JPS6235397A - 出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は入力されるベクトルデータを対応するパターン
データに変換して出力する出力装置に関し、特に少ない
パターン記憶手段容量で任意の大きさのパターン情報を
出力する出力装置に関するものである。

し開示の概要］ 本明細書及び図面は、入力されるベクトルデータを対応
するパターンデータに変換して出力する出力装置におい
て、出力すべきパターンデータを記憶するパターン記憶
手段と、前記入力されるベクトルデータを該パターン記
憶手段の記憶容量に合わせて分割し、それぞれの分割容
量毎のデータとするベクトル分割手段と、該ベクトル分
割手段の分割データを記憶する分割ベクトル記憶手段と
、該分割ベクトル記憶手段の記憶ベクトルを対応するパ
ターンに展開するパターン展開手段と、該パターン展開
手段で展開したパターンデータを前記パターン記憶手段
に記憶させると共に、該パターン記憶手段の記憶パター
ンデータを出力させる記憶制御手段とを備え、パターン
記憶手段の少ない記憶容量で任意の大きさのパターン情
報を出力することのできる出力装置の技術を開示するも
のである。

〔従来の技術」 ベクトルグラフィックデータは、その性質上、メモリ（
ペイントメモリ）上のパターン展開位置（ｘ　、　ｙ）
が上下左右に動くため、このベクトルデータをドツトプ
リンタ等に出力するには１頁分のフルペイントメモリが
必要であった。

［発明が解決しようとする問題点］ 従って１頁分のペイントメモリを搭載していない小型印
刷装置では、このベクトルグラフィックデータを処理し
、印刷出力することができなかった。

Ｌ問題点を解決するための手段］ 本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて成されたもの
であって、この問題点を解決するための一手段として、
例えば第１図に示す、入力されるベクトルデータ１００
を対応するパターンデータに変換して出力する実施例の
出力装置において、出力すべきパターンデータを記憶す
るパターン記憶手段１０１と、入力されるベクトルデー
タ１００をパターン記憶手段１０１の記憶容量に合わせ
て分割し、それぞれの分割容量毎のデータとするベクト
ル分割手段１０２と、ベクトル分割手段１０２の分割デ
ータを記憶する分割ベクトル記憶手段１０３と１分割ベ
クトル記憶手段１０３の記憶ベクトルを対応するパター
ンに展開するパターン展開手段１０４と、パターン展開
手段１０４で展開したパターンデータをパターン記憶手
段１０１に記憶させると共に、パターン記憶手段１０１
の記憶パターンデータを出力手段１０６に出力させる記
憶制御手段１０５．及びパターン記憶手段１０１よりの
パターン情報を出力する出力手段とを備える。

［作用］ かかる第１図の構成において、入力されるベクトルデー
タを分割して保持し、これをパターン記憶手段１０１の
記憶容量に合わせて分割して展開することにより、少な
いパターン記憶手段容量で任意の大きさのパターン情報
を出力するものである。

Ｅ実施例」 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳説する
。

［実施例の構成（第２図）］ 第２図は本発明に係る一実施例のブロック構成図であり
、本発明をドツトプリンタに用いた例である。

図において、１はベクトルグラフィックデータ及び印刷
コマンド等を出力するホストコンピュータ、２は本実施
例の印刷装置本体である。

本体２は以下の構成より成る。即ち、本体全体の主制御
を掌る制御部２１と、現在どのセグメントに対しパター
ン展開及びパターン出力を行うかを示すセグメントカウ
ンタ２２と、入力されたベクトルグラフィックデータを
各セグメント毎に分割するベクトル分割部２３と、ベク
トル分割部２３によって分割されたベクトルデータを記
憶するページメモリ２４と、ページメモリ２４に記憶さ
れたプリントデータを印刷すべきパターンにパターン展
開するパターン展開部２５と、パターン展開部２５で展
開されたパターンを一時的に記憶するペイントメモリ２
６と、ベイントメ毛り２６に記憶されたパターンをプリ
ンタの出力フォーマットに合わせて読み出し、ドツトプ
リンタ部２日に出力するパターン出力部２７と、パター
ン出力部２７よりのパターンデータに従い、記録用紙上
に永久可視像を形成するドツトプリンタ部２８を備えて
いる。

これらの構成より成る本体２のドツトプリンタ部２８を
除く各部は、ＲＯＭ、ＲＡＭを含むマイクロプロセッサ
により実現することが出来る。これらをマイクロプロセ
ッサにより実現することにより高信頒性を有し、かつ簡
単な構成とすることができる。

［実施例の作用（第３図、第４図）］ 第３図の制御フローチャートを参照して、以上の構成よ
り成る本実施例のプリント制御を説明する。

本実施例では、ホストコンピュータｌよす印刷データ、
又は印刷コマンドを受は取った時点で第３図に示す処理
を実行する。

まず、ステップＳｌでホストコンピュータｌよりのデー
タ入力を待ち、データ入力があるとステップＳ２に進み
、制御部２１は入力データが印刷コマンドか否かを判別
する。印刷コマンドでない場合はプリントすべきベクト
ルデータであるのでステップＳ３に進み、ベクトルデー
タを対応するパターン情報にパターン展開した時に、ペ
イントメモリ２６に一度に展開できるか否か、即ち１分
割してパターン展開する必要があるか否かを調べ、分割
が必要なければ、ステップＳ４で送られてきたベクトル
データを分割せず、ページメモリ２４に格納する。そし
て次のホストコンピュータｌよりのデータ入力に備えて
ステップＳ１に戻る。

ステップＳ３で分割が必要な場合にはステップＳ５に進
み、ベクトル分割部２３でベクトルデータをペイントメ
モリ２６でパターン展開可能な数のセグメント単位に細
かく分割し、ページメモリ２４に格納し、ステップＳ１
に戻る。

一方、ステップＳ２で入力されたデータが印刷コマンド
であった場合にはステップＳ６に進み、ページメモリ２
４に格納されているベクトルデータが分割データか否か
を調べる。

この分割データか否かは、入力されたデータのプリント
サイズにより判別され、プリントサイズがペイントメモ
リ２６の容量以下の場合で、分割データでない場合には
ステップＳ７に進み、ページメモリ２４よりデータを読
み出し、パターン展開部２５で公知の方法でパターン展
開し、ペイントメモリ２６に格納する。そしてステップ
Ｓ８でパターン出力部２７はペイントメモリ２６より展
開したパターンを読み出し、ドツトプリンタ２８に出力
する。

そして続くステップＳ９でページメモリ２４内に次のベ
クトルデータがあるか否かを調べ、ベクトルデータのな
い場合には処理を終了し、再びステップＳｌに戻り、次
のプリントすべきベクトルデータ等の入力を待つ、ベク
トルデータのある場合にはステップＳ６に戻り１次のベ
クトルデータに対する出力処理を実行する。

一方、ステップＳ６でベクトルデータが分割データの場
合にはステップ５１０に進み、セグメントカウンタ２２
を°°ｌパにリセットする。そして、ステップＳｌｌで
セグメントカウンタ２２が示すセグメント番号に対し、
展開すべきデータがページメモリ２６内に存在するか否
かを判別し、ページメモリ２６内になければステップＳ
ＩＯに進む、またページメモリ２６内に存在したならば
ステップ５１２に進み、それらのベクトルデータをパタ
ーン展開部２５によってパターン展開し、このパターン
展開されたパターン情報をペイントメモリ２６内に記憶
する。そして、続くステップＳ１３でパターン出力部２
７は、このペイントメモリ２６に展開したパターン情報
を読み出し、ドツトプリンタ部２８に出力し、用紙上に
その水火可視像を形成する。

次にステップＳ１４で、セグメントカウンタ２２の値が
ステップＳ５で分割された分割数と等しいか否かを調べ
、等しい場合には１つの（１頁分の）プリントすべきベ
クトルデータに対する処理を終了したことになり、ステ
ップＳ９に進む。

分割数に等しくない場合にはステップＳ１５に進み、セ
グメントカウンタ２２を１つインクリメントし、ステッ
プＳｌｌに戻る。

以上のような制御を行うことによりペイントメモリ２６
のサイズに依存せず、より大きなサイズのパターンをも
印刷出力することが可能となる。

本実施例におけるベクトルグラフィックデータ、及びペ
イントメモリ２６の容量、及びセグメントカウンタ２２
の設定例を、第４図を具体例として更に詳細に説明する
。

第４図はホストコンピュータ１より送られるドツトプリ
ンタ２８での１頁分のベクトルデータをパターン展開し
た場合のフルイメージの一例を表わしており１図におい
てＰは１頁分のベクトルデータをパターン展開した場合
の全体で必要とするフルイメージメモリの量を表わして
いるが、本実施例ではペイントメモリ２６の容量として
３１の大きさのみ備えているものとすると、１頁分の印
刷を行うにはペイントメモリ２６をみかけ上Ｓｌ　、Ｓ
２，３３．Ｓ４の位置で４分割してパターン展開をすれ
ばよいことが解る。

そこで、入力されたベクトルデータＡ、Ｂ。

Ｃ，ＤをＳｌ、Ｓ２．Ｓ３．Ｓ４の各セグメント単位の
ベクトルデータに４分割する。第１セグメントにはＡＢ
を結ぶベクトルＶｌと、Ｂｂを結ぶベクトルｖ２、ａＡ
を結ぶベクトルＶＩＯが必要であるため、ベクトル分割
部２３は入力ベクトルデータを分割し１分割したベクト
ルデータをページメモリ２４に記憶する。

同様に入力されたベクトルデータを第２セグメントはベ
クトルｖ３とベクトルｖ９に、第３セグメントはベクト
ル■４とベクトルＶ８に、第４セグメントはベクトルＶ
５、ベクトルＶ６．及びベクトルｖ７にそれぞれ分割し
てページメモリ２４に記憶させる。そしてドツトプリン
タ２８への出力時には、まず、第１セグメン）Ｓｌの分
割ベクトルデータであるベクトルＶｌ、Ｖ２．ＶＩＯを
それぞれパターン展開してプリントさせる。そして次に
第２セグメントＳ２の分割ベクトルデータＶ３．Ｖ９を
以下同様に第３セグメントＳ３のベクトルデータＶ４．
Ｖ８、第４セグメントＳ４のベクトルデータＶ５　、Ｖ
６　、Ｖ７をそれぞれパターン展開してペイントメモリ
２６に格納しプリントアウトさせる。

以上の様に制御することにより、小さな容量のペイント
メモリ容量で大きなサイズのプリントデータを出力する
ことができる。

また以北の説明では分割するセグメント数を４として説
明したが、これを数十〜数百セグメントとすることによ
って、さらに少ないペイントメモリ容量で動作可能であ
る。また、ベクトルデータに限らす、大きなサイズの文
字をパターン展開して印刷する場合にも同様な方法で制
御することができる。

また以上の説明ではプリンタを例にして説明したが、こ
れを表示装置、例えばＣＲＴ表示装置に応用することも
極めて容易に行え、本発明の範囲を逸脱するものではな
い。

以上述べた如く、本実施例によれば、ベクトルデータを
分割して保持し、これを部分ごとに展開することによっ
て、ペイントメモリ２６のサイズに依存せず印刷出力す
ることが可能となる。

［発明の効果Ｊ 以上説明した様に本発明によれば、入力ベクトル情報を
出力すべきパターン情報に変換して出力する場合に、出
力すべきパターンの容量がパターン記憶手段の記憶容量
以上であっても、分割して出力することができ、任意の
大きさのパターンに変換して出力することが可能な出力
装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の機能ブロック図、第２図は本
発明に係る一実施例のブロック図、第３図は本実施例の
制御フローチャート、第４図は本実施例のパターン分割
例を示す図である。 図中、ｌ・・・ホストコンピュータ、２・・・本体、２
１・・・制御部、２２・・・セグメントカウンタ、２３
・・・ベクトル分割部、２４・・・ページメモリ、２５
・・・パターン展開部、２６・・・ペイントメモリ、２
７・・・パターン出力部、２８・・・ドツトプリンタ部
である。 特許出願人　　キャノン株式会社 第１因 槽・能７°口・ツク田

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力されるベクトルデータを対応するパターンデ
   ータに変換して出力する出力装置において、出力すべき
   パターンデータを記憶するパターン記憶手段と、前記入
   力されるベクトルデータを該パターン記憶手段の記憶容
   量に合わせて分割し、それぞれの分割容量毎のデータと
   するベクトル分割手段と、該ベクトル分割手段の分割デ
   ータを記憶する分割ベクトル記憶手段と、該分割ベクト
   ル記憶手段の記憶ベクトルを対応するパターンに展開す
   るパターン展開手段と、該パターン展開手段で展開した
   パターンデータを前記パターン記憶手段に記憶させると
   共に、該パターン記憶手段の記憶パターンデータを出力
   させる記憶制御手段とを備え、少ないパターン記憶手段
   記憶容量で任意の大きさのパターン情報を出力可能とす
   ることを特徴とする出力装置。
2. （２）記憶制御手段よりの出力パターンデータはドット
   プリンタに出力されることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の出力装置。