JPS6235557A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS6235557A JPS6235557A JP60174059A JP17405985A JPS6235557A JP S6235557 A JPS6235557 A JP S6235557A JP 60174059 A JP60174059 A JP 60174059A JP 17405985 A JP17405985 A JP 17405985A JP S6235557 A JPS6235557 A JP S6235557A
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- JP
- Japan
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- oxide film
- field oxide
- source
- type
- drain regions
- Prior art date
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は半導体装置に関し、特に放射線の被曝を受ける
環境下で正常な動作が可能なMO8型トランジスタに係
わる。
環境下で正常な動作が可能なMO8型トランジスタに係
わる。
周知の如く、MoSトランジスタにガンマ線等の放射線
が照射されると、酸化膜中に固定電荷が蓄積し表面電位
が生成されるため、しきい値電圧(Vtx)が負方向ヘ
シフトしチャネル移動度が劣化する(R、Freema
n et at、、 I E E E Trans。
が照射されると、酸化膜中に固定電荷が蓄積し表面電位
が生成されるため、しきい値電圧(Vtx)が負方向ヘ
シフトしチャネル移動度が劣化する(R、Freema
n et at、、 I E E E Trans。
Nucl、Sci、、N5−25.No、6. pl
216゜1978)。具体的には放射線によりNMOS
トランジスタのしきい値電圧は浅く、PMO8トランジ
スタのしきい値電圧は深くなるため、プロセス温度の低
温化(G、 W、 Hughes etal、、5ol
idState TechlooV I)、 70.
1979)等による素子パラメータ変動の抑制が進めら
れている。
216゜1978)。具体的には放射線によりNMOS
トランジスタのしきい値電圧は浅く、PMO8トランジ
スタのしきい値電圧は深くなるため、プロセス温度の低
温化(G、 W、 Hughes etal、、5ol
idState TechlooV I)、 70.
1979)等による素子パラメータ変動の抑制が進めら
れている。
ところで、放射線によるしきい値電圧シフト量は酸化膜
厚の2〜3乗に比例する(G、F、Derbenwic
k etal、、 I E E E T rans、
N ucl、s ci。
厚の2〜3乗に比例する(G、F、Derbenwic
k etal、、 I E E E T rans、
N ucl、s ci。
N5−No、6.1)2151.1975)ため、厚い
フィールド酸化膜を介して形成される寄生MOSトラン
ジスタにおいては著しくしきい値電圧が変化する。従っ
て、ゲート端部に形成される奇生フィールドトランジス
タが常時オン状態となり、ドレイン領域とソース領域の
間にリーク電流が発生し、正常なトランジスタが得られ
なくなるという問題が生じる。
フィールド酸化膜を介して形成される寄生MOSトラン
ジスタにおいては著しくしきい値電圧が変化する。従っ
て、ゲート端部に形成される奇生フィールドトランジス
タが常時オン状態となり、ドレイン領域とソース領域の
間にリーク電流が発生し、正常なトランジスタが得られ
なくなるという問題が生じる。
また、バルクC(相補型)MOSでは、放射線は寄生サ
イリスタをオンさせ、ラッチアップのトリガーとなる。
イリスタをオンさせ、ラッチアップのトリガーとなる。
しかも、放射線は入−出力回路のみならず内部回路にお
いてもラッチアップを引起こすが、従来内部回路までラ
ッチアップ対策を施すことは行なわれていなかった。
いてもラッチアップを引起こすが、従来内部回路までラ
ッチアップ対策を施すことは行なわれていなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、放射線の被
曝により、ゲート端部の厚いフィールド酸化膜より構成
される寄生MOSトランジスタのしきいmm圧低下に起
因するリーク及びラッチアップを阻止し、正常な動作を
なしうる半導体装置を提供することを目的とする。
曝により、ゲート端部の厚いフィールド酸化膜より構成
される寄生MOSトランジスタのしきいmm圧低下に起
因するリーク及びラッチアップを阻止し、正常な動作を
なしうる半導体装置を提供することを目的とする。
(発明の概要]
本発明は、半導体基板と、この半導体基板表面に設けら
れたフィールド酸化膜と、このフィールド酸化膜で囲ま
れた前記半導体基板表面に該フィールド酸化膜の端部か
ら離間して設けられたソース・ドレイン領域と、これら
ソース・ドレイン領域間のチャネル領域上にゲート酸化
膜を介して設けられたゲート電極と、前記フィールド酸
化膜の直下の前記半導体基板表面に設けられたP型の高
濃度不純物層とを具備することにより、放射線によるゲ
ート端部のフィールドトランジスタに起因するリーク電
流を阻止、かつバルクCMO8ではラッチアップの阻止
をも図ったことを骨子とする。
れたフィールド酸化膜と、このフィールド酸化膜で囲ま
れた前記半導体基板表面に該フィールド酸化膜の端部か
ら離間して設けられたソース・ドレイン領域と、これら
ソース・ドレイン領域間のチャネル領域上にゲート酸化
膜を介して設けられたゲート電極と、前記フィールド酸
化膜の直下の前記半導体基板表面に設けられたP型の高
濃度不純物層とを具備することにより、放射線によるゲ
ート端部のフィールドトランジスタに起因するリーク電
流を阻止、かつバルクCMO8ではラッチアップの阻止
をも図ったことを骨子とする。
以下、本発明の一実施例をCMOSトランジスタに適用
した場合について第1図〜第3図を参照して説明する。
した場合について第1図〜第3図を参照して説明する。
ここで、第1図は前記CMO8トランジスタの平面図、
第2図は第1図のX−X線に沿う断面図、第3図は第1
図のY−Y線に沿う断面図である。
第2図は第1図のX−X線に沿う断面図、第3図は第1
図のY−Y線に沿う断面図である。
図中の1は、例えばN型のシリコン基板である。
この基板1の表面には、P−型のウェル2が設けられて
いる。前記基板1及びウェル2の表面には、フィールド
酸化l1l(斜線部分)3が形成されている。このフィ
ールド酸化!13で囲まれたウェル2の表面には、N+
型のソース・ドレイン領域4.5が前記フィールド酸化
膜3の端部と接しないように設けられている。前記フィ
ールド酸化[13の直下の前記ウェル2の表面には、環
状のP4″不純物I!(第1図の×印)6が前記ソース
・ドレイン領域4.5を囲むようにこれらの領域と離間
して設けられている。前記ソース・トレイン4.5間の
チャネル上には、ゲート酸化膜7を介して多結晶シリコ
ンからなるゲート電極8が設けられている。ここで、前
記ソース・ドレイン領域4.5及びゲート電極8などか
らNチャネルMOSトランジスタが構成されている。な
お、図示しないが、前記フィールド酸化膜3で囲まれた
ウェルのゲート駿化膜7以外の領域には、ゲート酸化膜
7と同じ膜厚の酸化膜が設けられている。また、前記P
+型不純物層6はフィールド酸化膜を設ける前に形成さ
れ、その電位はソース電位と等しくなっている。前記ウ
ェル2の設けられていないシリコン基板1の表面にはP
+型のソース・ドレイン領域9.10が設けられ、前記
ゲート電極8とPチャネルMOSトランジスタを構成し
ている。
いる。前記基板1及びウェル2の表面には、フィールド
酸化l1l(斜線部分)3が形成されている。このフィ
ールド酸化!13で囲まれたウェル2の表面には、N+
型のソース・ドレイン領域4.5が前記フィールド酸化
膜3の端部と接しないように設けられている。前記フィ
ールド酸化[13の直下の前記ウェル2の表面には、環
状のP4″不純物I!(第1図の×印)6が前記ソース
・ドレイン領域4.5を囲むようにこれらの領域と離間
して設けられている。前記ソース・トレイン4.5間の
チャネル上には、ゲート酸化膜7を介して多結晶シリコ
ンからなるゲート電極8が設けられている。ここで、前
記ソース・ドレイン領域4.5及びゲート電極8などか
らNチャネルMOSトランジスタが構成されている。な
お、図示しないが、前記フィールド酸化膜3で囲まれた
ウェルのゲート駿化膜7以外の領域には、ゲート酸化膜
7と同じ膜厚の酸化膜が設けられている。また、前記P
+型不純物層6はフィールド酸化膜を設ける前に形成さ
れ、その電位はソース電位と等しくなっている。前記ウ
ェル2の設けられていないシリコン基板1の表面にはP
+型のソース・ドレイン領域9.10が設けられ、前記
ゲート電極8とPチャネルMOSトランジスタを構成し
ている。
しかして、本発明によれば、N+型のソース・ドレイン
領域4.5がフィールド酸化膜3の端部から離間して設
けられているとともに、P+不純物!16がフィールド
酸化wi3の直下に設けられているため、ゲート端部に
寄生フィールドトランジスタが形成されない。従って、
放射線の照射を受けた場合、従来の如くソース・ドレイ
ンe[4,5間にリークが生ずることを阻止できる。ま
た、前−述したP+不純物116の存在によりP′″ウ
ェル2の電位がソース電位に等しくなっているため、放
射線をトリガーとするラッチアップに対しても耐性に優
れ、総合的に耐放射性が向上する。
領域4.5がフィールド酸化膜3の端部から離間して設
けられているとともに、P+不純物!16がフィールド
酸化wi3の直下に設けられているため、ゲート端部に
寄生フィールドトランジスタが形成されない。従って、
放射線の照射を受けた場合、従来の如くソース・ドレイ
ンe[4,5間にリークが生ずることを阻止できる。ま
た、前−述したP+不純物116の存在によりP′″ウ
ェル2の電位がソース電位に等しくなっているため、放
射線をトリガーとするラッチアップに対しても耐性に優
れ、総合的に耐放射性が向上する。
なお、上記実施例では、CMOSトランジスタに適用し
た場合について述べたが、これに限らず、第4図に示す
NチャネルMO8t−ランジスタにも同様に適用でき、
ソース・ドレイン領域4.5とフィールド酸化膜3との
関係改善及びP+不純物層6の存在によりリーク電流の
発生を改良できる。
た場合について述べたが、これに限らず、第4図に示す
NチャネルMO8t−ランジスタにも同様に適用でき、
ソース・ドレイン領域4.5とフィールド酸化膜3との
関係改善及びP+不純物層6の存在によりリーク電流の
発生を改良できる。
(発明の効果〕
以上詳述した如く本発明によれば、放射線の被曝に起因
するリーク電流、及びラッチアップを防止して正常な動
作をなしえる高信頼性の半導体装置を提供できる。
するリーク電流、及びラッチアップを防止して正常な動
作をなしえる高信頼性の半導体装置を提供できる。
第1図は本発明の一実施例に係るCMOSトランジスタ
の平面図、第2図は第1図のX−X線に沿う断面図、第
3図は第1図のY−Y線に沿う断面図、第4図は本発明
の他の実施例に係るNチャネルMOSトランジスタの平
面図である。 1・・・N型のシリコン基板、2・・・P−ウェル、3
・・−フィールド酸化膜、4・・・N+型のソース領域
、0・・・N4型のドレイン領域、6・・・P+不純物
層、7・・・グー1〜酸化嘆、8・・・ゲート電極、9
・・・P+型のソース領域、10・・・P2型のドレイ
ン領域。 工業技術院長 等々力 達
の平面図、第2図は第1図のX−X線に沿う断面図、第
3図は第1図のY−Y線に沿う断面図、第4図は本発明
の他の実施例に係るNチャネルMOSトランジスタの平
面図である。 1・・・N型のシリコン基板、2・・・P−ウェル、3
・・−フィールド酸化膜、4・・・N+型のソース領域
、0・・・N4型のドレイン領域、6・・・P+不純物
層、7・・・グー1〜酸化嘆、8・・・ゲート電極、9
・・・P+型のソース領域、10・・・P2型のドレイ
ン領域。 工業技術院長 等々力 達
Claims (3)
- (1)半導体基板と、この半導体基板表面に設けられた
フィールド酸化膜と、このフィールド酸化膜で囲まれた
前記半導体基板表面に該フィールド酸化膜の端部と離間
して設けられたソース・ドレイン領域と、このソース・
ドレイン領域間の前記半導体基板上にゲート酸化膜を介
して設けられたゲート電極と、前記フィールド酸化膜の
直下の前記半導体基板表面に設けられたP型の高濃度不
純物層とを具備することを特徴とする半導体装置。 - (2)P型の高濃度不純物層が、半導体基板表面のPウ
ェル表面に設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の半導体装置。 - (3)P型の高濃度不純物層がフィールド酸化膜を形成
する前に設けられることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60174059A JPS6235557A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60174059A JPS6235557A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6235557A true JPS6235557A (ja) | 1987-02-16 |
JPH039629B2 JPH039629B2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15971900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60174059A Granted JPS6235557A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235557A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200560A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-18 | Matsushita Electronics Corp | Cmos型半導体装置 |
JPS6441258A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-13 | Nec Corp | Semiconductor integrated circuit |
US5670816A (en) * | 1989-04-07 | 1997-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
CN109888017A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-06-14 | 电子科技大学 | 一种抗辐照ldmos器件 |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP60174059A patent/JPS6235557A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200560A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-18 | Matsushita Electronics Corp | Cmos型半導体装置 |
JPS6441258A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-13 | Nec Corp | Semiconductor integrated circuit |
US5670816A (en) * | 1989-04-07 | 1997-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
CN109888017A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-06-14 | 电子科技大学 | 一种抗辐照ldmos器件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039629B2 (ja) | 1991-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |