JPH04312334A - 同期電動機のラジアルタイプロータの構造 - Google Patents
同期電動機のラジアルタイプロータの構造Info
- Publication number
- JPH04312334A JPH04312334A JP3076211A JP7621191A JPH04312334A JP H04312334 A JPH04312334 A JP H04312334A JP 3076211 A JP3076211 A JP 3076211A JP 7621191 A JP7621191 A JP 7621191A JP H04312334 A JPH04312334 A JP H04312334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- magnet
- magnets
- synchronous motor
- radial type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期電動機のラジアルタ
イプロータの構造に関する。
イプロータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5にマグネット10とロータヨーク1
2とが円周方向に交互に配設された、所謂、ラジアルタ
イプのロータを示す。このロータの外径寸法は当該同期
電動機の設置場所等の制約から規制される。こうした規
制の中で、ロータからステータに対して供給する総磁束
量を増大させることにより電動機の出力の向上が望まれ
ている。
2とが円周方向に交互に配設された、所謂、ラジアルタ
イプのロータを示す。このロータの外径寸法は当該同期
電動機の設置場所等の制約から規制される。こうした規
制の中で、ロータからステータに対して供給する総磁束
量を増大させることにより電動機の出力の向上が望まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】総磁束量を増大させる
にはマグネットの磁束発生面を面積を大きくすることが
第1である。然しながら、上述の如く、ロータの外径に
は制限があり、また、ロータの中央にはシャフト14が
存在し、上記面積を大きくすべくロータの半径方向のマ
グネット10の長さ寸法を長くすることは困難である。
にはマグネットの磁束発生面を面積を大きくすることが
第1である。然しながら、上述の如く、ロータの外径に
は制限があり、また、ロータの中央にはシャフト14が
存在し、上記面積を大きくすべくロータの半径方向のマ
グネット10の長さ寸法を長くすることは困難である。
【0004】依って本発明はマグネットの磁束発生面の
面積を大きくすることのできるラジアルタイプのロータ
構造の提供を目的とする。
面積を大きくすることのできるラジアルタイプのロータ
構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、ロータヨークとマグネットとを円周方向に交互に配
設したラジアルタイプのロータであって、前記マグネッ
トの配設方向をロータの半径方向から偏向させたことを
特徴とする同期電動機のラジアルタイプロータの構造を
提供する。
は、ロータヨークとマグネットとを円周方向に交互に配
設したラジアルタイプのロータであって、前記マグネッ
トの配設方向をロータの半径方向から偏向させたことを
特徴とする同期電動機のラジアルタイプロータの構造を
提供する。
【0006】
【作用】マグネットの配設方向をロータの半径方向から
偏向させるとその偏向させた配設方向の長さ寸法は、半
径方向の場合よりも長く設定可能となり、従って、磁束
発生面の面積を大きくすることができる。
偏向させるとその偏向させた配設方向の長さ寸法は、半
径方向の場合よりも長く設定可能となり、従って、磁束
発生面の面積を大きくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
き、更に詳細に説明する。図4には同期電動機のラジア
ルタイプロータの縦断面図を示している。電磁鋼板から
成る薄板22′を積層したロータヨーク22は図1に示
す様に、マグネット20と交互に円周方向に配設し、各
ロータヨーク22は端板26を介してシャフト14と一
体化されている。この端板26と各ロータヨーク22と
はタイロッド24によって一体化されている。
き、更に詳細に説明する。図4には同期電動機のラジア
ルタイプロータの縦断面図を示している。電磁鋼板から
成る薄板22′を積層したロータヨーク22は図1に示
す様に、マグネット20と交互に円周方向に配設し、各
ロータヨーク22は端板26を介してシャフト14と一
体化されている。この端板26と各ロータヨーク22と
はタイロッド24によって一体化されている。
【0008】上記構成のロータの横断面を示す図1に示
す様に、本発明では図5に示すものと異なり、マグネッ
ト20の配設方向をロータの半径方向から偏向させてい
る。そして各マグネット20はシャフトの中心軸線に対
して回転対称に配設されている。各ロータヨーク22の
外周22aと内周22bとはロータの外径寸法やシャフ
ト14の外径寸法等によって規制されているため、各マ
グネット20は各ロータヨーク22の側面22c,22
dの長さの範囲内においてマグネットの長さ寸法を設定
しなければならない。図1ではマグネット20の断面が
矩形の場合を示しており、ロータヨーク22の外周22
aと内周22bとの間においてロータヨークの側面の長
さ寸法と略同一の長辺を有している。即ち、マグネット
の磁束発生面の面積が可及的に大きく設定されている。
す様に、本発明では図5に示すものと異なり、マグネッ
ト20の配設方向をロータの半径方向から偏向させてい
る。そして各マグネット20はシャフトの中心軸線に対
して回転対称に配設されている。各ロータヨーク22の
外周22aと内周22bとはロータの外径寸法やシャフ
ト14の外径寸法等によって規制されているため、各マ
グネット20は各ロータヨーク22の側面22c,22
dの長さの範囲内においてマグネットの長さ寸法を設定
しなければならない。図1ではマグネット20の断面が
矩形の場合を示しており、ロータヨーク22の外周22
aと内周22bとの間においてロータヨークの側面の長
さ寸法と略同一の長辺を有している。即ち、マグネット
の磁束発生面の面積が可及的に大きく設定されている。
【0009】図3は図1と同様の実施例であるが、各マ
グネット40の配設方向が図1に示す場合よりも半径方
向に対して更に大きく偏向している。従って図からも明
らかな様に、マグネット40の長辺は更に長くなってい
る。ロータヨーク42の変形等からして、設計的には図
3のマグネット配設方向程度の偏向度が限界といえよう
。
グネット40の配設方向が図1に示す場合よりも半径方
向に対して更に大きく偏向している。従って図からも明
らかな様に、マグネット40の長辺は更に長くなってい
る。ロータヨーク42の変形等からして、設計的には図
3のマグネット配設方向程度の偏向度が限界といえよう
。
【0010】図2は図1のマグネット20の偏向度と同
一の場合であるが、マグネット30の断面形状が平行四
辺形の例を示している。マグネットの配設方向が半径方
向から偏向しているため、平行四辺形形状とした方が、
その長辺をロータヨーク32の外周32a並びに内周3
2bの近くまで、より長く延設することができる。
一の場合であるが、マグネット30の断面形状が平行四
辺形の例を示している。マグネットの配設方向が半径方
向から偏向しているため、平行四辺形形状とした方が、
その長辺をロータヨーク32の外周32a並びに内周3
2bの近くまで、より長く延設することができる。
【0011】図6に上述の3種類の実施例と従来例の夫
々のマグネットの長さを比較して示している。従来のマ
グネット10と比較して図3に示すマグネット40の長
さが約30%増加している。また、図1に示すマグネッ
ト20の場合は約10%の増加であり、図2に示すマグ
ネット30の場合は約15%の増加である。但し、図2
に示すマグネット30がその長さの増加分(15%)の
磁束の増加を生むには、マグネット30の磁化の方向が
図7に矢印で示す方向であることが必要であり、図8の
場合には磁束増加にはほとんど寄与しない。
々のマグネットの長さを比較して示している。従来のマ
グネット10と比較して図3に示すマグネット40の長
さが約30%増加している。また、図1に示すマグネッ
ト20の場合は約10%の増加であり、図2に示すマグ
ネット30の場合は約15%の増加である。但し、図2
に示すマグネット30がその長さの増加分(15%)の
磁束の増加を生むには、マグネット30の磁化の方向が
図7に矢印で示す方向であることが必要であり、図8の
場合には磁束増加にはほとんど寄与しない。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に本発明によ
れば、マグネットの配設方向長さ寸法を大きく採ること
ができるので、発生磁束量を多くでき、延いては同期電
動機の出力を大きくすることができる。
れば、マグネットの配設方向長さ寸法を大きく採ること
ができるので、発生磁束量を多くでき、延いては同期電
動機の出力を大きくすることができる。
【図1】本発明に係るロータ構造の1実施例を示す図で
あり、図4の矢視線I−Iによる横断面図である。
あり、図4の矢視線I−Iによる横断面図である。
【図2】本発明に係るロータ構造の他の実施例を示す横
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明に係るロータ構造の更に他の実施例を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図4】本発明に係るロータの縦断面図である。
【図5】従来のロータ構造を示す横断面図である。
【図6】本発明に係るロータ構造の作用効果を説明する
図である。
図である。
【図7】図2に示すマグネットの好ましい磁化方向を示
す図である。
す図である。
【図8】図2に示すマグネットの好ましくない磁化方向
を示す図である。
を示す図である。
14…シャフト
20…マグネット
22…ロータヨーク
24…タイロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータヨークとマグネットとを円周方
向に交互に配設したラジアルタイプのロータであって、
前記マグネットの配設方向をロータの半径方向から偏向
させたことを特徴とする同期電動機のラジアルタイプロ
ータの構造。 - 【請求項2】 前記マグネットの偏向された方向の長
さ寸法が前記ロータヨークの側面の長さ寸法と略同一で
ある請求項1記載の同期電動機のラジアルタイプロータ
の構造。 - 【請求項3】 前記マグネットの偏向された方向の2
辺を含めた断面形状が平行四辺形から成る請求項1又は
2に記載の同期電動機のラジアルタイプロータの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076211A JPH04312334A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 同期電動機のラジアルタイプロータの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076211A JPH04312334A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 同期電動機のラジアルタイプロータの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312334A true JPH04312334A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13598842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3076211A Pending JPH04312334A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 同期電動機のラジアルタイプロータの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312334A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6969937B1 (en) * | 1999-03-19 | 2005-11-29 | Siemens Aktiengellschaft | Multiple, permanent-magnet rotor for a rotating electrical machine, and a method for producing same |
JP2011234435A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Sanso Electric Co Ltd | モータ、およびモータの固定子 |
US20130088112A1 (en) * | 2011-10-10 | 2013-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Motor and rotor of a motor |
JP2016123236A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 永久磁石電動機 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3076211A patent/JPH04312334A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6969937B1 (en) * | 1999-03-19 | 2005-11-29 | Siemens Aktiengellschaft | Multiple, permanent-magnet rotor for a rotating electrical machine, and a method for producing same |
JP2011234435A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Sanso Electric Co Ltd | モータ、およびモータの固定子 |
US20130088112A1 (en) * | 2011-10-10 | 2013-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Motor and rotor of a motor |
US9608484B2 (en) * | 2011-10-10 | 2017-03-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Motor and rotor of a motor having a plurality of magnet groups |
JP2016123236A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 永久磁石電動機 |
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