JPS6237240A - 自動トランスミツシヨン - Google Patents
自動トランスミツシヨンInfo
- Publication number
- JPS6237240A JPS6237240A JP60176372A JP17637285A JPS6237240A JP S6237240 A JPS6237240 A JP S6237240A JP 60176372 A JP60176372 A JP 60176372A JP 17637285 A JP17637285 A JP 17637285A JP S6237240 A JPS6237240 A JP S6237240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- clutch
- starting
- speed
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
に産業上の利用分野】
本発明は自動トランスミッションに係り、とくに適正な
ギヤ位置を計算するとともに、この計算によって得られ
た値になるように自動的にアクチュエータによってギヤ
位置を変更するようにした自動i〜ランスミッションに
関する。 K発明の概要Σ 本発明は、適正なギヤ位置となるように自動的に変速を
行なうようにした自動1−ランスミッションにおいて、
車速か例えば停止寸前の一定の値以下になったら現在の
ギヤを抜くとともに、エンジンの回転数を同期回転数に
なるように制御して発進ギヤを入れ、この状態でクラッ
チを接続せずに待機するようにしたものであって、発進
信号によってクラッチを接続して発進を行ない得るよう
にしたものである。 K従来の技術】 運転者の繁雑な変速操作を省略するために、自1Jトラ
ンスミッションが提案されている。この自動I・ランス
ミッションは、車速やアクセル開度等に応じてマイクロ
コンピュータ等の演算手段が使用する歯車を選択すると
ともに、アクチュエータによって選択された歯車を噛合
せて自動的に所定のギヤ比を1qるようにしたものであ
る。このような自動トランスミッションを自動車に装備
することにより、運転者の変速操作のためのレバー操作
がほとんど必要でなくなる。 K発明が解決しようとする問題点】 このような自動トランスミッションを備える車両におい
ては、この車両が完全に停止してから1速、2速、リバ
ース等の発進可能なギヤ位置ヘシフトするようにしてい
た。これは車両が停止しないとトランスミッションのド
ッグクラッチの回転が一致しないからであって、車両が
停止しないのに無理にシフトを行なうとギヤが鳴るから
である。 従って従来のトランスミッションによれば、再度発進す
る場合には、車両を完全に停止させてから発進可能なギ
ヤヘシフトしなければならず、発進の動作に時間を要す
るという欠点があった。また上記のごとき発進可能なギ
ヤはシンクロナイザを備えないコンスタントメツシュギ
ヤから構成されている場合が多いが、このような場合に
ドッグクラッチの頂部が互いにぶつかり合う状態になる
と、発進可能なギヤへシフトできなくなる可能性を生ず
ることになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、すみやかな発進が可能で、しかも発進ギヤへの変速
の際にギヤ鳴きが起ることがなく、あるいはまたコンス
タントメツシュギヤのドッグクラッチの頂部が互いにぶ
つかって発進ギヤへシフトできなくなることを防止する
ようにした自動トランスミッションを提供することを目
的とするものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、適正なギヤ位置を計算するとともに、この計
算によって得られた値になるように自動的にアクチュエ
ータによってギヤ位置を変更するようにしたトランスミ
ッヨンにおいて、第1図に示すように車速か一定の値以
下になったら現在のギヤを抜くとともに、エンジンの回
転数を同期回転数になるように制御して発進ギヤを入れ
る手段を設け、発進ギヤを入れた状態でクラッチを接続
せずに待機するようにしたものである。 1作用】 従って本発明によれば、停止寸前になって車速が一定の
値になったら現在のギヤを抜き、エンジンの回転数を同
期回転数になるように制御して発進ギヤを入れ、この状
態でクラッチを接続せずに待機することになる。従って
クラッチの接続のみで発進が行なわれることになり、発
進性が改善されるとともに、同期した回転数で発進ギヤ
へ変速されるために、ギヤ鳴きが防止される。さらに発
進ギヤへの変速が回転した状態で行なわれるために、ド
ッグクラッチの引掛りが防止されることになる。
ギヤ位置を計算するとともに、この計算によって得られ
た値になるように自動的にアクチュエータによってギヤ
位置を変更するようにした自動i〜ランスミッションに
関する。 K発明の概要Σ 本発明は、適正なギヤ位置となるように自動的に変速を
行なうようにした自動1−ランスミッションにおいて、
車速か例えば停止寸前の一定の値以下になったら現在の
ギヤを抜くとともに、エンジンの回転数を同期回転数に
なるように制御して発進ギヤを入れ、この状態でクラッ
チを接続せずに待機するようにしたものであって、発進
信号によってクラッチを接続して発進を行ない得るよう
にしたものである。 K従来の技術】 運転者の繁雑な変速操作を省略するために、自1Jトラ
ンスミッションが提案されている。この自動I・ランス
ミッションは、車速やアクセル開度等に応じてマイクロ
コンピュータ等の演算手段が使用する歯車を選択すると
ともに、アクチュエータによって選択された歯車を噛合
せて自動的に所定のギヤ比を1qるようにしたものであ
る。このような自動トランスミッションを自動車に装備
することにより、運転者の変速操作のためのレバー操作
がほとんど必要でなくなる。 K発明が解決しようとする問題点】 このような自動トランスミッションを備える車両におい
ては、この車両が完全に停止してから1速、2速、リバ
ース等の発進可能なギヤ位置ヘシフトするようにしてい
た。これは車両が停止しないとトランスミッションのド
ッグクラッチの回転が一致しないからであって、車両が
停止しないのに無理にシフトを行なうとギヤが鳴るから
である。 従って従来のトランスミッションによれば、再度発進す
る場合には、車両を完全に停止させてから発進可能なギ
ヤヘシフトしなければならず、発進の動作に時間を要す
るという欠点があった。また上記のごとき発進可能なギ
ヤはシンクロナイザを備えないコンスタントメツシュギ
ヤから構成されている場合が多いが、このような場合に
ドッグクラッチの頂部が互いにぶつかり合う状態になる
と、発進可能なギヤへシフトできなくなる可能性を生ず
ることになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、すみやかな発進が可能で、しかも発進ギヤへの変速
の際にギヤ鳴きが起ることがなく、あるいはまたコンス
タントメツシュギヤのドッグクラッチの頂部が互いにぶ
つかって発進ギヤへシフトできなくなることを防止する
ようにした自動トランスミッションを提供することを目
的とするものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、適正なギヤ位置を計算するとともに、この計
算によって得られた値になるように自動的にアクチュエ
ータによってギヤ位置を変更するようにしたトランスミ
ッヨンにおいて、第1図に示すように車速か一定の値以
下になったら現在のギヤを抜くとともに、エンジンの回
転数を同期回転数になるように制御して発進ギヤを入れ
る手段を設け、発進ギヤを入れた状態でクラッチを接続
せずに待機するようにしたものである。 1作用】 従って本発明によれば、停止寸前になって車速が一定の
値になったら現在のギヤを抜き、エンジンの回転数を同
期回転数になるように制御して発進ギヤを入れ、この状
態でクラッチを接続せずに待機することになる。従って
クラッチの接続のみで発進が行なわれることになり、発
進性が改善されるとともに、同期した回転数で発進ギヤ
へ変速されるために、ギヤ鳴きが防止される。さらに発
進ギヤへの変速が回転した状態で行なわれるために、ド
ッグクラッチの引掛りが防止されることになる。
【実施例1
以下本発明を図示の一実施例につき説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る自動トランスミッショ
ンを備えた自動車のエンジンを示すものであって、この
エンジンはトラック用のディーゼルエンジン10から構
成されている。そしてこのディーゼルエンジン10は燃
料噴射ポンプ11を備え、このポンプ11によってエン
ジン10の各シリンダへ順次燃料を供給するようになっ
ている。 燃料噴射ポンプ11はタイマ12を介してエンジン10
によって駆動されるようになっており、しかも燃料の噴
射のタイミングをこのタイマ12によって調整するよう
になっている。さらに燃料噴射ポンプ11はメカニカル
ガバナ13を備え、このガバナ13によって燃料の噴射
量を調整するようになっている。 エンジン10の背面側にはフライホイールハウジング1
4が設けられており、このハウジング14内にはクラン
クシャフトの端部に固着されたフライホイールが収納さ
れるようになっている。そしてこのフライホイールの背
面側にはクラッチ30が設けられており、しかもこのク
ラッチ30と連結されるようにフライホイールハウジン
グ14の背面側にはトランスミッション15が取付けら
れている。このトランスミッション15は、エンジン1
0の回転数を適当な値に変速し、プロペラシャフト16
を介して駆動輪に伝達するようになっている。 上記トランスミッション15が自動トランスミッション
を構成しており、その上部にはシフト用アクチュエータ
17とセレクト用アクチュエータ18とがそれぞれ設け
られている。さらにフライホイールの背面側に取付けら
れているクラッチ30の接続および切断を制御するため
のクラッチアクチュエータ1つがトランスミッション1
5のケーシングの外側面上に取付けられている。さらに
上記燃料噴射ポンプ11の前端側にはコントロールラッ
クの位置を調整して燃料の供給量を制御するための燃料
制御用アクチュエータ20が設けられている。これら4
つのアクチュエータ17.18.19.20は、それぞ
れ駆動手段を介してマイクロコンピュータ21の指示に
基いて駆動されるようになっている。 上記マイクロコンピュータ21の入力側は、コントロー
ルボックス22と接続されている。そしてこのコントロ
ールボックス22は変速レバー23を備えている。さら
にこのマイクロコンピュータ21は、アクセル開度ある
いはアクセルペダル24の踏込み量を検出するアクセル
センサ25と接続されるようになっている。さらに上記
マイクロコンピュータ21は、車速センサ26、エンジ
ン回転センサ27、ラックセンサ28、およびクラッチ
センυ2つとそれぞれ接続されるようになっている。 車速センサ26は1〜ランスミツシヨン15の側面に設
けられており、このトランスミッション15の出力側の
回転数によって車速を検出するようになっている。また
エンジン回転センサ27はエンジン10の前面側に取付
けられており、エンジン10の回転数を検出するように
なっている。またラックセンサ28は、上記アクチュエ
ータ20の先端側に取付けられており、燃料噴射ポンプ
11のコントロールラックの位置を検出するようになっ
ている。またクラッチセンザ29は、上記クララチアク
チ1エータ19の先端側に取付けられており、クラッチ
30の接続および遮断の状態を検出するようになってい
る。 つぎに以上のような槙成になるこの自動トランスミッシ
ョンの動作について説明する。この動作はマイクロコン
ピュータ21に予め設定されたプログラムに基いて行な
われるようになっており、コントロールボックス22の
変速レバー23の位置が自動位置の場合に変速操作が自
動的に行なわれるようになっている。これに対して変速
レバー23がマニュアルの位置にある場合には、手動に
よって選択された変速操作が、アクチュエータ17.1
8を介して行なわれるようになっている。 自動変速の動作についてその概要を説明すると、マイク
ロコンピュータ21は、コントロールボックス22の変
速レバー23の位置が自動位置かどうかを検出し、自動
位置の場合には、一定の周期でアクセルペダル24の踏
込み吊あるいはアクセル開度と車速とをそれぞれアクセ
ルセンサ25および車速センサ26から読込む。さらに
マイクロコンピュータ21はそのメモリに記憶されてい
るマツプを読込むとともに、このマツプをもとにして、
自動変速が可能かどうかの演算を行なう。そして自動変
速が可能な場合には、演算されたギレ比を得るように変
速動作が行なわれる。これに対して自動変速が不可能と
判断された場合には、変速動作を行なわないようになっ
ている。 自動変速の具体的な動作は、マイクロコンピュータ21
の指令に基いて、図外の駆動手段を介して、シフト用ア
クチュエータ17およびセレクト用アクチュエータ18
が作動し、トランスミッション15の歯車の選択が行な
われるようになっており、これによってトランスミッシ
ョン15の選択された歯車の噛合せが達成されるように
なっている。従ってこのようにして所定のギヤ比が得ら
れることになる。なおこの変速動作の際には、アクチュ
エータ19によって−たんクラッチ30が遮断状態に切
換えられるとともに、変速動作の終了に同期して再びク
ラッチ30が接続状態となるようにしている。 さらに本実施例に係る自動トランスミッションによれば
、車速が低下して停止寸前になった場合には、発進ギヤ
へ変速してクラッチ30を接続せずに待機するようにし
ている。この動作を第3図に示すフローヂャートに暴い
て説明すると、マイクロコンピュータ21は車速センサ
26によって車速を読込むとともに、車速が停止寸前の
車速、すなわち一定の低い値以下かどうかの判断を行な
う。そして停止寸前の一定の値以下になった場合には、
アクチュエータ19によってクラッチ30を切断する。 そしてこの後にマイクロコンピュータ21の指示によっ
て、シフト用アクチュエータ17およびセレクト用アク
チュエータ18を用いて現在のギヤを抜くようにする。 この後にマイクロコンピュータ21は再びクラッチアク
チュエータ19によってクラッチ30を接続するととも
に、エンジン10の回転数を回転検出センサ27で読込
み、エンジン10の回転数を上昇または下降させる。そ
してエン、ジン10の回転数が発進ギヤを入れるための
回転数に達したかどうかの判断を行なうとともに、エン
ジン10の回転数が同期回転数に一致した場合に、再び
アクチュエータ19によってクラッチ30を切断する。 そしてこの後にアクチュエータ17.18を用いて、発
進ギヤ、例えば1速または2速に入れるようにする。こ
のようにして一連の変速動作を終了するとともに、クラ
ッチ30を接続することなくこのままの状態で待機する
。 従ってこの状態においてクラッチ30を接続すれば車両
はいつでも発進できるようになる。そしてマイクロコン
ピュータ21は発進信号があるかどうかの判断を行なう
とともに、発進信号がある場合にはアクチュエータ19
によってクラッチ30を接続し、発進動作を行なうこと
になる。 一般に機械式自動トランスミッションの変速制御は、最
後にクラッチをつなぐことによって終了する。しかしこ
こでは最後のクラッチ30の接続のみを行なわない発進
準備プログラムを設けるようにしている。そして走行状
態から停止状態に変化し、車両が止まる寸前になったと
きにこのプログラムを用いてギヤ位置を発進可能なギヤ
位置に変更するようにしており、このときにエンジン1
0の回転数を同期回転数に合わせて発進ギヤへのシフト
を行なうようにしている。 このような制御を行なわない場合には、ドッグクラッチ
の回転が一致されないために車両が停止しないと発進ギ
ヤヘシフトすることができない。 また回転数の同期をとらないで無理にシフトするとギヤ
鳴きを生ずることになる。また車両が停止した復に発進
ギヤへ入れようとすると、ドッグクラッチが引掛る場合
があり、シフトできなくなる可能性を生ずる。しかしギ
ヤ鳴きやドッグクラッチの引llトリは、回転させなが
ら同期をとってギヤをシフトすることによって防止され
る。またクラッチをつながないで待機しているために、
発進信号を供給することによってクラッチ30を接続す
るだけで発進動作が可能になり、発進性が改善されるこ
とになる。 【発明の効果】 以上にように本発明は、車速か一定の値以下になったら
現在のギヤを扱くとともに、エンジンの回転数を同期回
転数になるように制御して発進ギヤを入れるようにし、
発進ギヤを入れた状態でクラッチを接続せずに待機する
ようにしたものである。従って本発明によれば、クラッ
チを接続するだけで発進が行なわれ、発進性が改善され
る。また発進ギヤへの変速が同期回転数で回転させた状
態で行なわれるために、ギヤ鳴きがなくなるとともに、
ドッグクラッチの引掛りを防止することが可能になる。
ンを備えた自動車のエンジンを示すものであって、この
エンジンはトラック用のディーゼルエンジン10から構
成されている。そしてこのディーゼルエンジン10は燃
料噴射ポンプ11を備え、このポンプ11によってエン
ジン10の各シリンダへ順次燃料を供給するようになっ
ている。 燃料噴射ポンプ11はタイマ12を介してエンジン10
によって駆動されるようになっており、しかも燃料の噴
射のタイミングをこのタイマ12によって調整するよう
になっている。さらに燃料噴射ポンプ11はメカニカル
ガバナ13を備え、このガバナ13によって燃料の噴射
量を調整するようになっている。 エンジン10の背面側にはフライホイールハウジング1
4が設けられており、このハウジング14内にはクラン
クシャフトの端部に固着されたフライホイールが収納さ
れるようになっている。そしてこのフライホイールの背
面側にはクラッチ30が設けられており、しかもこのク
ラッチ30と連結されるようにフライホイールハウジン
グ14の背面側にはトランスミッション15が取付けら
れている。このトランスミッション15は、エンジン1
0の回転数を適当な値に変速し、プロペラシャフト16
を介して駆動輪に伝達するようになっている。 上記トランスミッション15が自動トランスミッション
を構成しており、その上部にはシフト用アクチュエータ
17とセレクト用アクチュエータ18とがそれぞれ設け
られている。さらにフライホイールの背面側に取付けら
れているクラッチ30の接続および切断を制御するため
のクラッチアクチュエータ1つがトランスミッション1
5のケーシングの外側面上に取付けられている。さらに
上記燃料噴射ポンプ11の前端側にはコントロールラッ
クの位置を調整して燃料の供給量を制御するための燃料
制御用アクチュエータ20が設けられている。これら4
つのアクチュエータ17.18.19.20は、それぞ
れ駆動手段を介してマイクロコンピュータ21の指示に
基いて駆動されるようになっている。 上記マイクロコンピュータ21の入力側は、コントロー
ルボックス22と接続されている。そしてこのコントロ
ールボックス22は変速レバー23を備えている。さら
にこのマイクロコンピュータ21は、アクセル開度ある
いはアクセルペダル24の踏込み量を検出するアクセル
センサ25と接続されるようになっている。さらに上記
マイクロコンピュータ21は、車速センサ26、エンジ
ン回転センサ27、ラックセンサ28、およびクラッチ
センυ2つとそれぞれ接続されるようになっている。 車速センサ26は1〜ランスミツシヨン15の側面に設
けられており、このトランスミッション15の出力側の
回転数によって車速を検出するようになっている。また
エンジン回転センサ27はエンジン10の前面側に取付
けられており、エンジン10の回転数を検出するように
なっている。またラックセンサ28は、上記アクチュエ
ータ20の先端側に取付けられており、燃料噴射ポンプ
11のコントロールラックの位置を検出するようになっ
ている。またクラッチセンザ29は、上記クララチアク
チ1エータ19の先端側に取付けられており、クラッチ
30の接続および遮断の状態を検出するようになってい
る。 つぎに以上のような槙成になるこの自動トランスミッシ
ョンの動作について説明する。この動作はマイクロコン
ピュータ21に予め設定されたプログラムに基いて行な
われるようになっており、コントロールボックス22の
変速レバー23の位置が自動位置の場合に変速操作が自
動的に行なわれるようになっている。これに対して変速
レバー23がマニュアルの位置にある場合には、手動に
よって選択された変速操作が、アクチュエータ17.1
8を介して行なわれるようになっている。 自動変速の動作についてその概要を説明すると、マイク
ロコンピュータ21は、コントロールボックス22の変
速レバー23の位置が自動位置かどうかを検出し、自動
位置の場合には、一定の周期でアクセルペダル24の踏
込み吊あるいはアクセル開度と車速とをそれぞれアクセ
ルセンサ25および車速センサ26から読込む。さらに
マイクロコンピュータ21はそのメモリに記憶されてい
るマツプを読込むとともに、このマツプをもとにして、
自動変速が可能かどうかの演算を行なう。そして自動変
速が可能な場合には、演算されたギレ比を得るように変
速動作が行なわれる。これに対して自動変速が不可能と
判断された場合には、変速動作を行なわないようになっ
ている。 自動変速の具体的な動作は、マイクロコンピュータ21
の指令に基いて、図外の駆動手段を介して、シフト用ア
クチュエータ17およびセレクト用アクチュエータ18
が作動し、トランスミッション15の歯車の選択が行な
われるようになっており、これによってトランスミッシ
ョン15の選択された歯車の噛合せが達成されるように
なっている。従ってこのようにして所定のギヤ比が得ら
れることになる。なおこの変速動作の際には、アクチュ
エータ19によって−たんクラッチ30が遮断状態に切
換えられるとともに、変速動作の終了に同期して再びク
ラッチ30が接続状態となるようにしている。 さらに本実施例に係る自動トランスミッションによれば
、車速が低下して停止寸前になった場合には、発進ギヤ
へ変速してクラッチ30を接続せずに待機するようにし
ている。この動作を第3図に示すフローヂャートに暴い
て説明すると、マイクロコンピュータ21は車速センサ
26によって車速を読込むとともに、車速が停止寸前の
車速、すなわち一定の低い値以下かどうかの判断を行な
う。そして停止寸前の一定の値以下になった場合には、
アクチュエータ19によってクラッチ30を切断する。 そしてこの後にマイクロコンピュータ21の指示によっ
て、シフト用アクチュエータ17およびセレクト用アク
チュエータ18を用いて現在のギヤを抜くようにする。 この後にマイクロコンピュータ21は再びクラッチアク
チュエータ19によってクラッチ30を接続するととも
に、エンジン10の回転数を回転検出センサ27で読込
み、エンジン10の回転数を上昇または下降させる。そ
してエン、ジン10の回転数が発進ギヤを入れるための
回転数に達したかどうかの判断を行なうとともに、エン
ジン10の回転数が同期回転数に一致した場合に、再び
アクチュエータ19によってクラッチ30を切断する。 そしてこの後にアクチュエータ17.18を用いて、発
進ギヤ、例えば1速または2速に入れるようにする。こ
のようにして一連の変速動作を終了するとともに、クラ
ッチ30を接続することなくこのままの状態で待機する
。 従ってこの状態においてクラッチ30を接続すれば車両
はいつでも発進できるようになる。そしてマイクロコン
ピュータ21は発進信号があるかどうかの判断を行なう
とともに、発進信号がある場合にはアクチュエータ19
によってクラッチ30を接続し、発進動作を行なうこと
になる。 一般に機械式自動トランスミッションの変速制御は、最
後にクラッチをつなぐことによって終了する。しかしこ
こでは最後のクラッチ30の接続のみを行なわない発進
準備プログラムを設けるようにしている。そして走行状
態から停止状態に変化し、車両が止まる寸前になったと
きにこのプログラムを用いてギヤ位置を発進可能なギヤ
位置に変更するようにしており、このときにエンジン1
0の回転数を同期回転数に合わせて発進ギヤへのシフト
を行なうようにしている。 このような制御を行なわない場合には、ドッグクラッチ
の回転が一致されないために車両が停止しないと発進ギ
ヤヘシフトすることができない。 また回転数の同期をとらないで無理にシフトするとギヤ
鳴きを生ずることになる。また車両が停止した復に発進
ギヤへ入れようとすると、ドッグクラッチが引掛る場合
があり、シフトできなくなる可能性を生ずる。しかしギ
ヤ鳴きやドッグクラッチの引llトリは、回転させなが
ら同期をとってギヤをシフトすることによって防止され
る。またクラッチをつながないで待機しているために、
発進信号を供給することによってクラッチ30を接続す
るだけで発進動作が可能になり、発進性が改善されるこ
とになる。 【発明の効果】 以上にように本発明は、車速か一定の値以下になったら
現在のギヤを扱くとともに、エンジンの回転数を同期回
転数になるように制御して発進ギヤを入れるようにし、
発進ギヤを入れた状態でクラッチを接続せずに待機する
ようにしたものである。従って本発明によれば、クラッ
チを接続するだけで発進が行なわれ、発進性が改善され
る。また発進ギヤへの変速が同期回転数で回転させた状
態で行なわれるために、ギヤ鳴きがなくなるとともに、
ドッグクラッチの引掛りを防止することが可能になる。
第1図は本発明の要旨を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例に係る自動トラスンミッションのブロック
図、第3図はこの自動トランスミッションの発進ギヤへ
の変速の動作を示すフローチャートである。 なお図面に用いた符号において、 10・・・ディーゼルエンジン 15・・・トランスミッション 17・・・シフト用アクチュエータ 18・・・セレクト用アクチュエータ 19・・・クラッチアクチュエータ 21・・・マイクロコンピュータ 25・・・アクレルセンサ 26・・・車速センサ 27・・・エンジン回転センサ 30・・・クラッチ である。
明の一実施例に係る自動トラスンミッションのブロック
図、第3図はこの自動トランスミッションの発進ギヤへ
の変速の動作を示すフローチャートである。 なお図面に用いた符号において、 10・・・ディーゼルエンジン 15・・・トランスミッション 17・・・シフト用アクチュエータ 18・・・セレクト用アクチュエータ 19・・・クラッチアクチュエータ 21・・・マイクロコンピュータ 25・・・アクレルセンサ 26・・・車速センサ 27・・・エンジン回転センサ 30・・・クラッチ である。
Claims (1)
- 適正なギヤ位置を計算するとともに、この計算によって
得られた値になるように自動的にアクチュエータによっ
てギヤ位置を変更するようにしたトランスミッヨンにお
いて、車速が一定の値以下になつたら現在のギヤを抜く
とともに、エンジンの回転数を同期回転数になるように
制御して発進ギヤを入れる手段を設け、発進ギヤを入れ
た状態でクラッチを接続せずに待機するようにしたこと
を特徴とする自動トランスミッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60176372A JPH0624898B2 (ja) | 1985-08-11 | 1985-08-11 | 自動トランスミツシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60176372A JPH0624898B2 (ja) | 1985-08-11 | 1985-08-11 | 自動トランスミツシヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237240A true JPS6237240A (ja) | 1987-02-18 |
JPH0624898B2 JPH0624898B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16012470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60176372A Expired - Fee Related JPH0624898B2 (ja) | 1985-08-11 | 1985-08-11 | 自動トランスミツシヨン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624898B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0487841A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Hino Motors Ltd | 半自動変速制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228188A (en) * | 1975-06-27 | 1977-03-02 | Original Hanau Quarzlampen | Metal halide discharge lamp for hardening polymerizable lacquer* espetially printingink |
JPS57204359A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-15 | Mazda Motor Corp | Speed change controller of gear speed changer for vehicle |
JPS58105831A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-23 | Fukuji Matsuura | 自動変速機 |
-
1985
- 1985-08-11 JP JP60176372A patent/JPH0624898B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0624898B2 (ja) | 1994-04-06 |
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