JPS6235574Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235574Y2 JPS6235574Y2 JP1981166427U JP16642781U JPS6235574Y2 JP S6235574 Y2 JPS6235574 Y2 JP S6235574Y2 JP 1981166427 U JP1981166427 U JP 1981166427U JP 16642781 U JP16642781 U JP 16642781U JP S6235574 Y2 JPS6235574 Y2 JP S6235574Y2
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- Japan
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- output
- voltage
- inverter circuit
- converter
- reactor
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 9
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、高周波インバータ回路を使用し、
主として出力がほぼ定電圧特性を有する消耗式電
極アーク溶接法に用いられる小形の直流溶接装置
に関する。
主として出力がほぼ定電圧特性を有する消耗式電
極アーク溶接法に用いられる小形の直流溶接装置
に関する。
従来の高周波インバータ回路方式の直流溶接装
置は、第1図に示すように、商用電源を整流して
得られる直流電源1の直流出力を、トランジスタ
21,22からなる高周波インバータ回路2に供
給しており、インバータ回路2の両トランジスタ
21,22のスイツチングが制御回路3により制
御され、インバータ回路2の交流出力は、変圧器
4の1次側に供給され、変圧器4の2次側には、
整流ダイオードブリツジからなる交直変換器5と
リアクトル6が接続され、それらの出力端a,b
には電極トーチ7と母材8が接続され、整流出力
が電極トーチ7と母材8に供給され、両出力端
a,b間の電圧を検出し、両出力端a,b間の電
圧が一定値になるよう、制御回路3によりインバ
ータ回路2の出力を制御し、整流出力の定電圧化
を行なうようにしている。
置は、第1図に示すように、商用電源を整流して
得られる直流電源1の直流出力を、トランジスタ
21,22からなる高周波インバータ回路2に供
給しており、インバータ回路2の両トランジスタ
21,22のスイツチングが制御回路3により制
御され、インバータ回路2の交流出力は、変圧器
4の1次側に供給され、変圧器4の2次側には、
整流ダイオードブリツジからなる交直変換器5と
リアクトル6が接続され、それらの出力端a,b
には電極トーチ7と母材8が接続され、整流出力
が電極トーチ7と母材8に供給され、両出力端
a,b間の電圧を検出し、両出力端a,b間の電
圧が一定値になるよう、制御回路3によりインバ
ータ回路2の出力を制御し、整流出力の定電圧化
を行なうようにしている。
ところで、前記の出力端a,bで電圧検出がな
された場合、整流出力電圧の変動、すなわち、電
極トーチ7と母材8の短絡と、アークの繰り返し
周波数が約60〜200Hzであり、また、高周波イン
バータ回路2は周波数が数K〜数十KHzで制御さ
れるため、整流出力電圧の変動に対して制御系の
応答が早く、電極トーチ7と母材8の短絡中に、
インバータ回路2中のトランジスタ21,22が
ON,OFFを繰り返して応答し、このため、電極
トーチ7と母材8の短絡により低下した両出力端
a,b間の電圧を前記一定値にすべくインバータ
回路2の出力が上昇し、両出力端a,b間の電圧
が上昇する。
された場合、整流出力電圧の変動、すなわち、電
極トーチ7と母材8の短絡と、アークの繰り返し
周波数が約60〜200Hzであり、また、高周波イン
バータ回路2は周波数が数K〜数十KHzで制御さ
れるため、整流出力電圧の変動に対して制御系の
応答が早く、電極トーチ7と母材8の短絡中に、
インバータ回路2中のトランジスタ21,22が
ON,OFFを繰り返して応答し、このため、電極
トーチ7と母材8の短絡により低下した両出力端
a,b間の電圧を前記一定値にすべくインバータ
回路2の出力が上昇し、両出力端a,b間の電圧
が上昇する。
しかし、制御回路3によりリアクトル6の出力
側における両出力端a,b間の電圧を検出してい
るため、当該検出電圧がトーチ7、母材8の短絡
等により大きく変動し、整流出力電圧を安定して
定電圧制御することができず、しかも前記したよ
うに両出力端a,b間の電圧上昇により、トーチ
7、母材8を流れる電流が過大となり、スパツタ
が増加する欠点がある。
側における両出力端a,b間の電圧を検出してい
るため、当該検出電圧がトーチ7、母材8の短絡
等により大きく変動し、整流出力電圧を安定して
定電圧制御することができず、しかも前記したよ
うに両出力端a,b間の電圧上昇により、トーチ
7、母材8を流れる電流が過大となり、スパツタ
が増加する欠点がある。
この考案は、前記の欠点に留意し、インバータ
回路方式の直流溶接装置において、リアクトルの
入力側で、整流ダイオードブリツジからなる交直
変換器の両出力端間に平滑用コンデンサを設け、
制御回路により前記コンデンサの両端の電圧を検
出して高周波インバータ回路の出力制御を行なう
ことにより、安定した定電圧制御を行なえるよう
にしたものであり、つぎにこの考案を、その1実
施例を示した第2図とともに、詳細に説明する。
回路方式の直流溶接装置において、リアクトルの
入力側で、整流ダイオードブリツジからなる交直
変換器の両出力端間に平滑用コンデンサを設け、
制御回路により前記コンデンサの両端の電圧を検
出して高周波インバータ回路の出力制御を行なう
ことにより、安定した定電圧制御を行なえるよう
にしたものであり、つぎにこの考案を、その1実
施例を示した第2図とともに、詳細に説明する。
第2図は、リアクトル6の入力側で、整流ダイ
オードブリツジからなる交直変換器5の両出力端
間に平滑用コンデンサ9を設け、整流出力電圧を
コンデンサ9の両端の電圧検出端c,dにて検出
したものである。
オードブリツジからなる交直変換器5の両出力端
間に平滑用コンデンサ9を設け、整流出力電圧を
コンデンサ9の両端の電圧検出端c,dにて検出
したものである。
そして、第1図の従来例の装置と同様な制御系
により、整流出力の定電圧化が行なわれるが、整
流出力電圧を検出端c,dにて検出すると、電極
トーチ7と母材8との短絡等の負荷の急変が生じ
ても、検出端c,d間の電圧は、従来の出力端
a,b間の電圧のように大きく変動することはな
く、整流出力電圧を安定して定電圧化することが
できる。
により、整流出力の定電圧化が行なわれるが、整
流出力電圧を検出端c,dにて検出すると、電極
トーチ7と母材8との短絡等の負荷の急変が生じ
ても、検出端c,d間の電圧は、従来の出力端
a,b間の電圧のように大きく変動することはな
く、整流出力電圧を安定して定電圧化することが
できる。
さらに、電極トーチ7、母材8間の電圧が従来
のように増大してトーチ7、母材8を流れる電流
が過大になることを防止でき、スパツタの発生を
抑制して良好なアーク溶接が可能となる。
のように増大してトーチ7、母材8を流れる電流
が過大になることを防止でき、スパツタの発生を
抑制して良好なアーク溶接が可能となる。
以上のように、この考案は、直流電源の出力を
交流に変換する高周波インバータ回路と、該高周
波インバータ回路の出力を調圧する変圧器と、該
変圧器の交流出力を整流する交直変換器と、該交
直変換器の溶接負荷との間に直列に設けられたリ
アクトルからなる直流溶接装置において、前記リ
アクトルの入力側における前記交直変換器の両出
力端間に設けられた平滑用コンデンサと、前記コ
ンデンサの両端の電圧を検出し前記高周波インバ
ータ回路の出力を制御する制御回路とを備えた直
流溶接装置である。
交流に変換する高周波インバータ回路と、該高周
波インバータ回路の出力を調圧する変圧器と、該
変圧器の交流出力を整流する交直変換器と、該交
直変換器の溶接負荷との間に直列に設けられたリ
アクトルからなる直流溶接装置において、前記リ
アクトルの入力側における前記交直変換器の両出
力端間に設けられた平滑用コンデンサと、前記コ
ンデンサの両端の電圧を検出し前記高周波インバ
ータ回路の出力を制御する制御回路とを備えた直
流溶接装置である。
したがつて、この考案によると、高周波インバ
ータ回路により定電圧出力制御を行なう場合に、
負荷に短絡等の急変があつても、安定な電圧検出
が行なえるため、安定な定電圧制御を行なうこと
ができ、しかもスパツタの発生を抑制して良好な
アーク溶接を行なうことができるものである。
ータ回路により定電圧出力制御を行なう場合に、
負荷に短絡等の急変があつても、安定な電圧検出
が行なえるため、安定な定電圧制御を行なうこと
ができ、しかもスパツタの発生を抑制して良好な
アーク溶接を行なうことができるものである。
第1図は従来の直流溶接装置の回路図、第2図
はこの考案の直流溶接装置の1実施例の回路図で
ある。 1……直流電源、2……インバータ回路、3…
…制御回路、4……変圧器、5……交直変換器、
6……リアクトル、7……電極トーチ、8……母
材、9……コンデンサ、c,d……電圧検出端。
はこの考案の直流溶接装置の1実施例の回路図で
ある。 1……直流電源、2……インバータ回路、3…
…制御回路、4……変圧器、5……交直変換器、
6……リアクトル、7……電極トーチ、8……母
材、9……コンデンサ、c,d……電圧検出端。
Claims (1)
- 直流電源の出力を交流に変換する高周波インバ
ータ回路と、該高周波インバータ回路の出力を調
圧する変圧器と、該変圧器の交流出力を整流する
交直変換器と、該交直変換器と溶接負荷との間に
直列に設けられたリアクトルからなる直流溶接装
置において、前記リアクトルの入力側における前
記交直変換器の両出力端間に設けられた平滑用コ
ンデンサと、前記コンデンサの両端の電圧を検出
し前記高周波インバータ回路の出力を制御する制
御回路とを備えた直流溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16642781U JPS5871469U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 直流溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16642781U JPS5871469U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 直流溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871469U JPS5871469U (ja) | 1983-05-14 |
JPS6235574Y2 true JPS6235574Y2 (ja) | 1987-09-10 |
Family
ID=29958583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16642781U Granted JPS5871469U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 直流溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5871469U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038629A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-04-10 | ||
JPS561270A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Direct current welding electric power source device |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP16642781U patent/JPS5871469U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038629A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-04-10 | ||
JPS561270A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Direct current welding electric power source device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5871469U (ja) | 1983-05-14 |
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