JPS623536B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623536B2 JPS623536B2 JP6670582A JP6670582A JPS623536B2 JP S623536 B2 JPS623536 B2 JP S623536B2 JP 6670582 A JP6670582 A JP 6670582A JP 6670582 A JP6670582 A JP 6670582A JP S623536 B2 JPS623536 B2 JP S623536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding sleeve
- sleeve
- shaft
- cam
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモータによつて駆動されるカムと、こ
のカムに係合して負荷を制御する接点群を有する
タイマー装置に関するもので、負荷の遮断を簡
便、かつ安価に行なうことを目的としたもので、
前記カムに連動する軸上に、回転速度に応じて変
位するガバナー装置を設け、このガバナー装置の
変位で負荷の接点を開閉しようとするものであ
る。
のカムに係合して負荷を制御する接点群を有する
タイマー装置に関するもので、負荷の遮断を簡
便、かつ安価に行なうことを目的としたもので、
前記カムに連動する軸上に、回転速度に応じて変
位するガバナー装置を設け、このガバナー装置の
変位で負荷の接点を開閉しようとするものであ
る。
従来の電気洗濯機用等のタイマー装置では、早
送り運転時の負荷遮断方法として、リレーを使用
しているものが大半である。しかし、リレー接点
の場合、接点間距離が小さく、このため接点部分
を防湿構造としなければならなかつた。さらに、
リレーをタイマー外部に設けることが多いため、
スペースをとるばかりでなく、タイマー部との接
続線が必要となるなど、タイマーの構成が複雑と
なり、コスト面でも高価なものとなつていた。
送り運転時の負荷遮断方法として、リレーを使用
しているものが大半である。しかし、リレー接点
の場合、接点間距離が小さく、このため接点部分
を防湿構造としなければならなかつた。さらに、
リレーをタイマー外部に設けることが多いため、
スペースをとるばかりでなく、タイマー部との接
続線が必要となるなど、タイマーの構成が複雑と
なり、コスト面でも高価なものとなつていた。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、以
下に、その一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
下に、その一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図において、1は洗濯機の動作行程を制御
するカム列、2はこのカム列1に係合して負荷へ
の通電を制御する接点群、3,4はカム列1を駆
動するためのモータで、モータ3は通常運転用、
モータ4は早送り運転用である。5はモータ3,
4からカム列1へ回転を伝達する歯車群で、図示
していないが、モータ3または4のどちらか一方
が動作している時、その回転力は歯車のスリツプ
等によつて他方のモータへは伝達されないように
設定してある。6は歯車群5の一部に係合して回
転する軸8上に設けられたガバナー装置で、軸8
に固定された固定スリーブ6aと同一軸上に固定
スリーブ6aに対向して摺動自在に設けられた摺
動スリーブ6bと、この固定スリーブ6a及び摺
動スリーブ6b間をリンク機構によつて連接する
第1のアーム6c及び第2のアーム6d、さらに
第1のアーム6cと第2のアーム6dの連接部に
設けたおもり6eとで構成され、摺動スリーブ6
bは、軸8の回転速度に応じて上下動作するもの
であり、摺動スリーブ6bに操作部材9が設けら
れている。7は負荷を制御する接点対で、ガバナ
ー装置6の摺動スリーブ6bに係合し、摺動スリ
ーブ6bに設けられた操作部材9の変位に応じて
開閉される。
するカム列、2はこのカム列1に係合して負荷へ
の通電を制御する接点群、3,4はカム列1を駆
動するためのモータで、モータ3は通常運転用、
モータ4は早送り運転用である。5はモータ3,
4からカム列1へ回転を伝達する歯車群で、図示
していないが、モータ3または4のどちらか一方
が動作している時、その回転力は歯車のスリツプ
等によつて他方のモータへは伝達されないように
設定してある。6は歯車群5の一部に係合して回
転する軸8上に設けられたガバナー装置で、軸8
に固定された固定スリーブ6aと同一軸上に固定
スリーブ6aに対向して摺動自在に設けられた摺
動スリーブ6bと、この固定スリーブ6a及び摺
動スリーブ6b間をリンク機構によつて連接する
第1のアーム6c及び第2のアーム6d、さらに
第1のアーム6cと第2のアーム6dの連接部に
設けたおもり6eとで構成され、摺動スリーブ6
bは、軸8の回転速度に応じて上下動作するもの
であり、摺動スリーブ6bに操作部材9が設けら
れている。7は負荷を制御する接点対で、ガバナ
ー装置6の摺動スリーブ6bに係合し、摺動スリ
ーブ6bに設けられた操作部材9の変位に応じて
開閉される。
上記構成において、洗濯機に使用した場合を説
明すると、通常運転時にはモータ3の回転は、歯
車群5を経てカム列1に伝えられると同時にギヤ
10を介してガバナー装置6にも伝えられる。し
かるに、通常運転状態ではカム列1の回転速度は
比較的遅く、したがつてガバナー装置6の回転速
度も遅い。このため第2図bに示すようにガバナ
ー装置6には小さな遠心力しかかからず、摺動ス
リーブ6bに設けた操作部材9の変位は小さく、
接点対7を開放することができない。次に特定の
動作行程を省略するための早送り運転時には、早
送り用モータ4の回転が、通常運転の場合と同様
に歯車群5を通してカム列1、およびガバナー装
置6に伝えられる。しかし早送り運転においては
モータ4の回転数と、歯車群5のギア比の関係で
カム列1およびガバナー装置6の回転速度は、通
常運転の場合にくらべてはるかに高速となる。そ
れゆえ、第2図cに示すように摺動スリーブ6b
に設けた操作部材9は大きく変位し、接点対を開
放することができる。
明すると、通常運転時にはモータ3の回転は、歯
車群5を経てカム列1に伝えられると同時にギヤ
10を介してガバナー装置6にも伝えられる。し
かるに、通常運転状態ではカム列1の回転速度は
比較的遅く、したがつてガバナー装置6の回転速
度も遅い。このため第2図bに示すようにガバナ
ー装置6には小さな遠心力しかかからず、摺動ス
リーブ6bに設けた操作部材9の変位は小さく、
接点対7を開放することができない。次に特定の
動作行程を省略するための早送り運転時には、早
送り用モータ4の回転が、通常運転の場合と同様
に歯車群5を通してカム列1、およびガバナー装
置6に伝えられる。しかし早送り運転においては
モータ4の回転数と、歯車群5のギア比の関係で
カム列1およびガバナー装置6の回転速度は、通
常運転の場合にくらべてはるかに高速となる。そ
れゆえ、第2図cに示すように摺動スリーブ6b
に設けた操作部材9は大きく変位し、接点対を開
放することができる。
なお第2図aは、タイマーが動作していない時
のガバナー装置の状態を示してある。
のガバナー装置の状態を示してある。
また、第1図では、通常運転と早送り運転の2
種類の回転速度を2個のモータ3,4と、歯車群
5のギア比との関係で決定しているが、単一のモ
ータを使用して、その回転速度を変化させる場合
でも良く、ガバナー装置6の軸もカム列1に連動
する場所であればどこにとりつけてあつてもよ
い。さらに接点対7は、その使用条件に応じて、
早送り時に接点が閉成する形式のものであつても
良い。
種類の回転速度を2個のモータ3,4と、歯車群
5のギア比との関係で決定しているが、単一のモ
ータを使用して、その回転速度を変化させる場合
でも良く、ガバナー装置6の軸もカム列1に連動
する場所であればどこにとりつけてあつてもよ
い。さらに接点対7は、その使用条件に応じて、
早送り時に接点が閉成する形式のものであつても
良い。
このように、本発明はカムの回転に連動する軸
上にガバナー装置と、ガバナー装置の摺動スリー
ブ6bに係合して負荷を開閉する接点対とを設け
たタイマー装置において、カムの早送り運転によ
つて機械的に接点を開放または閉成することがで
き、従来使用していたリレーにくらべ、接点間距
離を大きくとることが可能であり、タイマー本体
内部に組み込むことができるので、接続線等の構
成も簡単であり、スペース的にもコンパクトなも
のとなつて、防湿も容易となる。さらに装置も簡
単であることからコスト的にも低廉で、極めて有
用性が高いものである。
上にガバナー装置と、ガバナー装置の摺動スリー
ブ6bに係合して負荷を開閉する接点対とを設け
たタイマー装置において、カムの早送り運転によ
つて機械的に接点を開放または閉成することがで
き、従来使用していたリレーにくらべ、接点間距
離を大きくとることが可能であり、タイマー本体
内部に組み込むことができるので、接続線等の構
成も簡単であり、スペース的にもコンパクトなも
のとなつて、防湿も容易となる。さらに装置も簡
単であることからコスト的にも低廉で、極めて有
用性が高いものである。
第1図は本発明の一実施例を示した斜視図、第
2図a,b,cはガバナー装置および接点対の動
作をわかりやすくモデル化した動作説明図であ
る。 1……カム列、2……接点群、3,4……モー
タ、5……歯車列、6……ガバナー装置、6a…
…固定スリーブ、6b……摺動スリーブ、6c…
…第1のアーム、6d……第2のアーム、6e…
…おもり、7……接点対、8……軸。
2図a,b,cはガバナー装置および接点対の動
作をわかりやすくモデル化した動作説明図であ
る。 1……カム列、2……接点群、3,4……モー
タ、5……歯車列、6……ガバナー装置、6a…
…固定スリーブ、6b……摺動スリーブ、6c…
…第1のアーム、6d……第2のアーム、6e…
…おもり、7……接点対、8……軸。
Claims (1)
- 1 モータによつて駆動されるカムを持ち、この
カムに係合する接点群の開閉によつて負荷を制御
する構成を有し、前記カムに連動する軸と、この
軸上に固定された固定スリーブと、この固定スリ
ーブに対し同一軸上に摺動自在に設けられた摺動
スリーブと、一方の端部を前記固定スリーブに軸
方向に回動自在にとりつけられた第1のアーム
と、さらにこの第1のアームの他の端部と前記摺
動スリーブとの間にそれぞれ回動自在にとりつけ
られた第2のアームと、この第1、第2のアーム
の連接部にとりつけられたおもりとで構成され、
前記軸の回転によつて生ずる遠心力の作用で前記
おもりが外方へ引張られ、これによつて軸の回転
速度に応じて前記固定スリーブと摺動スリーブ間
の距離が変化するように設定されたガバナー装置
と、このガバナー装置の摺動スリーブに係合し、
摺動スリーブの運動によつて負荷を開閉する接点
対とを備えたタイマー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670582A JPS57182933A (en) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | Timer unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670582A JPS57182933A (en) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | Timer unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57182933A JPS57182933A (en) | 1982-11-11 |
JPS623536B2 true JPS623536B2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=13323614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6670582A Granted JPS57182933A (en) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | Timer unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57182933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198128U (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-30 |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP6670582A patent/JPS57182933A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198128U (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57182933A (en) | 1982-11-11 |
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