JPH02179233A - 電磁鉄心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型直流モータに使用される電磁鉄心に関する
もので、詳しくは銅線を電磁鉄心に密着して巻（ことが
出来、銅線の巻き線占積率を向上させることが出来る電
磁鉄心に関するものである。

従来の技術 近年、小型直流モータは超薄型・高効率化を要求されて
おり、薄型・高効率化は銅線の巻線占有率を上げ、銅線
巻体積を小さくすることが重要なポイントとなっていた
。

発明が解決しようとする課題 ところが、第４図に示すように従来の電磁鉄心において
は、第５図で示すように薄板電磁鋼板１の銅線巻き部の
幅ａ−ａ、ｂ−ｂ’がすべて同じ為、電磁鉄心の断面形
状は長方形または正方形となり、四点の角１ａ、ｌｂ、
ｌｃ、ｌｄは９０゜となる。したがって第６図で示すよ
うに、電磁鉄心の断面形状にそって絶縁用の樹脂２の四
点の角ｌａ、２ｂ、２ｃ、２ｄも９０°となる。そのた
め、銅線３を巻き線する時、鋼の弾性応力により銅線３
は四点の角２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄで９０゜に折り曲が
ることが出来ず、空間４が生じる。この結果鋼線の巻線
占積率が低くなり、銅線の巻き体積が大きくなってしま
うという欠点を有していた。

本発明は上記欠点に鑑み、銅線の巻き腺占積率を高くし
、銅線の巻き体積を小さくさせる電磁鉄心を提供するも
のである。

課題を解決するための手段 この目的を達成する為、本発明の電磁鉄心は、銅線巻き
部の幅の異なった薄板電磁鋼板から構成される装置 作用 この構成によって四点の角を従来の９０°から鈍角にす
ることができ、銅線を電磁鉄心に密着して巻くことが出
来、銅線の巻き線占積率を高（し、銅線の巻き体積を小
さくさせることが出来る。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。

第２図は本発明における第１図の電磁鉄心の鋼線巻き部
の断面を示すものであり、薄板電磁鋼板５ａ、５ｂ、５
ｃと幅の異なった薄板電磁鋼板を配置することにより、
断面を多角形状にすることが出来る。それによって第３
図の絶縁用の樹脂６の４ケ所の角６ａ、６ｂ、６ｃ、６
ｄの角度を銅線３の弾性応力の影響を受けない角度まで
に大きくすることが出来る。

以上のように構成された電磁鉄心と絶縁用の樹脂を設け
ることにより、銅線３を絶縁用の樹脂のすき間なく巻き
付けることが出来る。これにより鋼線の巻き線占積率を
高（し、銅線の巻き体積を小さくすることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、鋼線巻き部の幅の異なった薄板
電磁鋼板を設けることにより鋼線の巻き線占積率を高（
し、銅線の巻き体積を小さくし、小型直流モータの薄型
・高効率化を達成することが出来る。その実用的効果は
大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電磁鉄心を示す斜視図、第２図は第１
図のａ　ａ’　ｂ　ｂ’面の断面図、第３図は第１図電
磁鉄心と絶縁用の樹脂とを巻線しようとする銅線との関
係を示す断面図、第４図は従来の電磁鉄心を示す斜視図
、第６図は第４図のａａ’ｂｂ′面の断面図、第６図は
第４図電磁鉄心と絶縁用の樹脂とを巻線しようとする銅
線との関係を示す断面図である。 ３・・・・・・ＷＡＲ１５ａ、５ｂ、５ｃ・・・・・・
電磁鋼板、６・・・・・・樹脂。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名図 第４図 図 ｓａ、ｓｂ、５ｃ−−−ｆ’ａｍ＆ 第５図 第６図 ａ ｃ 手続補正書く方式） 平成　元年　５月１５日 事件の表示 昭和６３年特許願第 発明の名称 電磁鉄心 補圧をする者 ３３４３９１号 事件との関係　　特　許　出　願　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 薄板電磁鋼板を数枚積み合わせた電磁鉄心において、電
   磁鉄心の銅線巻き部の幅を異ならせた電磁鉄心。