JPS6235583Y2 - - Google Patents

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JPS6235583Y2
JPS6235583Y2 JP15093582U JP15093582U JPS6235583Y2 JP S6235583 Y2 JPS6235583 Y2 JP S6235583Y2 JP 15093582 U JP15093582 U JP 15093582U JP 15093582 U JP15093582 U JP 15093582U JP S6235583 Y2 JPS6235583 Y2 JP S6235583Y2
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JP
Japan
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spot welding
tip
casing
temperature
electrode
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JP15093582U
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JPS5954187U (ja
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  • Resistance Welding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱可塑性材料(例えば、塩化ビニー
ル)からなる被覆を予め剥がすことなく被覆電線
の導線を被溶接物へ点溶接する点溶接機に用いる
加圧電極に関する。
従来の加圧電極1は、第1図に示す如く、絶縁
板2を介して2本の伝導棒3b,3bの長手側面
を対向当接させてなる二つ割り保持棒3の下端面
中央部に嵌入凹部3aを凹設すると共に、該嵌入
凹部3aに嵌入した先端チツプ4と二つ割り保持
棒3とを外部からろう付け5接合したものであつ
て、次の如き方法で使用されていた。即ち、昇降
アーム6に設けた電極ホルダー7に取付けられた
加圧電極1を、下部電極8上に被溶接物11を介
して載置した被覆電線9上へ降下させて、先端チ
ツプ4で該被覆電線9を加圧しつつ、電力線1
0,10′へ印加した交流電気により該先端チツ
プ4を瞬間的に加熱して被覆9aを溶す。続け
て、先端チツプ4の加圧力を増大した後、加圧電
極1と下部電極8とに印加した直流電気により導
線9bと被溶接物11とを点溶接し、昇降アーム
6を上昇させて点溶接を完了する。ところで、従
来の加圧電極1において、先端チツプ4を瞬間的
に所定温度までに加熱するのには、短時間に大電
流の交流電気を印加する必要がある。そのため、
連続的に点溶接を行なうときには、先端チツプ4
が異常昇温しないように印加する交流電気の電流
及び印加時間を制御する必要がある。しかし、溶
接頻度に応じて大電流の交流電気及び印加時間を
制御することは、制御対象が二つとなり制御回路
が複雑化すると共に、大電流制御のため制御器が
大型化する等の欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解決するために幾度か実
験を繰返した結果、低容量の電気ヒーターで加熱
した加圧電極を用いて被覆電線を連続的に点溶接
できることを発見し、かかる知見に基づいて本考
案を完成するに至つた。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第2図は、本考案に係る点溶接用加圧電
極の実施例を示す右側図面、第3図は同上の正面
要部断面図であつて、図中12は、有底筒状ケー
シングである。該ケーシング12は、クロム銅等
の良導電材料からなり、後述する加圧力に耐える
肉厚を有し、外周上端に雄螺子12aまたは適宜
形状フランジ(図示省略)等からなる継手部が形
成されていると共に、内部に加熱体13が内蔵さ
れている。該加熱体13は、SUS等の耐熱材料ま
たは耐熱表面処理した銅等からなる保護管14の
内部に電気ヒーター16と、該保護管14の底部
温度を検出するための熱電対等からなる温度セン
サー15とが内蔵され、該保護管14内に充填し
た耐熱・絶縁性結合材料で該温度センサー15、
電気ヒーター16及び保護管14を一体的に結合
したものであつて、前記ケーシング12の上端開
口部から内部へ挿入されている。なお、ケーシン
グ12の内部に別体の前記加熱体13を挿入した
構造とすることなく、図示省略したが、ケーシン
グ12内に直接温度センサー15及び電気ヒータ
ー16を挿入すると共に、耐熱・絶縁性結合材料
で一体的に結合した構造とすることは勿論可能で
ある。
前記ケーシング12の下面には、先端チツプ1
7がろう付け18又は螺合(図示省略)等の適宜
接合手段により下垂してある。該先端チツプ17
は、タングステン、銀タングステン又はモリブデ
ン等からなり、下端部は加圧する被覆電線の種類
に対応した平滑下面又は凹下面等の形状に形成さ
れる。
次に、本考案に係る点溶接用加圧電極19の使
用方法を説明する。先ず、点溶接用加圧電極19
は、ケーシング12の雄螺子12aを、点溶接機
本体の昇降アーム20に設けられた電極ホルダー
21へ螺合して下垂状態に固定する。該電極ホル
ダー21には、冷却孔21aが多数穿設されてい
る。該点溶接用加圧電極19の加熱体13の上端
開口部から突出した温度センサー15のリード線
15a,15a及び電気ヒーター16のリード線
16a,16aの夫々先端には、外部から前記電
極ホルダー21内へ挿入された温度補償導線2
2,22と電力線23,23が夫々接続される。
次に、電力線23,23に交流電気を印加し、温
度センサー15で検知しながら、ON・OFF制御
または位相制御等により先端チツプ17を所定温
度に加熱維持する。該所定温度とは、例えば、
0.3sqビニール線の場合には180〜220℃、0.75sq
ビニール線の場合には220〜250℃、また発泡ポリ
エチレン被覆電線の場合には、160〜200℃とする
のが好ましい。先端チツプ17が所定温度に加熱
維持されている点溶接用加圧電極19は、昇降ア
ーム20の降下に伴ない、下部電極24上に被溶
接物26を介して載置されている被覆電線25を
先端チツプ17で低加圧する。加熱された先端チ
ツプ17の所定時間加圧により被覆層25aが溶
けたならば、さらに導線25b及び被溶接物26
を先端チツプ17と下部電極24とで強加圧する
と共に、昇降アーム20と下部電極24とに直流
電気を印加して導線25bと被溶接物26を点溶
接する。最後に、点溶接用加圧電極19を上昇さ
せて点溶接を完了する。
以上詳述の如く、本考案に係る点溶接用加圧電
極は、有底筒状ケーシングの内部に電気ヒーター
と該ケーシングの底部の温度を検出する温度セン
サーとを内蔵すると共に、該ケーシングの下面に
先端チツプを下垂したものでるから、必要最少限
の容量の電気ヒーターで先端チツプを加熱するこ
とが可能となり、従来の点溶接用加圧電極に用い
る加熱制御器に比べて最大出力容量が1/40以下の
小型の加熱制御器でよいと共に、先端チツプの温
度を温度センサーにより検知できるので加熱電気
の電流又は印加時間を制御するだけで温度管理が
可能となり、従来の点溶接用加圧電極が二つの制
御対象となるのに比べて一つの制御対象となるか
ら温度制御回路を単純化することが可能となる実
用的効果を有する。更に、本考案に係る点溶接用
加圧電極は、先端チツプの温度管理を常時するこ
とができるので、加圧電極周囲の雰囲気温度の昇
温を最少限とすることが可能となり、点溶接箇所
の周囲にある電気部品に熱的ダメージをあたえる
ことなく点溶接を行なうことができる実用的効果
をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の点溶接用加圧電極を示す正面
要部断面図、第2図は本考案に係る点溶接用加圧
電極の実施例を示す右側面図、第3図は同上の正
面要部断面図である。 12……有底筒状ケーシング、13……加熱
体、14……保護管、15……温度センサー、1
7……先端チツプ、18……ろう付け。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 点溶接用加圧電極において、有底筒状ケーシ
    ングの内部に電気ヒーターと該ケーシングの底
    部の温度を検出する温度センサーとを内蔵する
    と共に、該ケーシングの下面に先端チツプを下
    垂したことを特徴とする点溶接用加圧電極。 2 前記電気ヒーターと温度センサーは、保護管
    内に挿入されて耐熱・絶縁性結合材料で一体的
    に結合された加熱体となつて、前記ケーシング
    の上端開口部から内部へ挿入してあることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    点溶接用加圧電極。
JP15093582U 1982-10-01 1982-10-01 点溶接用加圧電極 Granted JPS5954187U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15093582U JPS5954187U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 点溶接用加圧電極

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JP15093582U JPS5954187U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 点溶接用加圧電極

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5954187U JPS5954187U (ja) 1984-04-09
JPS6235583Y2 true JPS6235583Y2 (ja) 1987-09-10

Family

ID=30334619

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JP15093582U Granted JPS5954187U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 点溶接用加圧電極

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JPS5954187U (ja) 1984-04-09

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