JPH0118174Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0118174Y2
JPH0118174Y2 JP19511281U JP19511281U JPH0118174Y2 JP H0118174 Y2 JPH0118174 Y2 JP H0118174Y2 JP 19511281 U JP19511281 U JP 19511281U JP 19511281 U JP19511281 U JP 19511281U JP H0118174 Y2 JPH0118174 Y2 JP H0118174Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
residue
roller
plate
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19511281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58100008U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19511281U priority Critical patent/JPS58100008U/ja
Priority to SE8207345A priority patent/SE448211B/sv
Priority to GB8236647A priority patent/GB2114908B/en
Publication of JPS58100008U publication Critical patent/JPS58100008U/ja
Priority to GB8512592A priority patent/GB2156701B/en
Application granted granted Critical
Publication of JPH0118174Y2 publication Critical patent/JPH0118174Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、原液を過もしくは圧搾過により
液と渣に分離するようにしたフイルタプレ
ス、とくに、各板もしくは圧搾板に用いる
布の渣剥離装置に関する。
従来より、布走行式のフイルタプレスにおい
て、該フイルタプレスの開枠時に原液を過せし
めて布に付着した渣を回収するために、布
を巻取る巻取ローラもしくは該巻取ローラに布
を案内するガイドローラの表面に沿つてわん曲し
た布の表面に対し、スクレーパ等の渣剥離部
材を当接させて上記渣を布から擦り落とすよ
うにしたものが知られている(例えば、特公昭55
−50687号公報、実開昭55−39166号公報)。
しかし、上記の如くスクレーパ等により布か
ら渣を擦り落とす場合に、スクレーパが、布
に付着した渣と布間に布の走行を伴い、
布表面を擦りながら渣を剥離させるので、布
表面がスクレーパにより傷みやすく、布の寿命
を縮めるといつた欠点があつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであつ
て、各板の両側に配置した各布を、板上方
に配置した巻取手段と板下方に配置した布ガ
イドローラ間で大略垂直方向に張設するとともに
布下端を上記布ガイドローラを径て布巻取
ローラに巻き取るようにしてなるフイルタプレス
において、板と布ガイドローラとの間に、
布の表面側に当接して該布を垂直方向に対して
布裏面側に傾斜するように案内する渣剥離部
材を配置し、布を上記布巻取ローラに巻き取
る際、布の表面に付着かつその自重で垂直下方
に移動しようとする渣が、渣剥離部材により
傾斜して案内される布より自然剥離するように
したことを特徴とするフイルタプレスを提供する
ことを目的としている。
以下、図示の実施例について、本考案を詳細に
説明する。
第1図に示すフイルタプレスにおいて、1は親
板2を支持した前部スタンド、3は後部スタン
ド、4,4は前、後部スタンド1,3の両側部間
に夫々に渡したサイドビーム、5,…,5は相互
に連結リンク6,6により連結され、両側部に設
けた一枚の把手5a,5aをサイドビーム4,4
上に摺動自在に載置した状態で前後方向に移動し
うるようになつた板、7は後部スタンド3に支
持した駆動ピストン8により前後進駆動される可
動板で、該可動板7を図に仮想線で示す後退位置
Aまで後進させたときには、連結リンク6,6に
よつて決められた所定の間隔で、各板5を一斉
に開枠することができるようにしている。
一方、9,9は、前、後部スタンド1,3の上
部両側間に夫々軸受した左右一対の断面多角形状
の駆動軸で、第2図に示すように、各板5の上
部に取付けた支持部材10,10により、板5
の上方両側に回転自在に支持した左、右一対の巻
取プーリ11,11に夫々嵌合しており、後部ス
タンド3の上部に取付けた据付台12に据え付け
た減速機付きモータ13の正、逆駆動により、傘
歯車伝達機構14を介して、左右一対の駆動軸
9,9を正、逆駆動することができるようにして
いる。
上記左、右の巻取プーリ11,11には、一端
を各巻取プーリ11に係止した吊紐15を巻掛
け、かつその他端を、布16を吊支持した布
吊棒17の端部に取付けた連結金具18に締結し
ている。
また、19,19は板5の枠下面に取付け
た左右一対の支持金具で、下向きに突出した支持
金具19,19間には、その上部中央に布16
の巻取ローラ20を軸承するとともに、巻取ロー
ラ20に対して、板5の厚み方向の両側下方に
ガイドローラ21,21を軸支する一方、上記巻
取ローラ20とガイドローラ21,21間のガイ
ドローラ21,21近傍に渣剥離部材としての
一対の剥離ワイヤ27,27を回転不自在に固定
している。
上記巻取ローラ20には、第1図及び第3図に
示すように、板5の両面に設けたフイルタ面5
b,5bを夫々カバーする二枚の布16−1,
16−2を、夫々各ガイドローラ21,21を掛
け廻したうえで、ともに巻付け、二枚の布16
−1,16−2の端部を巻取ローラ20に係止固
定するようにしている。
上記巻取ローラ20は、第4図に示すように、
支持金具19,19間に回転不自在に固定された
支軸25により、両端部が回転自在に軸受された
円筒状の中空ローラで、この巻取ローラ20内に
は、両端を夫々巻取ローラ20に係止したコイル
状の捩れバネ26を支軸25を巻回するように
し、かつ中央部を支軸25に係止するようにして
設け、この捩れバネ26のバネ力で、常に巻取ロ
ーラ20を布16−1,16−2を巻取る回転
方向に付勢するようにしている。
一方、上記剥離ワイヤ27は、布上端からガ
イドローラ21まで布16が上記捩れバネ26
のバネ力で自然に張られた大略垂直の状態より、
内向きに若干折曲させる。すなわち傾斜させる位
置に設けて、布16の表面に当接している。そ
して、渣28の付着した布16が走行する場
合、巻取ローラ20の捩れバネ26により張力を
付与され直線的に走行する布16に対し、上記
剥離ワイヤ27により布16の走行方向を内向
きに変更させ、布16に付着した渣28と
布16との慣性力の違いから、換言すれば、渣
28がその自重により垂直下方に移動しようとす
るのに対して、布16が内側に案内されること
から、渣28と布16間にわずかな間隙29
を発生させて、渣28の布16からの剥離を
円滑に促進するようにしている。
なお、22は、上記支持金具19,19の最下
部間に取付けた洗浄管で、この洗浄管22には、
上向きに多数の洗浄ノズル23,…,23を設
け、渣28が剥離した布16の洗浄を行うよ
うにしている。
いま、第1図に実線で示すように、可動板7の
前進で、板5,…,5を前部スタンド1側に一
斉に締付けた状態では、前部スタンド1に支持し
た原液供給管1aから、各板5の原液供給口5
c(第2図参照)および各布16に取付けた原
液供給金具16aを介して布16,16間に圧
入された原液を渣と液に分離し、分離した
液は、液回収管24から回収することにより、
過を行う。
一回の過工程を終了して、可動板7を第1図
のA位置まで後退させると、連結リンク6,6に
よつて可動板7側から順に連結された各板5
は、第2図に示すように、相互に一定の間隔を保
つて一斉に開枠される。この開枠と同時に、分離
された渣の一部はケーキ状のまゝ重力により落
下する。一部の渣が落下した段階では、布1
6は板5から僅かに離れた状態に展張されてお
り、この段階で、モータ13を減速をかけつゝ巻
戻し方向に駆動して、左右の駆動軸9,9によ
り、巻取プーリ11,11に巻掛けた吊紐15を
巻戻すと、最大捩れ状態にある捩れバネ26は強
いバネ力で、巻取ローラ20を巻取方向に回転さ
せる。このバネ力による巻取ローラ20の巻取り
回転により、各板5の両面の布16−1,1
6−2は、夫々ガイドローラ21,21によつて
略180゜の方向転換を受けながら、ともに巻取ロー
ラ20に巻取られるが、布16が剥離ワイヤ2
7によりその走行方向を内向きに変更されること
により、第5図より明らかな如く、剥離ワイヤ2
7の上方において布16に付着した渣28と
布16との間にわずかな間隙29を発生させ
て、渣28を布16から剥離させる。剥離し
た渣28はその自重により自然落下することに
より回収される。
なお、本考案は本実施例に限定されるものでは
なく、その他種々の態様で実施できる。
例えば、第6図に示す如く、上記剥離ワイヤ2
7の代わりに上端が外側下方向きに傾斜した傾斜
面30aを有する板状スクレーパ30を設けても
よい。このようにすれば、布16から剥離した
渣28をスクレーパ30の傾斜面30aでより
円滑に下方に案内でき、スクレーパ30付近で
渣28が溜まるのを防ぐことができる。
上記実施例に詳記した如く、本考案に係るフイ
ルタプレスは、布の表面側から当接せしめ布
の走行路を内向きに若干折曲させる一対の渣剥
離部材を支持枠の布巻取ローラと布ガイドロ
ーラ間に設け、上記布の下方への走行に際し、
布ガイドローラと布巻取ローラ間において
布の走行路を内向きに変更することにより、渣
剥離部材の上方において布と布に付着してい
る渣との間にわずかの間隙を発生させて渣を
円滑に剥離させることができるとともに、渣剥
離部材が布を強く擦つて渣を剥離させるので
はなく、渣剥離部材で布の走行路を単に内向
きに変更するにすぎないので、布の傷みを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかゝるフイルタプレスの概
略を示す正面図、第2図は第3図の−線方向
の板正面図、第3図はフイルタプレスの開枠状
態を示す要部正面図、第4図は本考案にかゝる巻
取ローラの構造を示す要部断面拡大図、第5図は
第3図の要部拡大正面図、第6図は夫々第5図に
示す渣剥離部材の他の実施例を示す要部拡大正
面図である。 1,3……前、後部スタンド、5……板、9
……駆動軸、11……巻取プーリ、15……吊
紐、16……布、20……巻取ローラ、26…
…捩れバネ、27……剥離ワイヤ、28……
渣、29……間隙、30……スクレーパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各板の両側に配置した各布を、板上方に
    配置した巻取手段と板下方に配置した布ガイ
    ドローラ間で大略垂直方向に張設するとともに
    布下端を上記布ガイドローラを経て布巻取ロ
    ーラに巻き取るようにしてなるフイルタプレスに
    おいて、 板と布ガイドローラとの間に、布の表面
    側に当接して該布を垂直方向に対して布裏面
    側に傾斜するように案内する渣剥離部材を配置
    し、布を上記布巻取ローラに巻き取る際、
    布の表面に付着かつその自重で垂直下方に移動し
    ようとする渣が、渣剥離部材により傾斜して
    案内される布より自然剥離するようにしたこと
    を特徴とするフイルタプレス。
JP19511281U 1981-12-25 1981-12-25 フイルタプレス Granted JPS58100008U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19511281U JPS58100008U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 フイルタプレス
SE8207345A SE448211B (sv) 1981-12-25 1982-12-22 Filterpress
GB8236647A GB2114908B (en) 1981-12-25 1982-12-23 Filter press
GB8512592A GB2156701B (en) 1981-12-25 1985-05-17 Filter press

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19511281U JPS58100008U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 フイルタプレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58100008U JPS58100008U (ja) 1983-07-07
JPH0118174Y2 true JPH0118174Y2 (ja) 1989-05-26

Family

ID=30108397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19511281U Granted JPS58100008U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 フイルタプレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58100008U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58100008U (ja) 1983-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758748B2 (ja) フィルタプレス
CN112660891B (zh) 一种具有导向功能的纺织机械用毛絮清除装置
US4108777A (en) Filter press
JPH0118174Y2 (ja)
US4446020A (en) Filter press
CN115821503B (zh) 一种纺织用纺织布湿润装置
CN113210435B (zh) 一种食品包装用铝箔表面光洁度的处理设备及其使用方法
JPS6229085B2 (ja)
JPS5855924Y2 (ja) フイルタプレス
JPS6232570Y2 (ja)
GB2114908A (en) Filter press
JPS601775Y2 (ja) フイルタプレス
CN113184638A (zh) 一种5g互联网网线铺设装置
GB2156701A (en) Filter press
CN210596750U (zh) 一种纺织品生产用表面清理装置
JPS6112732B2 (ja)
CN217171194U (zh) 一种用于纸箱包装设备的清灰装置
US1716878A (en) Film-cleaning machine
KR810001373B1 (ko) 필터 프레스
JPS5944886B2 (ja) フイルタプレス
CN218902813U (zh) 一种用于新材料生产的清洗装置
JPS58139712A (ja) フイルタプレス
CN216679608U (zh) 一种拉拔机开卷装置
JPH0257963B2 (ja)
JPH0261284B2 (ja)