JPS6237248Y2 - - Google Patents

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JPS6237248Y2
JPS6237248Y2 JP13351779U JP13351779U JPS6237248Y2 JP S6237248 Y2 JPS6237248 Y2 JP S6237248Y2 JP 13351779 U JP13351779 U JP 13351779U JP 13351779 U JP13351779 U JP 13351779U JP S6237248 Y2 JPS6237248 Y2 JP S6237248Y2
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JP
Japan
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drum
flange
photoreceptor drum
support shaft
fixed
Prior art date
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JP13351779U
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JPS5652770U (ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、感光体ドラム、具体的には中央部
は勿論端部までをも作像域として用いる感光体ド
ラムの支持装置に関する。
複写機の感光体ドラムは、表面に光導電体層を
形成された中空の円筒と、この円筒に両端に嵌合
させた一対のフランジからなつている。従来、こ
の円筒とフランジとの嵌合は、印篭タイプの嵌合
である。
かかる印篭嵌合の感光体ドラムにあつては、特
に湿式現像方式の複写機において、両者の嵌合部
分から現像液がドラム内部に浸入し易い。また、
部品の加工公差による隙間が大きいとドラムが偏
心する。また、隙間が小さ過ぎるとドラムとフラ
ンジの嵌合が容易でないという欠点がある。隙間
が多いと、感光体ドラムは、これの内部に現像液
が浸入し、ドラム取り外し時に流出して周囲を汚
す不具合が発生し、又嵌合部に現像液が乾燥固着
して、脱着を困難とするばかりでなく、ドラムの
接地が不完全になつてしまう欠点も出て来る。
ドラムの端部までをも作像域として用いる感光
体ドラムにあつては、その端部を損傷すると、感
光体ドラムとしての機能を果たさなくなる。ま
た、ドラムとフランジとの嵌合せが容易でない
と、両者の嵌合せの際にとかくドラム端部を損傷
しがちである。
また、湿式現像可視像転写方式の複写機におい
ては、感光体ドラム表面に付着した現像液の液厚
をスクイズローラーで制御している。このスクイ
ズローラーと感光体ドラム表面との間隙は、0.03
〜0.1mm位に一定に保持されねばならない。ドラ
ムの端部を作像域として用いない感光体ドラムに
おいては、ドラムの両端円周に硬化処理を施し
て、この部分にスクイズローラーとの間を保持す
るスペーサーを当接させればよいが、硬化処理
や、ドラム長を長くすることによるコストアツプ
を避けられない。殊に、ドラム端部まで作像域と
して用いる感光体ドラムにおいては、該ドラムの
端部周面にスペーサーを当接させることができな
い。
本考案は上記に鑑みなされたものであつて、ド
ラム内に液が浸入せず、且つ、部品の加工公差に
よるガタを吸収でき、しかもドラムとフランジの
嵌合せが容易な感光体ドラム支持装置を提供する
ことを目的とする。
かかる本考案の目的は、両端部の内周面を面取
りした感光体ドラムと、一対のフランジを介して
前記感光体ドラムを支持する支持軸と、前記感光
体ドラムの両端部面取り部にテーパー嵌合する、
外周面を面取りされていて、上記支持軸に固定さ
れる固定フランジと上記支持軸に着脱自在の可動
フランジとからなる一対のフランジと、前記感光
体ドラムにテーパー嵌合させた一対のフランジの
うちの可動フランジを、固定フランジのがわへ加
圧する加圧手段とからなる感光体ドラム支持装置
によつて達成される。
そして、本考案によれば、ドラムとフランジを
テーパー嵌合させたことにより、ドラム内部への
液の浸入が防止でき、複写機の点検時における、
液ダレ等が未然に防止できる。また、上記両者を
嵌合させるとき、互いに嵌合部がテーパー状に形
成されているので、その嵌合が極めて容易とな
り、ドラム端部を損傷することがない。
以下、図示の実施例によつて本考案を詳細に説
明する。
第1図において、符号1,2は、複写機本体
に、互いに隔置して配設された不動の側板をそれ
ぞれ示している。一方の側板2には、感光体ドラ
ム3の支持軸4を軸受6で回転自在に支承する支
持部材5が固着されている。上記支持軸4の基端
4aには、図示されない駆動源に連結されるスプ
ロケツト7が固着されている。また、支持軸4に
は、上記スプロケツト7とこれとで、上記支持部
材5を挟持するように、固定フランジ8が挿嵌さ
れ、固着されている。従つて、上記支持部材5に
支承された支持軸4は、スプロケツト7と固定フ
ランジ8によつて、スラスト方向の移動を規制さ
れている。
固定フランジ8の外周面8aは、テーパー状に
面取りされていて、これには、感光体ドラム3の
一端部3aの内周面が嵌合している。この感光体
ドラム3の一端部3aの内周面は、面取りされて
テーパー状に仕上げられている。
感光体ドラム3の他端部3bの内周面も面取り
されてテーパー状に形成されている。この他端部
3bには、可動フランジ9の外周面9aが嵌合し
ている。この可動フランジ9の外周面9aは、上
記ドラムにテーパー嵌合するように、面取りされ
ている。
可動フランジ9は、中心の孔9bを上記支持軸
4に挿通されていて、ばね10によつて、固定フ
ランジ8の方へ押圧されている。換言すると、上
記伸長性のばね10の作用によつて、感光体ドラ
ム3は、その両端部に固定フランジ8と可動フラ
ンジ9をテーパー嵌合させられていることにな
る。
上記ばね10は、第2図によく示すように、そ
の一端部を上記フランジ9に当接させ、他端部を
軸受11の端面に当接させている。
軸受11は、前記支持軸4の自由端を回転自在
に支承するものであつて、位置決め板12に支持
されている。位置決め板12は、一方の側板1に
形成されたドラム着脱用の窓孔1aを塞ぎ、且つ
片持ちの支持軸4の自由端を支持するものであつ
て、固定ネジ13,13により、側板1に着脱自
在に固定される。
感光体ドラム3の内周面には、そのボス部14
aを支持軸4に遊嵌させたガイド部材14が圧接
させられている。
また、固定フランジ8には、前記外周面8aと
の間に円環溝8bを隔てていま一つのフランジ8
cが形成されている。このフランジ8cは、その
円周が前記感光体ドラム3の円周と等しく形成さ
れたガイド部である。一方、可動フランジ9に
も、間に円環溝9dをおいてフランジ9cが形成
され、これの円周も前記感光体ドラム3の円周と
等しくなつている。このガイド部たるフランジ8
c,9cは、第3図に示すように、スクイズロー
ラー15と感光体ドラム3との微小間隙Gを維持
するためのものであつて、これには、スクイズロ
ーラーと実質的に一体のスペーサー16,16が
それぞれ当接している。
本考案の感光体ドラム支持装置は、以上のよう
に構成されている。いま、ドラムを複写機本体か
ら取り外そうとすれば、先ず、固定ネジ13,1
3を弛めて、位置決め板12を側板1および支持
軸4から取り外す。次いで、ばね10と可動フラ
ンジ9を支持軸4に沿つて抜き取る。可動フラン
ジ9を感光体ドラム3から抜き取つても、該ドラ
ム3はガイド部材14に支持されているので、そ
の位置を保つている。そこで、ドラム内部に手を
差し入れて、ガイド部材14を把んで感光体ドラ
ム3を窓孔1aから取り出す。このドラムの抜き
出し時に、該ドラム3は、ガイド部材14に支持
されているので、その端部や内周面が支持軸4等
に接触することがない。
次に、感光体ドラム3の取り付け手順を説明す
る。オペレーターは、ドラム内部のガイド部材1
4を把み、ボス部14aの孔を支持軸4に挿嵌
し、ドラムを支持軸に沿つて押し込む。この押し
込み深さは、ドラムの端部3aが固定フランジ8
に嵌合するまでであるが、両者の嵌合は、それぞ
れの嵌合部分がテーパー状に形成されているの
で、ドラム端縁を損傷することなく極めて円滑に
行なわれる。次いで、可動フランジ9を支持軸4
に嵌挿して、これと感光体ドラム3をテーパー嵌
合させる。この場合の両者の嵌合も、ドラム端縁
を損傷することなく、スムーズに行なわれる。ば
ね10は、フランジ9のハブ部に設けた穴9bに
圧入されている。位置決め板12の軸受11を支
持軸に嵌挿したのち、固定ねじ13,13で位置
決め板を側板1に固定する。固定ねじ13を締め
付けることにより、ばね10が押動圧縮されて、
可動フランジ9をフラスト方向固定フランジ8の
方へ加圧する。
従つて、感光体ドラム3は、その両端部が固定
フランジ8と可動フランジ9でテーパー嵌合しつ
つ強く圧嵌される。これによつて、ドラム3とフ
ランジ8,9との嵌合部は、密に嵌合するので、
この部分から現像液が浸入することがなく安定な
接地抵抗が得られる。また、テーパー嵌合であ
り、且つ加圧されているので、ドラムとフランジ
との加工公差によるガタつきが吸収される。
また、固定・可動フランジ8,9と一体にいま
一つのフランジを設けて、この実施例の場合、ス
クイズローラーのスペーサーを当接させるガイド
部材としたので、感光体ドラムを傷つけることな
く安定して所定の微小ギヤツプを維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は同上の要部拡大断面図、第3図は同上の正
面図である。 3……感光体ドラム、4……支持軸、8……固
定フランジ、9……可動フランジ、10……ば
ね、8c,9c……ガイド部としてのフランジ、
15……特定部材としてのスクイズローラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 端部をも作像域として用いる感光体ドラムを
    備えた複写機において、両端部の内周面を面取
    りした感光体ドラムと、一対のフランジを介し
    て前記感光体ドラムを支持する支持軸と、前記
    感光体ドラムの両端部面取り部にテーパー嵌合
    する、外周面を面取りされた、上記支持軸に固
    定される固定フランジと上記支持軸に着脱自在
    の可動フランジとからなる一対のフランジと、
    前記感光体ドラムにテーパー嵌合させた一対の
    フランジのうちの可動フランジを、固定フラン
    ジのがわへ加圧する加圧手段とからなる感光体
    ドラム支持装置。 (2) 感光体ドラム表面と一定の間隙を保持する特
    定部材が当接するガイド部を設けたフランジを
    具備する実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    感光体ドラム支持装置。
JP13351779U 1979-09-27 1979-09-27 Expired JPS6237248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13351779U JPS6237248Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13351779U JPS6237248Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS5652770U JPS5652770U (ja) 1981-05-09
JPS6237248Y2 true JPS6237248Y2 (ja) 1987-09-22

Family

ID=29365106

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13351779U Expired JPS6237248Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841517B2 (ja) * 1980-12-09 1983-09-12 株式会社東芝 電子複写機
EP1156401A3 (de) * 2000-05-17 2004-05-06 NexPress Solutions LLC Vorrichtung zur Positionierung einer Zylinderhülse an einem Trägerkörper
JP5887815B2 (ja) * 2011-10-07 2016-03-16 富士ゼロックス株式会社 着脱ユニットおよび画像形成装置

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Publication number Publication date
JPS5652770U (ja) 1981-05-09

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