JPH04274885A - スポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接装置

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Publication number
JPH04274885A
JPH04274885A JP3034848A JP3484891A JPH04274885A JP H04274885 A JPH04274885 A JP H04274885A JP 3034848 A JP3034848 A JP 3034848A JP 3484891 A JP3484891 A JP 3484891A JP H04274885 A JPH04274885 A JP H04274885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spot welding
upper electrode
welding
heating
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3034848A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakao
中尾 明
Masao Wada
正男 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP3034848A priority Critical patent/JPH04274885A/ja
Publication of JPH04274885A publication Critical patent/JPH04274885A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット溶接装置に関
し、特に絶縁被膜である絶縁シートを有する積層構造の
導電膜を導電体にスポット溶接するスポット溶接装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスポット溶接装置は、導電膜を導
電体にスポット溶接を行うもので、単に、下部電極と上
部電極とから構成されたものであり、例えば導電体に下
部電極を接触させておき、上部電極を導電体上に載置さ
れた導電膜に上から押圧して溶接電流を流すことにより
、スポット溶接を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスポット溶
接装置の構成によると、導電膜が例えば絶縁シート[例
えば、PET(ポリエチレンテレフタレート),PPS
(ポリプロピレン)などからなる]上に導電性薄膜が形
成された積層構造である場合には、単に、上部電極を導
電膜上から押圧して溶接電流を流すだけでは、無理があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の第1の手段は、絶縁シートの表面に導電性薄
膜が形成された積層構造の導電膜を導電体にスポット溶
接するスポット溶接装置であって、導電体の下面に接触
配置される下部電極と、導電体の上方位置で押圧装置に
保持されたU字形状の上部電極と、これら両電極間に溶
接電流を流す溶接用電源装置と、上記U字形状の上部電
極に加熱用電流を流すための加熱用電源装置とから構成
したスポット溶接装置である。
【0005】また、上記課題を解決するため、本発明の
第2の手段は、絶縁シートの表面に導電性薄膜が形成さ
れた積層構造の導電膜を導電体にスポット溶接するスポ
ット溶接装置であって、導電体の下面に接触配置される
下部電極と、導電体の上方位置で押圧装置に保持される
とともに加熱用コイルが巻き付けられたた上部電極と、
これら両電極間に溶接電流を流す溶接用電源装置と、上
記上部電極の加熱用コイルに電流を流すための加熱用電
源装置とから構成したスポット溶接装置である。
【0006】
【作用】上記の構成によると、上部電極に加熱用電源装
置を接続することにより、または上部電極に加熱用コイ
ルを巻き付けることにより、上部電極自身を加熱してス
ポット溶接を行うため、導電体に溶接する導電膜が導電
性薄膜に絶縁シートが形成されたものであっても、上部
電極の加熱により絶縁シートを溶かして導電性薄膜を導
電体側に容易にスポット溶接を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1に基づき
説明する。図1において、1は絶縁シートAの表面に導
電性薄膜Bが貼り付けられてなる積層構造の導電膜、例
えば導電箔Cを導電体Dにスポット溶接するスポット溶
接装置である。
【0008】このスポット溶接装置1は、導電体Dの下
面に接触配置される下部電極2と、この下部電極2の上
方位置でしかも押圧装置4に保持されるとともに銀タン
、タングステン、モリブデンなどで構成されたU字形状
の上部電極3と、これら両電極2,3に電線5介して溶
接電流を流す溶接用電源装置6と、上記上部電極3に電
線7を介して接続されて電極自身を加熱する加熱用電源
装置8とから構成されている。そして、さらにこの加熱
用電源装置8には、U字形状の上部電極3の曲げ部最下
端位置の温度を検出する熱電対9を介して上部電極3の
温度を制御する温度制御部(図示せず)が設けられてい
る。また、溶接用電源装置6は、交流型溶接トランス6
aと、溶接電源6bとから構成されている。
【0009】上記構成において、導電箔Cに導電体Dを
スポット溶接する場合、まずU字形状の上部電極3を、
例えば300℃程度に加熱しておき、そして上下の電極
2,3間に導電箔Cと導電体Dとを配置して挟み、そし
て押圧装置4により上部電極3を下方に押圧し、溶接用
電流を流せば、絶縁シートAの溶解と導電体Dへのスポ
ット溶接が同時にかつ瞬時に行われる。
【0010】このように、上部電極3を加熱することに
より、絶縁シートAを溶かして導電性薄膜Bを導電体D
側に、容易にスポット溶接を行うことができる。次に、
本発明の第2の実施例を図2について説明する。
【0011】上記第1の実施例においては、上部電極と
してU字形状のものを使用したが、本第2の実施例にお
ける上部電極11としては、純銅製の棒状体を使用する
とともに、その途中に絶縁部材12を介して加熱用コイ
ル13を巻き付け、そしてこの加熱用コイル13に電流
を流して、第1の実施例と同様に、溶接時に300℃程
度に加熱するようにしたものである。
【0012】勿論、上部電極11の下端部の温度を検出
する熱電対14が設けられるとともに、加熱用電源装置
15には熱電対14からの検出温度に基づいて加熱温度
を制御するための制御部(図示せず)が設けられ、さら
に上部電極11は押圧装置(図示せず)に保持されてい
る。
【0013】この構成によると、上記第1の実施例と同
様の効果を有する。ところで、上記各実施例においては
、上下の電極を1対づつ配置したものについて説明した
が、例えば図3および図4に示すように、下部電極21
としてプレートを使用するとともに、互いに離れた位置
に上述した一対の上部電極3,11を配置するようにし
ても良く、この場合には、一対の両上部電極が同時にか
つ同一押圧力でもって導電箔Cを押圧できるように、バ
ランスヘッド(図示せず)が設けられている。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、上
部電極に加熱用電源装置を接続することにより、または
上部電極に加熱用コイルを巻き付けることにより、上部
電極自身を加熱してスポット溶接を行うようにしたので
、導電体に溶接する導電膜が導電性薄膜に絶縁シートが
形成されたものであっても、上部電極の加熱により絶縁
シートを溶かして導電性薄膜を導電体側に容易にスポッ
ト溶接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例を示すスポット溶
接装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施例を示すスポット溶
接装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】図3は第1の実施例の変形例を示す要部斜視図
である。
【図4】図4は第2の実施例の変形例を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
A          絶縁シート B          導電性薄膜 C          導電箔 D          導電体 1          スポット溶接装置2     
     下部電極 3          上部電極 4          押圧装置 6          溶接用電源装置8      
    加熱用電源装置9          熱電対 11          上部電極 13          加熱用コイル14     
     熱電対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁シートの表面に導電性薄膜が形成され
    た積層構造の導電膜を導電体にスポット溶接するスポッ
    ト溶接装置であって、導電体の下面に接触配置される下
    部電極と、導電体の上方位置で押圧装置に保持されたU
    字形状の上部電極と、これら両電極間に溶接電流を流す
    溶接用電源装置と、上記U字形状の上部電極に加熱用電
    流を流すための加熱用電源装置とから構成したことを特
    徴とするスポット溶接装置。
  2. 【請求項2】絶縁シートの表面に導電性薄膜が形成され
    た積層構造の導電膜を導電体にスポット溶接するスポッ
    ト溶接装置であって、導電体の下面に接触配置される下
    部電極と、導電体の上方位置で押圧装置に保持されると
    ともに加熱用コイルが巻き付けられたた上部電極と、こ
    れら両電極間に溶接電流を流す溶接用電源装置と、上記
    上部電極の加熱用コイルに電流を流すための加熱用電源
    装置とから構成したことを特徴とするスポット溶接装置
JP3034848A 1991-03-01 1991-03-01 スポット溶接装置 Pending JPH04274885A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305591A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Nag System Co Ltd 溶接方法
JP2008269161A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Toyo Aluminium Kk Icカード・タグ用アンテナ回路構成体とその製造方法
JP2011050977A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Jfe Steel Corp インダイレクトスポット溶接方法
JP2018502722A (ja) * 2015-01-21 2018-02-01 ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG 鋼サンドイッチシートを抵抗溶接するための方法および装置
US10179371B2 (en) 2013-08-08 2019-01-15 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Method and device for resistance welding of sandwich-type plates using a second electrical circuit
WO2023249042A1 (ja) * 2022-06-21 2023-12-28 ソフトバンク株式会社 積層体、電極構造体、電池、飛行体、積層体を生産する方法、及び、電極構造体を生産する方法

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