望の音楽CD特定することができるが、複数の楽曲から所望の楽曲を選択するためには、曲選択ダイヤルを操作しなければならない。上記ユビキダスコンピューティングは、これら機器特有の操作をより簡単な動作によって実現しようとするものである。
このようなユビキダスコンピューティングとして、RFID(Radio Frequency Identification)タグを持つオブジェクトのID番号と動き(移動量、回転量)をセンサで検出し、この動きに対応した上記オブジェクトに関連するコンテンツ情報の提供が可能な入力デバイス(入力インターフェースを有する情報処理装置)が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
たとえば、上記オブジェクトが音楽CDのケースにRFIDタグを付したものである場合、上記入力インターフェース上にこの音楽CDケースを置くと、RFIDリーダにより、この音楽CDを特定して再生を開始し、次いでこの音楽CDケースを入力インターフェース上で下に動かすと次の曲にジャンプし、さらに、この音楽CDケースを右に回転させると音量が大きくなるというようにコンテンツ情報が提供される。
この入力インターフェースを使用すれば、上記試聴販売システムのようなボタン、ダイヤルなどのコントローラを使うことなく、様々なコントロール機能を提供することができる。また、この入力インターフェースは、上記のような音楽CDの再生に限らず、各種オブジェクトのコンテンツ情報の提供に供することが可能である。
特開2002−25184(特許請求の範囲、請求項1の記載) 椎尾一郎、増井俊之、塚田浩二、「MouseField:ユビキタスコンピューティングのための入力デバイス」、情報処理学会論文誌、2005年7月、Vol.46、No.7、p.1234−1243
上記従来の入力インターフェースでは、オブジェクトの動きは、一意的に確定するとは限らない。たとえば、「下に動かす」という動きでも直下に下ろす場合と左右にシフトする場合とがある。また、シフトする角度も一様ではない。このような相違は、オブジェクトを動かすオペレータが異なる場合はもとより、同じオペレータが、異時に動かした場合にも生じうる。
上記のような相違は、検出される移動量、回転量の相違が生じさせるため、確実なコンテンツ情報の提供に支障を来たすおそれがあったが、かかる不都合をどのように修正するかについては、上記先行技術文献では必ずしも明示的には示唆されていなかった。
また、上記入力インターフェースは、上記コンテンツの動きを検出するセンサとしてシンプルかつ堅牢であって、さらに低価格な入力装置を実現するために2個の光学式マウスを並設し、センサ面を上向きにしたものを提案している。
2個の光学式マウスを使用するのは、オブジェクトの動きの移動量のみならず、回転量も検出できるようにしたためである。回転量の検出が可能となることにより、この入力インターフェースで多様な操作にも対応することができるようになるからである。
しかしながら、2個のマウスを使用しても、通常のOSでは1つのマウスとして認識され、上記のような回転量の検出ができないおそれがあった。
また、光学式マウスを裏返して使用すると、左右上下の動きが反転し、操作をする者の意図が正確に反映されないという問題があった。
上記入力インターフェースは、基本的に光学式マウスとRFIDリーダとから構成される簡単な構造であるため、汎用的に各種筐体に設置、収納が可能であり、上記先行技術文献でも具体的な設置、収納例がいくつか示されている。
しかし、本来的な筐体の用途を損なうことなく、上記入力インターフェースを効果的に設置、収納した筐体については必ずしも上記先行文献では明示的に示唆されてはいなかった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、不確定なオブジェクトの移動量、回転量の相違を修正し、2個の光学式マウスを裏返して使用しても回転量の検出が可能であり、上下左右の動きが反転しない情報処理装置及びこの情報処理装置を効果的に設置、収納する筐体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる情報処理装置は、オブジェクトに付されたIDの読取手段と、このオブジェクトの動作検出手段と、このオブジェクトに関連するコンテンツ情報の格納手段と、上記読取手段によって特定されたコンテンツ情報をこの格納手段に格納されたコンテンツ情報から読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ情報について、上記動作検出手段によって検出されたオブジェクトの所定の1以上の動作に対応づけられたコンテンツ情報の提供を制御する制御手段と、この制御手段によって提供されるコンテンツ情報を表示、再生等する出力手段とを有し、上記読取手段と動作検出手段とから構成される入力インターフェース部が、筐体内に固定して収納可能なように形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、上記情報処理装置の入力インターフェースは、筐体内で固定されており、オブジェクトを動かすことにより、オブジェクトに関する所望のコンテンツ情報の試聴、閲覧等が可能になる。
上記オブジェクトに付されたIDの読取手段は、オブジェクトに付されたRFIDタグを読み取るRFIDリーダやオブジェクトに付されたバーコードを読み取るバーコードリーダであってもよい。RFIDタグやバーコードは、貼付するスペースが小さくても問題なく、比較的安価で入手し易く、現在他の目的でも既に使用されているものもある。
上記オブジェクトの動作検出手段は、たとえば、2つの光学式センサを並設し、この2つの光学式センサによりオブジェクトの2次元方向の動作及び回転動作を検出するものが好ましい。オブジェクトの動作を2点で捉えることにより、2次元方向の動作のほか、回転動作も検出できる。なお、光学式センサの光源はLED、レーザ等特に限定されるものではない。
上記光学式センサは、2つの光学式マウスのセンサ面をオブジェクトを動作させる側に向けて並設させれてもよい。公知の光学式マウスを使用することにより、簡単な構造のインターフェース部を形成することができる。
上記オブジェクトの動作検出手段は、上記光学式センサの認識領域をXY座標とし、このXY座標上でのオブジェクトの動作を上記2つの光学式センサによってそれぞれ認識される2点の座標信号として検出し、検出された座標信号を上記制御手段に送信するようにしてもよい。上記光学式センサの認識領域をXY座標としてオブジェクトの動作を検出すれば、検出結果を座標データとして信号化することができる。
なお、上記光学式マウスを使用する場合は、センサ面をオブジェクトを動作させる側に向けて並設させることにより左右または上下の動作の検出が逆転するため、上記オブジェクトの動作検出手段に逆転した動作を補正する補正処理部を設ければよい。
上記オブジェクトの所定の動作は、上記動作検出手段が、下記の通り、左右上下及び左右の回転の6つの動作を認識する動作認識処理部を有するようにすればよい。
まず、左右の動作については、いずれか一方の光学式センサがX軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると右方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると左方向の動作として検出すればよい。
上下の動作については、2つの光学式センサがY軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると上方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると下方向の動作として検出すればよい。
回転の動作については、2つの光学式センサがY軸方向のオブジェクトの動作をそれぞれ正負反対方向に認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の絶対値の加算を開始し、所定の数値以上の加算値が算出されると回転動作として検出するとともに、左右の回転方向はY軸方向のオブジェクトの動作を負方向と認識した光学式センサ側の回転動作として検出すればよい。
なお、上記情報処理装置は、上記格納手段が遠隔地に設けられている場合には、この格納手段に格納されたコンテンツ情報をインターネット網、LANなどの通信回線網を介して受信する受信手段を備えたものにすればよい。
上記課題を解決するため、本発明にかかる筐体は、請求項1から請求項9までのいずれかに記載の情報処理装置を収納した筐体であって、上記オブジェクトのID及び動作の読取、検出面は、入力インターフェース部を構成するRFIDリーダまたはバーコードリーダ及び光学式センサによって上記オブジェクトのID及び動作を読取、検出可能な透過性素材で形成され、上記筐体の所定の用途に供される平面と同一平面上に位置することを特徴とする。
この構成によれば、情報処理装置を不使用の場合には、入力インターフェース部を含む情報処理装置は、筐体の他の用途での使用の支障になることはない。
上記筐体は、たとえば、資料、書類等を載置する天板と、天板の裏面から垂下方向に延出させた脚部とを有するワゴン形状の筐体であって、入力インターフェース部は、上記オブジェクトのID及び動作の読取、検出面がこの天板と同一平面上に位置するように天板の厚さ方向に形成された収納部に収納され、上記情報処理装置を構成する格納手段と読出手段と制御手段については、上記脚部内に形成された収納部に収納され、コンテンツ情報の表示、再生を行なうプロジェクタをこの脚部に設置したものであってもよい。
また、上記筐体は、上記出力手段が画像、音声を表示、再生する1以上のディスプレイであり、ディスプレイと入力インターフェース部とをディスプレイの画像表示面と入力インターフェース部によるオブジェクトのID及び動作の読取、検出面とが同一平面上に位置するように隣接させて配設し、各筐体に上記オブジェクトを収納または展示するボックス、引出しを付設したものであってもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるオブジェクトに関するコンテンツ情報処理装置は、不確定なオブジェクトの移動量、回転量の相違を修正し、2個の光学式マウスを裏返して使用しても回転量の検出が可能であり、上下左右の動きが反転しないようにして、コンテンツ情報を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる上記情報処理装置を収納する筐体は、入力インターフェース部を筐体に一体的に収納したまま入力操作ができるので、既存の筐体の形状親和性が高く、また、従来のマウスやキーボードなどと異なり、外部からは入力インターフェース部の存在を意識することなく入力操作ができるため、ユビキタスコンピューティングの実現に資することができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる情報処理装置1のハードウェア概略構成ブロック図である。情報処理装置1は、入力インターフェース部11とデータ格納部・制御部12と出力部13とを有する。
入力インターフェース部11は、本実施の形態では、RFIDリーダ111と2つの光学式マウス112とから構成されている。RFIDリーダ111は、情報処理装置1によってコンテンツ情報が提供される対象となる上記オブジェクトに付されたRFIDタグのID情報を読み取る読取手段である。本実施の形態ではRFIDリーダとしたが、これに限定される趣旨ではなく、たとえば、バーコードリーダであってもよい。この場合は、上記オブジェクトに付されるID情報の記録媒体はバーコードになる。光学式マウス112は、上記オブジェクトの動作検出手段である。この光学式マウス112は2つで構成されているが、これは後述する通り、オブジェクトの2次元方向の動作のほか、回転動作を検出するためである。光学式マウス112は、公知のものでよい。本実施の形態では、動作検出手段を光学式マウスとしたが、これに限定される趣旨ではなく、光学式に読取可能なセンサであればよい。
制御処理部12は、CPU121から構成され、入力インターフェース部11から送信されてくるオブジェクトの入力信号を受信してコンテンツ情報の格納、読取、制御等の処理を行なう。
出力部13は、画像を出力するディスプレイ131と音声を出力するスピーカ132とを有し、制御処理部12で生成されるコンテンツ情報データ信号を受信してコンテンツ情報を画像、音声により出力する出力手段である。本実施の形態では、出力部13は、ディスプレイ131とスピーカ132のみを示しているが、これに限定される趣旨ではない。したがって、たとえば、プリンタなどでハードコピーを出力するものであってもよい。
図2は、図1の制御処理部12のシステム構成ブロック図である。図1と同じハードウェア構成部分については、同じ符号を付している。
制御処理部12をハードウェア上構成するCPU121は、制御処理部12のシステムを構成する各モジュール、プログラムを解釈及び実行する。
この制御処理部12のシステムは、制御プログラム122を中心として各種モジュール、プログラムが稼動する。
入力インターフェース部11側は、RFIDリーダ111で読み取られた上記オブジェクトのID情報信号を受け取るRFID受取モジュール123と光学式マウス112がオブジェクトの動きを検出する動作検出モジュール124とから構成されている。
RFID受取りモジュール123または動作検出モジュール124から各々の信号を受信した制御プログラム122は、あらかじめコンテンツ情報を格納しているコンテンツ情報データベース125からRFID受取モジュール123によって特定されたコンテンツ情報を読み出して、動作検出モジュール124で指定された動作に対応する情報の提供をするために、アプリケーションプログラム126を呼び出して上記コンテンツ情報を出力部13側のディスプレイ131またはスピーカ132に所定の信号を送信する。
動作検出モジュール124で指定された動作に対応する情報の提供とは、たとえば、オブジェクトの動作が、音楽の「音量をあげる」という要求を示すものであるとすると、制御プログラム122が、対応するアプリケーションプログラム126を呼び出してスピーカ132での出力時に音量をあげるように制御してコンテンツ情報を提供するということである。
なお、コンテンツ情報データベース125は、本実施の形態では、制御処理部12とは外部のデータストア部から読み出す形態を示したが、制御処理部12内に設けてもよい。また、本実施の形態のように外部のデータストア部の場合、コンテンツ情報データベース125は遠隔地に設けてもよく、制御処理部12との間のデータの送受信は、インターネット網、LANなどの通信回線網(図示せず)を介して行えばよい。この場合は、制御処理部12は、コンテンツ情報データベース125から送信されるコンテンツ情報データを受信する受信手段(図示せず)を有することになる。
図3は、本発明にかかる情報処理装置1の処理フローを示したものである。まず、情報処理装置1のハードウェアを起動させると、制御プログラム122aでは、各種アプリケーションを起動する(S1)。次いでRFIDリーダ111を開き(S2)、動作検出モジュール124を登録し(S3)、RFID受取りモジュール123または光学式マウス112からの入力信号待ち状態になる(S4)。また、RFIDリーダでの読取りができるようにRFID受取りモジュール123を稼動させ、制御プログラム122bを各種メッセージ受信が可能なようにメッセージの待ち受け状態にする(S5)。
RFID受取りモジュール123では、RFIDリーダ111の読取りを開始し(S6)、読取りが確認できた場合には(S7)、読取られたオブジェクトのRFIDタグ信号を制御プログラム122aに送信する(S8)。なお、RFIDリーダ111の読取りが確認できない場合には(S7)、再びRFIDリーダ111の読取りを行うことになる(S6)。
また、光学式マウス112によりオブジェクトの動作が検出されると、光学式マウス112から信号を制御プログラム122aに送信する(S9)。
制御プログラム122aでは、上記S8、S9からの信号を受信すると(S10)、制御プログラム122bに信号を送信する(S11)。上記S8、S9からの信号がない状態では(S10)、入力信号待ち状態が維持される(S4)。
制御プログラム122bでは、S11による信号を受信すると、この信号がRFIDタグ信号がどうかを判断し(S12)、RFID信号ならばアプリケーションプログラム126を起動し(S13)、制御信号の待ち受け状態となる(S14)。上記S12でRFIDタグ信号でなければ、動作検出モジュール124により、光学式マウス情報を取得し(S15)、光学式マウス情報の処理をして(S16)動作の判定を実行する(S17)。ここで、動作の判定とは、たとえばオブジェクトが左右上下に動いたのか、あるいは左右いずれに回転したのかを判定するものである。動作判定確認ができた場合には(S18)、コンテンツ情報制御信号をアプリケーションプログラム126に送信するとともに(S19)次のメッセージ待ちの待ち受け状態が維持される(S5)。
アプリケーションプログラム126でコンテンツ情報制御信号を受信すると(S20)、制御信号に対応したアプリケーション制御を実行する(S21)。このアプリケーション制御の実行後、または、上記コンテンツ情報制御信号を受信しない場合は、制御信号待ち受け状態が維持される(S14)。
図4は、入力インターフェース部11の構造を模式的に示した図である。図1で説明したとおり、RFIDリーダ111と2つの光学式マウス112とから構成されている。公知のRFIDリーダ111は、RFIDリーダ本体111aとアンテナ111bから構成されているが、アンテナ111bをたとえば矩形状に形成し、アンテナ111b内にセンサ面を上向きにして光学式マウス112を2つ併設させて基板(図示せず)上に固定すれば、入力インターフェース部11をユニット化することができ、各種筐体内に固定して収納することが容易である。
RFIDタグTを付したオブジェクトOをRFIDリーダ本体111a上で読み込ませると、オブジェクトOのID信号を受取りオブジェクトOを認識する。次いでオブジェクトOを光学式マウス112上で動かすと、動作を検出し、所望のコンテンツ情報が提供される。
ところで、上記光学式マウス112は、公知の光学式マウスを2つ併設して使用しているため、OS側では、1つのマウスとして認識されるという不都合がある。そこで、本発明にかかる情報処理装置1の制御処理部12にマウス動作検出モジュール124を設けて上記不都合を解消した。
以下2つの光学式マウスによるオブジェクトの動作の検出方法について図5を使用して説明する。図5では、2つの光学式マウス112を区別するために、光学式マウスA、Bとする。
図5の(a)(b)からも明らかな通り、光学式マウスA、Bの認識領域をXY座標とし、このXY座標上でのオブジェクトの動作を座標に向かって左側に位置する光学式マウスAと右側に位置する光学式マウスBによってそれぞれ認識される2点の座標信号として検出し、検出された座標信号を制御プログラムに送信することによって最終的にオブジェクトの動作をアプリケーションプログラムに伝達する。
本実施の形態では、オブジェクトの所定の動作を左右上下及び左右の回転の6つの動作としたがこれに限定する趣旨ではない。以下、左右、上下、左右の回転の3つにわけて動作の検出方法を説明する。
まず、図5(a)により、左右及び上下の動作の検出方法について説明する。左右の動作については、XY座標上で光学式マウスA、Bいずれか一方がX軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式マウスで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると右方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると左方向の動作として検出する。従って、たとえば、上記所定の数値を100とすると、X軸移動距離の和≧+100のときは、右方向の動作として検出し、X軸移動距離の和≦−100のときは、左方向の動作として検出する。
次に、上下の動作については、XY座標上で2つの光学式マウスA、BがY軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式マウスA、Bで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると上方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると下方向の動作として検出する。従って、たとえば、上記所定の数値を80とすると、Y軸移動距離の和≧+80のときは、上方向の動作として検出し、Y軸移動距離の和≦−80のときは、下方向の動作として検出する。
図5(b)により、左右の回転の動作の検出方法について説明する。2つの光学式マウスA、BがY軸方向のオブジェクトの動作をそれぞれ正負反対方向に認識すると、2つの光学式マウスA、Bで認識された移動距離の絶対値の加算を開始し、所定の数値以上の加算値が算出されると回転動作として検出するとともに、左右の回転方向はY軸方向のオブジェクトの動作を負方向と認識した光学式マウスの側の回転動作として検出する。従って、たとえば、上記所定の数値を50とすると、Y軸移動距離の絶対値の和≧50のときに回転の動作として検出するとともに、図5(b)によれば、光学式マウスBがY軸方向のオブジェクトの動作を負方向と認識しているため、右方向の回転動作として検出する。
上記動作検出方法でオブジェクトの微小な動作まで検出しないようにするためには、すべての移動距離の認識を所定の数値以上に設定すればよい。たとえば、移動距離の数値が10以上の場合に光学式マウスA、Bが移動したと認識するように設定した場合には、光学式マウスA、Bの右方向の移動距離の和が+8の場合、移動距離の加算処理はせず、右方向に移動したとは認識しない。
さらに、上記検出方法による動作検出モジュール124の負荷を軽減するためには、光学式マウスA、Bから絶えず入力される移動距離データの一定間隔のみを有効とすればよい。
なお、2つの光学式マウスは裏返して使用しているため、上下左右が逆転するのでこれを補正する補正処理部(図示せず)も上記マウス動作検出モジュール124に含めるようにすればよい。
ところで、本発明にかかる上記情報処理装置1は、各種筐体に収納することが可能である。特に、上記オブジェクトのID及び動作の読取、検出面が、入力インターフェース部11を構成するRFIDリーダまたはバーコードリーダ及び光学式センサによって上記オブジェクトのID及び動作を読取、検出可能な透過性素材で形成され、上記筐体の所定の用途に供される平面と同一平面上に位置するように収納することが可能である。
この構成によれば、情報処理装置1を不使用の場合には、入力インターフェース部11を含む情報処理装置は、筐体の他の用途での使用の支障になることはない。以下、このような筐体の具体的な実施形態を説明する。
図6は、プロジェクタ付ワゴン形状の筐体2に上記情報処理装置1を収納したものを示したものである。図6の(a)を参照して、21は筐体2の天板である。本実施の形態では、天板21の形状は、円形であるがこれに限定する趣旨ではない。この天板21には、厚さ方向に形成された上記入力インターフェース部11の収納部211aが形成されている。収納部211aには、入力インターフェース部11を構成するRFIDリーダ111aとアンテナ111b及び2つの光学式マウス112が収納されている。収納部211aは、天板21と同一平面上に上面が位置するように読取・検出部211bで閉塞されている。この読取・検出部211bは、RFIDリーダ111a(またはバーコードリーダ)及び光学式マウス112で上記オブジェクトの動作を読取、検出可能な透過性素材、たとえばアクリル、ガラスなどで形成されている。このように入力インターフェース部11を天板21に収納することにより、天板21の上面は、凹凸のないフラットな形状となるため、資料、書類を載置するスペースを確保することができる。さらに、RFIDタグが付されていない限り、上記読取・検出部211b上に資料、書類を載置しても誤作動することはない。
なお、本発明に係る特許請求の範囲を逸脱しない限り、天板21、収納部211a、読取・検出部211bは、図6(a)の形態に限定されるものではない。たとえば、天板21全体が上記透過性素材で形成され、入力インターフェース部11は、天板21の裏面から収納部211aに収納してもよい。また、天板21が上記透過性素材以外の素材で形成されていても、入力インターフェース部11のRFIDリーダ111a(またはバーコードリーダ)及び光学式マウス112で読取・検出可能なように天板21の上面に読取・検出用に穴を開口してもよい。
天板21は、入力インターフェース部11の収納部211aのほか、裏面にデータ入力などのメンテナンス用のキーボードk及びマウスmの収納部212と、入力インターフェース部11、キーボードkと情報処理装置1の本体とを接続するUSBハブuの収納部213が形成されている。
図6(b)を参照して、22は、天板の裏面から天板支持部221を介して垂下方向に延出させた脚部である。この脚部22には、入力インターフェース部11を除く上記情報処理装置1が収納されている(図示せず)。脚部22には、情報処理装置1の出力部としてプロジェクタ23が取り付けられている。メンテナンス用のキーボードk及びマウスmの収納部212は、ヒンジ機構を介して下方向に開閉自在の扉部212aが取り付けられており、この扉部212aにキーボードk及びマウスmが取り出し可能な状態で載置されている。
図6(c)を参照して、213aは、USBハブuの収納部213の扉部である。扉部212aと同様に収納部213にヒンジ機構を介して下方向に開閉自在に取り付けられている。天板支持部221は、2つの支柱から構成されており、脚部22内に収納され、高さ調節のため伸縮自在に形成されいる。
プロジェクタ付ワゴン形状の筐体2は、上記の通り、天板21がフラットに形成されている。従って、プロジェクタ23を使用してプレゼンテーションなどを行う場合に、必要な補充資料、書類等を天板上で広げるスペースを確保できるので効率の良いプレゼンテーションなどが可能になる。なお、プロジェクタ23のページ送りなどの操作は、たとえば、RFIDタグを付したプレゼンテーション用レーザポインタやリストバンドを使用してもよいし、プレゼンテーションの対象となる実物のオブジェクトがある場合は、このオブジェクト自体にRFIDタグを付して使用してもよい。
図7を参照して、3は上記情報処理装置1を収納したディスプレイ、オブジェクト収納・展示ボックス一体型の筐体である。筐体3の天板31には、上記情報処理装置1のディスプレイ131が、天板31と同一平面上に表示面を露出させて嵌設されている。また、図6で示したプロジェクタ付ワゴン形状の筐体2と同様に、RFIDリーダ111と光学式マウス112も天板31と同一平面上に嵌設されている。各ディスプレイ131の直下には、筐体3の側方から引出し32aによって出し入れ可能なメンテナンス用キーボードk及びマウスmの収納部32bが形成されている。各RFIDリーダ111、光学式マウス112、ディスプレイ131は、筐体内部に収納されている情報処理装置1本体(図示せず)に接続されている。筐体3には、ディスプレイ131に隣接してオブジェクトを収納・展示するボックス33が付設されている。本実施の形態では、筐体3は、ボックス33と一体成形した形態を示したが、ディスプレイ131、入力インターフェース部11が、嵌設されている本体とボックス33とを螺子などで接合させる形態でもよい。また、オブジェクトを収納、展示するのは、このボックス33のほか、側面に形成された引出し(図示せず)であってもよい。
本実施の形態では、ボックス33にRFIDタグ付きのコンパクトディスクC、書籍Bを収納した。たとえば、この筐体3を店頭に配置すれば、顧客は任意のコンパクトディスクC、書籍Bをボックス33から選択し、これをRFIDリーダ111で読み取らせた後、光学式マウス112上で所定の動作をすることにより、コンテンツ情報の試聴、閲覧ができる。なお、コンパクトディスクCの再生については、図示しないスピーカから出力してもよいが、本実施の形態のように複数の顧客による試聴が可能な形態の場合には、図示しないヘッドセットなどで試聴できるように筐体3の側面などにこのヘッドセットを懸架させればよい。
図7では、オブジェクトとしてコンパクトディスクC、書籍Bを例示したが、RFIDタグやバーコードを付することができるものであれば、これに限定する趣旨ではない。したがって、靴、衣服、アクセサリー、食料品などであってもよい。たとえば、靴の場合、ボックス33に収納されている靴の値札などに付されているRFIDタグをRFIDリーダで読み取らせた後に光学式マウス112上で所定の動作をすると、当該店舗における在庫情報、同種の靴の他メーカの情報、さらには、情報処理装置1がインターネット網で通信可能な場合には、近隣支店の在庫情報なども入手することができる。
また、設置する場所は上記商品を販売する店舗に限定されるものではなく、ショールーム、博物館、展示会などで来訪者がRFIDタグ付きの展示物やパンフレットを読み込ませることによって必要なコンテンツ情報を閲覧等するようにしてもよい。さらに、ゲームセンターにおけるゲームのインターフェースとして使用してもよい。
筐体3は、図7で示したような形態を1つのユニットとして、配置する場所、ボックス33に収納するオブジェクトなどに応じて複数のユニットを直列に接合したり、コの字状に接合してもよい。
なお、オブジェクトに付するRFIDタグは、他の用途と兼用のものでもよい。たとえば、万引き防止のために上記コンパクトディスクCや書籍Bに付したRFIDタグを筐体3のRFIDリーダで読み取らせる商品IDタグとして兼用してもよい。したがって、筐体3を導入しても商品自体の外観を損なうことなく実施できるうえ、経済的でもある。
図8は、図7の筐体3の変形例である。図7の筐体3と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付している。筐体3’は、役所、金融機関などで各種申請をする場合の申請書Aを専用収納ボックス33’に配置したテーブルである。たとえば、役所、金融機関などで一度登録すると、RFIDタグを付したカード(図示せず)などが手交され、以後、当該役所、金融機関などで申請書Aに所定事項を記載する場合には、上記カードをRFIDリーダに読み取らせた後、光学式マウス112上でそのカードを動かすことにより所望の申請書フォームをディスプレイ131上で表示させ、氏名、住所など各申請書に共通の記載事項については、印字された状態でプリンタ(図示せず)で出力させて個別の記載事項(例えば金額など)だけを備え付けのペンPで記入して窓口に提出することができる。筐体3’によって記載事項が減るため書き損じが減るとともに、来訪者の手間も軽減できるという効果を奏する。
筐体3の変形例としては、図8のほか、キッチンなどに組み込んだ形態のもので食材を入力インターフェース部にかざすことにより、レシピなどを表示させる形態、レストランなどで備え付けのRFID付きメニューを入力インターフェース部にかざすすことにより、写真、説明付きのメニューが表示され、所定の動作により直接厨房にオーダ信号を送信する形態などが考えられる。
本発明にかかる情報処理装置のハードウェア概略構成ブロック図 制御処理部のシステム構成ブロック図 本発明にかかる情報処理装置の処理フロー図 入力インターフェース部の構造を模式的に示した図 (a)光学式マウスによるオブジェクトの上下左右の動作の検出方法を説明する図、(b)光学式マウスによるオブジェクトの回転の動作の検出方法を説明する図 (a)本発明にかかる情報処理装置を収納したプロジェクタ付ワゴン形状の筐体の上面図、(b)本発明にかかる情報処理装置を収納したプロジェクタ付ワゴン形状の筐体の側面図、(c)本発明にかかる情報処理装置を収納したプロジェクタ付ワゴン形状の筐体の正面図 ディスプレイ、オブジェクト収納・展示ボックス一体型の筐体を示した図 ディスプレイ、オブジェクト収納・展示ボックス一体型の筐体の変形例を示した図
符号の説明
1 情報処理装置
2 プロジェクタ付ワゴン形状の筐体
3 ディスプレイ、オブジェクト収納・展示ボックス一体型の筐体
11 入力インターフェース部
12 制御処理部
13 出力部
111 RFIDリーダ
112 光学式マウス
121 CPU
131 ディスプレイ
132 スピーカ

Claims (12)

  1. オブジェクトに付されたIDの読取手段と、このオブジェクトの動作検出手段と、このオブジェクトに関連するコンテンツ情報の格納手段と、上記読取手段によって特定されたコンテンツ情報をこの格納手段に格納されたコンテンツ情報から読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ情報について、上記動作検出手段によって検出されたオブジェクトの所定の1以上の動作に対応づけられたコンテンツ情報の提供を制御する制御手段と、この制御手段によって提供されるコンテンツ情報を表示、再生等する出力手段とを有し、上記読取手段と動作検出手段とから構成される入力インターフェース部が、筐体内に固定して収納可能なように形成されたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記オブジェクトに付されたIDの読取手段が、オブジェクトに付されたRFIDタグを読み取るRFIDリーダであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記オブジェクトに付されたIDの読取手段が、オブジェクトに付されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 上記オブジェクトの動作検出手段が、2つの光学式センサを並設し、この2つの光学式センサによりオブジェクトの2次元方向の動作及び回転動作を検出することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 上記光学式センサが、2つの光学式マウスのセンサ面をオブジェクトを動作させる側に向けて並設されたものであることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 上記オブジェクトの動作検出手段が、上記光学式センサの認識領域をXY座標とし、このXY座標上でのオブジェクトの動作を上記2つの光学式センサによってそれぞれ認識される2点の座標信号として検出し、検出された座標信号を上記制御手段に送信することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 上記オブジェクトの動作検出手段が、請求項5記載の光学式マウスを使用する場合に、センサ面をオブジェクトを動作させる側に向けて並設させることにより左右または上下の動作の検出が逆転することを補正する補正処理部を有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 上記オブジェクトの所定の動作を左右上下及び左右の回転の6つの動作とし、左右の動作については、いずれか一方の光学式センサがX軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると右方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると左方向の動作として検出し、上下の動作については、2つの光学式センサがY軸方向のオブジェクトの動作を認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の加算を開始し、正方向に所定の数値以上の加算値が算出されると上方向の動作として検出し、負方向に所定の数値以下の加算値が算出されると下方向の動作として検出し、回転の動作については、2つの光学式センサがY軸方向のオブジェクトの動作をそれぞれ正負反対方向に認識すると、2つの光学式センサで認識された移動距離の絶対値の加算を開始し、所定の数値以上の加算値が算出されると回転動作として検出するとともに、左右の回転方向はY軸方向のオブジェクトの動作を負方向と認識した光学式センサ側の回転動作として検出する動作認識処理部を上記動作検出手段が有することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 上記格納手段が遠隔地に設けられ、この格納手段に格納されたコンテンツ情報をインターネット網、LANなどの通信回線網を介して受信する受信手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の情報処理装置を収納した筐体であって、上記オブジェクトのID及び動作の読取、検出面は、入力インターフェース部を構成するRFIDリーダまたはバーコードリーダ及び光学式センサによって上記オブジェクトのID及び動作を読取、検出可能な透過性素材で形成され、上記筐体の所定の用途に供される平面と同一平面上に位置することを特徴とする筐体。
  11. 資料、書類等を載置する天板と、天板の裏面から垂下方向に延出させた脚部とを有するワゴン形状の筐体であって、入力インターフェース部は、上記オブジェクトのID及び動作の読取、検出面がこの天板と同一平面上に位置するように天板の厚さ方向に形成された収納部に収納され、上記情報処理装置を構成する格納手段と読出手段と制御手段については、上記脚部内に形成された収納部に収納され、コンテンツ情報の表示、再生を行なうプロジェクタをこの脚部に設置したことを特徴とする請求項10記載の筐体。
  12. 上記出力手段が画像、音声を表示、再生する1以上のディスプレイであり、ディスプレイと入力インターフェース部とをディスプレイの画像表示面と入力インターフェース部によるオブジェクトのID及び動作の読取、検出面とが同一平面上に位置するように隣接させて配設し、各筐体に上記オブジェクトを収納または展示するボックス、引出しを付設したことを特徴とする請求項10記載の筐体。
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