JPS6236402A - 交叉結合性組成物 - Google Patents

交叉結合性組成物

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JPS6236402A
JPS6236402A JP61131667A JP13166786A JPS6236402A JP S6236402 A JPS6236402 A JP S6236402A JP 61131667 A JP61131667 A JP 61131667A JP 13166786 A JP13166786 A JP 13166786A JP S6236402 A JPS6236402 A JP S6236402A
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tin
copolymer
unsaturated
cross
polymer
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JP61131667A
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ジエフレイ デビツド ウムプレビイ
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BP Chemicals Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/44Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G79/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule
    • C08G79/12Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule a linkage containing tin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L43/04Homopolymers or copolymers of monomers containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L85/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage in the main chain of the macromolecule containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen and carbon; Compositions of derivatives of such polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は交叉結合し得る有機ポ17 =r−組成物に、
そしてその中に使うために好適な新規の錫−含有ポリマ
ー材料に関する。さらk特に本発明は加水分解し得るシ
ラン基を含有する有機ポリマーから成る交叉結合性(結
合しうる)組成物に関し、そのポリマーは造形品、例え
ば、ケーブル絶縁材または管に熟成形することができ、
そして引き続き特殊な錫含有材料から成るいわゆる「シ
ラノール縮合触媒」の存在において水または水蒸気と物
品を接触させることによって交叉結合させる。
発明の背景 加水分解しうるシラン基金含有する有機& IJママ−
水の作用により、好ましくはシラノール縮合触媒の存在
において交叉結合できることが知られている。そのよう
な交叉結合し得る有機ボリマーヲ裏造するため忙は多数
の方法が知られている。
一つの方法は不飽和有機モノマーを加水分解性(分解が
できる)基を含有する不飽和シラン化合物と共重合させ
ることから成る。この方法の実例は英国特許出願第20
28831号 (GB−A−2028831)および GB−A−2039513中に記載されこれらはモノマ
ー類を比較的高い温度および圧力でラジカル重合開始剤
の存在において共重合させることによりエチレンとエチ
レン系不飽和シラン化合物の交叉結合性コ& IJママ
−製造を開示する。この重合方法の別の実例はGB−A
−14)5194中に記載されエチレンと末端が不飽和
のシラン化合物と金、場合によっては他のオレフィン系
不飽和コモノマーと共に、若干の規定したチーグラー触
媒によって好ましくは比較的低温度および圧力を用いる
重合条件下で接触させることにより交叉結合性コポリマ
ーの製造を開示する。
水およびシラノール縮合触媒の作用によって交叉結合さ
せ得るポリマーが不飽和シラン化合物をプリフォームポ
リマー物質にグラフト結合させることにより製造できる
ことは周知である。この型のグラフト結合方法はペース
 ポリマー、例えば」ソリエチレン、一つまたは一つ以
上の加水分解性基を有する不飽和シラン化合物、グラフ
ト結合開始剤および場合によってはシラノール縮合触媒
を、不飽和シラン化合物がベース ポリマー上にグラフ
ト結合されるような条件下で一緒に加熱することによっ
て達成することができる。この方法の実例はGB−A−
1357549、GB−A−1234034およびGB
−A−1286460中忙開示される。
この型のグラフト反応を用いる商業的方法はジオプラス
(S工0PLAS’) (登録商標)およびモノシル(
MONO8工I、 ) (RTM )方法である。ジオ
シラス方法においては、ベース ポリマーを不飽和シラ
ンと共に有機過酸化物グラフト結合開始剤の存在におい
て加熱してシラン−グラフト結合熱可塑性ボリマーヲ製
造しこれは押出されそしてペレット化される。ペレット
 ポリマーは次いでシラノール縮合触媒と共に熱成形工
程に造形製品に加工するために供給される。造形製品は
水または水蒸気に暴露することにより交叉結合すること
ができる。
モノシル方法においては、ペース ポリマー、不飽和シ
ラン、グラフト結合触媒およびシラノール縮合触媒を同
時に特殊押出機に供給しその中でグラフト結合がその場
で起りそして交叉結合性製品、即ちケーブルまたは管が
直接押し出される。これらの製品は水蒸気または水にさ
らすことにより交叉結合させることができる。
加水分解性シラン基を有するポリマー材料をつくるため
の他の既知の方法には「エステル交換」方法を含みそこ
ではアルコキシ基(エチレン/エチル アクリレート 
コポリマーにおけるような)またはカーボキシレート基
(エチレン/酢酸ビニル コポリマーにおけるような)
のような交換し得る機能を有するコポリマーを好適なシ
ラン化金物と共に特殊なエステル交換触媒の存在におい
て処理される。
この方法において、例えば、エチレン/エル′キル(メ
タ)アクリレート コポリマー中に存在するアルコキシ
基は、コポリマーを好適なシラン化合物と触媒(例えば
、チタニウム テトラインプロピレート)の存在におい
て反応させることにより「エステル交換」することがで
きる(即ち、加水分解性基を有するシラン置換基によっ
て置換される)。好適なシラン化合物の実例はアセトキ
シプロピル トリメトキシ シラン、アセトキシプロピ
ル トリエトキシ シラン、メタクリロキシプロピル 
トリメトキシ シラン、アクリロキシプロピル トリメ
トキシ シラン、メタクリロキシプロピル トリエトキ
シシランおよびアクリロキシプロぎル トリエトキシ 
シランである。別ノエステル交換方法はエチレン/酢酸
ビニルコポリマーを加水分解性基を含みそしてコポリマ
ー上のアセテート基と交換するエステル化カルボン酸基
を有する好適なシラン化合物と反応させることから成る
。この方法に用いるのに好適なシラン化合物は4−〔ト
リ(m)エトキシシリルコブタン酸(m )エチル エ
ステル交換ル。
加水分解性シラン基を有する交叉結合性有機ポリマー類
(以後「シリル ポリマー」と称する)は通例の技法、
例えば、押出し、射出成形、吹込成形およびインフレー
ション法によって多くノ種類の有用物品をつくるために
加工することができる。交叉結合段階は一般に物品の加
工に引き続いて実施される、それは交叉結合したポリマ
ーは− ・般に満足すべき熱成形ができないからである
シリル ポリマー類が直面する問題は熱成形操作中にポ
リマーが早期交叉結合(この技術では「スコーチング」
としても知られている)を受けることでありそしてこの
事はポリマーからの物品の加工に際しての困難または不
満足な物理的および機械的性質を有する物品の製造に導
かれる傾向がある。この問題はシラノール縮合触媒が熱
成形前または中にポリマー中に含まれる場合に特忙激し
い。
GB−A−1357549中に提案された早期交叉結合
を減じる一方法はシラノール縮合触媒の不存在において
シリル ポリマーから物品を成形しまたは押出し次に生
じた物品を錫カーボキシレートの水性分散体または溶液
と接触させる。しかし、多くの適用においてはシラ7ノ
ール縮合触媒をポリマー組成物の成分として含めること
が望ましい、なぜなればこの事は一般に高交叉結合比率
およびより完全な交叉結合に5特に厚い断面を有する物
品では、導くからである。
本発明の目的は改良された交叉結合性シリルポリマー組
成物を提供することである。交叉結合性シリル ポリマ
ー組成物中にシラノール縮合触媒として使うために好適
な新規錫−含有ポリマー材料を提供することが本発明の
それ以上の目的である。
発明の内容 従って、本発明はニー (A)  シリル ポリマーおよび (B)  単位: (但しR1およびR2は同一または異なるヒドロカービ
ル基である)を含む錫−含有ブリッジによって分子間に
および/″またけ分子内に架橋した有機?リマー鎖を有
する錫−含有ポリマー材料から成るシラノール縮合触媒 から成る交叉結合性組成物、を提供する。
R1およびR2基はヒドロカービル基でありこれは好適
には1−20、好ましくは2−8個の炭素原子を含有す
る。そのような基の実例はメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、n−ヘキシル、n−オ
クチル、エチルヘキシル、シクロヘキシル、フェニルお
よびトリルである。
錫−含有ブリッジは好ましくは一般式:を有するより大
きいブリッジ単位の一部を形成する。
上に記した一般式中の8nIvに結合するカーボキシル
(−CO,O−)基は好ましくは(共)重合した不飽和
カルボン酸またはエステルの単位の「側基」カーボキシ
ルであり、後者の単位は有機ポリマー鎖の単位を構成し
これは錫−含有ブリッジ忙よって相互に架橋する。
ブリッジ単位は別個のポリマー分子を分子間に架橋する
ことができおよび/または単一ポリマー分子中に分子内
的に存在して環状結合を形成することができる。
錫−含有ポリマー材料中に存在するポリマー鎖は、例え
ば、重合したオレフィン類、ビニル エステル類、不飽
和カルボン酸類、不飽和カルボン酸のエステル類または
二つまたは二つ以上のそのような七ツマー類のコポリマ
ー類から誘導することができる。好ましいポリマー鎖は
不飽和カルボン酸類またはそれらのエステル類、例えば
、アクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸エチルまたはメタクリル酸デチル、または
上記のエステル類と1−オレフィン類との混合物から誘
導されるものである。特に好ましい錫−含有ポリマー材
料は本発明の「sn−コポリマー類」(以後記載される
)であり、特にエチレン/アクリル酸、エチレン/エチ
ル アクリレートおよびエチレン/ブチル アクリレー
ト コポリマー類からつくられるものである。
r O−8nR”R” −03の型の錫−含有ブリッヂ
から成るポリマー材料は先行技術から公知である。
例えば本発明用に好適なそのようなポリマー材料はジア
ルキル スタンニレン ジメタクリレートの重合により
またはそのような化合物と他のモノマー、例えば、メチ
ル メタクリレート、スチレン、アクリロニトリルまた
はシクロペンタジェンとの共重合によって得られるポリ
マー類である。
これらポリマー類の調製は例えばジャーナル オプ ポ
リマー サイエンス(Journal of Poly
merScience )、52巻、223−229頁
中に記載されている。
r O−5nRIR2−0]ブリッジを含有するポリマ
ー材料を調製するその他の方法には例えばジアルキル錫
オキサイげまたはジアルキル錫ジアセテートとカルボン
酸基またはエステル化したカルボン酸基を含有するポリ
マー材料との反応を含む。
そのようなカルボン酸基/fi周知のグラフト結合技法
によりまたは不飽和カルボン酸またはそれらのエステル
類の重合または共重合によってポリマー中に導入するこ
とができる。カルボン酸基またはエステル化カルボン酸
基を含むコポリマーまたはグラフト ポリマーは次に反
応性ジヒドロカービル錫(IV)化合物、例えばジプチ
ル錫オキサイドまたはジプチル錫ジアセテートと反応さ
せてコポリマーまたはグラフト コポリマー中の対のカ
ーボキシル側基が(0−8nRIR” −0]単位によ
って架橋されるポリマー材料を与える。
定義した錫ブリッジを含むポリマー材料は好ましくは1
000から150,000まで、最も好ましくは150
0から75000までの範囲の平均分子量を有する。ポ
リマー材料中に存在する錫の量は好適には1から42重
重量型での範囲、好ましくは1−25重重量幅範囲、最
も好ましくは5から20重量幅までの範囲である。
本発明の組成物中に使われるシリル ポリマーは好、適
なのはシラノール縮合触媒の存在において水の作用によ
って交叉結合できる加水分解性シラン基を含有する有機
ポリマーは何れもよい。そのようなシリル ポリマーの
実例およびそれらの製造方法の参考文豫は上尾記載した
。好ましいシリル ポリマーはエチレンと一つまたは一
つ以上の加水分解性基を有する不飽和シラン化合物と、
場合によってはそれらと共重合性の一つまたは一つ以上
の他のモノマー類と共に共重合させてつくったもの、ま
たはグラフト結合開始剤の存在において不飽和シランを
ベース ポリマー上にグラフト結合させて調製したもの
である。そのような方法に使われる不飽和シラン化合物
は好ましくは一般式R481R5nY3−n(式中R4
はエチレン系不飽和ヒドロカービルまたはヒドロカービ
ロキシ基を表わし:R5は脂肪族飽和ヒドロカービル基
を表わし:Yけ加水分解性有機基を表わし:そしてnは
0.1または2を表わす)1)有する化合物である。R
4は、例えば、ビニル、アリル、イソプロペニル、ブテ
ニル、シクロヘキセニルまたはガンマ−メタクリロキシ
ゾロビルが可能である。Yは、例えば、メトキシ、エト
キシ、ホルミロキシ、アセトキシ、プロピオニロキシ、
アルキルアミノまたはアリールアミノが可能である。R
5は、例えば、メチル、エチル、プロぎル、ヘキシル、
オクチル、デシルまたはフェニルが可能である。R4は
好ましくはビニル基であり、Yは好ましくはメトキシ、
エトキシまたはアセトキシである。好ましい不飽和シラ
ン化合物はビニル トリメトキシ シラン、ビニル ト
リエトキシ シランおよびビニル トリアセトキシ シ
ランである。
シリル ポリマーは好適には0.1−10重量も好まし
くは0.5から5重量幅までの共重合したまたはグラフ
ト結合した単位の不飽和シラン化合物である(シリル 
ポリマーをベースとして)。
本発明の組成物中に使われる錫−含有ポリマー材料の量
は好適にはシリル ポリマー中のシリル単位の1モルに
つき0.001から3.Ofで、好ましくは0.003
から0.05グラム原子までの錫を与えるのに充分であ
る。概して言えば、錫化合物の量は組成物中のシリル 
ポリマーの重量をベースとしてo、o o iから10
重重量幅で、好ましくは0.01から5重量幅までの範
囲、例えば、0.03から3重量優までである。
本発明は脂肪族アルファーオレフィンと不飽和カーポキ
シル化合物との新規錫−変性コ?リマーをさらに提供し
そこでは錫−変性コポリマー中の少なくともいくらかの
カーボキシル炭素原子が単位: (但しR1およびR2は1−20、好ましくは1から8
個まセの炭素原子を含む同一または異なるヒVロカービ
ル基である)からなるブリッジによって分子間でおよび
/または分子内で一緒に結合しそして錫−変性コポリマ
ーは実質的にカルボン酸(−000H)基を含まない。
本発明の錫−変性コポリマー中に存在するブリッジ類は
好ましくは単位式: (式中のC1は共重合した不飽和カーボキシル化合物の
カーボキシル炭素原子を表わす)に従ってカーボキシル
炭素原子を架橋する。
本発明の新規錫−変性コポリマーは(1)脂肪族アルフ
ァー オレフィンおよヒ(2)一般式(1!H2=C!
R6−cooR’ Th有するエチレン系不飽和有機カ
ルボン酸またはそれらのエステルのコポリマーを、(6
)一般式RIR”SnOf有する四価のジヒVロカービ
ル錫オキサイドと反応させそして副生ずる水またはエー
テルを除去することから成る方法によってつくることが
できる(但しR1およびR2は上に定義される通りであ
りそしてR6およびR7は同一または異なる置換基であ
って水素およびC□から08マでのアルキル基から選ば
れる。)。
本発明の新規の錫変性コポリマーは以後「Sn−コポリ
マー」と称する。
本発明の「Sn−コポリマー」中の脂肪族アルファーオ
レフィン(1)は好ましくは1−12炭素原子を含みそ
して、例えば、エチレン、プロピレンまたはブテン−1
が可能である。好ましくはそれはエチレンである。エチ
レン系不飽和有機カルボン酸またはエステル(21は、
例えば、アクリル酸、メタクリル酸、またはそれらの酸
のメチル、エチル、n−プロぎルまたはn−ブチル エ
ステルである。好ましい化合物(′2Jはアクリル酸で
ある。脂肪族アルファーオレフィンとエチレン系不飽和
カーボキシル化合物のコポリマーはこの技術では周知で
ある。これらのコポリマーは例えば遊離基開始剤を使い
150−350℃の範囲の温度および1000−400
0バールの圧力忙おいてモノマー類を共重合させること
によってつくることができる。それらのコポリマー類は
本発明の「Sn−コポリマー」の調製中に使うために好
適に用いることができる。
本発明の方法において「Sn−コポリマー」をつくるた
めに使うことができる錫化合物(3)の実例はジエチル
錫オキサイr1ジプロぎル錫オキサイドおよびジ−n−
ブチル錫オキサイrである。
コポリマー(脂肪族アルファーオレフィンとエチレン系
不飽和カーボキシル化合物との)とジヒドロカービル錫
オキサイド間の反応は好ましくはコポリマーを好適な不
活性溶剤、例えば、トルエンまたはキシレン中に、要す
れば高温度において溶解し、キして好ましくは溶液中の
ジヒドロカービル錫オキサイVを添加して達成される。
反応混合物は好ましくは溶剤還流下で反応が本質的に完
結するまで加熱する。
「Sn−コポリマー」をつくるために工程中に使用スる
ジヒドロカービル錫オキサイrの量は好適には出発コポ
リマー中に存在するカーボキシル基の1モルにつき0.
01から0.6モルまでである。
出発コポリマーがオレフィン/不飽和カルボン酸コポリ
マーである場合には、製品中に未反応カルボン酸基が残
るのを避けるためカルボン酸の1モルにつき少なくとも
0.5モルのジヒドロカービル錫化合物を使うことが望
ましい。
反応から得られる副生物の水またはエーテルは慣用の手
段、例えば、蒸留によって製品から分離することができ
る。
本発明の「Sn−コポリ!−」は好ましくは1000か
ら150,000まで、最も好ましくは1500から7
5,000までの平均分子量を有する。「Sn−コポリ
マー」中に存在する錫の量は好適には1から25重量係
までの範囲、好ましくは5から20重量係までの範囲で
ある。
本発明の組成物はこの技術で慣用的に用いられる添加剤
を含有することができる。そのような添加剤の実例は酸
化防止剤、充填剤、金属脱活剤(例えばサリシルアルデ
ヒドオキシム)滑剤、無水抑制剤、発泡剤、難燃剤およ
び顔料である。この型の添加剤は直接的かまたは親練り
技法によって組成物中に慣例的に配合される。この組成
物は他の相溶性材料、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン/エチル アクリレート コポリマーお
よびエチレン/1−オレフィン コポリマー(例えば、
LIrDPE )と配合することができる。
本発明の組成物は、物品製造において既知の技術を用い
慣用のシラン グラフト結合ポリマーまたはこの型のシ
リル コポリマーから交叉結合生成物の製造に使うこと
ができる。例えば、この組成物は吹込成形、射出成形、
インフレーション、カレンダー圧延、押出し、ロート成
形および押出被覆技法類に使うことができる。この組成
物は線材およびケーブル被覆適用に特に好ましい。本発
明の組成物を使って押出被覆によって生じた線材および
ケーブル絶縁は改良された表面仕上りを示す。
本発明の組成物中に使われるポリマー状シラノール縮合
触媒はポリマー親線りの調製において一般に良好な相溶
性を示す。本発明の組成物は良好な貯蔵安定性(「貯蔵
寿命」)を有する。
本発明の組成物は成分(A)シリル ポリマー?よび(
Bl定義したシラノール縮合触媒を均−混合物が得られ
るような条件下で一緒に配合することによってつくるこ
とができる。もしも望むなら、シラノール縮合触媒はシ
リル ポリマーと相溶性のポリマー材料、例えば低密度
ポリエチレンまたはエチレン/エチル アクリレート 
コポリマー中の親練りとして添加することができる。配
合は、例えば、慣用のポリマー均質化または配合装置、
例えば押出機またはアラベンダー ミキサー中で達成す
ることができる。シリル ポリマーはそれ自体でまたは
、例えば、ベース ポリマー(例エバポリエチレンまた
はエチレン コポリマー)、不飽和シラン モノマーお
よびグラフト結合開始剤(例えば過酸化物)から成るシ
リル ポリマーの先駆体として用いることができる。
本発明の組成物から加工した物品は水、水蒸気または湿
った空気にさらすことによって容易に交叉結合させるこ
とができそして、一般に、比較的早い速度の硬化が得ら
れる。本発明中に使われるポリマー状シラノール縮合触
媒は一般に慣用のシラノール縮合触媒による場合よりも
水の作用によって組成物から浸出され難い。
本発明は以下の実施例中で例解される。
実施例1 攪拌器、窒素入口および還流カラムを装置した2立フラ
スコ中に81.1 Fのエチレン/アクリル酸コポリマ
ーCI 4.5![%アクリル酸コモノマ一単位、アラ
イr ケミカルズ(ALL工KDCHEMIC!ALI
3 )から(7)AO5120)および500ゴの゛ト
ルエンを入れた。攪拌しながらポリマーが溶液中に通る
までフラスコを加熱する。ジプチル錫オキサイドの溶液
〔ジャンセン(Janssen )、200 m ) 
ルx y中の20.5.9 ) ?徐々に加えもフラス
コの内容物を1時間加熱還流させその後で水/トルエン
共沸混合物を蒸留しそして集めた。
トルエン溶剤を減圧下で引き続き留去し、粗製白色化合
物を与え(本発明の新規「Sn−コポリマー」に従って
)これをトルエンから再結晶させた。生成物は実質的に
カルボン酸基を含まなかった。
実施例2 ジプチル錫オキサイドおよびエチレン/アクリル酸、コ
ポリマー(10,9重量係アクリル酸コモノマー車位、
アライド ケミカルズからのA(3580)を使って実
施例1の反応をくり返し、遊離酸基の不存在を示すポリ
マーを与えた。
実施例1および2中で起きる反応は次の機構によって表
わすことができる: −一÷(ポリ?−)−0028n(Bu)2 C2O4
−(ポリ−)−・−・式A+H20 この機構中「ポリマー」はカーボキシル基を有するエチ
レン/アクリル酸鎖のセグメントヲ表わす。
ウニルナ−アンド プライダラ−(Wernerand
 Pfleiderer ) ZSK 3 Q二軸スク
リュー押出機中で200 rpmのスクリュー速度にお
いて鎖成分(第1表を参照)を−緒に配合して親練りを
つくった。各実施例および試験において調製した組成物
の総量は1実験につき10kgであった。押出機温度は
ホッパー帯域に接するところで約140℃であり、押出
様ヘラrにおいて190℃に上った。
押出しを実施してストランドを与えこれを切ってペレッ
ト化した親練りを与えた。
ペレット化した親練り(5重量部)′frエチレンとト
リメトキシシランとを高温度高圧力の条件下で遊離基開
始剤を使用して共重合させてつくった95重量部のシリ
ル変性ポリマーと共に乾式配合した。1.8重量幅の共
重合したビニル トリメトキシ シランを含有するシリ
ル変性ポリマーは0.7のメルト インデクス(190
°C,2,16に9荷重)および923 kg/m3の
密度を有した。
乾式配合物をL:Dが23:1の25+nスクリユーを
有しそして3龍のダイス間隙を有する5crILスロツ
ト注型ダイスを備えたゴツトフェルト(Gottfer
t )押出機のホッパーに供給して押出したテープをつ
くった。ダイスの温度は210℃そしてスクリュー速度
は4 Q RPMであった。押出物はテープの厚さが1
.5±0.1fiに維持されるような速度で動くコンベ
ヤーベルト上に集めた。押出テープは80℃の恒温水槽
中に浸漬して硬化させた。本発明の組成物を使ってつく
ったテープ(即ち実施例3と4)の肉眼観察によればテ
ープは比較的表面欠陥がなくそして早期交叉結合(即ち
押出中の交叉結合)に起因するきすも無かった。
同様の特性を有するテープが1時間の押出経過後でさえ
押出された。これに反して、比較試験Aの組成物から生
じたテープは押出機中の早期交叉結合によって引き起こ
された実質的表面不整を示した。この表面不整は比較試
験Aの触媒親線りの添加を停止した場合でさえ継続する
ことが観察されるが、スクリューまたはダイスへの触媒
の「発汗(sweat out ) Jに起因する。
交叉結合した押出テープの試料f IEO540(20
0℃、201/lry”、15分)に従った熱伸び試験
に供した。熱伸び率数値は第2表中にそれぞれ1時間、
6時間、5時間および8時間硬化させたテープに対して
記録する。
第1表 80℃の水中で硬化した後の伸び車重 1時間  6時間  5時間 8時間 実施例3     300(br)  200(br)
  120  75実施例4     300(br)
200(br)  100  70比較試験A    
 150    6CJ     45  45br=
試料破損 実施例6および4のさらに予期しなかった利点は錫触媒
とシラン変性ポリマーとの優れた相溶性であった。押出
条件下で触媒が完全には相溶性でない場合は、それは押
出機バレルまたはダイス内に「発汗」しまたは「プレー
トアウト(platθout ) J Lそして淀んだ
触媒ボケツlt−形成する、これは不規則なポリマー流
れおよび/または早期交叉結合およびスクリュー/ダイ
ス汚れの原因となる。これらの淀んだポケットは押出装
置から押し出すことは極めて困難でありそして普通は押
出機を停止し、内容物を出して磨ぐ必要がある。実施例
6および4の触媒は「発汗」の傾向がなく従って清掃時
間を減じて長時間の押出しを可能にする。
「Sn−コポリマーP」は市販エチレン アクリル酸コ
ポリマーAC3120(アライr ケミカルズ)中のカ
ルボン酸基を一5n(iV)Bu+一単位で架橋しそれ
によってカルボン酸基が式A中に示されるように架橋さ
れて調製したコポリマーである。
10重量壬のSnを含有する「Sn−コポリマーP」は
実質的にカルボン酸基を含まずそして強い赤外線吸収帯
を1590crn−’に示しこれは錫カルボキシレート
吸収帯に相当する。
「Sn−コポリマーQ」は「Sn−コポリマーP」に類
似するが異なる点は前者は市販コポリマーAO580(
アライド ケミカルズ)からつくりそして約7重量%の
錫を含んでいた。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)シリルポリマーおよび (B)単位: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1およびR^2は同一または異なるヒドロ
    カービル基である)から成る錫−含有ブリッジによつて
    分子間におよび(または)分子内に架橋された有機ポリ
    マー鎖を有する錫−含有ポリマー材料から成るシラノー
    ル縮合触媒から成る交叉結合性組成物。
  2. (2)錫−含有ブリッジが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するより大きいブリッジ単位の一部を形成する特許
    請求の範囲第(1)項に記載の交叉結合性組成物。
  3. (3)錫原子に結合するカーボキシル基が重合または共
    重合した不飽和カルボン酸またはエステルの単位のカー
    ボキシル基である特許請求の範囲第(2)項に記載の交
    叉結合性組成物。
  4. (4)有機ポリマー鎖がエチレン/アクリル酸、エチレ
    ン/エチルアクリレートまたはエチレン/ブチルアクリ
    レートコポリマー類をベースとする特許請求の範囲第(
    3)項に記載の交叉結合性組成物。
  5. (5)シリルポリマーがエチレンと一つまたは一つ以上
    の加水分解性基を有する不飽和シラン化合物とのコポリ
    マーである特許請求の範囲第(1)−(4)項の何れか
    の一項に記載の交叉結合性組成物。
  6. (6)ベースポリマー、一つまたは一つ以上の加水分解
    性基を有する不飽和シラン化合物およびグラフト結合開
    始剤を不飽和シラン化合物がベースポリマーに対してグ
    ラフト結合されるような条件下で一緒に熱することによ
    つてシリルポリマーがつくられる特許請求の範囲第(1
    )−(4)項の何れかの一項に記載の交叉結合性組成物
  7. (7)不飽和シラン化合物がビニルトリメトキシシラン
    、ビニルトリエトキシシランおよびビニルトリアセトキ
    シシランから選ばれ、該コポリマーが0.5から5重量
    %までのシラン単位を含有する特許請求の範囲第(5)
    または(6)項に記載する交叉結合性組成物。
  8. (8)特許請求の範囲第(1)−(7)項の何れかの一
    項に記載する組成物から成る線材またはケーブル絶縁物
  9. (9)脂肪族アルファーオレフィンと不飽和カーボキシ
    ル化合物との錫−変性コポリマーであつて、錫−変性コ
    ポリマー中の少なくともいくつかのカーボキシル炭素原
    子が単位: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1およびR^2は1から20個までの炭素
    原子を含む同一または異なるヒドロカービル基である)
    から成るブリッジによつて分子間でおよび(または)分
    子内で互いに結合し、そして錫変性コポリマーは実質的
    にカルボン酸基を含まない錫変性コポリマー。
  10. (10)ブリッジ類が単位式: ▲数式、化学式、表等があります▼ に従つてコポリマー中に存在する特許請求の範囲第(9
    )項に記載する錫−変性コポリマー。
  11. (11)脂肪族オレフィンがエチレンでありそして不飽
    和カーボキシル化合物がアクリル酸またはメタクリル酸
    である特許請求の範囲第(9)または(10)項に記載
    の錫−変性コポリマー。
  12. (12)1)脂肪族アルファーオレフィンと 2)一般式CH_2=CR^6−COOR^7を有する
    エチレン系不飽和有機カルボン酸またはそのエステルと
    のコポリマーを、 3)一般式R^1R^2SnOを有する四価のジヒドロ
    カービル錫オキサイドと反応させ、そして副生する水ま
    たはエーテルを除去する(但し、R^1およびR^2は
    1−20個の炭素原子を含む同一または異なるヒドロカ
    ービル基であり、そしてR^6およびR^7は水素およ
    びC_1からC_8までのアルキル基から選ばれる同一
    または異なる置換基である)ことから成る、特許請求の
    範囲第(9)−(11)項の何れかの一項に記載する錫
    −変性コーポリマーを製造するための方法。
JP61131667A 1985-06-06 1986-06-06 交叉結合性組成物 Pending JPS6236402A (ja)

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