JPS6236489Y2 - - Google Patents

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JPS6236489Y2
JPS6236489Y2 JP1983021271U JP2127183U JPS6236489Y2 JP S6236489 Y2 JPS6236489 Y2 JP S6236489Y2 JP 1983021271 U JP1983021271 U JP 1983021271U JP 2127183 U JP2127183 U JP 2127183U JP S6236489 Y2 JPS6236489 Y2 JP S6236489Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cloth
bracket
box body
filter press
guide roll
Prior art date
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JP1983021271U
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English (en)
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JPS59127713U (ja
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Publication date
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Priority to JP2127183U priority Critical patent/JPS59127713U/ja
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Publication of JPS6236489Y2 publication Critical patent/JPS6236489Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各板ごとに独立して布が走行
する単独布走行型のフイルタプレスにおける
布の吊設装置に関する。
従来、フイルタプレスに用いられている布
は、乾いているときと濡れているとき、また、新
しいときと目詰りしたときでは大きく伸縮する。
特に、目詰りしたときは、その縮みが3%以上に
もなり、例えば、2mの布の場合には60mm以上
の縮みを生じる。このため、従来機では布の縮
みに対応して駆動チエーンに調節ねじをつけた
り、あるいは、布の一端をトーシヨンバーで巻
取つたりしているが、何れも目詰りし易い汚泥の
場合には、すぐ調節の限界を越え、布が異常に
緊張し、布支持用のバーが曲る等のトルブル等
が生じている。そして、布の交換においても、
狭い板間で作業を行うので、従来装置において
は操作が非常に困難であつた。
この考案は、斯る実状に鑑みてなされたもので
あつて、スプリングの張力を利用して布を常に
良好な状態に張設して、しかも、伸縮に対応した
広い範囲の調節が可能な装置を実現したものであ
る。
以下、添付の図面に基づいて、この考案を具体
的に説明すれば、その構成は、水平方向に多数並
列した板1……間に、一対の布2,2を設
け、その上端部を板1の上部に設けた布2の
引上手段に連結し、その下端部を板1の下部に
設けた一対の案内ロール3,3にそれぞれ掛け回
した後に、布2の引下げ手段に連結したフイル
タプレスにおいて、上記案内ロール3の両端を
板1の下部から垂下したブラケツト4の長孔5,
5にそれぞれ挿通支持させると共に、案内ロール
3をスプリング6で、弾圧的に押圧したものであ
る。案内ロール3の押圧装置について詳述する
と、第1図乃至第4図に示すように、箱体7と、
該箱体7に収納されていて、スプリング6によ
り、その先端の係合部8が箱体7より突出して、
上記案内ロール3に係合可能な押圧杆9とにより
構成すると共に、箱体7をブラケツト4から着脱
できるようにしてある。そして、上記ブラケツト
4には第3図に示すような案内枠10を設けて、
案内枠10が箱体7を保持するようにしてある。
また、第4図に示す他の実施例においては、ブラ
ケツト4に係止ピン11を設け、箱体7をブラケ
ツトに装着した時に、案内ロール3と係止ピン1
1が箱体7を係合保持するようにしてある。そし
て、箱体7には目盛12が刻設してあり、布2
が伸縮したときに、その伸縮代がわかるようにし
てある。また、箱体7の上面には、透明の蓋13
が被せてありケーキや洗浄水が飛散しても、スプ
リング6に付着してその機能を低下させることが
なく、腐蝕することもないものである。なお、案
内ロール3の押圧杆9の嵌合部に係合段部14を
設けておけば、案内ロール3の抜止めと布2の
走行時の蛇行防止をかねることができる。また、
符号15は布2の上端部に取り付けた支持バ
ー、16は布2の下端部に取り付けた支持バ
ー、17は一対の布2に挟持された給液板、1
8は布2の駆動装置、19は布2の駆動用の
チエーンである。
この考案に係る布の吊設装置は上述のように
構成してあり、布が目詰りして縮んだときに
は、ブラケツト4に挿通支持させた案内ロール3
が布2に引張られ、押圧杆9に連結したスプリ
ング6を圧縮して、布2の過剰な緊張を緩和す
ることができる。即ち、従来装置においては、運
転を停止して、布走行用のチエーンを長くする
ことにより、布の異常な緊張を緩和していた
が、目詰り具合に応じて、それぞれの布の伸縮
度が異なり調整が非常に困難であつた。また、ト
ーシヨンバーで巻取る装置においても、すぐ調整
の限界を越えていたのであるが、この考案の布
の吊設装置においては、布の伸縮代の半分だけ
案内ロール3が上下に摺動すればよく、極めて広
い調節範囲を有するものである。そして、布2
は伸縮しても自動的にスプリング6が常に布2
の張力を正常な状態に保つものであり、支持バー
15,16が曲がることも、駆動装置18が故障
することもないものである。しかし、狭い板1
間で布2の伸縮に対応させる余分な吊設装置を
必要としないので、布走行時においては、板
1に吊設装置が引掛つて部品を破損させることも
ないものである。
なお、案内ロール3の押圧装置は、第3図及び
第4図に示すように、ブラケツト4に着脱自在に
設けておけば、障害物のないフイルタプレスの側
面から箱体7をブラケツト4から取外せば、布
2は弛緩した状態となり、消耗品である布2の
取付け、取外しは簡単に行えて、然も、押圧装置
の交換も極めて簡単に行うことができる。
以上のように、この考案に係る布の吊設装置
は、簡単な装置でもつて、従来装置のように運転
を停止して、布の異常な緊張を緩和する必要が
なく、運転中に自動的に布の調整が可能なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る布の吊設状態を示す
側面図、第2図は同じく布の吊設装置の要部の
側面図、第3図イ,ロは同じく着脱自在とした
布の吊設装置の斜視図、第4図イ,ロは同じく他
の実施例を示す斜視図である。 符号説明、1……板、2……布、3……案
内ロール、4……ブラケツト、5……長孔、6…
…スプリング、7……箱体、8……係合部、9…
…押圧杆、10……案内枠、11……係止ピン、
12……目盛、13……蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平方向に多数並列した板1……間に、そ
    れぞれ一対の布2,2を設け、その上端部を
    板1の上部に設けた布2の引上手段に連結
    し、その下端部を板1の下方に設けた一対の
    案内ロール3,3にそれぞれ掛け回した後に
    布2の引下げ手段に連結したフイルタプレスに
    おいて、上記案内ロール3の両端を、板1の
    下部から垂下したブラケツト4の長孔5,5に
    それぞれ挿通支持させると共に、案内ロール3
    をスプリング6で弾圧的に押圧したことを特徴
    とするフイルタプレスにおける布の吊設装
    置。 (2) 上記案内ロール3の押圧装置が、箱体7と該
    箱体7に収納されていて、スプリング6により
    その先端の係合部8が箱体7より突出して、上
    記案内ロール3に係合可能な押圧杆9とにより
    構成すると共に、箱体7をブラケツト4に着脱
    自在としたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のフイルタプレスにおける
    布の吊設装置。 (3) 上記ブラケツト4に案内枠10を設け、箱体
    7は案内枠10に着脱自在としたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(2)項記載のフイ
    ルタプレスにおける布の吊設装置。 (4) 上記ブラケツト4に係止ピン11を設け、箱
    体7をブラケツト4に装着した時に、案内ロー
    ル3と係止ピン11が箱体7を係合保持するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(2)項
    記載のフイルタプレスにおける布の吊設装
    置。 (5) 上記箱体7に目盛12を刻設したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(2)項乃至第(4)
    項記載のフイルタプレスにおける布の吊設装
    置。 (6) 上記箱体7に、蓋13を設けたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(2)項乃至第(4)項
    記載のフイルタプレスにおける布の吊設装
    置。
JP2127183U 1983-02-16 1983-02-16 フイルタプレスにおける濾布の吊設装置 Granted JPS59127713U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59127713U JPS59127713U (ja) 1984-08-28
JPS6236489Y2 true JPS6236489Y2 (ja) 1987-09-17

Family

ID=30152397

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JP2127183U Granted JPS59127713U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 フイルタプレスにおける濾布の吊設装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143235U (ja) * 1987-03-12 1988-09-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5382459B2 (ja) * 2010-06-16 2014-01-08 株式会社石垣 フイルタープレスにおけるろ布の吊設装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5013426A (ja) * 1973-06-06 1975-02-12
JPS5233660U (ja) * 1975-08-29 1977-03-09

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