JPS6237307A - 転炉スラグの流出防止方法 - Google Patents
転炉スラグの流出防止方法Info
- Publication number
- JPS6237307A JPS6237307A JP17618885A JP17618885A JPS6237307A JP S6237307 A JPS6237307 A JP S6237307A JP 17618885 A JP17618885 A JP 17618885A JP 17618885 A JP17618885 A JP 17618885A JP S6237307 A JPS6237307 A JP S6237307A
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- JP
- Japan
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- slag
- converter
- ladle
- carbon
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/36—Processes yielding slags of special composition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、転炉スラグの取鍋内への混入を防止するため
の転炉スラグの流出防止方法に関する。
の転炉スラグの流出防止方法に関する。
〈従来の技術〉
転炉精錬における精錬後に生成するスラグは、高塩基、
酸化性であるため、高い脱燐能を有しており、有益な効
果を発揮する。しかし、このスラグが出鋼時に取鍋内に
混入すると、復燐、再酸化源となり、鋼材品質を悪化さ
せるとともに、アルミニウムなどの合金歩留を低下させ
てしまう原因となる。特に低炭素鋼においてはスラグ中
の含鉄量が高く、スラブの流動性が良くなる性質があり
、出鋼時にスラグが流出しやすくなる。このため、取鍋
内へのスラグの混入を防止する技術が必要となり、数多
くの方式が開発されて低炭素鋼の転炉精錬に採用されて
いる。
酸化性であるため、高い脱燐能を有しており、有益な効
果を発揮する。しかし、このスラグが出鋼時に取鍋内に
混入すると、復燐、再酸化源となり、鋼材品質を悪化さ
せるとともに、アルミニウムなどの合金歩留を低下させ
てしまう原因となる。特に低炭素鋼においてはスラグ中
の含鉄量が高く、スラブの流動性が良くなる性質があり
、出鋼時にスラグが流出しやすくなる。このため、取鍋
内へのスラグの混入を防止する技術が必要となり、数多
くの方式が開発されて低炭素鋼の転炉精錬に採用されて
いる。
このような転炉スラグの取鍋内への混入を防止する方法
としては、例えば、スライディングノズル方式、スラグ
ボール方式、投射機方式、エアージェット方式、サイフ
オン方式、スト・ソバ一方式などが知られており、これ
らの方式の大部分は、転炉スラブを機械的にカットする
ことによって、取鍋内への混入を防ごうとするものであ
る。
としては、例えば、スライディングノズル方式、スラグ
ボール方式、投射機方式、エアージェット方式、サイフ
オン方式、スト・ソバ一方式などが知られており、これ
らの方式の大部分は、転炉スラブを機械的にカットする
ことによって、取鍋内への混入を防ごうとするものであ
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上記の各方式によれば、転炉スラグが流出して取鍋内へ
混入する量を減少させることはできるが、十分ではなく
、混入量を更に少なくすることが望まれている。また混
入量の減少が不十分な場合には、いわゆる■ＳＣあるい
は除滓機等の技術を適用して、取鍋内に混入したスラグ
を除去することも最近では行なわれつつある。
混入する量を減少させることはできるが、十分ではなく
、混入量を更に少なくすることが望まれている。また混
入量の減少が不十分な場合には、いわゆる■ＳＣあるい
は除滓機等の技術を適用して、取鍋内に混入したスラグ
を除去することも最近では行なわれつつある。
本発明はこのような点に着目し、転炉スラグの流出を防
止して取鍋内への混入を満足できる水準まで低下させる
ことを課題としてなされたものである。
止して取鍋内への混入を満足できる水準まで低下させる
ことを課題としてなされたものである。
く問題点を解決するための手段〉
上記の課題達成のため、本発明の転炉スラグの流出防止
方法は、精錬によって生成したスラグに、コークス、黒
鉛等の炭素含有剤を還元剤として添加し、スラブ中の酸
化鉄を還元してスラグ中の全鉄量を低減することにより
、スラグの流動性を低下させて取鍋への流出を抑えるよ
うにしてい、る。
方法は、精錬によって生成したスラグに、コークス、黒
鉛等の炭素含有剤を還元剤として添加し、スラブ中の酸
化鉄を還元してスラグ中の全鉄量を低減することにより
、スラグの流動性を低下させて取鍋への流出を抑えるよ
うにしてい、る。
く作用〉
スラグに添加された還元剤のカーボンが、のようにスラ
グ中の酸化鉄と反応し、これを還元させる。このため、
スラグ中の全鉄量が低下して流動性が低くなり、転炉出
鋼時に転炉スラグが取鍋へ流出することが抑えられる。
グ中の酸化鉄と反応し、これを還元させる。このため、
スラグ中の全鉄量が低下して流動性が低くなり、転炉出
鋼時に転炉スラグが取鍋へ流出することが抑えられる。
〈実施例〉
従来は、転炉吹止後すぐに出鋼していたが、本実施例で
は、転炉吹止後スラグ中に黒鉛を添加し、還元反応を行
なわせてから出鋼した。還元剤としては、Ａ４やＦｅＳ
ｉ等を用いることも考えられるが、これらは復燐作用が
大きく、また高価であるため実用化には困難がある。こ
れに対して、コークス、黒鉛等の炭素含有剤は安価であ
り、しかもこれを使用した場合には、スラグ中酸化鉄の
み還元されて、有害なＰ、０．の還元は起きず、復燐は
認められなかった。
は、転炉吹止後スラグ中に黒鉛を添加し、還元反応を行
なわせてから出鋼した。還元剤としては、Ａ４やＦｅＳ
ｉ等を用いることも考えられるが、これらは復燐作用が
大きく、また高価であるため実用化には困難がある。こ
れに対して、コークス、黒鉛等の炭素含有剤は安価であ
り、しかもこれを使用した場合には、スラグ中酸化鉄の
み還元されて、有害なＰ、０．の還元は起きず、復燐は
認められなかった。
第１図は、炭素含有剤として黒鉛を使用した時の加炭原
単位と、溶鋼への加炭虫の関係を示すものである。この
第１図から明らかなように、炭素含有剤すなわち加炭剤
の添加により、カーボンピックアップはあったが、０．
５〜ｔ、５Ｋｇ／Ｔ のカーボンは溶鋼中にはほとんど
入らず、スラグの還元に寄与していることがわかる。
単位と、溶鋼への加炭虫の関係を示すものである。この
第１図から明らかなように、炭素含有剤すなわち加炭剤
の添加により、カーボンピックアップはあったが、０．
５〜ｔ、５Ｋｇ／Ｔ のカーボンは溶鋼中にはほとんど
入らず、スラグの還元に寄与していることがわかる。
この結果、次の表１に示すように、スラグを構成してい
る主な組成のうち、全鉄量（Ｔ、Ｆｅ）以外はスラグ還
元前と後とでほとんど変化していないのに対して、全鉄
量は２１％から１２％とほぼ半減（４３％減）し、スラ
グは流動性が低く取鍋に流出しにくい状態となった。
る主な組成のうち、全鉄量（Ｔ、Ｆｅ）以外はスラグ還
元前と後とでほとんど変化していないのに対して、全鉄
量は２１％から１２％とほぼ半減（４３％減）し、スラ
グは流動性が低く取鍋に流出しにくい状態となった。
−以下余白一
第２図は、このような処理による加炭量と、流出スラグ
量の関係を示すものである。この図から明らかなように
、従来の流出スラグ量のレベルが約ｌＯ〜２０Ｋｇ／Ｔ
であったのに対して、実施例では５Ｋｇ／Ｔ以下（特に
加炭量０．６Ｋｇ／Ｔ以上では０〜３Ｋｇ／Ｔ）と大幅
に低下しており、スラグの流動性が低下して流出しにく
くなり、スラグの取鍋内への混入を満足できる水準まで
低下させることが可能となったことがわかる。
量の関係を示すものである。この図から明らかなように
、従来の流出スラグ量のレベルが約ｌＯ〜２０Ｋｇ／Ｔ
であったのに対して、実施例では５Ｋｇ／Ｔ以下（特に
加炭量０．６Ｋｇ／Ｔ以上では０〜３Ｋｇ／Ｔ）と大幅
に低下しており、スラグの流動性が低下して流出しにく
くなり、スラグの取鍋内への混入を満足できる水準まで
低下させることが可能となったことがわかる。
〈発明の効果〉
以上述べたように、本発明は、転炉スラグに炭素含有剤
を添加してスラグ中酸化鉄を還元し、スラグ中の全鉄量
を低減させてスラグの流動性を低下させるようにしてい
る。従って、スラブの取鍋内への混入を大幅に低下させ
、鋼材の品質を向上するとともに、合金歩留を高めるこ
とが可能となった。
を添加してスラグ中酸化鉄を還元し、スラグ中の全鉄量
を低減させてスラグの流動性を低下させるようにしてい
る。従って、スラブの取鍋内への混入を大幅に低下させ
、鋼材の品質を向上するとともに、合金歩留を高めるこ
とが可能となった。
第１図は本発明の実施例における加炭原単位と溶鋼への
加炭量の関係を示す図、゛第２図は同実施例の加炭量と
流出スラグ量の関係を示す図である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼折 代 理 人 弁理士 青白 葆 外２名第１図 ７１７０ 炭 重（ｋＱ／Ｔ） 第２図 加炭！（ｋｇバ）
加炭量の関係を示す図、゛第２図は同実施例の加炭量と
流出スラグ量の関係を示す図である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼折 代 理 人 弁理士 青白 葆 外２名第１図 ７１７０ 炭 重（ｋＱ／Ｔ） 第２図 加炭！（ｋｇバ）
Claims (1)
- （１）転炉精錬によって生成したスラグに、コークス、
黒鉛等の炭素含有剤を還元剤として添加し、スラグ中の
酸化鉄を還元してスラグ中の全鉄量を低減することによ
り、スラグの流動性を低下させて取鍋への流出を抑える
ことを特徴とする転炉スラグの流出防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17618885A JPS6237307A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 転炉スラグの流出防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17618885A JPS6237307A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 転炉スラグの流出防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6237307A true JPS6237307A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=16009183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17618885A Pending JPS6237307A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 転炉スラグの流出防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6237307A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0498962U (ja) * | 1991-01-31 | 1992-08-26 | ||
| JPH05332038A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Natl House Ind Co Ltd | 浴室洗面ユニット |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17618885A patent/JPS6237307A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0498962U (ja) * | 1991-01-31 | 1992-08-26 | ||
| JPH05332038A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Natl House Ind Co Ltd | 浴室洗面ユニット |
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