JPS6235915Y2 - - Google Patents

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JPS6235915Y2
JPS6235915Y2 JP1979167619U JP16761979U JPS6235915Y2 JP S6235915 Y2 JPS6235915 Y2 JP S6235915Y2 JP 1979167619 U JP1979167619 U JP 1979167619U JP 16761979 U JP16761979 U JP 16761979U JP S6235915 Y2 JPS6235915 Y2 JP S6235915Y2
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JP
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pump
rotational speed
pressure
discharge
flow switch
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JP1979167619U
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JPS5685083U (ja
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変速モータによつて駆動されるポン
プを備えた自動給水装置に関し、特にポンプ装置
の異常状態によりポンプの吐出し圧力が低下した
ときに、ポンプの空運転を防止する様に直ちに作
動して、ポンプ装置が損傷するに至らないように
した自動給水装置に関する。
従来の可変速モータによつて駆動されるポンプ
を備えた自動給水装置は、第2図に特性曲線とし
て示すように、通常、ポンプの吐出し圧力が規定
圧力P1になるように可変速モータすなわちポン
プの回転速度を制御する。そして装置の異常時
(配管の詰り、空気の混入によるエアロツク、落
水、吸込水槽の水位低下など)にポンプの吐出し
圧力が低下すると、ポンプの回転数を上げて規定
圧力P1になるように制御する。異常状態が進行
して可変速モータすなわちポンプの回転速度が最
高値まで達すると、ポンプの吐出し圧力は規定値
より下つてくる。
この対策として従来の装置では、ポンプの吐出
し口に圧力スイツチ等の吐出し圧力検出器設け、
この検出器によりポンプの吐出し圧力の異常低下
を検出して警報を出していた。しかし従来のこの
ような方法では、ポンプの吐出し圧力の異常の警
報を出す時は異常状態がかなり進行していて、ポ
ンプの空運転に近い状態で揚水不能にならないと
圧力検出器が動作しなかつた。
本考案は、上記の従来技術の欠点を解決すべく
なされたもので、ポンプの異常状態の進行しない
初期に異常状態を検出し、ポンプの空運転を防止
することのできる自動給水装置を提供する事を目
的としている。
本考案によれば、可変速モータによつて駆動さ
れるポンプの吐出し圧力を検出する圧力検出器を
設けて、該圧力検出器で検出したポンプの吐出し
圧力に基づき可変速モータを制御して、ポンプの
吐出し圧力が規定圧力P1になるようにポンプの
回転速度を制御するようにした自動給水装置にお
いて、ポンプの吸込み側又は吐出し側の配管に設
けられていて、ポンプの流量が所定の流量q1で
あることを検出して作動するフロースイツチと、
規定圧力P1で制御しているときの該フロースイ
ツチの作動する流量q1でポンプの回転速度があ
らかじめ記録されており、フロースイツチの作動
信号が入力されて該フロースイツチが作動する時
のポンプの回転速度を検出して、該回転速度とあ
らかじめ記録されているポンプの回転速度とを比
較してポンプの回転速度が正常値範囲内にあるか
否かを判断し、その判断したポンプの回転速度が
正常値を越える場合に保護装置を作動させる制御
手段とを備えていることを特徴とする自動給水装
置が提供される。
ところで、例えば空気の混入により吐出し圧力
が低下した場合、ポンプ内の空気が排出すること
により圧力が回復することがある。このような場
合には、吐出し流量q1以下であつて、吐出し圧
力が低下してポンプの回転速度が正常値よりも高
くなつても直ちに警報を出したり、ポンプを停止
させることなく、空気抜きの操作を試み、空気抜
きの操作後においても吐出し圧力の回復の見込み
がない時は警報を出すか、ポンプを停止させるよ
うにするが好ましい。このため本考案の好ましい
実施の態様によれば、ポンプの吐出し側にブロー
管を分岐しそのブロー管に電磁弁を設け、ポンプ
の回転速度が正常値を越えて異常と判断された
時、その電磁弁を開き、ポンプを一定時間運転さ
せて電磁弁より水を放流した後、電磁弁を閉じ
て、再び異常であるか否かの判断を行うようにす
る。
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明する。
第1図は本考案の第1実施例を示し、全体をA
で示す自動給水装置のポンプ2は可変速モータ3
により駆動され、先端にフート弁1が設けられた
吸込み管10より吸込まれた水等の液体は詳細を
後述するフロースイツチ4、逆止弁5が設けられ
た吐出し管11を経て吐出する。ポンプの吐出し
圧力を検出する圧力検出器6が設けられていて、
該圧力検出器6からの信号がライン12を経て制
御装置7に入力される。制御装置7は、ライン1
4により可変速モータ3の制御部に結線されてい
る。また図示は省略したが、ポンプ2或いは可変
速モータ3の回転軸に回転速度検出器が設けられ
ていて、該回転速度検出器で検出したポンプ2或
いは可変速モータ3の回転速度と上記圧力検出器
6で検出したポンプ2の吐出し圧力に基づき、制
御装置7により、ポンプ2の吐出し圧力が規定圧
力P1を維持するように、可変速モータ3すなわ
ちポンプ2の回転速度を制御する。
フロースイツチ4は図示の例では吐出し管11
に設けられているが吸込側に設けてもよく、その
作動復帰は第2図に示すように、比較的少量の吐
出し量q1以下の範囲で接点が作動してオンとな
り、それ以上では復帰してオフとなる。しかしな
がら、このオン・オフ作動は逆にすることもでき
るフロースイツチ4はライン13により制御装置
7に結線されていて、フロースイツチ4の作動信
号が制御装置7に入力される。制御装置7にはポ
ンプ2を規定圧力P1で制御している時のフロー
スイツチ4の作動する流量q1での可変速モータ
3すなわちポンプ2(以下、ポンプ2という)の
回転速度があらかじめ記録されている。そして、
フロースイツチ4の作動信号が入力されて該フロ
ースイツチ4が作動する毎に、ポンプ2のその時
の回転速度(ポンプ2の回転速度はその回転軸に
設けた回転速度検出器で検出して制御装置7に入
力される。)が検出され、制御装置7は該回転速
度とあらかじめ記録されているポンプ3の回転速
度とを比較してポンプ2の回転速度が正常値範囲
内にあるか否かを判断する。更に、制御装置7が
ポンプの回転速度が正常値を越えていると判断し
た場合に作動する警報装置か、或いは可変速モー
タ3すなわちポンプ2を停止する手段が設けられ
ている。
このように構成されている自動給水装置Aは、
吐出し量がq1以上で運転されているときは、フ
ロースイツチ4が復帰(オフ)しているので、吸
込み管10に例えば空気が混入して吐出し圧力が
低下しても、警報装置等は作動しない。吐出し量
がq1以上であるので混入した空気がすみやかに
排出されやすく、吐出し圧力が回復するからであ
る。そしてこの場合、圧力検出器6によつて吐出
し圧力が低下した旨を示す信号が制御装置7に伝
達され、制御装置7から可変速モータ3へ回転速
度を高める信号が送られて、可変速モータ3が増
速して吐出し圧力を規定圧力P1まで回復し、充
分な吐出し能力が維持される。そして吐出し圧力
が回復して規定圧力P1より高くなつた場合は、
可変速モータ3の回転速度が下げられ、吐出し圧
力は規定圧力P1に保たれる。
ポンプ2の吐出し圧力の低下が進行すると自然
に流量が減少し、所定の小流量q1以下になると
フロースイツチ4が作動(オン)する。この信号
は制御装置7に入力され、フロースイツチ4が作
動した時のポンプ2すなわち可変速モータ3の回
転速度と、あらかじめ記録されている回転速度、
即ち規定圧力P1でポンプ2を制御している時の
フロースイツチ4の作動する流量q1でポンプ2
すなわち可変速モータ3の回転速度(正常値の回
転速度)とが制御装置7において比較され、この
比較した差が或る値を越えると、制御装置7が作
動して警報装置を作動するか、或いはポンプを停
止する手段を作動させる。これによりポンプ2の
空転は防止される。なお、本実施例において、制
御装置7は、ポンプ2の吐出し圧力に基づいて該
圧力が規定圧力P1になるようにポンプ2の回転
速度を制御する機能と、フロースイツチ4が作動
した時のポンプ2の回転速度をあらかじめ記録さ
れているポンプ2の回転速度と比較して、その差
が或る値を越えた場合に警報装置を作動し或いは
ポンプ2を停止する等の保護装置を作動させる制
御手段としての機能とを有している。
ところで、例えば空気の混入により吐出し圧力
が低下した場合、ポンプ内の空気を排出すること
により圧力が回復することがある。このような場
合には、吐出し流量が少量のq1以下となり、吐
出し圧力が低下してポンプの回転速度が正常値よ
りも高くなつた場合に直ちに警報を出したり或い
は、ポンプを停止させることなく、空気抜きの操
作を試み、この空気抜きの操作を行つても吐出し
圧力が回復する見込みがないときに警報を出す
か、或いはポンプを停止させる構成の保護装置を
採るのが好ましい。
その実施例が第3図に示されており、第1図に
示したものと同様な構成を有し同様な作用、効果
を奏するものには同一符号を付して重複説明を避
ける。この実施例によると、吐出し管11にブロ
ー管9が分岐されており、該ブロー管9には電磁
弁8が設けられている。この電磁弁8はライン1
5により制御装置7に結線されていて、制御装置
7からの信号により開閉されるようになつてい
る。
このような自動給水装置A′は、通常の場合は
電磁弁8は作動することなく閉じられており、第
1図に示した自動給水装置Aと同様に運転され
る。第3図の実施例では、所定の少量の吐出し流
量q1以下となつてフロースイツチ4が作動した
とき、可変速モータ3すなわちポンプ2の回転速
度が正常値よりも高くなつても直ちに警報装置を
作動させる等を行わず、それに先立ち、電磁弁8
が制御装置7からの信号により開かれる。そし
て、電磁弁8を開いた状態で一定時間ポンプを運
転してブローし、ポンプ内の空気を排出する。次
いで電磁弁8を閉じた状態でポンプ2を運転する
それ以降は第1図に示した自動給水装置と同様に
して運転される。すなわち、吐出し流量がq1以
下でフロースイツチ4が作動しており、ポンプの
回転速度が正常値に戻つていないときは、警報を
発したり或いは可変速モータ3を停止する様に制
御装置7が作動する。ポンプの回転速度が正常値
に戻つている場合は、警報等を発することなくポ
ンプは運転される。
この実施例によると、ポンプを停止する前或い
は警報を発する前に、一旦空気抜きの操作が試み
られるので、第1図の実施例に比較して自動運転
を継続してなし得る時間を長くすることができる
という効果がある。
第4図ないし第6図にこの場合のポンプの特性
曲線を示し、第4図は正常時の特性、第5図は異
常が軽微な時の特性、そして第6図は異常時の特
性をそれぞれ示す。
上記の様に本考案の自動給水装置では、試運転
時にあらかじめ規定圧力P1で制御しているとき
の該フロースイツチの作動する流量q1での可変
速モータすなわちポンプの回転速度を制御手段に
記録しておき、該制御手段にフロースイツチの作
動信号を入力して該フロースイツチが作動る時の
可変速モータすなわちポンプの回転速度を検出
し、該回転速度とあらかじめ記録されている可変
速モータすなわちポンプの回転速度(正常値の回
転速度)とを比較してその回転速度が正常値範囲
内にあるか否かを判断し、その判断した回転速度
が正常値を越える場合には、制御手段が作動し
て、警報装置を作動させ、或いはポンプを停止す
る等の保護装置を作動し、ポンプの空運転を防止
する。この様に、本考案によれば、ポンプの異常
をすばやくを検出ることができ、ポンプの空運転
が確実に防止されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す模式図、第2
図はポンプの特性曲線を示すグラフ、第3図は本
考案の他の実施例を示す模式図、第4図、第5図
および第6図はそれぞれ第3図の実施例における
ポンプの正常時の特性、異常が軽微のときの特性
および異常時の特性を示すグラフである。 2……ポンプ、3……可変速モータ、4……フ
ロースイツチ、6……圧力検出器、7……制御装
置、8……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変速モータによつて駆動されるポンプの吐出
    し圧力を検出する圧力検出器を設けて、該圧力検
    出器で検出したポンプの吐出し圧力に基づき可変
    速モータを制御して、ポンプの吐出し圧力が規定
    圧力P1になるようにポンプの回転速度を制御す
    るようにした自動給水装置において、ポンプの吸
    込み側又は吐出し側の配管に設けられていて、ポ
    ンプの流量が所定の流量q1であることを検出し
    て作動するフロースイツチと、規定圧力P1で制
    御しているときの該フロースイツチの作動する流
    量q1でのポンプの回転速度があらかじめ記録さ
    れており、フロースイツチの作動信号が入力され
    て該フロースイツチが作動する時のポンプの回転
    速度を検出して、該回転速度とあらかじめ記録さ
    れているポンプの回転速度とを比較してポンプの
    回転速度が正常値範囲内にあるか否かを判断し、
    その判断したポンプの回転速度が正常値を越える
    場合に保護装置を作動させる制御手段とを備えて
    いることを特徴とする自動給水装置。
JP1979167619U 1979-12-05 1979-12-05 Expired JPS6235915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979167619U JPS6235915Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979167619U JPS6235915Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5685083U JPS5685083U (ja) 1981-07-08
JPS6235915Y2 true JPS6235915Y2 (ja) 1987-09-11

Family

ID=29678472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979167619U Expired JPS6235915Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004338016A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Daikin Ind Ltd クーラントポンプ装置およびドリル装置

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JPS5685083U (ja) 1981-07-08

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