JPS6236260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236260Y2 JPS6236260Y2 JP5076882U JP5076882U JPS6236260Y2 JP S6236260 Y2 JPS6236260 Y2 JP S6236260Y2 JP 5076882 U JP5076882 U JP 5076882U JP 5076882 U JP5076882 U JP 5076882U JP S6236260 Y2 JPS6236260 Y2 JP S6236260Y2
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- Japan
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- iron core
- shaped
- wedge
- steel plates
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- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 16
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 4
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 3
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は粒子加速器等に使用される扇形の電
磁石に関するものである。
磁石に関するものである。
従来この種の電磁石としては第１図に示すよう
なものがあつた。第１図ａは電磁石の平面図であ
り１は磁気鋼板を積層してテーパを付けた鉄心ユ
ニツト、２は磁界を発生させるための励磁コイル
である。第１図ｂは電磁石をＸ−Ｘで切つた断面
図であり３は磁界発生部を示す。第１図ｃは第１
図ａに示した鉄心ユニツト１の詳細図であり、４
は第１図ｂに示す形状をした磁気鋼板、５はテー
パを付けるためのテーパ用鋼板、６ａ，６ｂは空
間を埋める絶縁物である。
なものがあつた。第１図ａは電磁石の平面図であ
り１は磁気鋼板を積層してテーパを付けた鉄心ユ
ニツト、２は磁界を発生させるための励磁コイル
である。第１図ｂは電磁石をＸ−Ｘで切つた断面
図であり３は磁界発生部を示す。第１図ｃは第１
図ａに示した鉄心ユニツト１の詳細図であり、４
は第１図ｂに示す形状をした磁気鋼板、５はテー
パを付けるためのテーパ用鋼板、６ａ，６ｂは空
間を埋める絶縁物である。
加速器等においては荷電粒子を偏向するために
扇型電磁がよく使用される。第１図ａ，ｂ，ｃは
上記目的のために使用される扇型電磁石の例であ
り、電磁石鉄心を必要な扇型に形成し、一様な磁
界を得るため、第１図ａに示すようにテーパの付
いた鉄心ユニツト１を多数個組合せた構造になつ
ている。電磁石が交流で励磁される場合、鉄心中
で渦電流が発生し鉄心の実効透率を低下させ、ま
た渦電流のため発熱する。渦電流を減少させるた
め交流電磁石では鉄心に硅素鋼板等の薄い磁気鋼
板が使用される。第１図ｃは鉄心ユニツト１の詳
細を示す図で、硅素鋼板等の磁気鋼板４を平行に
必要な厚さ積層し、テーパを付けるために４と同
一材料から成るテーパ用鋼板５を１枚重ね、４と
５をエポキシ系ワニス等で接合して、鉄心ユニツ
ト１の形状に成型したものである。なお第１図ｃ
の絶縁物６ａ，６ｂは鉄心のない空間に埋つた上
記ワニスである。
扇型電磁がよく使用される。第１図ａ，ｂ，ｃは
上記目的のために使用される扇型電磁石の例であ
り、電磁石鉄心を必要な扇型に形成し、一様な磁
界を得るため、第１図ａに示すようにテーパの付
いた鉄心ユニツト１を多数個組合せた構造になつ
ている。電磁石が交流で励磁される場合、鉄心中
で渦電流が発生し鉄心の実効透率を低下させ、ま
た渦電流のため発熱する。渦電流を減少させるた
め交流電磁石では鉄心に硅素鋼板等の薄い磁気鋼
板が使用される。第１図ｃは鉄心ユニツト１の詳
細を示す図で、硅素鋼板等の磁気鋼板４を平行に
必要な厚さ積層し、テーパを付けるために４と同
一材料から成るテーパ用鋼板５を１枚重ね、４と
５をエポキシ系ワニス等で接合して、鉄心ユニツ
ト１の形状に成型したものである。なお第１図ｃ
の絶縁物６ａ，６ｂは鉄心のない空間に埋つた上
記ワニスである。
従来の電磁石鉄心は上述のように、鉄心ユニツ
トのテーパが１枚のテーパ用鋼板で得られるテー
パであり、大きい扇型電磁石を作る場合非常に多
数の鉄心ユニツトで構成する必要があり、製作価
格が高価になる欠点がある。また鉄心ユニツトに
は鉄心の存在しない空間があり、鉄心ユニツト数
が多いと磁界の不均一な部分が多数できる欠点が
ある。
トのテーパが１枚のテーパ用鋼板で得られるテー
パであり、大きい扇型電磁石を作る場合非常に多
数の鉄心ユニツトで構成する必要があり、製作価
格が高価になる欠点がある。また鉄心ユニツトに
は鉄心の存在しない空間があり、鉄心ユニツト数
が多いと磁界の不均一な部分が多数できる欠点が
ある。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
却するためになされたもので、扇形鉄心を、磁気
鋼板を平行に積層した平行鉄心ユニツトと、磁気
鋼板を楔型に積層した楔型鉄心で構することによ
り、磁界の均一な、安価にできる扇形の電磁石を
提供することを目的としている。
却するためになされたもので、扇形鉄心を、磁気
鋼板を平行に積層した平行鉄心ユニツトと、磁気
鋼板を楔型に積層した楔型鉄心で構することによ
り、磁界の均一な、安価にできる扇形の電磁石を
提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第２図ａはこの発明による扇型電磁石の平面
図であり、１１は硅素鋼板等の磁気鋼板を平行に
積層した平行鉄心ユニツト、１２，１３は上記１
１と同一材料を楔型に複数枚積層した楔型鉄心、
２は励磁コイルである。第２図ｂは第２図ａをＸ
−Ｘで切つた断面図、第２図ｃは第２図ａの平行
鉄心ユニツト１１の詳細図、第２図ｄは第２図ａ
の楔型鉄心１２，１３の詳細図である。
る。第２図ａはこの発明による扇型電磁石の平面
図であり、１１は硅素鋼板等の磁気鋼板を平行に
積層した平行鉄心ユニツト、１２，１３は上記１
１と同一材料を楔型に複数枚積層した楔型鉄心、
２は励磁コイルである。第２図ｂは第２図ａをＸ
−Ｘで切つた断面図、第２図ｃは第２図ａの平行
鉄心ユニツト１１の詳細図、第２図ｄは第２図ａ
の楔型鉄心１２，１３の詳細図である。
上記実施例において、扇形電磁石の鉄心は、積
層方向の端面が平行な平行鉄心ユニツト１１と鉄
心と扇型に形成するための楔型鉄心１２，１３で
構成し、楔型鉄心１２，１３の角度および個数は
扇形の角度および鉄心の大きさにより適当な値を
選ぶ。上述のような鉄心構成にすることにより従
来の扇形電磁石鉄心と比較した場合、鉄心ユニツ
ト数（鉄心分割数）を大巾に減少することがで
き、また鉄心の大部分を占める平行鉄心ユニツト
１１は第２図ｃに示すように磁気鋼板４を平行に
積層したものでよく単純な構造となる。したがつ
て電磁石を安価に作ることができる。楔型鉄心１
２，１３の詳細は第２図ｄに示す構造であり、平
行鉄心ユニツト１１を構成している磁気鋼板４を
切断した複数の楔用鋼板１４を階段状に積層し、
エポキシ系ワニス等で接着したものを、階段状面
が向い合うよう組合せたものである。上記のよう
に構成された扇形鉄心においては、鉄心の存在し
ない空間は楔型鉄心１２，１３の接合部のみであ
り、従来の扇形電磁石より均一な磁界が得られ
る。
層方向の端面が平行な平行鉄心ユニツト１１と鉄
心と扇型に形成するための楔型鉄心１２，１３で
構成し、楔型鉄心１２，１３の角度および個数は
扇形の角度および鉄心の大きさにより適当な値を
選ぶ。上述のような鉄心構成にすることにより従
来の扇形電磁石鉄心と比較した場合、鉄心ユニツ
ト数（鉄心分割数）を大巾に減少することがで
き、また鉄心の大部分を占める平行鉄心ユニツト
１１は第２図ｃに示すように磁気鋼板４を平行に
積層したものでよく単純な構造となる。したがつ
て電磁石を安価に作ることができる。楔型鉄心１
２，１３の詳細は第２図ｄに示す構造であり、平
行鉄心ユニツト１１を構成している磁気鋼板４を
切断した複数の楔用鋼板１４を階段状に積層し、
エポキシ系ワニス等で接着したものを、階段状面
が向い合うよう組合せたものである。上記のよう
に構成された扇形鉄心においては、鉄心の存在し
ない空間は楔型鉄心１２，１３の接合部のみであ
り、従来の扇形電磁石より均一な磁界が得られ
る。
上記実施例では楔型鉄心の階段状面が向い合う
よう組合せているが、他の実施例として第３図に
示すように楔型鉄心の階段状面が同一方向を向く
ように組合せることもできる。この場合は同一形
状、寸法の楔型鉄心を組合せればよく、より安価
に作ることができる。
よう組合せているが、他の実施例として第３図に
示すように楔型鉄心の階段状面が同一方向を向く
ように組合せることもできる。この場合は同一形
状、寸法の楔型鉄心を組合せればよく、より安価
に作ることができる。
また、楔型鉄心は第４図に示すごとく、平らな
面が向い合うように組合せてもよい。
面が向い合うように組合せてもよい。
以上のように、この考案によれば扇形電磁石の
鉄心を、平行鉄心ユニツトと磁気鋼板を楔形に積
層した楔形鉄心を組合せた構造にすることによ
り、発生する磁界が均一で、安価な装置にでき
る。
鉄心を、平行鉄心ユニツトと磁気鋼板を楔形に積
層した楔形鉄心を組合せた構造にすることによ
り、発生する磁界が均一で、安価な装置にでき
る。
第１図は従来の扇形電磁石でａは平面図、ｂは
第１図ａのｂ−ｂ線における断面図、ｃは鉄心の
詳細図、第２図はこの考案の一実施例の扇形電磁
石を示す図でａは平面図、ｂは第２図ａのｂ−ｂ
線における断面図、ｃおよびｄは鉄心の詳細図、
第３図および第４図はこの考案の他の実施例を示
す鉄心の詳細図である。 図において、２は励磁コイル、１１は平行鉄心
ユニツト、１２，１３は楔形鉄心ユニツトであ
る。なお図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。
第１図ａのｂ−ｂ線における断面図、ｃは鉄心の
詳細図、第２図はこの考案の一実施例の扇形電磁
石を示す図でａは平面図、ｂは第２図ａのｂ−ｂ
線における断面図、ｃおよびｄは鉄心の詳細図、
第３図および第４図はこの考案の他の実施例を示
す鉄心の詳細図である。 図において、２は励磁コイル、１１は平行鉄心
ユニツト、１２，１３は楔形鉄心ユニツトであ
る。なお図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- 磁気鋼板を扇形に積層した鉄心と励磁コイルか
ら成る電磁石において、上記鉄心を、磁気鋼板を
平行に積層した夫々ほゞ同形状の複数個の平行鉄
心ユニツトと、磁気鋼板を楔状に積層した夫々ほ
ぼ同形状の複数個の楔形鉄心ユニツトとを組合せ
て扇形にしたことを特徴とする電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5076882U JPS58153414U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5076882U JPS58153414U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58153414U JPS58153414U (ja) | 1983-10-14 |
| JPS6236260Y2 true JPS6236260Y2 (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=30061549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5076882U Granted JPS58153414U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58153414U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501802B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1996-05-29 | 三菱電機株式会社 | 偏向電磁石 |
| JPH0787116B2 (ja) * | 1987-08-05 | 1995-09-20 | 三菱電機株式会社 | 偏向電磁石 |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP5076882U patent/JPS58153414U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58153414U (ja) | 1983-10-14 |
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