JPS6236136Y2 - - Google Patents

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JPS6236136Y2
JPS6236136Y2 JP10736481U JP10736481U JPS6236136Y2 JP S6236136 Y2 JPS6236136 Y2 JP S6236136Y2 JP 10736481 U JP10736481 U JP 10736481U JP 10736481 U JP10736481 U JP 10736481U JP S6236136 Y2 JPS6236136 Y2 JP S6236136Y2
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JP
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contact
spherical surface
spherical
touch signal
guide means
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JP10736481U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプローブの先端を測定対象物に当接
させ、この測定対象物の当該接触個所の位置を求
める測定装置のタツチ信号プローブの改良に関す
る。
上記のような測定装置、例えば3次元座標測定
機において、プローブをX,Y,Z方向から平行
面に当接させる場合は、プローブ先端の接触子を
球形としておけば、該球の中心、すなわち仮想中
心は一定であるので、X,Y,Zの方向によら
ず、プローブの移動量を確実に検知できる。
しかしながらこのようなプローブによつて自由
曲面を測定する場合、当該曲面に、プローブを垂
直に当接させることは非常に困難である。そこで
従来は、接触子の先端を先細りとして、その点状
先端を被測定物に接触させる方法がある。しかし
ながらこの方法は、曲面の測定のとき、接触子先
端の接触個所をプロツトし、円弧補正などして求
めるため、零点調整が困難であり、かつ接触子の
先端によつて被測定物が損傷されたり、また当接
力が大きい場合はプローブが破損されてしまうと
いう不都合がある。
また接触子を球形としておき、該接触子が曲面
に接触したときには、本来あるべき位置から当該
面面の法線方向に逃げたと考えることができるた
め、プローブに対して一定範囲内で接触子が移動
され、かつこの移動量を検出するように構成して
おき、当接した接触子の位置を本来あるべき位置
に、検出した移動量から逆算して補正する方法が
ある。
これは自由運動可能な球体は、その直径を通る
直線が当接曲面に対して垂直の関係にあるときバ
ランスがとれるという原理に基くものである。
しかしながらこの方法によるときは、プローブ
先端に接触球を自由運動可能として取付けるとと
もに、その移動量を3次元的に知る検出装置を備
えなければならないので、構造が複雑かつ大型と
なるとともに、コストが高くなり、しかも測定機
本体も大型となるという不都合がある。
この考案は上記従来の問題点を解消すべくなさ
れたものであつて、球体の直径軸線が、被測定物
の当接面に対して垂直となるときに、バランスす
るという原理を応力し、構造が簡単かつ小型であ
りコストも低いというタツチ信号プローブを提供
することを目的とする。
この考案は、プローブの先端を測定対象物に当
接させ、この測定対象物の当該接触個所の位置を
求める測定装置のタツチ信号プローブにおいて、
球面状接触面を備えた接触子と、この接触子を前
記球面上の一点を中心として一定範囲で移動自在
に案内するガイド手段と、前記接触子を介して前
記ガイド手段に加わる一定以上の接触圧力を検知
する検知手段とを設けることによつて上記目的を
達成するものである。
またこの考案は、前記タツチ信号プローブにお
いて、前記接触子の移動中心となる球面上の一点
を、プローブ軸の中心軸線と該球面の交点とする
ことによつて上記目的を達成するものである。
またこの考案は、前記タツチ信号プローブにお
いて、前記接触子を球とするとともに、前記ガイ
ド手段に前記球の直径と等しい半径の凹球面を備
え、かつ前記球状の接触子を該凹球面によつてガ
イドされるように支持することによつて上記目的
を達成するものである。
またこの考案は上記タツチ信号プローブにおい
て、前記ガイド手段を、先端側に凹球面が形成さ
れた球状体とし、かつ、前記球状接触子の支持手
段を、前記ガイド手段の球面に一定範囲で摺動自
在に嵌装された球殻状部材とするとともに、前記
接触子の直径よりも小さい内径の孔を設け、該孔
から前記接触子の一部が突出した状態で、該接触
子を前記凹球面との間に回転可能に支持するよう
にすることによつて上記目的を達成する。
またこの考案は、前記ガイド手段を、前記接触
子の移動中心を中心とする球面および凹球面を有
する球殻の一部を構成する部材と、前記接触子と
一体に設けられ、前記部材の球面および凹球面に
接する凹球面および球面を備えた部材とから構成
することによつて上記目的を達成するものであ
る。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案にかかるタツチ信号プローブの
実施例を示す断面図である。同図に示されるよう
に、この実施例は、球状の接触子1と、この接触
子1の直径と等しい半径の凹球面2を先端に備え
た球状のガイド部材3と、前記球状の接触子1を
前記ガイド部材3の凹球面2に転接可能に支持す
る球殻状部材4と、前記ガイド部材3の基端とプ
ローブ軸5の間に配置された感圧体6と、からタ
ツチ信号プローグを構成したものである。
前記球殻状部材4は、半球よりもやや大きい球
殻状とされ、前記ガイド部材3の球面に落下しな
いようにかつ一定範囲で摺動自在に嵌合されてい
る。また球殻状部材4の中立状態での真下中央位
置には前記球状の接触子1の直径よりもやや小さ
い内径の孔7が設けられ、この孔7において、前
記球状の接触子1を位置決めし、かつ該孔7から
先端が突出した状態で接触子1を前記凹球面2に
一定範囲で転接するように支持するものである。
前記中立位置での球状の接触子1の先端は、前
記プローブ軸5の中心軸線l上にあるようにされ
ている。
また前記感圧体6は、前記接触子1が被測定物
に接触して一定以上の接触圧力を受けたとき、ガ
イド部材3を介して該接触圧力を検知するように
されている。
次に上記実施例の作用を説明する。
第1図に示されるように、プローブ軸5の軸線
に対して垂直な平面Fに接触子1が当接する場合
は、その先端Tにおいて接触し、その時の接触圧
力が一定以上となると感圧体6によつてタツチ信
号が得られることになる。
被測定物の表面が、プローブ軸5の中心軸線l
に対して傾いている場合、例えば第2図に示され
る面Aのように傾いている場合は、プローブを上
方から面Aに向けて降下させると、球状の接触子
1は、その1つの直径が面Aに対して垂直になる
まで、バランスしないので、接触子1は凹球面2
に沿つて第2図の二点鎖線1Aによつて示される
位置まで転接されることになる。
この時凹球面2は中立状態での接触子1の先端
Tを中心とする凹球状になつているので、接触子
1と面Aの接点は前記先端Tの位置と同一とな
る。凹球面2の中心である点Tにおいて接触子1
と面Aが接触する状態までプローブが降下した場
合は、接触子1と凹球面2の共通接面Pが、面A
と平行になる。通常、この状態では接触子1はさ
らに面Aに沿つてすべり落ちようとするが、凹球
面2は点Tを中心とする球面状であるので、面A
に対して前記共通接面Pが最大間隔位置となり、
球状の接触子1は点Tの位置で固定され、この時
の接触圧力が感圧体6によつて感知される。
なお前記球殻状部材4は、凹球面2に沿う球状
の接触子1の転動に従つて、ガイド部材3の球面
に対して摺動し、接触子1の転動を許容するとと
もに、ガイド部材3から落下しないように支持す
るものである。
また被測定物の表面の傾斜角度が例えば第2図
で面Bの如く変化しても、上記と同じ原理によつ
て、接触子1は常に凹球面2の中心点Tにおいて
被測定面と接触され、これによつて位置が検出さ
れるものである。
この実施例は、比較的入手しやすく、かつその
真球性の精度が高い鋼球などを利用できるので、
測定精度及び製造コストの点で有利であるという
利点がある。
次に第3図に示される本考案の第2実施例につ
き説明する。
この実施例は、測定すべき面の傾斜角度が比較
的小さい場合に適用されるものであつて、接触子
11をガイドするガイド手段は、前記接触子11
の移動中心Tを中心とする球面9および凹球面1
0を有する球殻の一部を構成する部材13と、前
記接触子11と一体に設けられ、前記部材13の
球面9および凹球面10に接する凹球面12およ
び球面14を備えた部材15とから構成したもの
である。
すなわち前記接触子11と一体の部材15は、
部材13に対して、その球面に沿つて一定範囲で
摺動できるように、部材13に嵌合されるもので
ある。前記接触子11と一体の部材15の球面1
4と、前記部材13の凹球面10との間にはボー
ルベアリング16が介在され、これによつて接触
子11の部材13に対する移動が円滑になされる
ようにされている。
なお上記各実施例において、被測定物表面の傾
斜角度が45度を越えるような場合には、図におけ
るプローブ軸5の軸線を水平方向に配置して使用
するのがよい。また測定すべき被測定物の表面の
平均的傾斜角度に合わせてプローブ軸の軸線を垂
直となるように使用するようにしてもよい。
なお上記各実施例において、接触子は凹球面を
備えたガイド部材によつてガイドされるものであ
るが、接触子はその球面状の接触面の一点を中心
として移動されるものであればよく、したがつ
て、例えばリンク機構等によつてガイドするよう
にしてもよい。
なお上記実施例において、プローブは3次元測
定機におけるものとして説明したが、本考案は一
般的に自由曲面の一点を測定できるような測定装
置一般に適用されるものである。
本考案は上記のように構成したので、構造を複
雑にかつ大型とすることなく低コストで測定精度
の高いタツチ信号プローブを構成することができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるタツチ信号プローブの
実施例を示す断面図、第2図は同実施例の作用を
示す断面図、第3図は本考案の第2実施例を示す
断面図である。 T……先端、1……接触子、2……凹球面、3
……ガイド部材、4……球殻状部材、5……プロ
ーブ軸、6……感圧体、7……孔、9……球面、
10……凹球面、11……接触子、12……凹球
面、13……部材、14……球面、15……部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プローブの先端を測定対象物に当接させ、こ
    の測定対象物の当該接触個所の位置を求める測
    定装置のタツチ信号プローブにおいて、球面状
    接触面を備えた接触子と、この接触子を前記球
    面上の一点を中心として一定範囲で移動自在に
    案内するガイド手段と、前記接触子を介して前
    記ガイド手段に加わる一定以上の接触圧力を検
    知する検知手段と、を設けたことを特徴とする
    タツチ信号プローブ。 (2) 前記接触子の移動中心となる球面上の一点
    は、プローブ軸の中心軸線と該球面の交点とさ
    れたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のタツチ信号プローブ。 (3) 前記接触子は球とされ、前記ガイド手段は前
    記球の直径と等しい半径の凹球面を備え、かつ
    前記球状接触子は該凹球面によつてガイドされ
    るよう支持されたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項記載のタツチ
    信号プローブ。 (4) 前記ガイド手段は、先端側に凹球面が形成さ
    れた球状体とされ、前記球状接触子の支持手段
    は、前記ガイド手段の球面に一定範囲で摺動自
    在に嵌装された球殻状部材であつて、前記接触
    子の直径よりも小さい内径の孔を備え、該孔か
    ら前記接触子の一部が突出した状態で、該接触
    子を前記凹球面との間に回転可能に支持するよ
    うにされたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第3項記載のタツチ信号プローブ。 (5) 前記ガイド手段は、前記接触子の移動中心を
    中心とする球面および凹球面を有する球殻の一
    部を構成する部材と、前記接触子と一体に設け
    られ、前記部材の球面および凹球面に接する凹
    球面および球面を備えた部材と、からなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のタツチ信号プローブ。
JP10736481U 1981-07-20 1981-07-20 タツチ信号プロ−ブ Granted JPS5814170U (ja)

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JP10736481U JPS5814170U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 タツチ信号プロ−ブ

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JP10736481U JPS5814170U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 タツチ信号プロ−ブ

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Publication Number Publication Date
JPS5814170U JPS5814170U (ja) 1983-01-28
JPS6236136Y2 true JPS6236136Y2 (ja) 1987-09-14

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ID=29901805

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JP10736481U Granted JPS5814170U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 タツチ信号プロ−ブ

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Publication number Publication date
JPS5814170U (ja) 1983-01-28

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