JPS5851926Y2 - 単式フィルタプレス - Google Patents
単式フィルタプレスInfo
- Publication number
- JPS5851926Y2 JPS5851926Y2 JP1981160464U JP16046481U JPS5851926Y2 JP S5851926 Y2 JPS5851926 Y2 JP S5851926Y2 JP 1981160464 U JP1981160464 U JP 1981160464U JP 16046481 U JP16046481 U JP 16046481U JP S5851926 Y2 JPS5851926 Y2 JP S5851926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter cloth
- plate
- bar
- raised
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、濾板の間に1対の濾過作用面が対向するよう
に濾布が配設されたポンプ加圧式、あるいは濾板とダイ
ヤフラムを具えた水圧板との間に1対の濾過作用面が対
向するように濾布が配設されたダイヤフラム式の単式フ
ィルタプレスに関するもので、特に濾布が走行してケー
キを下方に排出する機能を具えた単式フィルタプレスに
係る。
に濾布が配設されたポンプ加圧式、あるいは濾板とダイ
ヤフラムを具えた水圧板との間に1対の濾過作用面が対
向するように濾布が配設されたダイヤフラム式の単式フ
ィルタプレスに関するもので、特に濾布が走行してケー
キを下方に排出する機能を具えた単式フィルタプレスに
係る。
従来の単式フィルタプレスを第1図に基づいて説明する
。
。
各濾布1の上下に取付けられた上部バー2、下部バー3
を濾布吊金物7およびスプロケット6を介してチェーン
5で連結し、濾布吊金物7を引き下げることにより、下
部バー3を引き上げ濾布1を反転ローラ4を介して走行
するようにしている。
を濾布吊金物7およびスプロケット6を介してチェーン
5で連結し、濾布吊金物7を引き下げることにより、下
部バー3を引き上げ濾布1を反転ローラ4を介して走行
するようにしている。
しかし、本装置は濾布1の張力をコントロールする機構
がないので濾布1の経時変化による縮み、濾布1の湿乾
による長さの変化、各濾布1のはう甘い精度上の寸法誤
差等により、各濾布1の張力を均一にすることが出来な
い。
がないので濾布1の経時変化による縮み、濾布1の湿乾
による長さの変化、各濾布1のはう甘い精度上の寸法誤
差等により、各濾布1の張力を均一にすることが出来な
い。
又濾布張力が大さくなると各部の摩擦抵抗により、駆動
装置が過負荷となるばかりでなく上部バー2及び下部バ
ー3に曲りを生じ、濾布走行に支障を来たす。
装置が過負荷となるばかりでなく上部バー2及び下部バ
ー3に曲りを生じ、濾布走行に支障を来たす。
また、濾布張力が小さいか、あるいは無い状態では、濾
布1が走行中蛇行したり、しわ寄りを起しケーキ排出の
効果が低下していた。
布1が走行中蛇行したり、しわ寄りを起しケーキ排出の
効果が低下していた。
そこで本考案は上記の欠点を除くことを目的としてなさ
れたものである。
れたものである。
次に本考案を第2図及び第3図に示す1実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
1枚の濾布1が中央部で折り曲げられかけまわし部材と
しての上部バー2にかけまわされて濾板14と水圧板1
4′との間に配置され、濾布1の両端部は支持板8に濾
板14の下方で支持されたl対の反転ローラー4の1つ
にかけまわされた上で下部バー3に取付けられている。
しての上部バー2にかけまわされて濾板14と水圧板1
4′との間に配置され、濾布1の両端部は支持板8に濾
板14の下方で支持されたl対の反転ローラー4の1つ
にかけまわされた上で下部バー3に取付けられている。
下部バー3は濾布用バネ板13によって濾板14あるい
は水圧板14′の側部に取付けられたガイドレール15
上を上下方向に摺動するスライドブロック12と連結さ
れている。
は水圧板14′の側部に取付けられたガイドレール15
上を上下方向に摺動するスライドブロック12と連結さ
れている。
上部バー2の両端部には上方向に突出したねじ棒11が
取付けられ、ねじ棒11の上部にはねじが切っである。
取付けられ、ねじ棒11の上部にはねじが切っである。
ねじ棒11が貫通する孔をもった濾布吊金物7が上部バ
ー2の上部に配置され、濾布吊金物7の両端部は図示省
略の駆動装置によって上下方向に昇降するビーム16に
連結されている。
ー2の上部に配置され、濾布吊金物7の両端部は図示省
略の駆動装置によって上下方向に昇降するビーム16に
連結されている。
濾布吊金物7の上部のねじ棒11にはスプリング9が挿
入され、スプリング9はカラー10及びねじ棒11のね
じに係合するナツト17によって縮む方向に押えられて
いる。
入され、スプリング9はカラー10及びねじ棒11のね
じに係合するナツト17によって縮む方向に押えられて
いる。
なお、ねじ棒11.スプリング9、カラー10及びナツ
ト17で下部バー3と上部バー4との距離を調整する調
整手段が形成されている。
ト17で下部バー3と上部バー4との距離を調整する調
整手段が形成されている。
濾布吊金物7にはチェーン5が取付けられ、チェーン5
の他端は濾板吊金物18に取付けられたスプロケット6
をかけまわってスライドブロック12に取付けられてい
る。
の他端は濾板吊金物18に取付けられたスプロケット6
をかけまわってスライドブロック12に取付けられてい
る。
本装置は、濾布1の間にケーキがある程度たまると濾板
14と水圧板14′を開枠し、ビーム16を昇降させる
ことにより濾布1を走行させ、濾布1の間のケーキを剥
離して下方を落す。
14と水圧板14′を開枠し、ビーム16を昇降させる
ことにより濾布1を走行させ、濾布1の間のケーキを剥
離して下方を落す。
濾布1の経時変化に、よる伸縮、濾布1の湿乾による長
さの変化、さらには、はう甘い精度上の差による伸縮が
生じた場合、濾布1の上部側は上部バー2にがけまわし
ただけのものであるため、スプリング9の伸縮により上
部バー2を上下方向に移動させることができ、上部バー
2の移動により濾布1のテンションを常に均一にするこ
とができ、濾布1のたるみ、蛇行を防止するので、ケー
キは反転ローラ4により効果的に剥離される。
さの変化、さらには、はう甘い精度上の差による伸縮が
生じた場合、濾布1の上部側は上部バー2にがけまわし
ただけのものであるため、スプリング9の伸縮により上
部バー2を上下方向に移動させることができ、上部バー
2の移動により濾布1のテンションを常に均一にするこ
とができ、濾布1のたるみ、蛇行を防止するので、ケー
キは反転ローラ4により効果的に剥離される。
以上本考案を1実施例に基づいて説明したが、本考案は
この実施例だけに限定されるものではなく、例えば濾板
だけからなる単式フィルタプレスにも適用でき上部バー
はローラ形式のものでもよく、又、スプリングによる調
整手段は下部バー側に設けてもよい。
この実施例だけに限定されるものではなく、例えば濾板
だけからなる単式フィルタプレスにも適用でき上部バー
はローラ形式のものでもよく、又、スプリングによる調
整手段は下部バー側に設けてもよい。
さらに又、濾板あるいは水圧板をはさんで隣り合う濾布
を1対とし、濾布の上部にバーを設け、下部側にかけま
わし部材を設けて濾布をかけまわしバーあるいはかけま
わし部材のどちらかに調整手段を設けたものでもよい。
を1対とし、濾布の上部にバーを設け、下部側にかけま
わし部材を設けて濾布をかけまわしバーあるいはかけま
わし部材のどちらかに調整手段を設けたものでもよい。
要は、本考案は、濾板間あるいは濾板と水圧板との間に
対向した1対の濾過作用面をもつよう濾布が配置され、
同波布の下部側が前記濾板あるいは水圧板の下部に配置
された1対のローラの夫々1つにかけまわされて、前記
濾布を夫々同時に同一方向に昇降可能とした単式フィル
タプレスにおいて、前記濾布の上部側と下部側とのどち
らか1方を昇降可能なバーに取付け、かつ、残りの側は
前記相隣り合う濾布の同じ側と1体となして昇降可能な
かけまわし部材にかけまわし、前記バー又はかけまわし
部材の少なくともl方をスプリングを介して昇降可能な
濾布吊金物に取りつけたことを特徴とする単式フィルタ
プレスを提供するものであり濾布が経時変化、湿乾、あ
るいははう甘い精度上の差により伸縮したとき、濾布の
下部あるいは上部側の1方がかけまわり部材にかけまわ
っているため、相対向する1対の濾布の張力を同じにす
ることができ、かつ前記スプリングによりバーとかけま
わし部材との距離を調整でき、そのため濾布のテンショ
ンを常に均一にすることができるので、濾布走行の際の
濾布の蛇行防止し、さらに濾布のたるみを防止するため
反転ローラによるケーキ剥離の効率低下を防止すること
ができる。
対向した1対の濾過作用面をもつよう濾布が配置され、
同波布の下部側が前記濾板あるいは水圧板の下部に配置
された1対のローラの夫々1つにかけまわされて、前記
濾布を夫々同時に同一方向に昇降可能とした単式フィル
タプレスにおいて、前記濾布の上部側と下部側とのどち
らか1方を昇降可能なバーに取付け、かつ、残りの側は
前記相隣り合う濾布の同じ側と1体となして昇降可能な
かけまわし部材にかけまわし、前記バー又はかけまわし
部材の少なくともl方をスプリングを介して昇降可能な
濾布吊金物に取りつけたことを特徴とする単式フィルタ
プレスを提供するものであり濾布が経時変化、湿乾、あ
るいははう甘い精度上の差により伸縮したとき、濾布の
下部あるいは上部側の1方がかけまわり部材にかけまわ
っているため、相対向する1対の濾布の張力を同じにす
ることができ、かつ前記スプリングによりバーとかけま
わし部材との距離を調整でき、そのため濾布のテンショ
ンを常に均一にすることができるので、濾布走行の際の
濾布の蛇行防止し、さらに濾布のたるみを防止するため
反転ローラによるケーキ剥離の効率低下を防止すること
ができる。
第1図は従来の単式フィルタプレスの斜視図、第2図は
本考案の1実施例の斜視図、第3図は第2図中A部拡大
図である。 1・・・・・・濾布、2・・・・・・上部バー、3・・
・・・・下部バー4・・・・・・反転ローラ、5・・・
・・・チェーン、6・・・・・・スプロケット、7・・
・・・・濾布吊金物、8・・・・・・支持板、9・・・
・・・スプリング、10・・・・・・カラー、11・・
・・・・ねじ棒、12・・・・・・スライドブロック、
13・・・・・・濾布用バネ板、14・・・・・・濾板
、14′・・・・・・水圧板、15・・・・・・ガイド
レール、16・・・・・・ビーム、17・・・・・・ナ
ツト、18・・・・・・濾板吊金物。
本考案の1実施例の斜視図、第3図は第2図中A部拡大
図である。 1・・・・・・濾布、2・・・・・・上部バー、3・・
・・・・下部バー4・・・・・・反転ローラ、5・・・
・・・チェーン、6・・・・・・スプロケット、7・・
・・・・濾布吊金物、8・・・・・・支持板、9・・・
・・・スプリング、10・・・・・・カラー、11・・
・・・・ねじ棒、12・・・・・・スライドブロック、
13・・・・・・濾布用バネ板、14・・・・・・濾板
、14′・・・・・・水圧板、15・・・・・・ガイド
レール、16・・・・・・ビーム、17・・・・・・ナ
ツト、18・・・・・・濾板吊金物。
Claims (1)
- 濾板間あるいは濾板と水圧板との間に対向した1対の濾
過作用面をもつよう濾布が配置され、同濾布の下部側が
前記濾板あるいは水圧板の下部に配置されたl対のロー
ラの夫々1つにかけまわされて前記濾布を夫々同時に同
一方向に昇降可能とした単式フィルタプレスにおいて、
前記濾布の上部側と下部側とのどちらか1方を昇降可能
なバーに取付け、かつ残りの側は前記相隣り合う濾布の
同じ側と1体となして昇降可能なかけまわし部材にかけ
まわし、前記バー又はかけまわし部材の少なくともl方
をスプリングを介して昇降可能な濾布吊金物に取りつけ
たことを特徴とする単式フィルタプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981160464U JPS5851926Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 単式フィルタプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981160464U JPS5851926Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 単式フィルタプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795212U JPS5795212U (ja) | 1982-06-11 |
JPS5851926Y2 true JPS5851926Y2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=29519451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981160464U Expired JPS5851926Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 単式フィルタプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851926Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526903A (en) * | 1975-07-04 | 1977-01-19 | Ibuanobuitsuchi Boguda Nikorai | Device for connecting electricc current leads for dynamo and excitor rotor |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP1981160464U patent/JPS5851926Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526903A (en) * | 1975-07-04 | 1977-01-19 | Ibuanobuitsuchi Boguda Nikorai | Device for connecting electricc current leads for dynamo and excitor rotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795212U (ja) | 1982-06-11 |
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