JPS5850711A - パルスマグネツト - Google Patents
パルスマグネツトInfo
- Publication number
- JPS5850711A JPS5850711A JP15010981A JP15010981A JPS5850711A JP S5850711 A JPS5850711 A JP S5850711A JP 15010981 A JP15010981 A JP 15010981A JP 15010981 A JP15010981 A JP 15010981A JP S5850711 A JPS5850711 A JP S5850711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flanges
- metal reinforcing
- insulating spacer
- magnet
- organic composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は超電導マグネットの一種であるパルスマグネ
ット、特にそのフランジ及び絶縁スペーサに関するもの
である。
ット、特にそのフランジ及び絶縁スペーサに関するもの
である。
パンケーキ型のコイルと絶縁スペーサを交互に積み重ね
た積層体の上下にフランジを重ね、両フランジを締付ボ
ルトによって締付け、上記積層体と両フランジを一体化
したパルスマグネットは、−磁場の急激な変動が要求さ
れる核融合装置、荷電粒子加速装置等に使用される。
た積層体の上下にフランジを重ね、両フランジを締付ボ
ルトによって締付け、上記積層体と両フランジを一体化
したパルスマグネットは、−磁場の急激な変動が要求さ
れる核融合装置、荷電粒子加速装置等に使用される。
かかるパルスマグネット番こおいては、交流損失の少な
い超電導導体を使用することは勿論、コイル構成体につ
いても渦電流損が極力小さい材料が選定され、例えばコ
イルボビン、絶縁スペーサ、7ランジ等は非金属である
ガラス繊維強化プラスチック(以下、 GFRPという
)が用いられる。
い超電導導体を使用することは勿論、コイル構成体につ
いても渦電流損が極力小さい材料が選定され、例えばコ
イルボビン、絶縁スペーサ、7ランジ等は非金属である
ガラス繊維強化プラスチック(以下、 GFRPという
)が用いられる。
GFRPは渦電流損が少なく、加工性も良好であるが、
ヤング率がステンレス鋼(以下、SUSという)より1
桁以上小さいので、SUSと同程度の支持力を保持しよ
うとするとGFRPの構造体は全体的に厚みを大きく構
成する必要があり、そのためにマグネット全体が大きく
なる問題がある。また、構造体の厚みが大きいためにコ
イルのバッキングファクターが小さく、そのために平均
電流密度が小さくなるので、−室以上の平均電流密度を
保持しようとすると、マグネット全体を一定以上に大き
く構成せざるをえない問題もある。
ヤング率がステンレス鋼(以下、SUSという)より1
桁以上小さいので、SUSと同程度の支持力を保持しよ
うとするとGFRPの構造体は全体的に厚みを大きく構
成する必要があり、そのためにマグネット全体が大きく
なる問題がある。また、構造体の厚みが大きいためにコ
イルのバッキングファクターが小さく、そのために平均
電流密度が小さくなるので、−室以上の平均電流密度を
保持しようとすると、マグネット全体を一定以上に大き
く構成せざるをえない問題もある。
この発明は上記の絶縁スペーサ及びフランジを渦電流損
の増大を来たTことなく強化することにより、マグネッ
ト全体を小型化することを目的としている。以下、添付
図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
の増大を来たTことなく強化することにより、マグネッ
ト全体を小型化することを目的としている。以下、添付
図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図は円筒型のパルスマグネ“ットであり、その全体
的な構成は従来のものと変わらない。即ち、中央部に穴
を有するパンケーキ型のフィル1及び同様の形状の絶縁
スペーサ2を交互に積み重ねて積層体を構成し、その積
層体の上下に同様の穴を中央部に有するフランジ3.3
を重ね、フランジ3.3の外周縁及び内周縁に沿った部
分に上下のフランジ3,3間に亘るボルト4.4を挿通
し、これを締結することによって、コイル1、絶縁スペ
ーサ2及び上下のフランジ3,3を一体化したものであ
る。なお、コイル1は巻枠5に巻かれている。
的な構成は従来のものと変わらない。即ち、中央部に穴
を有するパンケーキ型のフィル1及び同様の形状の絶縁
スペーサ2を交互に積み重ねて積層体を構成し、その積
層体の上下に同様の穴を中央部に有するフランジ3.3
を重ね、フランジ3.3の外周縁及び内周縁に沿った部
分に上下のフランジ3,3間に亘るボルト4.4を挿通
し、これを締結することによって、コイル1、絶縁スペ
ーサ2及び上下のフランジ3,3を一体化したものであ
る。なお、コイル1は巻枠5に巻かれている。
上記の絶縁スペーサ2は、第2図及び第3図に示すよう
に、GFRP等の有機複合材6と金属補強体7との組合
せから成り、図示の場合は金属補強体7を有機複合材6
の内部にモールドにより埋込んである。両者の組合せの
態様は、上記の如き埋込みに限らず、上下に積層一体化
したものであってもよい。
に、GFRP等の有機複合材6と金属補強体7との組合
せから成り、図示の場合は金属補強体7を有機複合材6
の内部にモールドにより埋込んである。両者の組合せの
態様は、上記の如き埋込みに限らず、上下に積層一体化
したものであってもよい。
図示の場合、スペーサ2の上下面に放射状の溝8を形成
してあり、ヘリウムガスが通過できるようになっている
。上記の金属補強体7は、例えばSO8によって形成さ
れるが、図示のように扇形に分割され、上記の溝8と溝
8の間に埋込まれる。
してあり、ヘリウムガスが通過できるようになっている
。上記の金属補強体7は、例えばSO8によって形成さ
れるが、図示のように扇形に分割され、上記の溝8と溝
8の間に埋込まれる。
金属補強体7の分割の態様は、第4図に示すように、そ
の中心における同心円3と交差する方向に分割されてお
ればよ<、シたがって、必ずしも放射状に分割される必
要はなく、例えば第5図に示すような分割態様であって
もよい。要は絶縁スペーサ2の中心における同心円こと
交差する方向に分割線すが延びておればよく、通常前述
の溝8が分割線すと一致するように形成される。金属補
強体7を上記のように分割するのは、もし一枚ものの金
属補強体、即ち分割しない金属板を用いるとすれば、磁
場変動によって渦電流が円周方向に流れる磁路が形成さ
れ、大きな渦電流損が発生する示らである。しかるに、
上述のように金属補強体7を分割すれば、円周方向の磁
路が分断されることになるので、渦電流損を低く押える
ことができる。
の中心における同心円3と交差する方向に分割されてお
ればよ<、シたがって、必ずしも放射状に分割される必
要はなく、例えば第5図に示すような分割態様であって
もよい。要は絶縁スペーサ2の中心における同心円こと
交差する方向に分割線すが延びておればよく、通常前述
の溝8が分割線すと一致するように形成される。金属補
強体7を上記のように分割するのは、もし一枚ものの金
属補強体、即ち分割しない金属板を用いるとすれば、磁
場変動によって渦電流が円周方向に流れる磁路が形成さ
れ、大きな渦電流損が発生する示らである。しかるに、
上述のように金属補強体7を分割すれば、円周方向の磁
路が分断されることになるので、渦電流損を低く押える
ことができる。
上記の如き金属補強体7を組合せることGこまって、絶
縁スペーサ2のヤング率が向上するので、その厚みを薄
(形成することができる。
縁スペーサ2のヤング率が向上するので、その厚みを薄
(形成することができる。
なお、有機複合材6をGFRPにより、また金属補強体
7をSO5により形成した場合、SUSの方が熱収縮率
が小さいので、4〔K〕まで冷却した際でも両者の間に
間隙が発生し難い。
7をSO5により形成した場合、SUSの方が熱収縮率
が小さいので、4〔K〕まで冷却した際でも両者の間に
間隙が発生し難い。
以上の説明は、絶縁スペーサ2に関するものであるが、
7ランジ3,3についても有機複合材6と金属補強体7
の組合せ構造lこつぃて同様のことがいえる。
7ランジ3,3についても有機複合材6と金属補強体7
の組合せ構造lこつぃて同様のことがいえる。
この発明は上述のように、パルスマグネツ)lこおける
絶縁スペーサ又はフランジの両方又はいずれか一方につ
いて、これらを有機複合材と金属補強体との組合せによ
り構成したことによって、ヤング率が向上すると共に、
上記金属補強体をその中心における同心4円と交差する
方向に分割したことにより渦電流損の増大を抑制するこ
とができる。
絶縁スペーサ又はフランジの両方又はいずれか一方につ
いて、これらを有機複合材と金属補強体との組合せによ
り構成したことによって、ヤング率が向上すると共に、
上記金属補強体をその中心における同心4円と交差する
方向に分割したことにより渦電流損の増大を抑制するこ
とができる。
したがって、この発明によれば渦電流損の増大を来たす
ことなく、絶縁スペーサ又はフランジを強化することが
できるので、マグネット全体を小型化できる効果がある
。
ことなく、絶縁スペーサ又はフランジを強化することが
できるので、マグネット全体を小型化できる効果がある
。
第1図はパルスマグネットの断面図、第2図は絶縁スペ
ーサの斜視図、第3図はその断面図、第4図及び第5図
は絶縁スペーサの分割態様のを説明図である。 1・・・コイル、2・・・絶縁スペーサ、3・・・フラ
ンジ、4・・・締付ボルト、6・・・有機複合材、7・
・・金属補強体、8・・・溝
ーサの斜視図、第3図はその断面図、第4図及び第5図
は絶縁スペーサの分割態様のを説明図である。 1・・・コイル、2・・・絶縁スペーサ、3・・・フラ
ンジ、4・・・締付ボルト、6・・・有機複合材、7・
・・金属補強体、8・・・溝
Claims (2)
- (1) コイルと絶縁スペーサを交互に重ねた積層体
の上下膠こフランジを重ね、両フランジ間に亘る締付ボ
ルトによって上記積層体と両フランジヲ一体化したパル
スマグネットにおいて、上記絶縁スペーサ又はフランジ
の両方又はいずれか一方を有機複合材と金属補強体との
組合せにより構成し、上記金属補強体をその中心におけ
る同心円と交差する方向に分割したことを特徴とスルパ
ルスマグネット。 - (2) 上記絶縁スペーサを形成する有機複合材の上
下面に放射状の溝を設け、それらの溝と溝の間に、金属
補強体の分割体を埋込んだことを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載のパルスマグネット。 (31上記有機複合材をガラス繊維強化プラスチックに
より、また上記金属補強体をステンレス鋼により形成し
、後者の分割体を前者の内部に埋込んだことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のパルスマグ
ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15010981A JPS5850711A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パルスマグネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15010981A JPS5850711A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パルスマグネツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850711A true JPS5850711A (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=15489684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15010981A Pending JPS5850711A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パルスマグネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850711A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0877395A1 (en) * | 1997-05-08 | 1998-11-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting coil |
CN102651265A (zh) * | 2011-02-23 | 2012-08-29 | 英国西门子公司 | 包括粘接到支撑结构的线圈的超导电磁体 |
JP2014212250A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 住友重機械工業株式会社 | 超電導磁石 |
JP2015046558A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 住友電気工業株式会社 | 超電導機器 |
WO2015070318A1 (en) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | Gedex Inc. | Cryogenic coil assembly and method of manufacturing same |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP15010981A patent/JPS5850711A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0877395A1 (en) * | 1997-05-08 | 1998-11-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting coil |
US6081179A (en) * | 1997-05-08 | 2000-06-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting coil |
CN102651265A (zh) * | 2011-02-23 | 2012-08-29 | 英国西门子公司 | 包括粘接到支撑结构的线圈的超导电磁体 |
JP2014099642A (ja) * | 2011-02-23 | 2014-05-29 | Siemens Plc | 支持構造体に結合されたコイルを有する超電導電磁石 |
CN106024261A (zh) * | 2011-02-23 | 2016-10-12 | 英国西门子公司 | 包括粘接到支撑结构的线圈的超导电磁体 |
CN106024261B (zh) * | 2011-02-23 | 2018-04-10 | 英国西门子公司 | 包括粘接到支撑结构的线圈的超导电磁体 |
JP2014212250A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 住友重機械工業株式会社 | 超電導磁石 |
JP2015046558A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 住友電気工業株式会社 | 超電導機器 |
WO2015070318A1 (en) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | Gedex Inc. | Cryogenic coil assembly and method of manufacturing same |
CN105765673A (zh) * | 2013-11-12 | 2016-07-13 | 盖迪科斯系统公司 | 低温线圈组件及其制造方法 |
US9640310B2 (en) | 2013-11-12 | 2017-05-02 | Gedex Systems Inc. | Cryogenic coil assembly and method of manufacturing same |
US10192681B2 (en) | 2013-11-12 | 2019-01-29 | Gedex Systems Inc. | Method of manufacturing a cryogenic coil assembly |
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