JPH04106731U - ロードセル秤 - Google Patents
ロードセル秤Info
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- JPH04106731U JPH04106731U JP1659391U JP1659391U JPH04106731U JP H04106731 U JPH04106731 U JP H04106731U JP 1659391 U JP1659391 U JP 1659391U JP 1659391 U JP1659391 U JP 1659391U JP H04106731 U JPH04106731 U JP H04106731U
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- JP
- Japan
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- load cell
- saucer
- tray
- cell scale
- scale
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品の積載で受皿が湾曲するなどしてもロー
ドセルに不要な応力が作用しないようにして計量精度を
向上させる。 【構成】 ロードセル3の先端部に回転自在に取付けた
球体7で受皿4を支持するロードセル秤8において、球
体7を相対移動自在に保持して移動量を規制する凹部材
11を受皿4に設けた。
ドセルに不要な応力が作用しないようにして計量精度を
向上させる。 【構成】 ロードセル3の先端部に回転自在に取付けた
球体7で受皿4を支持するロードセル秤8において、球
体7を相対移動自在に保持して移動量を規制する凹部材
11を受皿4に設けた。
Description
【0001】
本考案は、複数個のロードセルで受皿を支持した構造のロードセル秤に関する
ものである。
【0002】
近年、ロードセルを利用して物品の重量を電気的に計測するロードセル秤が実
用化されている。このロードセル秤とは、基部がベースに固定されたロードセル
の先端部で受皿を支持したもので、受皿上に積載した物品の重量に従ってロード
セルに生じる歪みを電気的に計測することで計量を行なうようになっている。こ
こで、このようなロードセル秤はロードセルに不要な応力が作用すると計測値に
誤差が生じるので、現在では受皿の湾曲などで生じる応力がロードセルに伝達さ
れない構造が要望されている。
【0003】
そこで、このようなロードセル秤の従来例を図5に基づいて説明する。このロ
ードセル秤1では、ベース2の四隅に基部3aが固定されたロードセル3の先端
部3bと受皿4の四隅とに、半球状の凹穴5が形成された支持部材6が取付けら
れており、これらの対向する支持部材6が球体であるボールベアリング7で連結
されている。なお、前記ロードセル3の上面には、ブリッジ接続された歪ゲージ
(図示せず)が貼着されている。
【0004】
このような構成において、このロードセル秤1では、受皿4上に物品(図示せ
ず)を積載することでロードセル3が歪み、この歪みに応じて歪ゲージから検出
される電気信号により物品の重量が計測される。そして、このロードセル秤1で
は、ロードセル3と受皿4とが回転自在なボールベアリング7で連結されている
ので、受皿4に湾曲が生じるなどしてもロードセル3に不要な応力が作用しない
ようになっている。
【0005】
上述したロードセル秤1では、ロードセル3と受皿4とを回転自在なボールベ
アリング7で連結することで、受皿4からロードセル3への不要な応力の伝達を
遮断して計量精度を向上させるようになっている。
【0006】
しかし、上述したロードセル秤1では、ロードセル3の上面に取付けた支持部
材6と受皿4の底面に取付けた支持部材6とが各々ボールベアリング7に上下か
ら嵌合しているので、ロードセル3と受皿4との支持部材6が水平方向で正確に
同一位置に存する必要がある。例えば、湾曲等のために受皿4の支持部材6がロ
ードセル3の支持部材6に対して左右方向に変動すると、ボールベアリング7を
介してロードセル3に横方向の応力が作用して計量精度が低下することになる。
【0007】
このような課題を解決する手段としては、支持部材6を省略した平板状の受皿
(図示せず)をボールベアリング7上に移動自在に載置することが考えられるが、
これではボールベアリング7上を移動する受皿が機器から脱落することがあるの
で実用的でない。
【0008】
基部がベースに固定された複数個のロードセルの各々の先端部上に球体を回転
自在に取付け、これらの球体で計量物が積載される受皿を支持したロードセル秤
において、受皿の底面に球体を相対移動自在に保持して移動量を規制する凹部材
を設けた。
【0009】
受皿の底面に設けた凹部材が球体を相対移動自在に保持して移動量を規制する
ことで、湾曲等のために受皿の凹部材が水平方向に変位するなどしても凹部材が
球体上を自在に移動するので、球体を介して受皿からロードセルに不要な応力が
作用することが防止され、しかも、凹部材により受皿の移動量が規制されている
ので、球体上を移動する受皿が機器から脱落するようなことも防止される。
【0010】
本考案のロードセル秤を図面に基づいて説明する。このロードセル秤8では、
図1に例示するように、下方が開口して上面が平坦な円形の凹穴9,10が同軸
上に二段に形成された凹部材11が受皿4の底面四隅に取付けられており、ロー
ドセル3のボールベアリング7が前記凹部材11の凹穴9内に位置することで、
この凹部材11の凹穴9内にボールベアリング7が移動量を規制された状態で相
対移動自在に保持されている。
【0011】
このような構成において、このロードセル秤8では、前述したロードセル秤1
と同様に、ロードセル3と受皿4とを回転自在なボールベアリング7で連結する
ことで、受皿4からロードセル3への不要な応力の伝達を遮断して計量精度を向
上させている。
【0012】
そして、このロードセル秤8では、凹部材11の凹穴9内にボールベアリング
7が移動量を規制された状態で相対移動自在に保持されているので、例えば、湾
曲等のために受皿4の凹部材11がボールベアリング7の支持部材6に対して水
平方向に変動しても、ボールベアリング7は凹部材11の凹穴9内を転動するだ
けなので、ロードセル3に横方向の応力が作用して計量精度が低下するようなこ
とがない。しかも、このロードセル秤8では、受皿4が凹部材11を介してボー
ルベアリング7上に移動自在に載置されているが、図3(b)に例示するように、
その移動量が凹穴9で規制されているので受皿4が機器から脱落するようなこと
もない。さらに、このロードセル秤8では、ボールベアリング7と凹部材11と
が水平方向で極度に正確に同一位置に存する必要もないので、機器の生産性向上
にも寄与することができる。なお、このロードセル秤8では、凹部材11の凹穴
9,10を二段とすることで、上述のような受皿4の脱落を確実に防止するよう
になっている。
【0013】
なお、本実施例ではボールベアリング7と接触する凹部材11の凹穴9の上面
を平坦に形成したロードセル秤8を例示したが、本考案は上記構造に限定される
ものではなく、図4に例示するように、凹部材12の凹穴13の上面をドーム状
に形成したロードセル秤14なども実施可能である。この場合、ボールベアリン
グ7が凹部材12の中心に位置するように受皿4が自動的に変位して位置保持さ
れるので、常時良好な状態で計量作業を行なうことができる。
【0014】
本考案は上述のように、基部がベースに固定された複数個のロードセルの各々
の先端部上に球体を回転自在に取付け、これらの球体で計量物が積載される受皿
を支持したロードセル秤において、受皿の底面に球体を相対移動自在に保持して
移動量を規制する凹部材を設けたことにより、湾曲等のために受皿の凹部材が水
平方向に変位するなどしても凹部材が球体上を自在に移動するので、球体を介し
て受皿からロードセルに不要な応力が作用することが防止され、常時良好な精度
で計量を行なうことができ、しかも、凹部材により受皿の移動量が規制されてい
るので、球体上を移動する受皿が機器から脱落するようなことも防止され、性能
が安定して実用性も良好なロードセル秤を得ることができる等の効果を有するも
のである。
【図1】本考案の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】変形例を示す要部の側面図である。
【図5】従来例を示す要部の側面図である。
2 ベース
3 ロードセル
3a 基部
3b 先端部
7 球体
8,14 ロードセル秤
11,12 凹部材
Claims (1)
- 【請求項1】 基部がベースに固定された複数個のロー
ドセルの各々の先端部上に球体を回転自在に取付け、こ
れらの球体で計量物が積載される受皿を支持したロード
セル秤において、前記受皿の底面に前記球体を相対移動
自在に保持して移動量を規制する凹部材を設けたことを
特徴とするロードセル秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659391U JPH04106731U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ロードセル秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659391U JPH04106731U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ロードセル秤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106731U true JPH04106731U (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31903574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1659391U Pending JPH04106731U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ロードセル秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106731U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003149038A (ja) * | 2001-11-15 | 2003-05-21 | A & D Co Ltd | ロードセルおよび電子体重計 |
JP2013011485A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Shinko Denshi Kk | 台秤 |
WO2016033826A1 (zh) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | 深圳市杰曼科技股份有限公司 | 自动检重秤及其秤台支撑机构 |
WO2016151844A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 株式会社 エー・アンド・デイ | 過荷重防止機構 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP1659391U patent/JPH04106731U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003149038A (ja) * | 2001-11-15 | 2003-05-21 | A & D Co Ltd | ロードセルおよび電子体重計 |
JP2013011485A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Shinko Denshi Kk | 台秤 |
WO2016033826A1 (zh) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | 深圳市杰曼科技股份有限公司 | 自动检重秤及其秤台支撑机构 |
WO2016151844A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 株式会社 エー・アンド・デイ | 過荷重防止機構 |
JPWO2016151844A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2018-01-18 | 株式会社エー・アンド・デイ | 過荷重防止機構 |
US10126161B2 (en) | 2015-03-26 | 2018-11-13 | A&D Company, Limited | Overload prevention mechanism |
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