JPS6237123Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237123Y2 JPS6237123Y2 JP6730281U JP6730281U JPS6237123Y2 JP S6237123 Y2 JPS6237123 Y2 JP S6237123Y2 JP 6730281 U JP6730281 U JP 6730281U JP 6730281 U JP6730281 U JP 6730281U JP S6237123 Y2 JPS6237123 Y2 JP S6237123Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- signal
- horizontal
- scanning
- circuit
- Prior art date
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- Expired
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- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 15
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004626 scanning electron microscopy Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は走査顕微鏡における試料像中の任意2
点間の距離を測定可能な試料像観測装置に関す
る。
点間の距離を測定可能な試料像観測装置に関す
る。
走査電子顕微鏡においてICやLSIを観察してい
るとき、任意部分の距離の測定がしばしば必要と
なる。この場合、表示装置(陰極線管)上にスケ
ールを当てて測定する方法は大変厄介であり、且
つ正確さにも欠けている。
るとき、任意部分の距離の測定がしばしば必要と
なる。この場合、表示装置(陰極線管)上にスケ
ールを当てて測定する方法は大変厄介であり、且
つ正確さにも欠けている。
そこで、本考案は簡単に且つ正確に試料上の2
点間距離を測定できる装置を提供することを目的
とするもので陰極線管上に水平又は垂直方向にマ
ーカ線を表示し、このマーカ線を境にして分離さ
れた画像を該マーカ線方向に相対的に移動せし
め、その移動量に相当する試料上の2点間距離を
表示する如くなしたものである。
点間距離を測定できる装置を提供することを目的
とするもので陰極線管上に水平又は垂直方向にマ
ーカ線を表示し、このマーカ線を境にして分離さ
れた画像を該マーカ線方向に相対的に移動せし
め、その移動量に相当する試料上の2点間距離を
表示する如くなしたものである。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図
で、1は電子銃から放射された電子線である。こ
の電子線は集束レンズ2により集束され微小スポ
ツトをなして試料3上に投射される。4H及び4V
は夫々水平及び垂直偏向コイルで加算回路5H,
5V及び倍率調整器6を介して水平走査電源7H及
び垂直走査電源7Vに接続されている。各走査電
源からの出力信号の一部は増幅器8H,8Vを介し
て陰極線管9の水平、垂直偏向コイル10H,1
0Vに供給されており、該陰極線管のラスター走
査は前記電子線1の走査と同期がとられている。
で、1は電子銃から放射された電子線である。こ
の電子線は集束レンズ2により集束され微小スポ
ツトをなして試料3上に投射される。4H及び4V
は夫々水平及び垂直偏向コイルで加算回路5H,
5V及び倍率調整器6を介して水平走査電源7H及
び垂直走査電源7Vに接続されている。各走査電
源からの出力信号の一部は増幅器8H,8Vを介し
て陰極線管9の水平、垂直偏向コイル10H,1
0Vに供給されており、該陰極線管のラスター走
査は前記電子線1の走査と同期がとられている。
前電子線の照射により試料3より発生する2次
電子、反射電子或いはX線等の情報は検出器11
によつて検出され、その信号は増幅器12及び加
算回路13を介して前記陰極線管9に輝度信号と
して導入される。14及び15はポテンシヨメー
タの如き電圧調整器で+Vボルトから−Vボルト
までの間で可変できる。電圧調整器14からの出
力電圧は比較回路16に送られ、切換スイツチ1
7を介して供給される垂直、又は水平走査信号と
比較される。切換スイツチ17のb端子は増幅器
8Vに接続され、c端子は増幅器8Hに接続され、
又a端子は非接続にされている。前記比較回路に
おいて、例えば垂直走査信号(第2図a)と電圧
調整器14からの基準電圧V1が一致したとき立
ち上る第2図cに示すような信号が発せられる。
この信号は微分回路やその他の短いパルス信号を
発生する回路18に送られ、第2図dの如きパル
ス信号に変換される。このパルス信号は加算回路
13に送られ、映像信号と加算され陰極線管9に
導入されるため、該陰極線管上には垂直走査信号
が比較回路16に送られているとき水平方向にマ
ーカ線19(第3図b参照)が表示されることに
なる。
電子、反射電子或いはX線等の情報は検出器11
によつて検出され、その信号は増幅器12及び加
算回路13を介して前記陰極線管9に輝度信号と
して導入される。14及び15はポテンシヨメー
タの如き電圧調整器で+Vボルトから−Vボルト
までの間で可変できる。電圧調整器14からの出
力電圧は比較回路16に送られ、切換スイツチ1
7を介して供給される垂直、又は水平走査信号と
比較される。切換スイツチ17のb端子は増幅器
8Vに接続され、c端子は増幅器8Hに接続され、
又a端子は非接続にされている。前記比較回路に
おいて、例えば垂直走査信号(第2図a)と電圧
調整器14からの基準電圧V1が一致したとき立
ち上る第2図cに示すような信号が発せられる。
この信号は微分回路やその他の短いパルス信号を
発生する回路18に送られ、第2図dの如きパル
ス信号に変換される。このパルス信号は加算回路
13に送られ、映像信号と加算され陰極線管9に
導入されるため、該陰極線管上には垂直走査信号
が比較回路16に送られているとき水平方向にマ
ーカ線19(第3図b参照)が表示されることに
なる。
前記比較回路16からの信号第2図cは切換ス
イツチ20の駆動回路21にも送られ、端子a,
bの切換えに利用される。切換スイツチ20の端
子aは電圧調整器15に接続されており、又端子
bはアース電位に保たれており、該スイツチは比
較回路16から出力信号が生じたとき、端子a
に、又出力信号が生じないときは端子bに接続さ
れる。該切換回路の出力は切換スイツチ22を介
して加算回路5H、又は5Vに供給されと共に表示
装置23に送られる。スイツチ22の端子bは水
平走査用の加算回路5Hに、又c端子は垂直走査
用の加算回路5Vに接続され、a端子は非接続で
ある。そして、この切換スイツチは前記切換スイ
ツチ17と連動して操作される。今、切換スイツ
チがb端子に接続されたとすると、第2図cで出
力が生じている間T、電圧調整器15からの出力
電圧が水平走査信号(第2図b)に加算されて第
2図eの如き信号となつて偏向コイル4Hに供給
される。その結果、陰極線管9に表示される画像
は第3図cやdに示す如く、期間Tだけ水平方向
にシフトしたものとなる。このシフト量は、電圧
調整器15からの出力電圧V2によつて与えられ
たものであるから、この電圧値を表示装置23に
おいて、試料上の距離に変換表示すれば、試料の
2点間の測長が行える。
イツチ20の駆動回路21にも送られ、端子a,
bの切換えに利用される。切換スイツチ20の端
子aは電圧調整器15に接続されており、又端子
bはアース電位に保たれており、該スイツチは比
較回路16から出力信号が生じたとき、端子a
に、又出力信号が生じないときは端子bに接続さ
れる。該切換回路の出力は切換スイツチ22を介
して加算回路5H、又は5Vに供給されと共に表示
装置23に送られる。スイツチ22の端子bは水
平走査用の加算回路5Hに、又c端子は垂直走査
用の加算回路5Vに接続され、a端子は非接続で
ある。そして、この切換スイツチは前記切換スイ
ツチ17と連動して操作される。今、切換スイツ
チがb端子に接続されたとすると、第2図cで出
力が生じている間T、電圧調整器15からの出力
電圧が水平走査信号(第2図b)に加算されて第
2図eの如き信号となつて偏向コイル4Hに供給
される。その結果、陰極線管9に表示される画像
は第3図cやdに示す如く、期間Tだけ水平方向
にシフトしたものとなる。このシフト量は、電圧
調整器15からの出力電圧V2によつて与えられ
たものであるから、この電圧値を表示装置23に
おいて、試料上の距離に変換表示すれば、試料の
2点間の測長が行える。
斯る構成において、切換スイツチ17及び22
をa端子に接続しているときは、比較回路16に
走査信号が入力されず、従つて加算回路13には
映像信号のみ送られ、陰極線管9上には第3図a
の如き試料像のみが表示される。この状態で測定
したい試料部分を探し、陰極線管の略中央付近に
表示されるようにした後、切換スイツチ17及び
22をb端子に切換える。これにより第2図aに
示す如き垂直走査信号が増幅器8Vから比較回路
16に送られ、電圧調整器14の出力電圧V1と
比較される。比較回路からは両信号が一致したと
き立ち上る第2図cに示す信号を生じ微分回路1
8に送られる。微分回路において、幅の狭いパル
ス信号(第2図d)が発生され、加算回路13に
送られる。その結果、陰極線管9には第3図bに
19で示す如く水平方向にマーカ線が表示され
る。このマーカ線は電圧調整器14を適宜調整
し、V1の値を変えることにより上下に任意に移
動できるので試料像中の測定したい水平方向の2
点上に整合させることができる。比較回路16か
らの信号は駆動回路21にも送られているので切
換スイツチ20は第2図cに従つて切換えられ
る。これにより、期間Tの間だけ端子aを通して
電圧調整器15の出力電圧が加算回路5H及び表
示装置23に送られる。電圧調整器の出力が零の
場合は水平走査信号に加算される成分がないの
で、第3図bの状態である。而して、電圧調整器
15を操作するとV2なる電圧が期間Tの間水平
走査信号に加算され、(第2図e)偏向コイル4H
に供給され、その結果マーカ線19の下側の画像
が例えば矢印の方向に移動する。この移動量は
V2に対応しているので電圧調整器15を可変
し、下側画像の左端を上側画像の右端に一致せし
めると、(第3図d)b図におけるマーカ線で切
断した試料像部分の測定ができる。このときの移
動量、つまり、所望とする試料の2点間の距離は
表示装置23上に表示されている。
をa端子に接続しているときは、比較回路16に
走査信号が入力されず、従つて加算回路13には
映像信号のみ送られ、陰極線管9上には第3図a
の如き試料像のみが表示される。この状態で測定
したい試料部分を探し、陰極線管の略中央付近に
表示されるようにした後、切換スイツチ17及び
22をb端子に切換える。これにより第2図aに
示す如き垂直走査信号が増幅器8Vから比較回路
16に送られ、電圧調整器14の出力電圧V1と
比較される。比較回路からは両信号が一致したと
き立ち上る第2図cに示す信号を生じ微分回路1
8に送られる。微分回路において、幅の狭いパル
ス信号(第2図d)が発生され、加算回路13に
送られる。その結果、陰極線管9には第3図bに
19で示す如く水平方向にマーカ線が表示され
る。このマーカ線は電圧調整器14を適宜調整
し、V1の値を変えることにより上下に任意に移
動できるので試料像中の測定したい水平方向の2
点上に整合させることができる。比較回路16か
らの信号は駆動回路21にも送られているので切
換スイツチ20は第2図cに従つて切換えられ
る。これにより、期間Tの間だけ端子aを通して
電圧調整器15の出力電圧が加算回路5H及び表
示装置23に送られる。電圧調整器の出力が零の
場合は水平走査信号に加算される成分がないの
で、第3図bの状態である。而して、電圧調整器
15を操作するとV2なる電圧が期間Tの間水平
走査信号に加算され、(第2図e)偏向コイル4H
に供給され、その結果マーカ線19の下側の画像
が例えば矢印の方向に移動する。この移動量は
V2に対応しているので電圧調整器15を可変
し、下側画像の左端を上側画像の右端に一致せし
めると、(第3図d)b図におけるマーカ線で切
断した試料像部分の測定ができる。このときの移
動量、つまり、所望とする試料の2点間の距離は
表示装置23上に表示されている。
次に、切換スイツチ15及び17を端子cに切
換えると、第2図bに示す水平走査信号が比較回
路16に供給され、電圧V1と比較される。その
結果、陰極線管9の各水平走査線に輝点が生じ、
第4図aの如く、試料像に重畳して垂直方向のマ
ーカ線24が表示される。而して、電圧調整器1
4を可変すれば、該マーカ線は左右に自由に移動
でき、所望とする位置に設定できる。又、電圧調
整器15を可変すると第4図bの如く、マーカ線
24を境にして右側の画像を上下に移動でき、測
定したい2点間の移動調整が可能である。この移
動距離は表示装置23に表示される。
換えると、第2図bに示す水平走査信号が比較回
路16に供給され、電圧V1と比較される。その
結果、陰極線管9の各水平走査線に輝点が生じ、
第4図aの如く、試料像に重畳して垂直方向のマ
ーカ線24が表示される。而して、電圧調整器1
4を可変すれば、該マーカ線は左右に自由に移動
でき、所望とする位置に設定できる。又、電圧調
整器15を可変すると第4図bの如く、マーカ線
24を境にして右側の画像を上下に移動でき、測
定したい2点間の移動調整が可能である。この移
動距離は表示装置23に表示される。
以上説明した様な構成となせば、簡単な構成、
容易な操作により所望とする試料の2点間距離を
正確に測定することができ、走査電子顕微鏡の応
用を拡大できる。
容易な操作により所望とする試料の2点間距離を
正確に測定することができ、走査電子顕微鏡の応
用を拡大できる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク線
図、第2図乃至第4図はその動作を説明するため
の図である。 2:集束レンズ、3:試料、5H,5V:加算回
路、6:倍率調整器、7H,7V:水平、垂直走査
電源、9:陰極線管、11:検出器、13:加算
回路、14,15:電圧調整器、16:比較回
路、17:切換スイツチ、18:微分回路、1
9:マーカ線、20:切換スイツチ、21:駆動
回路、22:切換スイツチ、23:表示装置、2
4:マーカ線。
図、第2図乃至第4図はその動作を説明するため
の図である。 2:集束レンズ、3:試料、5H,5V:加算回
路、6:倍率調整器、7H,7V:水平、垂直走査
電源、9:陰極線管、11:検出器、13:加算
回路、14,15:電圧調整器、16:比較回
路、17:切換スイツチ、18:微分回路、1
9:マーカ線、20:切換スイツチ、21:駆動
回路、22:切換スイツチ、23:表示装置、2
4:マーカ線。
Claims (1)
- 集束荷電粒子線を試料に照射する光学系、該荷
電粒子線を試料上で2次元的に走査するための偏
向系、この偏向系に倍率調整器を介して走査信号
を供給する水平及び垂直走査電源、荷電粒子線の
照射により試料から生ずる情報を検出する検出器
及び該検出器の出力信号が輝度信号として導入さ
れ、且つ前記水平及び垂直走査電源からの走査信
号が供給される表示装置を有する装置において、
前記水平及び垂直走査に同期して表示装置に水平
又は垂直方向のマーカ線を表示する手段、該マー
カ線を境に分離された画像を相対的に移動せしめ
る手段及び該手段からの信号に基づき該移動量に
相当する試料上の2点間の距離を表示する手段を
備えてなる試料像観測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6730281U JPS6237123Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6730281U JPS6237123Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57179257U JPS57179257U (ja) | 1982-11-13 |
JPS6237123Y2 true JPS6237123Y2 (ja) | 1987-09-22 |
Family
ID=29863310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6730281U Expired JPS6237123Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237123Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-09 JP JP6730281U patent/JPS6237123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57179257U (ja) | 1982-11-13 |
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